JPS6011789Y2 - 菊その他の植物の下葉取り機 - Google Patents

菊その他の植物の下葉取り機

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Publication number
JPS6011789Y2
JPS6011789Y2 JP4042581U JP4042581U JPS6011789Y2 JP S6011789 Y2 JPS6011789 Y2 JP S6011789Y2 JP 4042581 U JP4042581 U JP 4042581U JP 4042581 U JP4042581 U JP 4042581U JP S6011789 Y2 JPS6011789 Y2 JP S6011789Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brush
wire rod
pair
chrysanthemum
roll
Prior art date
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Expired
Application number
JP4042581U
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English (en)
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JPS57154947U (ja
Inventor
吾郎 伊藤
Original Assignee
株式会社指浪製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社指浪製作所 filed Critical 株式会社指浪製作所
Priority to JP4042581U priority Critical patent/JPS6011789Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は菊その他の植物の下葉取り機に関する。
農家において菊その他の植物を出荷する場合、第7図に
符号Bで示す部分の下葉を取り除いて出荷するのが普通
である。
この下葉取り作業は従来1本ずつ手作業で行っているの
が現状である。
この考案の下葉取り機は、手間の掛るこの下葉取りの作
業を効率良く機械的に行えるようにしたもので、駆動装
置によって互に逆回転するようにした一対のブラシロー
ルを適当な軸間距離を隔てて平行に位置させて機枠に回
転自在に支受させ、各ブラシロールには、ブラシの毛先
部分の高さに相当する位置にブラシロールの軸線とほぼ
平行をなすようにして線材を張り出して構成したもので
ある。
図面についてこの考案を説明すると、第1図及び第2図
において、1はL形鋼等で製作された台脚11上に固設
した箱形の機枠で、機枠1はほぼ中央部に固設した仕切
板14で駆動室12と処理室13に区分されている。
駆動室12の側板12aと仕切板14にはそれぞれ上下
に2個ずつの軸受2が固定され、それら軸受2には一対
の回転軸3.3を回転自在に支受させる。
前記の回転軸3.3の一端は仕切板14から処理室13
に突出させてあって、その突出部分にそれぞれブラシロ
ール4,4が取付けられる。
処理室13の前面、右側面及び底面は開口させてあって
、前部開口は処理物の供給口13aとされ、側部開口及
び底部開口は除去された下葉の排出口13b、13cと
される。
上記した一対のブラシロール4,4は、適当す軸間距離
Sを隔てて平行に位置させてあり、駆動部12内に設け
たモータその他の適当な駆動装置5によって回転駆動さ
れる。
6は駆動装置5の出力軸に固定されたプーリ、7はブラ
シロール4の回転軸3に固定されたプーリ、8は両プー
リ6゜7間に掛は渡された■ベルトを示し、これらの伝
動装置6.7.8又は鎖車とチェノを組合せたもの、そ
の他任意の伝動装置によって駆動装置5の回転力が回転
軸3,3、すなわち一対のブラシロール4,4に伝達さ
れる。
ここに一対のブラシロール4,4は互に逆向きの回転が
付与されるものである。
また、ブラシロール4,4の軸間距離Sはブラシ4at
4aの毛先がわずかに触れるか両者の毛先がわずかに離
れる程度が望ましい。
この考案に使用されるブラシロール4は、第3図及び第
4図に示すように、ブラシ4aの毛先部分の高さに相当
する位置にブラシロール4の軸線1とほぼ平行をなすよ
うにして張り渡した任意数の線材9を備える。
図示例のものは好ましいブラシロール4の一例を示して
おり、このブラシロール4は、木材、合成樹脂材その他
の材料で作られたロール本体4bに4列のブラシ4a(
ブラシ列)が円周方向に適当間隔を置いて軸線1に沿う
て植設され、かつ、ロール本体4bにおけるブラシ列4
a、4aの各間隙部分にそれぞれ1本の線材9を張設具
10をもって張り渡して構成される。
前記線材9は、後に詳記する植物の下葉除去作業の際に
茎を痛めないようにするために、ナイロン糸など弾力性
に富む線条を用いるを可とする。
線材9をロール本体4b上にその表面から適当間隔を隔
てて張り渡す張設具10は、例えば、線材の両端を縛着
できるようにした一対の突片(図示しない)をロール本
体に固設したものなど任意に設計し得るが、図示例の張
設具10は、第3図〜第6図に示すように、ロール本体
4bの表面に形成した溝4cに嵌め込まれて定位される
基板10a1その基板10aに適当間隔を隔てて固設し
た一対の突片10b、10b、各突片10bに嵌め込ま
れるゴムホースなどの弾性材製短管10c、及びその短
管10cを前記突片10bに締着すると共に線材9の各
端部に設けたループ部分を係止するねじ10dより戒る
そして、それへ線材9を装着するには、線材9の両端に
ループ部分を形成しておき、その各端部を弾性材製短管
10cの上端部分に設けた直径方向の貫通孔10eに挿
通すると共に、前記ループ部分を予めゆるめられていた
ねじ10dの頭部に前記短管10cの外側から係止腰し
かる後ねじ10dを十分にねじ込めばよく、線材9は対
をなす短管10c、10c間に着脱自在、すなわち交換
可能に張り渡されることになる。
前記のねじ込みにより、突片10bに遊嵌されていた弾
性材製短管10cは該突片10bに締着され、線材9の
ループ部分は各ねじ10dの頭部と短管10cとの間で
十分な摩擦を受けて確実に係着される。
前記の線材9は全体を環状に形成し、−直径部分で折っ
て2本とし両端の折返し部分を前記のねじ10d、10
dに係止させてもよいことは勿論である。
また、図示例において、線材9を直接支持する短管10
c、10cはゴムその他の弾性材で形成させてあり、こ
れにより張設線材9が撓むことを可能とし、使用時処理
物の当りを弱めて処理物の損傷を防止する。
なお、半径方向の線材9の張設高さは、ブラシ4aの毛
先端の高さより5〜2orfrJn程度低い位置に設定
することが好ましく、最適高さはブラシ4aの毛先端の
高さより10mm程度低い位置であることが実験により
確められている。
上記のようにして線材9を張り渡した張設具10は、そ
の基板10aをロール本体4bのi4cに嵌め込むこと
によって定置される。
図面において符号30.31は回転軸3に挿通されたブ
ラシロール4のロール本体4bと前記のように定置され
た張設具10の基板10aとを回転軸3に固定するため
の内側フランジ、外側フランジをそれぞれ示し、前記内
側フランジ30は回転軸3に予め固設されたものであり
、また、外側フランジ31は回転軸3の端部に設けたね
じ部3aに螺合される球形状の締付ナツト32によって
該回転軸3に着脱自在に固定されるものである。
従って、図示例のブラシロール4はブラシ4aが摩耗し
た時交換することができる。
次に、上述の構造のこの考案の下葉取り機の使用につい
て説明する。
先ず、一対のブラシロール4.4を第2図に矢印p、p
′で示すように互に逆回転させる。
すなわち、両ブラシロール4,4上のブラシ4a及び線
材9が供給口13a側において中央部に向うように回転
させ、処理すべき菊その他の植物をlO〜20本程度束
ねて、それら植物の上部Aを手で持ってその下部Bを供
給口13aから処理室13内に矢印Q方向に向けて差し
込む。
両フラジロール4,4間に差し込まれた植物の下葉は、
その大部分(80〜90%程度)がブラシ4at4aの
摩擦による弱い力で除去され、残部はブラシロール4,
4に張り渡された線材9,9により悉く除去される。
除去された下葉は処理室13の排出口13b、13cよ
り外部へ放出されるものである。
なお、一対のブラシロール4,4は第2図に示すように
位相をずらして回転させることが好ましく、両ブラシロ
ール4,4の回転数は800〜9QQR,P、M程度が
適当である。
以上に説明したこの考案の菊その他の下葉取り機によれ
ば、植物類の下葉取り作業において多数本を束にして処
理でき、作業能率を著しく向上させるのみならず、植物
の茎を痛めて商品価値を低下させるような恐れもないな
どの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの考案の植物の下葉取り機の一例を示す正面
図、第2図はその側面図、第3図はその要部のブラシロ
ールの拡大正面図、第4図は第3′図IV−IV線によ
る横断面図、第5図はブラシロールから取り外した線材
の張線具を示す正面図、第6図はその側面図、第7図は
この考案の下葉取り機で処理される植物、すなわち菊を
示す正面図である。 1・・・・・・機枠、4・・・・・ヴラシロール、4a
・・曲ブラシ、5・・・・・・駆動装置、9・・・・・
・線材、S・・・・・・軸間距離、l・・・・・・ブラ
シロールの軸線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動装置5によって互に逆回転するようにした一対のブ
    ラシロール4,4を適当な軸間距離Sを隔てて平行に位
    置させて機枠1に回転自在に支受させ、各ブラシロール
    4には、ブラシ4aの毛先部分の高さに相当する位置に
    ブラシロール4の軸線1とほぼ平行をなすようにして線
    材9を張り渡して成る菊その他の植物の下葉取り機。
JP4042581U 1981-03-23 1981-03-23 菊その他の植物の下葉取り機 Expired JPS6011789Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4042581U JPS6011789Y2 (ja) 1981-03-23 1981-03-23 菊その他の植物の下葉取り機

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JP4042581U JPS6011789Y2 (ja) 1981-03-23 1981-03-23 菊その他の植物の下葉取り機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57154947U JPS57154947U (ja) 1982-09-29
JPS6011789Y2 true JPS6011789Y2 (ja) 1985-04-18

Family

ID=29837538

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4042581U Expired JPS6011789Y2 (ja) 1981-03-23 1981-03-23 菊その他の植物の下葉取り機

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JPS57154947U (ja) 1982-09-29

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