JPS60127324A - ポリエステル系加工剤 - Google Patents

ポリエステル系加工剤

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JPS60127324A
JPS60127324A JP58236980A JP23698083A JPS60127324A JP S60127324 A JPS60127324 A JP S60127324A JP 58236980 A JP58236980 A JP 58236980A JP 23698083 A JP23698083 A JP 23698083A JP S60127324 A JPS60127324 A JP S60127324A
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JP
Japan
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polyester
ester
glycol
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polyethylene glycol
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JP58236980A
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JPH0351832B2 (ja
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Atsushi Hara
厚 原
Seiji Endo
誠司 遠藤
Yasuo Kato
康夫 加藤
Masakazu Date
伊達 雅和
Soichi Takamoto
高本 壮一
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TAKAMATSU YUSHI KK
Toyobo Co Ltd
Original Assignee
TAKAMATSU YUSHI KK
Toyobo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は水分散性のポリエステル系加工剤に関するもの
である。
合成繊維の汚れ防止法として、従来からフッ素樹脂加工
、撥水・撥油加工、帯電防止加工など数多くの方法が試
みられている。また、汚れを防ぐというよりも、汚れを
落ちやすくするというSR(5oil release
)加工も提案されている。本発明の目的は、優れたSR
性を有し、かつ滑脱抵抗性の高いホ゛リエステル系加工
剤を提供することにある。
ポリエステル繊維のSR加工剤としては、ポリエステル
セグメントとポリエチレングリコールセグメントを共重
合せしめて得られるポリエステル系樹脂が有効であるこ
とは以前から知られているが、このポリエステル系樹脂
には、滑脱抵抗性が低いという欠点があった。本発明者
らは、優れたSR性および水分散性を保持したまま十分
な滑脱抵抗性を与えうるポリエステル系加工剤を開発す
るべく鋭意検討した結果、本発明に到達したものである
すなわち、本発明はエステル形成性スルホン酸アルカリ
金属塩化合物を必須成分として含むジカルボン酸成分と
グリコール成分とからなるポリエステルセグメントにポ
リエチレングリコールを共重合せしめてなるポリエステ
ルエーテル共重合体であって、ポリエステルセグメント
の組成が、(1) エステル形成性スルホン酸アルカリ
金属塩化合物が、全酸成分に対して30〜50モル%(
2+ 全l成分の70〜50モル%はテレフタル酸およ
び/又はイソフタル酸またはそれらのエステル形成性誘
導体であり、テレフタル酸成分とイソフタル酸成分のモ
ル比が10070〜O710G(3) グリコール成分
の50モル%以上がエチレングリコールおよび/又は1
.4−ブタンジオールであり、分子量800〜30O0
のポリエチレングリコールが生成ポリマーに対して10
〜20重量%含有されてなることを特徴とするポリエス
テル系加削である。
本発明において用いられるエステル形成性スルホン醗ア
ルカリ金属化合物の好ましいものとしては5−ナトリウ
ムスルホイソフタル酸、5−カリルエステル、ジフヱエ
ルエステル等)カ挙ケラレる。エステル形成性スルホン
酸アルカリ金属塩化合物は全酸成分に対して30〜50
モル%の範囲内である必要があり、30モル%よりも少
ないと生成ポリマーの水分散性が低下し、逆に50モル
%よりも多く使用するとポリマーの重合が極めて困難に
なるため、不適当である。
全酸成分の70〜50モル%はテレフタル酸および/又
はイソフタル酸、またはそれらのエステル形成性誘導体
が用いられる。テレフタル酸成分とイソフタル酸成分の
モル比については特に制限はな(10010〜0/10
0の範囲において有効であるが、生成ポリエステル系加
工剤のSR性能から特に10070〜5075Gの範囲
が好ましい。
本発明において用いられるグリコール成分としては、エ
チレングリコール、1,2−プロパンジオール、1.3
−プロパンジオール、1.2−ブタンジオール、1.4
−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ジエチ
レングリコールなどが挙げられる。このうち、エチレン
グリコールおよび/又は1.4−ブタンジオールをグリ
コール成分に対して50モル%以上使用することが必要
である。他のグリコール成分が50モル%以上になると
分散性又は加工布の耐洗濯性が低下する傾向がある。
本発明において用いられるポリエチレングリコールの分
子量は800〜3000が必要であり、その添加量は生
成ポリマーに対して12〜20重量%の範囲内である。
分子量800以下の低分子量ポリエチレングリコールで
は、重合時において反応系外に留出されやすく目的とす
る組成のポリマーが得られにくいばかりか、SR性能が
低下する。ポリエチレングリコールの生成ポリマーに対
する添加量が12重量−以下ではSR性能が十分でなく
、Ql’1frJ番atIII I−YS L→sa 
1le3 % = h −/lf 群Tすスル本発明に
おけるポリエステルエーテル共重合体の製造は従来から
知られているポリエステルエーテルの製造方法に従って
行なわれる。例えば、各酸成分のアルキルエステルとグ
リコール成分とを適当な触媒(たとえばチタン化合物な
ど)の存在下でエステル交換を行なう。次いで所定量の
ポリエチレングリ、コールを添加、減圧下で重縮合反応
を行なう方法、ポリエステルオリゴマーを製造しこれと
ポリエチレングリコールを反応させる方法、比較的高分
子量のポリエステルをポリエチレングリコールの存在下
解重合させながら反応させる方法等が挙げられる。ポリ
エチレングリコールを添加する際又はそれ以前に少量の
酸化防止剤を同時に加えると良いポリマーが得られる場
合がある。
ポリエステルエーテル共重合体は、還元比粘度(溶媒フ
ェノール/ 1.L2,2−テトラクロロエタン3/2
重量比、ポリマー濃度2t/l、温度30℃で測定)が
通常0.1以上であることが好ましい。
本発明によるポリエステル系樹脂は、水分散性、SR性
に優れ、また滑脱抵抗性が高いという特徴を有し、ポリ
エステル繊維のSR加工剤、成形品の表面改質剤等とし
て適している。また、コーティング樹脂中に配合して塗
面の表面性質を改良することもできる。本発明による加
工剤は吸尽法のほか、パッド、スプレー、塗布、転写等
の手段により付与した後熱処理する方法により用いられ
る。
加工にあたり、加工剤の親和性または固着性を改良する
ため加工剤液中に塩類、PHli節剤を添加したり・場
合によっては安定性を改善するため少量の保護膠質や活
性剤を添加することもできる。また、本発明による加工
剤は所望により他の加工剤たとえば撥油加工剤、金属酸
化物コロイド、架橋剤、帯電防止剤、抗菌剤、防黴剤、
難撚剤、その他加工剤を適宜同浴または別浴で併用する
ことができる。
以下に実施例をあげて本発明の効果をさらに詳細に説明
する。なお、得られたポリエステル系樹脂は次の試験方
法によって評価された。また実施例中の%および部はこ
とわらない限り重量基準である。
試験布:ポリエステル加工糸織物 試験条件 ・加工条件 A、吸尽法:加工剤(10%水分散液)10%owf、
酢酸(90%)o、av/z、酢酸ナトリウム0.3f
 / t 、浴比1:20.130℃30分・洗濯条件 洗剤2 t / L 1試料と洗剤液比1:50.40
℃で15分間 ・SR性・・・SRM(B重油法)試料に3重泊を1滴
落とし、24時間室温放置した後洗濯し、洗濯後の8重
泊の除去性を調べる。判定は1〜5級であり、5級は完
全除去を示す。
・吸水性・・・J I S L−1096−19796
,26,1,A(滴下法)に準じる。
・σ1き抜き強度・・・J I S L−1096−1
979−6,21゜2(糸引き抜きA法)に準じる。試
験機シ目ツバー使用。引き抜き速度5錆/秒。
実施例1 撹拌棒、温度計、メタノール流出管を取り付けた反応器
に、テレフタル酸ジメチル(DMT)252部、5−ナ
トリウムスルホイソフタル酸ジメチル(SDM)207
部、エチレングリフール(EG )337部、酢酸ナト
リウム2.87部、酢酸亜鉛0゜20部(2,5%EG
溶液)、および三酸化アンチモン0.20部(1,0%
KG溶液)をとり、攪拌しながら除々に昇温する。所定
量のメタノールが留出しt、−後C内’1M22o℃)
フェニルホスホン酸0.20部(5,0%EG溶液)を
加えて攪拌する。
得られた反応混合物と分子量2000のポリエチレング
リコール(pgG)too部および1.a、s −トリ
メチル−2,4,6−)リス(3,5−ジ−t−ブチル
−4−ヒトジキシベンジル)ベンゼン1.1部を内温2
20℃のオートクレーブに仕込む。次いで攪拌しながら
徐々に減圧にし、30分間で1諷Hf以下とする。この
間温度を250℃まで昇温させるOその温度で1時間反
応させた後、窒素ガスで常圧にもどし、オートクレーブ
底部の細孔よりポリマーを取り出す。得られたポリマー
の還元比粘度(ηsp/e ’)は、0.14であった
。該ポリマーをポリマーAとする。
実施例2 実施例1と同様にして組成の異なるポリマーを作製した
。得られたポリマーの組成および還元比粘度を第1表に
示す。
実施例3 第1表に示したポリマーを用いて、吸尽法によりポリエ
ステル加工糸織物を加工した。得られた加工布のSR性
、吸水性、σ1き抜き強度の測定結果を第2表に示す。
ポリマーaは分散性が悪く、吸尽法により加工すること
ができなかった。
ポリマーbは耐洗濯性が悪かった。この理由は、SDM
の量が多いため、重合中に急激な粘度上昇が超り、十分
に反応が進んでいないことや、親水性が大きくなりすぎ
たためと考えられる。
ポリマーCはSR性、吸水性は良好であったが引き抜き
強度(滑脱抵抗)が低い。
ポリマーdはSRMおよび吸水性が低く、未加工布に近
い値を示した。又ポリマーの分散性も十分ではなかった
第 2 表

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 エステル形成性スルホン酸アルカリ金N m 化合物を
    必須成分として含むジカルボン酸成分とグリコール成分
    とからなるポリエステルセグメントにポリエチレングリ
    コールを共重合せしめてなるポリエステルエーテル共重
    合体であって、ポリエステルセグメントの組成が、 (1) エステル形成性スルホン酸アルカリ金属塩化合
    物が、全酸成分に対して30〜50モル%(2)全酸成
    分の70〜50モル%は、テレフタル酸および/又はイ
    ソフタル酸、またはそれらのエステル形成性誘導体であ
    り、テレフタル酸成分とイソフタル酸成分のモル比が1
    0010 N0/100(3) グリコール成分の50
    モル%以上がエチレングリコールおよび/又は1.4−
    ブタンジオールであり、分子量800〜aoooのポリ
    エチレングリコールが生成ポリマーに対して12〜20
    重量%含有されてなることを特徴とするポリエステル系
    加工剤。
JP58236980A 1983-12-14 1983-12-14 ポリエステル系加工剤 Granted JPS60127324A (ja)

Priority Applications (1)

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JP58236980A JPS60127324A (ja) 1983-12-14 1983-12-14 ポリエステル系加工剤

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JP58236980A JPS60127324A (ja) 1983-12-14 1983-12-14 ポリエステル系加工剤

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JPS60127324A true JPS60127324A (ja) 1985-07-08
JPH0351832B2 JPH0351832B2 (ja) 1991-08-08

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