JPS60111Y2 - センサ−付撹拌装置 - Google Patents
センサ−付撹拌装置Info
- Publication number
- JPS60111Y2 JPS60111Y2 JP2066179U JP2066179U JPS60111Y2 JP S60111 Y2 JPS60111 Y2 JP S60111Y2 JP 2066179 U JP2066179 U JP 2066179U JP 2066179 U JP2066179 U JP 2066179U JP S60111 Y2 JPS60111 Y2 JP S60111Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stirring
- sensor
- test liquid
- liquid
- test
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Mixers With Rotating Receptacles And Mixers With Vibration Mechanisms (AREA)
- Accessories For Mixers (AREA)
- Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は血液等の液体を化学分析する装置に、使用する
に好適な攪拌装置に関するものである。
に好適な攪拌装置に関するものである。
とくに、各被検液に感応する測定用センサーを、攪拌部
材に付設した攪拌装置に関するものである。
材に付設した攪拌装置に関するものである。
一般に、血液や尿等の検体を、比色測定により分析する
自動化学分析装置や、電位差測定を行うイオン電極装置
が、開発され、臨床、化学、製薬等の分野て使用されて
いる。
自動化学分析装置や、電位差測定を行うイオン電極装置
が、開発され、臨床、化学、製薬等の分野て使用されて
いる。
自動分析装置においては、検体と試薬を、均一に混合し
て反応させ、発色させることが比色測定の精度上、非常
に重要である。
て反応させ、発色させることが比色測定の精度上、非常
に重要である。
この、均一な混合を得る為、攪拌装置を使い、攪拌部材
を、被検液中に浸漬させ、揺動運動、又は、回転運動を
させることにより攪拌させるのが通常の手段である。
を、被検液中に浸漬させ、揺動運動、又は、回転運動を
させることにより攪拌させるのが通常の手段である。
また、発色は温度に影響されやすく、特に、反応速度測
定法を分析手段とする臨床化学自動分析装置は、一定温
度のもとで、発色した被検液の吸光度の時間変化を測定
して、検体成分の定量分析を行うのであるが、この測定
値は非常に温度に対して依存性が高い。
定法を分析手段とする臨床化学自動分析装置は、一定温
度のもとで、発色した被検液の吸光度の時間変化を測定
して、検体成分の定量分析を行うのであるが、この測定
値は非常に温度に対して依存性が高い。
同一の被検液を測定しても、温度差が10°Cあると、
測定値が2倍にも変動する場合がある。
測定値が2倍にも変動する場合がある。
その為、従来は、反応系全体を、恒温槽に収納して、液
温度測定用センサーを被検液に浸漬し、液温度を測定し
て、ヒータで恒温制御するか、温度に対する補正係数に
よって、被検液の測定値を補正する方法が行なわれてい
る。
温度測定用センサーを被検液に浸漬し、液温度を測定し
て、ヒータで恒温制御するか、温度に対する補正係数に
よって、被検液の測定値を補正する方法が行なわれてい
る。
これら攪拌操作と、温度測定操作に、それぞれ別部材よ
りなる攪拌部材と、測定用センサーを、被検液の中に同
時に、浸漬するときは、被検液容器が大きくならざるを
得ず、その為、検体量が多く必要となった。
りなる攪拌部材と、測定用センサーを、被検液の中に同
時に、浸漬するときは、被検液容器が大きくならざるを
得ず、その為、検体量が多く必要となった。
このことは、血液等の体液が多く必要となる。
また、同時に浸漬しない場合も、処理工程が増えること
になり、多項目分析を行う臨床化学自動分析装置におい
ては、致命的な欠点となっている。
になり、多項目分析を行う臨床化学自動分析装置におい
ては、致命的な欠点となっている。
また、攪拌部材、測定用センサー等の複数部材が、被検
液中に浸漬することにより、−検査毎にこれら部材は、
洗浄されるとはいえ、他の被検液との汚染の起り易い原
因となっている。
液中に浸漬することにより、−検査毎にこれら部材は、
洗浄されるとはいえ、他の被検液との汚染の起り易い原
因となっている。
イオン電極装置においても、同様の欠点が起る。
すなわち、従来のイオン電極装置は、被検液と、希釈液
とを均一に混合した後、イオン電極により液中のイオン
活量を測定するものである。
とを均一に混合した後、イオン電極により液中のイオン
活量を測定するものである。
このとき、検体と希釈液との均一な混合を行う攪拌装置
と、測定の為のイオン電極は、同時に、混合された被検
液中に浸漬される為、被検液容器が犬きくなり、その結
果、検体量が多くなければならず、また、これらの部材
に被検液が付着し、多項目検体処理のため、他の被検液
との汚染の原因となっている。
と、測定の為のイオン電極は、同時に、混合された被検
液中に浸漬される為、被検液容器が犬きくなり、その結
果、検体量が多くなければならず、また、これらの部材
に被検液が付着し、多項目検体処理のため、他の被検液
との汚染の原因となっている。
本考案の目的は、上述した欠点を除去し、被検液に感応
する測定用センサーと、攪拌部材とが、それらの機能を
果しながら、なお且つ、被検液に接触する面積を、測定
用センサーと攪拌部材を一体構成とすることにより少な
くするように構成配置した攪拌装置を提供せんとするに
ある。
する測定用センサーと、攪拌部材とが、それらの機能を
果しながら、なお且つ、被検液に接触する面積を、測定
用センサーと攪拌部材を一体構成とすることにより少な
くするように構成配置した攪拌装置を提供せんとするに
ある。
以下、図面を参照して本考案を詳細に説明する。
第1図は、本考案攪拌装置の一例の構成を示す図である
。
。
被検液に感応する測定用センサーを攪拌部材と一体構成
にしたものである。
にしたものである。
センサー付攪拌棒−1−は、基板2を貫通し、該基板2
に設けた保持部材3に、軸4によって揺動自在に保持さ
れている。
に設けた保持部材3に、軸4によって揺動自在に保持さ
れている。
このセンサー付攪拌棒上を、クランク機構によって両矢
印て示す方向に揺動させて被検液を攪拌する。
印て示す方向に揺動させて被検液を攪拌する。
このため、モータ(図示せず)に連結された回転円板5
の周縁部にクランク軸6を設け、このクランク軸6と、
センサー付攪拌棒1とを、アーム7て連結する。
の周縁部にクランク軸6を設け、このクランク軸6と、
センサー付攪拌棒1とを、アーム7て連結する。
なお、アーム7とセンサー付攪拌棒上とは、アーム7に
センサー付攪拌棒1の長さ方向にガイド穴20を形成し
、このガイド穴20と係合してセンサー付攪拌棒1にピ
ン8を植設して連結する。
センサー付攪拌棒1の長さ方向にガイド穴20を形成し
、このガイド穴20と係合してセンサー付攪拌棒1にピ
ン8を植設して連結する。
また、アーム7のほぼ中間には、該アーム7の移動を案
内するガイド穴21を形成し、このガイド穴21と係合
して、固定部材2に固設した保持部材9にピン10を植
設する。
内するガイド穴21を形成し、このガイド穴21と係合
して、固定部材2に固設した保持部材9にピン10を植
設する。
このような構成において、センサー付攪拌棒上は、被検
液に浸漬され、モータ(図示せず)の回転に従って、回
転円板5、クランク軸6、アーム7、センサー付攪拌棒
上のピン8へと駆動力は伝達され、軸4を中心に、セン
サー付攪拌棒上は揺動運動を行なう。
液に浸漬され、モータ(図示せず)の回転に従って、回
転円板5、クランク軸6、アーム7、センサー付攪拌棒
上のピン8へと駆動力は伝達され、軸4を中心に、セン
サー付攪拌棒上は揺動運動を行なう。
このような攪拌部材12による攪拌と同時に、攪拌部材
12の被検液浸漬部に付設した測定用センサー12によ
り被検液の測定が行なわれる。
12の被検液浸漬部に付設した測定用センサー12によ
り被検液の測定が行なわれる。
センサー付攪拌棒上には、センサーとして、サーミスタ
、イオン電極等が取り付けられている。
、イオン電極等が取り付けられている。
第2図a、 b、 cは、攪拌部材12の被検液浸漬
先端部に、各種センサーを設けた拡大断面図を示す。
先端部に、各種センサーを設けた拡大断面図を示す。
第2図aは、測定用センサー19として、サーミスタ1
3を、攪拌部材12の先端にサーミスタ頭部が露出状態
で、圧入、または、接着されたものである。
3を、攪拌部材12の先端にサーミスタ頭部が露出状態
で、圧入、または、接着されたものである。
被検液温度を、直接接触て測定でき、測定感度が高いと
いう効果がある。
いう効果がある。
第2図すは、攪拌部材12に支持されたサーミスタ13
を、被検液に対して耐蝕性のテフロン、ポリプロピレン
等のプラスチック材料14で被覆した構造となすことに
より、サーミスタの腐食保護が出来る効果がある。
を、被検液に対して耐蝕性のテフロン、ポリプロピレン
等のプラスチック材料14で被覆した構造となすことに
より、サーミスタの腐食保護が出来る効果がある。
上述した構成のサーミスタ13を、攪拌部材12の被検
液浸漬部に設けることにより、反応速度測定方法を分析
手段とする臨床化学自動分析装置において、次のような
顕著な効果を生む。
液浸漬部に設けることにより、反応速度測定方法を分析
手段とする臨床化学自動分析装置において、次のような
顕著な効果を生む。
すなわち、検体と試薬の攪拌を均一にすると共に、セン
サー付攪拌棒1が被検液中に浸漬するとき、撹拌棒と被
検液の温度差により液温が変化しても、この被検液の温
度変化を、液温変化部に最も近い位置で、速やかに検出
することが出来るものである。
サー付攪拌棒1が被検液中に浸漬するとき、撹拌棒と被
検液の温度差により液温が変化しても、この被検液の温
度変化を、液温変化部に最も近い位置で、速やかに検出
することが出来るものである。
従って、攪拌操作後に行う被検液比色測定の測定値に対
して温度補正を行なうことができ、正確な測定結果を得
ることができる。
して温度補正を行なうことができ、正確な測定結果を得
ることができる。
また、測定値に対する温度補正ばかりでなく、別の周知
技術を付加することにより、被検液の温度表示や、温度
制御も可能である。
技術を付加することにより、被検液の温度表示や、温度
制御も可能である。
他の効果として、攪拌部材12と、測定用センサー19
を一体となす為、被検液中に浸漬する部材を最小にでき
被検液の無駄を少なくでき、その結果、検体量を少なく
することが可能な上に、他の被検液との汚染も少なくで
きる。
を一体となす為、被検液中に浸漬する部材を最小にでき
被検液の無駄を少なくでき、その結果、検体量を少なく
することが可能な上に、他の被検液との汚染も少なくで
きる。
第2図Cは、イオン電極装置の指示電極部を、攪拌部材
12に設けたものである。
12に設けたものである。
筒状をした、攪拌部材12の先端に電極膜17を固定し
、内部に基準液15を入れ、この液中に内部電極18を
浸漬させている。
、内部に基準液15を入れ、この液中に内部電極18を
浸漬させている。
攪拌部材12の他端部は、栓22て密閉されており、内
部電極18からのリード線16は外部に導出され、電極
膜によって選択されたイオン活量のみを測定できるよう
になっている。
部電極18からのリード線16は外部に導出され、電極
膜によって選択されたイオン活量のみを測定できるよう
になっている。
これらの構成とすることにより、従来、別々の部材で構
成されていた攪拌部材と、イオン電極を、一体とできる
為、被検液浸漬面積を、その電極機能を減少することな
く、少なくすることができる大きな効果がある。
成されていた攪拌部材と、イオン電極を、一体とできる
為、被検液浸漬面積を、その電極機能を減少することな
く、少なくすることができる大きな効果がある。
又、他検液との汚染も少ない。
第2図Cは、指示電極を攪拌棒部材に付設したが、参照
電極を利用してもよいこと勿論である。
電極を利用してもよいこと勿論である。
この考案は、以上説明したように、攪拌部材の液浸漬部
に、検液に感応する測定用センサーを、一体構成とする
ことにより、被検液の攪拌を行なうと共に、攪拌された
被検液を速やかに測定できるものである。
に、検液に感応する測定用センサーを、一体構成とする
ことにより、被検液の攪拌を行なうと共に、攪拌された
被検液を速やかに測定できるものである。
また、被検液への接触部材を少なくできることより、他
検液との汚染を最小限にとどめることが出来るものであ
る。
検液との汚染を最小限にとどめることが出来るものであ
る。
第1図は、本考案攪拌装置の一例を示す構成図、第2図
は、第1図に示す攪拌部材の被検液浸漬先端部構成を示
す断面拡大図で、aは、サーミスタが攪拌部材先端に露
出している図、bは、サーミスタ頭部をプラスチック材
料で被覆した図、Cは、攪拌部材先端が、電極膜よりな
る構成図である。 土・・・センサ付攪拌棒、2・・・基板、4・・・軸、
5・・・回転円板、6・・・クランク軸、7・・・アー
ム、8・・ゼン、11,16・・・リード線、12・・
・攪拌部材、13・・・サーミスタ、14・・・プラス
チック材料、15・・・内部基準液、17・・・電極膜
、18・・・内部電極、19・・・測定用センサー 2
2・・・栓。
は、第1図に示す攪拌部材の被検液浸漬先端部構成を示
す断面拡大図で、aは、サーミスタが攪拌部材先端に露
出している図、bは、サーミスタ頭部をプラスチック材
料で被覆した図、Cは、攪拌部材先端が、電極膜よりな
る構成図である。 土・・・センサ付攪拌棒、2・・・基板、4・・・軸、
5・・・回転円板、6・・・クランク軸、7・・・アー
ム、8・・ゼン、11,16・・・リード線、12・・
・攪拌部材、13・・・サーミスタ、14・・・プラス
チック材料、15・・・内部基準液、17・・・電極膜
、18・・・内部電極、19・・・測定用センサー 2
2・・・栓。
Claims (1)
- 被検液を攪拌する攪拌部材の検液浸漬部位に、感応する
センサーを設けたことを特徴とするセンサー付攪拌装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2066179U JPS60111Y2 (ja) | 1979-02-20 | 1979-02-20 | センサ−付撹拌装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2066179U JPS60111Y2 (ja) | 1979-02-20 | 1979-02-20 | センサ−付撹拌装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55122833U JPS55122833U (ja) | 1980-09-01 |
JPS60111Y2 true JPS60111Y2 (ja) | 1985-01-05 |
Family
ID=28852064
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2066179U Expired JPS60111Y2 (ja) | 1979-02-20 | 1979-02-20 | センサ−付撹拌装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60111Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-02-20 JP JP2066179U patent/JPS60111Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55122833U (ja) | 1980-09-01 |
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