JPS60124637A - タイヤトレッド用ゴム組成物 - Google Patents
タイヤトレッド用ゴム組成物Info
- Publication number
- JPS60124637A JPS60124637A JP58232774A JP23277483A JPS60124637A JP S60124637 A JPS60124637 A JP S60124637A JP 58232774 A JP58232774 A JP 58232774A JP 23277483 A JP23277483 A JP 23277483A JP S60124637 A JPS60124637 A JP S60124637A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polyether
- rubber
- rubber composition
- frictional resistance
- carbon black
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は湿潤路面での摩擦抵抗を極力抑えつつ氷結路面
でのｗ１１抵抗を著しく向上させたタイヤ１〜レッド用
ゴム組成物に関する。
でのｗ１１抵抗を著しく向上させたタイヤ１〜レッド用
ゴム組成物に関する。
自動車の走行する路面状態のなかで氷結した路面状態は
最も滑り易く、危険である。従って氷結した路面を走行
する頻度の高い寒冷地にＪ５いては、トレッド部に金属
性のスパイクを打ら込／Ｖだり、チェーンをＨ！した自
動車用タイヤが広く用いられている。ところが、寒冷地
と言えども、冬期に常ｌ１１道路が氷結しＣいることは
少なく、むしろ冬期の大部分は氷結していない路面状態
にある場合が多い。自動車交通の発達とともに、寒冷地
においてスパイクを１」ら込んだりチェーンを装着した
タイヤを装備した自動車が頻繁に氷結していない路面状
態の道路を往来づ゛るようになった今日、スパイクやチ
ェーンが通路を損傷しＵ １） ｕ公害を誘発したり、
損１易した１口路の補修に多大の費用を要するという社
会問題が顕在化してきている。このにうな問題に対処づ
べく氷結した路面ひもスパイクやチェーンを用いること
なく、安全に走行できるタイヤの開発が要望されている
。このＪ：うなタイＶを得る方法のひとつには、氷結し
た路面での１？擦抵抗の人ぎな１〜レツド用ゴム４Ａ料
を開発づることがあげられる。
最も滑り易く、危険である。従って氷結した路面を走行
する頻度の高い寒冷地にＪ５いては、トレッド部に金属
性のスパイクを打ら込／Ｖだり、チェーンをＨ！した自
動車用タイヤが広く用いられている。ところが、寒冷地
と言えども、冬期に常ｌ１１道路が氷結しＣいることは
少なく、むしろ冬期の大部分は氷結していない路面状態
にある場合が多い。自動車交通の発達とともに、寒冷地
においてスパイクを１」ら込んだりチェーンを装着した
タイヤを装備した自動車が頻繁に氷結していない路面状
態の道路を往来づ゛るようになった今日、スパイクやチ
ェーンが通路を損傷しＵ １） ｕ公害を誘発したり、
損１易した１口路の補修に多大の費用を要するという社
会問題が顕在化してきている。このにうな問題に対処づ
べく氷結した路面ひもスパイクやチェーンを用いること
なく、安全に走行できるタイヤの開発が要望されている
。このＪ：うなタイＶを得る方法のひとつには、氷結し
た路面での１？擦抵抗の人ぎな１〜レツド用ゴム４Ａ料
を開発づることがあげられる。
ゴムＩＪわ］の摩擦特性を決める主要因は原料ゴム（エ
クストマー）成分であり、乾燥路面や湿潤路面のような
一般的な路面状態では、スチレン・ブタジ］ニン共重合
体ゴム（Ｓ［３Ｒ）のようなガラス転位温度（Ｔ（＋
＞が比較的高い原石ゴムを用いると、摩擦抵抗が大きく
なる。一方、氷結路面においてはその逆であり、天然ゴ
ム（ＮＲ）やポリブタジェンゴム（ＢＲ）のようなＴＯ
の低い原料ゴムを用いると、摩擦抵抗が大きくなる。特
に、ＢＲは氷の温度が低くなるほど、摩擦抵抗を高める
効果が大きく、冬期用タイヤのトレッドゴム用の原石ゴ
ムとして広く用いられているのであるが、一般路面、狛
に湿潤路面での摩擦抵抗を著しく低下させるため、その
使用量には限度がある。このように、氷結路面での摩擦
抵抗と、湿潤路面での１！λ擦抵抗は一般的に相反する
特性とされており、湿潤路面での摩擦抵抗を従来技術の
レベルから著しく低下させることなく、氷結路面での摩
擦抵抗を顕箸に向上させることは困難であった。
クストマー）成分であり、乾燥路面や湿潤路面のような
一般的な路面状態では、スチレン・ブタジ］ニン共重合
体ゴム（Ｓ［３Ｒ）のようなガラス転位温度（Ｔ（＋
＞が比較的高い原石ゴムを用いると、摩擦抵抗が大きく
なる。一方、氷結路面においてはその逆であり、天然ゴ
ム（ＮＲ）やポリブタジェンゴム（ＢＲ）のようなＴＯ
の低い原料ゴムを用いると、摩擦抵抗が大きくなる。特
に、ＢＲは氷の温度が低くなるほど、摩擦抵抗を高める
効果が大きく、冬期用タイヤのトレッドゴム用の原石ゴ
ムとして広く用いられているのであるが、一般路面、狛
に湿潤路面での摩擦抵抗を著しく低下させるため、その
使用量には限度がある。このように、氷結路面での摩擦
抵抗と、湿潤路面での１！λ擦抵抗は一般的に相反する
特性とされており、湿潤路面での摩擦抵抗を従来技術の
レベルから著しく低下させることなく、氷結路面での摩
擦抵抗を顕箸に向上させることは困難であった。
湿潤路面での摩擦抵抗を許容レベルに維持しつつ、氷結
路面でのＩｊｊ票抵抗抵抗めるｈ法として、特公昭５８
−７６６２号公報に特定のプロセス油を使用 。
路面でのＩｊｊ票抵抗抵抗めるｈ法として、特公昭５８
−７６６２号公報に特定のプロセス油を使用 。
することが１２案されている。しかし、その氷結に’Ｒ
面での摩１２抵抗の向上の程度は、タイ（７に取イ」け
るスパイクやヂエーンの効果に比へると、不充分であり
、更に、氷結路面ひの摩擦抵抗を向」させることがめら
れていた。
面での摩１２抵抗の向上の程度は、タイ（７に取イ」け
るスパイクやヂエーンの効果に比へると、不充分であり
、更に、氷結路面ひの摩擦抵抗を向」させることがめら
れていた。
本発明は湿潤路面での摩擦抵抗を許容レベルに維持しつ
つ、氷結路面での摩擦抵抗を著しく高めたゴム組成物を
提供することを目的とし、特に、氷結路面を走行するタ
イヤのトレッドゴム材着として利用される。
つ、氷結路面での摩擦抵抗を著しく高めたゴム組成物を
提供することを目的とし、特に、氷結路面を走行するタ
イヤのトレッドゴム材着として利用される。
本発明の上記目的は、ジエン系ゴムに、カーボンブラッ
クと特定のポリエーテルもしくはこのポリエーテルとプ
ロセス油の混合物とをそれぞれ特定量含有させることに
より達成される。
クと特定のポリエーテルもしくはこのポリエーテルとプ
ロセス油の混合物とをそれぞれ特定量含有させることに
より達成される。
すなわち、本発明のタイヤトレッド用ゴム組成物は、ジ
エン系ゴム１００ｍ ｆｆ１部に対し、カーボンブラッ
ク４０〜１００重量部と、ホルムアルデヒド、エチレン
グリコール、プロピレングリコール、１．４−ブタンジ
オールまたは１．Ｇ−ヘキサンジオールを出発物質とし
て、これらのホルムアルデヒドおよびジオール類の単独
もしくはこれらの組み合せから成るエーテルの繰り返し
単位を３〜１０有し、両末端が炭素数１〜８のアルキル
エーテルであるポリエーテルまたは該ポリエーテルとプ
ロセス油との混合物５〜８０重量部とを含有づることを
特徴とするものである。
エン系ゴム１００ｍ ｆｆ１部に対し、カーボンブラッ
ク４０〜１００重量部と、ホルムアルデヒド、エチレン
グリコール、プロピレングリコール、１．４−ブタンジ
オールまたは１．Ｇ−ヘキサンジオールを出発物質とし
て、これらのホルムアルデヒドおよびジオール類の単独
もしくはこれらの組み合せから成るエーテルの繰り返し
単位を３〜１０有し、両末端が炭素数１〜８のアルキル
エーテルであるポリエーテルまたは該ポリエーテルとプ
ロセス油との混合物５〜８０重量部とを含有づることを
特徴とするものである。
本発明のタイＡ７１〜レッド用ゴム組成物に使用するジ
エン系の原料ゴムは、タイヤが主体的にどのような路面
を走行するかによって適宜選択でることができる。例え
ば、本発明のゴム組成物を氷結・積雪した路面を走行り
−る頻度が高い冬期用タイＡ７の］・レッド用ゴム材料
として用いる場合は、氷結・積雪路面での摩擦抵抗を高
めるため、全原料ゴム成分を１００ｆｆ１１部とした時
、ＮＲおよび／またはＩｆｌ、もしくはＮＲおよび／ま
たはＩＲと１．２−結合単位含有伊が２０％以下のＢＲ
との混合物が５０重用部以上どなるような原料ゴム配合
が用いられる。また、本発明のゴム組成物を湿潤路面を
走行する頻度が高いが、氷結・積雪路面を走行する場合
も無視できないという、いわゆるオールシーズンタイヤ
等の１〜レツド用材料として用いる場合は、氷結路面で
の摩擦抵抗を若干犠牲にしつつ湿潤路面での摩擦抵抗を
高めることが必要となるが、原料ゴム配合としでは結合
スチレン含有量が３０％以下のＳＢＲや１．２−結合単
位含有ｍが２０％以上のＢＲ等が、全原料ゴム成分１０
０車１部中、２０〜８０重量部の範囲で用いられる。
エン系の原料ゴムは、タイヤが主体的にどのような路面
を走行するかによって適宜選択でることができる。例え
ば、本発明のゴム組成物を氷結・積雪した路面を走行り
−る頻度が高い冬期用タイＡ７の］・レッド用ゴム材料
として用いる場合は、氷結・積雪路面での摩擦抵抗を高
めるため、全原料ゴム成分を１００ｆｆ１１部とした時
、ＮＲおよび／またはＩｆｌ、もしくはＮＲおよび／ま
たはＩＲと１．２−結合単位含有伊が２０％以下のＢＲ
との混合物が５０重用部以上どなるような原料ゴム配合
が用いられる。また、本発明のゴム組成物を湿潤路面を
走行する頻度が高いが、氷結・積雪路面を走行する場合
も無視できないという、いわゆるオールシーズンタイヤ
等の１〜レツド用材料として用いる場合は、氷結路面で
の摩擦抵抗を若干犠牲にしつつ湿潤路面での摩擦抵抗を
高めることが必要となるが、原料ゴム配合としでは結合
スチレン含有量が３０％以下のＳＢＲや１．２−結合単
位含有ｍが２０％以上のＢＲ等が、全原料ゴム成分１０
０車１部中、２０〜８０重量部の範囲で用いられる。
本発明のタイヤトレッド用ゴム組成物に使用するカーボ
ンブラックは、タイヤトレッド用として用いられ得るも
のであればよく、その種類は特に限定されない。カーボ
ンブラックの使用量は、原石ゴム１００重量部に対し４
０〜１００重量部であり、４０重量部未満ではカーボン
ブラックによる補強性が不足し、耐摩耗性の低下が著し
く好ましくなく、１００重箇都合超えるとタイヤ走行時
の発熱が大き−くなり好ましくない。湿潤路面での摩擦
抵抗の低下を極力抑制するという観点に立つと、更に好
ましいｈ−ボンブラックの使用ｍの範囲は、原料ゴム１
００申吊部に対し５０〜ｂ 本発明のタイヤトレッド用ゴム組成物には軟化剤どしで
、ホルムアルデヒド、■チレングリコール、ブ目ピレン
グリコール、１，４−ブタンジオールまたは１．６−ヘ
ギサンジオールを出発物質とし、これらのホルムアルデ
ヒドおよびジオール類の単独またはこれらの組み合せか
ら成るエーテルの繰り返し単位を３〜１０有し、両末端
が炭素数１〜８のアルキルエーテルであ−るポリエーテ
ルまたは該ポリエーテルとプロセス油との混合物が使用
される。
ンブラックは、タイヤトレッド用として用いられ得るも
のであればよく、その種類は特に限定されない。カーボ
ンブラックの使用量は、原石ゴム１００重量部に対し４
０〜１００重量部であり、４０重量部未満ではカーボン
ブラックによる補強性が不足し、耐摩耗性の低下が著し
く好ましくなく、１００重箇都合超えるとタイヤ走行時
の発熱が大き−くなり好ましくない。湿潤路面での摩擦
抵抗の低下を極力抑制するという観点に立つと、更に好
ましいｈ−ボンブラックの使用ｍの範囲は、原料ゴム１
００申吊部に対し５０〜ｂ 本発明のタイヤトレッド用ゴム組成物には軟化剤どしで
、ホルムアルデヒド、■チレングリコール、ブ目ピレン
グリコール、１，４−ブタンジオールまたは１．６−ヘ
ギサンジオールを出発物質とし、これらのホルムアルデ
ヒドおよびジオール類の単独またはこれらの組み合せか
ら成るエーテルの繰り返し単位を３〜１０有し、両末端
が炭素数１〜８のアルキルエーテルであ−るポリエーテ
ルまたは該ポリエーテルとプロセス油との混合物が使用
される。
本発明のタイ＼７１へレッド用ゴム組成物に使用される
ポリニーデルとしては、例えば、ブロビレングリニ】−
ルのジ（ヘキソキシ・ジメチルベキシルニーデル、ジ（
エトキシ・ブｌ−キシ・メチル）ホルマール、ジ（ブ１
〜キシ・エトキシ・メチル）ホルマール、ジ（ブＩ〜キ
シ・エトキシ・エチル）ホルマール、エチレングリコー
ルのジ（ブ１〜キシ・１１−キシ・エチル）エーテル、
ジ（工１−キシ・７１−キシ・メトキシ・ブ１−ギシ・
エチル）ホルマール、ポリブチレングリコールの４〜１
０ Ｑ （４ｉのジメチルエーテル等が挙げられるが
、特にこれらに限定されるものではない。
ポリニーデルとしては、例えば、ブロビレングリニ】−
ルのジ（ヘキソキシ・ジメチルベキシルニーデル、ジ（
エトキシ・ブｌ−キシ・メチル）ホルマール、ジ（ブ１
〜キシ・エトキシ・メチル）ホルマール、ジ（ブＩ〜キ
シ・エトキシ・エチル）ホルマール、エチレングリコー
ルのジ（ブ１〜キシ・１１−キシ・エチル）エーテル、
ジ（工１−キシ・７１−キシ・メトキシ・ブ１−ギシ・
エチル）ホルマール、ポリブチレングリコールの４〜１
０ Ｑ （４ｉのジメチルエーテル等が挙げられるが
、特にこれらに限定されるものではない。
軟化剤としてのポリエーテルまたはポリエーテルとプロ
セス油との混合物の使用部は、原料ゴム１００重量部に
対し５〜８０重量部である。軟化剤の使用部が５重石部
未満では氷結路面での摩擦抵抗を充分高めることができ
ず、また８０重部品を超えるど耐摩耗性の低下等の不都
合を起し易くなるので好ましくない。更に好ましい軟化
剤の使用部は湿潤路面での摩擦抵抗の低下を極力抑制り
るため、原料ゴム１００重２部に対し１０〜８幡１部で
ある。
セス油との混合物の使用部は、原料ゴム１００重量部に
対し５〜８０重量部である。軟化剤の使用部が５重石部
未満では氷結路面での摩擦抵抗を充分高めることができ
ず、また８０重部品を超えるど耐摩耗性の低下等の不都
合を起し易くなるので好ましくない。更に好ましい軟化
剤の使用部は湿潤路面での摩擦抵抗の低下を極力抑制り
るため、原料ゴム１００重２部に対し１０〜８幡１部で
ある。
本発明においＣは、軟化剤としてポリニー・フルを使用
することにより、特公昭５８− ７６６２号公報に示さ
れるような特定のプロセス油を用いた場合Ｊ：り更に一
段と氷結路面でのｔｉｌｌ抵抗を高めることができる。
することにより、特公昭５８− ７６６２号公報に示さ
れるような特定のプロセス油を用いた場合Ｊ：り更に一
段と氷結路面でのｔｉｌｌ抵抗を高めることができる。
本発明のタイヤトレッド用ゴム組成物にはポリエーテル
を単独で使用してもよいが、適切なプロセス油と適切な
比率で組み合せることにより、氷結路面での摩擦抵抗を
ポリエーテル単独で用いた場合と同等のレベルまで高め
ることができる。ポリエーテルは著しく氷結路面Ｃの■
９擦抵抗を高める効果がある反面、若干湿潤路面での摩
擦抵抗を低下させるので、湿潤路面での摩擦抵抗の低下
を極力抑えつつ氷結路面での摩擦抵抗を牝しく高めるた
めには、好ましくは軟化剤全量の１０〜９０重量％がポ
リエーテルであり、残部がプロセス油とづると良い。ま
た、ポリエーテルを単独で使用した場合に比べて、ポリ
エーテルとプロセス油とを混合して用いると、スコーチ
タイムが長くなり、製造時の加工性が向上−するという
利点がある。本発明のタイヤトレッド用ゴム組成物に用
いるプロセス油はジエン系の原料ゴムを製造する際に予
め伸展油として原料ゴムに含有させでおいても良い。
を単独で使用してもよいが、適切なプロセス油と適切な
比率で組み合せることにより、氷結路面での摩擦抵抗を
ポリエーテル単独で用いた場合と同等のレベルまで高め
ることができる。ポリエーテルは著しく氷結路面Ｃの■
９擦抵抗を高める効果がある反面、若干湿潤路面での摩
擦抵抗を低下させるので、湿潤路面での摩擦抵抗の低下
を極力抑えつつ氷結路面での摩擦抵抗を牝しく高めるた
めには、好ましくは軟化剤全量の１０〜９０重量％がポ
リエーテルであり、残部がプロセス油とづると良い。ま
た、ポリエーテルを単独で使用した場合に比べて、ポリ
エーテルとプロセス油とを混合して用いると、スコーチ
タイムが長くなり、製造時の加工性が向上−するという
利点がある。本発明のタイヤトレッド用ゴム組成物に用
いるプロセス油はジエン系の原料ゴムを製造する際に予
め伸展油として原料ゴムに含有させでおいても良い。
本発明のタイヤトレッド用ゴム組成物には上記の配合剤
に加えて、酸化亜鉛、ステアリン酸、老化防止剤舌の配
合剤が任意に適量配合される。
に加えて、酸化亜鉛、ステアリン酸、老化防止剤舌の配
合剤が任意に適量配合される。
以下、実施例および比較例をもって、本発明の効果を具
体的に説明覆る。なお、第１表中の配合数値は重昂部Ｃ
ある。
体的に説明覆る。なお、第１表中の配合数値は重昂部Ｃ
ある。
Ｕ虹」Ｌユニュ」」随Ｊ三び比較例１〜２第１表に示で
配合のゴム組成物を通常の方法により混合、加硫し、ス
キッド抵抗測定用の１ノンプルを作成した。このサンプ
ルを用い、氷結路面おＪ：び湿潤路面でのスキッド抵抗
を測定した。スキッド抵抗はブリティッシュポータプル
スキッドテスター（ＡＳＴＭ Ｅ ３０３）を用い、氷
結路面として− ８℃の氷Ｑイを用い、湿潤路面として
冠水ざＩたセーフティーウＡ−り（スリーエム社製、屋
外用タイプＢ）を用いてそれぞれ測定した。ブリティッ
シュ・ポータプル・スキッドテスターは種々の路面状態
にある通路のタイヤとのＩＩ擦特性を評価するために開
発されたＩ９擦試験機であり、その測定値であるスキッ
ド抵抗は自動車が走行している時のタイヤトレッド部と
路面との摩擦力の大小を実験室的に評価するのに好適で
あることが知られている。測定したスキッド抵抗は従来
技術の範囲で、氷結路面での摩擦抵抗を高めた比較例１
のスキッド抵抗値を１００とした時の指数で第１表に示
した。なＪ３、スキッド抵抗指数が大きいほど摩擦抵抗
が大きいことを示す。
配合のゴム組成物を通常の方法により混合、加硫し、ス
キッド抵抗測定用の１ノンプルを作成した。このサンプ
ルを用い、氷結路面おＪ：び湿潤路面でのスキッド抵抗
を測定した。スキッド抵抗はブリティッシュポータプル
スキッドテスター（ＡＳＴＭ Ｅ ３０３）を用い、氷
結路面として− ８℃の氷Ｑイを用い、湿潤路面として
冠水ざＩたセーフティーウＡ−り（スリーエム社製、屋
外用タイプＢ）を用いてそれぞれ測定した。ブリティッ
シュ・ポータプル・スキッドテスターは種々の路面状態
にある通路のタイヤとのＩＩ擦特性を評価するために開
発されたＩ９擦試験機であり、その測定値であるスキッ
ド抵抗は自動車が走行している時のタイヤトレッド部と
路面との摩擦力の大小を実験室的に評価するのに好適で
あることが知られている。測定したスキッド抵抗は従来
技術の範囲で、氷結路面での摩擦抵抗を高めた比較例１
のスキッド抵抗値を１００とした時の指数で第１表に示
した。なＪ３、スキッド抵抗指数が大きいほど摩擦抵抗
が大きいことを示す。
第１表において、比較例１は従来１−レッドゴム材料の
氷結路面での運動性能を高めるのに好適であるとされて
いるＶ、Ｇ、Ｃ，（粘度比重恒数）の小さなパラフィン
系のプロセス油を軟化剤として使用した例である。比較
例２は一般路走行に好適とされているＶ、Ｇ、Ｃ，の大
きなアロマ系のプロセス油を軟化剤として使用した例で
ある。氷結路面での摩擦抵抗は比較例１の方が比較例２
より大きくなっており、氷結路面を走行するタイヤの１
〜レツド材料用としてはパラフィン系プロセス油の方が
アロマ系プロレス油Ｊ：り格段に優れていることが判る
。
氷結路面での運動性能を高めるのに好適であるとされて
いるＶ、Ｇ、Ｃ，（粘度比重恒数）の小さなパラフィン
系のプロセス油を軟化剤として使用した例である。比較
例２は一般路走行に好適とされているＶ、Ｇ、Ｃ，の大
きなアロマ系のプロセス油を軟化剤として使用した例で
ある。氷結路面での摩擦抵抗は比較例１の方が比較例２
より大きくなっており、氷結路面を走行するタイヤの１
〜レツド材料用としてはパラフィン系プロセス油の方が
アロマ系プロレス油Ｊ：り格段に優れていることが判る
。
実施例１〜４はそれぞれ比較例１のプロセス油−１の２
０％、５０％、８０％および１００％をホルムアルデヒ
ドを出発物質とし、１，４−ブタンジオールおよびエチ
レングリコールを組み合せエーテル繰り返し単位が５個
で両末端がエチルエーテルであるポリエーテル（ジ（ブ
トキシ・エトキシ・エチル）ホルマール）で置換した例
であり、２０％置換により（実施例１）、全量置換の実
施例４に近い氷結路面でのＩＩ擦低抵抗顕著な向上が見
られる。
０％、５０％、８０％および１００％をホルムアルデヒ
ドを出発物質とし、１，４−ブタンジオールおよびエチ
レングリコールを組み合せエーテル繰り返し単位が５個
で両末端がエチルエーテルであるポリエーテル（ジ（ブ
トキシ・エトキシ・エチル）ホルマール）で置換した例
であり、２０％置換により（実施例１）、全量置換の実
施例４に近い氷結路面でのＩＩ擦低抵抗顕著な向上が見
られる。
実施例１から実施例４へとポリエーテルを増量すると、
氷結路面での摩擦抵抗は若干大きくなる傾向はあるがあ
まり変化しない。
氷結路面での摩擦抵抗は若干大きくなる傾向はあるがあ
まり変化しない。
実施例５は、氷結路面での摩擦抵抗の小さなプロセス油
−２を２０％、ポリエーテルを８０％使用した例であり
、氷結路走行タイヤのトレッド材料に使用するには従来
好ましくないとされ°Ｃいたプロセス油−２を用い−Ｃ
も、ポリエーテルとの比率を適宜調整することにより、
実施例１〜４と同等の効果を得ることができる。
−２を２０％、ポリエーテルを８０％使用した例であり
、氷結路走行タイヤのトレッド材料に使用するには従来
好ましくないとされ°Ｃいたプロセス油−２を用い−Ｃ
も、ポリエーテルとの比率を適宜調整することにより、
実施例１〜４と同等の効果を得ることができる。
比較例１および実施例１〜４に示されるように、湿潤路
での摩擦抵抗は、ポリニーデルの使用により若干低下す
るので、極力低下を抑える意祿からプロセス油との混合
物として用いた方が好ましいことが判る。
での摩擦抵抗は、ポリニーデルの使用により若干低下す
るので、極力低下を抑える意祿からプロセス油との混合
物として用いた方が好ましいことが判る。
以上説明したように、タイ１７１〜レッド用ゴム組成物
の軟化剤として、ポリエーテルあるいはポリエーテルと
プロセス油の混合物を組み合せて使用することにより、
湿潤路面でのａ！擦低抵抗箸しく低下させることなく、
従来技術では達し得なかった高いレベルの氷結路面での
摩擦抵抗を実現できる。このような本発明のゴム組成物
は、氷結路面を走行する冬期用タイヤのトレッド用材料
として好適であるばかりでなく、氷結路面での１ｉＩ１
１１抵抗を著しく高める一方で湿潤路面での摩擦抵抗の
低下が少ないという特性を有しているので、一般路面お
よび積雪・氷結路面両用のいわゆるオールシーズンタイ
ヤのトレッド用材料としても利用できる。
の軟化剤として、ポリエーテルあるいはポリエーテルと
プロセス油の混合物を組み合せて使用することにより、
湿潤路面でのａ！擦低抵抗箸しく低下させることなく、
従来技術では達し得なかった高いレベルの氷結路面での
摩擦抵抗を実現できる。このような本発明のゴム組成物
は、氷結路面を走行する冬期用タイヤのトレッド用材料
として好適であるばかりでなく、氷結路面での１ｉＩ１
１１抵抗を著しく高める一方で湿潤路面での摩擦抵抗の
低下が少ないという特性を有しているので、一般路面お
よび積雪・氷結路面両用のいわゆるオールシーズンタイ
ヤのトレッド用材料としても利用できる。
特許出願人 横浜ゴム株式会社
代理人 弁理士 伊東辰雄
代理人 弁理士 伊東哲也
Claims (1)
- ジエン系ゴム１００重量部に対し、カーボンブラック４
０〜１００ｆｆｌ １部と、ホルムアルデヒド、エチレ
ングリ：」−ル、プロピレングリコール、１，４−ブタ
ンジオールよたは１，６−ヘキサンジオールを出発物質
として、これらのホルムアルデヒドおよびジオール類の
単独もしくはこれらの組み合せから成るニーデルの繰り
返し単位を３〜１０有し、両末端が炭素数１〜８のアル
キルエーテルで・あるポリニーデルまたは該ポリエーテ
ルどプロセス油どの混合物５〜８０重Ｕ↓部とを含有す
ることを特徴と覆るタイ１７トレツド用ゴム組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58232774A JPS60124637A (ja) | 1983-12-12 | 1983-12-12 | タイヤトレッド用ゴム組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58232774A JPS60124637A (ja) | 1983-12-12 | 1983-12-12 | タイヤトレッド用ゴム組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60124637A true JPS60124637A (ja) | 1985-07-03 |
| JPH0330621B2 JPH0330621B2 (ja) | 1991-05-01 |
Family
ID=16944524
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58232774A Granted JPS60124637A (ja) | 1983-12-12 | 1983-12-12 | タイヤトレッド用ゴム組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60124637A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02117403A (ja) * | 1988-10-26 | 1990-05-01 | Okura Ind Co Ltd | 二輪車用ポリウレタン多層チューブ |
| WO2002042337A1 (de) * | 2000-11-21 | 2002-05-30 | Bayer Aktiengesellschaft | Polyether/diolefin-kautschuke enthaltende kautschukmischungen und deren verwendung zur herstellung von insbesondere rollwiderstandsarmen reifen |
| EP1892128A1 (en) | 2006-08-23 | 2008-02-27 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Rubber composition for sidewall and rubber composition for clinch apex and tire prepared using same |
-
1983
- 1983-12-12 JP JP58232774A patent/JPS60124637A/ja active Granted
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02117403A (ja) * | 1988-10-26 | 1990-05-01 | Okura Ind Co Ltd | 二輪車用ポリウレタン多層チューブ |
| WO2002042337A1 (de) * | 2000-11-21 | 2002-05-30 | Bayer Aktiengesellschaft | Polyether/diolefin-kautschuke enthaltende kautschukmischungen und deren verwendung zur herstellung von insbesondere rollwiderstandsarmen reifen |
| US6518369B2 (en) | 2000-11-21 | 2003-02-11 | Bayer Aktiengesellschaft | Rubber mixes containing polyether/diolefin rubbers and use thereof in particular for the production of tires with low rolling resistance |
| EP1892128A1 (en) | 2006-08-23 | 2008-02-27 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Rubber composition for sidewall and rubber composition for clinch apex and tire prepared using same |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0330621B2 (ja) | 1991-05-01 |
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