JPS60118200A - 無水結晶果糖の連続結晶化方法及び装置 - Google Patents
無水結晶果糖の連続結晶化方法及び装置Info
- Publication number
- JPS60118200A JPS60118200A JP58223170A JP22317083A JPS60118200A JP S60118200 A JPS60118200 A JP S60118200A JP 58223170 A JP58223170 A JP 58223170A JP 22317083 A JP22317083 A JP 22317083A JP S60118200 A JPS60118200 A JP S60118200A
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- JP
- Japan
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- crystallization
- crystals
- fructose
- tower
- solution
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- Granted
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C13—SUGAR INDUSTRY
- C13K—SACCHARIDES OBTAINED FROM NATURAL SOURCES OR BY HYDROLYSIS OF NATURALLY OCCURRING DISACCHARIDES, OLIGOSACCHARIDES OR POLYSACCHARIDES
- C13K11/00—Fructose
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、果糖を結晶させる方法及び装置に関するもの
である。
である。
更に詳細には、本発明は、無水結晶果糖を水溶液中よ多
収率よく連続的に大きくかつ、均−力ものとし、かつ、
結晶の分蜜を容易となす方法及び装置に関するものであ
る。
収率よく連続的に大きくかつ、均−力ものとし、かつ、
結晶の分蜜を容易となす方法及び装置に関するものであ
る。
一般に、果糖は溶解性が高く、水溶液よシ結晶化させる
場合、高濃度に於て結晶化しなければならないことにな
るが、結晶白下の分蜜は高濃度による高粘性のため非常
に困難となるのである。また、果糖は50℃に於て87
w/w%の溶解度が示すように非常に溶解度が高く、
又高温及び困変動による糖の分解が起きやすく、重合物
も生成さ些やすい。この為、無水結晶果糖の製造は砂糖
及びぶどう糖の結晶化に比べ、より細心の注意が要求さ
れるのである。
場合、高濃度に於て結晶化しなければならないことにな
るが、結晶白下の分蜜は高濃度による高粘性のため非常
に困難となるのである。また、果糖は50℃に於て87
w/w%の溶解度が示すように非常に溶解度が高く、
又高温及び困変動による糖の分解が起きやすく、重合物
も生成さ些やすい。この為、無水結晶果糖の製造は砂糖
及びぶどう糖の結晶化に比べ、より細心の注意が要求さ
れるのである。
従来、果糖の不安定性によシ、濃縮装置に於ても高真空
により低温度による蒸発が々されているが、回分式濃縮
装置に於ては濃縮時間が長く、又液深が高く沸点上昇が
高いため、濃縮液温が高くなり分解による着色及び重合
が多くなる傾向がある0 そとで近年、これらの事情によシ高果糖液糖及びぶどう
糖果糖液糖の濃縮は濃縮時間の短い、濃縮液温の低い連
続濃縮方式が採用されるようになってきた。このよう々
糖液の濃縮の連続化とともに必然的に結晶化装置にも連
続化が要求されるようになったのである。
により低温度による蒸発が々されているが、回分式濃縮
装置に於ては濃縮時間が長く、又液深が高く沸点上昇が
高いため、濃縮液温が高くなり分解による着色及び重合
が多くなる傾向がある0 そとで近年、これらの事情によシ高果糖液糖及びぶどう
糖果糖液糖の濃縮は濃縮時間の短い、濃縮液温の低い連
続濃縮方式が採用されるようになってきた。このよう々
糖液の濃縮の連続化とともに必然的に結晶化装置にも連
続化が要求されるようになったのである。
従来、一般に用いられている糖類の冷却式結晶化装置は
、水平横型外部ジ゛ヤケット又はリボンミキサ撹拌部に
冷却水を導入する内部冷却の回分式が主体であり、連続
方式に於ても上記回分装置を多数に接続したものにすぎ
ない。即ち、回分冷却式結晶化装置は原料供給工程、結
晶化工程、結晶分離工程よシなり、少なくとも結晶装置
が3個必要となるため、同数の付帯設備、例えば結晶装
置及び自動計装などを要し、総計すれば全体の設備費は
きわめて高価となってしまう。
、水平横型外部ジ゛ヤケット又はリボンミキサ撹拌部に
冷却水を導入する内部冷却の回分式が主体であり、連続
方式に於ても上記回分装置を多数に接続したものにすぎ
ない。即ち、回分冷却式結晶化装置は原料供給工程、結
晶化工程、結晶分離工程よシなり、少なくとも結晶装置
が3個必要となるため、同数の付帯設備、例えば結晶装
置及び自動計装などを要し、総計すれば全体の設備費は
きわめて高価となってしまう。
また、回分式結晶操作では、90 w/w%以上の濃縮
果糖溶液に60〜61.の温度で1〜5%の種結晶を添
加し、結晶の自然発生を抑制する為、過飽和度を低く押
え、徐冷しつつ結晶粒径を大きくする方法がとられてい
る。このことは必然的に結晶時間は長時間を要し、初期
の高温時の時間も長くなり、糖の分解による着色及び重
合等の変性をきたす結果となる。
果糖溶液に60〜61.の温度で1〜5%の種結晶を添
加し、結晶の自然発生を抑制する為、過飽和度を低く押
え、徐冷しつつ結晶粒径を大きくする方法がとられてい
る。このことは必然的に結晶時間は長時間を要し、初期
の高温時の時間も長くなり、糖の分解による着色及び重
合等の変性をきたす結果となる。
本発明者らは、無水結晶果糖を水溶液中よ多連続結晶化
を目的とし、従来法の欠点を改善するだめ鋭意研究した
結果、本発明において糖の変性を抑え、収率よく、大き
く、かつ均一な分蜜性良好な結晶を得るための連続化方
法を開発するのに成功したのである。無水結晶果糖の結
晶化の公知の方法では、果糖含量95%前後の溶液を固
形物濃度92〜94 w/w%まで濃縮し、助晶機に落
とし、種結晶として1〜5%の粉末果糖を添加し、60
〜65℃から30〜35℃迄4時間に1℃ぐらいの入念
な温度降下をする。この収率は40〜50%である。
を目的とし、従来法の欠点を改善するだめ鋭意研究した
結果、本発明において糖の変性を抑え、収率よく、大き
く、かつ均一な分蜜性良好な結晶を得るための連続化方
法を開発するのに成功したのである。無水結晶果糖の結
晶化の公知の方法では、果糖含量95%前後の溶液を固
形物濃度92〜94 w/w%まで濃縮し、助晶機に落
とし、種結晶として1〜5%の粉末果糖を添加し、60
〜65℃から30〜35℃迄4時間に1℃ぐらいの入念
な温度降下をする。この収率は40〜50%である。
(田中新二著 甘味料 光誹書院発行)しかし、この公
知の方法では60〜65℃という高温度に長時間保持す
るため、果糖の分解及び重合によシ2%〜10%という
果糖の減量が認められ、分析によシ果糖の重合物の顕著
な増加が認めもれる。これらの重合物の生成は溶液pH
にょシ変動するため、溶液の岨を濃縮前に4.5〜5.
5特に5.0に炭酸ソーダ等によシ調整し収率を向上さ
せる方法(時分50−10584..2)も報告されて
いる。
知の方法では60〜65℃という高温度に長時間保持す
るため、果糖の分解及び重合によシ2%〜10%という
果糖の減量が認められ、分析によシ果糖の重合物の顕著
な増加が認めもれる。これらの重合物の生成は溶液pH
にょシ変動するため、溶液の岨を濃縮前に4.5〜5.
5特に5.0に炭酸ソーダ等によシ調整し収率を向上さ
せる方法(時分50−10584..2)も報告されて
いる。
近年、清涼飲料等に使用される果糖ぶどう糖液糖の増加
にともない高果糖溶液においても非常に高品質なものが
要求され、工程は数段階の活性炭による脱色及びイオン
交換樹脂にょる脱塩等の精製工程によシ製造される。こ
のため、果糖溶液中の塩類はtlとんど存在せず、岨の
緩衝作用は非常に少なくなっている。例えば、固形物含
量91.3W/w%、pH4,9、果糖含量96.8%
の溶液を60℃に10時間保持した結果、州は3.8ま
で低下し、果糖含量は93.6であり、3.2%もの果
糖の減量が認められた。又同様に同−液を45℃に10
時間保持した場合は、pI′I4.6、果糖含量96.
7%であった。
にともない高果糖溶液においても非常に高品質なものが
要求され、工程は数段階の活性炭による脱色及びイオン
交換樹脂にょる脱塩等の精製工程によシ製造される。こ
のため、果糖溶液中の塩類はtlとんど存在せず、岨の
緩衝作用は非常に少なくなっている。例えば、固形物含
量91.3W/w%、pH4,9、果糖含量96.8%
の溶液を60℃に10時間保持した結果、州は3.8ま
で低下し、果糖含量は93.6であり、3.2%もの果
糖の減量が認められた。又同様に同−液を45℃に10
時間保持した場合は、pI′I4.6、果糖含量96.
7%であった。
この例の如く、高温度での保持による果糖の分解によシ
酸性物質が生成し…を調整し、果糖の分解及び重合を抑
制しても、なお数%の減量はまぬがれ得ないものであっ
た。
酸性物質が生成し…を調整し、果糖の分解及び重合を抑
制しても、なお数%の減量はまぬがれ得ないものであっ
た。
しかしながら、本発明においては、45℃という低温で
結晶化操作が可能となシ、本発明の実施によ、り pH
3,5〜6.0の範囲では1%以下、又果糖ぶどう糖の
日本農林規格によシ規格化されているpH4,0〜5.
5の範囲では果糖減量は0.5%以下にすることが可能
となシ、そのためにpH調整の煩雑な方法は不必要とな
ったのである。更に、この果糖の減量が著しく低下した
ため、従来、固形物濃度92〜94 w/w%の結晶化
濃度を89〜91%と2〜3%低く設定することが可能
となり、低粘度化による結晶白下の分蜜性は非常に良好
となった。
結晶化操作が可能となシ、本発明の実施によ、り pH
3,5〜6.0の範囲では1%以下、又果糖ぶどう糖の
日本農林規格によシ規格化されているpH4,0〜5.
5の範囲では果糖減量は0.5%以下にすることが可能
となシ、そのためにpH調整の煩雑な方法は不必要とな
ったのである。更に、この果糖の減量が著しく低下した
ため、従来、固形物濃度92〜94 w/w%の結晶化
濃度を89〜91%と2〜3%低く設定することが可能
となり、低粘度化による結晶白下の分蜜性は非常に良好
となった。
本発明は果糖含量90%以上からなり、固形物濃度87
w/w%以上の果糖溶液と、この果糖溶液1に対し0
.5〜5倍量の多量の結晶を含む溶液を、急速撹拌機を
有する起晶塔に連続的に供給し、40℃〜50℃におい
て急速混合し、得られた混合液を結晶基に連続的に供給
し新しい結晶が自然発生しない条件下で徐冷し、結晶を
成長せしめる晶出処理を行なうことを特徴とする無水結
晶果糖の連続結晶化方法である。
w/w%以上の果糖溶液と、この果糖溶液1に対し0
.5〜5倍量の多量の結晶を含む溶液を、急速撹拌機を
有する起晶塔に連続的に供給し、40℃〜50℃におい
て急速混合し、得られた混合液を結晶基に連続的に供給
し新しい結晶が自然発生しない条件下で徐冷し、結晶を
成長せしめる晶出処理を行なうことを特徴とする無水結
晶果糖の連続結晶化方法である。
また、本発明は、急速撹拌機を有する起晶塔に糖液と多
量の結晶を投入し、連続的に急速混合した糖液混合起晶
液を起晶塔に於て成長した結晶及び自然発生した結晶粒
子中の微細結晶を溶解し結晶粒子の量を制御するため昇
温処理し、結晶の損傷を防止するゆるやかが撹拌機を有
する結晶基に連続的に供給し、結晶せしめる晶出処理か
らなることを特徴とする無水結晶果糖の連続化方法であ
る。
量の結晶を投入し、連続的に急速混合した糖液混合起晶
液を起晶塔に於て成長した結晶及び自然発生した結晶粒
子中の微細結晶を溶解し結晶粒子の量を制御するため昇
温処理し、結晶の損傷を防止するゆるやかが撹拌機を有
する結晶基に連続的に供給し、結晶せしめる晶出処理か
らなることを特徴とする無水結晶果糖の連続化方法であ
る。
更に、本発明においては起晶塔と結晶基とを分離し、別
々の温度で、かつ別々の撹拌条件で種結晶の混合と結晶
化を行なうことができるようにしている。
々の温度で、かつ別々の撹拌条件で種結晶の混合と結晶
化を行なうことができるようにしている。
無水結晶果糖の結晶化では果糖含量90 w/w%以上
、望ましくは95 w/w%以上の果糖溶液を固形物濃
度87〜92w/w%に濃縮し、この濃縮液1に対し0
.5〜5、望ましくは1〜2の多量の結晶を含む糖液を
結晶基よりオーバーフローさせ、起晶塔に供給して混合
する。起晶塔では上部液温を40〜50℃、下部液温を
30〜40℃になるよう下部より外部ジャケットに冷却
水を導入し温度勾配を設定しておく。
、望ましくは95 w/w%以上の果糖溶液を固形物濃
度87〜92w/w%に濃縮し、この濃縮液1に対し0
.5〜5、望ましくは1〜2の多量の結晶を含む糖液を
結晶基よりオーバーフローさせ、起晶塔に供給して混合
する。起晶塔では上部液温を40〜50℃、下部液温を
30〜40℃になるよう下部より外部ジャケットに冷却
水を導入し温度勾配を設定しておく。
前記混合液は起晶塔下部よりの抜き出し量に応じ下部へ
移動し、冷却され結晶は成長する。
移動し、冷却され結晶は成長する。
結晶時間の短縮を目的とし、起晶塔内に於ける冷却速度
は早いため微細結晶が自然発生する。
は早いため微細結晶が自然発生する。
起晶塔よシ結晶含有糖を結晶基に連続的に供給するに際
し、この微細結晶の溶解及び結晶粒子数の調整を目的と
して、35〜45℃に昇温処理され、供給される。
し、この微細結晶の溶解及び結晶粒子数の調整を目的と
して、35〜45℃に昇温処理され、供給される。
結晶基の上部液温は35〜45℃、下部液温は25〜3
5℃になるよう外部ジャケットに下部より冷却水を導入
し、下部白下排出量に応じ、排出される。結晶白下は常
法により遠心分離され、分蜜液は一部起晶塔、又は濃縮
装置に供給され、原果糖溶液に連続的に混合することに
よシ、結晶の収率を上げることができる。
5℃になるよう外部ジャケットに下部より冷却水を導入
し、下部白下排出量に応じ、排出される。結晶白下は常
法により遠心分離され、分蜜液は一部起晶塔、又は濃縮
装置に供給され、原果糖溶液に連続的に混合することに
よシ、結晶の収率を上げることができる。
本発明に於ては種結晶の添加は運転開始時のみ起晶塔へ
1〜5%の粉末結晶を連続的に添加し、定常運転におい
ては結晶塔上部よジオ−バーフローさせ種結晶とするの
がよい。多量の結晶を含む糖液と急速に混合することに
よシ糖液の過飽和度は低下し、起晶塔における液温を低
くすることが可能となシ、結晶速度の増加による結晶時
間の短縮及び糖液の変性を著しく防止することができた
のである。
1〜5%の粉末結晶を連続的に添加し、定常運転におい
ては結晶塔上部よジオ−バーフローさせ種結晶とするの
がよい。多量の結晶を含む糖液と急速に混合することに
よシ糖液の過飽和度は低下し、起晶塔における液温を低
くすることが可能となシ、結晶速度の増加による結晶時
間の短縮及び糖液の変性を著しく防止することができた
のである。
起晶塔は円筒縦型で、径対高さの比率が1:2〜1:1
0の形状で内部に糖液と種結晶を急速に混合するため1
0〜60回転/分で可変となっている撹拌機を有し、そ
の外部は下部よね冷却水を導入し、上部よね排出される
ラセン状ジャケットを有している。内部液温は下部が低
く、上部の高い温度勾配ができるよう温度制御されてい
る。
0の形状で内部に糖液と種結晶を急速に混合するため1
0〜60回転/分で可変となっている撹拌機を有し、そ
の外部は下部よね冷却水を導入し、上部よね排出される
ラセン状ジャケットを有している。内部液温は下部が低
く、上部の高い温度勾配ができるよう温度制御されてい
る。
結晶部は円筒縦型で内部に結晶の損傷を防止する程度に
ゆるやかに回転する撹拌機を有し、その外部にはジャケ
ットを有し糖液を温度制御できるようになっている。ま
た、結晶部は径対高さの比率が1:2〜1:10の形状
で結晶部が多数に構成され、底部は結晶白下が排出され
やすいように15〜60゛′の勾配をもつ構造であるの
が好ましい。結晶部に供給された結晶は白下排出量に応
じて、それぞれ各室の下部よシ下部結晶室へ移動する。
ゆるやかに回転する撹拌機を有し、その外部にはジャケ
ットを有し糖液を温度制御できるようになっている。ま
た、結晶部は径対高さの比率が1:2〜1:10の形状
で結晶部が多数に構成され、底部は結晶白下が排出され
やすいように15〜60゛′の勾配をもつ構造であるの
が好ましい。結晶部に供給された結晶は白下排出量に応
じて、それぞれ各室の下部よシ下部結晶室へ移動する。
結晶部は外部に2セン状ジヤケツトを有し、下部より冷
却水が導入され上部よシ排出される。
却水が導入され上部よシ排出される。
結晶塔内部液温はこの冷却構造により下部が低く、上部
の高い温度勾配ができるようにするのがよい。結晶室は
一室でもよいが多室構造にすれば温度制御が容易となる
が、多室では偽晶の発生が多くなるので二室構造が最も
好ましい。
の高い温度勾配ができるようにするのがよい。結晶室は
一室でもよいが多室構造にすれば温度制御が容易となる
が、多室では偽晶の発生が多くなるので二室構造が最も
好ましい。
結晶を含む糖液の温度は、上部が高く、下部が低い温度
勾配のため液層の乱流をおこさず、層流にて下部へ移動
する。
勾配のため液層の乱流をおこさず、層流にて下部へ移動
する。
結晶塔内撹拌機の構造は横方向への撹拌効果をもち、縦
方向の撹拌効果は好ましくない。また、乱流の防止及び
結晶の破壊の防止のため、撹拌は低速が好ましく、0〜
5回転/分で可変と々っている方がよい。
方向の撹拌効果は好ましくない。また、乱流の防止及び
結晶の破壊の防止のため、撹拌は低速が好ましく、0〜
5回転/分で可変と々っている方がよい。
第1図において本発明の無水結晶果糖の連続結晶化装置
の一例を説明すれば、上は起晶塔で、2は撹拌翼である
。3はジャケットで、ここに下部よシ冷却水を通して起
晶塔を適宜冷却できるようになっている。糖液は移送パ
イプ4、及び分蜜液移送パイプ5から、濃縮装置6に移
送され87〜92%まで濃縮される。濃縮糖液は連続的
に起晶塔上に送シ、同時に結晶部10の上部オーバーフ
ロー、Jイブ9よジオ−バーした種結晶と連続的に混合
し、起晶塔下部パイプ7より結晶部10に連続的に送シ
込まれる。パイプ7は外部温水ジャケット8に温水を供
給し、加温によシ微細結晶を溶解する。結晶部10は結
晶上部室11、結晶下部室12とからなり、それぞれ傾
斜底部を有している。16は撹拌機で撹拌翼14、及び
15をそれぞれ有している。各撹拌翼は結晶塔側壁及び
底部にそって回転し、壁、底部に糖結晶が付着するのを
防止しなからゆつ〈シ混合液を撹拌するようになってい
る。
の一例を説明すれば、上は起晶塔で、2は撹拌翼である
。3はジャケットで、ここに下部よシ冷却水を通して起
晶塔を適宜冷却できるようになっている。糖液は移送パ
イプ4、及び分蜜液移送パイプ5から、濃縮装置6に移
送され87〜92%まで濃縮される。濃縮糖液は連続的
に起晶塔上に送シ、同時に結晶部10の上部オーバーフ
ロー、Jイブ9よジオ−バーした種結晶と連続的に混合
し、起晶塔下部パイプ7より結晶部10に連続的に送シ
込まれる。パイプ7は外部温水ジャケット8に温水を供
給し、加温によシ微細結晶を溶解する。結晶部10は結
晶上部室11、結晶下部室12とからなり、それぞれ傾
斜底部を有している。16は撹拌機で撹拌翼14、及び
15をそれぞれ有している。各撹拌翼は結晶塔側壁及び
底部にそって回転し、壁、底部に糖結晶が付着するのを
防止しなからゆつ〈シ混合液を撹拌するようになってい
る。
16.17はジャケットで、それぞれ下部より冷却水を
導入して適宜、温度制御できるようになっている。
導入して適宜、温度制御できるようになっている。
結晶白下はノξイゾ18から連続的に取り出され、遠心
分離機19に送られ遠心分離され、結晶は20よシ排出
される。
分離機19に送られ遠心分離され、結晶は20よシ排出
される。
分蜜液はパイプ5とパイプ21によシ送られる。
次に本発明の実施例を示す。
実施例
第1図に示す装置を用いた。
起晶塔は内径40α、塔高150rIn1内容量200
tで、撹拌社10〜30回転/分可変であるが、15回
転/分で行なった。
tで、撹拌社10〜30回転/分可変であるが、15回
転/分で行なった。
結晶部は内径70cm、塔高240mで1、結晶上部室
は270 t、結晶下部室は500tのものを使用し、
結晶部撹拌は0〜5回転/分可変であるが、本操作は0
.5回転/分で行なった。本実施例では無水結晶果糖の
結晶化では、ぶどう糖果糖液糖をカルシニウム型カチオ
ン交換樹脂で分離した果糖液糖を使用した。
は270 t、結晶下部室は500tのものを使用し、
結晶部撹拌は0〜5回転/分可変であるが、本操作は0
.5回転/分で行なった。本実施例では無水結晶果糖の
結晶化では、ぶどう糖果糖液糖をカルシニウム型カチオ
ン交換樹脂で分離した果糖液糖を使用した。
この果糖液糖を固形分含量89〜90 w/w%まで濃
縮し、この濃縮果糖液糖を起晶塔に連続的に送シ最初は
通液量に対し、5%の粉末果糖を連続的に混合し、定常
後結晶塔上部よりオーバーフローさせた種結晶を連続的
に混合した。
縮し、この濃縮果糖液糖を起晶塔に連続的に送シ最初は
通液量に対し、5%の粉末果糖を連続的に混合し、定常
後結晶塔上部よりオーバーフローさせた種結晶を連続的
に混合した。
この方法に従い、分蜜液を混合させない場合(1パス式
という)を2回、分蜜液を混合させる場合(分蜜液混合
という)を2回行なった。
という)を2回、分蜜液を混合させる場合(分蜜液混合
という)を2回行なった。
それぞれの場合の条件、収率等を次の表1に示す。
ただし、果糖は液体クロマトグラフィによる分析値を用
い、結晶収率は、洗浄水を白下の2%を使用して洗浄し
、乾燥後、 原液固形物X童×釆糖含量
い、結晶収率は、洗浄水を白下の2%を使用して洗浄し
、乾燥後、 原液固形物X童×釆糖含量
第1図は、本発明の無水結晶果糖の連続結晶化装置の説
明図である。 工・・・起晶塔、2・・・撹拌機、3・・・冷却ジャケ
ット、4・・・原液供給パイプ、5・・・分蜜液供給パ
イプ、6・濃縮装置、7・結晶移送パイプ、 8・・・結晶移送パイプ加熱ジャケット、9・・・種結
晶オーバーフローノミイブ、ICl・・結晶基、11・
・・上部結晶室、12・・・下部結晶室、13・・・撹
拌機、14・結晶塔下部撹拌翼、 15・・・結晶塔下部撹拌翼、 16・・・温水ジャケット、17・・・温水ジャケット
、18・・・結晶白下排出パイプ、19・・遠心分離機
、2o・・結晶、21 ・分蜜液パイプ。 代理人 弁理士 戸 1)親 男
明図である。 工・・・起晶塔、2・・・撹拌機、3・・・冷却ジャケ
ット、4・・・原液供給パイプ、5・・・分蜜液供給パ
イプ、6・濃縮装置、7・結晶移送パイプ、 8・・・結晶移送パイプ加熱ジャケット、9・・・種結
晶オーバーフローノミイブ、ICl・・結晶基、11・
・・上部結晶室、12・・・下部結晶室、13・・・撹
拌機、14・結晶塔下部撹拌翼、 15・・・結晶塔下部撹拌翼、 16・・・温水ジャケット、17・・・温水ジャケット
、18・・・結晶白下排出パイプ、19・・遠心分離機
、2o・・結晶、21 ・分蜜液パイプ。 代理人 弁理士 戸 1)親 男
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)果糖含量90%以上からカシ、固形物濃度87w
/w%以上の果糖溶液と、この果糖溶液1に対し05〜
5倍量の多量の結晶を含む溶液を、急速撹拌機を有する
起晶塔に連続的に供給し、40℃〜50℃において急速
混合し、得られた混合液を結晶塔に連続的に供給し、新
しい結晶が自然発生しない条件下で徐冷し、結晶を成長
せしめる晶出処理を行うことを特徴とする無水結晶果糖
の連続結晶化方法。 (2、特許請求の範囲第一項の起晶塔に供給する多量の
結晶を含む溶液が結晶塔内の結晶を含む溶液であること
を特徴とする無水結晶果糖の連続結晶化方法。 (3)特許請求の範囲第一項の起晶塔より結晶塔に結晶
含有糖液を連続的に供給するにあたシ、昇湿し結晶中の
微細結晶を溶解する昇温処理を特徴とする無水結晶果糖
の連続結晶化方法。 (4)結晶収率増大の為、結晶白下分蜜液を一部糖液に
連続的に混合することを特徴とする特許請求の範囲第一
項記載の無水結晶果糖の連続結晶化方法。 (5)急速撹拌機を有する起晶塔及び結晶の損傷を防止
するゆるやかな撹拌機を有する結晶塔とからなることを
特徴とする無水結晶果糖の連続結晶化装置。 (6)起晶塔より結晶塔に結晶含有糖液な連続的に供給
するにあたシ、連続的に昇温し微細結晶を溶解すること
を特徴とする特許請求の範囲第5項記載の無水結晶果糖
の連続結晶化装置。 (7)起晶塔及び結晶塔は縦型構造であり、径対高さの
比率が1=2〜1:10の形状で外部に昇温又は冷却に
よシ液温を制御できる温度制御装置を有し、底部は結晶
白下が排出されやすい15〜60度の勾配をもつ構造で
あるととを特徴とする特許請求の範囲第5項記載の無水
結晶果糖の連続結晶化装置。 (8)起晶塔及び結晶塔の冷却は冷却水を下部より導入
し、上部よシ排出する、内部糖液液温は下部が低く、上
部が高い温度勾配をもつ冷却方式であることを特徴とす
る特許請求の範囲第7項記載の無水結晶果糖の連続結晶
化装置。
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JP58223170A JPS60118200A (ja) | 1983-11-29 | 1983-11-29 | 無水結晶果糖の連続結晶化方法及び装置 |
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JP58223170A JPS60118200A (ja) | 1983-11-29 | 1983-11-29 | 無水結晶果糖の連続結晶化方法及び装置 |
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