JPS6011419B2 - シヤドウマスクの製造方法 - Google Patents

シヤドウマスクの製造方法

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JPS6011419B2
JPS6011419B2 JP4426978A JP4426978A JPS6011419B2 JP S6011419 B2 JPS6011419 B2 JP S6011419B2 JP 4426978 A JP4426978 A JP 4426978A JP 4426978 A JP4426978 A JP 4426978A JP S6011419 B2 JPS6011419 B2 JP S6011419B2
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JP
Japan
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shadow mask
dots
dot
film
transparent
Prior art date
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Expired
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JP4426978A
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English (en)
Other versions
JPS54137271A (en
Inventor
誠 工藤
安志 仙石
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はシャドウマスクの製造方法、特にその電子ビー
ム通過孔の形成方法の改良に関する。
一般にシャドウマスク形カラー受像管は外園器の前面を
なすパネルの内面に緑、青および赤にそれぞれ発光する
3種のストライプ状けし、光膜からなるけし、光面を形
成し、その後方にシャドウマスクを酌議して電子ビーム
の色選別を行なう。このようなシャドウマスクを得るに
は対をなす大ドットネガパターンフィルム(以下大ドッ
トフィルムと略称する。)と小ドットネガパターンフイ
ルム(以下小ドットフィルムと略称する。)とを用意し
、表裏両面に感光性樹脂膜を形成した厚さ0.15脚の
鉄板などの金属板の表裏両面にそれぞれ上記大ドットお
よび小ドットの両フィルムがそれぞれ対応するように密
着させ、露光して写真焼付けし、ついで現像して、上記
金属板の表裏両面に上記フィルムのパターンに対応する
ポジパターンをなす保護被膜をそれぞれ形成し、ついで
化学エッチングを施して、金属板に電子ビーム通過孔を
穿設する。ついで、この金属板をシャドウマスクに成形
して受像管に組込むのである。従来、このようなシャド
ウマスクの製造に用いるフィルムは、第1図aに大ドッ
トフィルムを、同図bに小ドットフィルムをそれぞれ示
すように、透明素地la,lbに矩形をなす非透光性ド
ット2a,2bを透明なブリッジ部3a,3bを介して
長手方向に蓮設してなり、大ドット2aは小ドット2b
に比べて長さも幅も大きく形成されているが、両ドット
2a,2bとも位相は完全に一致している。
このような従来のドットフィルムを用いて製造されたシ
ャドウマスクは、第2図に示すように、金属板4に長形
をなす多数の電子ビーム通過孔5,5がブリッジ6,6
を介して長手方向に蓮設されている。
しかして、この電子ビームの通過孔6の幅方向の断面を
第3図aに、ブリッジ6の断面を同図bに示す。a図の
ように、孔5の幅方向においては大ドット側の開口部5
aは大きく、小ドット側の関口部5aと両者の合致線す
なわちスリット合致線5cとはその位置が接近し、その
大きさは近似している。これに対し、ブリッジ6は大ド
ット側表面6aと4・ドット側表面6bとの大きさは近
似し、両者の合致線すなわちブリッジ合致線6cはほぼ
ブリッジ6の厚さの中央にあり、その幅dは著しく大き
くなっている。このためブリッジ6の縁すなわちその合
致線6cは正面から見ると第2図示のように丸みを帯び
、かつその幅dのばらつきは大きい。
このことはシャドウマスクの視感検査の精度を低下し、
製品の品位むらを大きくする。さらに、このようなシャ
ドウマスクを組込んだ受像管は電子ビーム通過孔5のブ
リッジ6近傍の部分へ斜めに入射した電子ビームをしや
へし、するので、ビームスポットが小さくかつ形が非対
称になり、この結果画面が暗くなり、かつホワイトュニ
ホミテイを害する。この解決法はブリッジ合致線6cを
スリット合致線5cと同じ深さ‘こすることで解決でき
るが、シャドウマスク形カラー受像管ではブリッジ6の
寸法がたとえば0.1物吻あるいは0.15肋などのよ
うに規定されているので、この規定を守りながら上述の
ようにエッチングを行なうと、金属板が保護被膜の下ま
でえぐり込まれるために発生するサイドエッチ量、すな
わちある寸法部における{〔原版のドットサイズ〕−〔
マスクの孔サイズ〕}X裏のためにブリッジ6の大ドッ
ト側表面6aが幅広くなり、シャドウマスクのプレス成
形における機械的強度を弱くする。本発明はこのような
従来技術の欠点を除くためになされたもので、かどを鋭
角的に突出させたドットを配設したドットフィルムを用
いてホトェツチングすることによって、矩形孔に近似し
た電子ビーム通過孔を容易に形成できるようにしたこと
である。
以下、本発明の詳細を図によって説明する。
第4図は本発明の製造方法に用いる大ドットフィルムの
一例を示す。図中、11は板状の透明素地、12はこの
素地11上に配設された非透光性ドットで、ほぼ矩形を
なし、透明なブリッジ部13を介して長手方向に蓮設さ
れており、かつ各ドット12の長辺が一直線をなして連
続し、かつそのかど14が鋭角三角形をなすとともにそ
の頂点において互いに隣接したドット12のかど14の
頂点と接している。このためブリッジ部13は細長い六
角形をなして周囲の透明素地の部分から切り離されてい
る。また、小ドットフィルムは第1図bで示した従来の
ものと同じであるので説明を略する。そして、これら大
小のドットフィルムを用い従来と同様な方法によって感
光性樹脂膜を形成した金属板にホトェッチングを施して
電子ビーム通過孔を形成し、ついで成形してシャドウマ
スクに構成する。
このようにして得られたシャドウマスクは、第5図にそ
の一部を拡大して示し、さらに第6図ないし第9図に要
部を断面して示すように、金属板4に長形をなす多数の
電子ビーム通過孔15,15がブリッジ16,16を介
して長手方向に蓮設されている。
しかして、本例マスクの特徴はブリッジ16の両端に大
ドットフィルムのドット12のかど14に対応して溝1
7が形成されていること、そのため、ブリッジ合致線の
中央部16cはこのブリッジ16の大ドット側表面16
aと小ドット側表面16bとの中間にあるが、ブリッジ
合致線のかど16dは溝17方向にえぐり込まれており
、このため、電子ビーム通過孔15のかど部においてス
リット合致線15cが見えるようになり、電子ビーム通
過孔15は矩形孔に極めて近似したものになる。さらに
良いことは、電子ビーム通過孔15のかど部の斜面が溝
17方向にえぐり込まれているので、この孔15のかど
部に斜めに入射した電子ビームがしやへいされないので
画面輝度が高い利点がある。さらに、このシャドウマス
クを用いてけし、光面を形成する場合、光吸状級条やけ
し、光体紬条の縁が直線になりやすいことである。本発
明者の実験によれば、ドット12の幅が0.35側、ブ
リッジ部13の幅が0.15脚とした第4図示の大ドッ
トフィルムと、ドット2bの幅が0.08肋、ブリッジ
部3bの幅が0.13側とした第1図bに示すづ・ドッ
トフィルムとを用い、厚さ0.15肋の鉄板に写真蝕刻
してシャドウマスクに構成したところ、電子ビーム通過
孔15の大ドット側の開□面15aの幅が0.43側、
小ドット側の開口面15bの幅が0.16側、ブリッジ
16の大ドット側表面16aの中心の幅が0.06側、
小ドット側表面16bの中心の幅が0.056肋、ブリ
ッジ端部の溝17部分の厚さが0.12肋のものが得ら
れた。
なお、前述の実施例は大ドットフィルムだけドットのか
どを鋭角的にしたが、本発明においては大ドットフィル
ムおよび小ドットフィルムの両方ともドットのかどを鋭
角的にしても良い。さらに、隣接するドットのかどは必
ずしも連続していなくともよく、また、かどを斜方向に
突出するとブリッジ織部に溝ができないのでマスクの強
度を低下させない利点がある。
このように、本発明のシャドウマスクの製造方法は、透
明素地に、ほぼ矩形をなし、かつそのかどが鋭角的に突
出した非透光性ドットを透明なブリッジを介して長手方
向に蓮設してなるドットフィルムを用い、写真蝕刻を施
して電子ビーム通過孔を形成するので、従来理想とされ
ていた矩形孔に極めて近似した電子ビーム通過孔を容易
に穿設することができるようになり、この結果画面輝度
が高く、ホワイトュニホミティも良好で、また機械的強
度の高いシャドウマスクを容易に製造できる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは従来のシャドウマスクの製造方法に用い
たドットフィルムの一例を示し、aは大ドットフィルム
、bは4・ドットフィルム、第2図は第1図a,bに示
すフィルムによって得られたシャドウマスクの要部拡大
正面図、第3図a,bは同じく要部断面図で、aは第2
図A−A線に沿った断面図、bは第2図B−B線に沿っ
た断面図、第4図は本発明のシャドウマスクの製造方法
の一実施例に用いる大ドットフィルムの一例の正面図、
第5図は第4図示のフィルムによって得られたシャドウ
マスクの要部拡大正面図、第6図は第5図W−の線に沿
った断面図、第7図は第5図血−脚線に沿った断面図、
第8図は第5図皿一肌線に沿った断面図、第9図は第5
図K−K線に沿った断面図である。 1,11・・・・・・透明素地、2,12・・・・・・
非透光性ドット、3,13…・・・ブリッジ部、4……
金属板、14・・・・・・ドットのかど部、5,15・
・・・・・電子ビーム通過孔、6,16・・・・・・ブ
リッジ。 第1図第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 透明素地に、ほぼ矩形をなしかつそのかどが鋭角的
    に突出した非透光性ドツトを透明なブリツジ部を介して
    長手方向に連設してなるネガパターンフイルムを用い、
    写真技術によって金属板面に上記ネガパターンに対応す
    るポジパターンをなす保護被膜を形成し、そののちエツ
    チングを施して上記金属板に電子ビーム通過孔を穿設す
    ることを特徴とするシヤドウマスクの製造方法。 2 ネガパターンフイルムは非透孔性ドツトのかどがそ
    の長手方向に隣接した他のドツトのかどとそれぞれの先
    端部において連続していることを特徴とする前記特許請
    求の範囲第1項記載のシヤドウマスクの製造方法。 3 非透光性ドツトは長辺とこの長辺のかどの外側の辺
    とがほぼ同一直線をなすことを特徴とする前記特許請求
    の範囲第1項または第2項記載のシヤドウマスクの製造
    方法。
JP4426978A 1978-04-17 1978-04-17 シヤドウマスクの製造方法 Expired JPS6011419B2 (ja)

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JPS54137271A JPS54137271A (en) 1979-10-24
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4293792A (en) * 1979-12-18 1981-10-06 Rca Corporation Color picture tube having improved slit type shadow mask
JP2741036B2 (ja) * 1988-07-30 1998-04-15 大日本スクリーン製造株式会社 カラー受像管用シャドウマスク

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JPS54137271A (en) 1979-10-24

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