JPS60120669A - 原稿位置変換装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はプラテン上の任意の位置に載置された原稿に対
応する両信号を、該原稿がプラテン上の所望の位置に置
かれたときに得られる画信号に変換して出力する原稿位
置変換装置に関する。

〔従来技術１ 原稿を読み取って原稿の持つ画情報に対応する電気信号
を出力する装置としては、複写機あるいはファクシミリ
などがある。

第１図は一般的な複写機の外観図である。この第１図に
おいて、複写機の本体１の上部には、原稿を載置するプ
ラテン２が設けられており、また本体１の手前にはスイ
ッチ３Ａ乃至３Ｃを具えた操作卓３が設けられている。

前記プラテン２上には４種の大きさのサイズが設定され
ており、点Ｑ−ＡＩ−Ａ２−Ａ３によって囲まれた部分
のサイズがＡ、点Ｑ−Ｂｌ−Ｂ２−Ｂ３によって囲まれ
た部分のサイズがＢである。サイズＣ，Ｄについても同
様である。このサイズＡ乃至りは、通常は日本工業規格
Ａ列３番又は４番、Ｂ列４番又は５番の大きさに設定さ
れているものである。

他方、本体１の側面には、前記サイズＡ乃至りに対応す
る大きさの用紙が各々収納されているケース４さ、複写
された用紙が送出、収容されるトレー５とが各々設けら
れている。

以上のような構成を有する複写機において、例えばサイ
ズＣの大きさの原稿をプラテン２に載置し、プラテンカ
バー６を閉じて複写を行う場合に、原稿をサイズＣに設
定された領域内に置かなければならないので、手間がか
かり、多くの原稿を複写とるときには、複写作業の効率
が低Ｆするという問題があった。

［発明の目的１ 本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、原稿をプラ
テン上の任意の位置に置くことができ、しかも該原稿が
所定の位置に置かれたときに得られる両信号を出力する
原稿位置変換装置を提供することを目的さする。

し発明の構成〕 そこで本発明では、プラテン上の任意の位置に載置され
た原稿を読取走査によって画素に分解して読取り、該読
み取った各画素の濃淡に対応した画情報を該画素の位置
を示す位置情報とともに記憶し、さらｌこ画情報を記憶
した各アドレスに対して、プラテン上の原稿を少なくさ
も平行移動、回転、スケーリング、あるいは反転させる
アドレス変換演算を施すようにする。

１実施例１ 以下本発明の実施例を添付図面を参照して詳細に説明す
る。

第２図は本発明に係る原稿位置変換装置を具えた複写機
の外観図であり、第３図は本発明による原稿位置変換装
置のブロック構成図である。なお、第２図において第１
図と同様の機能を果たす部−分については同一符号を用
いている７、 複写機の本体１の上部に設りられているプラテン２は幅
Ｗが３３０ｍｍ、長さＬが４５０ｍｍであって日本工業
規格Ａ列３番の大きさまでの原稿を載置できるようにな
っている。また、本体１の手前にはスイッチ３Ａ乃至３
Ｃを具えた操作卓３が設けられている。さらにプラテン
カバー６はプラテン２に対向する面に鏡６Ｍが内設され
ている。

他方、本体］の側面には、日本工業規格Ａ列３番または
４番、Ｂ列４番または５＠のサイズの用紙が各々収納さ
れているケース４と、複写された用紙が送出、収容され
るトレー５とが各々設けられている（第２図参照）。

次に、原稿読取装置７は、図示しない撮像デバイスによ
って画素密度８ド：／　ト、／　ｍｍ　（プラテン２の
幅Ｗ方向）、走査線密度８本／　ｍ１ｎ、　（プラテン
２の長ざＬ方向）でプラテン２の全体にわたって左から
右、下から上に読取走査をしてプラテンツノ八−６の鏡
面６Ｍおよびプラテン２の位置に載置された原ｍ８を画
素に分解し、各画素の濃淡に対応する情報すなわぢ各画
素の持つ両’ｌｒ＋’報を記憶装置９に出力する。なお
、読取走査によって得られる画素の総数は８　Ｘ　３３
０　Ｘ　８　Ｘ　／１５０　＝　９５０４０００ドツト
てあり、各画素の持つ画情報は、該画素がプラテンカバ
ー６の鏡面に対応するときは’　２　”　、原稿８の白
色部分すなわち地の部分に対応するときＩＡＩ′Ｉ　Ｉ
Ｉ　ＩＰ５’＃ｔ４０　＋−１１−ｗ圃＃、！１ｔｒＪ
Ｉγ６→げご一−１４−Ａ１．士＋＋　０　＋＋となる
。

記憶装置９は前記画素数９５０４０００ドツトに対応す
る９５０４０００バイトの記憶容量を有し、第４図のメ
モリマツプに示すように０番地から３５９９番地までの
行アドレスおよびθ番地から２６３９番地までの列アド
レスが設定されたマトリノークス構成となっており、プ
ラテン２の左下端の画素の位置を原点、プラテン２０幅
Ｗ方向をｙ軸、プラテン２の長さＬ方向をｙ軸とする直
交換標系を想定し、１画素を単位長として、原点（０，
０）に対する各画素の位置を該ｘ−ｙ座標で表わした位
置情報に対応するアドレスに前記画素の持つ画情報を記
憶する。例えは、位置情報（０，０）の画素の画情報は
、行アドレスＯ番地、列アドレス０番地に格納される。

アドレス変換装置１０は、全ｊ！ｉｉ素の画情報につい
て記憶装置９への格納が終わると、記憶装置９をシーケ
ンシャルアクセスして核両情報を読み込み、プラテン２
の任意の位置に載置された原稿に対応する画素の画情報
を、該原稿がプラテン２の所定位置に載置したときに得
られる画素の画情報に変換するもので、実際には画素の
持つ画情報に対応する位置情報すなわち画素のもつ画情
報が記憶されているアドレスの変換を行う。

以下、第５図に示したプラテン２の概略図を参照してプ
ラテン２の任意の位置に載置されている原稿８を該プラ
テン２の左下に置いた。：！：きに得られる画素の画情
報を算出する場合について説明する。

アドレス変換装置１０は、まず、″（）”あるいは”１
”をさる画情報のうち列アドレスが最小となる「面素Ｐ
ＱＯ行アドレスＧＱおよび列アドレスＲＯと、′”０”
あるいは画情報のうち行アドレスが最大となる画素Ｐ１
の行アドレスＧ１および列アドレスＲ１を検出し、原稿
８のプラテン２に対する傾々θを算出する。すなわち θ＝し１１−’（Ｒ２−Ｒ１／Ｇ２−Ｇ１　）となる。

次に、０″あるいは１”をとる画情報を持つ全画素の行
アドレスＧ列アドレスＲに対して次のアドレス変換演算
を施し、該画素の行アドレス０７列アドレスＲ′を算出
する。すなわち、Ｇ’　＝　Ｇ　Ｘｃｏｓθ−ＲＸ　ｓ
ｉｎθ−ＧＱＲ’　＝　Ｇ　Ｘ　ｓＪｎθ−ＲＸｃｏｓ
θ−ＲＯとなる。

さらに、アドレス変換装置１０は、アドレス変換前の画
素の画情報を、アドレス変換後のアドレスとともに出力
する。

したがって、アドレス変換装置１０から出力される画情
報とそのアドレスは、原稿８をプラテン２の左下の位置
８′に載置したときに原稿読取によって得られるものと
なる。

なお、本実施例ではプラテン２の任意の位置に載置され
た原稿８に対応する画情報から該プラテン２の所定の位
置に載置した原稿に対応する画情報を得るが、該所定の
位置を任意に指定できるようにしてもよい。

また、適宜のアドレス変換演算を施すことにより、プラ
テン２の任意の位置に載置された原稿８を平行移動、回
転、拡大、縮少、あるいは反転させたときに得られる画
情報を出力することができる。

〔、発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、原稿に対応する画
情報を記憶、演算処理することにより、原稿の載置位置
に注意を払うことなく、効率良く原稿読取をすることが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は一般的な複写機の外観図、第２図は本発明に係
る原稿位置変換装置を具えた複写機の外観図、第３図は
本発明に係る原稿位置変換装置のブロック構成図、第４
図は本発明による原稿位置変換装置を構成する記憶装置
のメモリマツプ、第５図は本発明による原稿位置変換装
置を具えた複写機のプラテンの概略図である。 ■　複写機の本体、２　プラテン、３　操作卓、４　ケ
ース、５　トレー、６　プラテンカバー、７　原稿読取
装置、８　原稿、９　記憶装置、１゜アドレス変換装置
。 第２図 第３図 第４図 ０　＋　２　３　−−−−−　２６３６２６３７２６３
８２６３９−□−ダリア１シレス

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）プラテン上の任意の位置に載置された原稿を読取
   走査によって画素に分解して読取る原稿読取装置と、該
   原稿読取装置によって読み取った各画素の濃淡に対応し
   た画情報を該画素の位置を示す位置情報とともに記憶す
   る記憶装置と、前記記憶装置の各アドレスに対して所定
   のアドレス変換演算を施すアドレス変換装置とを具えた
   ことを特徴とする原稿位置変換装置。
2. （２）アドレス変換演算は、前記原稿を少なくとも平行
   移動、回転、スゲ−リング、あるいは反転させる特許請
   求の範囲第（１）項記載の原稿位置変換装置。