JPS6012588A - 固体録音再生装置 - Google Patents

固体録音再生装置

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JPS6012588A
JPS6012588A JP58121201A JP12120183A JPS6012588A JP S6012588 A JPS6012588 A JP S6012588A JP 58121201 A JP58121201 A JP 58121201A JP 12120183 A JP12120183 A JP 12120183A JP S6012588 A JPS6012588 A JP S6012588A
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recording
audio data
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JP58121201A
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功 小林
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は音声信号を固体記憶素子に録音または再生する
固体録音再生装置に関する。
[発明の技術的背景とその問題点] 従来、録音再生装置としては、記憶媒体として磁気テー
プやディスク等を用いて、音声信号の振幅の変化を磁界
の強さの変化または音溝の振幅の大きざの変化に変換し
て時間的変化をテープやディスクの走行方向に対応づけ
て記録するテープレコーダやレコードディスクが知られ
ている。
しかるに、このような従来の可動部分を有する録音再生
装置においては、磁気ヘッドや磁気テープまたは針等の
性能が信号のタイナミツクレンジや歪率に悪影響を及ぼ
すとともに、磁気テープやディスクを駆動させる走行系
の性能が信号の周波歓待性やワウフラッタ、ノイズ等に
悪影響を与えた。また、記憶媒体の磁気テープやディス
クの寿命も有限であり、さらに、録音された信号の記憶
媒体上の正確な位置を把握することが難しく、再生時に
必要な信号を直ちに得る、いわゆる頭出し操作が容易で
ないという欠点があった。
また、このような従来の可動部を有する録音再生装置の
欠点を解消するために、記憶媒体として固体記憶素子を
用いた固体録音再生装置が特許公報等で公表されてきて
はいるが、これらはいずれも単なる理論的可能性を開示
したに過ぎず、具体的な装置としての使い勝手まで考慮
されたものではなかった。
[発明の目的] 本発明はかかる従来の事情に対処してなされたもので、
ワウフラッタやレベル変動等がなく、かつ再生時の頭出
し操作が極めて容易に行える実用性の高い固体録音再生
装置を提供することを目的とする。
[発明の概要] 第1図は本発明の構成を示す全体構成図である。
図において、入力端子1に入力された音声信号を符号化
する符号化手段2の出力は、この符号化手段2により符
号化された音声信号を記憶する複数個の部分領域からな
る第1の記憶手段3に記憶される。この第1の記憶手段
3に記憶された前記符号化された音声信号は、復号化手
段4により復号化され、出力端子5に出力される。また
前記第1の記憶手段3の各部分領域の先頭番地を予め第
2の記憶手段6に配憶させておき、さらに、前記第1の
記憶手段3への録音動作終了時の録音番地を第3の記憶
手段7へ記憶させる。次の録音時には、この第3の記憶
手段7に記憶させた録音動作終了時の録音番地と前記第
2の記憶手段6に記憶された各部分領域の先頭番地とを
比較手段8により比較し、この比較手段8の出力信号に
より前記第3の記憶手段7に記憶された録音動作終了時
の録音番地よりも前記第2の記憶手段6に記憶された部
分領域の先頭番地の方が大きくなった最初の先頭番地に
対応する前記第1の記憶手段3の部分領域3− を指定手段9にJ:り指定し、この指定手段9にJ:り
指定された部分領域を表示手段10により表示して、こ
の表示された部分領域の先頭番地から音声信号の記憶を
開始することにより、本発明の固定録音再生装置では、
音声信号の記憶は常に前記第1の記憶手段3の各部分領
域の先頭番地から開始される。
[発明の実施例] 以下本発明の詳細を図面に示す一実施例について説明す
る。
第2図および第3図は、本発明になる固体録音再生装置
の一実施例の外観を示す斜視図であり、第3図は本実施
例の固体録音再生装置ユの外蓋38を後方にずらしてそ
の内部が見えるようにした状態を示す斜視図である。
第2図および第3図において、符号39は固体録音再生
装置20の本体に内蔵された、例えばRAM等からなる
符号化された音声信号を記憶する記憶素子(以下制御用
データを記憶する制御用記憶素子と区別して゛′音声デ
ータ用記憶素子″と称4− する)である。この音声データ用記憶素子39の記憶領
域は複数個の部分領域に分割されており、各部分領域の
先頭番地は制御用記憶素子に予め記憶されている。
符号28は前記音声データ用記憶素子39または後述す
るメモリパック内の音声データ用記憶素子の各部分領域
に対応した表示灯(以下後述する他の種類の表示灯と区
別して゛マーカ表示灯″と称する)である。このマーカ
表示灯28は前記音声データ用記憶素子の各部分領域へ
の録音または再生や後述するスキップ、リピート操作に
伴って読み出された部分領域に対応して点灯し該部分領
域への録音または再生動作やスキップ、リピート動作を
表示する。
符号33.34は前記音声データ用記憶素子39の記憶
容量が終りに近付いたことを表示する表示灯である。表
示灯33は、本実施例においては記憶容1のつきる20
秒前に点灯し、表示灯34は、本実施例においては記憶
容量のつきる10秒前に点灯する。
また本実施例においては、本体内に収納された前記音声
データ用記憶素子39とは別個に、例えばRAMや0M
O8等の音声データ用記憶素子を有するパッケージ形成
されたメモリパックを挿入する挿入口35を有し、この
メモリパックの挿入口35を経て挿入されたメモリパッ
クは接続端子40に接続され、本体と電気的に接続され
る。表示灯29は前記メモリパックが本体内に挿入され
、このメモリパックへの録音またはメモリパックからの
再生動作中であることを表示する表示灯である。
符号21ないし27は本固体録音再生装置20の各操作
を行なうスイッチ類であり、符号21は本体内の音声デ
ータ用記憶素子39への録音動作と前記メモリパックを
本体内に挿入して本体内の前記音声データ用記憶素子3
9への録音動作に引き続きメモリパックへの録音動作を
行う場合や音声データ用記憶素子39に記憶された音声
データを前記メモリパックに転送して]ビー動作を行な
わせる場合の録音/コピースイッチであり、この録音/
コピースイッチ21が操作される時は表示灯30が点灯
する。
符号22は前記音声データ用記憶素子39へ録音された
録音信号を再生するための再生スイッチであり、この再
生スイッチ22が操作されると表示灯31が点灯する。
符号23は頭出し操作用の頭出しスイッチであり、この
頭出しスイッチ23を操作すると前記音声データ用記憶
素子39の再生中の部分領域を跳ばして次の部分領域に
録音された音声信号を再生する。
符号24は従来のテープレコーダの早送りに相当するス
キップスイッチであり、このスキップスイッチを操作す
ると前記マーカ表示灯28が、例えば0.4秒おきに順
次点滅し、前記音声データ用記憶素子39の各部分領域
の先頭番地を次々と読み出していく。そしてこのスキッ
プスイッチ24がOFFになった状態でその時の部分領
域の次の部分領域の先頭番地から録音または再生が可能
となる。
7− 符号25は従来のテープレコーダの巻き戻しスイッチに
相当するリピートスイッチであり、このリピートスイッ
チ25を操作することにより前記スキップスイッチ24
とは逆方向に、つまり音声データ用記憶素子39または
メモリパックが接続されているときはメモリパック内の
音声データ用記憶素子の最終番地の方からマーカ表示灯
28が、例えば0.4秒おぎに順次点滅し、前記音声デ
ータ用記憶素子39またはメモリパック内の音声データ
用記憶素子の部分領域を後方の番地から順次読み出して
いく。そしてこのリピートスイッチ25がOFFになっ
た時に前記音声データ用記憶素子3つまたはメモリパッ
ク内の音声データ用記憶素子の部分領域の走査が終了し
、当該停止時の部分領域の次の部分領域から記録または
再生が可能となる。
符号26は各動作の停止を指示するストップスイッチで
あり、このスイッチが操作されると表示灯32が点灯す
る。
符号27は本固体録音再生装置20の電源スイ8− ッヂである。また符号36は内蔵マイクロホンであり、
符号37はヘッドホンジャック、符号41は内蔵スピー
カである。
以上第2図および第3図に示した実施例の各スイッチの
操作による機能の概略を次に説明する。
(1)録音モード このモードは音声データ用記憶素子の先頭番地から順次
録音する場合を表わす。この場合に、前記メモリパック
を外付けすることにより本体内の記憶素子の記憶容量の
拡張が可能となる。
また前記マーカ表示灯28は録音時間に比例して0番よ
り順次点灯して録音表示を行なう。
(2)スキップ/録音モード このモードは音声データ用記憶素子の任意の部分領域を
選定してこの部分領域の先頭番地から録音をする場合を
表わす。この場合にもメモリパックを使用することによ
り本体内の音声データ用記憶素子の記憶容量の拡張が可
能である。また、メモリパックの音声データ用記憶素子
の部分領域のスキップも可能である。
マーカ表示灯28は0番より短時間で1個づつ順次点灯
し、スキップOFFの位置で停止し、この位置から録音
を開始すると前記録音モードと同様に当該部分領域への
録音が終了し次の部分領域に移る度に順次マーカ表示灯
28が1個づつ点灯し′Cいく。
(3)リピート/録音モード このモードは前記スキップ/録音モードと同様であるが
、録音位置の選定を音声データ用記憶素子の終りの番地
の方から行なう。メモリパックを使用して記憶容量の拡
張が可能であることは前記録音モード、スキップ/録音
モードと同じであるさらに、メモリパック内の音声デー
タ用記憶素子の部分領域のリピートが可能なことも同様
である。
マーカ表示灯28は所望個所の指標として番号の大きい
方のマーカ表示灯28から1mづつ高速で順次番号の若
い方へ点灯していく。リピート動作OFFにより録音を
開始する場合のマーカ表示灯28の動作は前記録音モー
ドと同一である。
(4)再生モード このモードは音声データ用記憶素子の先頭番地から順次
再生する場合を表わす。メモリパックを使用して再生容
量の拡張が可能であるのは前記録音モードに対応する。
マーカ表示灯28は前記録音モード同様再生時間に比例
して0番より順次点灯を行なう。
(5)スキップ/再生モード このモードは音声データ用記憶素子の任意の部分領域の
先頭番地から再生する場合を表わす。この場合にもメモ
リパックを外付()することにより音声データ用記憶素
子の記憶容量の拡張が可能である。また、メモリパック
内でのスキップモードも可能である。
マーカ表示灯28は、前述したスキップ録音モードと同
様に短時間に0番から1個づつ順次点灯する。スキップ
を停止して再生を行なう場合には、前記再生モードと同
様に音声データ用記憶素子の部分領域に対応して再生時
間に比例して順次点灯表示する。
(6)リピート/再生モード 11− このモードはスキップ/再1:モードと同様であるが、
再生位置の設定を音声データ用記憶素子の終りの方の番
地から行なう場合である。メモリパックを使用すること
により録音モードに対応した再生容量の拡張が可能であ
り、メモリパック内のリピート操作も可能である。
マーカ表示灯28の動作は前記リピート録音時と同様に
、短時間で表示灯を順次点灯し、リピートスイッチ25
OFFとともに停止して再生スイッチ22の操作により
固体録音再生装置20は再生動作を開始し、この時のマ
ーカ表示灯28の動作は再生時の動作と同様である。
(ア)頭出し/再生モード このモードは頭出しスイッチ23の操作により現在再生
中の部分領域の次の部分領域に録音され1=音声データ
を読み出寸モードである。このモードの場合にもメモリ
パックの使用により容量の拡張された音声データに付き
頭出しが可能となる。
マーカ表示灯28の動作は前述の再生モードと同様であ
る。
12− (8)コピーモード このモードは、本体内の音声データ用記憶素子に録音さ
れた音声データを外付けのメモリパックにコピーする場
合を表わす。
メモリパックには、メモリパックの音声データ用記憶素
子の頭から順次録音を行なう。マーカ表示灯28の動作
は録音モードと同様である。
次に、以上説明した各種操作モードを実現する具体的回
路構成を説明する。
第4図は本発明の実施例の回路構成を示ずブロック図で
ある。
第5図は第4図のブロック図中音声検出回路61の具体
的構成例を示す回路図であり、第6図は第5図の回路の
各部の波形例を示す波形図である。
第4図ないし第6図において、符号51は本実施例の固
体録音再生装置ユの本体を示し、符号52はメモリパッ
クを示す。本体51とメモリパック52は接栓54.5
5を介して電気的に接続される。また、本体51の接栓
53には入出力端子が設けられており、マイクロホン5
6やスビーカ57等の接続が可能であり、本体内回路と
電気的に接続される。
符号58.59は増幅器であり、それぞれ入力端子から
の入力信号の増幅および出力端子を介してスピーカ57
等を駆動する再生信号の増幅を行なう。この増幅器58
.59は一対になってアナログ増幅器60を構成する。
例えばマイクロホン56の出力信号である入力信号は、
接栓53を芥して前記増幅器58で増幅され、ローパス
フィルタ(以下“” L P F ”と略記する)62
および音声検出回路61に入力される。
この音声検出回路61は録音時に入力信号のレベルが予
め設定されたレベル以下である場合に音声データ用記憶
素子81.103への録音動作を中断し、無用な信号に
よる音声データ用記憶素子81.103の空費を防止す
るとともに、再生時必要な信号を迅速に聴取するための
回路である。
この回路の詳細は第5図に後述する。
この音声検出回路61の出力信号は、ペリフェラル・イ
ンプット・アラ1〜プツト・コントローラ(以下” P
 I O”と略記する)76に入力され、中央制御回路
(以下” c p u ”と略記する)79の制御信号
の1つとなる。前記LPF62の出ノj信号はデルタ変
調回路63人力し、このデルタ変調回路63で符号化さ
れた出力信号は直並列変換回路6/Iで8ビツトづつの
並列信号に変換される。
この直並列変換回路64の出力信号は、入出力切換回路
65に入力しアドレス・データ・フン1〜[I−ルバス
75に出力される。また、このアドレス・データコント
ロール・バス75がらの信号は、前記入出力切換回路6
5を介し並直列変換回路67に入力され、ここで1ビツ
トづつ時間的に連続したピッ1−シリアルな出力信号と
して変換され、デルタ復調回路68に入力される。
このデルタ復調回路68の出)〕信号は、LPF69を
介して可変抵抗器7oでターミネ−1・されると同時に
、この出力信号の傾斜を検出するスロープディテクタ(
以下” S D ”と略記する)72に入力される。
この5D72の出力信号は電圧制御発振回路15− (以下“’ v c o ”と略記する)73に入力さ
れ、VCO73より復調信号の傾きに比例した周期のパ
ルス信号が出力され、このパルス信号おJ:びこのパル
ス信号を分周回路74で8分周した信号は、前記アドレ
ス・データ・コントロールバス75およびデルタ変調回
路63、デルタ復調回路68、直並列変換回路64、並
直列変換回路67、入出力切換回路65等に供給され、
制御用パルス信号として利用される。
前記可変抵抗器70を介した復調出力はミューティング
回路71に入力され、必要に応じてその電圧レベルを減
衰され、増幅器59、接栓53を介してスピーカ57へ
出力される。
符号81は音声データ用記憶素子であり、例えば256
にビットのRAM12個により構成される。この音声デ
ータ用記憶素子81は全記憶領域を複数個の部分領域に
分割されており、以後各部分領域の先頭番地のアドレス
データと当該部分領域の存在する記憶素子のチップ番号
どを一対のデータとして着目して゛アドレスポインタデ
ータ″16− と称することとする。また音声データ用記憶素子81に
は非常時用のバックアップバッテリ82が接続されて、
電源が切断された場合にも内部の音声データが揮発して
しまうのを防止する。さらに音声データ用記憶素子81
はアドレス・データ・コントロールバス75と接続され
ており、前記CPU79や入出力切換回路65等と信号
のやりとりを行なう。
符号83は前記音声データ用記憶素子81への音声デー
タの書き込み、読み出し等の番地の制御を行なうための
制御用記憶素子である。
この制御用記憶素子83には録音開始時の音声データ用
記憶素子81のアドレスポインタデータを記録するRA
M■871、録音終了時のアドレスポインタデータを記
憶するRAM12個、再生終了時のアドレスポインタデ
ータを記憶するRAM12個、待避用RAM■87およ
び予め設定した音声データ用記憶素子81の各部分領域
の先頭番地のアドレスポインタデータを記憶するROM
88が設けられている。前記各RAM■〜■84〜87
およびROM88の入出力端子は、アドレス・データ・
コントロールバス75、PI076、アドレス・データ
・コントロールバス78を介してCPU79に接続され
ている。なお制御用記憶素子83のRAM■〜■84〜
87は、前記バックアップバッテリ82に接続され、非
常時の記憶データの揮発を防止する。
PIo76はレジスタを有し、CPU79.!=7ドレ
ス・データ・コントロールバス78および割り込み信号
線77により相互に信号のやりとりを行なうとともに、
第2図および第3図に示した録音コピースイッチ21、
再生スイッチ22、頭出しスイッチ23等の操作釦80
からの出力信号を受け入れる。
また、信号線95は接栓54.55を介し、メモリパッ
ク52が本体51に接続された際、メモリパック52内
で接地された信号線96と電気的に接続され、メモリパ
ック52が接続されたことに伴う各種の指令信号を発生
し、第2図および第3図に示したメモリパック52への
録音または再生動作中であることを示す表示灯29を点
灯するための信号線である。前記アドレス・データ・コ
ントロールバス75は、駆動回路89を介して音声デー
タ用記憶素子81の各部分領域を表示するマーカ表示灯
28や前記メモリパック52が接続されたことを表示す
る表示灯29等の表示灯90へ接続され、必要な駆動信
号をCPU79より送付する。
また、同じく変換信号バイパス回路75は予め設定され
た基準値と音声データ用記憶素子81の部分領域のアド
レスポインタデータとを比較する比較回路(以下” C
OM ”と略記する)91およびこのC0M91からの
出力信号により、トリガーされるマルチバイブレータ9
2およびこのマルチバイブレータ92の出力信号を適当
な駆動信号に変更する駆動回路93を介して、本体51
内の音声データ用記憶素子81およびメモリパック52
内の音声データ用記憶素子103の記憶容量の残量を表
示する残量表示灯94(第2図および第3図の表示灯3
3.34、に相当する)に接続さ19− れ、CPU79からの制御信号によりこの残量表示灯9
4を駆動する。
アドレス・データ・コントロールバス75は、接栓54
.55を介してメモリパック52内のアドレス・データ
・コントロールバス101へ接続され、前記各制御信号
をメモリパック52内の音声データ用記憶素子103お
よび制御用記憶素子97に供給する。
制御用記憶素子97内にはメモリパック52内の音声デ
ータ用記憶素子103への録音開始時のアドレスポイン
タデータを記憶するRAM■98と、メモリパック53
内の音声データ用記憶素子103への録音終了時のアド
レスポインタデータを記憶するRAM■99およびメモ
リパック52内の音声データ用記憶素子103からの再
生動作の終了時の該音声データ用記憶素子103のアド
レスポインタデータを記憶するRAM■100とから構
成されている。
なおメモリパック52内の制御用記憶素子97の各RA
M■〜■98〜100および音声データ20− 用記憶素子103内のRAMには、本体51内の各RA
Mに対すると同様にバックアップバッテリ102が接続
されており、電源切断時の記憶データの揮発を防止する
以上に述べたメモリパック52を、接栓54.55を介
して本体51に接続することにより、本体内の音声デー
タ用記憶素子81にメモリパック52内の音声データ用
記憶素子103がいわゆるカスケード接続されることと
なる。
次に第4図の回路図の音声検出回路61の回路例を第5
図の回路図を用いて説明する。
第4図の増幅器58の出力信号は、第5図の入力端子1
12を介してC0M111の一方の入力端子に入力され
る。このC0M111の他方の入力端子には、正電圧が
負荷される端子113に可変抵抗器114が接地され、
この可変抵抗器114の摺動点がコンデンサ115を介
して接続されている。
この可変抵抗器114およびコンデンサ115により予
め基準入力電圧を設定する。前記COM111の出力は
単安定マルチバイブレータ116の入力端子に接続され
、このi11安定マルヂバイブレータ116の出力端子
119は、前記第4図のPI076に接続されている。
また、単安定マルチバイブレータ116の論理レベル“
1″の時間を調整するための]ンデンザ117および抵
抗器118が該単安定マルチバイブレータ116に外付
けされている。
第6図は第5図の音声検出回路の動作を示す波形図であ
り、第4図の固体録音再生装置20の全体の動作を説明
する前に、第5図の音声検出回路の動作を第6図の波形
図を用いて説明する。
入力端子112に、第6図(イ)に示すような、音声信
号が入力されると可変抵抗器114、コンデンサ115
で設定された基準電圧レベル(第6図のS ) J:り
前記音声信号のレベルが大きい時には、C0M111の
出力は論理レベル゛1″となる。従って、C0M111
の出力波形は、第6図(ロ)に示すように、音声信号が
基準設定電圧より高いレベルの間にあるだけ論理レベル
″゛1′°となり、低いレベルの時には論理レベル“0
″にあるパルス波形が出力される。
この第6図(ロ)に示すパルス波形により単安定マルチ
バイブレータ116がトリガーされるのであるが、この
単安定マルチバイブレータ116− に外付けされたコ
ンデンサ117および抵抗器118により設定される時
間(第6図(ハ)のT)の間は、前記C0M111のト
リガーパルスが論理レベル110 IIになっても該単
安定マルチバイブレータ116の出力レベルは、論理レ
ベル゛1″となり続けているため、第6図(ハ)に示す
ように、1〜リガーパルスが頻繁に出される第6図(ロ
)の最初の3パルスの間では、甲安定マルチバイブレー
ク116の出ツノは論理レベル゛1″の状態であり続け
、次の(ロ)の第4パルスが立ち下がった後に、前記コ
ンデンサ117、抵抗器118で設定された時間TJ:
りも前記入力端子112に印加された音声入力信号のレ
ベルが基準設定電圧レベルSよりも低いレベルであり続
けるために、単安定マルチバイブレータ116の出力レ
ベルは論23− 環レベル“OIIに立ち下がって、次のトリガーパルス
が入力されるまで論理レベル゛O″であり続ける。
このように本音声検出回路の単安定マルチバイブレータ
116の出力信号は、音声入力信号が一定時間以上基準
電圧レベルよりも低い場合には+10 IIレベルとな
るので、この゛O″レベルにより録音のための割り込み
信号を発生させないようにすることにより、音声入力信
号のレベルが基準レベルよりも小さい間の録音を停止し
、音声データ記憶素子81.103の空費を防止するこ
とができるのである。
また、この単安定マルチバイブレータ116の出力信号
自体を割り込み信号として使用することも可能であるか
ら、この音声検出回路により自動録音開始機能を得るこ
とも可能である。
次に第4図の実施例の動作を第7図ないし第12図のフ
ローチャートを用いながら説明する。なお、第7図はC
P U 79の割り込み動作、第8図はスキップおよび
リピート動作、第9図は録音動24− 作、第10図は再生動作、第11図はメモリパック挿入
時の録音/再生動作をそれぞれ表わすフローチャートで
ある。
まず、電源スィッチ27をONすることにより(第8図
のステップ(22)>、CPU79は制御用記憶素子8
3のROM88に書き込まれたプログラムに従い各部を
初期化する(ステップ(23))。すなわち、割り込み
受付用のP4O10、音声データ用記憶素子81のアド
レスポインタデータを一時記録するためのRAM■〜■
84〜86、音声データ用記憶素子81、直並列変換回
路64のデータ等を初期化する。初期化完了後は固体録
音再生装置20はストップモードとなり(ステップ(2
4,))、録音スイッチ21、再生スイッチ22、スキ
ップスイッチ24、リピートスイッチ25、ストップス
イッチ26等のスイッチ類の操作による割り込み、およ
びVCO73の出力クロック信号を分周回路74で8分
周した1バイト信号による割り込み待ちとなる。
第8図のフローチャートでは、スキップ動作またはリピ
ート動作がなされる場合についてのフローを示すが、説
明の都合上、第9図のフローヂV−トを用いて先に録音
動作の説明を行なう。
(1)録音動作 録音のため録音スイッチ21をONすると(第9図のス
テップ(4,7))、割り込みレジスタは割り込み情報
を読み込み、CPU79に割り込みをかける。CPU7
9は第7図の割り込み動作のフローヂャートに従い割り
込みを実行し、いずれの動作命令であるか判定する。
すなわち、第7図の7日−ヂヤードにおいて、CPU7
9は初期化された後にPIO76の割り込みレジスタの
データを読み込み、割り込み持ちとなる(ステップ(1
))。
次にメモリパックの有無を判断しくステップ(2)) 
、メモリパックがある場合にはメモリパックを接続した
場合に付随する動作、例えば本体内の音声データ用記憶
素子81の記憶容量がつきて、エンドマーカが出てきた
場合にメモリパック52内の音声データ用記憶素子10
3への記憶素子の切換えや、それに付随する制御用記憶
素子83内のRAM■〜■84〜86のメモリパック5
2内のRAM■〜■98〜100への切換え等の動作や
メモリパック52の挿入されたことを示す表示灯29の
点灯等の一連の動作を行なう(ステップ(3))。
次に1バイトの割り込み信号の有無を判断しくステップ
(4))、録音スイッチ21または再生スイッチ22の
操作により発生する1バイト割り込み信号を検出して、
それぞれに必要な操作を行なう。例えば録音時には、直
並列変換回路64で1バイト信号による8ビツトのビッ
トパラレルデータに変換された音声データをCPU79
ヘアドレス・データ・コントロールバス75を経由して
送付しくステップ(11))、このCPU79から音声
データ用記憶素子81へ該音声データを記録する(ステ
ップ(12>)。
その後に、この音声データ用記憶素子81のアドレスデ
ータをインクリメントし、録音動作を継続するが(ステ
ップ(15))、エンドマーカの27− 出現あるいはストップスイッチ2gの操作等により録音
動作の停止ト処理、すなわちアドレスカウンタのクリア
や1バイト信号の割り込み停止、R△M85への録音終
了時のアドレスポインタデータ書き込み等の動作を行な
う(ステップ(16) )。
また、再生時には音声データ用記憶素子81よりCPU
79ヘビツ1〜パラレルの音声データを読み出しくステ
ップ(13))、次にCPU79より該音声データを並
直列変換回路67へ移して(ステップ(14))音声信
号を再生する。
この後、次の音声データを読み出すために音声データM
記憶素子81のアドレスデータをインクリメントしくス
テップ(15))、再生の終了時には録音終了時と同様
の停止処理を行なう(ステップ(16))。
また、このような録音再生用の1バイト信号が発生して
いない場合には、リピート信号の有無を判断しくステッ
プ(5))、リピート信号がある場合には、リピート動
作に対応した制御用記憶素子83内のROM88のカウ
ントダウンやマーカー28= 表示灯28の逆方向への順次点灯等の一連の処理を行な
う(ステップ(17))。この後、リピート後の再生(
ステップ(7))、録音(ステップ(8))等の判断へ
進む。
リピート動作でない場合には、スキップ動作かどうかの
判別を行ない(ステップ(6))、スキップ動作である
場合には、スキップ動作に付随した、例えば制御用記憶
素子83内のROM88のアドレスポインタデータの加
算や音声データ用記憶素子81内の部分領域を示すマー
カ表示灯28の順次点灯等の処理を行ない(ステップ(
18))、引き続き再生(ステップ(7))、あるいは
録音(ステップ(8))等の判別動作に進行する。
次にスキップ動作でもない場合、あるいはリピート動作
やスキップ動作に必要な処理を終えた後の場合に、再生
動作であるか否かの判別を行なう(ステップ(7))。
再生動作である場合には、再生動作に必要な1バイト信
号の割り込み受付けやVCO73の動作開始、ミューテ
ィング回路71のミューティング状態の解除等の動作を
行ない(ステップ(19))、次のコピー動作か(ステ
ップ(9))停止動作かくステップ(10))等の判断
に進行する。
次に録音動作かどうかの判断を行なう(ステップ(8)
)。そして録音動作の場合には、録音動作に必要な1バ
イト信号の割り込み受付けや、VCO73の動作の開始
や、ミューティング回路71のミューティング動作の作
動等の動作を行ない(ステップ(20)) 、次のコピ
ー動作(ステップ(9))かどうかの判断に進行する。
以上録音でも再生でもないか、あるいは録音または再生
に必要な付随する処理を行なった後に、メモリパックへ
のコピー動作であるかどうかの判断を行なう(ステップ
(9))。そして]ビー動作である場合には、本体内の
音声データ用記憶素子81からの音声データのメモリパ
ック52内の音声データ用記憶素子103への転写に必
要な動作を行ない(ステップ(21))、転写動作が終
了した後に、次のスキップ動作かどうかの判断(ステッ
プ(10))へ移る。
以」−1バイト信号の有無(ステップ(4))、リピー
ト動作の有無(ステップ(5))、スキップ動作か否か
(ステップ(6))、再生動作がどうか(ステップ(7
)’) 、録音動作かどうか(ステップ(8))、コピ
ー動作かどうか(ステップ(9))の各判別を行なった
後に、最後に停止動作かどうかの判別を行ない(ステッ
プ(10))、この停止動作である場合には、前述した
停止に必要な処理を行なう(ステップ(16))。停止
ト動作でない場合には、再び初期化した後に割り込みレ
ジスタの読み込みを行ない(ステップ(1))、次の動
作に備える。
CPU79は、以上のような判断動作を行なっているの
であるが、録音スイッチ21がONされると、CPU7
9への1バイト信号の割り込みがなされるので、第12
図のステップ(4)での1バイト信号があるループへ移
り、CPUは録音動作の制御を開始する。
第9図のフローチャートに戻って、このCPU79内録
音動作の詳細を説明する。
31− ステップ(47)で録音動作の判定がなされると、制御
用記憶索子83内のRAM■84に書ぎ込まれたアドレ
スポインタデータに対応したマーカ表示灯28が点灯す
る(ステップ(48))。
これはこの録音操作を開始する音声データ用記憶素子8
1の区分領域の直前の区分領域を示すものである。
次に制御用記憶素子83内のRAM■85にデータがあ
るか否かの判断を行なう(ステップ(19))。この判
断は、この録音操作を開始する以前に録音操作がなされ
ているか否かの判定を行なうもので、前回録音終了時の
アドレスポインタデータがRAM■85に記録されてい
るのCある。
そして前回録音終了時のアドレスポインタデータがRA
M■85に記録されている場合には、この前回録音終了
時のアドレスポインタデータの次のアドレスポインタデ
ータをROM88から読み出しくステップ(50))、
次のステップ(51)へ進む。
また、RAM■85にデータがない場合には、32− 同じくステップ(51)に進み、ROM88にアドレス
ポインタデータが保持されているか否かの判定を行なう
(ステップ(5,1) )。このROM88にアドレス
ポインタデータが保持されている場合には、このROM
88に保持されたアドレスポインタデータをCPU79
内のアドレスカウンタにプリセットする(ステップ(5
3))。また、ROM88にアドレスポインタデータが
保持されていない場合には、ステップ(50)で読み出
した前回録音終了時の最終アドレスポインタデータの次
のアドレスポインタデータをCPU79のアドレスカウ
ンタにプリセットする。
すなわち、この一連の操作により後述するスキップ操作
またはリピート操作が行われた場合には該スキップ操作
またはリピート操作により選定した部分領域の次の部分
領域の先頭番地から録音を行ない、スキップ操作または
リピート操作がなされていない場合には音声データ用記
憶素子81内の区分領域に前回録音終了時に、まだ当該
区分領域内に録音番地が残っていたとしても、次の録音
操作時には必ず次の区分領域の先頭番地から録音するよ
うにするのである。
このような状態で音声データ用記憶素子81内の録音番
地を指定した後に、CPU79はデルタ変調回路63お
よびデルタ復調回路68の変換信号バイパス回路66を
閉路するとともに(ステップ(54,))、ハウリング
防止のためミューティング回路71をONする(ステッ
プ(55))。
また可変クロック用VCO73の動作を開始せ1ノめ(
ステップ(56))、それと同時に入出力切換回路65
を変調側に切換える(ステップ(57))。
このようにして録音の準備体制が整ったので、この状態
でマイク56より音声信号が本固体録音再生装置20に
印加されると、この音声信号は接線53を経由して増幅
器58により増幅され、LPF62に印加される。L 
P F 62で必要な周波数帯域に帯域制限された後、
この音声信号はデルタ変調回路63に印加され、デジタ
ル信号に符号化される。
このようにして符号化された音声信号の一部は、直ちに
変換信号バイパス回路66を経由してデルタ復調回路6
8により復調され(ステップ(58))、再度LPF6
9により帯域制限された後、5D72によりその電圧波
形の傾斜値が検出され(ステップ(59))、この傾斜
値の大きさに応じてVCO73により、このVCO73
の発振周波数が変化させられる(ステップ(60))。
そしてこのVCO73の発振パルスをクロックパルスと
して、前述のデルタ変調回路63およびデルタ復調回路
68でのクロックパルスとして用いるのである。
すなわち、このデルタ変復調は被変復調波形の傾斜に応
じてクロック周波数を粗密化するのである。これは均一
の周波数のクロックパルスにより変復調を行なうと、被
変復調波形の傾きの急なところでは変復調の精度が低下
し、逆の傾きの緩やかなところでは余分な精度を持たす
ことになるため、傾きの急なところでクロック周波数を
高くして十分な精度を保つとともに、傾ぎの緩やかなと
35− ころではクロックパルス周波数を低くして余分な精度を
持たせないために行なうものである。かにうにして被変
復調波形の傾斜値に比例したクロックパルス周波数によ
りデルタ変復調を行なうことにより、被変復調波形の態
様に応じた必要十分な精度のデルタ変復調が可能となる
VCO73の発振出力は上述のデルタ変調回路63、デ
ルタ復調回路68に供給されるとともに、分周回路74
で8分周され、1バイト信号として変換された後(ステ
ップ(61))、直並列変換回路64、並直列変換回路
67およびアドレス・データ・コントロールバス75を
介してCPU79等へ供給され、音声信号データの音声
データ用記憶素子81等への書き込みまたは読み出しタ
イミングパルスとする。この状態でCPLJ79は、前
述の1バイト信号の割り込みを受付ける(ステップ(4
)、(62))。
次にCPU79のアドレスカウンタの値と、ROM88
のデータが一致するかどうかの判別を行なう(ステップ
(63)、)。CPU79のアドレ36− スカウンタの値とROM88のデータが一致しない場合
には、CPLJ79のアドレスカウンタの値を1番地イ
ンクリメントし、音声データ用メモリ81内のアドレス
データを変化させる(ステップ(64))。そしてこの
動作をCPLJ79のアドレスカウンタとROM88の
データが一致するまで繰り返す(ステップ(63)、(
64))。
すなわち、ROM88には音声データ用記憶素子81の
各部分領域の先頭番地のアドレスを示すアドレスポイン
タデータが記録されているので、録音を開始する際には
、必ず音声データ用記憶素子81内の各部分領域の先頭
番地より録音を行なうようにするのである。
このようにして音声データ用記憶素子81内の各部分領
域の先頭番地が読み出されると、この部分領域に対応し
てアドレスポインタデータの番号が設定される(ステッ
プ(65))。それと同時にこの設定されたアドレスポ
インタデータをRAM■84に書き込む(ステップ(6
6))。
すなわち、RAM■84には、録音開始時のアドレスポ
インタデータが記録されることとなる。
それと同時にこのアドレスポインタデータに対応するマ
ーカ表示灯28が点灯する(ステップ(67))。この
状態で次の録音動作に備え、ROM88のアドレスカウ
ンタはインクリメントされる。
(ステップ(68))。
このようにして音声データ用記憶素子81内の録音アド
レスが確定すると、デルタ変調回路63の出力信号であ
るピットシリアルなデジタル信号は、直並列変換回路6
4により8ビツトづつの並列データ(ビットパラレルデ
ータ)に変換され(ステップ(69))、音声データ用
記憶素子81、あるいはメモリパック52を用いる場合
にはメモリパック52内の音声データ用記憶素子103
に、音声信号がビットパラレルデータの形式で記憶され
る(ステップ70))。
次に1バイト信号による8ビツトのビットパラレルな音
声データの書き込みが終了するとCPU79のアドレス
カウンタをインクリメントし、音声データ用記憶累子8
1内の次のアドレスへのビットパラレル信号の書き込み
に描える(ステップ(71))。
この状態で音声データ用記憶素子81内の記憶容aが尽
きたことを示すエンドマーカの有無を判断しくステップ
(74))、エンドマーカが現れなければストップスイ
ッチが操作された否かの判断を行なう(ステップ(75
))。そしてエンドマーカも現れず、ストップスイッチ
の操作もなされない場合にはくステップ(75))、再
びステップ(65)に戻り、アドレスポインタデータの
番地を確認した後に記録動作を続行する。
なおこの場合直前の録音動作で設定したアドレスポイン
タデータの番号と次の録音のアドレスポインタデータの
番号が同一である場合には、ステップ(66)のRAM
■84へのアドレスポインタデータの書き込みは行なわ
ない。
そして音声データ用記憶素子81の区分領域の次の区分
領域に引き続き録音を行なう場合には、ステップ(65
)のアドレスポインタデータがインクリメン]〜され、
このインクリメントされたア39− ドレスポインタデータはステップ(66)にてRAM■
84に書き込まれる。
このようにして順次音声データの音声データ用記憶素子
81または音声データ用記憶素子103への録音が行な
われる。
次に音声データ用記憶素子81の記憶容量がつきて、エ
ンドマーカが現れるとくステップ(74))、このエン
ドマーカをRAM■84に書き込み(ステップ(78)
)、1バイト信号の割り込みが停止され(ステップ(7
9)) 、メモリパックの有無の判断を行なう(ステッ
プ(80))。
そしてメモリパックがある場合には、第10図のメモリ
パックへの録音動作のフローチャートに従ってメモリパ
ック内への録音を行なうが、これは後述する。メモリパ
ックがない場合には、これで録音動作を終了させなけれ
ばならないためアドレスカウンタをクリアして(ステッ
プ(81))、固体録音再生装置20はストップモード
となり、その動作を停止する(ステップ(82))。
なおエンドマーカが現れないうち、すなわち音−/10
− 声データ用記憶素子81内にまだ記憶容量を残して記憶
を停止する場合には、ストップスイッチ26を操作し−
((ステップ(75))、1バイト信号の割り込みが停
止され(ステップ(76))、この時のアドレスポイン
タデータをRΔM■85に書き込む(ステップ(77)
)。すなわち、RAM■85には録音終了時のアドレス
ポインタデータが書き込まれることとなる。以後アドレ
スカウンタをクリアしくステップ(81))、ストップ
モードとなる(ステップ(82))のは前述のメモリパ
ックがない場合と同様である。
なお部分領域の録音時間は本実施例では約10秒間であ
り、この10秒おきにマーカ表示灯28が順次点灯して
録音済領域を表示することどなる。
すなわち、前記1バイト信号をCPU79にて計数し、
予め設定した10秒間に生成される1バイト信号数に至
った時マーカ表示灯28を1灯づつ点灯していく。該マ
ーカ表示灯28はアドレス・データ・コントロールバス
75に接続された駆動回路89により10進数に変換さ
れ駆動される。
(2)スキップ録音動作 利用者が任意のNff1目の部分領域から録音を所望す
る場合は、スキップスイッチ24をONすることにより
、CPU79は割り込みを受付番ノ(ステップ(6〉、
(25))、操作モードの判定を行ないスキップ動作に
移る(ステップ(18))。
この場合にはCPU79は、予め設定された時間(本実
施例では10秒間)内に生成される1バイト信号数との
比較データを制御用記憶素子83のROM88より順次
読み出しくステップ(26))、このデータににり該当
するマーカ表示灯28を1灯のみ順次点滅する(ステッ
プ(27))。
この場合マーカ表示灯28の点滅速度は利用者の的確な
操作を得るため、本実施例では約0.4秒づつに1個の
割合で点滅するようになされている。
マーカ表示灯28が利用者が録音所望個所まで点灯する
に至った時にはスキップ操作を中止しくステップ(28
)) 、ROM88のアドレスカウンタのインクリメン
ト動作を停止し、この状態で読み出しデータを保持1−
る(ステップ(29))。
この状態で録音をする場合には、前)本の録音操作を行
ない、録音スイッチ21を0NL(ステップ(47))
、以下第9図のフローチャートに従って録音動作を行な
う。
この場合もステップ(51)でROM88にアドレスポ
インタデータが保持されているかどうかの判断を行ない
、アドレスポインタデータが保持されている場合には、
すなわちスキップ動作を行なって録音動作を開始する音
声データ用記憶素子81の部分領域を選定した場合には
、ROM88のアドレスポインタデータをCPLJ79
のアドレスカウンタにプリセットしくステップ(53)
)、この番地から録音を開始するので、スキップ動作を
行なって選定した音声データ用記憶素子81の部分領域
の先頭番地から録音が行なわれる。以降の録音動作は通
常の録音モード時と同一である。
(3)リピー1へ録音動作 この場合は、利用者が音声データ用記憶素子81の区分
領域の最後の方から先に音声信号を録音したい場合に便
利なようにリピートスイッチ2543− の操作により部分領域を番地の大きい方から高速で読み
出すことにより速やかに所望の部分領域の位置を選定す
る機能を有するものである。
すなわら、リピートスイッチ25をONすることにより
(ステップ(5)、(34)) 、CPLJ79はリピ
ート処理に取りかかる(ステップ(17))。この場合
にはメモリパック52が接続されている場合には、その
メモリパック52からリピート動作を開始するために、
まずメモリパック52の有無を判定しくステップ(35
))、メモリパック52がある場合にはメモリパック表
示灯29が点灯しくステップ(40))、本体51内の
制御用記憶素子83をメモリパック52内の制御用記憶
素子97に切換え(ステップ(41))、制御用記憶素
子83内のROM88からアドレスポインタデータを順
次読み出す(ステップ(42))。但しこの場合にはア
ドレスポインタデータの大きい方から小さい方へ逆算し
て順次読み出していく。
次に、このROM88内のアドレスポインタデ44− −タの読み出しと対応してマーカ表示灯28が番号の大
きい方から小さい方に順次点滅づ“る。この場合の読み
出す速度はスキップ動作の場合の読み出し速度と同一で
ある(ステップ(43))。
こ゛のようにしてメモリパック52内の音声データ用記
憶素子103の部分領域を順次読み出していってメモリ
パック52内の読み出しが完了したかどうかをエンドマ
ーカの有無で判断しくステップ(44))、メモリパッ
ク52内の読み出しが完了していない場合には、該メモ
リパック52の読み出lノが完了するまで同一の動作を
繰り返す。
そしてエンドマーカが検出され、メモリパック52の読
み出しが完了したことが判別された場合には(ステップ
< 44− ) ) 、メモリパック52の制御用記憶
素子97を本体51内の制御用記憶素子83に切換える
(ステップ(45))。この切換え動作と同時にメモリ
パック表示灯29は消灯する(ステップ(46))。
引き続き本体51内の制御用記憶素子83のROM88
からアドレスポインタデータを番号の大きい方から順次
読み出しくステップ(36))、この読み出し動作に伴
ってマーカ表示灯28が番号の大きい方から順次点滅す
る(ステップ(37))。
このようにしてリピート操作が継続されている場合には
以上の動作を繰り返して、リピートスイッチ25がOF
Fされた場合には(ステップ(38))、この時点でR
OM88のアドレスポインタデータの減算を停止卜し、
この読み出したアドレスポインタデータを保持する(ス
テップ(39))以下、この段階からの録音動作はスキ
ップ録音の場合と同様で、第9図の70−ヂヤートに従
って行なわれる。
(4)録音動作どストップ動作の繰り返しこの場合は、
前述の各録音操作をデータ記憶素子の容量内に複数回に
わたり行なった場合である。
すなわち、複数の情報をある時間経過後録音したり、複
数の区分領域を選択して録音する時、ストップ操作を介
して行なうが、ストップ操作後再度前記録音操作を行な
った場合には、CPU79はストップ操作(ステップ(
10)、(75))を判定して、1バイト信号の割り込
みを停止しくステップ(76))、この時のアドレスポ
インタデータをRAM■85に記録しくステップ(77
))、アドレスカウンタをクリアしくステップ(81)
)、ストップモードになる(ステップ(16)、(82
))。そして再度の録音スイッチ21の操作により(ス
テップ(8)、(47))、RAM■84に書き込まれ
た前回録音を開始した時の部分領域の先頭番地を示すア
ドレスポインタデータに対応したマーカ表示灯28を点
灯させ(ステップ(48))、音声データをすでに記録
した音声データ用記憶素子81の区分領域を表示する。
そして前回の録音終了時のアドレスポインタデータをR
AM■85より読み出しくステップ(49))、このデ
ータをインクリメントしくステップ(50)) 、この
インクリメントされたアドレスポインタデータをCPU
79のアドレスカラン47− タにプリセットしくステップ(52))、このアドレス
カラタンにプリセットされたアドレスポインタデータと
ROM88に記憶された音声データ用メモリ81の各部
分領域の先頭番地とが一致するまでアドレスカウンタの
値をインクリメントし続けて(ステップ(63)、(6
4))、前回の録音終了時に当該部分領域の容量に余裕
がある場合でも、この録音終了時の次の部分領域から録
音を行なう。なお録音流の部分領域に再度録音する場合
は、前に録音された音声データは更新され新しく録音す
る音声データが記憶される。
(5)再生動作 再生のために再生スイッチ22をONすると(ステップ
(7)、(83)) 、P l076は割り込み情報を
読み込み、割り込み信号線77によりCPU79に割り
込みをかける。
この割り込み信号が発生すると、CPU79は制御用記
憶素子83のRAM■86に保持データがあるか否かの
判断を行なう(ステップ(84))。RAM■86に保
持データがある場合には、こ48− の保持データを読み出して1バイトインクリメントする
(ステップ(85))。
すなわら、RAM■86に保持データがあるというこ、
とは前回再生動作が行なわれたことを示しており、この
RAM■86の保持データは前回の再生終了時のアドレ
スポインタデータであるため、その保持データを1バイ
トインクリメントすることにより音声データ用記憶素子
81の前回の再生動作に引ぎ続いた番地から再生動作を
行なうためである。
次にRAM■86に保持データがない場合、および保持
データがある場合にはこの保持データを1バイトインク
リメントした後に、ROM88に保持データがあるかど
うかを判別する(ステップ(86))。この判別はスキ
ップ動作あるいはリピート動作がなされたか否かの判別
である。
ROM88に保持データがあればスキップ動作またはリ
ピート動作がなされているので、この保持データをCP
U79のアドレスカウンタにプリセットしスキップ操作
またはリピート操作により選定された音声データ用記憶
素子81の部分領域からの再生を準備する(ステップ(
88))。保持データがなければスキップ動作またはリ
ピート動作がなされていないので、前回の再生動作の終
了時のアドレスポインタデータを1バイトインクリメン
トしたステップ(85)のデータをCPLJ79にプリ
セットし前回の再生動作に引き続いての再生を準備する
(ステップ(87)>5この状態でマーカ表示灯28を
一旦消灯しくステップ(89))、以後の再生動作中の
部分領域の表示に備える。
次にCPU79はデルタ変復調部の変換信号バイパス回
路66を開路するとともに(ステップ(90))、ハウ
リング防1トのためのミューティング回路71をOFF
にする(ステップ(91))。また、可変クロック用V
CO73の動作を開始しくステップ(92))、再生開
始時にはこのVCO73の周波数制御入力端子には制御
電圧が発生していないために、このVCO73はその自
走周波数で発振を開始する(ステップ(93))。
同時に入出力切換回路65を復調側に切換える(ステッ
プ(94))。
次に前記VCO73の出力パルスは分周回路74により
8分周され、1バイト信号を生成する(ステップ(95
))。このように1バイト信号が発生すると、CPUγ
9はこの1バイト信号ににる割り込みの受付けを行ない
(ステップ(96))、CPU79のアドレスカウンタ
とRAM■84のデータどが同一の値であるかどうかを
判定する(ステップ(97))。そしてCPU79のア
ドレスデータとRAM■84のアドレスポインタデータ
とが一致しない場合には、CPU79のアドレスカウン
タをインクリメントしくステップ(98))、一致する
までインクリメントし続りる(ステップ(97)、(9
8))。
ずなわら、この操作により録音済の音声データ用記憶素
子81の録音開始時の部分領域を読み出すのである。
このようしてCPU79のアドレスカウンタのデータと
RAM■84のアドレスポインタデータ51 − が一致すると、その一致した値をCPU79の音声デー
タ用記憶素子81のアドレスカウンタに設定する(ステ
ップ(99))。それと同時に、この番号に対応した部
分領域のマーカ表示灯28を点灯しくステップ(100
))、引き続き次の読み出しに備えてROM88のアド
レスポインタデータをインクリメントする(ステップ(
101))このようにして音声データの録音された音声
データ用記憶素子81の部分領域からデータを読み出し
くステップ(102>)、この読み出した1バイト信号
によるビットパラレルな音声データを入出力切換回路6
5を介して並直列変換回路67で時間的に連続したビッ
トシリアルなパルス信号に変換する(ステップ(103
))。この後デルタ復調回路68でデルタ復調を行なう
(ステップ(104>)。このデルタ復調回路68で復
調された復調信号は、L P F 69を通って可変抵
抗器70で音量を調節した上、ミコーティング回路71
を経由して増幅器59で増幅して音声出力信号52− として出力され、スピーカ57で再生される(ステップ
(105))。
一方、前記LPF69の出力信号の一部は5D72で、
その振幅の傾きが検出され、この傾きの大小に応じた出
力電圧が発生する。そしてこの5D72の出力電圧の大
小に応じてVCO73により該VCO73の出力クロッ
クパルスの周波数が制御される(ステップ(106))
すなわち、このように復調信号の電圧振幅の傾きの大小
に応じたクロック周波数により信号を読み出して再生す
ることにより、録音した時と同じ時間軸上で音声信号の
再生が可能となるのである。
このようにして1バイト分の音声信号が再生された後に
、CPU79のアドレスカウンタをインクリメントし、
次の1バイト分の音声信号の再生に備える(ステップ(
107))。この状態でRAM■84が予め設定した一
定の設定値と一致するか否かを判定する(ステップ(1
0B))、そしてこのRAM■84の値が設定値と一致
した場合は、残量を表示する残量表示灯33または34
が点灯する(ステップ(109))。
すなわち本実施例の場合には、録音する音声データ用記
憶素子81の記憶容量の最後に残された時間が20秒ま
たは10秒の場合に、この音声データ用記憶素子81の
残量を警告する残量表示灯33または34が点灯するの
である。
一方、並列してエンドマーカの有無を検出しくステップ
(110))、エンドマーカがまだ現れていない場合、
すなわち音声データ用記憶素子81の記憶容量にまだ余
裕がある場合には、次にストップスイッチ26が操作さ
れたか否かを検出する(ステップ(10)、(111)
)。そしてストップスイッチが操作されていない場合に
は、引き続き頭出しスイッチ23の操作の有無を判定す
る(ステップ(112) )。
このようにしてエンドマーカも現れず、ストップスイッ
チ26の操作も頭出しスイッチ23の操作もなされてい
ない場合には、CPU79のアドレスカウンタのアドレ
スポインタデータ、すなわちステップ(107)でイン
クリメントされた音声データ用記憶素子81内の次の再
生アドレスがRAM■85内に記録されたデータと一致
するか否かを判別する(ステップ(113))。
すなわち、この操作により録音された音声信号がまだ残
存しているか否かを判定するのである。
このように判定して、このCPtJ79のアドレスカウ
ンタのアドレスポインタデータとRAM■85内のデー
タが一致しない場合には、まだ録音された音声データが
残存していることを示すのであるから、引き続きステッ
プ(102)に戻り、音声データ用記憶素子81から次
の音声データの読み出しを行ない再生を行なう。
なおCPU79のアドレスポインタデータとRAM■8
5のデータとが一致した場合には、その音声データ用記
憶素子81内の部分領域での録音はすでに終了している
ことを示しているが、この次の音声データ用記憶素子8
1内の部分領域での録音を再生するために、次のアドレ
スポインタデータをRAM■84から読み出す(ステッ
プ(114))。そしてこの読み出したアドレスポイン
55− タデータをCPU79のアドレスカウンタにプリセット
する(ステップ(115))。
そしてこの新たにプリセットしたアドレスポインタデー
タに対応した音声データ用記憶素子81の部分領域に記
憶された音声データの再生を行なうのであるが、そのた
めにステップ(102)に戻り、前記アドレスカウンタ
にプリセットしたアドレスポインタデータをステップ(
100)でマーカ表示灯28に表示づると同時に、この
アドレスポインタデータに対応した音声データ用記憶素
子81の部分領域の音声データを読み出す(ステップ(
102))。
このようにして順次録音データの再生を行ない、音声デ
ータ用記憶素子81の記憶容量が終りに近付けば、前述
したように残量表示灯33.34が点灯するとともに、
音声データ用記憶素子81内の記憶容量が完全につきた
場合にはエンドマーカが現れ、ステップ(110)でこ
のエンドマーカを検出し、1バイト信号のCPU79へ
の割り込み動作は停止する(ステップ(116))。
56− 次にメモリパックの有無を判定しくステップ(117)
)、メモリパックがなければCPU79のアドレスカウ
ンタをクリアしくステップ(118))、ストップモー
ドとなる(ステップ(119))。メモリパックがある
場合は後述する。
また、音声データ用記憶素子81内の記憶容量はまだ残
存しているにもかかわらず再生動作を停止する場合には
、ストップスイッチ26の操作により(ステップ(10
)、(111))、1バイト信号のCPU79への割り
込みが停止しくステップ(120))、この時のアドレ
スポインタデータをRAM■86に書き込む(ステップ
(121))。
すなわち、RAM■86には、再生終了時のアドレスポ
インタデータが記録される。
このようにしてRAM■86にアドレスポインタデータ
を書き込んだ後に、固体録音再生装置、?−Ω−は停止
モードとなる(ステップ((119))。
なおステップ(112)の再生/頭出し動作は後述する
このように本実施例による再生動作は、CPU79が音
声データ読み出し中の音声データ用記憶素子81のアド
レスポインタデータと制御用記憶素子83のRΔM■8
5に記録されたアドレスポインタデータを常時比較し、
両データが同一になった時、RAM■84に記憶された
アドレスポインタデータの中から該データに最も近く、
かつ高位にあるものを読み出し、当該音声データ用記憶
素子81の部分領域を選定して音声データを読み出して
再生する。
すなわち、無録音部分をスキップし、録音された部分の
みを順次再生ずるのである。
(6)スキップ/再生動作 この場合は利用者が音声データ用記憶素子81または音
声データ用記憶素子103内のある一定の部分領域から
再生を所望し当該部分領域を選定して再生ずる場合であ
る。この場合はスキップスイッチ24をONすると、C
PU79はスキップ操作モードの判定を行ない(ステッ
プ(6))、スキップ処理のプログラムを実行する(ス
テップ(18)) 。
すなわち、第8図のス1ツブのフローチャートに従い、
スキップスイッチ24の操作がなされると(ステップ(
25>)CPU79は制御用記憶素子83内のROM8
8からアドレスポインタデータを順次読みu1シ〈ステ
ップ(26)) 、この読み出したアドレスポインタデ
ータに対応する部分領域の表示灯28を順次1個づつ点
灯する(ステップ(27))。
以下スキップ録音時の動作と同様にスキップスイッチ2
4がOFFされたか否かを判定しくステラ7’(28)
)、OFFされていなければエンドマーカの有無を判定
しくステップ(30))、エンドマーカが出ていなけれ
ば引き続きアドレスポインタデータの読み出しを続行し
くステップ(26))、エンドマーカが現われれば次に
メモリパックの有無を判定しくステップ(31))、メ
モリパックがなければこれ以上スキップを続行すること
は無意味であるので固体録音再生装置20は停止モード
となる(ステップ(24>)。
59− また、メモリパック52が接続されている場合には、本
体51内の制御用記憶素子83をメモリパック52内の
制御用記憶素子97に切換え(ステップ(32))、メ
モリパック中をスキップ操作中であることを表示するた
めにメモリパック表示灯29を点灯しくステップ(33
))、引き続きアドレスポインタデータの読み出しを続
行する(ステップ(26))。なお、前記メモリパック
表示灯29はメモリパック52内の制御用メモリ83中
のRAM■98に書き込まれたENDマーカの読み出し
、または固体録音再生装置20がストップモードとなっ
たとき(ステップ(24))に消灯する。
このようにしてスキップ操作中選定する部分領域へ到達
した場合には、スキップスイッチ24をOFFする(ス
テップ(28>)。スキップスイッチ24がOFFされ
ると、この時点でのROM88のアドレスポインタデー
タをインクリメントして停止し、この状態で保持するく
ステップ(29))。
60− 以下再生を行なう場合は、再生スイッチ22がONされ
るとCPU79が再生モードであることを判定しくステ
ップ(7))、再生プログラムを実行する。(ステップ
(19))’。
すなわち、再生スイッチ22がONされると(ステップ
(83))、この再生動作の以前に再生動作がなされた
か否かをRAM■86にデータがあるか否かにJ:り判
定しくステップ(84))、前回再生がなされたことが
判明すれば、このRAM■86のアドレスポインタデー
タを読み出して1バイトインクリメントをしくステップ
(85))、また以前の再生動作がなされていない場合
には、ROM88に保持データがあるか否かを判定しく
ステップ(86))、この場合には前述したステップ(
29)でスキップ再生時のアドレスポインタデータがR
OM88に保持されているのであるからステップ(88
)に進み、このデータをCPtJ79のアドレスカウン
タにプリセットし、以下前述した再生動作と同様な再生
動作を、このスキップ動作を停止した部分領域から行な
う。なお本スキップ操作を行なうことにより再生時点灯
していたマーカ表示灯28は消灯される。
(7)リピート/再生動作 この場合は再生時にリピートスイッチ25をONするこ
とにより、通常のテープレコーダの巻戻し動作に相当す
る音声データ用記憶素子81.103の後方の録音番地
より高速でアドレスポインタデータを順次走査し、必要
な再生位置を選定するものである。
リピートスイッチ25をONすることにj:す、CPU
79はリビー1〜モードであることの判定を行ない(ス
テップ(5))、リピート処理プログラムを実行する(
ステップ(17) )。
すなわち、リピートスイッチ25をON′?l−ること
により(ステップ(34))、メモリパックの有無を判
定しくステップ(35))、メモリパックが挿入されて
いる場合にはメモリパック内部の音声データ用記憶素子
からリピート動作を開始する。
すなわち、メモリパックがあることを示すメモリパック
表示灯29が点灯しくステップ(40))、これに伴い
本体51内の制御用記憶素子83をメ[リパック52内
の制御用記憶素子97に切換え(ステップ(41))、
制御用記憶素子83内のROM8Bからアドレスポイン
タデータを大きい番号から順次若い番号に読み出しくス
テップ<42>)、このアドレスポインタデータに対応
したマーカ表示灯28を順次点滅する(ステップ(=1
3))。
このJ:うにしてアドレスポインタデータを順次読み出
し、メモリパック52内のエンドマーカの有無を判定し
くステップ(44))、エンドマーカが現れない間は以
上の読み出し動作を継続し、エンドマーカが現れた場合
はメモリパック52内の制御用記憶素子97を本体51
内の制御用記憶素子83に切換え(ステップ(45))
、メモリパックがあることを表示する表示灯29を消灯
しくステップ(46))、本体内の音声データ用記憶素
子81に対応するアドレスポインタデータをROM8B
から番号の大きいものから小さいもの63− へ順次読出しくステップ(36))、この読み出し動作
に対応してマーカ表示灯28を順次点滅しくステップ(
37))、リピートスイッチ25のOFF動作がなされ
るか否かを判定する(ステップ(38))。OFF動作
がなされない間は以上の動作を継続し、OFF動作がな
されると、その時点でROM88のアドレスデータをイ
ンクリメントし、読み出しを停止し、このデータを保持
する(ステップ(39))。
この状態で次に再生動作がなされると、前述したスキッ
プ再生モードと同様にCPtJ79が再生モードである
ことを判定しくステップく7))、再生処理プログラム
を実行する(ステップ(19))。
すなわち、再生スイッチ22がONされると(ステップ
(83)) 、ROM88(7)7’−JをCPU79
のアドレスカウンタにプリセットしくステップ(88)
)、このアドレスポインタデータに対応した音声データ
用記憶索子81内の部分領域から再生動作を開始する。
64− なお本リピート動作のプログラムでは、録音再生時共に
メモリパック52内で録音再生動作を停止させ、このメ
モリパック52内の音声データ用記憶素子103の適宜
の部分領域からの録音再生を行なうことはできないよう
なプログラムとなっているが、これは本来メモリパック
52は、本体51の音声データ用記憶素子81に比べて
記憶容量の少ない音声データ用記憶素子103を用い、
本体内音声データ用記憶素子81の記憶容量の不足を補
う補助的な用途に当てるためのものであって、音声デー
タ用記憶素子103内の記憶容量はそれ程大きなもので
はなく、従ってリピート動作によるメモリパック52内
の音声データ用記憶素子103の録音再生動作を開始す
る部分領域の選定は不要と考えたためである。
しかし、メモリパック52内の音声データ用記憶素子1
03に大記憶容量の記憶素子を用いて、このメモリパッ
ク52内のリピート録音再生モードを付【プ加えること
も容易である。なおリピート操作以前の再生動作により
点灯していたマーカ表示灯28はりピート操作により消
灯する。
(8)頭出し/再生動作 これは現在再生中の音声データを跳ばして次の部分領域
に録音されている音声データを再生する場合である。
頭出しスイッチ23を再生中にONすることにより実施
される。
すなわち、頭出しスイッチ23がONされると、CPU
79は再生プログラムを実行中であるが(ステップ(1
9))、この再生プログラム中、頭出しスイッチのON
を検出して(ステップ(112))、録音時にRAM■
85に配録されたアドレスポインタデータの中から現在
再生中の音声データ用記憶素子81のアドレスポインタ
データに最も近いものを読み出す(ステップ(122)
)。そして読み出したアドレスポインタデータに最も近
く、かつそれより高位にあるアドレスポインタデータを
RAM■84から読み出す(ステップ(114))。
次に、この読み出したアドレスポインタデータをCPU
79のアドレスカウンタにプリセットしくステップ(1
15))、このアドレスポインタデータに対応した音声
データ用記憶素子81内のアドレスから音声データを読
み出し再生を継続する(ステップ(102))。
この様な一連の動作により、頭出しスイッチ23がON
された時に再生中の部分領域をスキップして次の部分領
域の先頭番地からの再生がなされる。
なお水頭出しスイッチ23は、一度ONLでも指を離す
と同時に0FFL、次回の頭出し操作は再び頭出しスイ
ッチ23のON操作をすることににって行なわれるタイ
プのスイッチである。
(9)再生/ストップ動作の繰り返し データ再生中にストップスイッチ26をONLだ場合に
は(ステップ(111))、音声データ読み出し中の音
声データ記憶素子81のアドレスポインタデータがRA
M■86中に書き込まれ、固体録音再生装置20は停止
モードとなるが(ステップ(119))、再度再生モー
ドにした場合67− には(ステップ(83))、前回再生を終了した位置の
データの有無を判別しくステップ(84))、このデー
タのアドレスポインタデータを1バイトインクリメント
したアドレスより再生を開始する(ステップ(85))
すなわち、再生/停止動作を繰り返す場合には、前回再
生終了時のアドレスに引き続いて再生を開始するのであ
る。
(10)メモリパックの動作 本体51に収納されている音声データ用記憶素子81と
各種データ記憶用RAM■〜■84〜86と同種の音声
データ用記憶素子103とRAM■〜■98〜100を
有し持ち運び自在にパッケージ化されたメモリパック5
2を本体外部に設け、本体とこの外部に設けたメモリパ
ック52とを接栓54.55により電気的に接続し、録
音再生時間の延長および本体内音声データ用記憶素子8
1に録音した音声データを編集、コピーする場合に用い
る。
なおこのメモリパック52内の音声データm268− 憶素子103およびRAM98へ・100には、本体内
の電源から切り離された場合に、記憶されたデータが揮
発してしまうのを防ぐためにメモリパックメモリ52内
にバックアップメモリ102が設けられている。
メモリパック52内に本体51と同機能のRAM98〜
100を設けた理由は、音声データを記憶済のメモリパ
ック52を本体51とは別の本体に使用した場合の音声
データ用記憶素子103の録音アドレスの読み出しに不
都合をきたさないためである。
なお本メモリパック52を接栓54に接続すると、本体
51内の信号線95が接栓54.55およびメモリパッ
ク52内の信号線96を介して接地され、CPU79は
メモリパックがあることを判定しくステップ(2))、
メモリパックが存在することに伴う各種プログラムを実
行する(ステップ(3))。
このメモリパックの存在に伴う各種プログラムの内容は
、例えば本体内部の制御用記憶素子に記憶されたエンド
マーカを読み出した時点で本体内部の制御用記憶素子を
メモリパック内部の制御用記憶素子に切換える動作(ス
テップ(32)、<123)等)、アドレスポインタデ
ータ収納ROM88のメモリパック用アドレスポインタ
データを本体用アドレスポインタデータに引き続ぎ読み
出す操作、メモリパック動作表示灯29の点灯(ステッ
プ(33)、(124)等)である。
なおメモリパック52を設()ることにより後述するコ
ピー動作の場合には、コピースイッチ21を操作し、本
体内の音声データ用記憶素子81に記録された音声デー
タはデータ待避用RAM■87を介してメモリパック5
2内の音声データ用記憶素子103に先頭番地より順次
記録するコピー動作が可能となる。
さらにマーカ表示灯28は、本体51内部に収納された
音声データ用記憶素子81のエンドマーカが検出される
と、メモリパック表示灯29が点灯すると同時に(ステ
ップ(33)、(1?I)等)各マーカ表示灯28はメ
モリパック52内の音声データ用記憶素子103の各部
分領域を表示することとなる。
次にメモリバック52使用時の動作を説明する。
(a )録音モード 録音スイッチ21をONすると、CPU79はメモリパ
ック52の有無を判定する〈ステップ(2))。なお前
述したようにメモリパック52の有無の判定は、メモリ
パック52を接続することにより信号線95が設置され
ることにより、このメモリパック52が挿入されている
ことが判定されるのである。
メモリパック52が挿入されていることが判定されると
、CPU79は本体51内の制御用記憶素子83をメモ
リパック52内の制御用記憶素子97に切換え(ステッ
プ(123)) 、メモリパック表示灯29を点灯する
(ステップ(124>)。この動作に引き続きCPU7
9は、1バイト信号の割り込みを受付け(ステップ(6
2))、以後通常の録音動作と同様にメモリパック52
内の音声データ用記憶素子103に録音を行なう。
71− このようにして1バイト信号により読み出されるビット
パラレルな信号の録音を行なった後、CPU79内のア
ドレスカウンタをインクリメントしくステップ(71)
)、メモリパック52内のエンドマーカの有無を判定す
る(ステップ(125))。そしてエンドマーカが現れ
ておらず、またストップスイッチ26も操作されていな
ければ(ステップ(126)) 、CPU79内次の1
バイト信号を読み出しくステップ(62))、引き続き
メモリパック52内の音声データ用記憶素子103への
録音を継続する。
このようにして録音を継続しているうちに、メモリパッ
ク52内のエンドマーカが検出されるか(ステップ(1
25))、ストップスイッチ26が操作されると(ステ
ップ(126))CPU79内 ップ(127))、アドレスカウンタがクリアされ(ス
テップ(128)’) 、固体録音再生装置、?−Ω−
は停止モードとなる(ステップ(129>)。
このようにしてメモリパック52内への録音が72− 終了する。
(b)スキップ/録音動作 本体内へのスキップ/録音動作に上述したメモリパック
内での動作が付は加わったもので、その他の動作は前述
したスキップ/録音動作と同様であるので、その説明を
省略する。
(C)リピート/録音動作 (b)のスキップ/録音動作と同様である。
(d )録音/ストップ動作の繰り返し本体の録音/ス
トップ動作に上述した第11図のフローチャートのメモ
リパックの動作を付加したものであり、その他の動作は
本体の録音/ストップ動作の繰り返しと同様であるので
、その説明を省略する。
(e)再生動作 一 本体の再生動作に上述のメモリパックの動作を加えたも
のである。
(f )スキップ/再生動作 本体のスキップ/再生動作に第11図のメモリパックの
動作を加えたものである。
(0)リピート/再生動作 本体のリピート/再生動作に上述の第11図のメモリパ
ックの動作を加えたたものである。
(h)頭出し/再生動作 本体の頭出し再生動作に上述の第11図のメモリパック
の動作を加えたたものである。
(+>再生/ストップ動作の繰り返し 本体の再生/ストップ動作の繰り返しに第11図のフロ
ーチャートのメモリパックの動作を加えたものである。
(11)コピー動作 このコピー動作は本体51内の音声データ用記憶素子8
1に収納されている音声データのうち、指定した一部ま
たは全部のデータをメモリパック52内の音声データ用
記憶素子103に移送して転写する動作である。この動
作を第12図のフローチャートに従いながら説明する。
まず、メモリパック52にコピーする音声データを見出
すために本体の再生を行なう。所望のコピー個所を選定
した後に一部ストップモードとし、コピースイッチ21
をONにする。このコピースイッチ21のONによりC
PU79はコピーモードであることを判定しくステップ
(9))、以下に詳述するコピープログラムを実行する
(ステップ(21>)。
すなわち、コピースイッチ21ONで(ステップ(13
0))、まずメモリパック52の有無を判定しくステッ
プ(131))、メモリパック52が挿入されていない
場合にはコピー動作は不可能であるので、本体51は停
止モードとなる(ステップ(132))。メモリパック
52が挿入されていれば]ビー動作中であることを表示
する]ビー表示灯30が点灯しくステップ(133))
、CPU79はメモリパック52内の音声データ用記憶
素子103の先頭アドレスポインタデータを設定する(
ステップ(134))。
次に本体51内のRAM■86のデータを読み出し、こ
れより前にある音声データ用記憶素子81内の部分領域
に対応するアドレスポインタデータをRA M■84よ
り読み出して(ステップ(175− 35))、このRAM■84のアドレスポインタデータ
をメモリパック52内のRAM■98に書き込み(ステ
ップ136))、このアドレスポインタデータに対応す
るアドレスの音声データ用記憶素子81内の音声データ
を読み出す(ステップ(137)。そしてこの音声デー
タをメモリパック52内の音声データ用記憶素子103
に書き込む(ステップ(13B>)。次にCPU79の
アドレスカウンタをインクリメントする(ステップ(1
39))。
すなわち、以上の動作により音声データ用記憶素子81
内のコピーずべき部分を選定し、]コピースイッチ1を
ONL、た部分領域に録音された先頭データから順次コ
ピーを行なうのである。
このコピー動作はストップスイッチ26がONされるか
(ステップ(140))、RAM■84内から■ンドマ
ーカが読み出されるか(ステップ(141))、あるい
はRAM■85から録音終了時のアドレスポインタデー
タが読み出された場合(ステップ(142))に、この
時のアドレス7ロー ポインタデータをメモリパック52内のRAM■99に
書ぎ込み(ステップ(143))、コピー表示灯30を
消灯させ(ステップ(14,4>)、本体51は停止モ
ードとなる(ステップ(145))。
本体51内の音声データ用記憶素子81に記録された音
声データのうち、複数の音声データを]ビーするために
は、]コピースイッチ1をその都IfONにしくステッ
プ(146))、メモリパック52内のRAM■99に
記録されたアドレスポインタデータを読み出し、これよ
り後にある音声データ用記憶素子103内の記憶領域の
部分領域に対応するアドレスポインタデータをROM8
8より読み出しくステップ(147))、この読み出し
たアドレスポインタデータに対応する音声データ用記憶
素子103内のアドレスを設定する(ステップ(148
))。そして前記の読み出したアト1ノスポインタデー
タをメモリパック52内のRAM■98に書き込む(ス
テップ(149))。そして設定した音声データ用記憶
累子103のアドレスに音声データ用記憶素子81より
データを転送【ノてコピーを行なう(ステップ(138
))。以下前回のコピー動作と同様である。
すなわち、メモリパック52内のRAM■99から読み
出したデータより番地の大きい音声データ用記憶素子1
03内の部分領域のアドレスポインタデータをROM8
8から読み出し、該データに対応する音声データ用記憶
素子103内の区分領域を選定して転写を行う。
なお、第12図のフローチャートには図示しCいないが
、再度のコピー動作の際にもコピー表示灯30は点灯す
る。
以上のような操作により本実施例の固体録音再生装置拉
は、本体51内の音声データ用記憶素子81に記憶され
た音声データをメモリパック52内の音声データ川配憶
素子103に転送して転写できるのであるが、この場合
の転送速度はCPU79の信号処狸速度で定まるため、
通常の磁気テープを用いたテープレコーダに比し、非常
な高速コピーが可能となる。
次に本実施例の固体録音再生装置2017)表示灯の動
作を纒めて説明する。
(1)マーカ表示灯 このマーカ表示灯は1単位10秒間で計180秒間の時
間表示を行なう計18個のL E Dにより構成し、満
足すべき音声品位を得るために必要なデルタ変復調回路
63.68のクロック周波数の10倍の周波数をバイト
に変換した数が10秒間の音声データを記憶するのに必
要な音声データ用記憶素子81.103の部分領域の記
憶容量となるよう構成する。従って、アドレスデータ数
も同数であるために10秒毎のアドレスデータを予め設
定し、実動時のアドレスデータと設定したアドレスデー
タを比較し同値になった時10秒を経過したことになる
なお本実施例では音声データ用記憶素子81.103の
節減を図るため、デルタ変復調回路63.68にその音
声信号の傾斜の大小に比例したクロック周波数の異なる
可変クロック方式を用いているため、厳密には情報の違
いにより誤差を生じる79− が、予め設定するアドレスデータ値に平均値を用いるこ
とにより10秒間誤差が平均化され、実用上支障を生じ
ない。
なお、設定データに水晶発振子等で構成されるタイムベ
ースをおき、10秒毎に該タイムベースよりパルスを発
生せしめて、これによりデータ記憶素子のアドレスデー
タをRAM■84.98に記録すれば精度の向上が図れ
る。
(2)残量表示灯 本発明の固体録音再生装置では音声記録媒体が磁気テー
プの様に目視できないため正確な残量表示を必要とする
本実施例では、上述のマーカ表示灯28以外に最後の1
0秒問および最後の20秒間に至った時それぞれの残量
表示灯3/1133のLEDをフラッシュし、利用者の
注意を促している。該LEDの点灯のタイミングは、上
述の当該残量時間表示を行なうLEDの点対信号により
マルヂバイブレータ回路をトリガーし、該回路により点
滅表示を行なう。
80− その他の方法として、上述のマーカ表示灯の必要個所を
別の色で分ける等の簡便な手段を用いても良い。
(3)録音/再生・再生/頭出し・停止/メモリパック
動作・スキップ/リピート/コピー表示灯当該モードの
動作を行なっている時点灯し、いずれの表示灯のL E
 D :bCP kJ 79が当該モードの動作をして
いる間CP LJ 79からの点灯データにより点灯す
る。なおスキップ/リピートモードは録音または再生モ
ードに関連しているため単独では点灯しない。
(4)上述のすべての表示灯は駆動回路89.93を介
して各部に接続されている。
[発明の効果コ 以上説明したように本発明になる固体録音再生装置にお
いては、固体記憶素子を記憶手段として用い、かつこの
記憶手段の記憶領域を複数個の部分領域に分割して、録
音開始時には常に各部分領域の先頭番地より録音を行な
うにうにせしめたので、固体記憶素子を記憶媒体として
用いることに伴う機械的駆動機構による音声信号の変動
や歪み雑音等の品質劣化がなく、また磁気テープやディ
スク等の記録媒体の摩耗や傷等の品質劣化がなく、かつ
高信頼性メンテナンスフリー等の通有の効果が得られる
と同時に一群の音声信号を信号の一塊毎に区分し、各区
分された音声信号を記録媒体中のメモリの区分領域の先
頭番地より常に録音することにより、記録信号の分離お
よび録再時のアドレス指定が極めて容易となり、会議等
の一人づつの発音を分離し°C録音し、分離して取り出
すこと等その使い勝手上極めて有益な効果が得られるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の全体の構成を示す構成図、第2図およ
び第3図は本発明の一実施例の斜視図、第4図は本発明
の一実施例の回路構成を示すブロック図、第5図は第4
図の音声検出回路の回路構成例を示す回路図、第6図は
第5図の回路の波形図、第7図ないし第12図は本発明
の一実施例の動作を示すフローチャートである。 61・・・・・・・・・・・・・・・音声検出回路63
・・・・・・・・・・・・・・・デルタ変調回路64・
・・・・・・・・・・・・・・直並列変換回路65・・
・・・・・・・・・・・・・入出力切換回路66・・・
・・・・・・・・・・・・変換信号バイパス回路67・
・・・・・・・・・・・・・・並直列変換回路68・・
・・・・・・・・・・・・・デルタ復調回路71・・・
・・・・・・・・・・・・ミューティング回路72・・
・・・・・・・・・・・・・スロープディテクタ73・
・・・・・・・・・・・・・・vCO74・・・・・・
・・・・・・・・・分周回路76・・・・・・・・・・
・・・・・PIO79・・・・・・・・・・・・・・・
CPU80・・・・・・・・・・・・・・・操作釦81
.103・・・音声データ用記憶素子82.102・・
・バックアップバッテリ83.97・・・・・・制御用
記憶素子84〜87.98〜100・・・RAM88・
・・・・・・・・・・・・・・ROM89.93・・・
・・・駆動回路 83− 90.94・・・・・・表丞灯 91・・・・・・・・・・・・・・・C0M92・・・
・・・・・・・・・・・・マルチバイブレータ代理人弁
理士 須 山 佐 − 84− 泥1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 音声信号を符号化する符号化手段と、この符号化手段に
    より符号化された音声信号を記憶する複数個の部分領域
    からなる第1の記憶手段と、この第1の記憶手段に記憶
    された前記符号化された音声信号を復号化する復号化手
    段と、前記第1の記憶手段の各部分領域の先頭番地を予
    め記憶させた第2の記憶手段と、前記第1の記憶手段へ
    の録音動作終了時の録音番地を記憶する第3の記憶手段
    と、この第3の記憶手段に記憶された録音動作終了時の
    録音番地と前記第2の記憶手段に記憶された各部分領域
    の先頭番地とを比較して出力信号を発生する比較手段と
    、この比較手段の出力信号により前記第3の記憶手段に
    記憶された録音動作終了時の録音番地よりも前記第2の
    記憶手段に記憶された部分領域の先頭番地の方が大きく
    なった最初の先頭番地に対応する前記第1の記憶手段の
    部分領域を指定する指定手段と、この指定手段により指
    定された部分領域を表示する表示手段とを備えてなり、
    音声信号の記憶は常に前記第1の記憶手段の各部分領域
    の先頭番地から行われることを特徴とする固体録音再生
    装置。
JP58121201A 1983-07-04 1983-07-04 固体録音再生装置 Pending JPS6012588A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61169358U (ja) * 1985-04-05 1986-10-21
JPS63173300U (ja) * 1987-04-30 1988-11-10

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JPS61169358U (ja) * 1985-04-05 1986-10-21
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