JPS6011072B2 - エマルジヨン燃料の貯蔵装置 - Google Patents
エマルジヨン燃料の貯蔵装置Info
- Publication number
- JPS6011072B2 JPS6011072B2 JP6606981A JP6606981A JPS6011072B2 JP S6011072 B2 JPS6011072 B2 JP S6011072B2 JP 6606981 A JP6606981 A JP 6606981A JP 6606981 A JP6606981 A JP 6606981A JP S6011072 B2 JPS6011072 B2 JP S6011072B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- storage tank
- emulsion fuel
- water
- oil
- liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はェマルジョン燃料の貯蔵装置に関するものであ
る。
る。
油と水からなるェマルジョン燃料を貯蔵タンク内に長時
間静遣しておくと、タンク内でェマルジョン燃料の油水
分機が進行し、比重の大きな水が次第にタンクの底に溜
まるようになる。
間静遣しておくと、タンク内でェマルジョン燃料の油水
分機が進行し、比重の大きな水が次第にタンクの底に溜
まるようになる。
ところで、従来のェマルジョン燃料の貯蔵タンクの液抜
出口は一般にタンクの底部に開○しているために長時間
静暦後に再びェマルジョン燃料を抜出して燃焼を開始し
ようとしても、最初液抜出口から出る燃料は水又は水成
分の非常に多いものが抜出され燃焼不可能であるため、
直ちに燃焼を開始することはできない。
出口は一般にタンクの底部に開○しているために長時間
静暦後に再びェマルジョン燃料を抜出して燃焼を開始し
ようとしても、最初液抜出口から出る燃料は水又は水成
分の非常に多いものが抜出され燃焼不可能であるため、
直ちに燃焼を開始することはできない。
そのため、送液前にあらかじめ混合操作を十分に行なっ
た上で燃焼開始をしなければならず、その間の時間的な
ロスは極めて大きいことになる。本発明の目的は上述の
ような問題を解決し、ェマルジョン燃料を長時間静直後
に再運転して燃焼を開始する場合、時間的なロスを生ず
ることなく直ちに燃焼運転が開始できるようにしたェマ
ルジョン燃料の貯蔵装置を提供せもとするものである。
た上で燃焼開始をしなければならず、その間の時間的な
ロスは極めて大きいことになる。本発明の目的は上述の
ような問題を解決し、ェマルジョン燃料を長時間静直後
に再運転して燃焼を開始する場合、時間的なロスを生ず
ることなく直ちに燃焼運転が開始できるようにしたェマ
ルジョン燃料の貯蔵装置を提供せもとするものである。
−上記目的を達成す
る本発明のェマルジョン燃料の貯蔵装置は貯蔵タンクの
液抜出口に連結管を介してポンプとモーションレスミキ
サとをこの順序で直列に連結し、再び前記貯蔵タンクの
液房口に連結するように循環回路を構成し、前記液抜出
口を貯蔵タンクの高さ方向に複数段に分離して開口する
ように設けたことを特徴とするものである。
る本発明のェマルジョン燃料の貯蔵装置は貯蔵タンクの
液抜出口に連結管を介してポンプとモーションレスミキ
サとをこの順序で直列に連結し、再び前記貯蔵タンクの
液房口に連結するように循環回路を構成し、前記液抜出
口を貯蔵タンクの高さ方向に複数段に分離して開口する
ように設けたことを特徴とするものである。
以下に図に示す本発明の実施例により具体的に説明する
。第１図は本発明のェマルジョン燃料の貯蔵装置を示す
概略図である。
。第１図は本発明のェマルジョン燃料の貯蔵装置を示す
概略図である。
図において、１は貯蔵タンクであり、上部にはバルブ３
ａを有する油０の供孫舎管２ａと、バルブ３ｂを有する
水Ｗの供給管２ｂが連結されている。
ａを有する油０の供孫舎管２ａと、バルブ３ｂを有する
水Ｗの供給管２ｂが連結されている。
また、貯蔵タンク１に、油の量を設定するレベル計４、
水の量を設定するレベル計５がそれぞれ高さ方向に所定
の間隔をおいて設定されている。すなわち、この実施例
では油水の混合比率がレベル計４および５によって設定
されるようになっている。各レベル４，５はそれぞれ高
さ方向に設定位置を任意に変更することができるように
なっている。なお、油水の混合比率の設定は上記のレベ
ル計による方法に限定されるものではなく、供給管２ａ
，２ｂに介在させて設定してもよく、あるいは、すでに
一定の混合比率を有する油，水の混合液をタンクへ供給
するようにしてもよい。また、貯蔵タンク１の下部には
底面より所定の間隔をおいて液抜出管６ａが固定されて
おり、さらにその上方に所定の間隔をおいて液抜出口６
ｂが固定されている。これら二本の液抜出口のうち下段
の液抜出口６ａは貯蔵タンク１の底部に溜まった水の領
域に位置するように配置されており〜上段の液抜出口６
ｂは油の領域に位置するように配置されている。上記液
抜出管６ａには所望により絞り弁をを設けて液の抜き出
し量を調整できるようにしておいてもよい。上記液抜出
管６ａ，６ｂは所望によりそれぞれ増設されるが、その
際にもタンクの高さ方向に多段となるように配置される
。また、貯蔵タンクーの上部には液戻口７が設けられる
。前記液抜出管６ａおよび６ｂ同志は連結管８によって
連結されており「 さらにこの連結管８には連結管９に
よりポンプ１０、モーションレスミキサ１１、バルブ１
２が直列に連結され、再び上部の液房口７に連結される
循環回路を構成している。
水の量を設定するレベル計５がそれぞれ高さ方向に所定
の間隔をおいて設定されている。すなわち、この実施例
では油水の混合比率がレベル計４および５によって設定
されるようになっている。各レベル４，５はそれぞれ高
さ方向に設定位置を任意に変更することができるように
なっている。なお、油水の混合比率の設定は上記のレベ
ル計による方法に限定されるものではなく、供給管２ａ
，２ｂに介在させて設定してもよく、あるいは、すでに
一定の混合比率を有する油，水の混合液をタンクへ供給
するようにしてもよい。また、貯蔵タンク１の下部には
底面より所定の間隔をおいて液抜出管６ａが固定されて
おり、さらにその上方に所定の間隔をおいて液抜出口６
ｂが固定されている。これら二本の液抜出口のうち下段
の液抜出口６ａは貯蔵タンク１の底部に溜まった水の領
域に位置するように配置されており〜上段の液抜出口６
ｂは油の領域に位置するように配置されている。上記液
抜出管６ａには所望により絞り弁をを設けて液の抜き出
し量を調整できるようにしておいてもよい。上記液抜出
管６ａ，６ｂは所望によりそれぞれ増設されるが、その
際にもタンクの高さ方向に多段となるように配置される
。また、貯蔵タンクーの上部には液戻口７が設けられる
。前記液抜出管６ａおよび６ｂ同志は連結管８によって
連結されており「 さらにこの連結管８には連結管９に
よりポンプ１０、モーションレスミキサ１１、バルブ１
２が直列に連結され、再び上部の液房口７に連結される
循環回路を構成している。
またトこの循環回路を構成するモーションレスミキサ１
１とバルブ１２との間から燃焼装置（図示せず）に連結
する蓮通管１３が接続され、さらにこの蓮通管１３には
バルブ１４が設けられている。モーションレスミキサ１
１は可動部分をもたない所謂静止混合器であり、たとえ
ば管路中に設置した固定羽根などにより、流体の分離、
相反転、再合流を繰返して行なうようにしたもので、公
知のものがいずれも適用可能である。上記した装置にお
いて、貯蔵タンク１内に油と水とを供給するに先立って
バルブ１３は閉止される。
１とバルブ１２との間から燃焼装置（図示せず）に連結
する蓮通管１３が接続され、さらにこの蓮通管１３には
バルブ１４が設けられている。モーションレスミキサ１
１は可動部分をもたない所謂静止混合器であり、たとえ
ば管路中に設置した固定羽根などにより、流体の分離、
相反転、再合流を繰返して行なうようにしたもので、公
知のものがいずれも適用可能である。上記した装置にお
いて、貯蔵タンク１内に油と水とを供給するに先立って
バルブ１３は閉止される。
バルブ３ａが開かれ供給管２ａから油○がレベル計４に
達するまで供給され、レベル計４に達すると同時に信号
によりバルブ３ａが閉止される。次にバルブ３ａが開か
れ、供給管２ｂから水Ｗがレベル計５のレベルに達する
まで供Ｖ給されたあとバルブ３ｂが再び閉じられる。貯
蔵タンクーに一定比率の油水の供給が完了したらポンプ
１０を駆動させ、モーションレスミキサ１１を含む循環
回路中を油と水とを強制循環させる。
達するまで供給され、レベル計４に達すると同時に信号
によりバルブ３ａが閉止される。次にバルブ３ａが開か
れ、供給管２ｂから水Ｗがレベル計５のレベルに達する
まで供Ｖ給されたあとバルブ３ｂが再び閉じられる。貯
蔵タンクーに一定比率の油水の供給が完了したらポンプ
１０を駆動させ、モーションレスミキサ１１を含む循環
回路中を油と水とを強制循環させる。
この強制循環中にモーションレスミキサＩ１‘こおいて
混合操作を受けて油と水は均一に混合され、最終的には
油成分中に水成分が均一に分散したェマルジョン燃料が
生成される。このような強制循環が繰返されることによ
ってェマルジョン燃料の調合が繰返されることによって
ェマルジョン燃料の調合が行われ、かっこのような調合
が行われつつ同時にェマルジョン燃料の貯蔵が行われる
。上記のように調合され、かつ貯蔵されているェマルジ
ョン燃料は貯蔵タンク１から蓮通管１３を経てポンプ１
川こより一定量づつ抜出され燃焼装置（図示せず）へ供
給される。
混合操作を受けて油と水は均一に混合され、最終的には
油成分中に水成分が均一に分散したェマルジョン燃料が
生成される。このような強制循環が繰返されることによ
ってェマルジョン燃料の調合が繰返されることによって
ェマルジョン燃料の調合が行われ、かっこのような調合
が行われつつ同時にェマルジョン燃料の貯蔵が行われる
。上記のように調合され、かつ貯蔵されているェマルジ
ョン燃料は貯蔵タンク１から蓮通管１３を経てポンプ１
川こより一定量づつ抜出され燃焼装置（図示せず）へ供
給される。
さて上記の操作をいったん中断してェマルジョン化され
た燃料を長時間静暦すると「油水の分離が進行して水の
一部は貯蔵タンクーの底部に鎖線で示すようにたまり水
リッチの状態となる。
た燃料を長時間静暦すると「油水の分離が進行して水の
一部は貯蔵タンクーの底部に鎖線で示すようにたまり水
リッチの状態となる。
しかし、上記装置では液抜出口６ａ，６ｂがタンクの高
さ方向に複数に配置されているので、この状態で直ちに
運転を開始すると同時に燃料の一部を運通管１３に抜出
しても、上方の液抜出口６ｂからは油が抜出されるので
運転開始時の当座の間の燃焼には十分であることになる
。そして、僅かの時間の後には強制循環により十分にェ
マルジョン化された燃料が供給されることになる。第２
図は本発明を実施する他の工程概略図を示すものである
。
さ方向に複数に配置されているので、この状態で直ちに
運転を開始すると同時に燃料の一部を運通管１３に抜出
しても、上方の液抜出口６ｂからは油が抜出されるので
運転開始時の当座の間の燃焼には十分であることになる
。そして、僅かの時間の後には強制循環により十分にェ
マルジョン化された燃料が供給されることになる。第２
図は本発明を実施する他の工程概略図を示すものである
。
この実施例では貯蔵タンク１の上部において噴射ノズル
７が内壁面近傍にその噴射方向がほぼタンジェンシャル
方向で、かつ斜下方を向くように固定されており、また
下部には液抜出管６ａ，６ｂがタンジェンシャル方向を
向くように固定されている。
７が内壁面近傍にその噴射方向がほぼタンジェンシャル
方向で、かつ斜下方を向くように固定されており、また
下部には液抜出管６ａ，６ｂがタンジェンシャル方向を
向くように固定されている。
この第２図の場合は噴射ノズル７から噴射する戻り液の
噴出ェネルギによって貯蔵タンクーの内壁面に沿ってラ
セン状の旋回流が発生するのでタンク１内でも蝿拝混合
が効果的に行われ、しかもポンプ１０とモーションレス
ミキサ１１を含む循環回路を強制循環されることにより
、きわめて良好な油と水とのヱマルジョン化が行われる
。
噴出ェネルギによって貯蔵タンクーの内壁面に沿ってラ
セン状の旋回流が発生するのでタンク１内でも蝿拝混合
が効果的に行われ、しかもポンプ１０とモーションレス
ミキサ１１を含む循環回路を強制循環されることにより
、きわめて良好な油と水とのヱマルジョン化が行われる
。
この装置の場合も第１図の実施例と同機に液抜出口６ａ
，６ｂは貯蔵タンク１の下部において高さ方向に多段に
分離して設けられているので、いったん中断して長時間
静贋後に運転再開する場合、再開と同時に燃焼を開始す
ることができる。上述したように、本発明のェマルジョ
ン燃料の貯蔵装置は貯蔵タンクの液抜出口に連続管を介
してポンプとモーションレスミキサとをこの順序で直列
に連結し、再び前記貯蔵タンクの液戻口に連結するよう
に循環回路に構成し、前記液抜出口を貯蔵タンクの高さ
方向に複数段に分離して閉口するように設けたので、長
時間放置後の再開においても、不完全とはいえ油水混合
された状態で抜出されるため、再開と同時に直ちに燃焼
に供することができ、燃焼再開のための時間的ロスがな
くなる。
，６ｂは貯蔵タンク１の下部において高さ方向に多段に
分離して設けられているので、いったん中断して長時間
静贋後に運転再開する場合、再開と同時に燃焼を開始す
ることができる。上述したように、本発明のェマルジョ
ン燃料の貯蔵装置は貯蔵タンクの液抜出口に連続管を介
してポンプとモーションレスミキサとをこの順序で直列
に連結し、再び前記貯蔵タンクの液戻口に連結するよう
に循環回路に構成し、前記液抜出口を貯蔵タンクの高さ
方向に複数段に分離して閉口するように設けたので、長
時間放置後の再開においても、不完全とはいえ油水混合
された状態で抜出されるため、再開と同時に直ちに燃焼
に供することができ、燃焼再開のための時間的ロスがな
くなる。
第１図は本発明の装置の実施例を示す概略図、第２図は
本発明の他の実施例を示す概略図である。 １…貯蔵タンク、６ａ，６ｂ・・・液抜出管、７・・・
液房口、８，９・・・連結管、１０・・・ポンプ、１１
・・・モーションレスミキサ。 第１髄 豹２髄
本発明の他の実施例を示す概略図である。 １…貯蔵タンク、６ａ，６ｂ・・・液抜出管、７・・・
液房口、８，９・・・連結管、１０・・・ポンプ、１１
・・・モーションレスミキサ。 第１髄 豹２髄
Claims (1)
- １ 貯蔵タンクの液抜出口に連結管を介してポンプとモ
ーシヨンレスミキサとをこの順序で直列に連結し、再び
前記貯蔵タンクの液戻口に連結するように循環回路に構
成し、前記液抜出口を貯蔵タンクの高さ方向に複数段に
分離して開口するように設けたことを特徴とするエマル
ジヨン燃料の貯蔵装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6606981A JPS6011072B2 (ja) | 1981-04-30 | 1981-04-30 | エマルジヨン燃料の貯蔵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6606981A JPS6011072B2 (ja) | 1981-04-30 | 1981-04-30 | エマルジヨン燃料の貯蔵装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57180696A JPS57180696A (en) | 1982-11-06 |
| JPS6011072B2 true JPS6011072B2 (ja) | 1985-03-22 |
Family
ID=13305186
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6606981A Expired JPS6011072B2 (ja) | 1981-04-30 | 1981-04-30 | エマルジヨン燃料の貯蔵装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6011072B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01203619A (ja) * | 1987-12-23 | 1989-08-16 | Smiths Ind Plc | エンジン監視装置 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| SE442018B (sv) * | 1983-11-23 | 1985-11-25 | Fluidcarbon International Ab | Sett for hantering av en kolvattensuspension samt omrorningstank for utovning av settet |
| JP5403546B2 (ja) * | 2009-09-07 | 2014-01-29 | 克明 守永 | 燃焼器への燃料供給方法及び装置 |
| JP5403552B2 (ja) * | 2009-11-30 | 2014-01-29 | 國治 守永 | 燃料油に水を加えたボイラー燃料の供給装置 |
-
1981
- 1981-04-30 JP JP6606981A patent/JPS6011072B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01203619A (ja) * | 1987-12-23 | 1989-08-16 | Smiths Ind Plc | エンジン監視装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57180696A (en) | 1982-11-06 |
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