JPS60120064A - 印字ヘツドカ−トリツジ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 韮亙分互 この発明は、印字ヘッドにペンを用いる印字機器の印字
ヘッド用カートリッジに関する。

良来挟４ 印字ヘッドにペンを用いる印字機器においては、通常、
ボールペンを用い、印字目的に応じて、複数色分のボー
ルペンを印字ヘッドに配置し、キャリッジの移動に伴っ
て多色印字が得られるようになされている。　− 上記において、従来の印字ヘッドカートリッジは、たと
えば、第１図で示す印字ヘッドカートリッジ（１）のよ
うに、インクの色を異にした複数本のペン（２）が中心
軸（３）を中心として同心円位置に束ね状に保持されて
いて、ターゲット式に選択回転され、所望する色のペン
が印字位置に選出されるようになされている。

しかしながら、上記従来例のものは、ペン（２）を保持
するサポート（４）・（５）の前方にスクリュー状のス
プリング（６）が露出して軸着されており、サポート（
４）・（５）で挟持するペン（２）はペン先（２ａ）部
分をスプリング（６）の押し孔（６ａ）内に挿入し、こ
の押し孔（６ａ）を該ペン先（２ａ）のテーパ部分に当
接させてペン（２）の後方復帰が得られる構成をなして
いる。

よって、上記構成の印字ヘッドカートリッジ（１）は、
交換部品として取り引きかつ取り扱いされる際、または
、印字機器の印字位置に用紙をセットする際などで、ペ
ン先（２ａ）やスプリング（６）に指先や用紙などが触
れやすく、ペン先のインキがみだりに他に付きやすいう
え、スプリング（６）も変形されやすいという欠点があ
った。

これがため、上記スプリングが変形されるということは
、ペン（２）に付加されている弾力がみだりに可変され
やすく、印字時の筆圧を乱しやすいという問題点がある
。

さらに、上記構成のカートリッジは、交換部品としての
取り扱いにあたってペン（２）部分を直接把持しなけれ
ばならないために、持ち難いこと、および、サポート（
４）・（５）の溝孔にスライド可能にセットされている
ペン（２）をうっかり前方にスライドさせて、薄い板ば
ねで作られているスプリング（６）を変形しやすいとい
う問題点がある。

１−一一籐 この発明は、上述の欠点や問題点を解消し、しかも、カ
ートリッジの構成を簡略化して、印字機能の安定化が高
められるようにした印字ヘッドカートリッジを提供する
ことにある。

璽−一戒 次に、この発明を、図面に示す一実施例に基づいて説明
する。

第２図乃至第４図において、印字ヘッドカー１−リッジ
（以後、単にカートリッジという。）　（１０）は、ペ
ン（１１）を複数本筐体（１２）に保持して成り、筐体
（１２）は、ペン（１１）を前進可能に保持する前後（
図示では左右）のフレーム（１３）・（１４）と、ペン
（１１）を後方の待機位置に復帰させるスプリング（１
５）と、その後退位置を規制するストッパ（１６）と、
筐体（１２）をキャリッジ（Ｃ）に定着させる下面（１
７）などで構成しである。

フレーム（１３）は、ペン先（１］、ａ）側を保持する
軸孔（１３ａ）を有し、このフレームはペン（１１）の
前進をガイドする他、該ペンに設けである段部（ｌｌｂ
）の受け止めをなす役目をもつ。一方、フレーム（１４
）はペン（１１）の後方を摺動可能に保持し、筐体（１
２）に着脱可能に取り付けであるストッパ（１６）を背
部に設けている。このストッパ（１６）はペン（１１）
の後端と部分的に接して、該ペンの後退位置が規制でき
るようになしである。なお、ストッパ（１６）は、面域
のアーム（１６ａ）にそれぞれ設けである突部（１６′
）が筐体側面にそれぞれ設けである溝（１８）に係合し
ていて、このストッパを溝（１８）のクリック孔に抗し
て後方（図示右側）にスライドさせると、後端のストッ
パ部（１６ａ）が上方に浮き上るようになしである。よ
って、この状態ではペン（２）の交換ができる。

フレーム（１３）の下方で内側には、さらに、板ばねに
よるスプリング（１５）がペン（１１）の段部（ｆｌｂ
）にそれぞれ向けて対設させてあり、このスプリング（
１５）は共通の板ばねを櫛状に形成して構成されていて
、基部（１５ａ）が筐体の下面（１７）側に固定させで
ある。

上記により、定常におけるペン（１１）は、フレーム（
１３）に対し上記スプリング（１５）で後方に押し戻さ
れて待機しており、ストッパ（１６）による停止でペン
先（ｌｌａ）がフレーム（１３）の前面に突出しないで
、軸孔（１３ａ）内にとどまるようにセットさ九ている
。また、フレーム（１３）の前面には軸孔（１３ａ）の
脇に位置して突部（１９）が少しく突設してあり。

ペン先（ｌｌａ）が他の物に直接触れるのをさらに防ぐ
役目をなす。　゛ 筐体（１２）の前方下部には、第４図で示すキャリッジ
（Ｃ）のフック（２０）と係合する止め部（２１）が左
右置載に設けてあり、同じく後方中央部には下向きのフ
ック（２２）が設けである。よって、カートリッジ（ｌ
Ｏ）を印字機器のキャリッジ（Ｃ）に組みイ１ける場合
は、筐体（１２）を把持してまずこれの前方を下方に傾
斜させ、前記フック（２０）と止め部（２１）とを係合
させる。次いで、筐体（１２）の後方を下方に向けて図
示時計方向に回転させながらこれを押し込むと、フック
（２２）がキャリッジ（Ｃ）のフック（２３）と係合で
き、キャリッジ（Ｃ）に対するカートリッジ（１０）の
組み付けが、ワンタッチ的に簡単に行える。

上記において、筐体（１２）の下面（１７）に突設させ
である突起（２４）は、上記組み付けにおいてカー１〜
リツジ（ｌＯ）がキャリッジ（Ｃ）に対して左右方向に
ずれるのを規制する役目をなし、かつ、キャリッジ側の
フック（２３）も上記組み付けにおいて筐体（１２）の
切欠き部（２５）と係合し、カートリッジ（１０）の横
振れが規制できるようになしである。

なお、カートリッジ（１０）の取り外しは、上記と逆向
きにカートリッジ（１０）を持ち上げることによって、
フック（２３）・（２４）の係合を解除して容易に行う
ことができる。

キャリッジ（Ｃ）において、符号（２６）で示すのは印
字ハンマであり、ソレノイド（２７）のロッド突出によ
って該印字ハンマがカートリッジ（１０）のペン後端を
押圧する。

豊−一部 この発明のカートリッジは、上記の如く構成して、キャ
リッジに対するカートリッジの着脱がワンタッチ的に容
易に行えるようにし、しかも、印字用ペンを筐体内に収
めたことにより、スライドしやすいペンを直接把持しな
いでカートリッジの取り扱いができる。また、定常にお
けるペン先が筐体より突出しないように構成しであるの
で、カートリッジの取り扱い時はもとより、用紙をプリ
ンタにセットする際などにおいて、インキ汚れをまねく
ことがなく、かつ、ペン先の保護をなす。

さらに、ペン後退用スプリングが筐体で保護できるよう
に構成しであるので、該スプリングが不用意に曲げられ
ることがない。

一方、複数のペンはフレームの軸孔で位置決めされてい
るので、選択されるペンの位置精度が損なわれない。ま
た、ペンの交換に際しても、ストッパを開放位置に操作
することによって他部材の干渉を受けないで所望のペン
のみがきわめて簡単に交換でき、作業性がよい。

以上により、この発明によれば、カートリッジにペンを
適数本具備させるも、これがきわめて堅牢にしてコンパ
クトにまとめられ、取り扱いが容易の他、故障の生じ難
いカートリッジとして提供できる。

【図面の簡単な説明】 第１図は従来例の印字ヘッドカートリッジを示す斜視図
、第２図はこの発明の一実施例を示す同カートリッジの
斜視図、第３図（ａ）は筐体の一部を欠截して示すスプ
リングの斜視図、同図（ｂ）は筐体の後面図、第４図は
キャリッジに対応させて示すカートリッジの縦断面図で
ある。 （１０）・・・・・・・・・印字ヘッドカートリッジ（
１１）・・・・・・・・・ペン （ｌｌａ）・・・・・・・・・ペン先 （ｌｌｂ）・・・・・・・・・段部 （１２）・・・・・・・・・筐体 （１３）・（１４）・・・・・・・・・フレーム（１３
ａ）・・・・・・・・・軸孔 （１５）・・・・・・・・・スプリング（１６）・・・
・・・・・・ストツパ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 印字用ペンを保持する印字機器の印字用カートリッジに
   おいて、 上記ペンを前進可能に保持するフレームを筐体で構成し
   、この筐体は印字機器のキャリッジに定着できる下面を
   有し、前記ペンを保持する前方の軸孔は該ペンのとび出
   しが規制できる孔径とし、上記ペンにはとび出し防止用
   段部を設け、上記ペンにはペン後退用スプリングを当接
   し、該スプリングは前記筐体に対し前方フレームより内
   側に位置せしめ、前記筐体に設けるペンの後退位置規制
   用ストッパで定常の該ペン先端が前記筐体前面より突出
   しない位置に保持されてなる印字ヘッドカートリッジ。