JPS6011804Y2 - 小魚の骨の切断器 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、小魚の邪魔になる骨を細断して肉と一緒に
気軽に食べられるように工夫したものである。

従来はこのような器具がなかったので、骨を切るために
は包丁の刃で叩いていたので、魚の形がくずれて外観が
よくなかった。

この考案は簡単な工夫によって、上記の欠点を除去して
、きれいな料理の材料を得ることを目的としたものであ
る。

この考案を図面にもとづいて説明すると、座金板１上に
、半円形に離して２箇づつ１組の細溝を等間隔に平列し
て切断刃体３の数に応じて連続的に設け、これに該刃体
３の端部にある捲込部４を上記２箇の細溝に差し込み座
金板１の裏面で折り曲げて固着し、他方の折曲部５は数
枚１の表面で折り曲げて固着する。

こうして連続的に所要数の切断刃体３を座金板１上に植
え込み、数枚１を、その板上の両端の中央部に設けた切
断調節支柱６が、刃体３より０．５〜１ｃｌｒＬ離れ、
かつ切断刃部３′より上方に２〜３朋高くなるようにし
て、これと止釘７とをもって握柄部２に結着して成るこ
とを特徴とするものである。

この考案は上述した構成であるから、実施に当っては、
先づ握柄部２を持って、切り開いて内部を上向きにした
小魚を上方より切断刃部３′で数回押圧すれば骨は悉く
細断され、皮は該刃部３′より前記のように２〜３Ｗａ
高く設けた切断調節支柱６に支えられて切断されないで
原形のまま残る。

従来のように包丁の叩きによって外観をくずすことなく
、きれいな料理の材料が得られるものとする。

【図面の簡単な説明】 第１図は切断刃体を上向きにした本案の斜視図、第２図
は刃体を上向きにした平面図、第３図は刃体の拡大図で
ある。 １・・・・・・座金板、２・・・・・・握柄部、３・・
・・・・切断刃体、３′・・・・・・切断刃部、４・・
・・・・捲込部、５・・・・・・折曲部、６・・・・・
・切断調節支柱、７・・・・・・止釘。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 座金板１上に、半円形にした所要数の切断刃体３を植え
   込み、数枚１を、その板上の両端の中央部に設けた切断
   調節支柱６が、刃体３より０．５〜１ｃｍ離れ、かつ切
   断刃部３′より上方に２〜３ｍｍ高くなるようにして、
   これと止釘７とをもって握柄部２に結着して成る小魚の
   骨の切断器。