JPS60110389A - 汚泥濃縮方法 - Google Patents

汚泥濃縮方法

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Publication number
JPS60110389A
JPS60110389A JP58218193A JP21819383A JPS60110389A JP S60110389 A JPS60110389 A JP S60110389A JP 58218193 A JP58218193 A JP 58218193A JP 21819383 A JP21819383 A JP 21819383A JP S60110389 A JPS60110389 A JP S60110389A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sludge
pipe
liquid
tank
separated
Prior art date
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Pending
Application number
JP58218193A
Other languages
English (en)
Inventor
Hironari Takabayashi
高林 宏成
Masaru Nakamura
優 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Yaskawa Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、下水処理場等の廃水処理装置から排出される
汚泥を濃縮する方法に関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
一般の下水処理場においては、最初沈澱池で沈降した汚
泥の全量と最終沈澱池で沈降した汚泥の一部は、その体
積を減少させ、後処理を容易心こするため、濃縮操作が
行なわれている。
これには、普通、次の方法のいずれかが採られることが
多い。
(1)重力濃縮 重力濃縮槽に汚泥を供給し、同槽の底部から重力によっ
て自然に沈降した汚泥の濃厚な部分を排出する方法。
(2)浮上濃縮 加圧下で空気を溶解させた水を、常圧下の汚泥に混合し
たとき析出する気泡群によって、汚泥を液面に浮上させ
、汚泥の濃縮を図る方法。
(3)遠心分離 汚泥を供給した容器を高速で回転し、遠心力によって汚
泥の濃縮を図る方法。
このうち、最も広く利用されている(1)の方法は、処
理の対象となる汚泥を濃縮槽内に6〜12時間滞留させ
る必要があるので、(2)、(3)の方法に比して大き
な容積、広い敷地面積が必要である。
また、このような汚泥は一般に腐敗しやすい有機物を多
量に含有しているため、このように長時間槽内に/1)
シ留させると、排出される前に腐敗発泡して浮」ニし、
底部には希薄な汚泥しか残らなくなるので濃縮の目的を
達成しなくなることがあるばかりか、本来は清澄である
はずの上a/l!1.を著しく汚染する。この上?R1
fLば濃縮槽を溢流して下水処理施設の入口に戻るため
、この上澄液か汚れると下水処理施設への流入水″中周
形物量の負荷が増大する。
また、前記の(2)の方法は(1)の方法よりも短い滞
留時間で目的を達するため、設備はやや小型になるが、
空気を水に圧縮溶解するだめの動力費が嵩み、浮上した
lη泥の集泥機構も複雑となる。また、加えた水の分だ
け(1)の方法よりも下水処理施設の入口に戻る返流水
量が増え、下水処理施設への流入水量負荷が増大する。
さらに、(1)、(2)の方法とも処理槽の開口部が広
く、臭気対策や害虫の発生対策か困ツ1「である。(3
)の方法は動力費、設備費か高価であり、規模の大きな
処理場には適用困難である。
〔発明の目的〕
本発明は、上述の3つの方法と全く異なる新規な方法で
あり、下水汚泥を重力濃縮方法よりも高濃度かつ安定し
た濃度に短時間で処理し、しかも1々j生上支障のない
構造での実施が可能な汚泥濃縮方法を提供することを目
的とするものである。
〔発明の構成〕
本発明は、汚泥を減圧下に導き、汚泥中に浮」二汚泥を
発生させ、その浮上汚泥が固形物粒子に付着して、固形
物粒子もろとも浮上させ、かつ減圧管内の液柱は所定高
さ以上には上昇しないことを利用して、固形物と残液と
に分離するようにしたものである。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に示す実施装置に基づいて説明する
。同図中+11は供給汚泥受槽、(2)は濃縮汚泥受槽
、(3)は分離液受槽である。
供給汚泥受槽(1)には、少な(とも高ざが10mを超
える管(4)を立てる。管(4)の上端は閉じており、
下端は供給汚泥受槽(11内で開口している。汚泥供給
管(5)より供給汚泥受槽(11に汚泥を満たした時の
液面1−11の位置からP/l)(m)(但し、p=p
−P、、poは大気圧CKg/rl〕、Psは脱気ポン
プによって脱気を行なってもなお管(4)、濃縮汚泥分
離管(6)、濃縮汚泥受槽(2)の中に残る気体残圧。
ρは汚泥の比重量(K8/ポ)である。)の高さよりも
やや高い位置において、管(4)の側壁から濃縮汚泥分
離管(6)を分岐し、途中、電動弁(7)を介して濃縮
汚泥受槽(2)に接続する。濃縮汚泥受槽(2)にはこ
の管(6)のほか、電磁弁(8)、脱気管(9)を介し
て脱気ポンプ00)と、大気開放用電磁弁(11)と、
排泥弁(12)とを接続している。これらのブ1責?+
、 (8L(11)及び(12〉を全て閉じた時、濃縮
汚泥受槽(2)は完全に外気から遮断される。
管(4)にはまた、液面H1と濃縮汚泥分離管(6)が
分離している位置の中間部よりもやや高い位置に分離液
管(13)が分岐し、その端は分離液受槽(3)内に開
口浸漬している。分離液受槽(3)は分離液を浴出させ
て集水排除する樋(14)及び排出管(15)と、電動
弁(16)を介してドレン排出管(17)が接続されて
いる。
供給汚泥受槽(1)にもまた、電動弁(18)を介した
ドレン排出管(19)を設ける。
次にこの実施例の動作を説明する。
定常運転に入る前の準備として供給汚泥受槽(11と分
離液受槽(3)に水を満たし、電動弁(7)と電磁弁(
8)のみを開いて脱気ポンプ00)を運転して濃縮汚泥
受槽(2)及び管(4)、濃縮汚泥分離管(6)、分離
液管(13)の内部を減圧する。その結果、供給汚泥受
槽(11内の水は管(4)内を、分離液受槽(3)内の
水は分離液管(13)内を上昇して両管の分岐部で水か
つながる。一旦水がつながると、供給汚泥受槽(1)と
分離液受槽(3ンの水位が一致するまで一方の槽から他
方の槽に水が流れる。
この後、定常運転に入り、装置に汚泥を供給することが
できる。
汚泥供給管(5)から汚泥受槽(11に濃縮すべき汚泥
を供給すると、管(4)内を汚泥は上昇するが、この時
、管(4)内は減圧状態にあるため、汚泥中に溶存して
いた気体が管(4)内で析出し、泡沫を生成する。
この泡沫は汚泥中に懸濁している固形物粒子に付着し、
それを浮上させる。脱気を続けても、管(4)内の液面
の高さは供給汚泥受槽(1)の液面を基準にしてP/ρ
〔m〕を超えることはないが、固形物粒子を付着した泡
沫はその液面上に浮上する。固形物粒子が分離された液
は、分離液管(13)を経て分離液受槽(3)に入り、
同種(3)を溢れて排出管(15)から排出される。こ
こで、排出管(15)から排出される量は、汚泥供給管
(5)から流入した量から管(4)で浮上、除去される
固形均分を差し引いた量となる。
管(4)内の液面に浮上している固形物粒子を付着した
泡沫は、その厚さを増し、濃縮汚泥分離管(6)の分岐
位置まで上昇すると、間管(6)中に溢れ出し、濃縮汚
泥受槽(2)に落下する。
濃縮汚泥受槽(2)内に滞留するうちに泡沫はくっつき
合ってその直径を増し、ついには破裂して、濃縮された
汚泥か槽(2)内の下層にたまる。
この濃縮された汚泥は、適時電磁弁(7)を閉し、大気
開放用電磁弁(11)と排泥弁(12)を開くことによ
って装置の外に排出される。
なお、供給lη泥中、比較的直径が大きい、あるいは比
重か大きくて〆a沫吉ともに浮上せず供給汚泥受槽(1
)の底部に沈んだ粒子あるいは偶発的に沈んだ粒子番J
′適時電動弁(16)または(18)を開い゛ζ排除す
る。
〔発明の効果〕
本発明は、上述した構成を有するので、下記のような効
果を奏するものである。
(al 一般の重力濃縮槽よりも高い濃度に汚泥を濃縮
できる。
fbl 重力濃縮槽よりも濃縮時間が短い。
(C1脱気ポンプの排出側に脱臭機を接続することによ
って容易に臭気に対処することができる。
(d+ 密閉構造に近い装置を使用するため、蝿などの
衛生害虫の発生を防止することが容易である。
tel 従来の重力濃縮槽あるいは浮上濃縮槽のように
排泥時の槽内を憂乱による濃縮汚泥の再希釈が皆無であ
り、従ってほぼ一定濃度の濃縮汚泥を得ることができる
(fl コンパクトな構成の装置にできるので、小規模
下水処理場にも適する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の汚泥濃縮方法を一実施するための装置を
示す説明図である。 (1):供給汚泥受槽 (21: ’la縮汚泥受槽 (3):分離液受槽 (4):管 (5):汚泥供給管 (6):濃縮汚泥分離管 (7);電動弁 (8):電磁弁 (9):排気管 00):脱気ポンプ (11) :大気開放用電磁弁 (12) :排泥弁 (13) :分離液管 (14) :樋 (15) :分離液排出管 (16) :電動弁 (17) : トレン(非出等 (18) :電動弁 (19) :ドレン排出管 寺許出願人 株式会社 安用電機製作所記理大 小児 
益(ばか2名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、汚泥受槽の上部に、同汚泥受槽の液面下に先端が没
    する状態に管を立設し、この管内を減圧することによっ
    て汚泥を管内に導くと共に、同汚泥中に含まれる溶存ガ
    スを気泡として析出させ、析出した気泡に汚泥中の固形
    物粒子を吸着させ、気泡により浮上した管内液面上の汚
    泥層と、固形物粒子が浮上した管内液面下の残液とに分
    離し、前記浮上汚泥は前記液面上から分岐した濃縮汚泥
    分離管によって濃縮汚泥受槽に、前記残液は前記液面し
    たから分岐した分離液管によって分離液槽にそれぞれ導
    くことを特徴とする汚泥濃縮方法。 2、前記減圧は、前記浮上汚泥を濃縮汚泥受槽に導く濃
    縮汚泥分離管から吸気することによって行なわせること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の汚泥濃縮方法
JP58218193A 1983-11-19 1983-11-19 汚泥濃縮方法 Pending JPS60110389A (ja)

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JP58218193A JPS60110389A (ja) 1983-11-19 1983-11-19 汚泥濃縮方法

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JP58218193A JPS60110389A (ja) 1983-11-19 1983-11-19 汚泥濃縮方法

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JPS60110389A true JPS60110389A (ja) 1985-06-15

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ID=16716071

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JP58218193A Pending JPS60110389A (ja) 1983-11-19 1983-11-19 汚泥濃縮方法

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JP (1) JPS60110389A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102762505A (zh) * 2010-08-12 2012-10-31 株式会社泰科企划 污泥浓缩方法和污泥浓缩系统

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102762505A (zh) * 2010-08-12 2012-10-31 株式会社泰科企划 污泥浓缩方法和污泥浓缩系统

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