JPS60119944A

JPS60119944A - 使い捨ておむつのウエストバンド

Info

Publication number: JPS60119944A
Application number: JP58229295A
Authority: JP
Inventors: 磨鈴木; 光三越智; 武司工藤
Original assignee: Unicharm Corp
Current assignee: Unicharm Corp
Priority date: 1983-12-05
Filing date: 1983-12-05
Publication date: 1985-06-27
Also published as: JPH0157162B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（発明の背景）使い捨ておむつにおいて、そのウェストの両側を結合し
て該ウェストを締め（＝ｌけるため、感圧性粘着テープ
を用いることは周知である。事実、この種の粘着テープ
を用いた使い捨ておむつは枚挙にいとまがないほど、使
い捨ておむつに関する特許公報に示されている。したが
って、それらをここに例示する必要はないであろう。

しかし、従来のこの種の粘着テープは、単におむつのウ
ェストの両側を固定する機能を有するに過ぎない。すな
わち、この公知の粘着テープは、おむつの着用時、おむ
つの前側域のウェストの両側にその後側域のウェストの
両側を重ね合せ、この重ね合せ状態を固定するために用
いである。したがって、この粘着テープは、従来一般に
知られている紙質などの比較的高剛性度を有する素材で
前記固定に必要な比較的短い長さに形成しである。

かかる粘着テープを備えたおむつは、前述したようにそ
の着用時、その前後側域のウェストの両側を重ね合せる
必要があるがら、その前後側域の合Ｈ１幅は着用者の平
均ウェスト回りの寸法にその重ね合せ１゛法を加えた値
に形成しである。しかし、かかるおむつのウェストの重
ね合せ部は、排泄物を受け止め、その液状分を吸収する
という本来の機能に直接寄与しない域であるということ
ができるから、その川ね合せ寸法だけおむつを幅広く形
成することは、それだけ素材を多く必要とし経済的に不
利である。また、その重ね合せ部は、着用者のウェスト
の両側における嵩張りを生ぜしめたり、着用りの自由な
運動を阻害したりすることがある。さらに、一般に公知
の粘着テープを備えるおむつに才９いては、該粘着テー
プの不使用時、該粘着テープの粘着面を保護するための
離型テープが該粘着テープとは別体に形成され、これが
おむつの表面に固定さ」ｔ、あるいは該粘着テープ（７
１着面に仮着されている。しかし、かように粘着テープ
とけ別体にｍｔｔ型テープを備えることは、そ、ｌした
けおむつがコスト高になるということができる。

しかし、使い捨ておむ−）、その粘着テープに関する従
来技術は、前述のような欠点を解消するための手段を全
く教示していない。

（発明の目的）したがって、本発明の目的は、従来おむつのウェストの
両側の重ね合せ部に替えて該ウェスト長さの調整機能と
、従来おむつの粘着テープの固定機能とを併有し、しか
も前者の機能域が高度の可撓性（低剛性度）を有しかつ
後者の機能域が所要の高剛性度を有する、すなわち、全
く相異なる機能と剛性度域とを有する使い捨ておむつの
ウェストバンドを提供するにある。

本発明の他の目的は、粘着面を保護するための離型テー
プを別体に形成して備える必要がない使い捨ておむつの
ウェストバンドを提供するにある。

本発明の他の目的は、前記各目的を達成することにより
比較的に低コストの使い捨ておむつのウェストバンドを
提供するにある。

本発明の他の目的は、着用者の運動によっておむつのウ
ェストの両側の固定機能が損われない使い捨ておむつの
ウェストバンドを提供するにある。

本発明の他の目的は、おむつのバックシー１−を損傷す
ることが少ない使い捨ておむつのウェストバンドを提供
するにある。

本発明のさらに他の目的は、本発明に関する以下の記述
によって明らかにされよう。

（発明の概要）本発明は、１−ツブシートと、バックシートと、該両シ
ートの間に介在する吸収体と、後側ウェストの両側に連
結されて外方へ延出するウェストバンドとを含む使い捨
ておむつにおいて、前記ウェストバンドが次の事項を含
むことにある：　前記ウェストバンドの基材が不織布と
プラスチックフィルムとの重ね合せからなり、該不織布
が着用者の身体に接する面に位置していること；　前記
基材においては、前記後側ウェストの側端から該基材の
自由端へ向う一定長さの第１域が低剛性度を有し、かつ
該第１域の外端から該基材の外端までの第２域が高剛性
度を有すること；　前記第２域の高剛性度は前記プラス
チックフィルムが少なくとも部分的に溶融して前記不織
布と一体化することにより与えられていること；　前記
低剛性度を有する第１域がバンド域とされ、前記高剛性
度を有する第２域の前記不織布の上面に粘着域とその外
側に非粘着の摘持域とが設けられ、かつ該バンド域の前
記不織布面に該粘着域を仮着するため該粘着域と少なく
とも同じ範囲を有する離型域をか設けられいること。好
ましい実施態様においては、前記ウェストバンドは、前
記後側ウェストの側端から延出する長さが７０〜１３０
　＋ｎｍ、該ウェストバンドの幅が２０〜８０ｍｎであ
って、前記バンド域の長さが４０４０−８Ｏ、前記粘着
域の長さが２０−４０ｍｍ、前記摘持域の長さが５〜１
５ｍｍであり；　さらには、前記低剛性度はＬ値がＪＩ
Ｓ−Ｐ８１４３−１９６７による０、２７〜３３．８で
あり、かつ前記高剛性度は該値がが２．１６〜１５６で
ある。

（発明の構成、実施態様）第１図、第２図を参照するに、本発明のウェストバンド
を備えた使い捨ておむつの一例を示しである。おむつ１
１は、前側域１２と、後側域１３と、股下域１４とから
なり、かつ不織布などを素材とする透水性トップシート
１５と、プラスチックフィルムなどを素材とする不透水
性バックシート１６と、解繊パルプなどを素材とし両シ
ート１５．１６間に介在する吸収体１７と、吸収体１７
の両側における両シート１５．１６間のおむっ１１の縦
方向に伸長下に取り付けた伸縮弾性部材ｊ８とを含む。

吸収体１７は、股下域１４における両側部分１９を内方
へ折曲した第１吸収部材２０と、その折曲した股下域１
４の幅よりも広くかつ前後側域１２．１３における部材
２０よりも狭い幅を有する第２吸収部材２１とからなる
。伸縮弾性部材１８は、複数本の糸状ゴムをおむっ１１
の横方向に間隔をおいて弾性が良好な公知のホットメル
ト型接着剤で接着しである。これらの糸状ゴムは。

各１木の断面積が０．０３〜０．４５ｍｍ、総合断面積
が０゜０６−１．３５ｍｍであれば２〜４５本を伸長率
１００−４−００％で用いることができる。しかし、か
かる伸縮弾性部材１８が最も好ましいものの−っである
が、従来一般にこの種のおむつに用いられている比較的
幅の狭い１木のテープ状ゴム、比較的幅の広い１本のポ
リウレタンフォームなどであってもよい。

おむつ１１の後側域１３におけるウェスト２２の両側に
は本発明のウェストバンド２３を取り付けである。

ウェストバンド２３はおむつ１１の側端２４から外方へ
７０〜１３０ｍ延出している。したがって、当業者には
、ウェストバンド２３が従来一般にこの種のおむに取に
付けである感圧粘着性テープに比較して、かなり長いと
気付かれるはずである。かようにウェストバンド２３を
長く形成しであるのは、おむつ１１の幅を従来おむつの
幅よりも狭く形成して、これを第２図に示しであるよう
に着用すべ（組み立てた状態において、後側域のウェス
ト２２の両側と前側域のウェスト２５の両側との間に生
ずる間隙を連結し、この連結部を従来おむつの前後側ウ
ェストの両側重ね合せ部の替わりとなすためである。

第３図〜第６図においては、ウェストバンド２３をさら
に詳しく示しである。ウェストバンド２３は。

その連結域２６をトップシート１５とバンクシート１６
との間に介在させた状態において、それらと−態に熱溶
着手段で連結しである。この連結は、接着剤でなしても
よいことはもちろんであるが、熱溶着手段による場合に
は、超音波を用いることが好ましく、鎖線２７はそのｍ
着部を示している。従来一般に知られかつ実用に供され
ているこの種のおむつの粘着テープは、バックシーＩ・
１６の外面に接着しであるため、その粘着テープの使用
時におけるその引張力で連結域２６を周辺のバックシー
トが延伸して強度を低下したり破損したりすることがあ
る。したがって、従来幾つかの手段が提案されかつ実施
されている。たとえば、米国特許第３，８６７．９４０
号においては、粘着テープの連結域のバックシートの内
面に目の相い布を接合することが開示さＪし、米国特許
第１１，０５５，１８２号においては、粘着テープの基
端部の連結域の内面にホラ１−メルト層を塗布すること
が開示され、米国特許第３，８４８゜５９４においては
、粘着テープと離型テープとおおむつの外側端でＹ型に
なるように一体に接合することが開示されている。しか
し、前述した本発明のウェストバント２３の連結手段に
よれば、それらのような補強手段を採ることなく、連結
域２６が充分に固定され、この固定域が充分な引張強度
を有する。

ウェストバンド２３は、第６図に示しであるように一端
から他端へ連結域２６と、バンド域２８と、粘着域２９
と、摘持域３０とが順次連設されてなる。連結域２６の
長さＬｌは１．５ｍｍ以上であればよく、バンド域２８
の長さし２は４０〜８０ｍｍ、粘着域２９の長さＬ３は
２０〜４０ｍｎ＋、摘持域３０の長さし４．は５〜１５
ｍｎ、ウェストバンド２３の幅Ｗは２０〜８０ｍｍであ
ることが好ましい。ウェストバンド２３は不織布３１と
プラスチックフィルム３２とのラミネートシートを基材
としている。このラミネート状態は、バンド域２８にお
いては、それら基材が有する剛性度が高くならないよう
に部分的（符号３３参照）に熱溶着を施しである。もっ
とも剛性度が高くならないように全面溶着することが可
能であることは当業者には明らかであろう。また、この
ラミネート状態は、粘着域２９と摘持域３０とにおいて
は、それら基材が有する剛性度よりも高くなるように密
なエンボス（符号３４参照）とともに熱溶着を施してあ
って、その熱エンボスでプラスチックフィルム３２が少
なくとも部分的に溶融して不織布３１の繊維間に含浸し
て一体化している。したがって、粘着域２９と摘持域３
０とに後述する所要の剛性度を与え、さらに、不織布３
１の繊維間の目が詰められて後述する粘着剤の塗布が良
ｆｌＴになるとともに不織布３１の強度を向」二させる
ことができる。かかる粘着域２９と摘持域３０とを有す
るウェス１ヘバンド２３の基材３５を得るには、不織布
３１としては、ポリエステル、ナイロン、ポリプロピレ
ン、レイヨンなどの各繊維の単独または混合からなる目
イ」２０〜４０ｇ／ｎｒ、密度０．１〜０゜３ｇ／（・
１ｄの不織布を用いる。また、プラスチックフィル１１
３２として、それら繊維よりも融点の低いポリエチレン
、ポリプロピレンなとの厚さ２０〜６０μ、密度０．９
１〜０．９７ｇ／ｃｎ？のものを用い、さらにはポリエ
チレン、ポリウレタンなどの柔軟性ブラチッ、　クツオ
ームフィルムを用いることができる。これら不織布３１
とプラスチックフィルム３２を重ね合せ、そのフィルム
の溶融温度イ」近に加熱した密なエンボス賦す、型をイ
イする加圧体で圧着すればよい。しかし、本発明におい
ては、プラスチックフィルム３２が少なくとも部分的に
ｒｓｗＡシて不織布３１の繊維間に１浸して一体化し、
後述する所要の高剛性度が粘着域２９と摘持域３０とに
与えら扛ている限り、前述のようにエンボスを賦与しで
あることを条件とするものではない。かように基材３５
にエンボスを賦与せずに一体化状態を得るには、たとえ
ば。

熱平ロールで基材の当該該域を加圧処理すれはよい。

かくして得た基材３５のバンド域２８の不織布３１の上
面にはシリコンなどの公知の離型剤を塗布含浸させて離
型層３６を形成され、基材３５の粘着域２９の不織布３
１の上面には公知の感圧性粘着剤を塗布して３０〜１６
０ｇ／ｒｒｒの粘着層３７が形成される。離型層３６を
形成するための離型剤の不織布３１に対する塗布量は、
所要の離型機能を有しかつ不織布３１の剛性度を高めな
い範囲であり、その範囲である限りバンド域２８の全面
に離型剤を塗布してあってもよく、その範囲は厚さ２０
μ以下である。また離型層３６は離型機能を有する限り
連続層を形成している必要はなく、離型剤が不織布３１
の繊維間に含浸して部分的に断続していてもよい、すな
わち、不織布３１の繊維が部分的に露出していてもよい
。かくして形成されたウェス１ヘバンド２３においては
、バンド域２８の剛性度は、ＪＩＳ−Ｐ８１４３−１９
６７のＡ法による０、２７〜３３．８、粘着域２９と摘
持域３０の剛性度は、該値が２．１６〜１５６、バンド
域２８の引張強度が４ｋｇ１５０画以上であることが好
ましい。前記引張強度は引張試験機で１分間に３０ｃｍ
の速度で長さ５０圃の試験片を引張って測定して得られ
るものである。

第７図Ａ、Ｈにおいては、粘着域２９と摘持域３０とを
形成する他の態様を示しである。この態様においては、
第７図Ａに示すように基材３５の一端部をプラスチック
フィルム３２が互に接する側へ折り重ねたうえ、既述し
たように密な熱エンボスして熱溶着をすることにより、
」二下面の不織布３１にそれら間のプラスチックフィル
ム３２が溶融し含浸して一体化している（第７図Ｂ参照
）。この態様によれば、不織布３１として低目付、低密
度のもの、プラスチックフィルム３２として＠薄、低密
度のものを用いてｔ」、粘着域２９と摘持域３０とに所
要の剛性度を与えることができる。この態様とほぼ同様
の効果は１図示してないが、二枚の不織布３１の間にプ
ラスチックフィルム３２をサンドイッチすることによっ
て得ることができる。また、この場合においても、前記
エンボスを賦与することなく単に熱溶着してもよい。

かくして形成したウェストバンド２３は、非使用時には
、第５図に示しであるように折曲して粘着［３７は離型
層３６に仮着されているが、使用時には。

摘持域３０を摘持して離型層３６から剥離される（第６
図参照）。

高速のような構成を有する本発明のウェストバンド２３
によれば、第２図に示しであるようにウェストバンド２
３の粘着域２９をバックシート１６に接着固定しておむ
つ１１を組み立てて着用した状態においては、固定され
た連結域２６と同粘着域２９との間のバンド域２８は、
低剛性度（高度の可撓性）と多少の伸縮弾性とを有し、
しかも着用者の身体側に不織布３１が位置する（第４図
、第５図参照）から、いずれの方向にも変形が容易で着
用者の身体にソ７１−に接触する。そしてバンド域２８
は、所要長さを有するから１着用者のウェスト回り寸法
に適合するように調整する機能を有する。一方、ウェス
トバンド２３の粘着域２９と摘持域３０とは、所要の高
剛性度を有するから、バックシート１６に対する接着、
刺部操作が容易であるとともに、バックシートＩ６に刻
する粘着域２９の接着固定が確実に保持される。この保
持はまた、粘着域２９の剛性度よりもバンド域２８の剛
性度が低いから、バンド域２８に加わることのある着用
者の運動による力が減殺または吸収さ］し、そのため−
Ｗ９確実であるということができる。さらにまた、摘持
域３０は、前記エンボスをに＃　しである場合にはその
表面が粗面になっているから、ｉ’＋ｉｉ記接着、剥離
操作時の指先のずベリ止めとしての機能を有し、前記操
作がさらに一層容易であるということができる。

第８図Ａ、Ｂ、Ｃにおいては、それぞれ粘着域２９、バ
ンド域２８、該バンド域と該粘着域にウェストバンド２
３の幅方向に間隔をおいて上面から下面に貫通する複数
のスリット３８を設けである態様を示しである。これら
スリット３８は、ウェストバンド２３の幅によっては当
該域の中央に一条設けられることもあり、また、断続的
または連続的であってもよい。

おむつを着用した状態においては、着用者の運動により
ウェストバンド２３には種々の力、たとえば、せん断力
、ピーリンク力、変形力が作用するから、それらの力が
成る強さ以」二である場合には。

粘着域２９がバックシート１６から剥離するなどのおそ
れが生ずるようなことがある。しかるところ、前述のよ
うにハンド域２８または／および粘着域２９にスリッ１
−３８を設けである場合には、スリット３８により分離
された当該域の各部が独立して機能するから、バンド域
２８、粘着域２９に作用する前記力が分散または吸収さ
れ、前記のようなおそれがな（）。

第９１ｉＡ、Ｂにおいては、粘着域２９の他の態様を示
しである。第９図に示しである態様の粘着域２９は、粘
着層３７がウェストバンド２３の長さ方向に断続的に位
置するように、すなわち、該粘着層の各凸条部３７とこ
れらの間に粘着剤が存在しない各四条部３９とが交互に
位置するように形成しである。

第９図に示しである粘着域２９の態様においては、粘着
ＷＩ３７の凸条部３７ａと凹条部３７’ｂとがウェスト
バンド２３の長さ方向に交互に位置するように形成しで
ある。粘着域２９の面積によって異なるが、一般的には
、凸条部３７ａの幅は３−１０＋ｎｍ、凹条部３７，３
９の幅は１〜５１ＩＷＩＩであって、粘着域２９に対す
る条部３７ａ、３９の占有面積割合は５０％以下、好ま
しくは１０〜３０％である。

一般におむつのバックシーｈ１６としては、ポリエチレ
ンなどの可撓性プラスチックフィルムが用いられている
から、排便の有無のチェックをしたリウエスト回りを締
め直したりするため、バックシー１へ１６からこれに接
着したウェストバンド２３の粘着域２９を剥離するとき
、バックシート１６が延伸したり破損したりすることが
ある。しかるところ、前述のようにバックシー１−１６
に接着する粘着［３７の表面はウェストバンド２３の長
さ方向に断続的に形成しであるから、バックシート１６
に対する前述のような損傷が少ない。

本考案は、上述のように構成さ九ているから、既述した
所期の目的をことごく達成することができ、使い捨てお
むつのウェストバンドとして実用に供してきわめて有益
である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明のウェストバンドを取すイ１けた使い
捨ておむつの一例を一部破断して示す展開平面図である
。第２図は、第１図に示すおむつの組み立て斜視図である
。第３図は、本発明のウェストバンドの連結部を示す部分
拡大平面図である。第４図は、第３図４−４線に沿う概略拡大断面図である
。第５図は、第４図５−５線に沿う概略拡大断面図である
。第６図は、本発明のウェストバンドの展開平面図である
。第７図Ａは、本発明のウェスト１＜ンドの他の態様を示
すものであって、その構成素材をラミネートし、高剛性
度域を形成する前の部分拡大断面図である。第７図Ｂは、第７国人に示す構成素材をラミネートシ高
剛性度域を形成した後の概略拡大断面図である。第８図Ａは、本発明のウェストバンドの粘着域にスリッ
トを設けた態様を示す部分斜視図である。第８図Ｂは１本発明のウェイ１−バンドのバンド域にス
リットを設４ｊた態様を示す部分斜視図である。第８図Ｃは、本発明のウェス１へバンドのバンド域と粘
着域とにスリットを設けた態様を示す部分斜視図である
。第９図Ａは、本発明のウェストバンドの粘着域の粘着層
を断続的に形成した態様を示す部分斜視図である。第９図Ｂは、第９図Ａに示す粘着層の別態様を示す部分
斜視図である。１１・・・おむつ、１５・・・バックシート、　１６・
・・トップシート、２３・・・ウェストバンド、２６・
・・連結域、２８・・・バンド域、２９・・・粘着域、
３０・・・摘持域、３１・・・不織布、３２・・・プラ
スチックフィルム、３５・・・基材、３６・・・離型域
、３７・・・粘着層、３８・・・スリット、３７ａ・・
・粘着層の凸部、３７ｂ・・・粘着層の凹部、、ＦＩＧ
、１１／ＦＩＧ、２１ＦＩＧ、９

Claims

【特許請求の範囲】

（１）１−ツブシ−１〜と、バックシートと、該両シー
トの間に介在する吸収体と、後側ウェストの両側に連結
されて外方へ延出するウェストバンドとを含む使い捨て
おむつにおいて、次の事項を含むことを特徴とする前記
ウェストバンド：（ａ）前記ウェストバンドの基材が不織布とプラスチッ
クフィルムとの重ね合せからなり、該不織布が着用者の
身体に接する面に位置していること；（ｂ）前記基材において、前記後側ウェストの側端から
該基材の自由端へ向う一定長さの第１域が低剛性度を有
し、かつ該第１域の外端がら該基材の外端までの第２域
が高剛性度を有すること；（Ｃ）前記第２域の高剛性度は、前記プラスチックフィ
ルムが少なくとも部分的に溶融して前記不織布と一体化
することにより与えられていること；（ｄ）前記低剛性度を有する第１域がバンド域とされ、
前記高剛性度を有する第２域の前記不織布の上面に粘着
域とその外側に非粘着性摘持域とが設けられ、かつ該バ
ンド域の前記不織布の上面に該粘着域を仮着するため該
粘着域と少なくとも同じ範囲を有する離型域が設けられ
ていること。
（２）前記粘着域と前記摘持域とにはエンボスが賦与さ
れている特許請求の範囲第１項記載の使い捨ておむつの
ウェストバンド。
（３）前記ウェストバンドは、前記後側ウェストの側端
から延出する長さが７０〜１３０＋ｎｍ、幅が２０〜８
０ｍであって、前記バンド域の長さが４０〜８０ｍ、前
記粘着域の長さが２０〜４０圃、前記摘持域の長さが５
〜１５ＩＩＩＩ＋である特許請求の範囲第１項記載の使
い捨ておむつのウェストバンド。
（４）前記低剛性度はＪＩＳ−Ｐ８１４３−１９６７に
よる値が０．２７〜３３．８であり、前記高剛性度は該
値が２．１６〜１５６であるる特許請求の範囲第１項記
載の使い捨ておむつのウェストバンド。
（５）前記摘持域を除く前記ウェストバンドの長さ方向
には、任意本数のスリットが設けられている特許請求の
範囲第１項記載の使い捨ておむつのウェストバンド。
（６）前記バックシー１−に接する前記粘着域の粘着」
二面が前記ウェストバンドの長さ方向に断続する特許請
求の範囲第１項記載の使い捨ておむつのウェストバンド
。
（７）前記後側力ニストの両側に対する前記ウェストバ
ンドの連結は、前記トップシートと前記バックシートど
の間に介在して一体的に接着することによりなされてい
る特許請求の範囲第１項記載の使い捨ておむつのウェス
トバンド。