JPS60119B2 - 化学洗浄廃液の処理方法 - Google Patents
化学洗浄廃液の処理方法Info
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- JPS60119B2 JPS60119B2 JP13422981A JP13422981A JPS60119B2 JP S60119 B2 JPS60119 B2 JP S60119B2 JP 13422981 A JP13422981 A JP 13422981A JP 13422981 A JP13422981 A JP 13422981A JP S60119 B2 JPS60119 B2 JP S60119B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は化学洗浄廃液の処理方法に関し、更に詳しくは
、鉄とクエン酸とのキレートを含む化学洗浄廃液から鉄
分とクエン酸分を別々に回収する方法に関する。
、鉄とクエン酸とのキレートを含む化学洗浄廃液から鉄
分とクエン酸分を別々に回収する方法に関する。
発明者らは先にクエン酸を含む化学洗浄廃液を処理する
方法を開発し、特顔昭48−62515(侍開昭50−
10780)として開示しているがその内容は化学洗浄
廃液にカルシウム化合物を過剰に添加することにより、
廃液中の金属分、ならびにクエン酸分を鍬溶性のカルシ
ウム塩として同時に沈毅物として分離し、その上燈液を
過酸化水素、過塩化物等の酸化剤で酸化してCOD成分
を分解無害化する方法であり、廃液の高度の清澄化を目
的とする方法である。
方法を開発し、特顔昭48−62515(侍開昭50−
10780)として開示しているがその内容は化学洗浄
廃液にカルシウム化合物を過剰に添加することにより、
廃液中の金属分、ならびにクエン酸分を鍬溶性のカルシ
ウム塩として同時に沈毅物として分離し、その上燈液を
過酸化水素、過塩化物等の酸化剤で酸化してCOD成分
を分解無害化する方法であり、廃液の高度の清澄化を目
的とする方法である。
しかしながらこの方法は、前述のようにクエン酸分を、
共存する金属分と共に沈澱回収する方法であるため、回
収した沈澱物はこれを再利用することが極めて困難な上
、この廃棄処分にも脱水、焼却、埋立等に2〜3万円/
立方メートル程度の処理費を必要とし、これが該処理の
工業化に大きなネックとなっていた。発明者らは、これ
らの問題をクエン酸分と鉄分を別個に回収することによ
って解決出来ることに着目し、研究を進めた結果発明に
至ったものである。
共存する金属分と共に沈澱回収する方法であるため、回
収した沈澱物はこれを再利用することが極めて困難な上
、この廃棄処分にも脱水、焼却、埋立等に2〜3万円/
立方メートル程度の処理費を必要とし、これが該処理の
工業化に大きなネックとなっていた。発明者らは、これ
らの問題をクエン酸分と鉄分を別個に回収することによ
って解決出来ることに着目し、研究を進めた結果発明に
至ったものである。
即ち本発明の方法は廃液に苛性ソーダを添加してpHを
11.5以上とすることによって鉄分を水酸化物として
沈澱せしめ、これを回収し、更に鉄分を回収した廃液に
可溶性カルシウム化合物を加えクエン酸分をクエン酸カ
ルシウムとして沈澱回収する方法である。
11.5以上とすることによって鉄分を水酸化物として
沈澱せしめ、これを回収し、更に鉄分を回収した廃液に
可溶性カルシウム化合物を加えクエン酸分をクエン酸カ
ルシウムとして沈澱回収する方法である。
この方法の特徴は、クエン酸分が第1段の苛性ソーダの
添加によってpHを11.5以上としたとき、大部分が
クエン酸ソーダとなるが、これが極めて溶解度が大きい
ため鉄分と同時に沈澱せず効果的に分離できる性質を利
用したところにある。
添加によってpHを11.5以上としたとき、大部分が
クエン酸ソーダとなるが、これが極めて溶解度が大きい
ため鉄分と同時に沈澱せず効果的に分離できる性質を利
用したところにある。
水に溶解している金属分は、通常pH8〜9のアルカリ
性にすることによって容易に水酸化物として沈澱するこ
とは、当業者の公知の技術であるが、クエン酸とのキレ
7トを形成するときは、この程度のアルカリ性では殆ん
と沈澱せず、銭体となった金属のみの回収が極めて困難
なことは、つとに言われていたところである。発明者ら
は廃水中の鉄とクエン酸のキレートがpHが10あたり
から分解が認められpH12茎度のところでほとんど全
量の分解が起り、鉄分のほぼ完全な回収が出来ることを
確認した。
性にすることによって容易に水酸化物として沈澱するこ
とは、当業者の公知の技術であるが、クエン酸とのキレ
7トを形成するときは、この程度のアルカリ性では殆ん
と沈澱せず、銭体となった金属のみの回収が極めて困難
なことは、つとに言われていたところである。発明者ら
は廃水中の鉄とクエン酸のキレートがpHが10あたり
から分解が認められpH12茎度のところでほとんど全
量の分解が起り、鉄分のほぼ完全な回収が出来ることを
確認した。
従ってpHを高くする程純度の高いクエン酸の回収が可
能となり、回収したクエン酸の用途により回収条件を設
定する必要がある。一方pHが高くなるほど廃液中に残
存する鉄分の量が少なくなるが工業的には廃液中に許容
される鉄分量(現行の排出基準loppm)を満足する
値で十分であり、その点からはpHil.5以上が必要
とされることを認めた。上述のようにpHを高くする程
金属分の回収率は高くなるが、過剰の添加は最終の廃液
の処理負荷が大きくなると共に第1図に示すように添加
量の増加に対する金属除去効率の上昇が頭うちとなり経
済的にあまり好ましくない。この為上限はpH約1錠屋
度で十分である。ちなみに廃液はpHを12華度まで上
げれば殆んどの量の鉄クエン酸キレートが分解され、金
属分が水酸化物として沈澱し、廃水中に残存する鉄分を
1.5ppm程度までに減少することができる。
能となり、回収したクエン酸の用途により回収条件を設
定する必要がある。一方pHが高くなるほど廃液中に残
存する鉄分の量が少なくなるが工業的には廃液中に許容
される鉄分量(現行の排出基準loppm)を満足する
値で十分であり、その点からはpHil.5以上が必要
とされることを認めた。上述のようにpHを高くする程
金属分の回収率は高くなるが、過剰の添加は最終の廃液
の処理負荷が大きくなると共に第1図に示すように添加
量の増加に対する金属除去効率の上昇が頭うちとなり経
済的にあまり好ましくない。この為上限はpH約1錠屋
度で十分である。ちなみに廃液はpHを12華度まで上
げれば殆んどの量の鉄クエン酸キレートが分解され、金
属分が水酸化物として沈澱し、廃水中に残存する鉄分を
1.5ppm程度までに減少することができる。
更にpHを1鏡華度にまで上げればクエン酸キレートは
ほぼ完全に分解され残存する鉄分が痕跡量にまで減少せ
しめられクエン酸カルシウムの回収率もほぼ上限に近い
ところまで向上できる。このようにして回収された金属
分は廃液が石油工業、石油化学工業、一般化学工業にお
ける装置の洗浄に使用したものである場合には、ほとん
どが鉄分であり、これをゲータィトの水酸化物とした後
空気中約60000の酸化によりペンガラとしての再利
用が可能である。一方クエン酸分の面からみると、金属
を回収した後カルシウム塩として回収する本発明の方法
ではt pHが10以上であれば回収率がほとんど一定
となること.を知見している。
ほぼ完全に分解され残存する鉄分が痕跡量にまで減少せ
しめられクエン酸カルシウムの回収率もほぼ上限に近い
ところまで向上できる。このようにして回収された金属
分は廃液が石油工業、石油化学工業、一般化学工業にお
ける装置の洗浄に使用したものである場合には、ほとん
どが鉄分であり、これをゲータィトの水酸化物とした後
空気中約60000の酸化によりペンガラとしての再利
用が可能である。一方クエン酸分の面からみると、金属
を回収した後カルシウム塩として回収する本発明の方法
ではt pHが10以上であれば回収率がほとんど一定
となること.を知見している。
従って金属分の回収の面からの要求に基いてpHを設定
しておけば、クエン酸回収上からも十分満足し得る結果
が得られる。回収されたクエン酸カルシウムは、従来広
く工業的に行われている方法によりクエン酸に転換し得
る。例えばクエン酸カルシウムに理論量の硫酸を加えて
クエン酸を遊離し、不純物を活性炭等により吸着除去し
た後、濃縮してクエン酸の結晶として回収する。本発明
の処理に使用する苛性ソーダ水溶液の濃度は特に制限的
ではないが、pH調整という目的から約10%水溶液が
最も望ましい。
しておけば、クエン酸回収上からも十分満足し得る結果
が得られる。回収されたクエン酸カルシウムは、従来広
く工業的に行われている方法によりクエン酸に転換し得
る。例えばクエン酸カルシウムに理論量の硫酸を加えて
クエン酸を遊離し、不純物を活性炭等により吸着除去し
た後、濃縮してクエン酸の結晶として回収する。本発明
の処理に使用する苛性ソーダ水溶液の濃度は特に制限的
ではないが、pH調整という目的から約10%水溶液が
最も望ましい。
また可溶性カルシウム化合物としては、CaC12,C
a(N03)2等の容易に溶液中でCaイオンを生ずる
ものであれば特に制限はない。このようにして金属分、
クエン酸分を回収した後の上燈液は廃棄処分することに
なるが、この中には主として腐蝕防止剤、界面活性剤等
からなるCOD成分が500〜1000ppm程度残存
しているため、例えば晒粉のような酸化剤で処理するこ
とにより20ppm以下の含量とし、河川等に放流する
ことができる。
a(N03)2等の容易に溶液中でCaイオンを生ずる
ものであれば特に制限はない。このようにして金属分、
クエン酸分を回収した後の上燈液は廃棄処分することに
なるが、この中には主として腐蝕防止剤、界面活性剤等
からなるCOD成分が500〜1000ppm程度残存
しているため、例えば晒粉のような酸化剤で処理するこ
とにより20ppm以下の含量とし、河川等に放流する
ことができる。
次に実施例により本発明の方法を更に詳細に説明する。
実施例石油精製装置を酸洗した下記成分の廃液に10%
のNaOH水溶液を下記第1表に示す夫々の量添加し、
鉄分を沈澱回収した後、CaC12を添加しクエン酸分
をクエン酸カルシウムとして沈澱回収した。
のNaOH水溶液を下記第1表に示す夫々の量添加し、
鉄分を沈澱回収した後、CaC12を添加しクエン酸分
をクエン酸カルシウムとして沈澱回収した。
結果を第1表に示す。尚第1表に示したクエン酸回収率
は、第2段の処理によって回収したクエン酸分の原液中
のクエン酸分に対するパーセントを示す。
は、第2段の処理によって回収したクエン酸分の原液中
のクエン酸分に対するパーセントを示す。
原液性状
鉄分合量*1 145加Pmクエン酸
分*2 1.76%pH
8.74外 観
黄褐色備考 *1 鉄分は原子吸光度
法で測定。
分*2 1.76%pH
8.74外 観
黄褐色備考 *1 鉄分は原子吸光度
法で測定。
*2 クエン酸分は全有機炭素
(TOC)から推定。
第 1 表
第1図は廃液に10%NaOH添加量に対する金属除去
効率の変化を示したものである。 第1図
効率の変化を示したものである。 第1図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 鉄とクエン酸とのキレートを含む化学洗浄廃液を苛
性ソーダでpHを11.5以上に調整し、鉄分を水酸化
物として沈澱せしめこれを回収した後、更に可溶性カル
シウム化合物を添加しクエン酸分をクエン酸カルシウム
として沈澱回収することを特徴とする化学洗浄廃液の処
理方法。 2 苛性ソーダによるpH調整を11.5〜13に調整
する特許請求の範囲第1項の方法。 3 可溶性カルシウム化合物としてCaCl_2,Ca
(NO_3)_2を使用する特許請求の範囲第1,また
は2項の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13422981A JPS60119B2 (ja) | 1981-08-28 | 1981-08-28 | 化学洗浄廃液の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13422981A JPS60119B2 (ja) | 1981-08-28 | 1981-08-28 | 化学洗浄廃液の処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5836695A JPS5836695A (ja) | 1983-03-03 |
| JPS60119B2 true JPS60119B2 (ja) | 1985-01-05 |
Family
ID=15123439
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13422981A Expired JPS60119B2 (ja) | 1981-08-28 | 1981-08-28 | 化学洗浄廃液の処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60119B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11024161B2 (en) | 2017-06-21 | 2021-06-01 | International Business Machines Corporation | Management of mobile objects |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07367U (ja) * | 1991-03-25 | 1995-01-06 | 健一 川井田 | 鏡付き点眼容器 |
| US6375850B1 (en) * | 1999-01-21 | 2002-04-23 | United States Enrichment Corp. | Method for removing metals from a cleaning solution |
| CN102390877B (zh) * | 2011-08-04 | 2013-04-03 | 中粮生物化学(安徽)股份有限公司 | 一种柠檬酸氢钙洗涤废水的处理方法以及柠檬酸的制备方法 |
-
1981
- 1981-08-28 JP JP13422981A patent/JPS60119B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11024161B2 (en) | 2017-06-21 | 2021-06-01 | International Business Machines Corporation | Management of mobile objects |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5836695A (ja) | 1983-03-03 |
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