JPS60114738A - サツシ等の開閉試験装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、折戸をはじめ、内倒し窓、開き窓。

ドアー１引き戸、引違い戸など各種のアｉｖミサツンや
鋼製サツシの開閉テストを行なう場合に使用する開閉試
験装置に関する。

（従来技術） 周知のように、前記サツシ類の開閉テストはこれらのサ
ツシに組込まれているとンジ、摺動片、戸車及びレール
などの動作円滑性及び耐久性を確認するために不可欠な
作業であるが、従来の開閉試験装置は、専ら人的な開閉
操作または単純なりランク機構によるモーター駆動方式
で障子や扉体の開閉を繰り返しながらテストを行なって
いる関係上、前者の人的な開閉試験では、供試体の開閉
回数に限度があるため耐久性試験には不向きで、単に開
閉操作の円滑軽快性を確めるにとどまり、また後者の場
合は、サツシの種別毎に障子等の開閉方向が異なるので
。

試験装置を供試体にセットするのに著しく手間が掛かる
だけでなく、装置の取付には種々の補助ベースやアタッ
チメントが必要になるため、試験作業が非常に面倒であ
った。

（発明の目的） この発明の目的は、サツシの開閉テストに際し、別設サ
ツシの種類毎に個々の補助ベースやアタッチメントを用
意する必要がなく、単一の装置で種々多様なサツシに対
応し、その開閉テストを極めて簡単な取扱い操作により
自由自在に然かも適確に行ない得る新規な開閉試験装置
を提供することにある。

（発明の構成） 本発明の開閉試験装置は、上記の目的を達成するために
開発されたものであって、立面方向及び平面方向の座標
を変えて所望の位置に供試体駆動装置を取付は得る調節
機能を備えた支持フレームに、供試体に向かって進退す
る動杆ととの動杆を往復動させる駆動手段とを有する供
試体駆動装置本体を揺動可能に枢支し、動杆の先端部に
供試体の平滑面に吸着し得る吸盤を自在接手を介して揺
動可能に連結したことを特徴とし、これによって前記従
来の問題点を一挙に解決することに成功したものである
。

（実施例） 以下１本発明による開閉試験装置の構造及びその使用操
作を実施例の図面について具体的に説明すると、図１面
中の符号（１）は使用時に供試体駆動装置（２）を所望
の位置に支持固定するための支持フレームで、本実施例
の場合、支持フレーム（１）は基枠（１ａ）の−側面に
設けた鞍部（３）を柱（Ｐ）又は梁（Ｂ）（第４図参照
）などに跨って嵌着し、第２図に示すようにハンドル付
きのネジ（４）を締付ければ、基枠（１ａ）を試験室の
構造部材に取付は固定することができるようになってお
り、基枠（１ａ）の別の側面には図示の如く側方に向か
って直角に突出するアーム（５）が設けられ、このアー
ム（５）には１箱形の摺動枠（６）が該アームの長手方
向に沿って滑動可能に嵌挿されており、摺動枠（６）は
上部の固定ネジ（７）を回動して締付ければ、アーム（
５）、Ｊ：の任意の位置に固定することができるように
なっている。また符号（８）は前記摺動枠（６）の下部
に設けたガイドブロックで、このガイドブロック（８）
は上下二つ割り構造になっていて、上下のブロックＱ３
ａ）（８ｂ）間にアーム（５）の長手方向と直角に交叉
する貫通孔が設けられ、該貫通孔に支持ポスト（９）が
摺動可能に挿通してあり、下部ブロック（８ｂ）に設け
たボルトを締付けて支持ボヌト（９）を挟圧すれば、支
持ポスト（９）の長手方向の固定位Ｗｔを任意に調節で
きるようになっている。

そして、前記支持ポスト（９）の先端部には、供試体駆
動装置（２）を連結して支持するためのブラケット０１
が設けられ、このブラケツ）　＜１０に供試体駆動装置
（２）の本体（２σ）が連結されており、供試体駆動装
置（２）は、前記のような構造を持つ支持フレーム（１
）によって、柱ｆＰ）又は梁（Ｂ）に対する基枠αａ）
の取付位置と、アーム（５）に対する摺動枠（６）の固
定位置並びにガイドブロック（８）に対する支持ポスト
（９）の固定位置を変化させれば、その支持点の立面方
向及び平面方向の座標を自由自在にＷｒ１節して所望の
位置に支持することができるようになっている。

一方、供試体Ｇ）を開閉するだめの供試体駆動装置（２
）には、本実施例の場合、その駆動手段としてトラニオ
ン形の流体圧シリンダー（６）が用いられ、本体（２ａ
）をピンＱｌ）で支持フレーム（１）のブラケットＯＱ
に揺動可能に枢着してあり、この流体圧シリンダーα巧
によって往復動されるピストンロフトを動杆Ｑｌとし、
動杆０３の先端部に自在接手Ｑ４を介して吸盤ａ０を揺
動可能に取付け、吸盤αＱを供試、体Ｇ）の平滑面に吸
着固定して動杆Ｑ３を進退はせることにより供試体のを
機械的に開閉するようになっている。なお１本実施例の
場合、自在接手０荀は動杆０３の先端部に設けた丁字形
の連接棒（１４ａ）と吸盤（慢の基部に設けた二叉金具
（１４ｂ）の長孔（１４Ｃ）との嵌合により連結され、
吸盤６時は矢印図示の如く左右方向に揺動しなから長孔
（１４ｃ）に沿って前後方向にも滑動できるようＩＩＣ
結合されており、吸盤０９の内部空間はホース（１５（
Ｚ）により真空ポンプ（図示せず）に接続されている。

更に図面中の符号ＯＱとＱ７）は供試体σ）の開閉動作
を感知して流体圧シリンダー９秒の作動を制御するため
のリミットスイッチであって、本実施例の場合、開き感
知用のＩＪ　ミツトスイッチＯＱは、シャコ万力（１６
ａ）でアーム（５）に固定された支杆０６ｂ）の先端部
に支持板（１６ｃ）ｆ介して取付けられ、同じ支持板（
１５ζ）の下部に設けたローラー付の接触子（ＩＩ）→
と向合し、また閉じ感知用のリミットスイッチ０７）は
１本体（２ａ）の外側面に案内ブロック（１７１７）と
共に取付けられ、動杆α１先端部の連結板（１３ａ）か
ら後方に突出して案内ブロック０７ａ）と摺動可能に嵌
合する直杆（１！７ｂ）に設けた接触子（１７Ｃ）と向
合しており、前記の各リミットスイッチＱ＊　０７）及
び流体圧シリンダー（２）から延びるコード（ｍ）Ｑｓ
５）とパイプθ饋はコントロールボックス（図示省略）
に接続され、このコントロールボックス内のカウンター
で開閉回数を計数し、タイマーで開閉時間を制御するよ
うになっている。

なお１図面に示す実施例では、動杆θ■の駆動手段にト
ラニオン形の流体圧シリンダー〇功を用い、供試体σ′
）の開閉動作の感知にはリミットスイッチａｈａηを使
用しであるが、動杆の駆動手段には他の駆動機構、例え
ばラックとピニオン又はクランクやカム等による往復動
機構を用いてもよく、また供試体開閉動作の感知には光
電管など他のセンサーを使用しても差支えなく、前記の
リミットスイッチαＱαηをも含めてこれらのセンサー
は開閉試験装置側に設けずに、供試体側に設置すること
もある。

本発明装置は上記の構造を有するので、この装置を使用
してザツシ等の開閉試験を行なう際、供試体０）が例え
ば折れ戸の場合には、試験室の柱（Ｆ′）に支持フレー
ム（］）の基枠（１ａ）を適当な高さにボルト、ナツト
等により固着し、第２図図示の如く７′−ム（５）に対
する摺動枠（６）の固定位置及びガイドブロック（８）
に対する支持ボヌト（９）の固定位置をＷｌを節すると
共に、ブラケット０１のピン１．ｌηを支点として供試
体駆動装＠（２）を斜めに傾むけて動杆０３先端部の吸
盤０りを供試体（１）のガラス又はパネルの平滑面σｌ
）に吸着させ、更にリミットスイッチＭ　（１７１の接
触子（謁→α７Ｃ）をそれぞれ供試体σ）の開き感知位
置と閉じ感知位置で当接するように支杆（拗）と接触子
０７ｃ）を調節した後、流体圧シリンダー（２）を駆動
して動杆（至）を供試体σ）に向かって往復動すれば、
動杆α峰が第２図の位置から第３図の位置まで後退した
時に、供試体（ｒ）が決められた角度で「〈」の字形に
屈折した状態に開かれ、これをリミットスイッチαりで
感知すると、流体圧シリンダー（２）の動作方向が自動
的に切換わり、動杆（２）が前進して第２図図示の如く
当初の位置に後帰した時に、供試体のが直線状に伸−長
して閉じられ、その閉鎖状態をリミットスイッチαカが
感知して動杆ｏ３を再び後退させる動作の繰り返えしに
より供試体■の開閉試験を連続的に行なうことができる
。

この場合、供試体■を開閉する動杆α創は、ブラケット
α１のピンαυと先端部の連接棒（湘）の２ケ処で揺動
自在に枢着されているので、往復動の際に流体圧シリン
ダー０４の角度と吸盤ぐＱの角度を変化させながら供試
体ａ）の複雑な屈伸運動に全く無３１１！のない状態で
追従するため、非常にスムーズで円滑軽快な供試体のの
開閉動作が得られ、実施例のように連接棒ｒｓａ＞と二
叉金具（１４６）とを長孔（１４Ｃ）で連結したものは
、供試体■の開き動作−の初期と閉じ動作の終期に於い
て吸盤ＯＱの揺動角をもう一段細かく変化させるので、
折れ戸のような供試体σ゛）には一層スノ・−ズな開閉
動作を得ることができる。

第４図及び第５図は１本発明装置を内倒し窓又は開き窓
の開閉試験に適用する実施例を示したものであって、供
試体ＣＩ）が内倒し窓の場合は。

支持フレーム（１）の基枠（ｌａ）を梁の）又はサツシ
の上枠に取付け、駆動装置本体（２ａ）に設けたＩＪ　
ミツトスイッチ（１７１を開き感知に使用し、アーム（
５）に取付けられていたリミットスイッチ０りとその支
杆（１６ｂ）を図示のようにブラケットθＱ上面に装着
して閉じ感知に使用すれば、流体圧シリンダー＠の作動
により動杆０場が供試体のに向かって前進と後退を反復
し、供試体のを第４図及び第５図に示す如く開閉するこ
とができるので、前述の実施例と同様の開閉性能が得ら
れる。また供試体のが水平方向に回動する開き窓の場合
は、図面には示してないが、第４図及び第５図に示した
装置の支持フレーム（２）を柱０に取付固定して使用す
れば、動杆（至）の往復動時に於ける供試体Ｇ）との相
対位置が全く変らないので、内倒し窓の場合と同様に極
めてスムーズな供試体■の開閉動作が得られ、更に、供
試体σ）が引違い障子のようなものであっても、吸盤０
０と動杆０枠及び動杆（至）とブラケットａ１の取付角
度やセンサーの配置等を多少変更すれば、前記各実施例
と同様の開閉性能を発揮させることができる。

（発明の効果） 以上のように、本発明の開閉試験装置は、立面方向及び
平面方向の座標を変えて所望の位置に供試体駆動装置を
取付は得る調節機能を備えた支持フレームに、供試体に
向かって進退する動杆ととの動杆を往復動させる駆動手
段とを有する供試体駆動装置本体を揺動可能に枢支し。

動杆の先端部に供試体の平滑面に吸着し得る吸盤を自在
接手を介して揺動可能に連結した構造になっているので
、サツシ等の開閉テストを行なう際に、別設サツシの種
類毎に個々の補助ベースやアタッチメントを用意して装
置をセットする必要がなく、１台で多様なサツシに対応
することが出来、特に供試体との結合は障子等のガラス
面やパネル面の平滑性を巧みに利用して真空吸着により
簡便に着脱し得るので、装置の取扱い操作が著しく容易
であり、また供試体の開閉には動杆を支持フレームと吸
盤との２ケ処の連結で揺動可能に枢着しであるため、開
き窓や内倒し窓、外倒し窓は勿論、折れ戸のように複雑
な屈伸動作を伴なう供試体でも全く無理のない状態でス
ムーズに追従し、極めて円滑軽快な開閉動作が得られる
など数々の優れた使用効果を発揮するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による開閉試験装置の具体的な実施構造
の一例を示す斜視図、第２図及び第３図は本発明装置を
折れ戸の開閉試験に使用した場合に於ける装置の取付状
態と供試体の開閉動作を示す平面図、第４図及び第５図
は同じく本発明装置を内倒し窓の開閉試験に使用した場
合に於ける装置の取付状態と供試体の開閉動作を示す側
面図である。 （１）・・支持フレーム、Ｏａ）・・基枠、（Ｐ）・・
柱、（Ｂ）・・梁、（２）・・供試体駆動装置ｅｔ　、
（２１１１）・・本体、（５）・・アーム、（６）・・
摺動枠、（７）・・固定ネジ、（８）・・ガイドブロッ
ク、（９）・・支持ポスト、ＯＱ・・ブラケット、Ｑｌ
・・ピン、０り・・流体圧シリンダー、ａ３・・動杆、
α→・・自在接手、０１′９・・吸盤、ＯＱａ力・・リ
ミットスイッグ〜、（Ｉ′）・・供試体、σ］）・・供
試体の平滑而第５図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 立面方向及び平面方向の座標を変えて所望の位置に供試
   体駆動装置（２）を取付は得る調節機能を備えた支持フ
   レーム（１）に、供試体のに向かって進退する動杆０１
   とこの動杆ａ埠を往復動させる駆動手段θつとを有する
   供試体駆動装置本体（２ａ）を揺動可能に枢支し、動杆
   ０３の先端部に供試体■の平滑面σ１）に吸着し得る吸
   盤００を自在接手Ｑ４を介して揺動可能に連結したこと
   を特徴とするサツシ等の開閉試験装置。