JPS6023025Y2 - 浸漬塗装における有底パイプのパイプ内塗料侵入防止具 - Google Patents
浸漬塗装における有底パイプのパイプ内塗料侵入防止具Info
- Publication number
- JPS6023025Y2 JPS6023025Y2 JP10813681U JP10813681U JPS6023025Y2 JP S6023025 Y2 JPS6023025 Y2 JP S6023025Y2 JP 10813681 U JP10813681 U JP 10813681U JP 10813681 U JP10813681 U JP 10813681U JP S6023025 Y2 JPS6023025 Y2 JP S6023025Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- paint
- entering
- pipe during
- dip painting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Coating Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は浸漬による有底パイプ外面の塗装に用いる塗料
侵入防止具に関するものである。
侵入防止具に関するものである。
例えば油圧緩衝器に用いるシリンダーのような有底パイ
プを塗装する場合にパイプの内部へ塗料が侵入すること
を防止し、外面のみを塗装する必要があるが、従来はパ
イプの開放上端にゴム蓋などを嵌合し、浸漬塗装を行っ
ていた。
プを塗装する場合にパイプの内部へ塗料が侵入すること
を防止し、外面のみを塗装する必要があるが、従来はパ
イプの開放上端にゴム蓋などを嵌合し、浸漬塗装を行っ
ていた。
しかし、このような従来技術ではパイプ径にあわせた蓋
を複数個準備しなければならず、また塗装前にゴム蓋を
パイプ開口にしっかりと嵌合する必要があると共に、塗
装後には、しっかりと嵌合したゴム蓋をはずすのに手間
がかかるという問題があった。
を複数個準備しなければならず、また塗装前にゴム蓋を
パイプ開口にしっかりと嵌合する必要があると共に、塗
装後には、しっかりと嵌合したゴム蓋をはずすのに手間
がかかるという問題があった。
従って本考案は簡単な形状に上記した塗装を容易に実施
できるよう構成され、しかもパイプ径に対しては広い汎
用性があり、着脱も簡単な治具を提供することを目的と
することを目的とするものである。
できるよう構成され、しかもパイプ径に対しては広い汎
用性があり、着脱も簡単な治具を提供することを目的と
することを目的とするものである。
以下本考案の一実施例を添付図面について詳細すると本
考案に係る塗料侵入防止具1は円板状頭部2、この頭部
の外周に、下向きに折曲げられて形成された円筒状フラ
ンジ3及び頭部2の略中炎に下方へ延長して取付けられ
た円筒部4から構成され、円板状頭部2、即ち円筒状フ
ランジ3の外径は、塗装されるパイプ5の開放上端6の
径よりかなり大径に、また円筒部4の直径は該開放上端
6の径よりも小径に形成されている。
考案に係る塗料侵入防止具1は円板状頭部2、この頭部
の外周に、下向きに折曲げられて形成された円筒状フラ
ンジ3及び頭部2の略中炎に下方へ延長して取付けられ
た円筒部4から構成され、円板状頭部2、即ち円筒状フ
ランジ3の外径は、塗装されるパイプ5の開放上端6の
径よりかなり大径に、また円筒部4の直径は該開放上端
6の径よりも小径に形成されている。
このように構成された塗料侵入防止具1を用いて、例え
ば緩衝器のシリンダーのような有底パイプ5の外面を塗
装するに際して、ボトムチューブ7に底部が固定された
有底パイプ5の開放上端6に塗料侵入防止具1を、該円
筒部4を挿嵌するようにして載置する。
ば緩衝器のシリンダーのような有底パイプ5の外面を塗
装するに際して、ボトムチューブ7に底部が固定された
有底パイプ5の開放上端6に塗料侵入防止具1を、該円
筒部4を挿嵌するようにして載置する。
この状態で塗料槽8の内に浸漬すると、円筒状フランジ
3とパイプ5の外面との間に形成された空気溜り室9に
空気が溜まって塗料のパイプ5内への侵入が防止される
。
3とパイプ5の外面との間に形成された空気溜り室9に
空気が溜まって塗料のパイプ5内への侵入が防止される
。
即ち、空気溜り室9内の空気がシール効果を発揮するの
である。
である。
この場合、浸漬深度が深くなるにつれ、空気溜り室9内
の空気の内圧は上がるが、この空気はパイプ5に流出し
、やがて空気溜り室9とパイプ5の内部の圧力が平衡す
るので、該円筒状フランジ3の長さlを調節しさえすれ
ば、パイプ5の開放上端6と円板状頭部2の底面との接
触面に別個にシール部材を設ける必要はないが、しかし
空気溜り室9内の空気の内圧が上って浮力により塗料侵
入防止具1が浮上することを防止するために、塗料侵入
防止具1は浮力に打勝つ重量を有口なければならない。
の空気の内圧は上がるが、この空気はパイプ5に流出し
、やがて空気溜り室9とパイプ5の内部の圧力が平衡す
るので、該円筒状フランジ3の長さlを調節しさえすれ
ば、パイプ5の開放上端6と円板状頭部2の底面との接
触面に別個にシール部材を設ける必要はないが、しかし
空気溜り室9内の空気の内圧が上って浮力により塗料侵
入防止具1が浮上することを防止するために、塗料侵入
防止具1は浮力に打勝つ重量を有口なければならない。
尚、円筒部4は塗料侵入防止具1が横方向に偏位するこ
とを防止するとともに塗料侵入防止具1自体の重量を増
加させる働きをする。
とを防止するとともに塗料侵入防止具1自体の重量を増
加させる働きをする。
以上の通り、本考案によれば、有底パイプの開放上端に
塗料侵入防止具を単に載置すれば、所望の浸漬塗装を行
うことができるとともに塗料侵入防止具の取外しも極め
て簡単であり、更にパイプの開放上端の径に殆んど左右
されない汎用性のある塗料侵入防止具を得ることができ
る。
塗料侵入防止具を単に載置すれば、所望の浸漬塗装を行
うことができるとともに塗料侵入防止具の取外しも極め
て簡単であり、更にパイプの開放上端の径に殆んど左右
されない汎用性のある塗料侵入防止具を得ることができ
る。
第1図は本考案の一実施例を示す概略図、第2図は要部
拡大断面図である。 1・・・・・・塗料侵入防止具、2・・・・・・円板状
頭部、3・・・・・・円筒状フランジ、4・・・・・・
円筒部、5・・・・・・パイプ、6・・・・・・開放上
端、9・・・・・・空気溜り室。
拡大断面図である。 1・・・・・・塗料侵入防止具、2・・・・・・円板状
頭部、3・・・・・・円筒状フランジ、4・・・・・・
円筒部、5・・・・・・パイプ、6・・・・・・開放上
端、9・・・・・・空気溜り室。
Claims (1)
- 有底パイプの底部を下側にして、塗料中へ浸漬されるパ
イプの開放上端の径より大径の円板状頭部と該円板状頭
部の外周に下向きに折曲げられて形成された円筒状フラ
ンジとを具備し、該円筒状フランジとパイプ外周との間
に空気溜り室を形成したことを特徴とする浸漬塗装にお
けるパイプ内塗料侵入防止具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10813681U JPS6023025Y2 (ja) | 1981-07-21 | 1981-07-21 | 浸漬塗装における有底パイプのパイプ内塗料侵入防止具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10813681U JPS6023025Y2 (ja) | 1981-07-21 | 1981-07-21 | 浸漬塗装における有底パイプのパイプ内塗料侵入防止具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5814973U JPS5814973U (ja) | 1983-01-29 |
JPS6023025Y2 true JPS6023025Y2 (ja) | 1985-07-09 |
Family
ID=33307370
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10813681U Expired JPS6023025Y2 (ja) | 1981-07-21 | 1981-07-21 | 浸漬塗装における有底パイプのパイプ内塗料侵入防止具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6023025Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-07-21 JP JP10813681U patent/JPS6023025Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5814973U (ja) | 1983-01-29 |
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