JPS60114166A - 甘味料 - Google Patents
甘味料Info
- Publication number
- JPS60114166A JPS60114166A JP58219723A JP21972383A JPS60114166A JP S60114166 A JPS60114166 A JP S60114166A JP 58219723 A JP58219723 A JP 58219723A JP 21972383 A JP21972383 A JP 21972383A JP S60114166 A JPS60114166 A JP S60114166A
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- JP
- Japan
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- cyclodextrin
- apm
- water
- sucrose
- flavor
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はサイクロデキストリンとα−Ｌ−アスパルチル
−し一フェニルアラニンメチルエステルとの包接化合物
よりなる水に易溶性の甘味料に関するものである。
−し一フェニルアラニンメチルエステルとの包接化合物
よりなる水に易溶性の甘味料に関するものである。
甘味料としては古くより蔗糖を始めとして各種の糖類が
用いられている。風味の点においてはこれら天然糖類が
すぐれており現在においても、食品その他の甘味付加剤
として広く用いられている。
用いられている。風味の点においてはこれら天然糖類が
すぐれており現在においても、食品その他の甘味付加剤
として広く用いられている。
しかし、糖類の高カロリー、糖類の過度の摂取による人
体に及ぼす弊害並びに甘味料を多量に使用する産業にお
ける経済的理由のため、合成甘味料が開発され、古くは
サッカリン、ズルチン、サイクラミン酸ナトリウムなど
が使用された。しかし、これらの合成甘味料も゛目味の
点では蔗糖などの数百倍の値を示すが、風味の点で蔗糖
その他の糖類に比し著しるしく劣る欠点があった。また
、これらの合成甘味料は多量摂取の場合、人体に対する
毒作用が顕現され使用制限、使用禁止などの法的規則が
施行された。
体に及ぼす弊害並びに甘味料を多量に使用する産業にお
ける経済的理由のため、合成甘味料が開発され、古くは
サッカリン、ズルチン、サイクラミン酸ナトリウムなど
が使用された。しかし、これらの合成甘味料も゛目味の
点では蔗糖などの数百倍の値を示すが、風味の点で蔗糖
その他の糖類に比し著しるしく劣る欠点があった。また
、これらの合成甘味料は多量摂取の場合、人体に対する
毒作用が顕現され使用制限、使用禁止などの法的規則が
施行された。
そこで、これら従来の合成甘味料などより一層蔗糖に近
い風味を有し、かつ摂取による毒作用がない甘味料とし
てジペプチド類が注目され、特にα−Ｌ−アスパルチル
ーＬ−フェニルアラニンメチルエステル（以下ＡＰＭと
略称）が最も蔗糖に近い風味を有し、蔗糖の１００〜２
００倍の甘さを持ち、しかも人体毒性のない甘味料とし
て開発されたく特公昭４７−３１０３１号公報）。そし
て、蔗糖などの多量の摂取による種々の弊害を除くなど
の目的で食品、菓子、飲料の甘味の付与剤として多く試
験されている。しかし、このＡＰＭもなお風味の点にお
いては蔗糖より劣り、また水に対する分散性、溶解度が
低く、飲料１食品に添加する場合に種々の不便な点が多
い。そこで、このＡＰＭの風味、水に対する難溶性を改
善するためにＡ Ｉ） Ｍに各種の糖類を混合したもの
（特開昭５７−１５０３６１゜５７−１７４０６９．５
７−１４１２４９号公報）、コーンシロップデキストリ
ンを混合したもの（特公昭５７−４２９４号公報） 、
２０までのＤＥ値のデンプン加水分解物とＡＰＭの加温
水溶液又はスラリーを混合する方法（特公昭５７−１８
４５７号公報）などが開示されている。
い風味を有し、かつ摂取による毒作用がない甘味料とし
てジペプチド類が注目され、特にα−Ｌ−アスパルチル
ーＬ−フェニルアラニンメチルエステル（以下ＡＰＭと
略称）が最も蔗糖に近い風味を有し、蔗糖の１００〜２
００倍の甘さを持ち、しかも人体毒性のない甘味料とし
て開発されたく特公昭４７−３１０３１号公報）。そし
て、蔗糖などの多量の摂取による種々の弊害を除くなど
の目的で食品、菓子、飲料の甘味の付与剤として多く試
験されている。しかし、このＡＰＭもなお風味の点にお
いては蔗糖より劣り、また水に対する分散性、溶解度が
低く、飲料１食品に添加する場合に種々の不便な点が多
い。そこで、このＡＰＭの風味、水に対する難溶性を改
善するためにＡ Ｉ） Ｍに各種の糖類を混合したもの
（特開昭５７−１５０３６１゜５７−１７４０６９．５
７−１４１２４９号公報）、コーンシロップデキストリ
ンを混合したもの（特公昭５７−４２９４号公報） 、
２０までのＤＥ値のデンプン加水分解物とＡＰＭの加温
水溶液又はスラリーを混合する方法（特公昭５７−１８
４５７号公報）などが開示されている。
また、ザイクロデキストリンは加工魚肉、畜肉。
野菜、菓子などの被覆剤として用い揮発物質の長期保存
、安定化に用いられている。また、香辛料。
、安定化に用いられている。また、香辛料。
医薬品、農薬などと包接化合物を形成して、各成分の安
定化、揮発物質の長期保存に用いられている。
定化、揮発物質の長期保存に用いられている。
特に難溶性ステロイド化合物の水溶性を増加させる方法
としてＴ−サイクロデキストリンと水にｆｆ１ｌｔ ？
８なステロイドと包接化合物を形成させ経口、非経口剤
として用いる薬剤についての開示がある（特開昭５８−
８３６９９号公報）。
としてＴ−サイクロデキストリンと水にｆｆ１ｌｔ ？
８なステロイドと包接化合物を形成させ経口、非経口剤
として用いる薬剤についての開示がある（特開昭５８−
８３６９９号公報）。
本発明者らはＡＰＭの風味の改善、水に対する溶解性を
良好にする目的でＡＰＭの可溶化の手段として、公知の
医薬品の水溶化に試みられたサイクロデキスＩ・リンと
ＡＰＭの包接化合物を形成させたところ、ＡＰＭの水溶
化が達せられると共に、意外にも、ザイクロデキストリ
ン固有の甘味とＡＰＭの甘味とが調和され、ＡＰＭ特有
の風味がまろやかになり、蔗糖に極めて近似した風味を
呈することが判って本発明を完成した。
良好にする目的でＡＰＭの可溶化の手段として、公知の
医薬品の水溶化に試みられたサイクロデキスＩ・リンと
ＡＰＭの包接化合物を形成させたところ、ＡＰＭの水溶
化が達せられると共に、意外にも、ザイクロデキストリ
ン固有の甘味とＡＰＭの甘味とが調和され、ＡＰＭ特有
の風味がまろやかになり、蔗糖に極めて近似した風味を
呈することが判って本発明を完成した。
本発明はザイクロデキストリンとα−Ｌ−アスパルチル
−し一フェニルアラニンメチルエステルとの包接化合物
よりなる水に易溶性でしかも蔗糖に近いまろやかな風味
を呈するＵ゛味料ある。
−し一フェニルアラニンメチルエステルとの包接化合物
よりなる水に易溶性でしかも蔗糖に近いまろやかな風味
を呈するＵ゛味料ある。
本発明に用いるサイクロデキストリンはα−サイクロデ
キストリン、β−サイクロデキストリン、γ−サイクロ
デキストリン又はこれらの混合物のサイクロデキストリ
ンの何れも使用することができる。特にα−サイクロデ
キストリンを主体とし、他にβ−１Ｔ−サイクロデキス
トリンの混合物〔トヨゾリン−Ｐ（東洋醸造■製、商品
名）〕、〕αα−サイクロデキストリン３０主体とする
全サイクロデキストリン５０％の混合物〔サイクロＴＣ
（東洋クリニー１−■製、商品名）〕が好適に使用され
る。
キストリン、β−サイクロデキストリン、γ−サイクロ
デキストリン又はこれらの混合物のサイクロデキストリ
ンの何れも使用することができる。特にα−サイクロデ
キストリンを主体とし、他にβ−１Ｔ−サイクロデキス
トリンの混合物〔トヨゾリン−Ｐ（東洋醸造■製、商品
名）〕、〕αα−サイクロデキストリン３０主体とする
全サイクロデキストリン５０％の混合物〔サイクロＴＣ
（東洋クリニー１−■製、商品名）〕が好適に使用され
る。
本発明の甘味料を製造するには、一般のサイクロデキス
トリンの包接化合物を製造する方法によって作られる。
トリンの包接化合物を製造する方法によって作られる。
例えばザイクロデキストリンのｂツ厚溶液にＡＰＭを所
定量添加して振盪又はホモゲナイズして製造する。得ら
れたサイクロデキストリンとＡＰＭの包接化合物を乾燥
、粉砕して粉末化する。本品は白色、無臭の１５）末で
すぐれた甘味を呈する。
定量添加して振盪又はホモゲナイズして製造する。得ら
れたサイクロデキストリンとＡＰＭの包接化合物を乾燥
、粉砕して粉末化する。本品は白色、無臭の１５）末で
すぐれた甘味を呈する。
本発明のＡＰＭのザイクロデキストリン包接化合物のＡ
ＰＭの含有量は製品の使用目的などにより任意に変更さ
れるが、一般の食品、飲料などに用いる場合はサイクロ
デキストリン１００重量部に対し０．３〜３０重量部の
範囲である。
ＰＭの含有量は製品の使用目的などにより任意に変更さ
れるが、一般の食品、飲料などに用いる場合はサイクロ
デキストリン１００重量部に対し０．３〜３０重量部の
範囲である。
このようにして得られたサイクロデキストリンとＡＰＭ
の包接化合物は蔗糖と同様のまるみのある甘味、風味を
有し、しかも水に易溶性であるからコーヒー、紅茶など
の飲料の添加の場合、一般の蔗糖と同じ用い方ができ、
しかも成分がデキストリン、ＡＰＭよりなっているため
糖尿病患者。
の包接化合物は蔗糖と同様のまるみのある甘味、風味を
有し、しかも水に易溶性であるからコーヒー、紅茶など
の飲料の添加の場合、一般の蔗糖と同じ用い方ができ、
しかも成分がデキストリン、ＡＰＭよりなっているため
糖尿病患者。
糖分の過度の摂取による弊害を除くために各種の甘味添
加飲食物などに都合よく使用できる。
加飲食物などに都合よく使用できる。
また、本発明の甘味料はサイクロデキストリンとＡＰＭ
が包接化合物となっているから、強度の振動によっても
両者が分離することがなく、常にＡＰＭが均一に供給さ
れる。
が包接化合物となっているから、強度の振動によっても
両者が分離することがなく、常にＡＰＭが均一に供給さ
れる。
ザイクロデキトスリン（１〜ヨデリン−Ｐ）２０ｇ（乾
物ベース）を３０℃で８０ ｍｌの水に溶解した。
物ベース）を３０℃で８０ ｍｌの水に溶解した。
これにＡＰＭ５ｇ （乾物ベース）を添加懸濁し、３時
間ミキザーで攪拌した後この粉砕品０．５ ｇ （水分
４％）を２０°Ｃの水１００ｍ１に溶解するのに１分３
０秒で十分であったが、前記粉砕品中のＡＰＭに相当す
るｆｆｉ （０，０９６ｇ）を単独で同量の水に熔解す
るには９分を要した。
間ミキザーで攪拌した後この粉砕品０．５ ｇ （水分
４％）を２０°Ｃの水１００ｍ１に溶解するのに１分３
０秒で十分であったが、前記粉砕品中のＡＰＭに相当す
るｆｆｉ （０，０９６ｇ）を単独で同量の水に熔解す
るには９分を要した。
サイクロデキストリンによるＡＰＭのｌ容ＰＩｌ’＋’
、度の増加を明らかにするため次の試験を行った。
、度の増加を明らかにするため次の試験を行った。
試験管にＡＰＭを１００ ｍｇ採取し、これにサイクロ
１゛Ｃ１β−サイクロデキストリン、トヨゾリン−Ｐの
種々の濃度のサイクロデキストリンを添加し、２０℃で
Ａ Ｉ） Ｍが完全に熔解するまでの添加量を測った。
１゛Ｃ１β−サイクロデキストリン、トヨゾリン−Ｐの
種々の濃度のサイクロデキストリンを添加し、２０℃で
Ａ Ｉ） Ｍが完全に熔解するまでの添加量を測った。
対照として水を加えて同様にその添加量を測った。
以上の試験の結果は次表の通りであった。
β−ザイクロデキストリンは純度９８％以上、ＤＥｏ、
６以下のものである。
６以下のものである。
以上の如く、本発明の目′味料は水に易ｌ容性である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、 サイクロデキストリンとα−Ｌ−アスパルチルー
Ｌ−フェニルアラニンメチルエステルとの包接化合物よ
りなることを特徴とする甘味料。 ２、サイクロデキストリンとα−Ｌ−７スバルチルーＬ
−フェニルアラニンメチルエステルの重量比が１００：
０．３〜５０である特許請求の範囲第１項記載の甘味
料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58219723A JPS60114166A (ja) | 1983-11-22 | 1983-11-22 | 甘味料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58219723A JPS60114166A (ja) | 1983-11-22 | 1983-11-22 | 甘味料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60114166A true JPS60114166A (ja) | 1985-06-20 |
Family
ID=16739955
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58219723A Pending JPS60114166A (ja) | 1983-11-22 | 1983-11-22 | 甘味料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60114166A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60184099A (ja) * | 1984-03-01 | 1985-09-19 | Ajinomoto Co Inc | ジペプチド−シクロデキストリン包接結晶 |
| JPS63219349A (ja) * | 1987-03-07 | 1988-09-13 | Showa Sangyo Co Ltd | 甘味料 |
-
1983
- 1983-11-22 JP JP58219723A patent/JPS60114166A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60184099A (ja) * | 1984-03-01 | 1985-09-19 | Ajinomoto Co Inc | ジペプチド−シクロデキストリン包接結晶 |
| JPS63219349A (ja) * | 1987-03-07 | 1988-09-13 | Showa Sangyo Co Ltd | 甘味料 |
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