JPS60124455A - ダイカスト機の射出方法および射出装置 - Google Patents
ダイカスト機の射出方法および射出装置Info
- Publication number
- JPS60124455A JPS60124455A JP23324183A JP23324183A JPS60124455A JP S60124455 A JPS60124455 A JP S60124455A JP 23324183 A JP23324183 A JP 23324183A JP 23324183 A JP23324183 A JP 23324183A JP S60124455 A JPS60124455 A JP S60124455A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molten metal
- plunger
- rod
- injection
- speed
- Prior art date
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- Pending
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- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、ダイカスト機の射出方法および射出装置に
関するものである。
関するものである。
従来技術
従来ダイカスト機における射出方法は、射出スリーブ内
に溶湯を注入し、プランジャ・ロフトによって比較的低
速(0,2〜0.4m/3eQ )で押圧し、溶湯が金
型キャビティに入ると、プランジャ・ロフトを加速して
高速(2〜4 @/sec )で金型キャビティ内に溶
湯を充填している。この射出速度パターンを図示すると
、第1図の破線のようになる。
に溶湯を注入し、プランジャ・ロフトによって比較的低
速(0,2〜0.4m/3eQ )で押圧し、溶湯が金
型キャビティに入ると、プランジャ・ロフトを加速して
高速(2〜4 @/sec )で金型キャビティ内に溶
湯を充填している。この射出速度パターンを図示すると
、第1図の破線のようになる。
しかしこの方法では、金型キャビティ内に入った溶湯は
、それ自体の自然冷却と金型の冷却作用によつて温度が
低下し、部分的に粘性が増大して速度低下を生じ、その
結果法まわシネ良および比重低下を生じ、ダイカスト加
工品の鋳巣の原因となっていた。そしてこのようなダイ
カスト加工品からつくられた気化器などの耐圧製品は、
圧力漏れなどを生じ品質の低下をまねいていた。
、それ自体の自然冷却と金型の冷却作用によつて温度が
低下し、部分的に粘性が増大して速度低下を生じ、その
結果法まわシネ良および比重低下を生じ、ダイカスト加
工品の鋳巣の原因となっていた。そしてこのようなダイ
カスト加工品からつくられた気化器などの耐圧製品は、
圧力漏れなどを生じ品質の低下をまねいていた。
特開昭57−64465号公報は上記問題点を解消する
ため、射出スリーブ内に注湯後、プランジャ・ロッドの
前進速度を0から任意の速度まで等加速度で変化させて
射出する方法を開示している。これによって溶湯が金型
ランナ一部を閉鎖することがなくなシ、射出スリーブお
よび金型ランナ一部の空気が確実に排出され、溶湯中に
気体が混入するのが防止される。しかしながらこの方法
では、従来より速いプランジャ・ロッドの前進速度で射
出スリーブ内の溶湯を押圧することになシ、溶湯状態を
不安定にして気体を巻き込む原因を生じている。
ため、射出スリーブ内に注湯後、プランジャ・ロッドの
前進速度を0から任意の速度まで等加速度で変化させて
射出する方法を開示している。これによって溶湯が金型
ランナ一部を閉鎖することがなくなシ、射出スリーブお
よび金型ランナ一部の空気が確実に排出され、溶湯中に
気体が混入するのが防止される。しかしながらこの方法
では、従来より速いプランジャ・ロッドの前進速度で射
出スリーブ内の溶湯を押圧することになシ、溶湯状態を
不安定にして気体を巻き込む原因を生じている。
発明の目的
この発明は、ダイカスト機における溶湯温度の低下によ
る射出a度の落込みをなくし、鋳巣を含まない加工品が
得られるダイカスト機の射出方法および射出装置の提供
を目的とする。
る射出a度の落込みをなくし、鋳巣を含まない加工品が
得られるダイカスト機の射出方法および射出装置の提供
を目的とする。
発明の構成
上記目的を達成するため、この発明の1つは、射出スリ
ーブ内に注入した溶湯を、比較的低い一定速度で前進す
るプランジャ・ロッドで押圧し、溶湯が金型キャビティ
の入口に達したときプラン ゛ジャ・ロッドの前進速度
を加速するダイカスト機において、溶湯が前記金型キャ
ビ峯イの設定された深さまで達したとき、さらに前記プ
ランジャ・ロフトを加速して射出するようにしたダイカ
スト機の射出方法であシ、もう1つの発明は、前記方法
の発明の実施に直接使用する装置の発明であって、この
装置は、前記プランジャ・ロッドを往復動させる油圧シ
リンダと、前記油圧シリンダに供給する油圧によって前
記プランジャ・ロッドの前進速度を制御する油圧制御回
路とを有する射出装置であって、溶湯が前記金型キャビ
ティ、の設定された深場に達したとき、さらに前記プラ
ンジャ・ロッドを加速する油圧制御回路を付加したダイ
カスト機の射出装置である。
ーブ内に注入した溶湯を、比較的低い一定速度で前進す
るプランジャ・ロッドで押圧し、溶湯が金型キャビティ
の入口に達したときプラン ゛ジャ・ロッドの前進速度
を加速するダイカスト機において、溶湯が前記金型キャ
ビ峯イの設定された深さまで達したとき、さらに前記プ
ランジャ・ロフトを加速して射出するようにしたダイカ
スト機の射出方法であシ、もう1つの発明は、前記方法
の発明の実施に直接使用する装置の発明であって、この
装置は、前記プランジャ・ロッドを往復動させる油圧シ
リンダと、前記油圧シリンダに供給する油圧によって前
記プランジャ・ロッドの前進速度を制御する油圧制御回
路とを有する射出装置であって、溶湯が前記金型キャビ
ティ、の設定された深場に達したとき、さらに前記プラ
ンジャ・ロッドを加速する油圧制御回路を付加したダイ
カスト機の射出装置である。
実施例
以下実施例を示す図面に基づいて、この発明を説明する
。第2図および第3図(a3、(b)、(e)において
、1は金型で、その中にキャビティ2を形成している。
。第2図および第3図(a3、(b)、(e)において
、1は金型で、その中にキャビティ2を形成している。
6は射出スリーブで、一端は湯道4を介してキャビティ
2と連通し、上部には注湯口5が設けられている。6は
プランジャ・ロッドで、自由端にはチップ7が取り付け
られている。チップ7は射出スリーブ3の他端から挿入
され、射出スリーブ3の中を摺動しながら前後進可能に
なっている。
2と連通し、上部には注湯口5が設けられている。6は
プランジャ・ロッドで、自由端にはチップ7が取り付け
られている。チップ7は射出スリーブ3の他端から挿入
され、射出スリーブ3の中を摺動しながら前後進可能に
なっている。
8は油圧シリンダで、カブプリング9を介してプランジ
ャ・ロッド6と結合されている。油圧シリンダ8は油圧
制御回路11と結合され、プランジャ・ロッド6を駆動
する。12および16はリミット・スイッチで、前進し
てくるカップリング9にたたかれて、プランジャ・ロッ
ド6の移動iを油圧制御回路11に入力する。14は注
湯口5に浴湯Mを注ぎ込むラドルである。
ャ・ロッド6と結合されている。油圧シリンダ8は油圧
制御回路11と結合され、プランジャ・ロッド6を駆動
する。12および16はリミット・スイッチで、前進し
てくるカップリング9にたたかれて、プランジャ・ロッ
ド6の移動iを油圧制御回路11に入力する。14は注
湯口5に浴湯Mを注ぎ込むラドルである。
第4図(al(+))、(C)、((])は、油圧シリ
ンダ8および油圧側′@u路11の縦断圓図でわる。油
圧シリンダ8は、ピストン15を有し、ロッド16およ
びカップリング9を介してプランジャ・ロッド6と結合
されている。ピストン15の両側は圧力室17゜18が
形成されている。油圧制御回路11は、油圧室21を有
し、その中に制御弁22が摺動可能に挿入されている。
ンダ8および油圧側′@u路11の縦断圓図でわる。油
圧シリンダ8は、ピストン15を有し、ロッド16およ
びカップリング9を介してプランジャ・ロッド6と結合
されている。ピストン15の両側は圧力室17゜18が
形成されている。油圧制御回路11は、油圧室21を有
し、その中に制御弁22が摺動可能に挿入されている。
油圧室21は配管23.24によって油圧シリンダ8の
圧力室17,18とそれぞれ連通し、またP7ボート2
5にはフィン圧力i)E カカJ)、Rポート26.2
7を介してドレン(図示しない)に連通している。制御
弁2”2の進退動によって、配管23.24に設けられ
た絞シ28゜29およびPポート25.Rポート26.
27に設けられた絞、?30.31.32の面積が制御
嘔れる。制御弁22の左右(図に対して。以下同じ)に
は、油圧で作動されるピストン・ロッド63゜34がそ
れぞれ設けられ、制御弁22を押圧して進退動させる。
圧力室17,18とそれぞれ連通し、またP7ボート2
5にはフィン圧力i)E カカJ)、Rポート26.2
7を介してドレン(図示しない)に連通している。制御
弁2”2の進退動によって、配管23.24に設けられ
た絞シ28゜29およびPポート25.Rポート26.
27に設けられた絞、?30.31.32の面積が制御
嘔れる。制御弁22の左右(図に対して。以下同じ)に
は、油圧で作動されるピストン・ロッド63゜34がそ
れぞれ設けられ、制御弁22を押圧して進退動させる。
ピストン・ロッド33.34は、ソレノイド・パルプ6
5にょシ制御嘔れて、−左右に摺動する。ピストン・ロ
ッド64の右側には同じく油圧作動のピストン・ロッド
56.’−’t(Dt7御用ソレノイド・パルプ37が
設けられ、さらにピストン・ロッド36の右側には同様
にピストン・ロフト68とソレノイド・パルプ39が設
けられている。ピストン・ロフト33.34.36.3
8のシリンダ面積855,854.S56,85Bは次
の関係にある。
5にょシ制御嘔れて、−左右に摺動する。ピストン・ロ
ッド64の右側には同じく油圧作動のピストン・ロッド
56.’−’t(Dt7御用ソレノイド・パルプ37が
設けられ、さらにピストン・ロッド36の右側には同様
にピストン・ロフト68とソレノイド・パルプ39が設
けられている。ピストン・ロフト33.34.36.3
8のシリンダ面積855,854.S56,85Bは次
の関係にある。
833=334
833+834<336
833+334+336<338
40ないし47は、ソレノイド・パルプ55.37゜6
9の制御用油圧配管である。
9の制御用油圧配管である。
上記のように構成ちれたダイカスト機の射出装置による
この発明の射出方法を説明する。第6図(勾において、
ラド/L/14によシ射出スリーブ3の中に溶湯Mを注
入すると、プランジャ・ロフト6が前進速度1段目の低
速(0,2〜0゜4 m/sec )で前進して、チッ
プ7が溶湯Mを金型1の方へ押圧する。溶rM Mがi
道4に一杯になるまでプランジャ・ロッド6が前進する
と(第6図(b))、それに連動したカップリング9が
リミット・スイッチ12に当り、プランジャ・ロフト6
の前進速度は、2段目の高速(2〜4 m/sec )
に切シ替る。さらにプランジャ・ロッド6が前進して、
溶湯Mがキャビティ2の深さの30〜60%の設定点ま
で充填されると(第6図(C))、カップリング9かリ
ミット・スイッチ13に当プ、プランジャ・ロッド6の
前進速度は、2段目の速度よシ速い最高速の3段目に切
り替シ、溶湯Mがキャビティ2内に一杯に充填される。
この発明の射出方法を説明する。第6図(勾において、
ラド/L/14によシ射出スリーブ3の中に溶湯Mを注
入すると、プランジャ・ロフト6が前進速度1段目の低
速(0,2〜0゜4 m/sec )で前進して、チッ
プ7が溶湯Mを金型1の方へ押圧する。溶rM Mがi
道4に一杯になるまでプランジャ・ロッド6が前進する
と(第6図(b))、それに連動したカップリング9が
リミット・スイッチ12に当り、プランジャ・ロフト6
の前進速度は、2段目の高速(2〜4 m/sec )
に切シ替る。さらにプランジャ・ロッド6が前進して、
溶湯Mがキャビティ2の深さの30〜60%の設定点ま
で充填されると(第6図(C))、カップリング9かリ
ミット・スイッチ13に当プ、プランジャ・ロッド6の
前進速度は、2段目の速度よシ速い最高速の3段目に切
り替シ、溶湯Mがキャビティ2内に一杯に充填される。
以上のプランジャ・ロッド6の前進速度パターンは第1
図の実線AまたはBのようになる。このような射出方法
によれば、溶湯Mが射出スリーブ6に注ぎ込まれて高温
を維持している間は、比較的低速で押圧てれるので、溶
湯Mは空気などの気体を巻き込壕ないで安定な状態で前
進する。溶湯Mがキャビティ2の中に入シ始めると充填
面積が急に大きくなるので、プランジャ・ロッド6の前
進速度ヲー挙に高速(2〜4 m/5ec)まで加速す
る(第1図す点)。従来はこの2段目の速度を一定にし
て射出を完了していたが、溶湯MI2)温度低下のため
前進抵抗が増大し、実際にはプランジャ・ロッド6の前
進速度も落ち込む現象が見られ、この射出Xn庫の低下
と鋳巣の発生に顕著な相関が認められた。そこでこの発
明の射出方法では、溶湯Mがキャビティ2の深さの30
〜60優に達したところで、さらにプランジャ・ロッド
6を加速しく第1図C点)、溶湯Mの温度低下による鋳
巣の発生を防止する。第5図(ロ)は、この発明による
アルミニウム・ダイカースト加工品の実物断面の顕微鏡
写真(20倍)のスケッチ図で、図中のHは鋳巣を示す
が、従来の場合の(a)図の鋳巣に比べて大きさも数量
も著しく減少している。
図の実線AまたはBのようになる。このような射出方法
によれば、溶湯Mが射出スリーブ6に注ぎ込まれて高温
を維持している間は、比較的低速で押圧てれるので、溶
湯Mは空気などの気体を巻き込壕ないで安定な状態で前
進する。溶湯Mがキャビティ2の中に入シ始めると充填
面積が急に大きくなるので、プランジャ・ロッド6の前
進速度ヲー挙に高速(2〜4 m/5ec)まで加速す
る(第1図す点)。従来はこの2段目の速度を一定にし
て射出を完了していたが、溶湯MI2)温度低下のため
前進抵抗が増大し、実際にはプランジャ・ロッド6の前
進速度も落ち込む現象が見られ、この射出Xn庫の低下
と鋳巣の発生に顕著な相関が認められた。そこでこの発
明の射出方法では、溶湯Mがキャビティ2の深さの30
〜60優に達したところで、さらにプランジャ・ロッド
6を加速しく第1図C点)、溶湯Mの温度低下による鋳
巣の発生を防止する。第5図(ロ)は、この発明による
アルミニウム・ダイカースト加工品の実物断面の顕微鏡
写真(20倍)のスケッチ図で、図中のHは鋳巣を示す
が、従来の場合の(a)図の鋳巣に比べて大きさも数量
も著しく減少している。
上記のようなプランジャ・ロッド6の速度制御は、例え
ば第4図(a)、(至)、(C)、(d)に示すような
油圧制御回路11によって実現される。第4図(L)は
プランジャ・ロッド6の待期状態を示す。ソレノイド・
パルプ35.37.39はすべて右方向(図の配管40
ないし47に対して。以下同じ)に作動している。こn
によってピストン・ロッド35.54゜36.38は、
すべて左側に動き、制御弁22もピストン・ロッド34
に押されて左側に位置I、ている。この状態でPボート
25にかがっているライン圧Pは、絞D30.29を介
して油圧シリンダ8の圧力室18に作用し、ピストン1
5を押し戻し、プランジャ・ロッド6を待期状態に位置
させている。次に射出の信号を受けると、第4図(+3
において、ソレノイド・パルプ35は左に動く。
ば第4図(a)、(至)、(C)、(d)に示すような
油圧制御回路11によって実現される。第4図(L)は
プランジャ・ロッド6の待期状態を示す。ソレノイド・
パルプ35.37.39はすべて右方向(図の配管40
ないし47に対して。以下同じ)に作動している。こn
によってピストン・ロッド35.54゜36.38は、
すべて左側に動き、制御弁22もピストン・ロッド34
に押されて左側に位置I、ている。この状態でPボート
25にかがっているライン圧Pは、絞D30.29を介
して油圧シリンダ8の圧力室18に作用し、ピストン1
5を押し戻し、プランジャ・ロッド6を待期状態に位置
させている。次に射出の信号を受けると、第4図(+3
において、ソレノイド・パルプ35は左に動く。
これによってピストン・ロッド53.54(D左4mに
それぞれライン圧Pが作用し、ピストン・ロフト34が
ピストン・ロッド36に当るまで右に動く。制御弁22
もピストン・ロフト56に押されて右に動き、Pポート
25のライン圧Pは、絞シ30.28を介してピストン
15の左側の圧力室17に作用する。右側の圧力室18
の作動油は絞jD29.32を介して徐々にRポート2
7に戻る。
それぞれライン圧Pが作用し、ピストン・ロフト34が
ピストン・ロッド36に当るまで右に動く。制御弁22
もピストン・ロフト56に押されて右に動き、Pポート
25のライン圧Pは、絞シ30.28を介してピストン
15の左側の圧力室17に作用する。右側の圧力室18
の作動油は絞jD29.32を介して徐々にRポート2
7に戻る。
こうしてピストン15はゆっくシと右に動き、プランジ
ャ・ロフト6の1段目の前進速度が得られる。次に第4
図(C)において、プランジャ・ロッド6が前進し、溶
湯Mが湯道4を一杯にする位置に達すると、カップリン
グ9かリミット・スイッチ12をたたくように設定され
ており、リミット藝スイッチ12がソレノイド・パμプ
ロアを左に動かす。この結果ピストン・ロフト36は、
ピストン・ロッド68に当るまで右に動き、これに伴な
ってピストン・ロッド34.制御弁22.ピストン・ロ
ッド63も右に動く。このため絞)30゜62の開口面
積が大きくなり、ピストン15は高速で動き出す。こう
してプランジャ・ロッド6の2段目の前進速度が得られ
る。溶湯Mがキャビティ2の中を上昇し、深さの60〜
60%に達すると、第6図(d)に示すように、カップ
リング9がリミット・スイッチ16をたたくように設定
されておシ、リミット・スイッチ13がソレノイド・パ
ルプ69を左に動かす。これによってピストン・ロッド
38はストローク一杯まで右に動き、この結果制御弁2
2も油圧室21の右端部まで動き、絞り30.32は全
開する。こうしてピストン15紘加速、され、プランジ
ャ・ロッド6は3段目の最高前進速度で溶i%Mを押し
上げ、キャビティ2一杯に充填する。射出を完了したら
、ソレノイド65゜6−7.39vil−すべて右へ動
かし、Pボート25のライン圧Pを圧力室18にかける
ことによって、プランジャ・ロッド6を第4図(句の待
期状態に戻す。
ャ・ロフト6の1段目の前進速度が得られる。次に第4
図(C)において、プランジャ・ロッド6が前進し、溶
湯Mが湯道4を一杯にする位置に達すると、カップリン
グ9かリミット・スイッチ12をたたくように設定され
ており、リミット藝スイッチ12がソレノイド・パμプ
ロアを左に動かす。この結果ピストン・ロフト36は、
ピストン・ロッド68に当るまで右に動き、これに伴な
ってピストン・ロッド34.制御弁22.ピストン・ロ
ッド63も右に動く。このため絞)30゜62の開口面
積が大きくなり、ピストン15は高速で動き出す。こう
してプランジャ・ロッド6の2段目の前進速度が得られ
る。溶湯Mがキャビティ2の中を上昇し、深さの60〜
60%に達すると、第6図(d)に示すように、カップ
リング9がリミット・スイッチ16をたたくように設定
されておシ、リミット・スイッチ13がソレノイド・パ
ルプ69を左に動かす。これによってピストン・ロッド
38はストローク一杯まで右に動き、この結果制御弁2
2も油圧室21の右端部まで動き、絞り30.32は全
開する。こうしてピストン15紘加速、され、プランジ
ャ・ロッド6は3段目の最高前進速度で溶i%Mを押し
上げ、キャビティ2一杯に充填する。射出を完了したら
、ソレノイド65゜6−7.39vil−すべて右へ動
かし、Pボート25のライン圧Pを圧力室18にかける
ことによって、プランジャ・ロッド6を第4図(句の待
期状態に戻す。
発明の効果
この発明は以上説明したような構成であるから、ダイカ
スト機において、溶湯が金型キャビティの30〜609
6を充填したとき、プランジャ・ロッ 。
スト機において、溶湯が金型キャビティの30〜609
6を充填したとき、プランジャ・ロッ 。
ドをさらに加速することにより、溶湯温度の低下による
射出速度の落込みを防止でき、鋳巣を含まない加工品が
得られる効果がある。
射出速度の落込みを防止でき、鋳巣を含まない加工品が
得られる効果がある。
第1図はこの発明および従来のダイカスト機の射出方法
による射出速度パターン図、第2図はこの発明による射
出装置の実施例の一部破断全体図、第6図IL)、l)
)、←)は同じ実施例のプランジャ・ロッドの作動説明
図、第4図(a)、(ロ)、(C)、(d)は同じく油
圧制御回路の作動説明図、第5図(a)、(blはそれ
ぞれ従来およびこの発明によるダイカスト加工品実物断
面の顕微鏡写真(20倍)スケッチ図である。 2・・・キャビティ 6−・射出スリーブ6−・プラン
ジャ・ロッド 8・−・油圧シリ ンダ11−・・油圧
制御回路 M・・・溶湯出願人 愛三工業株式会社 代理人 弁理士 岡 1)英 彦 第 1 図 第2図 1 第3図
による射出速度パターン図、第2図はこの発明による射
出装置の実施例の一部破断全体図、第6図IL)、l)
)、←)は同じ実施例のプランジャ・ロッドの作動説明
図、第4図(a)、(ロ)、(C)、(d)は同じく油
圧制御回路の作動説明図、第5図(a)、(blはそれ
ぞれ従来およびこの発明によるダイカスト加工品実物断
面の顕微鏡写真(20倍)スケッチ図である。 2・・・キャビティ 6−・射出スリーブ6−・プラン
ジャ・ロッド 8・−・油圧シリ ンダ11−・・油圧
制御回路 M・・・溶湯出願人 愛三工業株式会社 代理人 弁理士 岡 1)英 彦 第 1 図 第2図 1 第3図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (υ 射出スリーブ内に注入した溶湯を、比較的低い一
定速度で前進するプランジャ・ロフトで押圧し、溶湯が
金型キャビティの入口に達しだときプランジャ・ロッド
の前進速度を加速するダイカスト機において、溶湯が前
記金型キャビティの設定された深さまで達したとき、さ
らに前記プランジャ・ロッドを加速して射出することを
特徴とするダイカスト機の射出方法。 (2) 射出スリーブ内に注入した溶湯を、比較的低い
一定速度で前進するプランジャ・ロッドで押圧し、溶湯
が金型キャビティの入口に達したときプランジャ・ロフ
トの前進速度を加速するダイカスト機において、前記プ
ランジャ・ロッドを往復動させる油圧シリンダと、前記
油圧シリンダに供給する油圧によって前記プランジャ・
ロッドの前進速度を制御する油圧制御回路とを有する射
出装置でおって、溶湯が前記金型キャビティの設定され
た深さに達したとき、さらに前記プランジャ・ロフトを
加速する油圧制御回路を付加したことを特徴とするダイ
カスト機の射出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23324183A JPS60124455A (ja) | 1983-12-08 | 1983-12-08 | ダイカスト機の射出方法および射出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23324183A JPS60124455A (ja) | 1983-12-08 | 1983-12-08 | ダイカスト機の射出方法および射出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60124455A true JPS60124455A (ja) | 1985-07-03 |
Family
ID=16951976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23324183A Pending JPS60124455A (ja) | 1983-12-08 | 1983-12-08 | ダイカスト機の射出方法および射出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60124455A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104080560A (zh) * | 2012-01-16 | 2014-10-01 | 奥斯卡弗里茨两合公司 | 用于铸造活塞前进运动的控制装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58125356A (ja) * | 1982-01-21 | 1983-07-26 | Ube Ind Ltd | ダイカストマシンの射出方法 |
-
1983
- 1983-12-08 JP JP23324183A patent/JPS60124455A/ja active Pending
Patent Citations (1)
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