JP2541536Y2 - 根菜類の不要物除去装置における紐体 - Google Patents

根菜類の不要物除去装置における紐体

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JP2541536Y2 JP1990057918U JP5791890U JP2541536Y2 JP 2541536 Y2 JP2541536 Y2 JP 2541536Y2 JP 1990057918 U JP1990057918 U JP 1990057918U JP 5791890 U JP5791890 U JP 5791890U JP 2541536 Y2 JP2541536 Y2 JP 2541536Y2
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愛次郎 金子
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、ゴボウ・人参・大根等の収穫後の根菜類を
出荷する際、該根菜類を傷付けたりすることなく根毛及
び付着土等の不要物を除去する装置に関するものであ
る。
従来の技術 近年、ゴボウ等の根菜類は、その根毛及び付着土等の
不要物を除去した後に出荷している。
考案が解決しようとする課題 ところで、上記根菜類の不要物を除去する作業は、実
公昭57−51678号公報、或は実公昭49−771号公報等に記
載されているように機械化が発達してきているが、上記
各公報はいずれも根菜類の根毛を切断する装置であり、
根菜類の付着土を除去することは果たしえなかった。そ
こで、本出願人は、根菜類aの根毛b及び付着土cの両
方を一度に除去することができる除去装置を先に出願し
た(実願平2−29216号)。すなわち、第8図乃至第10
図に示されるように、回転軸1と一体に回転する左右一
対の円形体2,2の周部間に、伸縮性に富む弾性紐条体3
と非伸縮性の紐4とを適当間隔ごとに張設した回転体5
と、該回転体5を所定の回転数を保って回転駆動する動
力装置6とにより除去装置A′を構成したものである。
しかしながら、ここで使用されていた紐4は非伸縮性の
材料から構成されているため、除去作業時に根野菜aを
下方へ向け強く加圧すると根菜類aが折れてしまう等の
問題が生じることを発見した。
本考案は、上記実状に鑑み、非伸縮性の紐の役割を損
なうことなく適宜の弾力を持たせることができる根菜類
の不要物除去装置における紐体を提供することを目的と
するものである。
課題を解決するための手段 装置において、前記剥紐体を、弾性部材からなる第1
紐体と、非伸縮性の紐部材の両端側に弾性部材を固定し
た第2紐体から構成し、前記円形体の周部間に第1紐体
を第2紐体に対して半径方向外方に位置して張設し、か
つ、第2紐体の長さは第1紐体よりも長く張設して、円
形体を回転駆動させた際、回転軌跡が樽型を呈しその最
大径部が第1紐体に当接するよう設定したことを要旨と
する。
作用 駆動部を介して回転体が回転し、該回転体に配設され
た第1紐体及び第2紐体が根菜の根毛及び付着土等の不
要物を除去する。
実施例 本考案の除去装置の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
図において、除去装置Aは、上方を開放した箱体10の
内部に駆動部11と、該駆動部11からの動力を受けて回転
する回転体12が夫々配設されると共に、該回転体12を回
転軸13、該回転軸13の両端寄りに固定された左右一対の
円形体14,14、及び、該円形体14,14の周部間に適宜間隔
を存して第1紐体20と第2紐体30が張設固定された概略
構成になっている。
第1紐体20は、第3図に示されるように、ゴムチュー
ブ等の中空状の弾性部材21の両端部21a,21b内に芯材22
が挿入され、外方から折曲片23が一体形成された固定用
端子24,24を圧着固定して弾性部材21と固定用端子24,24
が結合されている。
第2紐体30は、第4図に示されるように、ナイロン等
からなる非伸縮性の紐部材31の両端部31a,31bに中空状
の弾性部材32,32の一端側内が挿入され、外方から結合
端子33を圧着して紐部材31と弾性部材32,32とが結合さ
れると共に、該弾性部材32,32の他端側内部に芯材34が
挿入され、外方から折曲片35が一体形成された固定用端
子36,36を圧着固定して弾性部材32,32と固定用端子36,3
6とが結合されている。また、ここで使用されている第
2紐体30の長さは、前記第1紐体20よりも長く、且つ、
回転体12を回転させた際に第2紐体30の回転軌跡が樽型
を呈し、最大径部が第1紐体20に当接する程度の長さに
設定されている。
また、上記第1紐体20及び第2紐体30は、前記左右一
対の円形体14,14間に第1紐体20が第2紐体30よりも半
径方向外方に位置するように張設固定されている。すな
わち、第5図に示されるように、円形体14,14に複数の
取付穴14a,14a…を半径方向内外に設け、該各取付穴14
a,14a…に前記各紐体20,30の各折曲片23,35に形成され
た取付穴23a,35aを一致させた状態で固定部材B,Nを介し
て固定される。
第6図乃至第7図は、本考案の他の実施例を示し、円
形体40の非対向面41側で、且つ、半径方向中心に向かっ
て固定片42,固定片43及び小孔44が設けられ、固定片42
に第1紐体20の折曲片23、固定片43に第2紐体30の折曲
片35をスペーサ45,45…を介して夫々挿入されるように
構成されている。さらに、前記各固定片42,43に挿入可
能な小孔46,46…を有する円盤47を設け、前記各紐体20,
30の折曲片23,35及びスペーサ45,45…が円形体40と円盤
47に挟持されるように構成し、前記固定片42又は43の適
宜箇所数カ所を固定部材Nを介して前記円盤47が固定さ
れるように構成され、第1紐体20及び第2紐体30の固定
作業をより一層簡略化することができるように構成され
たものである。また、ここで使用されているスペーサ45
は根菜aの種類等により使用すれば良く、使用する際に
は、第7図に示されるように、固定片42,43には同数の
スペーサ45,45…を挿入せることにより円形体40と円盤4
7の挟持は一層確実な支持状態となり、第1紐体20及び
第2紐体30は確実に固定される。
上記の構成において、駆動部11からの動力を回転軸13
が受けて回転体12が回転し、回転軸13に調節された第1
紐体20及び第2紐体30により根菜aの根毛b及び付着土
c等の不要物を根菜aを傷付けることなく除去する。
考案の効果 上記したように本考案は、駆動部を介して回転軸と一
体に回転する左右一対の円形体の周部間に適宜間隔を存
して剥紐体を張設し、該剥紐体により根菜類の根毛及び
付着土を除去する装置において、前記剥紐体を、弾性部
材からなる第1紐体と、非伸縮性の紐部材の両端側に弾
性部材を固定した第2紐体から構成し、円形体の周部間
に第1紐体を第2紐体に対して半径方向外方に位置して
張設し、かつ、第2紐体の長さは第1紐体よりも長く張
設して、円形体を回転駆動させた際、回転軌跡が樽型を
呈しその最大径部が第1紐体に当接するよう設定したこ
とにより、第1紐体と第2紐体とが相互に補完しあい、
根菜の根毛及び付着土を除去するばかりでなく、除去作
業時に根菜を下方へ圧接しすぎた場合、第1紐体の張力
による根菜折れを防止する役割をも果たすことができ、
しかも弾性部材がテンションの役割を果すので第2紐体
自体による根菜折れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案に係る除去装置の一実施例を示し、第1図は
除去装置の全体構成を示す平面図、第2図は同じく側面
図、第3図は第1紐体の斜視図、第4図は第2紐体の斜
視図、第5図は各紐体の取付状態を示す要部拡大断面
図、第6図乃至第7図は本考案の第2実施例を示し、第
6図は円形体の側面図、第7図は各紐体の取付状態を示
す要部拡大側面図、第8図乃至第10図は従来の除去装置
を示し、第8図は全体構成を示す斜視図、第9図は同じ
く側面図、第10図は回転体の斜視図である。 A……除去装置、a……根菜、b……根毛、c……付着
土、11……駆動部、13……回転軸、14,40,……円形体、
20……第1紐体、30……第2紐体。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動部を介して回転軸と一体に回転する左
    右一対の円形体の周部間に適宜間隔を存して剥紐体を張
    設し、該剥紐体により根菜類の根毛および付着土を除去
    する装置において、前記剥紐体を、弾性部材からなる第
    1紐体と、非伸縮性の紐部材の両端側に弾性部材を固定
    した第2紐体から構成し、前記円形体の周部間に第1紐
    体を第2紐体に対して半径方向外方に位置して張設し、
    かつ、第2紐体の長さは第1紐体よりも長く張設して、
    円形体を回転駆動させた際、回転軌跡が樽型を呈しその
    最大径部が第1紐体に当接するよう設定したことを特徴
    とする根菜類の不要物除去装置における紐体。
JP1990057918U 1990-05-31 1990-05-31 根菜類の不要物除去装置における紐体 Expired - Lifetime JP2541536Y2 (ja)

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JPH0416597U JPH0416597U (ja) 1992-02-12
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JPS6057645A (ja) * 1983-09-09 1985-04-03 Hitachi Ltd 半導体装置の製造法

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