JPS60126974A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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Publication number
JPS60126974A
JPS60126974A JP58234701A JP23470183A JPS60126974A JP S60126974 A JPS60126974 A JP S60126974A JP 58234701 A JP58234701 A JP 58234701A JP 23470183 A JP23470183 A JP 23470183A JP S60126974 A JPS60126974 A JP S60126974A
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JP
Japan
Prior art keywords
slit
shutter
photoelectric conversion
imaging device
exposure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP58234701A
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English (en)
Inventor
Yutaka Yunoki
裕 柚木
Masayuki Takahara
正幸 高原
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Corp, Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は電子カメラやTVカメラなどの撮像装置に関し
、特に光学系と、この光学系によって得られた像を電気
信号に変換する二次元光電変換手段との間の光路中に設
けられ、上記二次元光電変換手段への露光を行なうスリ
ット付シャツタ板を有するシャッタ機構等の改良に関す
る。
〔従来技術〕
一般に電子カメラやTVカメラなどの撮像装置にはNT
SC,P、AL、5ECAIVIなどの規格が適用され
ており、たとえばNTSC規格の撮像装置では光学像を
撮像素子に1/30秒間あるいは1/6o秒間光蓄積を
行ない、蓄積された電荷を電子ビーム走査によりディス
チャージして光学像に対応した映像信号を取出す如く構
成されている。
したがって被写体が動きの速い移動物体等の場合、ある
いはカメラをバンニングする場合等において画面に「尾
を引く現象」等が生じ画像がぼけてしまい画質低下をき
たすという問題がある。このような画質低下の原因とし
ては、蓄積効果と残像があげられる。
蓄積効果は1フレ一ム間の光の量を撮像素子の光電変換
面に蓄積することによる効果であり、撮像感度を上げ、
SN比を向上させるための有効な手段ではあるが、等価
的に1/30秒程度の低速シャッタを用いた撮像ともい
えるので高速移動物体や手ぶれ等により画像がぼけてし
まい画質低下をきたすことになる。
一方、残像は一度の電子ビーム操作ではディスチャージ
しきれない場合の残存電荷によって生じるものであるが
、最近は固体撮像素子による低残像化が進んでおり、は
ぼ解決済みの問題といえる。
したがって前記画質低下を解決するためには蓄積効果の
影響を除去する必要がある。そのためには光蓄積時間を
短くすることが有効であり、その目的で従来機のような
シャッタを用いた装置が知られている。
すなわち、このシャッタは撮像管の前面に光を遮蔽する
回転円板を設置し、この回転円板に設けた1〜複数個の
開口部もしくは切欠部が撮像面を横切る速度と画像走査
速度(通常1画面につき1/60秒)を同期させること
により、尾を引く画面の尾の部分を撮像しないようにし
て瞬間の静止画を得るようにしたものである。
しかし、上記シャッタは静止画を得るという目的にのみ
開発されたものであり、かつ特殊業務用として採用され
ているにすぎず、高コストでかつ大型な装置になる欠点
があった。またシャッタ機能が不要な場合においてもシ
ャッタ機能を解除することができず通常の動画撮影を行
なえない欠点もあった。
この点、すなわちシャッタを解除する手段として実開昭
57−15572公報に示されているように、開口スリ
ットを光電変換面の面積より大きくしておき、□開口が
光電変換面に重なる位置に、関口を固定しておく手段が
ある。しかしながら、この手段では、円板上の開口スリ
ットを十分大きくしておく必要がある。例えば2/3イ
ンチの撮像管または撮像素子を使用する場合には、スリ
ット開口を8X10m<らいにする必要がある。その結
果、シャッタ円板の直径が大きくなり、小型の実装がで
きないことになる。またシャッタ円板回転駆動用のモー
タのパワーも大きくする必要がある。さらにシャツタネ
使用時においても、モータに電力を供給しておかなくて
はならないため、バッテリー駆動のポータプル型撮像装
置には適さない。他のシャッタ解除手段として、モータ
駆動により円板のスリット部をシャッタOFF位置に位
置させたのちに、メカニカルな方法でスリット部をその
位置に固定する手段もあるが、この場合には1800R
PMで回転している円板を短時間で低速回転にもってい
き、スリット部の位置決めを行なったのち、固定する必
要があり、その構造が複雑で高精度な動作が期待できな
い。
一方、前記構成の従来の装置では光電変換面全体が同時
に露光されることがないため、シャッタ使用中にはスト
ロボ撮影が行なえない難点がある。
つまりフィルムカメラでいうディライトシンクロ撮影を
行なえない難点がある。
〔目的〕
本発明の目的は、例えば被写体がたとえ動きの速いもの
であっても「尾を引く現象」による画像のぼけがなく、
ぶれの少ない鮮明な静止画を得ることができると共に、
必要に応じてシャッタを解除できるようにした装置にお
いて、特にシャッタ使用中において適時ストロボ撮影を
行なうことのできるロータリーシャッタ機構を備えた撮
像装置を提供することにある。
(概要) 本発明は上記目的を達成するために次の如く構成したこ
とを特徴としている。すなわち撮像装置に装着された光
学系と、この光学系によって得られた像を電気信号に変
換する二次元光電変換手段との間の光路中に、上記二次
元光電変換手段への露光を行なうスリット付シャツタ板
を有するシャッタ機構を適時介挿可能としたものにおい
て、上記スリット付シャツタ板を、例えばその回転方向
に応じて第1の幅と第2の幅の二通りにスリット幅が変
化する第1.第2の円板等で構成すると共に、上記一方
のスリット幅が、二次元光電変換手段の少なくとも有効
受光面を実質的に全体を包含するように、その形状・寸
法を設定したことを特徴としている。
(実施例) 第1図〜第25図は本発明の一実施例を示す図で、第1
図はビデオカメラの外観斜視図である。
第1図中1は撮像装置としてのビデオカメラ本体。
2は複数の光学レンズを含む光学系、3はグリップ、4
はケーブル、5はビューファインダー、6はマイクロホ
ン、7は操作パネルで−ある。上記操作パネル7の側壁
には後述する手動ノブ8が取付けである。撮影時におい
て、光学系2がとらえた被写体は上記光学系2と同軸上
のカメラ本体1内に収納されている後述する固体撮像素
子によって電気信号に変換されたのち、ケーブル4を介
して図示しないビデオモニタあるいはVTRなどに送ら
れ映出される。
第2図は第1図に示すビデオカメラの要部を切断して示
す図である。図中10はビデオカメラのフレームであり
、このフレーム1oに前記光学系2が固定されている。
そしてこの光学系2の最終端マスターレンズ2aに所定
間隔をおいて受光面11aが対向するように撮像素子1
1が配設されている。12はロータリーシャッタ機構で
あり、このロータリーシャッタ機構12は、レバー板1
3の先端部位に対してモータ、スリット付シャツタ板等
からなる本体部分を取付けたものとなっている。レバー
板13は後述するように中央部位をフレーム10に対し
て回転自在に軸支されており、基端部を前記手動ノブ8
で操作することにより前記本体部分を取付けた先端部位
が所定角度範囲で回動するものとなっている。モータ1
4は上記レバー板13の先端部位の一側面に固定されて
おり、その回転軸15がレバー板13の他側面に突出し
ている。上記回転軸15にはボス16.17が嵌込まれ
ており、これらのボス16.17により軸心部を支持さ
れた状態でスリット付シャツタ板20が取付けられてい
る。スリット付シャツタ板20は第1.第2のスリット
付円板21.22にて構成されており、前記レバー板1
3の回動に応じてロータリーシャッタ機構12が第1の
位置へ回動した際には図示の如くそのスリット部が前記
光学系2のマスターレンズ2aと撮像素子11の受光面
11aとの間の光路中に介挿され、スリット部による露
光動作を行なうものとなっている。またレバー板13の
回動に応じてロータリーシャッタ機構12が第2の位置
へ回動した際には上記光路中から外部へ脱出するものと
なっている。なお第1のスリット付円板21はボス16
に対し回転自在に嵌込まれており、第2のスリット付円
板22はボス17に対し回転不能な状態に嵌込まれてい
る。
第3図および第4図は前記第1のスリット付円板21お
よび第2のスリット付円板22の平面図である。第3図
に示すように、第1のスリット付円板21は遮光部材か
らなる円板部の180°′!4なる相対向する位置にそ
れぞれ同一形状の扇形をなす切欠部21a、21bを有
していると共に、上記切欠部21a、21bにおける各
一方の側縁部の付根部分に円板部の平面に対し垂直に折
曲された係止片21c、21dを設けたものとなってい
る。また第4図に示すように、第2のスリット付円板2
2は遮光部材からなる円板部の1800異なる相対向す
る位置に前記第1のスリット付円板21の扇形の切欠部
21a、21bと同一形状の切欠部22a、22bを有
すると共に、上記切欠部22a、22bにおける各一方
の側縁部の付根部分にシャツタ板2oが正転方向の回転
時に前記係止片2IC,21dと当接可能な第1の当接
部としての突片22C,22dを設けたものとなってい
る。なお突片22c、22dと対向する切欠部22a、
22bの各他方の側縁部はシャツタ板20が逆転方向の
回転時に係止片21c、21dと当接する第2の当接部
となっている。
第5図および第6因は前記第1および第2のスリット付
円板21.22を第1のスリット付円板21を下にして
重ねた状態を示す図である。
第5図は上記第1のスリット付円板21の係止片21c
、21dに対し第2のスリット付円板22の突片22c
、22dがそれぞれ当接した状態を示している。この状
態では切欠部21aと22aおよび切欠部21bと22
bとは係止片21C221dの厚みと突片22G、22
dの幅との和に相当する比較的幅の狭い第1の幅を有す
るスリットM1.M2を形成する。
第6図は第5図の状態から第1のスリット付円板21の
みを反時計方向に回転させることにより第1のスリット
付円板21の係止片2’ICに対し第2のスリット付円
板22の切欠部22aの図中左側縁部が当接すると共に
、第1のスリット付円板21の係止片21dに対し第2
のスリット付円板22の切欠部22bの図中右側縁部が
当接した状態を示している。この状態では各切欠部21
aと228および21bと22bとがそれぞれ重なり合
い、撮像素子11の受光面11a全体を包含し得る比較
的幅の広い第2の幅を有するスリットN1.N2を形成
する。
なお第5図に示す状態とした場合のスリットM1、M2
の幅および第6図に示す状態とした場合のスリット幅N
1.N2の設定の仕方については後述する。
次に上記シャツタ板20を、上述したように光路中に介
挿し静止画を得るための間欠露光を行なったり、光路中
から脱出させ通常の動画撮影を行なったりするための切
換機構について説明する。
第7図および第8図はその切換機構の構成およびスリッ
ト幅可変手段を示す図である。第7図。
第8図において図中左端に示しである手動ノブ30は円
盤状基体の一側面中央部に操作用突起3゜aを有すると
共に、図中上下両端面に係止用突起30b、30cを有
している。また上記手動ノブ30は円盤状基体の他側面
中央部に係合溝30dを有している。そして上記手動ノ
ブ30の操作用突起30aおよび係止用突起30b、3
0cは操作パネル7に設けられた穴7a、7b、7cに
対し選択的に係入し得るものとなっている。すなわち第
7図に示すように穴7aに対し操作用突起30aと係止
用突起30cが係入し、穴7bに対し係止用突起30b
が係入する状態と、第8図に示すように穴7aに対し操
作用突起30aと係止用突起30bが係入し、穴7cに
対し係止用突起30Gが係入する状態、との二状態を選
択しうるものとなっている。上記手動ノブ30の他側面
は保持カバー31で覆われている。この保持カバー31
の内底面と手動ノブ30の円盤状基体の底面との間には
スプリング32a、32bが圧縮状態で介挿されており
、手動ノブ30を常時操作パネル7の内壁面へ押圧して
いる。なお上記スプリング32a、32bは手動ノブ3
o側に固定されており、保持カバー31の内底面とはス
ライド可能な状態に設けられている。
前記手動ノブ30の円盤状基体の底面中央部に設けであ
る係合溝30dには前記レバー板13の基端に設けたビ
ン33が係合している。レバー板13は図示の如く扇形
をなしており、その中央部位を枢軸34により軸支され
ており、この枢軸34を中心に回動しうるちのとなって
いる。レバー板13の先端部近傍には既に述べたように
モータ14、シャツタ板20などのロータリーシャッタ
機W412の本体部分が固定されている。またレバー板
13の最先端部には一対の角穴35a、35bが設けで
ある。これらの穴35a、35bはレバー板13の回動
時において前記フレーム1oに設けた係止用ボール36
に対して選択的に係合し、レバー板13の回動位置を特
定化しうるちのとなっている。なお上記係止用ボール3
6はガイド37により支持されかつスプリング(不図示
)によりレバー板13に対し圧接するものとなっている
なお図示はしてないが、レバー板13が第7図の状態に
回動したときにONとなってモータ14を回転させ、レ
バー板13が第8図の状態に回動したときにOFFとな
ってモータ14の回転を停止させるマイクロスイッチが
設けである。また操作パネル7にはモータ14を正転方
向に回転させるか逆転方向に回転させるかを指定する回
転方向指定スイッチが設けである。
かくして間欠露光撮影を行なう場合において、被写体の
照度等に応じて回転方向指定スイッチを切換えると共に
手動ノブ3oを第7図の位置に設定すると、すなわち手
動ノブ30の操作用突起30aを押込んだ状態にしたの
ち、図中上方へスライドさせると、これに伴いレバー板
13は図中時計方向へ回動し、レバー先端に設けである
角穴35aが係止用ボール36に係合する。この係合に
よりクリック感を感じたところで手動ノブ30から手を
離すことにより、手動ノブ30はスプリング32a、3
2bの力により復帰し、係止用突起30bがパネル7の
穴7bに係入し、係止用突起30cがパネル7の穴7a
に係入する。その結果、シャツタ板20は第7図に示す
ようにスリット部が光路中に介挿される。これと同時に
、マイクロスイッチなどがONとなる。今、回転方向指
定スイッチにより正転方向が指定されているものとする
と、モータ14が正回転を始めるので、シャツタ板20
は第7図中矢印で示す方向へ回転を始める。このとき第
1のスリット付円板21は回転軸15に対しほぼフリー
な状態に取付けであるため、ボス16との摩擦抵抗弁だ
けの回転力しか与えられない。しかも係止片21c、2
1dが空気抵抗を受けるのでこれが回転制動力として働
く。したがって第1のスリット付円板21は第2のスリ
ット付円板22より回転が遅くなり、相対的に第7図中
時計方向へ回動し、第1のスリット付円板21の係止片
21c、21dが第2のスリット付円板22の突片22
G、22dに安定に当接した状態を呈する。したがって
スリット部は第5図に示したような幅の狭いスリットM
1.M2となる。
両スリット付円板21.22の1回転に要する時間は、
スリットが撮像管11の受光面11aの前面を横切り、
次のスリットが同一箇所を横切るまでの時間が16.6
7m5であり、本装置の場 □合は上記スリットが2か
所に設けであるので、1回転所要時間は 16.67x2=33.34m5 (1800rpmに
相当) となる。
また、回転方向指定スイッチにより逆転方向が指定され
ているものとすると、モータ14は逆回転をはじめる。
そうすると、シャツタ板20は第7図中矢印とは反対の
方向へ回転をはじめる。したがって前述の場合とは逆に
第1のスリット付円板21は第2のスリット付円板22
に対し相対的に第7図中反時計方向へ回動する。このた
め、係止片21c、21dが第2のスリット付円板22
の切欠部22a、22bの他側縁部に当接した状態とな
る。その結果、第6図に示したような幅の広いスリット
N1.N2となる。
このようにモータ14の回転方向を正転または逆転させ
ることにより、その回転方向に応じて広狭二通りのスリ
ットJIM1.M2またはN1.N入射させることがで
きる。つまり2種類の露光量をもつ間欠露光撮影を行な
える。なお上述した回転時間は図示しない回転センサに
より検出される。
そして図示しない制御系によりシャツタ板20は安定に
回転制御される。
次に、通常の連続露光撮影を行なう場合は手動ノブ30
を第8図の位置に設定する。すなわち手動ノブ30を押
込んだ状態で図中下方へスライド゛させる。そうすると
、これに伴いレバー板13は図中反時計方向へ回動し、
レバー先端の穴35bが係止用ボール36に係合する。
この係合によりクリック感を受けたところで手動ノブ3
0から手を離すことにより、手動ノブ30はスプリング
32a、32bの力により復帰し、係止用突起30bが
パネル7の穴7aに係入し、係止用突起30Cがパネル
7の穴7Cに係入した状態となる。その結果、シャツタ
板20は第8図に示す如く図中上方へ移動し、前記光路
中から完全に脱出した状態となる。この状態になると、
図示しないマイクロスイッチが働き、モータ14への通
電が断たれる。このためシャツタ板20の回転も停止す
る。
かくして撮像素子11の受光面11aには連続的に10
0%の光が入射することになり、連続露光による通常の
動画撮影を行なえる。
以上の操作を逆に行なえば、ロータリーシャッタ機構1
2が第8図の状態から第7図の状態に移行すると共にマ
イクロスイッチがONとなるので、第7図の状態におい
てモータ14が正または逆方向に回転する。かくして二
枚のスリット付円板21.22が正または逆回転し、二
種類のスリット幅にて再び間欠露光による静止画撮影を
行なえる。
次に前述したスリットM1.M2およびN1゜N2の幅
の設定のしかたについて説明する。
先ずスリットM1.M2の幅は次のような観点に基いて
設定される。ビデオカメラにおいて動作の速い被写体の
動作途中における鮮明な静止画を得るためには、前記光
学系2とR機素子11との間に、第9図に示すように幅
の狭いスリットMl。
M2を有するシャツタ板20を介在させ、これを時計方
向または反時計方向に回転させ、前記撮像素子11の画
像走査速度より充分速い速度で受光面11aに露光する
必要がある。露光の速度を速くすれば速くする程鮮明な
静止画像を得ることができるが、その反面露光量は減少
することになる。
総露光量が少なくなりすぎると、撮像素子11の感度が
能力以下になり実用的でなくなる。一方、総露光量を増
大させるために露光の速度を落とすと、撮像素子11の
ビーム読み出しと露光が同時に行われ、露光速度が遅く
なるにつれTV画面の上下の外側から次第に筋状の模様
が現われ画質不良をきたすことになる。
そこで、シャツタ板20を使用する場合の適正な露光時
間tを次のように設定する。第9図、第10図に示すよ
うに1フイールドの期間T(1/60=16.67m5
)をシvyり板20上の円周方向の長さに対応させると
、TはA+Bとなる。
Aは暗部長であり、Bは受光面11aの幅とスリットN
1またはN2の腸との和である。今、TV画面の実効面
積を80〜85%とすると、B/ (A+B)−8/1
6.67= (10O−(80〜85))/100 となる。つまり実効面積80%の場合にはB−3゜33
m5.実効面積85%の場合にはB=2.5msとなる
。したがって露光時間tは撮像手段が撮像管のような場
合にはブランキング時間内に露光を完了する必要がある
ことから、約2.5〜3msとすることが妥当である。
上述に基づいて構成したロータリーシャッタ装置を備え
たビデオカメラにて撮影した画像は通常の撮影に比べて
露光量不足となるが、例えば高感度な撮像管を使用する
ことにより、太陽光の下で撮影した画像に関しては十分
に実用できる鮮明な静止画が得られる。
次にスリットN1.N2の幅は次のような観点に基づい
て設定される。前述したように第5図の状態とした場合
には露光不足をきたす場合がある。
そこで多少画質が劣っても露光量を増加させる必要があ
る場合に対応できるように例えば第11図(a)の状態
から(b)の状態へ、つまりスリット幅を81から82
へ広げることが考えられる。
しかるに上記(b)の場合では、二次元光電変換面全体
が同時露光状態とはなり得ないので、シャッタ使用中に
おいてはストロボ撮影を行なえない。
そこで第11図(C)に示すようにスリット幅を撮像素
子110受光面の幅Wよりも若干大きなものとなす。つ
まり撮像素子11の有効受光面全体を包含し得る形状・
寸法を有するものとなす。
かくしてスリットN1またはN2が第11図(C)のよ
うな状態となった時点でストロボ発光を行なえば、受光
面全体が同時に照明され、ストロボ露光による撮影が可
能となる。ただし、既に述べたように総露光時藺は第1
1図(a)、(b)に比べて長くなり、静止化特性は悪
化し画質が劣化するおそれがある。撮像素子11につい
ては後で詳しく述べるが、この撮像素子11として例え
ば撮像管やX−Yアドレス型のMO3固体撮像素子を使
用した場合には、これらはいわゆる点順次読出し方式の
ものであるため、総置光時間Etが3msを越えると、
かなりの画質劣化が生じる。すなわち、撮像管あるいは
X−Yアドレス型のMO8型固体撮像素子の場合には第
12図(a>のように露光可能時間T1が垂直ブランキ
ング時間内あるいはその前後のみに限られる。
従って、スリットの幅と総置光時間Etには上限があり
、この上限を越えた場合は、画面に露光時間の不均一性
に基く画質の劣化部分が発生する。
しかしながら、フレームトランスファー型や、インクラ
イン型のCODのような一括電荷転送機能と遮光された
転送シフトレジスタを内蔵する撮像素子の場合には、被
写体の動きによる画質の劣化を除けば、露光時間の不均
一性は生じない。しかもこのような素子を用いれば第1
2図(b)のように露光可能時間をT2となし得る。
そこで次にシャッタと光電荷信号一括転送方式の固体撮
像素子との関係について説明する。このタイプの撮像素
子に関しては、例えばCARLOH0SEQUIN著の
「電荷転送デバイス」(近代科学社 1978)のP1
40−P144に示されるようなフレーム転送型COD
、あるいはインクライン転送型CODなどがある。
第13図(a)はフレームトランスフ1型CCD撮像素
子40を示す図である。この素子40においては、フレ
ーム時間あるいはフィールド時間において光蓄積部41
にて積分された信号電荷は、垂直ブランキング時間内に
遮光された信号蓄積部42へ一括転送される。そして一
括転送された信号電荷は水平シフトレジスタ43により
出力アンプ44へ送られる。したがって垂直ブランキン
グ時間内の一括転送時以外の期間すなわち第12図(b
)のT2期間において、シャッタによる露光を行なうこ
とができる。
一方、第13図(b)はインターライントランスファ型
CCD撮像素子5oを示す図である。この素子50にお
いては、フレーム時間あるいはフィールド時間において
光電変換素子51にて積分された信号電荷は、トランス
ファーゲート52に印加されるゲート信号で、垂直ブラ
ンキング期間に、CODからなる遮光された垂直転送部
53に一括転送される。そして一括転送された信号電荷
は水平シフトレジスタ54により出力アンプ55へ送ら
れる。したがってこの素子50においても一括転送時以
外の期間すなわち第12図(b)のT2期間において、
シャッタによる露光を行なうことができる。
すなわち一括転送方式の固体撮像素子においては、撮像
管あるいはX−Yアドレス型固体撮像素子のように光蓄
積時間と読出し時間が画面内で混在する点順次読出し方
式でないため、光蓄積時間が、1画面単位で時間的に独
立している。したがってブランキング特開以外の期間T
2(約15m5)を露光のために使用しても画質劣化が
発生しない。このため一括転送方式の撮像素子を用いた
場合には、小型の円板上に相対的に大面積のスリットを
設けても画質の劣化は少ない。
そこで具体的に数値例にて示し、ディライトシンクロ撮
影時に使用できる最高速シャッタ速度をめてみる。
第14図においてシャッタ円板20の半径をrl、上記
円板20の中心から撮像素子11の中心:までの半径を
r2.上記円板20の中心からスリ□ット底部までの半
径をr3.半径r2の点でのスリット幅をS、撮像素子
11の横寸法をDとし、円板の回転数をn (RPS)
とすると、総置光時間Etは Et= (D+S)/ (2πr2xn)(但しD≦S
) となる。ここで2/3インチの素子を考えると、D=8
.8#である。スリットを2個設けるとしてn−30R
PS、r2=23s、s= 12rrmと仮定すると Et=4.8ms となり、約1/200secのシャッタとなる。
つまり1/200secのシャッタでディライトシンク
ロ撮影を行なうことが可能となる。スリット幅Sを上記
の場合よりも太きくれば、より低速のシャッタが得られ
る。通常の銀塩カメラのフォーカルブレーンシャッタの
ストロボ同調可能シャッタ速度がMAXI/60sec
であることを考えると、充分な性能といえる。
第15図は上述した観点に基いて本装置で使用される撮
像素子11の具体例であり、インターライン転送型CC
D60を示している。図中61はそれぞれ色フイルタ−
R,G、Bを表面にもつ光電変換素子であり、各々1画
素を形成している。
上記光電変換素子61に隣接してCODからなる垂直シ
フトレジスタ62が設けである。これらの−5垂直シフ
トレジスタ62は、光電変換素子61に蓄積された光電
荷を受取り、CODからなる水平シフトレジスタ63に
順次転送する。水平シフトレジスタ63は1水平走査線
率位に、光電荷を出力部64に転送する。出力部64は
プリアンプを内蔵しており、微小電流を増幅して出力端
子VOutから出力する。なお上記撮像素子11の各入
力端子にはセンサーゲート信号SG、垂直レジスタ転送
りロックφV1.φV2.水平レジスタ転送りロックφ
■1.φV2などがCOD駆動回路(不図示)から供給
される。
上記各光電変換素子61における光蓄積時間は、光電変
換素子61から垂直シフトレジスタ62へ電荷を移すタ
イミングに基いて決定されている。
第16図は上記第15図の一部を取出して示す図である
。この図から明らかなようにセンサーゲート65は、各
光電変換素子61に共通して形成しである共通電極であ
る。また垂直シフトレジスタ62は、奇数フィールド時
に細矢印で示す如く有効に働くものと、偶数フィールド
時に太矢印で示す如く有効に働くものとが交互に配置さ
れており、それぞれのグループ毎に転送りロックφV1
゜φV2を共通的に供給されるものとなっている。
かくして光電荷一括転送は次のように行なわれる。すな
わち第16図における各部の電位が下記のように設定さ
れたとき、光電変換素子61内に蓄積された光電荷が垂
直シフトレジスタ62に転送される。
■奇数フィールドのとき センサーゲート信号SGがf’LJでφV1がI’HJ
であるとき ■偶数フィールドのとき センサーゲート信号SGがrLJでφV2が「H」であ
るとき したがってセンサーゲート信号SGがHレベルからしレ
ベルに変化する変化点が蓄積された光電荷の一括転送開
始時点であり、またあらたな光蓄積の開始点でもある。
第17図は上記のタイミングを示したタイムチャートで
ある。第17図においてVDは垂直ドライブパルス;H
Dは水平ドライブパルスである。
HDに麿込んである数字は「1〜525」の水平走査線
番号に対応している。センサーゲート信号SGは1フイ
ールドに1回rl−IJ、rLJが変化する。上記rL
Jの変化のタイミングで光電変換素子61の光電荷は、
垂直シフトレジスタ62に移送される。つまりこのタイ
ミングで、フィールドの全画素の情報が垂直シフトレジ
スタ62内に移されるわけである。φV1.φV2は2
相の垂直レジスタ転送りロックであると同時に、画素か
ら垂直シフトレジスタ62への電荷の移送にも関係して
いる。すなわち第1フイールドでは、第11HでSGが
rLJとなったときφV1がrHJとなるため、この時
点で第1フイールドにて出力される画像に関係する全画
素の電荷が垂直シフトレジスタ62に移送される。この
電荷はCOD出力信号の第1Hからビデオ信号として1
5m5間出力される。一方、第2フイールドでは、27
5H目にセンサーゲート信号SGがrLJとなったタイ
ミングでφV2がrHJであるため、この時点で第2フ
イールドにて出力される画像に関係する全画素の電荷が
垂直シフトレジスタ62に移送される。移送された信号
電荷は、垂直シフトレジスタ62および水平シフトレジ
スタ63の転送動作により、COD出力信号として第1
7図中、「■レジスタ空送り」のあとの第1Hからビデ
オ出力として出力される。
なお第17図では撮像素子60を2フィールド1フレー
ムモードの読出しモードにて駆動する場合を示している
が、他の読出しモードでも一括転送を同様に行なえる。
かくして、第15図〜第17図に示すような固体撮像素
子60を用いれば、前述したように第12図(b)のT
2期間内で露光を行なうことが可能となる。
なお上記シャッタによる露光可能時間以外で露光を行な
った場合には画質の劣化をきたすことになる。以下この
点について説明する。
第18図(a)(b)および第19図(a)(b)は撮
像手段として例えばMO8型X−Yアドレス方式の固体
撮像素子あるいは撮像管等の光電荷・点順次転送方式の
ものを使用した場合における露光可能時間以外での露光
による画質劣化の模様を示す図である。また第20図<
a)(b)および第21図<a)(b)は撮像手段とし
てフレームトランスファ型CODあるいは第15図〜第
17図に示したインタライン型CCDのような光電荷・
一括転送方式の固体撮像素子を用いた場合における露光
可能時間以外での露光による画質劣化の場合を示す図で
ある。第18図(a)(b)および第19図(a)(b
)、第20図(a)(b)および第21図(a)(b)
、はいずれの場合もシャッタによって光路を遮断してい
る状態から1回だけシャッタ露光を行ない、白色面を撮
像した場合において、撮像手段の動作タイミングとシャ
ッタのタイミングとの関係によって画質劣化が発生する
ようすを示している。
第18図(a>(b)に示すように、光電変換面71″
に対しシャツタ開ロア2が位置している場合において、
素子の駆動タイミングが図中破線で示すように丁度垂直
ブランキング期間と、垂直ブランキング期間との中間に
ある時点tAでシャッタ露光を行なうと、読出した画像
信号は第19図(1))のようになり、モニタ画面上で
は同図(a)のようにみえる。この理由は読出し中の位
置を境として、露光によって発生する光蓄積電荷がニフ
ィールドに分割されるためである。したがって光電荷・
点順次方式の撮像手段を用いる場合には、シャッタの露
光タイミングを垂直ブランキング期間内に収めることが
必要となる。しかしながら、垂直ブランキング期間は約
1msであり、この期間内に露光を完了させることは、
メカニズムの応答性の問題や総露光量の問題から難しい
。そこで実用的には、垂直ブランキング期間の約1mS
を挟んで前のフィールドの尾端的1ms、次のフィール
ドの先端的1msを加えた計3msをシャ゛ツタ露光可
能時間として使用すればよい。すなわち垂直ブランキン
グ期間の前後のImsの期間は、一般のモニタ用TVな
どでは表示領域として使用されないし、またかりに表示
に用いられたとしても、画面の端部となるため、その影
響が極めて少ない。
一方、第20図(a)(b)、第21図(a)(b)は
、光電荷一括転送方式の撮像素子(インタライン型C0
D)において、垂直ブランキング期間あるいはその近傍
でシャッタ露光を行なった場合に発生する画質劣化を示
している。一般的にいえば、インクライン型CODの場
合には、露光中に転送パルス(SGパルス)が出力され
た場合に画質劣化が発生するし、フレームトランスファ
型CODの場合には、露光中にフレームシフトを行なえ
ば画質劣化が発生する。したがってインクライン方式で
もフレームトランスファ方式でも垂直ブランキング期間
およびその前後を含む数msの時間帯は、シャッタによ
る露光を行なえないことになる。例えば全画素の露光完
了に3msを要するシャッタを使用する場合には垂直ブ
ランキング期間を挟む3msは露光禁止時間となる。
第20図(a>(b)に示すように、光電変換面81に
対しシャツタ開口82が図示の位置にあった場合におい
て、破線で示すように素子の駆動タイミングが垂直ブラ
ンキング期間内の時点tBにあるとき、読出された画像
信号の各水平期間における波形は第21図(b)のよう
になり、モニタ画面は同図(a)のようになり、画質劣
化が発生する。この原因は時点tBの線を塊にして光電
変換面81の右半分は露光が完了しているのに対して、
左半分は露光が未完了であり、この状態で光電荷の一括
転送が行なわれてしまったためである。
上記の説明で明らかなように、シャッタによる露光タイ
ミングは使用される撮像素子の種類によって変える必要
がある。
次にディライトシンクロ撮影を行なうための制御系につ
いて説明する。
第22図はディライトシンクロ撮影のための制御回路を
示す図で、第24図はそのタイミングチャートである。
第22図の60は第15図〜第17図に示したインター
ライン型CODである。また20は第2図〜第8図に示
した回転円板方式の毎フィールドシャッタ円板であり、
そのスリットはシャッタ円板20の180異なる位置に
2側設けである。上記シャッタ円板200回転数は18
00RPMである。
第22図において91はHD、VDなどの同期信号と、
系のクロックを発生する同期信号発生回路である。CO
D駆動回路92は上記同期信号発生回路91からの同期
信号を受けて作動し、φV1、φV2.φH1,φH2
,センサーゲートパルスSGをCCD60に供給しCC
D60を駆動する。CCD60の出力はプリアンプ93
を経てビデオ信号処理回路94によりビデオ信号出力と
され、端子95から送出される。前記同期信号のうちV
Dパルスは、モータサーボ回路96にも出力される。モ
ータサーボ回路96は、シャッタ速度設定回路97から
の正転・逆転指令信号を含む設定信号と、スリット位置
検出回路98からのPGパルスを受け、シャッタ円板駆
動モータ14の連続サーボを行なうと同時に第24図に
示すようにVDパルスとPGパルスの時間間隔Tが一定
となるように位相サーボを行なっている。スリット位置
検出回路98は、スリット位置センサ99の出力信号を
受け、これを微分することにより変化点をとらえ、シャ
ッタ全開パルス(PGパルス)をつくり、サーボ回路9
6およびストロボ制御・測光回路100へ出力する。ス
トロボ制御・測光回路100は、PGパルスが入力され
ると一定タイミング後に、ストロボ点灯回路101にス
トロボ点灯回路を出力する。ストロボ点灯回路101は
ストロボランプ102を点灯させる。ストロボ制御・測
光回路100につながれている測光素子103はストロ
ボ点灯中の被写体104からの反射光を積分し、その積
分出力をストロボ制御・測光回路100に出力する。ス
トロボ制御・測光回路100では積分出力が適正露光量
レベルTHをこえると、ストロボ点灯回路101にOF
F信号を出力する。またストロボ制御・測光回路100
にはダイレクト測光素子105もつながれている。
ダイレクト測光素子105はCCD60からの反射光、
あるいはシャッタ円板20の遮光部からの反射光、もし
くはそれらの両方を受光し、その積分出力をストロボ制
御・測光回路100に与える。
ストロボ制御・測光回路100はダイレクト測光素子1
05の出力がT)−1をこえると、ストロボ点灯回路1
01にOFF信号を出力する。ストロボ制御・測光回路
100の端子107.108からは、AGC回路あるい
はオートアイリス回路への出力信号も出力される。
なおダイレクト測光方式を採用する場合、CCD60の
表面からの反射光を直接とってもよいし、CCD60の
パッケージ枠からの反射を利用してもよい。さらにシャ
ッタ円板20の撮像レンズ側に反射部材を被着し、分光
的にニュートラルな反射面106を形成して、そこから
の反射光をもひろうようにしてもよい。測光素子として
は、通常の測光素子を用いてもよいし、あるいは撮影に
必要な光束外におかれたダイレクト測光素子を用いても
よい。また、ストロボ制御・測光回路100には、ビデ
オ信号処理回路94から一つ前のフィールドのビデオ出
力信号が供給されるので、これを測光信号として用いる
こともできる。
第23図はストロボ露光を行なわない通常撮影時の制御
系の構成を示す図であり、第25図はそのタイミングチ
ャートである。第23図の回路が第22図の回路と異な
る点は、ストロボ制御・測光回路100を単なる測光回
路となし、その出力信号をシャッタ速度設定回路97に
供給するようにした点であり、ストロボ点灯回路101
.ストロボランプ102は省略されている。第22図か
ら第23図への回路変更またはその逆の変更は切換スイ
ッチなどを用いれば簡単に行なうことができる。第23
図の回路においても基本的動作は第22図の場合と同様
であるので説明は省く。
このように本装置によれば、シャッタ使用時においてス
トロボ撮影を行なうことができる。また一台のビデオカ
メラによって通常の動画撮影だけでなく、二種類の間欠
露光による静止画撮影が可能となる。またシャッタ円板
が停止していない状態であっても、シャッタの軸はずし
を機械的に行なえるため、シャッタ使用状態から、1秒
以内でシャッタの解除が可能である。また実施例では手
動メカニカルな解除方式であるが、ソレノイドなどを用
いた自動解除方式を用いればさらに短時間(例えば10
0m5>で解除できる。同様に、先にシャッタ円板20
を回転させておいて、光軸にシャッタを入れることもで
きるため、シャツタネ使用状態から使用状態への切換も
短時間で確寅にできる。したがって屋内から屋外または
その逆、あるいは強制照明の0N−OFFなどの光量の
大幅な変化にも敏速に対応できる。強制照明ONと同時
にシャッタ機能をONさせることも可能である。また小
形で簡単な構造であるから安価に製作でき、家庭用ビデ
オカメラとして好適である。
なお本発明は上記一実施例に限定されるものではない。
たとえば上記実施例においてはスリットを円板上の2か
所に形成したが、使用条件に応じて1か所または3か所
以上形成してもよい。また上記スリット付円板の枚数も
1枚または3枚以上としてもよい。ただし1枚だけの場
合にはスリット幅を局部的に可変しうる如く微小な遮蔽
板等を摺動可能に設ける必要がある。針シ4#←→−’
f3鴫ツ鵠(ケさらにモータからの動力の伝達手段とし
−て、上記実施例ではシャツタ板の軸をモータの軸と兼
用するいわゆるダイレクトドライブ機構を用いたが、プ
ーリとベルトあるいは歯車等を使用した機構により動力
の伝達を行なってもよい。このようにすればレバー板1
3による回動をシャツタ板だけとなし得、モータ14は
固定化できるので、操作性にすぐれたものとなる利点が
ある。ざらに撮像装置としてはビデオカメラ以外の装置
であってもよいのは勿論である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、光学系と、この光学系によって得られ
た像を電気信号に変換する二次元光電変換手段との間の
光路中に、上記二次元光電変換手段への露光を行なうス
リット付シャツタ板を有するシャッタ機構を適時介挿可
能としたものにおいて、上記スリット付シャツタ板を、
たとえばその回転方向に応じて第1の幅と第2の幅の二
連りにスリット幅が変化する第1.第2の円板等で構成
すると共に、上記一方のスリット幅が、二次元光電変換
手段の少なくとも有効受光面を実質的に全体を包含する
ように、その形状・寸法を設定したので、たとえば被写
体がたとえ動きの速いものであっても「尾を引く現象」
による画像のぼけがなく、またぶれの少ない鮮明な静止
画を得ることができると共に、必要に応じてシャッタを
解除できるようにした装置において、特にシャッタ使用
中において適時ストロボ撮影を行なうことのできるロー
タリーシャッタ機構を備えた撮像装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第25図は本発明をビデオカメラに適用した一
実施例を示す図で、第1図はビデオカメラの外観斜視図
、第2図は第1図の主要部を切断して示した側面図、第
3図および第4図は第1゜第2のスリット付円板の構造
を示す平面図、第5図および第6図は第1.第2のスリ
ット付円板を組合わせたシャツタ板の平面図、第7図お
よび第8図は間欠的露光と連続的露光の切換機構の構成
およびスリット幅の可変手段を示す図、第9図およ()
’110HiLI5J:び111図(a)(b)(c)
はシャツタ板のスリット幅設定のしかたの説明図、第1
2図(a)(b)は撮像手段の種類に応じた露光可能時
間の説明図、第13図(a)(b)は一括転送型固体撮
像素子の例を示す図、第14図はディライトシンクロ撮
影時に使用できる最高速シャッタ速度をめる手段の説明
図、第15図〜第17図は本装置に使用される固体撮像
素子の具体例を示す図、第18図(a)(b)〜第21
図(a>(b)は露光可能時間以外において露光を行な
った場合の画質劣化のもようを示す図、第22図および
第23図は制御系の構成を示すブロック図、第24図お
よび第25図はそれぞれ第22図および第23図の回路
のタイミングチャートを示す図である。 1・・・ビデオカメラ本体、2・・・光学系、8・・・
手動ノブ、11・・・撮像素子、12・・・ロータリー
シャッタ機構、13・・・レバー板、20・・・シャツ
タ板、21・・・第1のスリット付円板、22・・・第
2のスリット付円板、21 a、21 b、22a、2
2b−・・切欠部、21c、21d・・・係止片、22
G、22d・・・突片、33・・・ピン、35a、35
b・・・角穴、36・・・ボール、37・・・ガイド、
40.50.60・・・固体撮像素子、71.81・・
・光電変換面、72゜82・・・スリット開口。 出願人代理人 弁理士 坪井 淳 第1図 第2図 第3図 1b 第4図 2b 第5図 Ml 第6図 1 第7図 第8図 1 第9図 第10図 第12図 第11図 0 11− 2 ヒーーーー 3 第14図 11 第16図 第18図 を人 第20図 B 第19図 第21図 特許庁長官 若杉和夫 殿 1 事件の表示 特顯昭58−234701 号 2・ 発明の名称 撮像装置 3 補正をする者 事件との関係 特許出穎人 紹’+、(037) オリンパス光学二[業株式会社4
、代理人 5・自発補正 明細書の浄書(内容に変更なし)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)撮像装置本体と、この本体に装着され被写体から
    の人、射、光を集光する光学系と、この光学系による像
    を、光電変換する二次元光電変換手段と、前記光γ系か
    ら、前記モ次元光電変換手段に至る光路中に介挿可能に
    設けられ前記″二次元光電変換手段への露光を行なうた
    めのスリット付シャツタ板を有するシャッタ機構とを具
    備し、前記シャツタ板のスリットは前記二次元光電変換
    手段の少なくとも有効受光面を実質的に全体を包含する
    ようにその形状・寸法が設定され得るよう構成されたも
    のであることを特徴とする撮像装置。
  2. (2)前記撮像装置本体は、前記スリット開口が前記二
    次元光電変換手段の有効受光面上にあり、受光面全体に
    光学系からの光束を与える時間帯において照明光を発光
    させる手段を備えたものである特許請求の範囲第(1)
    項記載の撮像装置。
  3. (3)前記二次元光電変換手段は、多数画素からなる固
    体撮像素子で、各光電変換画素の光信号を光電変換画素
    外に一括同時に転送する構造である特許請求の範囲第(
    2)項記載の撮像装置。
  4. (4)前記照明光の発光手段は、前記撮像装置本体の垂
    直ブランキング期間およびその近傍を除く期間内にて発
    光動作を行なうものである特許請求の範囲第(2)項ま
    たは第(3)項記載の撮像装置。
  5. (5)前記照明光の発光手段は、前4己撮像装置の垂直
    ブランキング期間およびその近傍の時間帯を含む期間内
    にて発光動作を行なうものである特許請求の範囲第(2
    〉項記載の撮像装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2300969A (en) * 1995-05-16 1996-11-20 Hyundai Electronics Ind Flash EEPROM cell

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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GB2300969B (en) * 1995-05-16 2000-05-31 Hyundai Electronics Ind Method of reading a flash eeprom cell

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