JPS60114794A - 使用済核燃料要素およびガラス化した放射性廃棄物用の地下中間貯蔵所 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、特許請求の範囲第１項の上位概念に記載の地
下中間貯蔵所に関する。

ドイツ連邦共和国公開特許公報用３１５１３１０号によ
シ、水平に設けられた貯蔵函を収容するための多数の貯
蔵空所を備え、こｎ−らの貯蔵空所内に使用済み核燃料
要素を移送し、貯蔵しかつ取出すための走行機器のため
の通路が形成されている、使用済み核燃料聾素のための
地下乾燥貯蔵所が公知である。貯蔵函の冷却は空気によ
る自然の対流で行われる。

ドイツ連邦共和国公開特許公報用２３６１７９５号によ
り、地下のサイロ内において防御が行われる放射性の廃
棄物のための貯蔵所が公知である。このサイロに外側の
自己担持性の鉄筋コンクリート容器から成り、この容器
の外殻は新鮮空気供給立型筒を備えている。これらの新
鮮空気供給立型筒は、放射性廃棄物を収容するための二
重璧容器が設けられているＩＩ性の容器の内室に開口し
ている。容器は上部の立型筒を介して供給される新鮮空
気の自然の対流で冷却される。

ドイツ連邦共和国公開特許公報用２７５３８８１号には
、充填導管および排出導管が接続さｎている流入接続管
と流出接続管とを備えた金属板から成る変形可能なスリ
ーブが内部に設け４　ｉｔている地下中空所から成る液
状の放射性廃棄物のための地下貯蔵所が記載されている
。

本発明の根底をなす課題は、冒頭に記載した様式の地下
貯蔵所を、外部からの影響に対する安全性が最大限に確
保され、しかも可能な限シ経済性をもって貯蔵が行い得
るように形成することである。また、後分解熱を発生す
る貯蔵した放射性物質の十分な、確実なかつ可能な限り
簡単な冷却を可能にすることでもある。更に、生活圏に
対する影響も僅少にとどめることである。

上記の課題を解決するため本発明により、適当な地盤（
岩および岩石）にあって地層による荷重に対して最大限
の安全性を与え、したがって外部からの作用に対する最
大限可能な安全性が達せられるほら大形を提案する。本
発明による構成により、使用済み核燃料要素とガラス化
した放射性廃棄物の極めて経済的な貯蔵が可能となる。

本発明による中間貯蔵所はいわゆる乾燥貯蔵所でろる。

本発明による有利なかつ合目的な他の構成は特許請求の
範囲第２項〜第１４項に記載した。

最適な中空空所の形は、特許請求の範囲第２項に記載の
立型の楕円形である。特に好都合な離心率は一内部支保
を考慮して一特許請求の範囲第３項に記載したように２
：１である。

土質が良好な場合、はら大の底部が楕円形状と異ってい
てもよく（％許請求の範囲第５項）これにより不利な点
はなく、構築技術上、構築作業上および利用技術上利点
がある。

土庄は、静的なおよび／又は動的な荷重にあって、特許
請求の範囲第６項、第７項および第８項によυ、広範囲
な転移および作用を増強された地山担持リングによ勺除
去することができる。

空洞ケ楕円形に形成することにより形状安定した空洞が
達せられる。なぜなら荷重方向に対してその都度垂直方
向で生じる引張応力が消滅するからである。

本発明により、内部構えへの、即ち貯蔵所建造物に対す
る荷重転移は行われない。内部構えへの荷重転移が生じ
たことがあっても交番する引張応力および圧縮応力が生
じ、他方本発明にめっては挙動が変ることなく岩盤とア
ンカー内の圧縮応力と引張応力の価が変動するに過ぎな
い。中間貯蔵所の本発明によシ形成されたｌＹｒ、ら穴
は地震の荷重に対して少しも危険ではないので、特許請
求の範囲第９項に記載したようにほら大の空洞の壁部に
対する内部構え、即ち貯蔵所建造物の支持もｂ］能であ
る。

本発明による構成により同時に、すべての地下貯蔵所に
あって達せら几る良好な放射縁遮蔽の利点がほら穴を囲
繞する岩石および地山によって増大させる。

更に本発明により、他のｔＩら穴を既に稼動しているｔ
Ｉｔら穴に隣接して岩盛内に構築することが可能でろｐ
、しかもこれによって既に稼動している＃１ら穴に不利
な影＃を与えることがない。

本発明の有利な構成は、特許請求の範囲第１１項に記載
されている。はら大の楕円形状はこのようなほら穴が高
い形状安定性ケ有していることからほら穴を深い位置に
構築することを可能にし、したがって排気筒が比較的長
くな±。

これによシ、排気筒内の排気速度が相応して高。

くなり高い煙突作用が達せられる。このことは通気筒お
よび排気筒の入口開口および出口開口内に設けられてい
るフィルタによって発生される流れ抵抗を克服するため
の送風機を設けなくて済む。このことは、このようなほ
ら穴貯蔵所の固有の安全性がよシ改善さｎることを意味
する。

以下に添付図面に図示した実施形につき本発明を詳説す
る。

図面には使用済みの核燃料要素およびガラス化された放
射性廃棄物を収容するための中空貯蔵所２が透視図（第
１図）で示されている。この中間貯蔵所は地山１１内に
形成された地下空洞、いわゆるほら穴８．１０内に設け
られている二つの貯蔵建造物４と６から成る。貯蔵建造
物４の傍らのほら穴８Ｆｉ使用済みの核燃料要素を貯蔵
するために、貯蔵建造物６の傍らのほら穴１０はガラス
化された放射性の罠乗物を貯蔵するために設けられてい
る。

はら穴８と１０゛は横坑１３１ｆｃ介して互いに結合さ
れている。

特に第３図および第４図から明瞭に伺えるように、はら
穴８と１０の断面は部分的に不完全に形成された下方部
分を備えたほぼ立型の楕円形をしており、即ち底部１２
は平らに形成されており、一部完全に楕円形に形成され
た底部１４を備えており、この底部はｆｌら穴の下方の
彎曲した部分１５ｆｔ□形成しており、水平な通気−冷
却管１６を収容子るのに役立つ。通気−冷却管１６ＩＩ
′ｉ使用済みの核檻料装素およびガラス化された放射性
廃棄物のための貯蔵領域内に分岐している。冷却管１６
はその使用する新鮮空気を地山１１内菱形成された一つ
或いは多数の通気立型筒もしくは通気横坑１８．１９ｉ
介して得る。新鮮空気は貯蔵所領域を通って擦過し、加
熱された排気となってほぼ水平な排気通路２０内に流入
し、そこから地山１１内に形成された一つ或いは多数の
排気立型筒２２と２４ｆｔ経て導出される。排気通路２
０Ｆｉ本来の貯蔵所建造物６と４の上方の楕円形のほら
穴の上部の長く延びに彎曲した部分２６によって形成さ
れている。

排気立型筒は前端部と後端部において排気通路内に開口
しており、これによって１１ら穴の良好な形状安定性は
少しも減少されない。

図面に図示したと異り別個の冷却管１６を設けず、貯蔵
所建造物の底部の下方存在するほら大の下方彎曲部分１
５ケ冷却通路もしくは通気通路２８として使用し、これ
らの通路を介して新鮮空気を貯蔵領域内に供給すること
も可能である。

通気および排気立型筒もしくは排気横坑１８゜１９．２
２．２４の入口と出口開口はフィルタ３０．３２を備え
ている。

貯蔵所建造物は、はら穴の壁に支持さｊ、るようにしか
し外部からの荷重を受容する必要がないように形成され
ている。

はら穴８．１０は地山１１内に、地山の荷重が広範囲に
転移されるように、かつ少くとも１５ｍ厚さの地山担持
リングが形成されるような深さで形成される。地山担持
リン゛グは更に（図示していない）アンカーによシ作用
が補完されている。

【図面の簡単な説明】

第１図は二つの空洞を備えた本発明による地下中間貯蔵
所の透視図、 第２図は第１図による中間貯蔵所の空洞貯蔵所の縦断面
図、 第３図と第４図は第２図による空洞貯蔵所の線１−１と
３−３による縦断面図。 図中符号は ８１０・・・空洞 代理人　江　崎　光　好 代理人　江　崎　光　史 ＦＩＧ、４ 第１頁の続き ０発　明　者　クラウス・アイフェル　ドイツ連邦共和
国、ト　−ク、１１ ホーヘンハメルン、シュテイーケウエ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　核燃料要素およびガラス化された放射性廃棄物を
   収容するための冷却される貯蔵建造物群もしくは貯蔵所
   領域が設けられている少くとも一つの地下空洞内に設け
   られる貯蔵建造物ケ備えた、使用済み核燃料要素および
   ガラス化された放射性の廃棄物のための地下中間貯蔵所
   において、地下空洞がほぼ楕円形の断面を有するほら穴
   （８，１０）として形成されていること全特徴とする、
   上記中間貯蔵所。 ２、　はら穴の断面が長い方の軸線が起立している立型
   の楕円形の形状ｋｍしている、前記特許請求の範囲第１
   項に記載の中間貯蔵所。 五　断面楕円のｈＦＥ心率が約２：１である、前記特許
   請求の範囲第１項或いは第２項に記載の中間貯蔵所。 ４　はら穴（８，１０）がｔｌｌ炎長伸びている楕円面
   の形状を有している、特許請求の範囲第１項から第３項
   までのうちのいず几が一つに記載の中間貯蔵所。 ５　はら大の床面もしくは底部（１２）が楕円形状と異
   って平坦におよび／又は幅広に形成されている、特許請
   求の範囲第１項から第４項までのうちのいずｎが一つに
   記載の中間貯蔵所。 ＆を１ら穴（８，１０）が地山荷重の広範囲の移転およ
   び作用を増強された地山担持リングを備えている、特許
   請求の範囲第１項から第５項までのうちのいずれが一つ
   に記載の中間貯蔵所。 ２　予緊張されたアンカーで作用が増強さすした地山担
   持リングが設けらｆしている、前記特許請求の範囲第６
   項に記載の中間貯蔵所。 ａ　地山担持リングが少くとも１５ｍの厚み有している
   、前記特許請求の範囲第６項或いは第７項に記載の中間
   貯蔵所。 ９　はら穴−中空洞の壁が貯蔵所建造物（４゜６）の構
   造のための支持部として設けられている、特許請求の範
   囲第１項から第８項までのうちのいずれか一つに記載の
   中間貯蔵所。 １０　使用済み核燃料委素とガラス化さｎ、た放射性の
   廃棄物のために別個の貯蔵はら穴（８゜１０）が設けら
   れており、この場合貯蔵はら穴が地下横坑（１３）　ｋ
   介して互いに結合されている、特許請求の範囲第１項か
   ら第９項までのうちのいずれか一つに記載の中間貯蔵所
   。 １１、はら穴の貯蔵建造物内の貯蔵領域内を冷却するた
   め一辺地山もしくは地層内に通気および排気立型筒もし
   くは通気および排気横坑（１８，１９，２２，２４）が
   形成されており、これらが使用済み核燃料要素およびガ
   ラス化された放射性廃棄物のための冷却さ１．るべき貯
   蔵所領域と結合されていてかつ附加的な送風機を備えて
   おらず入口および出口開口内にフィルタ（３０，３２）
   を備えている、特許請求の範囲第１項から第１０項まで
   のうちのいずれか一つに記載の中間貯蔵所。 １２、断面が楕円形のほら穴の彎曲された空間（２６，
   １り）が貯蔵所建造物（４，６）の上方および下方で排
   気通路（２０）および通気および冷却通路（２８）とし
   て形成されている、前記特許請求の範囲第１１項に記載
   の中間貯蔵所。 １′５．一つ或いは多数の排気立型筒（２２，２４）が
   ほら穴の後端部或いは前端部において排気通路（２０）
   内に開口している、前記特許請求の範囲第１１項或いは
   第１２項に記載の中間貯蔵所。 １４、通気および冷却通路（２８）内に冷却すべき貯蔵
   所領域へ新鮮空気ケ供給するための通気および冷却管（
   １６）が設けられている、前記特許請求の範囲第１２９
   ４に記載の中間貯蔵所。