JPS60125850A - 静電荷像現像剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術的背景〕 本発明は、電子写真法、静電印刷法、ｎ電目ピ録法等に
８いて形成されるＰ＃電荷像全現像するための現像剤に
関するものである。

近年に８ける画像形成方法としては、静電荷像全経由す
るものが広（使用されている。例えば電子写真法におい
ては、元導電性感元体より成る静電荷像支持体（以下単
に「像支泣体Ｊ七いう。）を用い、これ會均−に帯電さ
ぜた上で像ｉ１！！元を行なって静電荷像を形成させ、
着色検電粒子であるトナーとキャリアとより成る現像剤
、若しくは磁性体全含有するトナーより成る現像剤全ｆ
ｉ電処理した土で像支持体に作用させることＫより静電
荷像の静電引力を利用してトナー？付着せしめて現像し
、形成されたトナー像全紙等の支持体に転写し、そのｖ
ｋ定Ｎせしめることにより可視画像が形成される。そし
てトナー像の転写が完了した鍬支泣体は通常、除電処理
後、なお付着している残留トナーをクリーニングして再
び画像の形成に供される。

而してこのように像支持体が繰返し可視画像の形成に用
いられる場合においては、トナー像全紙する物質が像支
持体の赤面に薄膜状に付着するようになって例えばゴム
ブレードクリーニング、ウェブクリーニング、ファーブ
ラシクリーニング等の通常の機械的クリーニング手段に
よっては除去することができないトナーフィルミング紫
住するようになり、この箱果各画像形成プロセスにおけ
るクリーニングが不十分となって可視ｔｈ像が低質のも
のとなる問題点がある。

〔従来技術〕

斯かる間珈点全解消するためには、従来、ステアリン酸
亜鉛工や成る滑剤を例えば決ｆ象刑を組成するトナー粉
末に添加することが有効であることが知られている。ス
テアリン酸亜鉛は像支持体の表面に薄層状に付着してト
ナーフィルミング’に防止し、残留トナーのクリーニン
グの効率全向上させることかでざる。

このようにステアリン酸亜鉛は像叉愕体保饅用滑剤とし
て有用ではあるが、像支持体が光導電性感′ＭＳ層とし
て極めて優れた特性含有する非晶質七Ｖ７或いはテルル
により増感さ扛た非晶質セレンなどのセノン系感元体よ
構成るものでるるとぎには、ステアリン酸亜鉛の適用に
よってセレンの結晶化が促進され、その％性が大さく阻
害されることが判明した。即ち、非晶質七Ｖン系感元体
より成る像支持体は通常高温となるとその結晶化速度が
大さくなって劣化し易いのでるるか、ステアリン酸亜鉛
が通用され℃いるとその劣化の程度若しくは速度が大さ
く促進されるのである。

（発明の目的〕 本発明はこのような背景に２いてなされたものでめって
、その目的とするところは、像支持体に？けるトナーフ
ィルミング全有効に防止することがでさて弊害を伴わす
に常に十分なりリーニングが達成され、従って多数回に
亘って良好な可視画ｇＩ全形成することのできる静電荷
像現像剤？提供するにある。

〔発明の構成〕

本発明の特徴とするところは、トナー粉末と、このトナ
ー粉末忙添加された硬化ヒマシ油よす成る滑剤とを含有
する点にある。

以下本発明について具体的に説明する。

本発明にどいては、ノ々イングー樹脂中に着色剤及び荷
！制御剤その他の添加剤全分散含有せしめて成るトナー
粉末に、硬化ヒマシ油より成る滑剤全添加混合して静電
荷像現像剤とする。具体的には、上記の如きトナー粉末
に硬化ヒマシ油より成る滑剤全添加したものとキャリア
とｔ混合することによりいわゆる二成分系埃１！ｌ！刑
が得られ、またバインダー樹脂中に着色剤の一部または
全部の代りに磁性体が分散含有せしめられて成るトナー
粉末に硬化ヒマシ油より成る滑剤全添加することにより
いわゆる一成分系現像剤が得られる。そして上述のトナ
ー粉末には他の添加剤１例えば疎水性シリカ微粉末等を
併せて混合することができる。

以上において、硬化ヒマシ油とは、ヒマシ油（主成分は
グリセリンートリリシノラート）Ｋ水素添加して得られ
る硬（て脆い白色の高融点ワックスでろり、例えば、精
製ヒマシ油に還元ニッケル触媒全０．２Ｎｆｊｋ％添加
し、反応温度１５０〜１６０℃、反応圧力１５ψ副２で
約３時間水素添加反応させることによって得られる。硬
化ヒマシ油の主成分は、グリセリン−トリ１２−ヒドロ
キシステアラードで、少量の１２−ヒドロキシステアリ
ン酸、ジヒドロキシステアリン酸どよびステアリン酸の
混合グリセＩＪ　Ｙが含有される。

そして本発明に２いては、硬化ヒマシ油としては、融点
が６５〜１００℃、ヨウ素価が５０以下、好壕しくにｌ
Ｏ以下、更に好ましくは５以下であり、更に粉末でろっ
て粒径がｌｏ（０ミクロン以下、好ましくは５０ミクロ
ン以下のもの全好適に用いることができる。この硬化ヒ
マシ油の添加割合は、トナー粉末に対して０，０１〜２
重童％、好ましくは０．０５〜ＬＯ重量％とされる。

またトナーのための〕々インダー樹脂としては通常゛こ
の用途に用いられるもの全その筐ま使用することができ
る。その具体例としては、スチＶン系樹脂、アクリール
系樹脂、スチＶンーアクリル系共重合体樹駈、ロジン変
性フェノールホルマリン樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレ
タンａ　１ｌｌｉ　、セル−ロース側脂、ポリエーテル
樹脂、ポリエステル樹脂、スチノンーゾタジエン共重合
体樹脂、その他金挙げることができる。

着色剤としては、カーボンブラック、ニグロシン染料（
Ｃ，１，應５０４１５Ｂ　）、了ニリンブル−（Ｃ，１
，Ａ　５０４０５　）　、カルコオイルブルー（Ｃ，ｌ
。

Ａ　ａｚｏｅｃ　Ｂｌｕｅ　３　）、りＯムイエＱ　−
（Ｃ，１，Ａ１４０９０　）、ウルトラマリンブル−（
Ｃ，１，屋７７１０３　）、デュポンオイルレッド（Ｃ
，ＬＡ２６１０５）、キノリンイエロー（Ｃ，１，應４
７００５）、メチノンゾル−クロライド（Ｃ，１，Ａ３
２０１５）。

フタロシアニンブルー（Ｃ，１，屋７４１６０）、７う
カイトグリーンオフサｖ−ト（Ｃ，１，Ａ４２０００）
、ランプシラツク（Ｃ，１，Ａ７７２６６）、ローズベ
ンガル（Ｃ，１，Ａ　４５４３５）、これらの混合物、
その他を挙げることができる。これら潰色剤は、十分な
濃度のｏＪ視像が形成されるに十分な割合で含有される
ことが必要であり、通常ノ々インダー樹脂１００車蓋都
に均して１〜２０重重部重重部側合とさｎる。

前記磁性体としては、フェライト、マグネタイト全始め
とする鉄、コノマルト、ニラクルなどの強磁性を示す金
属若しくは合金又はこれらの元素金言む化合物、或いは
強磁性元素？含まないが適当な熱処理？施すことによっ
て強磁性全示すようになる合金、例えばマンガン−銅−
アルミニウム。

マンガン−銅−錫などのマンガンと銅とｌｌｔむホイス
ラー合金と呼ばれるａｔ類の合金、又は二酸化クロム、
その他？挙げることができる。これらの磁性体は平均粒
径０．１〜１ミクロンの微粉床の形で・々イングー中に
均一に分散される。そしてその含有量は、トナー１００
１量部白り２０〜７０重量部、好ましくは４０〜７０重
ｉ部である。

また二成分系現像剤金得る場合に用いられるキャリアと
しては、鉄粉、樹脂ｍ＆された鉄粉、ガラスピーズ、そ
の他を挙げることができる。

更に本発８ＡＫＭいては、トナー粉末に疎水性シリカ微
粉末等より成る流動化剤全添加することが好ましい。

〔発明の作用・効果〕

本発明現像剤は以上のように、硬化ヒマシ油より成る滑
剤が添加されたトナー粉末より成るものであるため、像
支持体に形成された静電荷像の現像に供されたとぎに、
トナー粒子に付着していた滑剤が像支持体の表面に付着
して薄層状膜体全形成するようになり、併せてトナー粒
子それ自体がこれに付着している滑剤によって滑り性が
高くなっているため、トナーケ構成する物質が像支持体
に付着しに（くなってトナーフィルミングの発生が防止
されると共に、各画像形成工程に８ける残留トナーのク
リーニングが高い効率で行なわれるようになり、この結
果良好な可視画像を多数回に亘って形成ｊることか可能
となる。

まｔこトナー粉末の各粒子の表面に前記滑剤が付着して
いるので当該トナー粉末による現像剤が高い流動性含有
するものとなり、その粕果簀定な帯電状態が得られて常
に良好な現像が達成されるようになり、この点に２いて
も優れた可視画像全形成することかでさる。

更に像支持体がセンン系感元体、Ｊ：９成るものであっ
ても、後述する実施例の説明から明かなように、滑剤が
硬化ヒマシ油よシ成るものであるため非晶質セレンの胎
晶化？促進ｊるようなことがなく、従って高崗雰囲気下
に？げろ使用に２（・でも、長期間に亘り、或いは多数
回に亘って良好な可視画像全形成することかでざる。こ
の理由は明確ではないが、当該滑剤自体の熱的、経時的
安定性カー優れていることによると考えられる。

以上のほか、本発明現像剤は、ステアリン酸亜鉛より成
る滑剤音用いた場合に比して優るとも劣らない種々の可
視画像形成上の特性を有し、例えば、優れた転写率、高
い画像濃度が得られる。

ま、た本発明現像剤は、セレン系感光体の１１力・、ア
モルファスシリコン感光体、Ｍ機系感元体、その他の像
′ｆｔ付体に形成された舒゛醒荷像の現博に有効に適用
することができる。

〔発明の実施例〕

以１本発明の実施例について説明するが、これによって
本発明が限定されるものではなし・。尚「部」は重量部
會衣わす。

実施例１ スナＶンーメタクリル酸メチル共重合体樹脂　１００部
低分子量ポリプロピレン　５部 カーゼンブラック　１０部 以上の物質全混合し鱈？−ルミルにＪ−９分散せしめた
土更に熱ロールにより混練し、冷却後粉砕し分級して平
均粒径１２ミクロンのトナー粉木盆得た０ このトナー粉末１００都に、硬化ヒマシ油より成る滑剤
「カオーワックス８５ＰＪ（花王石鹸社毀）０．２部を
、疎水性シリカ微粉床「アエロジルＨ−９７２Ｊ（日本
アエロジル社製）１部と共に添加混合してトナー全得た
。

そしてこのトナー２部と、粒径５０〜８０ミクロンの鉄
粉粒子全樹脂波板したキャリア９８部とを混合して本発
明静電荷像現像剤を製造した。これ？「試料１」とする
。

実施例２ トナーの調製に３いて、硬化ヒマシ油より成る滑剤の添
加都１１（’ｔＯ，４部としたほかは実施例１と同様に
して１本発明現像剤を製造した。これを「試料２」とす
る。

実施例３ テレフタル酸とポリオキシプロピレン（２，２）−２，
２−ビス（４−ヒドロキシフェニル）プロ／ｅンとペン
クエリスリトールと會反応させて得られるポリエステル
樹脂金、トナーの調製に２けるノ々イングー樹脂として
用いたほかは実施例１と同様にして本発明現像剤會製造
した。これを「試料３」とする。

比較例１ トナーの１４製において滑剤を除外したほかは実施例１
と全（同様にして、比較用現像剤全製造した。これ金「
比較試ｆ＋１」とする。

比較例２ トナーの調尖に３いて、滑剤としてステアリン酸亜鉛？
用いたけかは実施例１と全く同様にして、比較用現像剤
を調製し７た。こｎｔ「比較試料２」とする。

以上のようにして得られた臥ｆ＋１〜試料３並ひに比較
試料ｌ及び比較試料２の谷々について実写テストに行な
った。即ち、非晶負センンより成る感光Ｐラムと、つＶ
タンゴムブレードより成るクリーニング機、構と？具え
た電子写真複写機［ｕ−Ｂｉｘ　１６００Ｊ　（小西六
写真工業社製）？用い、温度３３℃、相対湿度８０％の
雰囲気下において連続コピーテスト？行ない、笑用土有
用な袂写画欺が得られる耐用複写回数全求めた。結果は
第１表に示す通りである。

ｍ　ｌ　表 マーク「米」全村したものは、−＋：の回１５１越えて
もな８良好な複写が継続可能でるることｔ示す。

この第１表の結果から明かなように５本発明現像剤を用
いたとぎには耐用徐写回数が非常に多い。

またテストが終了したとぎに、用いた報写俄の感光ドラ
ム全駒べたところ、比較試料１が適用されたものは、ト
ナーフィルミングが任じていることが明確に認められ、
１だ比較試料２では感光体のセレンが結晶化して劣化し
ていることが認められた。これに対し本発明現像剤を適
用したものは、何れもトナーフィルミングは殆ど生じて
？らす。

また感光体のセレンの結晶化は僅か罠生じているに過ぎ
ないことが認められた。

実施例４ スチＶンーメタクリル酸ブチル共重合体樹脂　４０部磁
性体粉［マビコブラックＢＬ−５００Ｊ（チタン工業社
製）　５０部 低分子量ポリゾロビＶン　２部 以上の物質全混合し、実施例１のトナーの調製に８げる
と同様にして平均粒径１５ミクロンのトナー粉末を得、
これ？用いたほかは実施例１と同様にして滑剤及び疎水
性シリカ微粉末を添加混合し、磁性トナーより成る本発
明現像剤ｋｉ造した。

これを「試料４Ｊとする。

この試料４全用い、電子写真複写機「Ｕ−Ｂｉｘ１６０
０Ｊ　（小西六写真工業社製）の改造機により実写テス
）ｋ行なったところ、複写回数が３０，０００回に達し
てもな？優れた複写画像全形成することができた。

手　続　補　正　書（自発） 昭和５８年１２月２８日 １、事件の表示　昭和５８年１２月１２日提出の特許願
（２）２、発明の名称　静電荷像現像剤 ３、補正をする者 事件との関係　特許用願人 住　所　東京都新宿区西新宿１丁目２６番２号名　称　
（１２７）小西六写輿工業株式会社４、代　理　人 ５、補正の対象 明細書全文 ６補正の内容 明細書の浄書（内容に変更なし）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）トナー粉末と、このトナー粉末に添加された硬化ヒ
   マシ油よｐ成る滑剤と全含有すること全特徴とする静電
   荷ｇＲ現像剤。