JPS6011314B2 - 塗装乾燥工程に於ける吸排気の自動制御方法と装置 - Google Patents

塗装乾燥工程に於ける吸排気の自動制御方法と装置

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JPS6011314B2
JPS6011314B2 JP52123316A JP12331677A JPS6011314B2 JP S6011314 B2 JPS6011314 B2 JP S6011314B2 JP 52123316 A JP52123316 A JP 52123316A JP 12331677 A JP12331677 A JP 12331677A JP S6011314 B2 JPS6011314 B2 JP S6011314B2
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air
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drying
drying oven
exhaust
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JPS5456073A (en
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政義 松田
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は揮発性有機溶剤を含む塗料を乾燥させる暁付乾
燥部に於て、炉内で発生する溶剤蒸気を稀釈するために
、該炉内に空気を送り込み且つ同時に溶剤蒸気と空気と
の混合排気ガスを炉外へ排出する該排気ガス量を、溶剤
蒸気量に比例して自動的に制御する方法及び制御用ダン
パに関するものである。
在来、この種隣付乾燥部に於ては、炉内で発生した揮発
性溶剤の発生空気(ガス)を炉外へ排出するよう、該炉
内へ送り込み同時に炉外へ排出さすべき空気量及び溶剤
蒸気と空気との混合排気ガス量は、乾燥操業開始時に定
着させたままのものが普通であり、極く稀れには、稀釈
排気ガス量のみを溶剤蒸気量に合致させて制御する程度
の方法が採用されているC以下この乾燥炉を実施の第1
図について説明するに、1は乾燥炉であって、塗装を施
した品物2は移送ライン11‘こ沿うて矢a方向に送ら
れ、入口部3から炉内に進入し、熱風により乾燥された
後、出口部4から搬出させられる。
而して熱風はファン5を介しェヤヒータ8に送り込み、
ここにて所定温度に昇温させた後、乾燥炉1内へ送り込
み、品物の加熱乾燥を行う。この加熱に伴い発生した揮
発性溶剤蒸気を含む熱風は、ファン5を介し且つダクト
6を経て吸引して再びェヤヒータ8に送り込み、昇温さ
せた後、乾燥炉1に送り込むというように循環させる。
この循環加熱乾燥過程に於て発生した溶剤蒸気量が、一
定濃度以上に達すると、乾燥炉】内で爆発火災を惹起す
る危険性があり、且つこの災害を防止するために、該溶
剤蒸気を稀釈する必要がある。この稀釈用の空気を送り
込むために吸引用ダクト10と溶剤蒸気と空気の混合排
気ガスの排出用ダクト11を設けると共に、それぞれの
ダクト10,11にダンパ12,13を設ける。而して
ダンパ12によって溶剤蒸気の稀釈空気量の規制を行う
と共に、ダンパ13によって排気ガス量を規制する。而
してこの場合ダンパ12,13は操業開始時に設定して
固定したままであって、溶剤空気量に比例して流量制御
を行う方法になっていなかった。従って上記焼付乾燥部
に於ては、乾燥炉1内へ搬入される溶剤量の有無とは無
関係に大量の袷空気を、常時ファン5を介し且つ吸引用
ダクト10より吸引しては、ダクト7を経てェヤヒータ
8に送ってここで加熱し、更にダクト9及び熱風へッダ
15を経て炉内へ送り込むことにより、溶剤の含有濃度
を爆発限界点より遥かに低い状態に稀釈させ、排気ガス
となしてダクト11を介し放出させるようにしていた。
斯くすることによて余分の吸込み冷空気を加熱するがた
めに、燃料費が著しく嵩むという弊害があった。第3図
、第4図は在来使用のダンパの一例を示したもので、一
翼式の構成になっており、ダンパ弁16はしバー17と
直結し、手動で操作するのが大部分であり、且つレバー
17の端部の蝶ねじ18のピンが案内用長孔に沿い摺動
し、その動きがダンパ弁16の関度を指示するようにな
っており、稀釈用空気と排気ガスの供V給量と排ガス量
を設定した後、蝶ねじ18を締め付けてダンパ弁を核状
態で固定するようになっている。
これに鑑み本発明は、炉内で発生する溶剤蒸気を稀釈す
るために送り込む空気の供給量と、溶剤蒸気を含有する
排気ガスの排出量とを、使用溶剤量に合致させて比例制
御することによって、空気加熱に要する燃料費を節減し
、熱効率の向上を狙ったものであって、以下実施例につ
いて本発明の要旨を説明するに、第5図に於て、吸引用
ダクト1川こ設けたダンパ12と排出用ダクト11に設
けたダンパ13とを、乾燥炉1内の濃度調節計20の指
示により同時に開度加減するようになっている(図は溶
剤濃度調節計の指令端19を乾燥炉内に設置した場合を
示したが、これの代りに乾燥炉1内に搬入される溶剤量
に関した函数によって設定してもよい)。
上記溶剤蒸気を稀釈するよう送り込む空気の供給量と溶
剤蒸気を含有する排気ガスの排気量とを、比例制御する
のに使用するダンパを実施例の第6図、第7図について
説明する。
21,21は左右に対したプレセットスラィド弁であっ
て、同時に内方向及び外方向にスライドして、開度加減
をなすと共にこれとは直角方向にスライドするコントロ
ールスライド弁22を設けて、上記横方向のプレセット
スラィド弁21,21により開放された閉口部23の閥
度加減を行うというように、両者十字形に組合わされる
而してプレセツトスラィド弁21,21は吸引用のファ
ン4及び放出用のファン20の性能その他の原因による
送風量に応じ開度を決定して、操業開始時にそれの開□
部23を適当に設定し、且つこの設定開口部23に対し
、上記濃度調節計20の指示によりダンパ12及び13
に於けるコントロールスライド弁22を同一のストロー
ク若しくは同一の比率で開閉する共動させる。この場合
、操業条件が大幅に変更があり、上記比例値が変更する
と、プレセットスラィド弁21,21の再調整を行って
、開口部23の最大関口面積を形成し、流量の増減に対
応するようコントロールスライド弁22の上下動を行わ
せる。本発明はガス体の性状や流量を考慮して、横方向
に動くプレセットスラィド弁21,21を介し先づ関口
部23の関度を設定すると共に、斯く設定された関口部
23に対し、これと直角方向に動くコントロールスライ
ド弁22にて開度加減を行うものであって、この後者の
スライド弁22は炉中の濃度調節器20より発する指令
若くは乾燥物品の送り速度によって加減するようにし、
而も空気吸引用ダクトと排気ガスの排出用ダクトに於け
るダンパの開度加減を、同時に同一のストローク若くは
同じ比例の下に行うようにしたものであるから、生産量
や製品の幅の変更に伴う操業状態に合致した排出ガス量
と吸引の空気量が確保され、ェヤヒータ8に於ける燃料
の消費量を最少限度に止められる外、炉内の揮発ガスは
爆発の危険性のない状態に保持されるという効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図は在来使用の焼付乾燥炉装置の説明図、第2図は
同上AA断面図、第3図は在来使用のダンパの側面図、
第4図は同上正面断面図、第5図は本発明の暁付乾燥炉
装置の説明図、第6図は本発明ダソパの正面図、第7図
は同側面図。 符号の説明、1は乾燥炉、2は塗料を施した品物、3は
入口部、4は出口部、5はファン、6はダクト、7はダ
クト、8はエヤヒータ、9はダクト、10は吸引用ダク
ト、11は排出用ダクト、12,13はダンパ、14は
ファン、16は熱風へッダ、16はダンパ弁、17はし
バー、18は蝶ねじ、19は指令端、2川ま濃度調節計
、21はプレセツトスラィド弁、22はコントロールス
ライド弁、23は開○部。 繁ノ図 繁Z図 災3図 鰭4図 繁タ図 舞る図 ※ア図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 揮発性有機溶剤を含む塗料を乾燥させる焼付乾燥炉
    に於て、乾燥炉内で発生する溶剤蒸気を含む空気を吸引
    し、これと外部空気を混合して加熱し、乾燥炉内に循環
    し、一方導入混合した該外部空気量に応じた量の炉内空
    気を吸引して外部に排出すると共に、該乾燥炉内の溶剤
    蒸気濃度を検出器により検出、該蒸気濃度に応じて、循
    環空気に混合する外部空気量及び炉内より吸引排出する
    空気量を連動して制御し、炉内の蒸気濃度を爆発限界以
    下に保持しつつ、導入外部空気量を可及的少量に調節す
    ることを特徴とする塗装乾燥工程に於ける吸排気の自動
    制御方法。 2 連続的に塗装物品を乾燥炉に送入し、炉内を移動し
    つつ焼付乾燥を行う塗装乾燥装置に於て、該乾燥炉より
    空気を吸引し、循環用送風機及び加熱炉を経て乾燥炉に
    循環する循環路と、外部より導入空気量調節手段を経て
    該循環路の乾燥炉から該循環用送風機までの間に合流す
    る外部空気導入路と、該乾燥炉から排気量調節手段及び
    排気用送風機を経て外部に通ずる排気路と、乾燥炉内に
    設けられた検知端の信号にり作動する溶剤蒸気濃度検知
    手段とを備え、該導入空気量調節手段及び排気量調節手
    段は手動により最大空気量をそれぞれ独立して調節する
    機構を有すると共に、該溶剤蒸気濃度検知手段の出力信
    号により、該導入空気量調節手段及び排気量調節手段を
    連動して制御する機構を有することを特徴とする塗装乾
    燥炉の吸排気自動制御装置。 3 該導入空気量調節手段及び該排気量調節手段が、手
    段によりダンパを横方向にスライドするプレセツトスラ
    イド弁と、該溶剤蒸気濃度検知手段からの出力信号によ
    り縦方向にスライドするコントロールスライド弁よりな
    る十字形スライド弁である特許請求の範囲第2項記載の
    塗装乾燥炉の吸排気自動制御装置。
JP52123316A 1977-10-13 1977-10-13 塗装乾燥工程に於ける吸排気の自動制御方法と装置 Expired JPS6011314B2 (ja)

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JP52123316A JPS6011314B2 (ja) 1977-10-13 1977-10-13 塗装乾燥工程に於ける吸排気の自動制御方法と装置

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JPS5456073A JPS5456073A (en) 1979-05-04
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JPS60243478A (ja) * 1984-05-18 1985-12-03 中小企業事業団 布帛の連続熱処理装置における排気調節及び廃熱回収利用法
JP2007076219A (ja) * 2005-09-15 2007-03-29 Tlv Co Ltd 蒸気加熱装置

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JPS5456073A (en) 1979-05-04

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