JPS601262Y2 - 燃料噴射装置 - Google Patents
燃料噴射装置Info
- Publication number
- JPS601262Y2 JPS601262Y2 JP12330479U JP12330479U JPS601262Y2 JP S601262 Y2 JPS601262 Y2 JP S601262Y2 JP 12330479 U JP12330479 U JP 12330479U JP 12330479 U JP12330479 U JP 12330479U JP S601262 Y2 JPS601262 Y2 JP S601262Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic circuit
- circuit member
- magnetic
- valve
- coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、弁動作が早く製造が容易な燃料噴射装置を提
供するものである。
供するものである。
近年、自動車等に使用される内燃機関、特にガソリンエ
ンジンにおいて、排気ガスによる公害防止および、燃比
改善が強く要求されており、これを実現するために燃料
を計量して噴射する電磁駆動式燃料噴射装置が広く使わ
れるようになった。
ンジンにおいて、排気ガスによる公害防止および、燃比
改善が強く要求されており、これを実現するために燃料
を計量して噴射する電磁駆動式燃料噴射装置が広く使わ
れるようになった。
この場合、弁を開くためにコイルに電流を流している期
間、いわば開弁時間とこの期間に噴射される燃料の量い
わゆる噴射量とが広い範囲で比例するためには弁の動き
が電流の流れに応じて素早く応動しければならない。
間、いわば開弁時間とこの期間に噴射される燃料の量い
わゆる噴射量とが広い範囲で比例するためには弁の動き
が電流の流れに応じて素早く応動しければならない。
実際には、弁を動かす磁気力を発生するための磁気回路
材料の比抵抗が小さいと、電流が切れても、渦電流のた
めに磁気力が残り、弁が直ちには閉らなかったり、逆に
電流が入っても直ちに弁が開かず弁の応動速度を遅らせ
る結果になる。
材料の比抵抗が小さいと、電流が切れても、渦電流のた
めに磁気力が残り、弁が直ちには閉らなかったり、逆に
電流が入っても直ちに弁が開かず弁の応動速度を遅らせ
る結果になる。
なお、上記比抵抗とは、単位断面積の単位長さの導体の
電気抵抗であり、比抵抗の単位は、Ω己/cmΩ0であ
る。
電気抵抗であり、比抵抗の単位は、Ω己/cmΩ0であ
る。
本考案はこの点を改善し、且つ製造を容易にしたもので
、以下図面を用いてその一実施例を説明する。
、以下図面を用いてその一実施例を説明する。
第1図においてコイル1に電流が流れると弁3と一体化
された可動磁極片2が吸引され弁が開き、燃料が噴射穴
4から開いている期間だけ噴射される。
された可動磁極片2が吸引され弁が開き、燃料が噴射穴
4から開いている期間だけ噴射される。
7は板状部の片面中央に突部が一体に形成された第1の
磁気回路部材であり、この第1の磁気回路部材7の突部
の外周部にコイル1が配置されている。
磁気回路部材であり、この第1の磁気回路部材7の突部
の外周部にコイル1が配置されている。
6は筒状の第2の磁気回路部材であり、この第2の磁気
回路部材6の一端は、第2の磁気回路部材7の板状部に
固定され、コイル1の外周部を覆っている。
回路部材6の一端は、第2の磁気回路部材7の板状部に
固定され、コイル1の外周部を覆っている。
5は第2の磁気回路部材7の他端部に固定された第3の
磁気回路部材であり、この第3の磁気回路部材5の中央
には、可動磁極片2が挿入される孔が形成されている。
磁気回路部材であり、この第3の磁気回路部材5の中央
には、可動磁極片2が挿入される孔が形成されている。
コイル1を囲む磁気回路部材5,6.7として透磁率が
高く比抵抗が大きい磁性材料例えば鉄−ニッケル合金フ
ェライト等を用いると電磁軟鉄炭素鋼等に比較して著し
く弁め動きが早くなる。
高く比抵抗が大きい磁性材料例えば鉄−ニッケル合金フ
ェライト等を用いると電磁軟鉄炭素鋼等に比較して著し
く弁め動きが早くなる。
特に可動磁極片2の近くを上記材料で置き換えると改善
される。
される。
すなわち、磁気回路部材における渦電流損失tanδは
、 tan 8 =” Cρ ただし、A:断面積 C:形状係数 μ:透磁率 f:周波数 ρ:比抵抗 であり、比抵抗ρが大きいと渦電流損失tanδが小さ
くなり、渦電流による磁気力が残らなくなり、弁の応動
速度が早くなる。
、 tan 8 =” Cρ ただし、A:断面積 C:形状係数 μ:透磁率 f:周波数 ρ:比抵抗 であり、比抵抗ρが大きいと渦電流損失tanδが小さ
くなり、渦電流による磁気力が残らなくなり、弁の応動
速度が早くなる。
この場合部材5と部材6を一体で作っても良いが、別体
として部材6を第2図の様な板から作った円筒にするこ
とによって加工が著しく容易になる。
として部材6を第2図の様な板から作った円筒にするこ
とによって加工が著しく容易になる。
部材8は非磁性材料でも良いが、比抵抗の小さい磁性材
料にすると確実である。
料にすると確実である。
以上、実施例により説明したように本考案は、燃料噴射
装置の電磁駆動部の磁気回路部材を比抵抗の高い材料と
し、かつ円筒状の磁気回路部材を用いることにより製造
が容易で、弁作動の早い燃料噴射装置を実現することが
できる。
装置の電磁駆動部の磁気回路部材を比抵抗の高い材料と
し、かつ円筒状の磁気回路部材を用いることにより製造
が容易で、弁作動の早い燃料噴射装置を実現することが
できる。
第1図は本考案の一実施例における燃料噴射装置の断面
図、第2図は磁気回路部材の一部を示す斜視図である。 1・・・・・・コイル、2・・・・・・可動磁極片、3
・・・・・・弁、5・・・・・・第3の磁気回路部材、
6・・・・・・第2の磁気回路部材、7・・・・・・第
1の磁気回路部材。
図、第2図は磁気回路部材の一部を示す斜視図である。 1・・・・・・コイル、2・・・・・・可動磁極片、3
・・・・・・弁、5・・・・・・第3の磁気回路部材、
6・・・・・・第2の磁気回路部材、7・・・・・・第
1の磁気回路部材。
Claims (1)
- 板状部の片面中央に突部が形成された第1の磁気回路部
材と、上記突部の外周部に配置されたコイルと、一端が
上記第1の磁気回路部材の板状部に固定され、上記コイ
ルの外周部を覆う筒状の第2の磁気回路部材と、上記第
2の磁気回路部材の他端に固定された第3の磁気回路部
材と、摺動自在に支持され一端が上記第3の磁気回路部
材の孔を介して、上記第1の磁気回路部材の突部に対向
する可動磁極片と、この可動磁極片の変位に応じて噴射
穴を開閉する弁とからなり、上記第1、第2、第3の磁
気回路部材の内少なくとも第3の磁気回路部材を高比抵
抗の磁性材料で構成してなる燃料噴射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12330479U JPS601262Y2 (ja) | 1979-09-06 | 1979-09-06 | 燃料噴射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12330479U JPS601262Y2 (ja) | 1979-09-06 | 1979-09-06 | 燃料噴射装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5641154U JPS5641154U (ja) | 1981-04-16 |
JPS601262Y2 true JPS601262Y2 (ja) | 1985-01-14 |
Family
ID=29355282
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12330479U Expired JPS601262Y2 (ja) | 1979-09-06 | 1979-09-06 | 燃料噴射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS601262Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60138269A (ja) * | 1983-12-27 | 1985-07-22 | Nippon Denso Co Ltd | 電磁式燃料噴射弁 |
JPH0656140B2 (ja) * | 1984-12-26 | 1994-07-27 | 日本電装株式会社 | 電磁式燃料噴射弁 |
JP2508744B2 (ja) * | 1987-08-11 | 1996-06-19 | 日本電装株式会社 | 燃料噴射装置用電磁弁 |
DE102016208288A1 (de) * | 2016-05-13 | 2017-11-16 | Robert Bosch Gmbh | Injektor mit verbessertem Magnetaktor |
-
1979
- 1979-09-06 JP JP12330479U patent/JPS601262Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5641154U (ja) | 1981-04-16 |
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