JPS6012730Y2 - 車両の換気装置 - Google Patents

車両の換気装置

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JPS6012730Y2
JPS6012730Y2 JP18959780U JP18959780U JPS6012730Y2 JP S6012730 Y2 JPS6012730 Y2 JP S6012730Y2 JP 18959780 U JP18959780 U JP 18959780U JP 18959780 U JP18959780 U JP 18959780U JP S6012730 Y2 JPS6012730 Y2 JP S6012730Y2
Authority
JP
Japan
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vehicle
cap
opening
ventilation
ventilation system
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Expired
Application number
JP18959780U
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English (en)
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JPS57111611U (ja
Inventor
康一 山岸
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、車両の換気装置に係り、特に車両ルーフに設
けられる換気装置に関する。
従来、自動車の換気能力を上げるためには、換気装置の
アウトレットの面積を大きくしたり、ブロアを大型化し
たりして対処している。
しかしながらアウトレットの開口面積を大きくすると、
冷暖房能力の低下を招いたり、はこり等が進入する不具
合がある。
又ブロアを大型化すると、騒音の発生ならびに燃費の点
で好ましくない。
又、従来の車両の換気装置は、車室の前席を中心に考え
ており、後席の快適性は充分に配慮されていなかった。
本考案は前記従来の車両の換気装置の欠点を排除するた
めに戊されたもので、不具合なく換気能力を上げること
ができる車両の換気装置を提案することを目的としてい
る。
本考案に係る車両の換気装置は、車両ルーフのフロント
側湾曲面に開口部を形成し、該開口部に一端が閉塞され
他端が開放され側面に通気孔が形成された円筒状のキャ
ップを突出かつ回動自在に取付け、該開口部後部に車両
略前後方向に開口し前記通気孔を介して車外と車内とを
連通ずる吸排気孔を形成したことを特徴とするもので、
このキャップを突出ならびに回動することにより、換気
能力を容易に調整することが可能である。
以下添付図面に従って本考案に係る車両の換気装置の好
ましい実施例を詳説する。
第1図ではキャブオーバ−タイプの自動車が示されてい
る。
第1図に於いてルーフ10にはサンルーフ12が取付ら
れ、このサンルーフ12は車両前後方向に摺動自在に移
動できるようになっている。
更にサンルーフ12の前方には本考案に係るキャップ1
4が取付けられる。
第2図並びに第3図に於いてはキャップ14の形状なら
びにキャップ14近辺の構造が示されている。
第2図に於いて示すように、キャップ14は短尺の円筒
形状に構成され、その上端部は空気抵抗を減少するため
に緩やかな湾曲面16によって閉塞され1、一方その下
端面は開放している。
またキャップ14の側面には雄ネジ18が形成されると
共に、側面18の一部は開口されて通気孔20が形成さ
れている。
一部ルーフ10にも円形状の開口部22が形成され、こ
の円形状の開口部22の内側にはキャップ14の雄ネジ
18に対応する雌ネジが形成されている。
したがってキャップ14を、ルーフ10に形成された開
口部22にネジ止めし、突出かっ回動自在にルーフ10
に支持することができる。
キャップ14には下方に向けてシャフト24が取付けら
れており、このシャフト24は着脱自在なハンドル26
により回動され、その結果キャップ14は開口部22内
で回動することにより突没することができる。
これによりハンドル26を回動することにより、キャッ
プ14の通気孔20は任意の位置に開口させることがで
き、またキャップ14の突出量を調節することにより通
気孔20の開口面積をも調整することができる。
ルーフ10に形成された開口部22の下方には底板28
が設けられており、この底板28とルーフ10との間に
は吸排気孔30が形成されている。
したがって車室内は、キャップ14の通気孔20並びに
吸排気孔30を介して車外と連通されていることになる
前記の如く構成された本考案の係る実施例の作用を説明
する。
まず第4図に示すようにキャップ14の通気孔20を車
両前方に向けると、空気の流れは、通気孔20、吸排気
孔30を通って車室内に導入される。
この場合換気量の調整はノ)ンドル26を回動すること
によりキャップ14の突出量を変えることにより行う。
第5図ではキャップ14はその通気孔20が車両後方に
向けて開口するように位置している。
この状態では、キャップ14の後方域はエアーの流れに
より負圧となり、従って車室内の空気は吸排気孔30、
通気孔20を通って外部に排気される。
この場合も換気量の調節は、キャップ14の突出量を変
えることにより行うことができる。
第6図ではサンルーフ12が開放された状態で示されて
いる。
第6図に示すようにサンルーフ12を開放すると、その
開口部31にカルマン渦32が発生し、騒音を発生する
この場合、キャップ14のハンドル26を回動し、キャ
ップ14の通気孔20を車両前方に向けて開口すると、
エアーの流れは通気孔20、吸排気孔30、サンルーフ
12の開口部31を通って再び車外に流れる。
この流れによってカルマン渦32が車室内へ進入するこ
とを防止し、騒音の発生を抑えることができる。
前記実施例ではサンルーフが取付けられたキャブオーバ
−タイプの自動車について説明したのであるが、これに
限定されるものではなく、サンルーフが取付けられてい
ない通常の車両に適用できることは言うまでもない。
以上説明したように本考案に係る車両の換気装置によれ
ば、車両ルーフのフロント側湾曲面に開口部を形成し、
該開口部に一端が閉塞された他端が開放され側面に通気
孔が形成された円筒状のキャップを突出かつ回動自在に
取付け、該開口部後部に車両略前後方向に開口し前記通
気孔を介して車外と車内とを連通ずる吸排気孔を形成し
たので、後席にまで外部空気をスムーズかつ充分に導入
することができ、さらにこのキャップを突没させること
により換気量を自由に調節することができる。
またキャップを回動させて通気孔の位置を調節すること
により、車室内の空気流れの方向を自由に変えることも
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る実施例が適応されるキャブオーバ
−タイプの自動車の斜視図、第2図は本考案の要部を示
す分解斜視図、第3図は第2図上■−■線に沿う断面図
、第4図ないし第6図は本考案に係る実施例の作用を説
明するための説明図である。 10・・・・・・ルーフ、14・・・・・・キャップ、
20・・・・・・通気孔、22・・・・・・開口部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両ルーフのフロント側湾曲面に開口部を形成し、該開
    口部に一端が閉塞された他端が開放され側面に通気孔が
    形成された円筒状のキャップを突出かつ回動自在に取付
    け、該開口部後部に車両略前後方向に開口し前記通気孔
    を介して車外と車内とを連通ずる吸排気孔を形成したこ
    とを特徴とする車両の換気装置。
JP18959780U 1980-12-27 1980-12-27 車両の換気装置 Expired JPS6012730Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18959780U JPS6012730Y2 (ja) 1980-12-27 1980-12-27 車両の換気装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18959780U JPS6012730Y2 (ja) 1980-12-27 1980-12-27 車両の換気装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57111611U JPS57111611U (ja) 1982-07-10
JPS6012730Y2 true JPS6012730Y2 (ja) 1985-04-24

Family

ID=29993737

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JP18959780U Expired JPS6012730Y2 (ja) 1980-12-27 1980-12-27 車両の換気装置

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JPS57111611U (ja) 1982-07-10

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