JPS60112278A - コロナ放電装置 - Google Patents

コロナ放電装置

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JPS60112278A
JPS60112278A JP22097483A JP22097483A JPS60112278A JP S60112278 A JPS60112278 A JP S60112278A JP 22097483 A JP22097483 A JP 22097483A JP 22097483 A JP22097483 A JP 22097483A JP S60112278 A JPS60112278 A JP S60112278A
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JP
Japan
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corona discharge
temperature
casing
range
peeling
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Application number
JP22097483A
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English (en)
Inventor
助川 徹也
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPS60112278A publication Critical patent/JPS60112278A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、複写機やプリンター等の画像形成装置におけ
る剥離装置等に適用し得るコロナ放電装置に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
通常、剥離装置は、転写手段によシ、感光体などの像担
持体上の現像剤の像(トナー像)が転写される複写用紙
などのシート状転写部材を、コロナ放電による静電作用
によって像担持体よシ剥離させるようになっている。
かかるコロナ放電をなすために尚該コロナ放電装置に印
加される交流(AC)印加電圧は、一般に、交流(AC
)定電圧トランスを介して一定に設定され、負荷や環境
に影響されない。
しかし、交流(AC)コロナ放電の電流値(以下、AC
コロナ放電流値とも略称する)は環境によって大きく変
動してしまう3.ところが、コロナ放電装置によって転
写部材を静電作用により良好に、いわゆる静電剥離させ
ることのできるACコロナ放電流値は一定範囲、たとえ
ば600μ八〜700μAに限られる。この電流値がか
かる範囲よシも/J)さい場合、トナー像の転写量の少
ない白紙の転写部材の剥離がうまくいかず、紙づまシを
起したシ又、逆に電流値がこの範囲を越えたところでは
、トナー像の転写量の多い、いわゆるベタ黒コピーの転
写部材の剥離が十分でなく同様に紙づまりを起こすとと
もに白と黒の中間調の、いわゆるハーフトーンのコピ一
時に転写部材と像担持体との分離の際、この間で放電が
発生し 一度転写部材側に付着した現像剤が像担持体側
に戻ってしまい、いわゆるアバタ現象を生じて画質不良
を引起こす原因となるのであった。
上述した良好な剥離をなし得る電流値の範囲(以下、剥
離可能電流域とも称する)は、又、剥離自体の形状や像
担持体の運動速度や剥離装置との位置関係等の種々のフ
ァクタにより決められるので複写機等の画像形成装置の
仕様等によシ個々に異なった剥離可能電流域が設定され
る。
しかして、第1図及び第2図のグラフで示すように、コ
ロナ放電流値は、コロナ放電装置に印加される交流(A
C)電圧(又は出力電圧という)との関係以外にコロナ
放電装置の雰囲気温度、すなわち当該装置のケーシング
の温度(以下、ケーシング温度又は雰囲気温朕と称する
)如何によっても変化する。
今、グラフで示すように、剥離可能電流域が600μ八
〜700μAで、かつ、印加電圧をAC定電圧トランス
で一定に設定した場合に、ケーシング温度によっては、
剥離可能電流域を得ることのできない。たとえば、印加
電圧を5.OkVとしたとき、第2図で見るように、ケ
ーシング温度が25℃未満及び34℃を越えた範囲では
良好な剥離をなし得ない。同様に、たとえば、印加電圧
が5.5 kVの場合、ケーシング温度が15℃未満及
び23℃を越えた範囲では良好な剥離をなし得ない。
このような関係にあるので、コロナ放電装置に常に良好
な剥離可能電流域を与えるには、たとえば、雰囲気温度
を検知して、その温度において上記適正な電流域に入る
ような印加電圧となるようにトランスの出力を制御する
方法と、雰囲気温度を予め所定の範囲内にあるように温
度制御をなし、この範囲内においては常に適正な電流域
を維持し得るようにする方法とがある。
しかして、前者の方法は、雰囲気温度を検知してトラン
ス出力を制御するための電気回路を設けて常にフィード
バックを行なわねばならず制御機構が複雑かつ高価なも
のとなる問題がある。
〔発明の目的〕
本発明は上記諸事情にもとづきなされたもので、その目
的とするところは、コロナ放電の電流値を常に良好な剥
離可能電流域内に確実に維持して、転写状態の如何に拘
わらず常に安定して確実な剥離動作をなし得、紙づまシ
や画質の劣化を極力防止し得るコロナ放電装置を提供す
るにある。
〔発明の概要〕
上記の目的を達成するために、本発明においゝては、基
本的にいって、雰囲気温度が所定の温度範囲に入るよう
に制御する温度制御手段をコロナ放電装置のケーシング
に設けたことを特徴とするものである。
そして、たとえば、この温度制御手段を、ヒータと、そ
のヒータに接続されるとともに所定の温度範囲を設定す
るサーモスタットより構成し、ケーシングの温度を制御
することによ如剥離装置のコロナ放電流値が常に良好な
剥離可能電流域におるように構成するのである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を第3図ないし第5図にもとづ
いて説明する。
本発明のコロナ放電装置は、第3図に示すように、画像
形成装置としての電子複写機の剥離装置として具体化し
た実施例である。
1は複写機の本体、2は載置されて鎖線で示すように往
後動する原稿台、3は本体1の一側に装着されて内部に
シート状転写部材としての複写用紙Pを収納した給紙カ
セット、4はそのカセット3の上部に設けられ、複写用
紙P′を手差し給紙するだめの給紙ガイド、5は本体1
の他側に装着された排紙トレイ、6は本体中央部におい
て矢印す方向に回転可能に設けられた像担持体としての
ドラム状感光体、である。この感光体6の周囲には回転
方向に沿って、除電装置7、帯電装置8、現像装置9、
給紙装置10、転写装置1ノ、本発明に係る剥離装置1
2及び清掃装置13が配置されている。
そして、当該複写機によってコピー動作を開始する場合
には、本体1の側部に設けた動作開始スイッチ14をオ
ンにすると、電源15より各種の装置部分が作動開始状
態になる。スイッチ140投入と同時に定着装置16の
定着ローラ17に内蔵されたヒータ18が所定の温度に
上昇を開始する。そして、ヒータ18か所定温度になる
までの時間を、ウオーム・アップ・タイムといい、これ
壕でプリント・キを押してもコピー動作はなされない。
コピー動作が開始されると、原稿台2上の原稿が露光ラ
ンフ″19によって照射されて、この露光像が露光部2
θよシ感光体6上にスリット露光され、現像装置9によ
シ顕像化され、給紙装置10によシ送シ込まれた用紙P
 、 P’上に現像剤の像(トナー像)を転写装置11
によシ転写する。転写動作は、コロナ放電による静電作
用により行な、われ、そのために、当該装置11社放電
ワイヤ2ノと、それを張設状態に支持するケーシング2
2を有する。そして、ワイヤ21は交流(AC)定電圧
トランスを介して交流(AC)電源15に接続されてい
る。
この転写装置11に隣接して設けられた本発明の剥離装
置にも、コロナ放電効果をなす放電ワイヤ23と、それ
を感光体6の軸線方向に張設してシールド状態で保持す
る横断面矩形のケーシング24を有し、当該ワイヤ23
は交流(AC)定電圧トランスを介して電源15に接続
されている。そして、この剥離装置12によシ、トナー
像が転写された用紙p 、 p′を静電作用によシ感光
体6の周面より剥離させて、搬送路25に沿って送り出
す。
次いで、用紙P 、 P’は定着装置16にて定着処理
が施こされて排出口−シ対26を介して排紙トレイ5上
に搬出される。
かかる一連の画像形成過程において剥離工程を担癌する
剥離装置12には、そのケーシング24の下面に温度制
御手段30を設けて、このケーシング温度、すなわち、
剥離装置12の雰囲気温度を所定の範囲内に常に入るよ
うに制御するように構成しである。
すなわち、この温度制御手段30は、第4図に示すよう
にケーシング下面24aに取付けた左右一対のヒータ3
1.31と両ヒータ310間においてケーシング下面2
4aに取付けたサーモスタット32を有し、当該サーモ
スタット32は電源15に接続されている。これを電気
回路で示せば第5図の通シ、左右のヒータ31゛の抵抗
31′がサーモスタット32及び電源15にそれぞれ接
続されて閉回路を構成している。
たとえは、この実施例において、コロナ族?liの剥離
可能な電流域が600μA〜700μAで、複写機の使
用温度範囲が10℃〜30℃であシ、剥離装置12に電
源15より定電圧トランス(図示せず)を介して5.0
 kVの印加電圧が付与されている場合、サーモスタッ
ト32はケーシング24の温度(雰囲気温度)が24℃
〜34℃、好ましくは28℃〜32℃の範囲内に入るよ
うに制御する。すなわち、かかる温度範囲をケーシング
温度が下回った場合にはサーモスタット32のスイッチ
が作動してヒータ31にょυケーシング24を加熱し、
−一シング温度が上記温度範囲を上回った場合にはスイ
ッチを切ってヒータ3ノを止める。
このようにすれば、第2図のダラムからもわかる通り、
ケーシングの温度が剥離可能な電流域に入っているので
、常に良好な剥離動作を期待し得る。特に、この場合、
所定の温度範囲を28℃〜32℃と設定すれば、制御中
に若干、範囲を越えることがあっても十分に剥離可能電
流域を維持できるので望ましい。
なお、本発明でいう所定の温度範囲は、この範囲内の一
定の温度に設定する場合も含む。
又、勿論、剥離可能な電流域や印加電圧が異なる他の画
像形成装置にあっては、それに応じて前述のような方法
で所望の最適な雰囲気温度の範囲を設定し、この範囲内
にケーシングの温度を維持するようにして、富に良好な
剥離動作を達成し得る。
なお、又、定着装置16のヒータ18のウオーム・アッ
プ・タイム以内に剥離装置12のケーシング24の温度
も所定の温度範囲に入るように、たとえは、適当な熱容
量のヒータを辿択すれば、ウオーム・アップ・タイム終
了後に直ちにコピー動作を開始しても一枚目から問題の
ない剥離動作をガし得る。
更に又、剥離装置12のケーシング12に取付けるヒー
タ31は、たとえば低温時に用いる結露防止用のヒータ
と兼用なこともでき、これによって余分のヒータの設置
を省略して、製作のだめのコスト・アップをおさえるこ
ともできる。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によれば、温度制御手段をコロナ
放電装置のケーシングに設けて、ケーシングの温度を所
定の温度範囲内に入るように制御してコロナ放電流値を
たとえば良好な剥離可能々放電流域に常に維持すること
により確実かつ安定した剥離動作をなし得、剥離不良に
よる紙づt、bやアバタ現象などの画質の劣化を避ける
ことができ、構造が筒部で制御が容易である等、本発明
のコロナ放電装置の奏する効果は極めて大である。
【図面の簡単な説明】 第1図及び第2図は、コロナ放電の電流値、印加電圧及
びケーシング塩にの相関関係をそれぞれ示すグラフ、第
3図は本発明のコロナ放電装置を電子複写機の剥離装置
に具体化した実施例の部分破断縦断面図、第4図は第3
図に示す剥離装置を下方よ9児だ部分破断縦断面図、第
5図は第4図の構成の電気回路図である。 6・・ドラム状感光体、12・・・剥離装置(コロナ放
電装り、24・ケーシング、30・温度制御手段、31
・・・ヒータ、32・・・ザーモスタット。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) ケーシングおよびこのケーシングに設ケられた
    電極からなるコロナ放電装置において、前記ケーシング
    の温度が所定の温度範囲に入るように制御する温度制御
    手段を設けたことを特徴とするコロナ放電装置。
  2. (2) 前記温度制御手段は、ケーシングに設けられた
    ヒータとそのヒータに接続されるとともに前記所定の温
    度範囲を設定するサーモスタットを有する特許請求の範
    囲第1項記載のコロナ放電装置。
  3. (3) 前記所定の温度範囲は、28℃〜32℃である
    特許請求の範囲第1項記載のコロナ放電装置。
  4. (4) 当該剥離装置を装備した複写機のウオーム・ア
    ップ・タイム以内に前記温度制御手段によって当該装置
    の雰囲気温度を前記所定範囲に入るように設定してなる
    特許請求の範囲第1項記載のコロナ放電装置。
JP22097483A 1983-11-24 1983-11-24 コロナ放電装置 Pending JPS60112278A (ja)

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