JPS60125663A - レジコン成形体 - Google Patents

レジコン成形体

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JPS60125663A
JPS60125663A JP23470683A JP23470683A JPS60125663A JP S60125663 A JPS60125663 A JP S60125663A JP 23470683 A JP23470683 A JP 23470683A JP 23470683 A JP23470683 A JP 23470683A JP S60125663 A JPS60125663 A JP S60125663A
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JP
Japan
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resin
intermediate layer
layer
resin concrete
fiber
Prior art date
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Application number
JP23470683A
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English (en)
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JPS6249858B2 (ja
Inventor
小柳 卓治
大野 信廣
北村 弘幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は防水パン、浴室用壁材、キッチンカウンター及
び浴槽等所定の形状に成形せられたレジコン成形体に関
するものである。
この種レジコン(レジンコンクリートの略)は、周知の
如く、硬化時の収縮が大きく且つ強震特に引張強度及び
曲げ強度が小さい。それで、このレジコンのみを用いて
防水パン、浴室用壁材、キ・ノチンカウンター又は浴槽
等の成形体を製作することは不可能である。従って、従
来のレジコン成形体は、レジコンI爾の片面又は両面を
繊維強化プラスチック(以下、FRPと称す)で補強し
て積層構造にしていた。
従来にあって、このようなレジコン成形体に白さを現出
させる場合は、TiO2等の顔料をレジコン層へ混入す
るようにしている。ところが、この顔料を混入すると、
レジコン成形体の透明性が失われ、全くの白色に着色さ
れていた。そのため、透明性を持ち且つ深みのある白色
に着色することが出来ず、高級感を醸し出すことができ
ないでいた。
そこで本発明は従来の上記欠点に鑑みてこれを改良除去
したものであって、中間層のレジンコンクリートに、白
さを現出させると共に透明性をもたせるためのAI (
OH) sを該中間層全体の10wt%以上混入し、ま
た補強層としての繊維強化プラスチックを、380g/
rrr乃至600g/rrrのガラス繊維からなる織布
又は不織布に透明樹脂を含浸させたものとすることによ
り、白さと透明性を有し巨つ耐熱水性に優れたレジコン
成形体を提供せんとするものである。
以下に本発明の構成を浴槽を成形する場合の実施例に基
づいて図面を参照して説明すると次の通りである。
先ず、第1図に示す如(、浴槽の成形型1の型面に耐熱
水性を有する透明樹脂、例えばビスフェノール系若しく
はイソフタル酸系等の不飽和ポリエステル樹脂を、ゲル
コート用スプレーアンプ装置により吹き付けて、表面層
(ゲルコート層)2を形成する。そして、この表面層2
の硬化後、該表面層2上にガラス繊維の織布又は不織布
を380g/nf乃至600 g /rrr、好ましく
は400g/rrr量載置し、該ガラス繊維に上記透明
樹脂を含浸塗着させて、繊維強化プラスチックからなる
表面側補強層3を形成する。尚、上記ガラス繊維の使用
量を限定したことについては後述する。
次に、表面側補強層3の各面(第1図では3a乃至3d
のみが示されている)について、^] (OH) aを
混入してなるレジンコンクリ−1・を流し込み等により
塗布し、中間層4を形成する。7ト記レジンコンクリー
トに混入するAI (OH) aは、該中間層4自体に
白さと透明性を持たせるためのものである。而して、A
I (OH) 3の混入量は中間層4全体の]0wt%
以上とすることが必要である。この限定理由は、上記混
入量が1(1wt%以下であると十分な白さを現出する
ことが出来ないからである。これにより、中間層4を白
色に着色し且つ透明性を持たせることが可能である。
次に、−上記中間層4を形成した部分へ、繊維強化プラ
スチックからなる裏面側補強層5を形成する。この裏面
側補強層5は、白色で透明性を持つ−F記中間層4の特
徴を表現するため、白色の不透明層にされている。白色
の不透明層にするためには、TlO2を少量混入すれば
よい。
このようにして、表面側補強層3のある面について、中
間層4及び裏面側補強層5を形成した後は、残りの各面
についてそれぞれ同要領で中間層4及び裏面側補強層5
を形成する。
然る後は、各層全体を硬化させればよい。これにより、
浴槽としてのレジコン成形体6を成形できるものである
ところで、上記レジコン成形体6にあっては、中間層4
に目的とする白さと透明性を持たせるため、レジンコン
クリートへ中間層4全体の10−1%以上のAI (0
1() 3を混入している。しかしながら、レジンコン
クリートに中間層4全体の10−1%以上のAl (O
H) sを混入すると、その耐熱水性が著しく劣化する
という弊害がある。このため、本発明にあっては、中間
層4の表裏面を補強する表面側補強層3と裏面側補強層
5のガラス繊維の単位面積当たりの重量を380 g 
/ cd乃至600 g / rdとし、該表裏面側の
補強層3.5から中間層4へ浸透する熱水等の浸透量を
少なくすると共に、浸透速度を遅くし、製品としてのレ
ジコン成形体6の長寿命化を図っている。尚、ガラス繊
維の単位面積当たりの重量が380 g /rrrより
少ない場合は、当然のことながら、熱水等の浸透の問題
がある。また600 g /nrよりも多くなると、曲
面部等における作業性が著しく劣化するので、これ以上
の使用量は好ましくない。
このように、ガラス繊維の単位面積当たりの重量を限定
することにより、中間層41休の厚みを十分大きく取る
ことができ、しかも、単位面積当たりのガラス繊維を密
にして各ガラス&llI#間の間隙をより小さくするこ
とができる。本発明は、このことで、表裏面側の補強N
3.5から中間層4への熱水等の浸透を防1hシ、中間
N4へ混入した^1 (OH) sによる耐熱水性の劣
化の問題を解決している。
実験によれば、本発明に係るレジコン成形体の製品は、
100℃の熱水中へ500時間浸漬してもフタレ、変色
等の変化は生じず、十分耐熱水性を有することが明らか
であった。尚、実験に用いた試供品は、表面層2の材料
をイソフタル酸系ポリエステル樹脂とし1表裏面側の補
強層3,5のガラス繊維の単位面積当たりの重量を45
0g/rrrとしたものである。また中間層4のレジン
コンクリートへ混入するAI (OR) 3の混入量は
中間層4全体の40−t%であった。
これにより、白色で且つ透明性を備えたレジコン成形体
を得ることが可能であり、深みのある独特のデザインが
得られ、高級感を持たせることができる。また耐熱水性
においても優れており、長寿命化が図れる。
尚、上述の実施例にあっては、中間層4のレジンコンク
リートへAI (OR) sのみを混入して、白さと透
明性を現出するようにしたが、更に所定の有機系顔料、
例えばシアヱンブルー、キナクリントンレッド、シアニ
ングリーン等を混入して白を基調とする上記所定顔料の
色へ着色することも可能である。勿論、この場合であっ
ても、中間層は透明性を有している。
また本発明のレジコン成形体は、上述実施例の浴槽に限
定されるものではない。他にもキッチン。
洗面台、化粧台等のカウンターや壁材等への適用が可能
である。
以ヒ説明したように本発明のレジコン成形体にあっては
、白さと透明性を有しており、深みのある高級感のする
ものが得られる。また耐熱水性においても優れており、
長寿命化が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は浴槽を成形する実施例の成形型と表面層及び表
面側補強層を示す縦断面斜視図、第2図は浴槽の縦断面
斜視図である。 4・・・中間層 3・・・表面側補強層5・・・裏面側
補強N 6・・・レジコン成形体特許出願人 伊奈製陶
株式会社 代 理 人 弁理士 内田敏彦

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、レジンコンクリートの中間層と、線中間層の表裏面
    を補強する繊維強化プラスチックの補強層とよりなり、
    上記中間層のレジンコンクリートには、白さを現出させ
    ると共に透明性を持たせるためのAI (OFI) 3
    を中間層全体の10wt%以上混入してなり、上記表面
    側補強層の繊維強化プラスチックは、380g/+yr
    乃至600 g / rdのガラス繊維からなる織布又
    は不織布に透明樹脂を含浸させたものであり、また上記
    裏面側補強層の繊維強化プラスチックは、380 g 
    /♂乃至600 g / rrrのガラス繊維からなる
    織布又は不織布に不透明樹脂を含浸させたものであるこ
    とを特徴とするレジコン成形体。
JP23470683A 1983-12-12 1983-12-12 レジコン成形体 Granted JPS60125663A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23470683A JPS60125663A (ja) 1983-12-12 1983-12-12 レジコン成形体

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JP23470683A JPS60125663A (ja) 1983-12-12 1983-12-12 レジコン成形体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60125663A true JPS60125663A (ja) 1985-07-04
JPS6249858B2 JPS6249858B2 (ja) 1987-10-21

Family

ID=16975109

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JP23470683A Granted JPS60125663A (ja) 1983-12-12 1983-12-12 レジコン成形体

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS6430227U (ja) * 1987-08-13 1989-02-23
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JPS6249858B2 (ja) 1987-10-21

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