JPS60123306A - 充填方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は充填方法に関する。より詳しくは、絞り成型Ｖ
こより１４ｒ定位置に形成した多数の容器状凹部を自す
るプラスチック等の累月がら成る長尺のノー　トを連続
的に移動させて、この容器状四部にプリンやヨーグルト
等の乳製品、あるいはゼリー等のデザートなどを、加熱
して流動性を持つた状態で充填し、蓋材で審判するに際
して、この一連の工程を衛生的に行なう方法に関する。

周知のように、プリン、ヨーグルト、あるいはゼリー等
は、ポリプロピレン等のプラスチック製の容器に収容さ
れ、アルミ箔を含む積層材料の無材でシールされて市販
されているが、この充填工程は第１図に示すようなもの
で、まず、予め真空成型、圧空成型、プレス成型等の絞
り成型加工によって所定位置に多数の容器状凹部を形成
した長尺のプラスチックシー）　（１１，を、連続的に
移動させて、充填機（２）により、８５℃程度に加熱す
ることによって流動性を持った上記内容物（３）を容器
状凹部に充填し、次いで巻取りロールから引き出すＪま
た蓋材（４）を重ね、シールバー（８）によりシールす
る。

この後、このプラスチックシート（１）は個々の容器毎
に切断されて市販される。

ところで、上ａ己プラスチックシーｔｉｌｌは、この充
填工程前に殺菌され、無菌状態でこの工程に使用される
のが通常であり、蓋材（４）もそうである。

また、内容物（３）は８５℃程度に加熱されて充填され
るので、この内容物（３）も充填時には無菌状態と言っ
て良い。そこで、製品によっては、この充填密封工程の
後、更にボイル殺菌やレトルト殺菌を施すこともあるが
、多くの場合にはこの充填密封工程後には（６１等殺菌
が行なわれない。そして、プラスチックシー１−　（１
１、内容物（３）、蓋材（４）がそれぞれ別個に殺菌さ
れているので、いされで十分なよ、うｆも思われるので
ある。

ところか、本発明渚等の知見によれば、８５°Ｃ程度に
加熱された内容物（３）は、容器状凹部に充填された後
も多量の水蒸気を発生し、この水蒸気は工場内の天井及
び充填機（２）の周囲に結露し、内容物中に落下する。

しかしてこの落下した水分は工場内の細菌を含んでいる
ので、その初発菌数な増加する要因となる。

そこで、本発明は、この充填機（２）と蓋材のシール装
置（バー）（８）の間で、この長尺のプラスチックシー
１−［１１の上方に、吸水性のシートを配置することに
より、発生ずる水蒸気を吸収させて結露及びその落下を
防いだものである。

以下、図面を参照して本発明を説明する。

図面の第２図は本発明を説明するだめの説明図で、予め
絞り成型により所定位置に多数の容器状凹部を形成した
長尺のプラスチックシート（１）が、この絞り成型工程
に続いて、順次繰り出されている。このプラスチックシ
ート（１）は予め適当な殺菌処理を施されており、充填
機（２）により内容物（３）を充填した後、蓋材（４）
を重ねて、シール、密封する。

吸水性のシート（５）はその上方に位置し、巻取りロー
ルから繰り出されて、水蒸気を吸収した後、ドライヤー
（６）で乾燥した後、巻敗られろ。なお、ドライヤー（
６）で乾燥する際、水分は所定の方法で除去される。

この吸水性シート（５）の走行スピードは、長尺のプラ
スチックシート（１）の走行スピードよりずっと遅（て
良く、その１０分の１から２０分の１で良い。

また、この吸水性シート（５）を巻き敗った後１７ｔｌ
’ｊ使用するためには、第６図に示すように、噴霧装置
（力をドライヤー（６）の前に設けて、エチルアルコー
ル等の殺菌液を噴霧することが望ましい。

本発明で使用する吸水性のシー　ト（５）は、紙、布等
、吸水性を有するものなら任意のもので良いが、その吸
水量あるいは保水量の点から、吸水性樹脂粉末を適当な
方法でシートに固定した吸水性シートを用いるのが好ま
しい。この吸水性シート（５）の断面図は第４図に示し
であるが、基体となるベースシー）　（５４）は延伸ポ
リプロピレンやポリエステルのような疎水性プラスチッ
クフィルム、又は紙や不織布等であり、この上に吸水性
樹脂粉末（５２）を部分的に塗工し、この吸水性樹脂粉
末（ヌ）の塗工されなかった部分に、ウレタン系、エポ
キシ系等の接着剤（５６）を塗工する。この塗工はグラ
ビアコーティング等の方法で可能である。この後、紙、
布、不織布等の水分透過性の素材（５１）を重ねて接着
する。この吸水性’ｙ　−）　（５１は、勿論、水分透
過性の累月（ｓｌ）而を下方すなわちプラスチックシー
’　（１１１１ａｌに向けて使用する。

なお、吸水性樹脂粉末（５２）としては既に様々なもの
が知られているが、例えば、テンプシーアクリル酸すト
リウムグラフト重合体、デンプン−アクリロニトリルグ
ラフト重合体の加水分解物、一部架橋されたデンプン−
ポリ（メタ）アクリル酸共重合体及びその加水分解物、
あるいはこれらの塩等のデンプングラフト重合体系のも
の、あるいはメタクリル酸メチル−酢酸ビニル共重合体
の加水分解物等の架橋合成樹脂系のものがあり、市販の
ものでは、アクアキープ（製鉄化学■製）、ザンウェッ
ト（三洋化成■製）等がある。このザンウエツトを使用
して製造した吸水性シート（５）の吸水性樹脂塗布量Ｃ
ｇ／ｍ）と、飽和吸水量（ｇ／ｄ）との関係を第５図に
示し、吸水性樹脂塗布量６、５’　（、！ｉ’　／ｒｒ
ｔ　）の吸水性シートを水中に浸漬した際の浸漬時間と
吸水量（ｇ／　ｍ　）との関係を第６図に示す。

本発明は以上のような構成であり、加熱充填した際の水
蒸気を吸水゛して、結露及び落下を防ぐので、その充填
工程が極めて衛生的にできるのである。

【図面の簡単な説明】

図面の第１図は従来例の説明図、第２図及び第５図は本
発明の説明図、第４図は吸水性シートの断面図、第５図
及び第６図は吸水性シートの吸水能力に関するグラフで
ある。 ［＋１・・・長尺のシー　ｌ−＋２１・・・充填機（３
）・・・内容物　（４）・・・蓋利（５）・・・吸水性
のシー　ｌ−（５１）・・・水分透過性素材（５２）・
・・吸水性樹脂粉末　（５５）・・・接着材（５４）・
・・ベースシー＋−＋６）・・・ドライヤー（７）・・
・噴霧装置　（８）・・・シール装置（シ・−ルバー） 特許出願人 凸版印刷株式会社 第４図 ５ 顆 第５図 １％！（９／ｒｎ’、１ 第６図 浸漬時間（ｍｉｎ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）絞り成型により所定位置に形成した多数の容器状四
   部をイ」する長尺のシートを連続的に移動させて、この
   容器状四部に加熱した流動性の内容物な充填し、次いで
   この容器状凹部に蓋材を重ねてシールすることから成る
   連続的な充填方法にオ６いて、その充填機及び蓋材の７
   −ル装置の間で、この長尺の７−トの上方に、吸水性の
   シートを配置したことを特徴とする充填方法。