JPS60112927A - 法面の遊水排水路工法 - Google Patents
法面の遊水排水路工法Info
- Publication number
- JPS60112927A JPS60112927A JP22090583A JP22090583A JPS60112927A JP S60112927 A JPS60112927 A JP S60112927A JP 22090583 A JP22090583 A JP 22090583A JP 22090583 A JP22090583 A JP 22090583A JP S60112927 A JPS60112927 A JP S60112927A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slope
- water
- bag
- water conveying
- face
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02D—FOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
- E02D17/00—Excavations; Bordering of excavations; Making embankments
- E02D17/20—Securing of slopes or inclines
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Paleontology (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
- Retaining Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、法面に流出する遊水を集めて排水する法面の
遊水排水路工法に関する。
遊水排水路工法に関する。
山などを切り開いて道路や鉄道を敷設した場合に形成さ
れる切取法面には、モルタルを吹き付けたり、芝を植生
するなどの崩落防止対策が施されているが、法面が地下
水脈に当たる場合には、モルタル層の裏側に遊水が溜ま
ったり、表層の土砂が遊水により削り取られたりして法
面が崩落することがあり、これを防止するために、従来
、法面に、小径のパイプをその一端を法面の表面へ突出
して埋設することにより、遊水を法面の表面へ逃がす方
法が採られているが、パイプが詰まってその機能を果た
さなくなることが多く、また、これとは別に、上面に多
数の透孔を設けた長尺のパイプを法面の表面下に埋設す
ることにより、前記透孔から流入した遊水を集めて排水
溝などに導く方法があるが、透孔が目詰まりすることが
多く、また、法面の排水勾配の変化に一致するようにパ
イプを曲げて配管することが困難であった。
れる切取法面には、モルタルを吹き付けたり、芝を植生
するなどの崩落防止対策が施されているが、法面が地下
水脈に当たる場合には、モルタル層の裏側に遊水が溜ま
ったり、表層の土砂が遊水により削り取られたりして法
面が崩落することがあり、これを防止するために、従来
、法面に、小径のパイプをその一端を法面の表面へ突出
して埋設することにより、遊水を法面の表面へ逃がす方
法が採られているが、パイプが詰まってその機能を果た
さなくなることが多く、また、これとは別に、上面に多
数の透孔を設けた長尺のパイプを法面の表面下に埋設す
ることにより、前記透孔から流入した遊水を集めて排水
溝などに導く方法があるが、透孔が目詰まりすることが
多く、また、法面の排水勾配の変化に一致するようにパ
イプを曲げて配管することが困難であった。
本発明はこのような不具令を除去し、法面の内部に溜ま
る遊水を確実に排水することができ、しかも、敷設作業
を容易に行なうことができる法面の遊水排水路工法を提
供することを目的とするものである。
る遊水を確実に排水することができ、しかも、敷設作業
を容易に行なうことができる法面の遊水排水路工法を提
供することを目的とするものである。
以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
第1図の(a)に示すように、ナイロン糸を編網してな
る目の細かい長方形の網1の短辺方向の半分に、ビニー
ルなどの通水性を有しない合成樹加装のシート2を貼り
付け、この網1の短辺方向の中心で折り返して、同図の
(b)に示すように重なり合った長辺同士、及び、一方
の端部を綿糸4により縫い合わせることによって袋体3
を形成し、この袋体3内に、多数の連続気孔を有する石
炭から6の小塊を開口5から充填して、同図の(c)に
示すように、長さ約1m−直径20〜30cmの断面略
円形をなす下半分のみが通水性を有しない導水袋7を構
成する。この導水袋7は、充填された石炭から6内体及
び隣り合う/IX塊の間に通水間隙が存するため、導水
袋7の上面8の網目から流入した水は石炭から6の中及
びその間を流下して、略半円形に彎曲したシート2上に
達するのである。
る目の細かい長方形の網1の短辺方向の半分に、ビニー
ルなどの通水性を有しない合成樹加装のシート2を貼り
付け、この網1の短辺方向の中心で折り返して、同図の
(b)に示すように重なり合った長辺同士、及び、一方
の端部を綿糸4により縫い合わせることによって袋体3
を形成し、この袋体3内に、多数の連続気孔を有する石
炭から6の小塊を開口5から充填して、同図の(c)に
示すように、長さ約1m−直径20〜30cmの断面略
円形をなす下半分のみが通水性を有しない導水袋7を構
成する。この導水袋7は、充填された石炭から6内体及
び隣り合う/IX塊の間に通水間隙が存するため、導水
袋7の上面8の網目から流入した水は石炭から6の中及
びその間を流下して、略半円形に彎曲したシート2上に
達するのである。
次に、この導水袋7を用いて法面の遊水排水用暗渠を敷
設する方法について、第2図及び第3図について説明す
る。
設する方法について、第2図及び第3図について説明す
る。
上下二層の粘土層11.12の間の地下水脈となる砂層
15と下側の粘土層12との境目に沿って溝16を削設
し、その溝16内に、導水袋7を、開口5側を勾配の上
方に向けて設置し、次の導水袋7をその閉じられた端部
を先に設置した導水袋7の開口5に挿入してそのシート
2の上に重ねて設置する。このようにして多鮪の導水袋
7を順次に接続しながら溝16に設置することによ、す
、各導水袋7のシート2が樋状に連続した長い排水路を
構成した後、法面18上に泥吹きを施して客土21の層
を形成し、芝20を植生する。
15と下側の粘土層12との境目に沿って溝16を削設
し、その溝16内に、導水袋7を、開口5側を勾配の上
方に向けて設置し、次の導水袋7をその閉じられた端部
を先に設置した導水袋7の開口5に挿入してそのシート
2の上に重ねて設置する。このようにして多鮪の導水袋
7を順次に接続しながら溝16に設置することによ、す
、各導水袋7のシート2が樋状に連続した長い排水路を
構成した後、法面18上に泥吹きを施して客土21の層
を形成し、芝20を植生する。
このようにすると、砂層15内を流−下して法面18に
流出した地下水などの遊水は、導水袋7の上面8に達す
ると、前記したように一石炭から6の内部及び隣り合う
小塊の間を流下してシーミル2上に達ル、その上面を勾
配の下方へ流れて排水されるのであり、法面18に溜ま
る遊水によって客土21が崩落するのが防止される。な
お、法面18の保護のために、芝を植生する替わりにモ
ルタルを吹き付けた場合においても、モルタル内部の土
が溜まった遊水により陥没してモルタルにひび割しカ入
ったり、崩落したりするめが防止される。
流出した地下水などの遊水は、導水袋7の上面8に達す
ると、前記したように一石炭から6の内部及び隣り合う
小塊の間を流下してシーミル2上に達ル、その上面を勾
配の下方へ流れて排水されるのであり、法面18に溜ま
る遊水によって客土21が崩落するのが防止される。な
お、法面18の保護のために、芝を植生する替わりにモ
ルタルを吹き付けた場合においても、モルタル内部の土
が溜まった遊水により陥没してモルタルにひび割しカ入
ったり、崩落したりするめが防止される。
第4図は前記した導水袋7の変形例になる導水袋7Bを
示し、導水袋7においてその間口5を縫合して閉塞した
ものであり、この導水袋7aを用いて排水用暗渠を敷設
する場合は、第5図に示す°ように、先に設置した導水
袋7aの勾配の上方側の端部を偏平に押し潰し、その上
に次の導水袋7aの端部を重ねて設置する。このように
して多数の導水袋7aを順次に接続しながら溝16内に
設置することにより、前記導水袋7を用いた場合と同様
に、各導水袋7aのシート2が樋状に連続した長い排水
用暗渠が構成される。
示し、導水袋7においてその間口5を縫合して閉塞した
ものであり、この導水袋7aを用いて排水用暗渠を敷設
する場合は、第5図に示す°ように、先に設置した導水
袋7aの勾配の上方側の端部を偏平に押し潰し、その上
に次の導水袋7aの端部を重ねて設置する。このように
して多数の導水袋7aを順次に接続しながら溝16内に
設置することにより、前記導水袋7を用いた場合と同様
に、各導水袋7aのシート2が樋状に連続した長い排水
用暗渠が構成される。
なお、本実施例の袋体3は、網1に非通水性のシート2
を貼り付ける替わりに液状の合成樹脂を塗布することに
より、あるいは、同じ幅を有する網1と非通水性のシー
I〜2を重ねてその縁部を縫合することによって通水不
能な下面を形成するようにしても良く、さらに、耐腐食
性に優れた布袋を用いてもよい。また、石炭から6の他
に、天然または人造の各種粒状物または塊状物を導水袋
7.7a内に充填することができるが、内部に連続気孔
を有するものの方が軽量で、しかも、通水性が高い利点
を有する。 。
を貼り付ける替わりに液状の合成樹脂を塗布することに
より、あるいは、同じ幅を有する網1と非通水性のシー
I〜2を重ねてその縁部を縫合することによって通水不
能な下面を形成するようにしても良く、さらに、耐腐食
性に優れた布袋を用いてもよい。また、石炭から6の他
に、天然または人造の各種粒状物または塊状物を導水袋
7.7a内に充填することができるが、内部に連続気孔
を有するものの方が軽量で、しかも、通水性が高い利点
を有する。 。
上記実施例によって具体的に説明したように、本発明の
法面の遊水排水路工法は、下面のみが通水性を有しない
袋体内に粒状物または塊状物を充填して内部に通水間隙
を有する導水袋を構成し、多数の該導水袋を法面に削設
した溝内に両端部を突き合わせて埋設することにより遊
水の排水暗渠を形成するようにしたから、従来工法の排
水路のように目詰まりが生じることがなく、しかも、導
水袋を排水勾配の変化に容易に合わせて設置することが
でき、遊水排水路の敷設作業を容易に行なうことができ
2効果を奏する。
法面の遊水排水路工法は、下面のみが通水性を有しない
袋体内に粒状物または塊状物を充填して内部に通水間隙
を有する導水袋を構成し、多数の該導水袋を法面に削設
した溝内に両端部を突き合わせて埋設することにより遊
水の排水暗渠を形成するようにしたから、従来工法の排
水路のように目詰まりが生じることがなく、しかも、導
水袋を排水勾配の変化に容易に合わせて設置することが
でき、遊水排水路の敷設作業を容易に行なうことができ
2効果を奏する。
第1図は本発明方法の実施例に適用する導水袋7の製造
手順を示す斜視図、第2図は導水袋7を埋設した状態の
側断面図、第3図は同断面図、第4図は変形例になる導
水袋7aの斜視図、第5図はその導水袋7aを埋設した
状態の断面図である。 3:袋体 6二石炭から(粒状物または塊状物)7.7
a:導水袋 16:溝 18:法面出願人 杉 本 捻 出■(人 瀬 戸 廣 美 代理人 弁理士 野 口 水 弟1面 寡2回
手順を示す斜視図、第2図は導水袋7を埋設した状態の
側断面図、第3図は同断面図、第4図は変形例になる導
水袋7aの斜視図、第5図はその導水袋7aを埋設した
状態の断面図である。 3:袋体 6二石炭から(粒状物または塊状物)7.7
a:導水袋 16:溝 18:法面出願人 杉 本 捻 出■(人 瀬 戸 廣 美 代理人 弁理士 野 口 水 弟1面 寡2回
Claims (1)
- 下面のみが通水性を有しない袋体内に粒状物または塊状
物を充填して内部に通水間隙を有する導水袋を構成し、
多数の該導水袋を法面に削設した溝内に両端部を突き合
わせて埋設することにより遊水の排水暗渠を形成するこ
とを特徴とする法面の遊水排水路工法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22090583A JPS60112927A (ja) | 1983-11-24 | 1983-11-24 | 法面の遊水排水路工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22090583A JPS60112927A (ja) | 1983-11-24 | 1983-11-24 | 法面の遊水排水路工法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60112927A true JPS60112927A (ja) | 1985-06-19 |
Family
ID=16758366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22090583A Pending JPS60112927A (ja) | 1983-11-24 | 1983-11-24 | 法面の遊水排水路工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60112927A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2112276A1 (en) * | 2008-04-21 | 2009-10-28 | Politechnika Lubelska | Method for control of soil erosion on slopes |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5346963A (en) * | 1976-10-13 | 1978-04-27 | Grelan Pharmaceut Co Ltd | 3-methyl-3-4-(1)(oxo-2-1soindolinyl)-phenyl)pyruvic acid amide and process for preparation of the same |
JPS5718028B2 (ja) * | 1978-06-30 | 1982-04-14 |
-
1983
- 1983-11-24 JP JP22090583A patent/JPS60112927A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5346963A (en) * | 1976-10-13 | 1978-04-27 | Grelan Pharmaceut Co Ltd | 3-methyl-3-4-(1)(oxo-2-1soindolinyl)-phenyl)pyruvic acid amide and process for preparation of the same |
JPS5718028B2 (ja) * | 1978-06-30 | 1982-04-14 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2112276A1 (en) * | 2008-04-21 | 2009-10-28 | Politechnika Lubelska | Method for control of soil erosion on slopes |
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