JPS6012604Y2 - 浸漬塗装におけるパイプ外面の部分塗装防止具 - Google Patents
浸漬塗装におけるパイプ外面の部分塗装防止具Info
- Publication number
- JPS6012604Y2 JPS6012604Y2 JP11009181U JP11009181U JPS6012604Y2 JP S6012604 Y2 JPS6012604 Y2 JP S6012604Y2 JP 11009181 U JP11009181 U JP 11009181U JP 11009181 U JP11009181 U JP 11009181U JP S6012604 Y2 JPS6012604 Y2 JP S6012604Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- painting
- pipe
- outside surface
- pipe during
- diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は浸漬塗装によるシリンダ等のパイプ外面塗装に
おける部分塗装防止具に関するものである。
おける部分塗装防止具に関するものである。
例えばストラット型緩衝器に用いるシリンダなどのパイ
プ外面を浸漬塗装する場合、ナックルアームが取り付け
られるシリンダ外周の一部分は塗装が不要となるため、
従来はパイプ外周の当該部分にテープなどを巻き、その
部分が塗装されるのを防止していたが、テープの取付け
、取外しに手間がかかり、作業が渋滞するという傾向が
あった。
プ外面を浸漬塗装する場合、ナックルアームが取り付け
られるシリンダ外周の一部分は塗装が不要となるため、
従来はパイプ外周の当該部分にテープなどを巻き、その
部分が塗装されるのを防止していたが、テープの取付け
、取外しに手間がかかり、作業が渋滞するという傾向が
あった。
従って本考案は上記した問題を効果的に解決できる着脱
が容易な部分塗装防止具を提供することを目的とするも
のである。
が容易な部分塗装防止具を提供することを目的とするも
のである。
以下本考案の一実施例を添付図面について詳述する。
本考案に係る部分塗装防止具1は略中夫に塗装されるべ
きパイプ2の径よりやや小径の孔3を有するドーナツ状
頭部4とこのドーナツ状頭部4の外周より下向きに折曲
げられて形成された円筒状フランジ5とから構成され、
頭部4の外径すなわち円筒状フランジ5の径は該パイプ
2の径よりかなり大きく構成され従って、円筒状フラン
ジ5の内面とパイプ2の外面との間に空気溜り室6が形
成される。
きパイプ2の径よりやや小径の孔3を有するドーナツ状
頭部4とこのドーナツ状頭部4の外周より下向きに折曲
げられて形成された円筒状フランジ5とから構成され、
頭部4の外径すなわち円筒状フランジ5の径は該パイプ
2の径よりかなり大きく構成され従って、円筒状フラン
ジ5の内面とパイプ2の外面との間に空気溜り室6が形
成される。
またこの防止具1は全体をゴム等の弾性体で成形するか
、又は、第3図に図示する通り、防止具1全体を金属で
成形し、頭部4の中央孔3の内周部を肉厚部7とするか
若くはリング状部材を装嵌し、この部分の内周に弾性体
から威るOリングあるいはオイルシール8等を装着して
構成する。
、又は、第3図に図示する通り、防止具1全体を金属で
成形し、頭部4の中央孔3の内周部を肉厚部7とするか
若くはリング状部材を装嵌し、この部分の内周に弾性体
から威るOリングあるいはオイルシール8等を装着して
構成する。
このように構成された部分塗装防止具1を用いて例えは
ストラット型緩衝器に用いるシリンダのようなパイプ2
の外面を浸漬塗装する場合、パイプ2を該防止具1の頭
部4の中央孔3に挿入し、塗装不要部分の位置に嵌着保
持する。
ストラット型緩衝器に用いるシリンダのようなパイプ2
の外面を浸漬塗装する場合、パイプ2を該防止具1の頭
部4の中央孔3に挿入し、塗装不要部分の位置に嵌着保
持する。
この状態で塗料槽9内に浸漬すると、円筒状フランジ5
とパイプ2の外面との間に空気が溜って空気溜り室6が
形成され、該部分への塗料の侵入を防止する。
とパイプ2の外面との間に空気が溜って空気溜り室6が
形成され、該部分への塗料の侵入を防止する。
即ち、空気溜り室6の空気がこの空気により取囲かれた
パイプの外周部分の塗装を防止するのである。
パイプの外周部分の塗装を防止するのである。
一方、空気溜り室6の上部からの、すなわち頭部4の中
央孔3とパイプ4との接触面よりの塗料の侵入及び空気
溜り室6からの空気漏れは、該弾性体がパイプ外面に密
着するため防止される。
央孔3とパイプ4との接触面よりの塗料の侵入及び空気
溜り室6からの空気漏れは、該弾性体がパイプ外面に密
着するため防止される。
尚、空気溜り室の長さ1、すなわちパイプ2の塗装不要
部分の長さは、円筒状フランジ5の長さ、及び浸漬深度
を調整することによって適宜選択することができる。
部分の長さは、円筒状フランジ5の長さ、及び浸漬深度
を調整することによって適宜選択することができる。
以上の通り本考案によればパイプの外周の一部分の塗装
を極めて容易に着脱できる治具により防止することがで
きる。
を極めて容易に着脱できる治具により防止することがで
きる。
第1図は本考案部分塗装防止具の一実施例の斜視図、第
2図は防止具をパイプに装着した状態の断面図、第3図
は他の実施例の要部断面図である。 1・・・・・・部分塗装防止具、2・・・・・・パイプ
、3・・曲中突孔、4・・・・・・ドーナツ状頭部、5
・・・・・・円筒状フランジ、6・・・・・・空気溜り
室、7・・・・・・厚肉部、訃・・・・・0リング又は
オイルシール。
2図は防止具をパイプに装着した状態の断面図、第3図
は他の実施例の要部断面図である。 1・・・・・・部分塗装防止具、2・・・・・・パイプ
、3・・曲中突孔、4・・・・・・ドーナツ状頭部、5
・・・・・・円筒状フランジ、6・・・・・・空気溜り
室、7・・・・・・厚肉部、訃・・・・・0リング又は
オイルシール。
Claims (1)
- 塗料中へ浸漬されるシリンダ等のパイプの径よりわずか
に小径の中央孔を有するドーナツ状頭部と該ドーナツ状
頭部の外径周より下向きに折曲げられ形成された円筒状
フランジとを具備し、少くとも該中央孔の内径部分を弾
性体で形成すると共に該円筒状フランジとパイプ外周と
の間に空気溜り室を形成したことを特徴とする浸漬塗装
におけるパイプ外面の部分塗装防止具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11009181U JPS6012604Y2 (ja) | 1981-07-24 | 1981-07-24 | 浸漬塗装におけるパイプ外面の部分塗装防止具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11009181U JPS6012604Y2 (ja) | 1981-07-24 | 1981-07-24 | 浸漬塗装におけるパイプ外面の部分塗装防止具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5814975U JPS5814975U (ja) | 1983-01-29 |
JPS6012604Y2 true JPS6012604Y2 (ja) | 1985-04-23 |
Family
ID=29904450
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11009181U Expired JPS6012604Y2 (ja) | 1981-07-24 | 1981-07-24 | 浸漬塗装におけるパイプ外面の部分塗装防止具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6012604Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-07-24 JP JP11009181U patent/JPS6012604Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5814975U (ja) | 1983-01-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS60192725U (ja) | 栓付容器 | |
JPS6012604Y2 (ja) | 浸漬塗装におけるパイプ外面の部分塗装防止具 | |
JPS5951866U (ja) | 給水栓取付構造 | |
JPS6023025Y2 (ja) | 浸漬塗装における有底パイプのパイプ内塗料侵入防止具 | |
JPS5982569U (ja) | 噴霧器 | |
JPH0474555U (ja) | ||
JPS5918194Y2 (ja) | シリンダ装置 | |
JPH0623573Y2 (ja) | 電着塗装等における塗料侵入防止具 | |
JPS5715872A (en) | Painting method for cast iron pipe | |
JPS5933677Y2 (ja) | 筆記具におけるリングの取付構造 | |
JPS5936297Y2 (ja) | 管体の内面塗装におけるマスキング部材 | |
JPS62194250U (ja) | ||
JPS54153322A (en) | Downspout | |
JPH0126540Y2 (ja) | ||
JPS5850286U (ja) | グロメツト | |
JPS5873379U (ja) | 塗料容器の塗料洩れ防止用内蓋 | |
JPS59110495U (ja) | エアチヤンバ− | |
JPS5851608Y2 (ja) | 車体懸架用油圧緩衝器取付偶置 | |
JPH0341802Y2 (ja) | ||
JPH076119Y2 (ja) | 差し込み継手用滑剤容器 | |
JPS6199350U (ja) | ||
JPH02125786U (ja) | ||
JPS5886725U (ja) | フイラ−パイプの取付構造 | |
JPS6360789U (ja) | ||
JPS58167338U (ja) | ゴム緩衝体 |