JPS60127322A - 中空成形用ポリエステル - Google Patents
中空成形用ポリエステルInfo
- Publication number
- JPS60127322A JPS60127322A JP23356883A JP23356883A JPS60127322A JP S60127322 A JPS60127322 A JP S60127322A JP 23356883 A JP23356883 A JP 23356883A JP 23356883 A JP23356883 A JP 23356883A JP S60127322 A JPS60127322 A JP S60127322A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polyester
- aldehyde
- antimony
- polymer
- compound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は中空成形用ポリエステル、特にボトル成形用ポ
リエステルに関り゛る。
リエステルに関り゛る。
[従来技術]
ポリエステル特にポリエチレンプレフタレートは和学的
、機械的特性に優れていることから広い分野例えば繊維
、フィルム、プラスチック等に用いられている。近年、
ポリエステルは食品包装特にボi〜ルのA ’rAとし
C注目され、その使用(8)も年々増大している。この
分野での使用においてはポリエステルが無色でかつ高い
透明性を有することが要求され、更に食用油、ジコース
、炭酸飲料等のボトル素材として用いるときには内容物
の味や臭気に影響を与えるアルデヒドの含量を低下させ
たポリマーが要求されている。
、機械的特性に優れていることから広い分野例えば繊維
、フィルム、プラスチック等に用いられている。近年、
ポリエステルは食品包装特にボi〜ルのA ’rAとし
C注目され、その使用(8)も年々増大している。この
分野での使用においてはポリエステルが無色でかつ高い
透明性を有することが要求され、更に食用油、ジコース
、炭酸飲料等のボトル素材として用いるときには内容物
の味や臭気に影響を与えるアルデヒドの含量を低下させ
たポリマーが要求されている。
ポリエステルは、通常芳香族ジカルボン酸とグリコール
とのエステル化反応或は芳香族ジカルボン酸ジメヂルエ
ステルとグリコールとの]−ステル交換反応によって七
ツマ−或はオリゴマーを形成し、次いで該七ツマ−或は
オリゴマーを重縮合じしめてポリマーとする方法によっ
て製造されている。その際m綜合触媒を用いる必要があ
り、更にエステル交換反応による場合に【よTステル交
換触媒を用いる必要がある。ところがかかる触媒は、成
形月別としてのポリエステルにり・1しては種々の悪影
響を及ぼし、例えば熱安定性の低下、ポリマー着色、透
明性の低下等の原因となつCいる。そこで、上述の要求
特性を満足させるために種々の検討がされている。
とのエステル化反応或は芳香族ジカルボン酸ジメヂルエ
ステルとグリコールとの]−ステル交換反応によって七
ツマ−或はオリゴマーを形成し、次いで該七ツマ−或は
オリゴマーを重縮合じしめてポリマーとする方法によっ
て製造されている。その際m綜合触媒を用いる必要があ
り、更にエステル交換反応による場合に【よTステル交
換触媒を用いる必要がある。ところがかかる触媒は、成
形月別としてのポリエステルにり・1しては種々の悪影
響を及ぼし、例えば熱安定性の低下、ポリマー着色、透
明性の低下等の原因となつCいる。そこで、上述の要求
特性を満足させるために種々の検討がされている。
ポリエステルに“高透明性パを賦与する目的で、従来重
合触媒としてポリマー溶解性のよいゲルマニウム化合物
が主に用いられている。しかし、ゲルマニウム化合物は
高価な上安定供給の面で不安がある。また、エステル交
換法による場合には、重合触媒と同様にポリマー溶解性
のよいエステル交換触媒を用いる必要があり、このため
カルシウム化合物は避けてマンガン化合物やチタン化合
物が用いらりている。しかしかかるエステル交換触媒の
使用によってもポリマー中の金属含量の増加は避けられ
ず、より高度の透明性を追究するには限界があ−る。
合触媒としてポリマー溶解性のよいゲルマニウム化合物
が主に用いられている。しかし、ゲルマニウム化合物は
高価な上安定供給の面で不安がある。また、エステル交
換法による場合には、重合触媒と同様にポリマー溶解性
のよいエステル交換触媒を用いる必要があり、このため
カルシウム化合物は避けてマンガン化合物やチタン化合
物が用いらりている。しかしかかるエステル交換触媒の
使用によってもポリマー中の金属含量の増加は避けられ
ず、より高度の透明性を追究するには限界があ−る。
かかる点から直接エステル化法により高透明ポリエステ
ルを得ることが検問され、特開昭57−165424M
公報では少量のアンチモン、リン及び青味剤からなるポ
リエステルが提案されている。そして前記公報には「ジ
メチルテレフタレートなどのジエステルから製造される
ポリエステルは本発明の如何なる部分も形成しない。こ
のような七ツマ−を用いた場合、エステル化および縮合
反応を促進させるために、通常触媒元素で70ppmも
の多晶の触媒を必要とする。このような触媒帛は、本発
明のそれを超えるものであって、該ポリエステルおよび
それから得られる製品を着色させることになる。」四記
載されている。
ルを得ることが検問され、特開昭57−165424M
公報では少量のアンチモン、リン及び青味剤からなるポ
リエステルが提案されている。そして前記公報には「ジ
メチルテレフタレートなどのジエステルから製造される
ポリエステルは本発明の如何なる部分も形成しない。こ
のような七ツマ−を用いた場合、エステル化および縮合
反応を促進させるために、通常触媒元素で70ppmも
の多晶の触媒を必要とする。このような触媒帛は、本発
明のそれを超えるものであって、該ポリエステルおよび
それから得られる製品を着色させることになる。」四記
載されている。
また、特公昭33−1646号公報には、エステル交換
法でも加圧下で反応を行えばエステル交換触媒なしで反
応が進む四記載されている。しかし、該公報の記載内容
を詳細に吟味すれば5つの実施例中4つの例は反応率が
22〜55%と低く、J:だ1つの例は水を原料のジメ
チルテレフタレートとばば同量用いており、実質的には
ジメチルテレフタレートを加水分解してテレフタル酸と
した後グリコールで直接エステル化したものであって、
いずれも工業的には採用し難いものである。
法でも加圧下で反応を行えばエステル交換触媒なしで反
応が進む四記載されている。しかし、該公報の記載内容
を詳細に吟味すれば5つの実施例中4つの例は反応率が
22〜55%と低く、J:だ1つの例は水を原料のジメ
チルテレフタレートとばば同量用いており、実質的には
ジメチルテレフタレートを加水分解してテレフタル酸と
した後グリコールで直接エステル化したものであって、
いずれも工業的には採用し難いものである。
他方ポリエステルに゛低アルデヒド含瓜″を賦与する目
的で、従来同相重合法が採用されている。
的で、従来同相重合法が採用されている。
ポリエステル中のアルデヒドは、主にポリマー分子床綿
のO11基に基づいてポリマー分解によって発生すると
され、通常溶融重合法によって製造されるポリマー中に
50〜300ppIII含有されている。固相重合法は
、ポリマー中のアルデヒドを飛If L、、その濃度を
低減させるのに有効である。更に固相重合は木綿OH基
と木綿C0OH基の反応であり、床綿01−1基濃度の
低減には有効である。しt3\し、固相重合法は成形段
階のアルデヒド量増を抑l1illすることはできない
。そこで外部添加剤によって低アルデヒド化をはかる方
法が提案されて0る(例えば特開昭58−91761号
公報、特開昭56−18646号公報等)。しかし、外
部添加剤による方法tよ、ボトルの用途を考えた場合、
食品衛生上の点で決して好ましい方法とは言えない。
のO11基に基づいてポリマー分解によって発生すると
され、通常溶融重合法によって製造されるポリマー中に
50〜300ppIII含有されている。固相重合法は
、ポリマー中のアルデヒドを飛If L、、その濃度を
低減させるのに有効である。更に固相重合は木綿OH基
と木綿C0OH基の反応であり、床綿01−1基濃度の
低減には有効である。しt3\し、固相重合法は成形段
階のアルデヒド量増を抑l1illすることはできない
。そこで外部添加剤によって低アルデヒド化をはかる方
法が提案されて0る(例えば特開昭58−91761号
公報、特開昭56−18646号公報等)。しかし、外
部添加剤による方法tよ、ボトルの用途を考えた場合、
食品衛生上の点で決して好ましい方法とは言えない。
[発明の目的]
本発明の目的は、高透明で且つアルデヒド含量の低い中
空成形品を成形し得゛るポリエステルを提供覆ることに
ある。本発明の他の目的(ま、エステル交換法によって
製造され、色調にすぐれ、高し)透明性C且つアルデヒ
ド含量の低いボトルを成形し得るポリエステルを提供す
ることにある。
空成形品を成形し得゛るポリエステルを提供覆ることに
ある。本発明の他の目的(ま、エステル交換法によって
製造され、色調にすぐれ、高し)透明性C且つアルデヒ
ド含量の低いボトルを成形し得るポリエステルを提供す
ることにある。
[発明の構成]
本発明は、コバル1へ化合物をむコバルト原子として3
〜50ppm、アンヂモン化合物をアンチモン原子どし
て160〜300ppm含有し、メチル末端基濃度が1
〜25当聞/106g、且つアルデヒド濃度が2.51
)pHl以下であることを特徴とする中空成形用ポリエ
ステルである。
〜50ppm、アンヂモン化合物をアンチモン原子どし
て160〜300ppm含有し、メチル末端基濃度が1
〜25当聞/106g、且つアルデヒド濃度が2.51
)pHl以下であることを特徴とする中空成形用ポリエ
ステルである。
本発明に於てポリエステルとは、芳香族ジカルボン酸を
主たる酸成分とし、脂肪族グリコールを主たるジオール
成分とするポリニスデルである。
主たる酸成分とし、脂肪族グリコールを主たるジオール
成分とするポリニスデルである。
芳香族ジカルボン酸としては、テレフタル酸、ノ゛フタ
レンジカルボン酸、ジフェニルジカルボン等が例示され
、脂肪族グリコールとしては]二チレングリコール,テ
トラメチレングリコール、へキザメチレングリ]−ル等
が例示される。これらからの単独重合体ばかりでなく、
イソフタル酸,1)ーオキシ安息酸,ジエチレングリコ
ール等を例えば20モル%以下共重合さゼたものであっ
てしよい。
レンジカルボン酸、ジフェニルジカルボン等が例示され
、脂肪族グリコールとしては]二チレングリコール,テ
トラメチレングリコール、へキザメチレングリ]−ル等
が例示される。これらからの単独重合体ばかりでなく、
イソフタル酸,1)ーオキシ安息酸,ジエチレングリコ
ール等を例えば20モル%以下共重合さゼたものであっ
てしよい。
これらのうち、テレフタル酸−:[Fレンダラ−1−ル
からなるポリエチレンテレフタレートが特にりIましい
。
からなるポリエチレンテレフタレートが特にりIましい
。
本発明のポリエステルは例えば、酸成分としてメチルエ
ステルを使用して、製造することができる。即ち、芳香
族ジカルボン酸のジメチル又はモノメチルエステルと脂
肪族グリコールを主成分とする反応原料からエステル交
換法により七ツマ−又はAリボマーを製造し、その後縮
重合により製造りることかできる。
ステルを使用して、製造することができる。即ち、芳香
族ジカルボン酸のジメチル又はモノメチルエステルと脂
肪族グリコールを主成分とする反応原料からエステル交
換法により七ツマ−又はAリボマーを製造し、その後縮
重合により製造りることかできる。
本発明のポリエステルは0−クロロフェノール中35℃
で測定した固有粘度(以下[η]と古くことがある)が
0.45〜1.2であるものが9fましく、0.65〜
1.0であるものが更に好ましい。[η]が0.45よ
り低いと成形品の物性が低−卜し、1.2より高いと成
形が困難である。
で測定した固有粘度(以下[η]と古くことがある)が
0.45〜1.2であるものが9fましく、0.65〜
1.0であるものが更に好ましい。[η]が0.45よ
り低いと成形品の物性が低−卜し、1.2より高いと成
形が困難である。
本発明において中空成形とは、しょうゆ1食料油、ジュ
ース、炭酸飲料用ボ1〜ル笠、中空容器の成形であり、
通例、押出吹込法、射出吹込法、コールドパリソン払等
の吹込成形法があげられる。
ース、炭酸飲料用ボ1〜ル笠、中空容器の成形であり、
通例、押出吹込法、射出吹込法、コールドパリソン払等
の吹込成形法があげられる。
本発明に於て、コバルト化合物はコバル1〜の有機酸塩
、炭酸塩、ハロゲン化物等が挙げられ、例えば酢酸コバ
ルト、炭@]パル1−9塩化コバルト等が例示される。
、炭酸塩、ハロゲン化物等が挙げられ、例えば酢酸コバ
ルト、炭@]パル1−9塩化コバルト等が例示される。
このうち特に酢酸コバルトが好ましい。コバルト化合物
は、エステル交換触媒としてポリエステル製造の初期か
ら添加される。又、コバルト化合物のけはコバルト原子
として3〜50plJIllである。3 ppm未満で
あると反応速度が遅く、50ppHlを超えるとポリマ
ーが着色する上、透明性が低下する。又、必要なメチル
末端基゛濃度を確保しにくいばかりか、溶融成形時、ポ
リマーの分解を促進し、アルデヒド生成の原因にもなる
。9〜35ppmが々Iましい。
は、エステル交換触媒としてポリエステル製造の初期か
ら添加される。又、コバルト化合物のけはコバルト原子
として3〜50plJIllである。3 ppm未満で
あると反応速度が遅く、50ppHlを超えるとポリマ
ーが着色する上、透明性が低下する。又、必要なメチル
末端基゛濃度を確保しにくいばかりか、溶融成形時、ポ
リマーの分解を促進し、アルデヒド生成の原因にもなる
。9〜35ppmが々Iましい。
本発明に於て、アンチモン化合物は従来公知の3価のア
ンチモン化合物であればよ11゜具体例としては、三酸
化アンヂモン、酢酸アンプ[ン、アンヂモングリコレ−
ト等が挙げられ、三酸化アンヂモンが特に好ましい。ア
ンチモンの星はポリマー中160〜300ppmであり
、190〜270ppmが好ましい。160ppH1未
満であると反応速度が遅(,300ppmを超えるとポ
リマーの透明性が悪くなる。
ンチモン化合物であればよ11゜具体例としては、三酸
化アンヂモン、酢酸アンプ[ン、アンヂモングリコレ−
ト等が挙げられ、三酸化アンヂモンが特に好ましい。ア
ンチモンの星はポリマー中160〜300ppmであり
、190〜270ppmが好ましい。160ppH1未
満であると反応速度が遅(,300ppmを超えるとポ
リマーの透明性が悪くなる。
更に本発明のポリエステルは、末端基のメヂル基溌度が
1〜25当貰/10”gであることが必要である。1当
fn/10’ g未満であると成形時のアルデヒド環を
抑制する効果が小さく、逆に25当退/10G gを超
えると、アルデヒド抑制効果は大きいが、重合速度が遅
くなり、又、色相が悪化する欠点がある。5〜15当@
/106gが好ましい。
1〜25当貰/10”gであることが必要である。1当
fn/10’ g未満であると成形時のアルデヒド環を
抑制する効果が小さく、逆に25当退/10G gを超
えると、アルデヒド抑制効果は大きいが、重合速度が遅
くなり、又、色相が悪化する欠点がある。5〜15当@
/106gが好ましい。
本発明のメチル末端基濃度を有するポリエステルを得る
には、コバルト化合物とアンチモン化合物とを反応の初
期に添加し、場合により加圧し、所定の反応率の所で、
系を減圧に移行し、重合反応を(jない、系のメチル末
端基濃度が20〜300当H,/10G!?所でエステ
ル交換反応を、終了させる方法による。これは反応条件
によって変わるので、実際の製造に当っては条件を注意
深く選ぶことが好ましい。
には、コバルト化合物とアンチモン化合物とを反応の初
期に添加し、場合により加圧し、所定の反応率の所で、
系を減圧に移行し、重合反応を(jない、系のメチル末
端基濃度が20〜300当H,/10G!?所でエステ
ル交換反応を、終了させる方法による。これは反応条件
によって変わるので、実際の製造に当っては条件を注意
深く選ぶことが好ましい。
本発明のポリエステルは更にアルデヒドが2.5ppm
以下であることが必要である。2.5ppHlを超える
様な場合には、ポリニスデルが上記条件を満足し−Cい
ても、成形後の成形品のアルデヒド含量が高くなり、本
発明の目的としている容器類どしては好ましい品質が得
られない。21)l)III以下が特に好ましい。ポリ
エチレンデレフタレ−1〜において含まれる、アルデヒ
ドはアセトアルデヒドである。ポリマー中に残存するア
ルデヒドC度を低減させるためには、溶融重合に引き続
いて、減圧下又は不活性気流下で乾燥或いは固相重合を
行なう。
以下であることが必要である。2.5ppHlを超える
様な場合には、ポリニスデルが上記条件を満足し−Cい
ても、成形後の成形品のアルデヒド含量が高くなり、本
発明の目的としている容器類どしては好ましい品質が得
られない。21)l)III以下が特に好ましい。ポリ
エチレンデレフタレ−1〜において含まれる、アルデヒ
ドはアセトアルデヒドである。ポリマー中に残存するア
ルデヒドC度を低減させるためには、溶融重合に引き続
いて、減圧下又は不活性気流下で乾燥或いは固相重合を
行なう。
140−240℃で数時間処理すると目的が達せられる
。
。
本発明は、溶融重合において生成したポリマー中のアル
デヒドを飛散させること、更に成形工程におけるアルデ
ヒドの発生を低減さけることによって製品中のアルデヒ
ド含量を低下さl! /jポリ1ステルをiニア J、
うとするものである。
デヒドを飛散させること、更に成形工程におけるアルデ
ヒドの発生を低減さけることによって製品中のアルデヒ
ド含量を低下さl! /jポリ1ステルをiニア J、
うとするものである。
透明なポリマーを得るためにはリン化合物を添加するこ
とが好ましい。リン化合物を用いない場合は、コバルト
化合物の添11[1呈を少な目にりることか好ましい。
とが好ましい。リン化合物を用いない場合は、コバルト
化合物の添11[1呈を少な目にりることか好ましい。
[本発明の効果]
本発明は、透明、色相が良好で、且つ溶融成形した場合
、成形品のアルデヒド含量が低く、飲料用容器等の中空
容器の製造に適したポリ1−スリルを提供することがで
きる。
、成形品のアルデヒド含量が低く、飲料用容器等の中空
容器の製造に適したポリ1−スリルを提供することがで
きる。
[実施例]
以下、実施例をあげて、本発明を更に詳細に説明する。
実施例1〜8、比較例1〜7
ジメチルテレフタレート 194部、但し、実施例8に
おいてはジメチルテレフタレート 192部及びジメチ
ルイソフタレート2部、エチレングリコール112部、
第1表に示す各種コバルト化合物、アンブモン化合物を
夫々所定量添加し、所定条件でエステル交換反応を行な
った(反応温度140〜240’C)。ここで、場合に
よりリン化合物を添加し、温度を280℃に上げて系を
徐々に減圧に移行し、常圧〜30mm Hgで20分、
30〜3mm)−19で30分、1 mm l−1’j
以下で溶融重合を行った。しかる後ポリマーをデツプ化
し、220 ’C不活性ガス下で固相重合を行なった。
おいてはジメチルテレフタレート 192部及びジメチ
ルイソフタレート2部、エチレングリコール112部、
第1表に示す各種コバルト化合物、アンブモン化合物を
夫々所定量添加し、所定条件でエステル交換反応を行な
った(反応温度140〜240’C)。ここで、場合に
よりリン化合物を添加し、温度を280℃に上げて系を
徐々に減圧に移行し、常圧〜30mm Hgで20分、
30〜3mm)−19で30分、1 mm l−1’j
以下で溶融重合を行った。しかる後ポリマーをデツプ化
し、220 ’C不活性ガス下で固相重合を行なった。
得られたポリマーの品質は第1表の通りぐある。
ここで、実施例中の各特性値は、下記の方法によって測
定した。
定した。
(1)固有粘度[η]:ポリマーを160’Cで1時間
○−クロロフェノールに溶解し、35℃における溶液粘
度から算出した。
○−クロロフェノールに溶解し、35℃における溶液粘
度から算出した。
(2)メチル末端濃度(CH3):モノマー、ポリマー
をヒドラジン分解し、その上澄液をガスクロマトグラフ
ィにかけ、検但線からその濶麿をめた。
をヒドラジン分解し、その上澄液をガスクロマトグラフ
ィにかけ、検但線からその濶麿をめた。
(3)ポリマ−ヘーズ:ポリマーを285℃で4 nI
m厚さの平板に射出成形し、積分球式渇度泪を用いてプ
レートのヘーズをめた。
m厚さの平板に射出成形し、積分球式渇度泪を用いてプ
レートのヘーズをめた。
(4) 色相:ポリマーを約2 X 4 X 3 mm
のペレツ1〜どし、140℃×1時間結晶化処理した後
、ハンター弐ノJラーメーターを用いてL値とb (i
Qを測定した。
のペレツ1〜どし、140℃×1時間結晶化処理した後
、ハンター弐ノJラーメーターを用いてL値とb (i
Qを測定した。
(5) アヒトアルデヒド(Δ△):ポリマーを液体窒
素下20〜40メツシーLに粉砕し、ガラスインリ−1
〜に入れてN2をキャリI7ガスとしてガスクロマ1〜
グラフイで定量した。尚、プリフA−ムのアセ1〜アル
デヒド含工(ΔΔ)は、ポリマーを160℃×4時間乾
燥後、シリンダ一温度290℃、成形ソイクル35秒で
609目イ・」のブリフA−ム成形し、これを液体窒素
上粉砕したものについて測定した。
素下20〜40メツシーLに粉砕し、ガラスインリ−1
〜に入れてN2をキャリI7ガスとしてガスクロマ1〜
グラフイで定量した。尚、プリフA−ムのアセ1〜アル
デヒド含工(ΔΔ)は、ポリマーを160℃×4時間乾
燥後、シリンダ一温度290℃、成形ソイクル35秒で
609目イ・」のブリフA−ム成形し、これを液体窒素
上粉砕したものについて測定した。
(6) ポリマー中のコバル1−、アンチモンI(C0
/Sb ) :ポリマーに硝酸、過塩素酸、硫酸を添加
し、加熱して湿式分解後、純水でう号める。これをI
CP (I nductivcly Coupled
P lasmaE m1ssion S pectro
photometer)にて定量した。
/Sb ) :ポリマーに硝酸、過塩素酸、硫酸を添加
し、加熱して湿式分解後、純水でう号める。これをI
CP (I nductivcly Coupled
P lasmaE m1ssion S pectro
photometer)にて定量した。
※ [η]欄、()はプレポリマー、下段は固相重合後
のもの 比較例1は溶融重合反応時間130分で撹拌動力は横ば
いとなったので反応を打切った。固相重合しても[η]
は殆どあがらなかった。
のもの 比較例1は溶融重合反応時間130分で撹拌動力は横ば
いとなったので反応を打切った。固相重合しても[η]
は殆どあがらなかった。
このブリフオームを1.5文のボ1へルにブロー成形し
、(Ilji部肉厚約0.35m)上部から力を加えた
所、比較的弱い力で座屈した。
、(Ilji部肉厚約0.35m)上部から力を加えた
所、比較的弱い力で座屈した。
比較例2は反応はよく進/vだが、触媒金属量が多いた
め、ヘーズが高い上に、ブリフオームのアルデヒドが高
い。
め、ヘーズが高い上に、ブリフオームのアルデヒドが高
い。
比較例3はアンチモンが少ないため重合反応速度が「く
、ポリマーの色も悪い。
、ポリマーの色も悪い。
比較例4は逆にアンチモンが多いため、反応速度は速い
が、ボリマ−ヘーズが高く、又、メチル末端が低くてア
ルデヒド抑制効果が小さい。
が、ボリマ−ヘーズが高く、又、メチル末端が低くてア
ルデヒド抑制効果が小さい。
比較例5はエステル交換反応を充分に進めたため、ポリ
マー中メチル末端が低づ−ぎ、プリフォームのアルデヒ
ドが高くなっている。
マー中メチル末端が低づ−ぎ、プリフォームのアルデヒ
ドが高くなっている。
比較例6はこのプリフォームから成形したボトルも比較
例1と同様に、比較的弱い力C座屈しIこ。
例1と同様に、比較的弱い力C座屈しIこ。
比較例7はポリマーのアルデヒドが高いため、製品アル
デヒドも高い。
デヒドも高い。
本発明のものはいずれもポリマのヘース、色相が良好で
、プリフォームのアルデヒド含φ゛b低かつ 1こ 。
、プリフォームのアルデヒド含φ゛b低かつ 1こ 。
手続補正書
昭和59年12月J日
特許庁長官殿
1、事件の表示
特願昭 58−233568 号
2、発明の名称
中空成形用ポリエステル
3 補正をする者
事件との関係 特許出願人
大阪市東区南本町1丁目11番地
(300)帝人株式会社
代表者岡本佐四部
(1) 明細書の第1貝下から$4行に「科学的」とあ
るt=r化学的」K訂正する。
るt=r化学的」K訂正する。
(2) 明細書の第14員第1表中rCo化合物」の「
添加量」欄の「実施例1」の行にr00075Jと、「
実施例2」の行にroo125Jと、「実施例4」の行
にroo091Jと、「比較例3」の行に[00174
」とあるをそれぞれr 0.0075J 。
添加量」欄の「実施例1」の行にr00075Jと、「
実施例2」の行にroo125Jと、「実施例4」の行
にroo091Jと、「比較例3」の行に[00174
」とあるをそれぞれr 0.0075J 。
ro、o125J、ro、o091J、ro、o174
Jに訂正する。
Jに訂正する。
(3) 同第1表中、「P化合愉」の[添加量」の欄の
[実施例1」の行にr 00046 Jと、「実施例2
」の行K r00077 Jと、[実施例3」の行K
r 00154 Jと、[実施例4」の行にr0010
8Jとあるをそれぞれro、0046J。
[実施例1」の行にr 00046 Jと、「実施例2
」の行K r00077 Jと、[実施例3」の行K
r 00154 Jと、[実施例4」の行にr0010
8Jとあるをそれぞれro、0046J。
ro、o077J、ro、o154J、ro、o108
JK訂正する。
JK訂正する。
(4) 同第1表中、[エステル交換」の「圧力」の欄
の「比較例6」の行K「−」とあるを[(常圧)」に訂
正する。
の「比較例6」の行K「−」とあるを[(常圧)」に訂
正する。
(5) 同第1表中、最左欄に「比較例6」とあるを[
比較例6JK訂正する〇 以 上
比較例6JK訂正する〇 以 上
Claims (1)
- コバルト化合物をコバルト原子として3〜50ppm1
アンブモン化合物をアンチモン原子として160〜30
0ppm含有し、メチル末端基濃度が1〜25当年/1
0G9、且つアルデヒド濃度が2.5ppm以下である
ことを特徴とする中空成形用ポリエステル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23356883A JPS60127322A (ja) | 1983-12-13 | 1983-12-13 | 中空成形用ポリエステル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23356883A JPS60127322A (ja) | 1983-12-13 | 1983-12-13 | 中空成形用ポリエステル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60127322A true JPS60127322A (ja) | 1985-07-08 |
Family
ID=16957108
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23356883A Pending JPS60127322A (ja) | 1983-12-13 | 1983-12-13 | 中空成形用ポリエステル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60127322A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11209465A (ja) * | 1997-11-10 | 1999-08-03 | Nippon Ester Co Ltd | 共重合ポリエステルとその製造法 |
JP2007291170A (ja) * | 2006-04-21 | 2007-11-08 | Teijin Fibers Ltd | 製糸性に優れたポリエステルおよびそれよりなる繊維 |
-
1983
- 1983-12-13 JP JP23356883A patent/JPS60127322A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11209465A (ja) * | 1997-11-10 | 1999-08-03 | Nippon Ester Co Ltd | 共重合ポリエステルとその製造法 |
JP2007291170A (ja) * | 2006-04-21 | 2007-11-08 | Teijin Fibers Ltd | 製糸性に優れたポリエステルおよびそれよりなる繊維 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR840000282B1 (ko) | 고분자량 폴리에스테르의 제조방법 | |
KR102250679B1 (ko) | 병, 필름 또는 섬유용도에서 사용되는 중합체 골격안에 2,5-퓨란디카르복실레이트 부분을 가지는 중합체 생성물의 제조방법 | |
US6160085A (en) | Polyester and process for its production | |
KR101558574B1 (ko) | 아이소소르바이드가 공중합된 폴리에스테르 수지의 제조방법 | |
JPS5964625A (ja) | 環状ダイマ−含有量の少ないポリイソフタレ−ト及びそのコポリマ−とそれらの製法 | |
AU2005294576B2 (en) | Process for producing polytrimethylene terephthalate | |
JPH0629316B2 (ja) | エチレンオキサイドでブロツクされたポリ(プロピレンオキサイド)グリコ−ルをベ−スとするコポリエ−テルエステル | |
JPH1121337A (ja) | 結晶化抑制型ポリエステル | |
JP3508456B2 (ja) | ポリエステル、ポリエステル成形体およびポリエステルの製造方法 | |
US4446303A (en) | Process for preparing high molecular weight polyesters | |
US6441125B2 (en) | Preparation of a copolyether ester | |
US6667381B2 (en) | Process for producing aliphatic polyester carbonate | |
JPS60127322A (ja) | 中空成形用ポリエステル | |
JP3331719B2 (ja) | ダイレクトブローボトル用共重合ポリエステル | |
JP5886083B2 (ja) | 成形品のアセトアルデヒド含有量が少ない共重合ポリエステルの製造方法 | |
JPH1121338A (ja) | 結晶化抑制型ポリエステル | |
JP3395423B2 (ja) | ポリエステル | |
JP3374544B2 (ja) | ポリエステル共重合体の製造法 | |
EP1262507B1 (en) | A manufacturing method of a copolyester containing ethylene naphthalate unit and its application | |
JPH06100679A (ja) | ポリエステルの製造方法 | |
US6551675B2 (en) | Manufacturing method of a copolyester containing ethylene naphthalate unit (EN) and its application | |
JPH11335451A (ja) | ポリエチレンナフタレンジカルボキシレートおよびそれからなるボトル | |
JPH06271658A (ja) | ポリエチレンイソフタレートの製造法 | |
KR20060071710A (ko) | 저 함량의 올리고머를 갖는 네오펜틸글리콜이 공중합된폴리에스테르 수지 및 그 제조방법 | |
JPS5913527B2 (ja) | ポリエステル弾性体の製造方法 |