JPS6011243Y2 - 接着剤注入装置 - Google Patents
接着剤注入装置Info
- Publication number
- JPS6011243Y2 JPS6011243Y2 JP5827480U JP5827480U JPS6011243Y2 JP S6011243 Y2 JPS6011243 Y2 JP S6011243Y2 JP 5827480 U JP5827480 U JP 5827480U JP 5827480 U JP5827480 U JP 5827480U JP S6011243 Y2 JPS6011243 Y2 JP S6011243Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive
- narrow
- hole
- injection device
- mortar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はモルタル浮き部の修繕に使用する接着剤注入装
置の改良に関する。
置の改良に関する。
従来、モルタル浮き部を修繕するために使用する接着剤
注入装置には第１図に示すものがあった。
注入装置には第１図に示すものがあった。
この装置はモルタル外壁１にドリル等により穿設されて
細穴２内に多数の接着剤出口孔３，３・・・を外周面に
形成された細筒４を備えている。
細穴２内に多数の接着剤出口孔３，３・・・を外周面に
形成された細筒４を備えている。
そして、この細筒４内にエポキシ樹脂等の接着剤を圧入
すると、接着剤が細筒４内を通って出口孔３．３から噴
き出されて細穴２内及びモルタル外壁１の浮き部５に充
填されてモルタル浮き部５の修繕がなされるものである
。
すると、接着剤が細筒４内を通って出口孔３．３から噴
き出されて細穴２内及びモルタル外壁１の浮き部５に充
填されてモルタル浮き部５の修繕がなされるものである
。
しかしながら、上述のものにあっては接着効果を高める
ように細穴の内壁面と細筒の外周面は近接して設けられ
るため、つまり易く出口孔からの接着剤の噴出が円滑に
行なわれず細大及び浮き部に完全な充填がなし得られな
いものであった。
ように細穴の内壁面と細筒の外周面は近接して設けられ
るため、つまり易く出口孔からの接着剤の噴出が円滑に
行なわれず細大及び浮き部に完全な充填がなし得られな
いものであった。
また、細穴の出入口の密閉が完全でなく接着剤が流れ出
てしまい、モルタル浮き部まで完全に充填できないもの
であった。
てしまい、モルタル浮き部まで完全に充填できないもの
であった。
本考案は上述のような欠点に鑑み、これを解消すべくな
されたもので、細大及び浮き部にスムーズに接着剤が充
填され、かつ細大の出入口から接着剤が流れ出さないよ
うにした接着剤注入装置を提供するものであり、その要
旨とするところはモルタルを施した外壁に穿設された細
大内に、接着剤出口孔を外周面に適宜間隔に設けた細筒
を備えている接着剤注入装置において、前記接着剤出口
孔が前記細筒の外周面に形成された環状溝内に設けられ
、前記細穴の出入口にはゴム等の弾性材により截頭円錐
状に形成され接着剤導入孔を有するキャップが前記細筒
の端面に密着するように備えられていることを特徴とす
る接着剤注入装置に存する。
されたもので、細大及び浮き部にスムーズに接着剤が充
填され、かつ細大の出入口から接着剤が流れ出さないよ
うにした接着剤注入装置を提供するものであり、その要
旨とするところはモルタルを施した外壁に穿設された細
大内に、接着剤出口孔を外周面に適宜間隔に設けた細筒
を備えている接着剤注入装置において、前記接着剤出口
孔が前記細筒の外周面に形成された環状溝内に設けられ
、前記細穴の出入口にはゴム等の弾性材により截頭円錐
状に形成され接着剤導入孔を有するキャップが前記細筒
の端面に密着するように備えられていることを特徴とす
る接着剤注入装置に存する。
次に本考案の実施の一例を第２図及び第３図を参照して
詳細に説明する。
詳細に説明する。
図中１０は外壁部１１表面をモルタル１２仕上げにされ
たモルタル外壁であり、このモルタル外壁１０にはドリ
ル等によりモルタル１２層を貫通して外壁部１１内に恒
たる細穴１３が穿設されている。
たモルタル外壁であり、このモルタル外壁１０にはドリ
ル等によりモルタル１２層を貫通して外壁部１１内に恒
たる細穴１３が穿設されている。
この細穴１３内にはその内径より稍細径の接着剤充填用
細筒１４が挿入されている。
細筒１４が挿入されている。
この細筒１４は適宜間隔にその外周面に環状溝１５．１
５・・・が設けられ、この環状溝１５内には細筒１４の
中心部を貫通している接着剤導入孔１６と連通されて接
着剤用出口孔１７．１７・・・が穿設されている。
５・・・が設けられ、この環状溝１５内には細筒１４の
中心部を貫通している接着剤導入孔１６と連通されて接
着剤用出口孔１７．１７・・・が穿設されている。
細穴１４の出入口には細穴１４を密閉するようにゴム等
の弾性剤により截頭円錐状に形成され中心部に接着剤導
入孔１８を穿設されたキャップ１９が備えられている。
の弾性剤により截頭円錐状に形成され中心部に接着剤導
入孔１８を穿設されたキャップ１９が備えられている。
このキャップ１９が細筒１４の端面と密着されて、キャ
ップ１９の導入孔１８と細筒１４の導通孔１６とが連通
され、エポキシ樹脂等の接着剤が出口孔から噴き出され
て細穴１４及びモルタル浮き部２０内に充填されるもの
である。
ップ１９の導入孔１８と細筒１４の導通孔１６とが連通
され、エポキシ樹脂等の接着剤が出口孔から噴き出され
て細穴１４及びモルタル浮き部２０内に充填されるもの
である。
本考案は上述のように構成され、その使用に際しては、
モルタル浮き部２０が生じている修繕箇所に細穴１３を
穿設し、その細穴１３内に細筒１４を挿通し、次いでキ
ャップ１９を被冠する。
モルタル浮き部２０が生じている修繕箇所に細穴１３を
穿設し、その細穴１３内に細筒１４を挿通し、次いでキ
ャップ１９を被冠する。
このキャップ１９の導入孔１８に圧着するようにして接
着剤容器口を当接させ圧入する。
着剤容器口を当接させ圧入する。
接着剤はキャップ１９の導入孔１８、細筒１４の導通孔
１６と伝わって出口孔１７から細穴１４内に噴出され、
更にモルタル浮き部２０内に充填され、浮き部２０が接
着される。
１６と伝わって出口孔１７から細穴１４内に噴出され、
更にモルタル浮き部２０内に充填され、浮き部２０が接
着される。
また施工後はキャップ１９のみを取り除き細筒１４はそ
のまま埋め込まれてアンカーとなる。
のまま埋め込まれてアンカーとなる。
本考案は上述のよいに構成され、使用されるものである
。
。
本考案は接着剤出口孔を細筒の外周面に形成された環状
溝内に設けたために、出口孔と細孔の内壁面とに隙間が
あり、出口孔がつまって接着剤の噴出が阻止されること
がなくなったものである。
溝内に設けたために、出口孔と細孔の内壁面とに隙間が
あり、出口孔がつまって接着剤の噴出が阻止されること
がなくなったものである。
また、細穴の出入口にはゴム等の弾性材により截頭円錐
状に形成され接着剤導入孔を有するキャップが細筒の端
面に密着するように備えられたため、出口孔から噴出さ
れ細筒内に充填した接着剤が細穴の出入口から流れ出て
しまうことがなくなり、モルタル浮き部内にも充分に充
満されることができるものである。
状に形成され接着剤導入孔を有するキャップが細筒の端
面に密着するように備えられたため、出口孔から噴出さ
れ細筒内に充填した接着剤が細穴の出入口から流れ出て
しまうことがなくなり、モルタル浮き部内にも充分に充
満されることができるものである。
このように本考案は優れた利点を有しており、本考案を
実施することはその実益的価値が甚だ大なるものがある
。
実施することはその実益的価値が甚だ大なるものがある
。
第１図は従来の接着剤注入装置、第２図以下は本考案の
実施の一例を示すもので第２は縦断面図、第３図は細筒
、キャップの斜視図である。 １０・・・・・・モルタル外壁、１３・・・・・・細穴
、１４・・・・・・細筒、１５・・・・・・環状溝、１
７・・・・・・接着剤用出口孔、１８・・・・・・接着
剤導通孔、１９・・・キャップ。
実施の一例を示すもので第２は縦断面図、第３図は細筒
、キャップの斜視図である。 １０・・・・・・モルタル外壁、１３・・・・・・細穴
、１４・・・・・・細筒、１５・・・・・・環状溝、１
７・・・・・・接着剤用出口孔、１８・・・・・・接着
剤導通孔、１９・・・キャップ。
Claims (1)
- モルタルを施した外壁に穿設された細穴内に、接着剤出
口孔を外周面に適宜間隔に設けた細筒を備えている接着
剤注入装置において、前記接着剤出口孔が前記細筒の外
周面に形成された環状溝内に設けられ、前記細大の出入
口にはゴム等の弾性材により截頭円錐状に形成され接着
剤導入孔を有するキャップが前記細筒の端面に密着する
ように備えられていることを特徴とする接着剤注入装置
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5827480U JPS6011243Y2 (ja) | 1980-04-30 | 1980-04-30 | 接着剤注入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5827480U JPS6011243Y2 (ja) | 1980-04-30 | 1980-04-30 | 接着剤注入装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56159556U JPS56159556U (ja) | 1981-11-27 |
| JPS6011243Y2 true JPS6011243Y2 (ja) | 1985-04-15 |
Family
ID=29652761
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5827480U Expired JPS6011243Y2 (ja) | 1980-04-30 | 1980-04-30 | 接着剤注入装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6011243Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5996206U (ja) * | 1982-12-21 | 1984-06-29 | 三幸商事株式会社 | 外壁注入アンカ− |
-
1980
- 1980-04-30 JP JP5827480U patent/JPS6011243Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56159556U (ja) | 1981-11-27 |
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