JPS60125270A - エアレススプレイノズル - Google Patents
エアレススプレイノズルInfo
- Publication number
- JPS60125270A JPS60125270A JP23237383A JP23237383A JPS60125270A JP S60125270 A JPS60125270 A JP S60125270A JP 23237383 A JP23237383 A JP 23237383A JP 23237383 A JP23237383 A JP 23237383A JP S60125270 A JPS60125270 A JP S60125270A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- orifices
- paint
- liquid paint
- pressure feed
- feed passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Nozzles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、液体塗料を高圧力に加圧し、小さな噴出口か
ら高速度で噴射して空気との摩擦により微粒化するよう
にしたエアレススプレィノズルに関し、特に、噴射する
液体が噴射パターンの全体にわたって良好に微粒化され
名ようにしたノズルに関する。
ら高速度で噴射して空気との摩擦により微粒化するよう
にしたエアレススプレィノズルに関し、特に、噴射する
液体が噴射パターンの全体にわたって良好に微粒化され
名ようにしたノズルに関する。
エアレススプレィ塗装においては、均一な塗膜を能率良
く形成するために、ノズルチップの先端に唇形の偏平な
噴出口を形成して液体塗料を薄膜状に噴射し、空気との
摩擦により微粒化しつつ扇形に広げて被塗装物に到達さ
せるのが一般的であるが、偏平な噴出口の長さ方向の両
端部は、内壁面に接近していて境界層の影響により中央
部に比べて噴出速度が小さいため、微粒化が不十分であ
って、良好に微粒化された中央部の主流の両側にテール
と呼ばれる粒子の粗い副流が生じて被塗装面を不良にす
る欠点があった。このため、ノズルチップの後側に小径
のオリフィスを設けて塗料の流れを絞ることにより、ノ
ズルチップ内の塗料の流れを乱流化して流速を均一にす
る方法が提案されたが、そのオリフィスがノズルチップ
の噴出口と同心に形成されていたため、オリフィスの中
心を通った塗料がそのまま直進して噴出口の中央に達し
、噴出口の中央部の流速が両端部より高くなる傾向を完
全に解消することはできず、高粘度の塗料では噴射圧力
を著しく高くしなければテールの発生を回避することは
できなかった。
く形成するために、ノズルチップの先端に唇形の偏平な
噴出口を形成して液体塗料を薄膜状に噴射し、空気との
摩擦により微粒化しつつ扇形に広げて被塗装物に到達さ
せるのが一般的であるが、偏平な噴出口の長さ方向の両
端部は、内壁面に接近していて境界層の影響により中央
部に比べて噴出速度が小さいため、微粒化が不十分であ
って、良好に微粒化された中央部の主流の両側にテール
と呼ばれる粒子の粗い副流が生じて被塗装面を不良にす
る欠点があった。このため、ノズルチップの後側に小径
のオリフィスを設けて塗料の流れを絞ることにより、ノ
ズルチップ内の塗料の流れを乱流化して流速を均一にす
る方法が提案されたが、そのオリフィスがノズルチップ
の噴出口と同心に形成されていたため、オリフィスの中
心を通った塗料がそのまま直進して噴出口の中央に達し
、噴出口の中央部の流速が両端部より高くなる傾向を完
全に解消することはできず、高粘度の塗料では噴射圧力
を著しく高くしなければテールの発生を回避することは
できなかった。
本発明は、このような欠点を除去し、高粘度の塗料も比
較的低圧力でテールを消すことができるノズルを提供す
ることを目的とするものである。
較的低圧力でテールを消すことができるノズルを提供す
ることを目的とするものである。
以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
第1図乃至第3図は本発明の第1実施例を示し、ノズル
チップlは超硬合金またはセラミック等の硬質材料から
なり、後端部外周に鍔2が形成されているとともに、後
面の中央には細長いベル形の誘導孔3が先端近くまで凹
成され、先端面にv形の切込溝4を形成することによっ
て、第2図に示すように、層形をなす偏平な噴出口5が
形成されている。絞り板6は、同じく超硬合金等の硬質
材からなり、ノズルチップ1の鍔2と等径の円板形をな
し、第3図に示すように、内径がノズルチップ1の誘導
孔3の後端面の開口の径より少し小さいリング溝7が一
面に凹成され、その溝底の中央に他面側へ貫通する3個
のオリフィス8が等角度間隔で形成されており、これら
3個のオリフィス8の合計面積はノズルチップ1の噴出
口4の面積より少し大となっていて、ホルダ9の小径孔
10にノズルチップ1を嵌合して鍔2を段付面12に突
き当て、その後から絞り板6と中心孔14を有する合成
樹脂製のブツシュ13とを順次に大径孔ll内に嵌入し
、ホルダ9後端部外周に突成した鍔15に係止したハブ
ナツト19をガン本体16に螺合することにより、ブツ
シュ13を介してノズルチップ1及び絞り板6がホルダ
9内に固定されている。
チップlは超硬合金またはセラミック等の硬質材料から
なり、後端部外周に鍔2が形成されているとともに、後
面の中央には細長いベル形の誘導孔3が先端近くまで凹
成され、先端面にv形の切込溝4を形成することによっ
て、第2図に示すように、層形をなす偏平な噴出口5が
形成されている。絞り板6は、同じく超硬合金等の硬質
材からなり、ノズルチップ1の鍔2と等径の円板形をな
し、第3図に示すように、内径がノズルチップ1の誘導
孔3の後端面の開口の径より少し小さいリング溝7が一
面に凹成され、その溝底の中央に他面側へ貫通する3個
のオリフィス8が等角度間隔で形成されており、これら
3個のオリフィス8の合計面積はノズルチップ1の噴出
口4の面積より少し大となっていて、ホルダ9の小径孔
10にノズルチップ1を嵌合して鍔2を段付面12に突
き当て、その後から絞り板6と中心孔14を有する合成
樹脂製のブツシュ13とを順次に大径孔ll内に嵌入し
、ホルダ9後端部外周に突成した鍔15に係止したハブ
ナツト19をガン本体16に螺合することにより、ブツ
シュ13を介してノズルチップ1及び絞り板6がホルダ
9内に固定されている。
そして、塗料ポンプで高圧力に加圧された液体塗料が開
閉弁18を開くことによりガン本体16の圧送路17か
らブツシュ13の中心孔14内に供給され、3個のオリ
フィス8を通って絞り板6の前面のリング溝7内に流入
し、そのリング溝7の内周壁とノズルチップ1の後端面
の間の隙間を通って誘導孔3内に流入し、噴出口5から
薄膜となって噴出して空気との摩擦により微粒化し、扇
形に広がって被塗装物に到達するのであるが1本実施例
においては、3個のオリフィス8を通過した液体塗料が
ノズルチップ1の後端面に衝突した後、方向を変えてリ
ング溝7の内周壁に衝突〜し、ノズルチップlの端面と
の間の狭い環形の隙間を通って誘導孔3内に流入するた
め、誘導孔3内の液体塗料は莞全に乱流となり、噴出口
5に向かう速度成分が均一化されるとともに、厳しく攪
拌されて実質的な粘度が低下するため、噴出口5から噴
出する液体塗料の速度は中央部と両端部で略均−となり
、両端部から噴出する液体塗料も中央部と同様に微粒化
されてテールの発生が防止される。
閉弁18を開くことによりガン本体16の圧送路17か
らブツシュ13の中心孔14内に供給され、3個のオリ
フィス8を通って絞り板6の前面のリング溝7内に流入
し、そのリング溝7の内周壁とノズルチップ1の後端面
の間の隙間を通って誘導孔3内に流入し、噴出口5から
薄膜となって噴出して空気との摩擦により微粒化し、扇
形に広がって被塗装物に到達するのであるが1本実施例
においては、3個のオリフィス8を通過した液体塗料が
ノズルチップ1の後端面に衝突した後、方向を変えてリ
ング溝7の内周壁に衝突〜し、ノズルチップlの端面と
の間の狭い環形の隙間を通って誘導孔3内に流入するた
め、誘導孔3内の液体塗料は莞全に乱流となり、噴出口
5に向かう速度成分が均一化されるとともに、厳しく攪
拌されて実質的な粘度が低下するため、噴出口5から噴
出する液体塗料の速度は中央部と両端部で略均−となり
、両端部から噴出する液体塗料も中央部と同様に微粒化
されてテールの発生が防止される。
第4.5図に示す本発明の第2実施例のノズルは、絞り
板6aの前面に円形の凹面7aが形成され、3個のオリ
フィス8aがその周縁部に等角度間隔で形成されている
以外は前記第1実施例と同一の構成になり、3個のオリ
フィス8aを通過した液体塗料はノズルチップ1の後端
面に衝突し、方向を変えて凹面7aから誘導孔3内に乱
流となって流入し、前記第1実施例と同様に、噴出口5
の全体にわたって略等速度で空気中に噴出し、均一に微
粒化される。
板6aの前面に円形の凹面7aが形成され、3個のオリ
フィス8aがその周縁部に等角度間隔で形成されている
以外は前記第1実施例と同一の構成になり、3個のオリ
フィス8aを通過した液体塗料はノズルチップ1の後端
面に衝突し、方向を変えて凹面7aから誘導孔3内に乱
流となって流入し、前記第1実施例と同様に、噴出口5
の全体にわたって略等速度で空気中に噴出し、均一に微
粒化される。
上記各実施例によって具体的に説明したように、本発明
のエアレススプレィノズルは、加圧された液体塗料を偏
平な形訣の噴出口から噴射して空気との摩擦により微粒
化するようにしたエアレススプレィノズルにおいて液体
塗料の圧送通路の前記噴出口の近傍に、該圧送通路の中
心の周りに複数のオリフィスを形成した絞り板を介設し
たことを要旨とするものであって、1個のオリフィスを
圧送通路の中心に形成した場合のように、オリフィスを
通過した液体塗料が噴出口に直進せずに、複数のオリフ
ィスを通過してから複雑に攪拌されつつ噴出口に達する
ため、乱流化されて噴出速度が均一され、さらに、攪拌
により実質的な粘度が低下し、偏平な噴出口から噴出す
る液体塗料が全幅にわたって良好に微粒化されてテール
の発生が防止される効果を奏する。
のエアレススプレィノズルは、加圧された液体塗料を偏
平な形訣の噴出口から噴射して空気との摩擦により微粒
化するようにしたエアレススプレィノズルにおいて液体
塗料の圧送通路の前記噴出口の近傍に、該圧送通路の中
心の周りに複数のオリフィスを形成した絞り板を介設し
たことを要旨とするものであって、1個のオリフィスを
圧送通路の中心に形成した場合のように、オリフィスを
通過した液体塗料が噴出口に直進せずに、複数のオリフ
ィスを通過してから複雑に攪拌されつつ噴出口に達する
ため、乱流化されて噴出速度が均一され、さらに、攪拌
により実質的な粘度が低下し、偏平な噴出口から噴出す
る液体塗料が全幅にわたって良好に微粒化されてテール
の発生が防止される効果を奏する。
第1図は本発明の第1実施例の断面図、第2図はノズル
チップの拡大正面図、第3図は絞り板の一部切欠斜視図
、第4図は第2実施例の断面図、第5図は絞り板の一部
切欠斜視図である。 1:ノズルチップ 3:誘導孔 5:噴出口6.6a:
絞り板 8.8aミニオリフィス願人 旭大隈産業株式
会社 代理人 弁理士 野 口 水 溶10 寡4回 a 昇り5vj C後図面なし)
チップの拡大正面図、第3図は絞り板の一部切欠斜視図
、第4図は第2実施例の断面図、第5図は絞り板の一部
切欠斜視図である。 1:ノズルチップ 3:誘導孔 5:噴出口6.6a:
絞り板 8.8aミニオリフィス願人 旭大隈産業株式
会社 代理人 弁理士 野 口 水 溶10 寡4回 a 昇り5vj C後図面なし)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 / 加圧された液体塗料を偏平な形状の噴出口から噴射
して空気との摩擦により微粒化するようにしたエアレス
スプレィノズルにおいて液体塗料の圧送通路の前記噴出
口の近傍に、該圧送通路の中心の周りに複数のオリフィ
スを形成した絞り板を介設したことを特徴とするエアレ
ススプレィノズル −前記オリフィスの前記噴出口側に液体塗料が衝突する
壁面を形成したことを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載のエアレススプレィノズル
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23237383A JPS60125270A (ja) | 1983-12-08 | 1983-12-08 | エアレススプレイノズル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23237383A JPS60125270A (ja) | 1983-12-08 | 1983-12-08 | エアレススプレイノズル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60125270A true JPS60125270A (ja) | 1985-07-04 |
JPH0233425B2 JPH0233425B2 (ja) | 1990-07-27 |
Family
ID=16938204
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23237383A Granted JPS60125270A (ja) | 1983-12-08 | 1983-12-08 | エアレススプレイノズル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60125270A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010540225A (ja) * | 2007-09-25 | 2010-12-24 | エス.シー. ジョンソン アンド サン、インコーポレイテッド | 流体ディスペンスノズル |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52154713U (ja) * | 1976-05-20 | 1977-11-24 | ||
JPS5516888U (ja) * | 1978-07-21 | 1980-02-02 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5516888B2 (ja) * | 1974-06-06 | 1980-05-07 |
-
1983
- 1983-12-08 JP JP23237383A patent/JPS60125270A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52154713U (ja) * | 1976-05-20 | 1977-11-24 | ||
JPS5516888U (ja) * | 1978-07-21 | 1980-02-02 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010540225A (ja) * | 2007-09-25 | 2010-12-24 | エス.シー. ジョンソン アンド サン、インコーポレイテッド | 流体ディスペンスノズル |
US8820665B2 (en) | 2007-09-25 | 2014-09-02 | S.C. Johnson & Son, Inc. | Fluid dispensing nozzle |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0233425B2 (ja) | 1990-07-27 |
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