JPS6012072B2 - ジクザグミシンにおける模様選択装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はジグザグミシンにおける模様選択装置に関する
ものであり、その主な目的とするところは限定されたミ
シンの狭い範囲内でより多くの種類の模様を選択し得る
機会が与えられるようにしたことであり、また他の目的
とするところは模様選択のための操作部材の回動により
総模様の選択と共に布送りの手動調節と自動調節の切摸
擬作も出来るようにし、模様選択の操作を容易にしたこ
とである。

従釆のミシンでは模様選択を行う場合、特に自動送り調
節がなされる模様選択を行う場合には自動送り調節機構
が手動送り調節機構に制限されて所望の自動送り模様が
得られない場合がある為、模様選択操作の前に手勢送り
調節操作部材を操作して手動送り調節機構が自動送り調
節機構を制限しない状態に設定しておく準備作業が必要
であり、操作が複雑となる欠点があった。

本発明は上記の如き従来の欠点を除去し、回転式の模様
選択操作部材を３６び以上に亘つて回転させた時に自動
送り模様を選択すると共に手動送り調節機構による制限
を自動的に解除し、より多くの模様の種類を選ぶことが
出来ると共に模様選択のための操作を著しく簡単にした
ことを特徴とするものである。

本発明の一実施例を以下に説明するとも奪はミシンのア
ーム機枠に回転自在に支持された駆動軸で、モータ等の
駆動源（図示せず）により回転せしめられる。

２はアーム機枠に支持されたカム軸で「前記騒動軸電と
直交され該カム鱗上には前記駆動軸ｉに装着のウオーム
籍と噛合にウオ岬ムボィール鶴及び該ホイールと一体の
カム群馬が回転可能に鉄装せしわられている。

登ままアーム機枠に回転自在に支持された操作軸で「機
枠外に突出した鞄端には操作ダイヤル暑が固着されてお
り機枠内の軸上には第２カム群翼が固着されている。９
は針榛機機でも上端をァ畑ム機枠軍騒音こ機動可能に松
着電亀された針榛支持体亀蜜が下端に針重３を装着した
針健富亀を該針榛の鞠方向に往復勤可能に支持しており
〜前記針榛電亀書ま該針榛に固着した針穣ダキ重富及び
岬鍵のクランタ機構を介して前記駆動軸軍の回転に連動
して上下運動せしめられる。

亀富さま振中伝達レバーでも議しバーの基端は前記針榛
支持体亀露の上部におも、て水平方向の回動が可能に松
着電議されト先藤部には節記カム群馬にバネ圧にて当幾
せしめるねる猿中用籍革従鰍子亀翼が設けられも中間部
には前記簾舞カム群蟹のうちの外周ガム鰹鰍こ擁する先
端接触部と他の側面カム２けと鶏する側方接触部とが一
体的に設けられた第２カム徒鰯子雷翁が設けられている
６前記第２カム群鮒こは更に舞つのカム譲れ 塞３が設
けられておりもカム菱偽 登議の各々には後述の従鰍子
馬塵や 塁＠の端部蚤偽 鰹蟹が係合せしめられている
。

２亀まま送り調節機縫合でアーム機枠内に固定されてお
りも上方に固着さねた機軸塵轟音こ後述の送り調節操作
部鰹噂の操作により回醸される揺動符愛すが支持されて
おりちまた前記機機台露傘の下方には前記第８カム義孝
儀の螺旋式の送り制御カム率８もこ先端の端部蓋翼をバ
ネ覇轟の先端蚤墨書こより強く圧撰する第８のガム従敷
予蓬鱗の基端麗鰹が糠着されておＧト談基端の纏着点に
は前記ガム舞８のカム従動子菱＠への指示を伝達せしめ
る伝達レバー蜜翼の基端の轍部蓬麓が回簸可能に樋支さ
れている。

前記伝達レバー鶴亀貴ま中間点蚤薄を送り調節用水平村
透亀の｝端と鞠部讃歌とて連結しも先端の上部翁韓を前
記カム従敷子率蟹の中間部に形成された係合片３７の下
面に対向せしめられている。

前記送り調節用水平杵３４は中間部に前記磯動粁２７の
下端に固着されたピン２？ｂが漆挿せしめられる円弧状
の溝３８が形成され、池端３９が連結杵亀Ｑを介して送
り調節器回動体５６に連結せしめられても、る。４１は
送り調節器でありｔ前記駆動軸竃の回動連動を利用して
布送り運動する水平送り用杵（図示せず）の運動伝達量
を調節するための送り駒（図示せず）を収容し且つ滑動
せしめるべき溝亀２が形成されていてアーム機枠に送り
調節器軸亀３もこより回動自在に支持され「一端に係止
したバネ鼠心こより末端の送り歯（図示せず）を前進送
りするよう常に一方向に偏橋せしめられている。

辱餅ま調節器回動体で「前記調節器亀竜と共に前記調節
器轍鶴雛こ支持されバネ７頚の作用により前記調節器亀
毒と同方向に樋俺され該調節器に軽く庄薮せしめられて
いる。前記送り調節操作部２雛まアーム機枠の外部に臨
ましめられるよう回動自在に支持されト該操作部の側面
に形成された溝カム亀軸こはアーム機枠に固着された操
作台溝鼠こ枢着のベルクランク４霧の一端のビン亀蟹が
孫合せしめられても、る。

前記ベルクランクの他※亀桃まも前記送り調節機構台蟹
簿の適宜な位瞳に形成された水平方向に長い溝騒題の中
で糟動ずる贋動部材蚤富に連結されている。この擢鰯部
村の他端蚤劉ま前記揺動村塞ぎの中間部酸養鮒と連絡せ
しめられている。顔駒ま前記目鰯選択用カム芝零のカム
従敷子でありも墓総馬舵ま前記カム藤乳こ支持されト一
端の係合子馬霞‘まバネ蔓ｇの作用により前記カム２盤
１と圧鞍せしめられている。

前記カム従動子量辱の適宜の箇所には中間部に前記カム
群辱の中の自動送り制御カム鰭靴こ対向して選択時に当
援せしめられる自動送らカム用第９従敷子爵軍が形成さ
れた速め従敷村奪峯の一端鯵翁が連結されておめも送む
従敷村溝露の他総総俄ま前記送り調節器蟻更に蓮給梓８
富を介して連結されている。また鯵鱗ま選択した第叢図
の如き模様パタＷン教員を指示する指針でありも前記操
作ダイヤ小貫の回動により連動せしめられるベルト溝蟹
またはロープ等に固着せしめられている。本発明の一実
施例は以上の如き構成であって、まず前記操作ダイセル
寮を回議させて模様パターンの選択を行うと前記第２カ
ム群燈が回動せしめられるので、第２カム群８の中の外
周カム２０１こより第２従動子１９の先端を介して振中
伝達レバー１６が針榛機構９と共に回動され、従って振
中従動子１８が駆動軸１の回転に連動するカム群５の中
の振中制御カム６９から離脱せしめられ、また前記第２
カム群８の側面にカムが形成された模様選択カム２１に
より第２従敷子１９の側面を介して振中伝達レバー１６
が針榛支持体１２との枢着点竃７を中心に水平方向に回
動されるので、前記振中従動子１８は操作ダイヤル７に
よって移動せしめられる指針６６が指示する模様パター
ンす１１こ相当する振中制御カム６９に係合せしめられ
る。

更に前記操作ダイヤル７の回動により回転せしめられる
２つのカム即ち前記自動送り選択用カム２２及び送り調
節カム２３のうち、まず自動送り選択用カム２２に一端
係合子５８が係合されているカム従敷子５６を前記操作
ダイヤル７の略３６００の回敷範囲内では第３図の如く
該従動子に連結の送り従動杵６２が自動送りカム６８か
ら離れるように位置決めし、また他の送り調節カム２３
に先端係合子２８が係合されているカム従動子２９を前
記操作ダイヤル７の略３６ぴの回動範囲内では前記指針
６６にて指示した模様パターン７川こ最適の送り量が発
生するよう位置決めし、前記回動体５６を介して送り調
節器４１を設定する。

但し前記操作ダイヤル７の略３６びの回敷範囲内では前
記操作ダイヤル７により選択された模様パターンの最適
な送り量に対して前記送り調節操作部２６の回動操作に
より士５０％の範囲迄の送り調節が可能となっている。
即ち前記送り調節操作部２６を回動することによりベル
クランク４７、沼勤都村５１、揺動好２７を介して送り
調節水平杵３４を回動せしめ、更に連結村４０及び回動
体５６を介して送り調節器４１を回動し、談議節器の溝
４２の傾斜角度を調節せしめて布送り量を制御すること
が可能である。本発明では前記操作ダイヤル７を模様パ
ターンの選択と共にその模様に最適の送り量が設定せし
められている略３６びの回動範囲を越えた領域に更に回
動せしめると、前記振中従敷子１８は前述の略３６０ｏ
内にて選択した振中制御カム６９を再び選択せしめるこ
とになるが、第４図の如くカム軸２に枢着されたカム従
敷子５５はその係合子５８が送り選択用カム２２により
該カムを固着した操作軸６から遠ざかる方向に回動せし
められ、他に連結の送り従動杵６２の従鰯子６１をそれ
まで離反していた前記第１カム群５の中の自動送りカム
６０に当援せしめられることになる。

また他のカム従敷子２９は前記送り調節カム２３が回動
せしめられると該カム２３の外周に接触せしめられてい
た係合子２８が前記カム２３の軸６に近寄った溝部に落
ちこまされるのでカム従動子２９の中間部に形成された
係合片３７に下方から接触していた伝達レバー３１の先
端３６が前記係合片３７に対する当綾間係を解除せしめ
られる。従って伝達レバー３１を支持する送り調節用水
平村３４及び連結杵４０を介して調節器回教体５６は自
由状態となり「送り調節器亀１に対しては何ら作用しな
い状態となる。然るに前記自動送りカム６８‘ま駆動軸
１の回転に連動するので送り従動粁６３を介して調節器
４１を駆動軸亀の回転に連動し且つ針樺亀４の連動と同
期して送り量を調節すると共に前後進の交換も出来るの
で、前記振中制御カム６９の作用と相俊つて前記操作ダ
イヤル７の略３６０ｏの回動範囲内で得られる模様とは
全く異なる縫模様を得ることが出来る。本発明では前記
送り調節カム２３に係合して送り調節器４１に前記カム
２３のリフトの変化を伝達する伝達村がカム従動子２９
と送り調節用水平杵３４に分割されており、該水平村は
纏着点が移動可能な如くに溝３８を前記揺動好２７の下
端のピン７２に鼓挿せしめて支持され〜−機が回動体５
６に装着したバネ７川こより常に下方に宣言張られてい
るので池端のピン３８は該ピンにより橘着した伝達レバ
ー３１を上方に持ち上げている。

前記伝達レバーは基端のピン８２が前記機構台２４に鉄
装支持されているためにその他端覇６は上方に持ち上げ
られｔ前記カム従動子２鯵の係合片３７は下方より当接
せしめられている。また前記カム従動子２９は基端３０
が前記伝達レバー霊１と同様に機構台２４に支持されて
いるのでへ−端の係合子２８がバネ５３の作用により常
に調節カム２３に係合するよう圧接されており該カム従
動子２９は通常（即ち布送りが自動的に調節されない状
態）では前記伝達レバー３事と一体的に運動し各々その
自由端側は上方に持ち上げられている。然し乍ら前記操
作ダイヤル７の操作により送り従動杵６２が自動送りカ
ム６０１こ圧嬢せしめられるとト又は送りが逆転された
場合（前記送り調節器４亀をバネ亀亀の作用に抗して溝
亀２を逆に傾斜させた場合）は、伝達レバー８富の端部
８鯵がカム従動子２ｇの係合片３７から離れる方向に回
動せしめられるがもこのような状態でも係合子２劉ま前
記バネ覇３の作用により常にカム２８との接触関係が良
好に維持され〜該カムの外周から螺旋溝への孫合も円滑
に行なわれる。本発明は以上の如く前記操作ダイヤルを
も３６０ｏ以上に回転可能にしも該綾作ダイヤルと同轍
に設けたカム群の中の綾中カムを２度以上の選択を可能
ならしめ「前記操作ダすセルの略３８８０内では前記塚
中カムを単独に選択するだけで総模様を発生せしめも前
記操作ダイヤルの略３鯖Ｑ６を超えた鍵圏では夢前に漢
様の轍眼を解除する操作することなく前記振中カムを２
度目の選択と共に自動送りカムを選択せしめて自動送り
カムとの共働により麓模様を発生せしめることを特徴と
するものであり「狭小なミシン機枠内で、より多くの縫
模様の選択が著しく簡単な操作のもとに可能にされて使
用上至便な効果が磨らされたものであり〜工業上実用上
その効果大なるものである。

図面の織単な説鰯 図面は本発明の−実施例を示すものにしても第色図は本
発明の斜視図も第舞図は同分解図ト第３図は同菱部正面
図も第鶴図は同自動送り状態の要部正面図も第溝図は同
縫模様表示図である。

図中も敬ま駆動軸も骨さま操作ダイヤル、獣１ま針綾機
構も蜜川ま模様選択カムも墨餅ま従鰯子ト亀寛は送り調
節器も縞飢ま自動送り制御カム〜 縞ｇは擬中制御カム
である。簾菅図 第２図 第３図 第４図 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ アーム機枠に回転可能に支持される駆動軸と、該駆
   動軸の回転に連動して回転せしめられる振巾制御カム及
   び自動送り制御カムと、該振巾制御カムに第１従動子を
   係合して揺動せしめられる針棒機構と、前記自動送り制
   御カムに第２従動子を係合して自動的に制御せしめられ
   る送り調節器とアーム機枠に回転可能に支持され縫模様
   を選択するために操作される操作ダイヤルと、該操作ダ
   イヤルの支持軸に固着された模様選択カムと、前記操作
   ダイヤルの略３６０°の回転範囲内では前記模様選択カ
   ムを介して選択された前記振巾制御カムにより針棒機構
   のみが自動的に揺動せしめられ前記ダイヤルの略３６０
   °の範囲外では前記模様選択カムの前記振巾制御カムに
   対する前記３６０°以内と同様の繰返しの選択を行なう
   と共に前記自動送り制御カムの選択が行なわれることに
   より針棒機構と送り調節機構とが自動的に駆動せしめら
   れる模様選択機構とが備えられたジグザグミシンにおい
   て、前記アーム機枠に固定の機構台に基端が枢着され先
   端が前記送り制御カムに圧接せしめられるカム従動子と
   、該従動子の基端の枢着点に同軸上に枢着さればねによ
   り前記従動子と一体的に結合せしめられ前記操作ダイヤ
   ルの略３６０°の範囲外の回動では前記ばねの作用に抗
   して前記カム従動子と分離する伝達レバーと、該伝達レ
   バーの中間点に一端が連結し他端が前記送り調節器に連
   結する送り調節用水平杆とが備えられたジグザグミシン
   における模様選択装置。