JPS60109839A - 凹版印刷法における印刷担体の印刷方法及びその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は凹版印刷法における印刷担体の印刷のための方
法及びその装置に関するものである。

印刷担体、例えは印刷原紙の印刷の際に表面の粗さのた
めに完全な面被覆は大きなコストをもってしか得られな
いという問題がある。そのような印刷の品質は特に装飾
紙として使用されるべき技術紙の製造の場合に著しく不
満足である。

従って本発明の課題は冒頭に述べた種類の方法をそれに
よって印刷担体上への最適な均一な面被覆が得られるよ
うにすることである。

本発明によれば、この課題は印刷担体が湿されてから印
刷されることによって解決される。

この方法によって印刷された印刷担体は、その印刷面の
特別均一な画像によって特徴づけられる。この画像は表
面に塗布されるべきインキの色調及び中間調が必要な場
合に特に重要である。これらの色調及び中間調は色付紙
が印刷される場合にも尚充分な品質であるべきである。

色付紙上へのこの嵐好な印刷品質は印刷担体が少なくと
も他の一色が印刷される基本色で着色されることによっ
て得られることができる。この着色は印刷工程によって
着色された多数の紙をストックしておくことが省略され
ることができることに連なる。多分印刷原紙は貯蔵所に
ストックされかつ固有の印刷の直前に所望の基本色に着
色されることになる。この印刷原紙の使用は経済的に特
に有利である。そのわけは、このことは多くの部分にお
いて紙製造者に相応したコストダウンの要求に応えるか
らである。方法の実施の際に印刷担体の物理的及び化学
的特性が変わらない。特に方法に相応して印刷された印
刷原紙に含浸させることが可能である。印刷された表面
は樹脂透過性を保ち、従って目指す次の加工技術上の目
的のために良好に使用可能である。

本発明の課題は更に印刷担体上に最適の均一な液体塗布
が行われるための装置を創造することでもある。

この課題拡本発明によれば印刷担体の運動方向において
印刷担体に印刷する少なくとも一つの印刷装置が前置さ
れた湿し装置が設けられていることによって解決される
。

この装置によって、印刷担体上に影響し、かつ均一なイ
ンキ塗布が可能なようにその表面を前処理することが可
能である。装置は印刷担体が印刷前に予め選択された最
適の湿しかつけられるだめの制御装置を備えることがで
きる。

それによって装置への充分な調整作業が行われ、また調
整作業が必要とされることなしに短い時間的連続におい
ても種々の品質の印刷担体が印刷されることができる。

本発明の他の詳細な次の詳細な説明及び優先的な実施形
態が示されている図面から把握される。

本発明による方法は合理的に図示の形式の装置によって
実施されることができる。この装置は実質上、ロール１
、湿し装置２、乾燥機３、平滑化装置４、少なくとも一
つの印刷装置５及びロール６から成る。印刷担体７はロ
ール１から湿し装置２、乾燥機３、平滑化装置４、印刷
装置５を通ってロール６まで延在する。印刷担体は、供
給ロールを対象としうるロール１から巻はどかれかつ装
置における作業後、次の作業のためにロール６に巻取ら
れる。

湿し装置２はスプレー装置として形成されておシ、スプ
レー装置は印刷担体７の被印刷面９に向けられかつこれ
に対して間隔をもって配設されているスプレーノズル８
を備えている。スプレーノズル８は表面９の湿しのため
に使われる液体１０をチャージされている。液体１０は
貯蔵クンク１１からスプレーノズルに供給される。湿し
装置２のスプレー装置は図示しない静電装置を備えてお
シ、この装置によって印刷担体７の他の側に配設された
対抗電極に対して液体１０のミストが静電的に帯電され
ることができる。この措置によって表面９の特別に均一
な利用が行われかつミストが印刷担体７に吸引される。

湿し装置２紘調整弁１２を備えておシ、それらによって
スプレー装置Ｎ８に達する液体１０の量が調整されるこ
とができる。

液体１０が添加物を含むことが可能である。

添加物は粘液素として好適なせんい混合物であシうる。

１％の固体が特別に平滑な表面９に通じうることができ
る。更に液体１０に表面９上何分の−かの予め選択され
た基本色が生ずるようなインキを混ぜることも考えられ
る。液体１０に粘液素とインキの混合物を混ぜることも
できる。

印刷担体７の運動方向において湿１装置２に熱風吹込装
置として形成されている乾燥機３が後接続されている。

しかし、この乾燥機３は本発明の実施形態においては全
く欠けている。この乾燥機３は周囲温度よシも高い温度
を有する少なくとも一つの空気流を表面９に供給する。

乾燥＋１ｉ＝５は詳しく図示しない調整装置を備えてお
シ、この装置によって印刷担体７に向けられた空気量及
びその温度が調整されることができる。

印刷担体７の運動方向において乾燥機６に平滑化装置４
が後接続される。

平滑化装置は表面９に対して摩擦を生じさせる面１３を
有する。面１３は表面９を平滑にする摩擦ロー２１４の
筒面として形成されている。

印刷装置５への進入１５の前に測定装置１６が設けられ
ておシ、測定装置は印刷担体７を形成する基質からその
湿しについてのデータを連続的に取シ出す。測定装置１
６は制御装［１７を備えておシ、制御装置は測定装置１
６から得られた値を印刷担体７の所望の湿シと比較し、
それから調整弁１２を介してスズレーノズ／ｌ／、８に
供給される液体の量を湿しの最適化の意味で調整する。

制御装置は更に乾燥機３に設けられた空気量と空気温度
の調整のための調整装置と結合している。

湿し装置２と乾燥機３の出力を予め選択された平均値に
ｖ４整しかつ測定装置１６と制御装置１７なしに装置を
形成することもできる。この場合、勿論基質の品質特徴
が装置全体を通る印刷担体７の通過の間略一定となるよ
うに考慮されるべきである。

印刷装置５で印刷担体７は進入部５の通過の後に予め選
択されたインキ（色）で印刷される。

印刷装置５として他のインキ（色）によって印刷担体７
に印刷するための図示しない他の印刷装置が接続される
ことができる。更に印刷装置５によって印刷担体７上に
印刷される画像１８の乾燥のための別の乾燥機が接続さ
れることができる。

この乾燥機は同様に図示されていない。

四−ル６上に印刷された印刷担体７が巻取られかつ次の
処理部に供給される。

表面“９上への液体１０の均一なフィルムが塗布される
ための湿し装置２を印刷装置として形成することができ
る。

更に湿し装置２をロール塗布装置として形成することが
考えられる。更に印刷担体７は液体１０の檜を通って案
内されることができる。この種の湿し方法ではドクタは
槽の後に配設されておシ、檜は印刷担体７上に塗布され
た液が予定された量を超えないように考慮される。

液体１０による表面９のできる限シ短時間かつ均一な滲
み込みを保証するために、周囲温度よりも高い温度の液
体１０を表面９に塗布することが考えられる。更（印刷
担体７に液体１０を蒸気として付与することが可能であ
る。液体１０は溶剤から成ることができる。このことは
例えば水で１）うる。湿しの際に表面９上に圧力が加え
られることができる。

乾燥機３は表面９上に向けられている熱放射体を有する
ととができる。更に印刷担体７を付加し、周囲温度よシ
も高い温度を有する回転ローラとして形成されることが
できる。ロー２は表面９を押圧することが考えられる。

乾燥機３畔ｊ乙滑化装置４と共にカレンダの形のユニッ
トに統合されることができる。カレンダは摩擦カレンダ
として形成されることができる。更に平滑化装置４を完
全に放棄することが可能である、そのわけは印刷担体７
は湿しと中間乾燥の後に印刷に好適になっているからで
ある。印刷担体７の湿シが最適の印圧に適合される場合
に有利に形成された。

゛装置上で印刷担体７がまずロール１から巻はどかれ、
それから湿し装置２によって案内され、湿し装置は表面
９のできる限シ均一な湿しを実現し、かつ有利な方法で
表面９は粘液未混合物を備える。乾燥機５に？ける中間
乾燥の実施の後に表面９は特別に表面を印刷装置５で実
施される印刷を収容可能にする予め設定された湿シに乾
燥される。

場合によっては印刷される表面と向い合っている印刷担
体７の裏面も或い拡全基質が、印刷担体７を正しい湿シ
に調整することができるために乾燥されねばならない。

平滑化装置４における平滑化の実施なしにどんな場合で
も所望−の結果を得るために充分な平滑化かつ印刷収容
能力がある。印刷の最適の結果を得るために特に高い印
刷品質の場合にのみ平滑化装置４における追加的平滑化
が実施される。

しに、非常に粗い表面９０安価な紙でさえ最適に印刷さ
れることができる。

表面９の湿しもこれと向い合った裏面も静電装置及び印
刷装置によって行われることができる。静電装置の調整
は静電装置を流れる電流の強さについて行われる。印刷
装置は湿しの量を制御するドクタを備えることができる
。各印刷装置の前に温しの塗布と制御の組合せが合理的
に確立される。

印刷担体７としてロール紙が使用されうる。

しかし、例えば合成樹脂又はラミネート紙のような他の
基質から成る印刷担体７にも印刷されることができる。

湿しに対して固体部分を含んだ液体が使用される場合に
、その量は液体の１％又は数％になることができる。富
化は可能な方法で富化のために利用されるせんい材に従
って調整されることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は装置の平面図、そして 第２図は装置の側面図である。 図中符号 ７・・・印刷担体 代理人　江崎光好 代理人　江崎光史

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）　凹版印刷法における印刷担体の印刷方法におい
   て、 印刷担体（７）がまず湿されてから印刷されることを特
   徴とする印刷方法。 （２）印刷担体（７）の被印刷表面（９）が湿される、
   特許請求の範囲第１項記載の印刷方法。 （６）印刷担体（７）が湿された後かつ印刷前に乾燥機
   （３）中で予め設定された湿度を制御する中間乾燥を受
   け、その乾燥能率は制御装置θ７）によって印刷担体（
   ７）の測定された湿多気に依存して制御される、特許請
   求の範囲第１項又は第２項記載の方法。 （４）印刷担体（７）には、その運動方向において印刷
   装置（５）への進入θ５）前に湿りが測定され、測定さ
   れた湿シ気に相応する測定値が予め設定された値と比較
   され、設定♂嬰臀−差は差として確定され、との差に相
   応して制御装置θ７）を介して湿シが設定値にフィード
   バックされる、特許請求の範囲第１項から第３項までの
   うちのいずれか一つに記載の方法。 （５）印刷担体（７）が予め設定された凝集状態にある
   媒体で湿される、特許請求の範囲第１項から第４項まで
   のうちのいずれか一つに記載の方法。 （６）制御装置（１７）によって表面（９）に塗布され
   た液体量が調整される、特許請求の範囲第１項から第５
   項までのうちのいずれか一つに記載の方法。 （７）温しの際、基本色が印刷担体（７）に塗布される
   、特許請求の範囲第１項から第６項までのうちのいずれ
   か一つに記載の方法。 （８）　湿しか静電的に塗布される、特許請求の範囲第
   １項から第７項までのうちのいずれか一つに記載の方法
   。 （９）印刷担体が湿しの後かつ印刷前に平滑化される、
   特許請求の範囲第１項から第８項までのうちのいずれか
   一つに記載の方法。 θ０）凹版印刷法における印刷担体の印刷方法のうち印
   刷担体が湿されてから印刷される方法を実施するための
   装置において、 湿し装置（２）が設けられておシ、 湿し装置には印刷担体（７）の運動方向において印刷担
   体（７）に印刷する少なくとも一つの印刷装置（５）が
   前置されていることを特徴とする印刷装置。 θ１）湿し装置（２）がスプレー装置から成シ、スプレ
   ー装置が湿しのために設けられた液体θ０）をチャージ
   されている、特許請求の範囲第１０項記載の装置。 θ２）スプレー装置が静電装置を備えておシ、静電装置
   にエアロゾルを吸引する対抗電極が付設されておシ、対
   抗電極と静電装置との間に印刷担体（７）が走行する、
   特許請求の範囲第１０項又は第１１項記載の装置。 ０５）湿し装置（２）が湿しロー２として形成されてお
   ル、湿しロー２に湿し厚さを調整するドクタが付設され
   ている、特許請求の範囲第１０項記載の装置。 ０４）湿し装置（２）が印刷ローラとして形成されてい
   る、特許請求の範囲第１０項記載の装置。 （１５）印刷装置（５）の前に印刷担体（７）の湿シを
   測定する少なくとも一つの測定装置（１６）が設けられ
   ておシ、測定装置θ６）は設定データと測定装置θ６）
   のデータとを印刷担体（７）の予め選択された湿シを介
   して比較する制御装置（１７）と連結さ歩ておシ、制御
   装置は印刷担体（７）の湿シに影響を及ぼす少なくとも
   一つの調整装置と調整的に結合されている、特許請求の
   範囲第１０項から第１４項までのうちのいずれか一つに
   記載の装置。 （１６）液体００）が溶剤から成る、特許請求の範囲Ｍ
   ２Ｏ項から第１５項までのうちのいずれか一つに記載の
   装置。 （１７）液体θ０）が水である、特許請求の範囲第１０
   項から第１５項までのうちのいずれか一つに記載の装置
   。 θ８）液体（１０）が粘液素を含む特許請求の範囲第１
   ０項から第１７項までのうちのいずれか一つに記載の装
   置。 θ９）液体θ０）に一つのインキが供給され、その色調
   が印刷担体上に生ずる所望の基本色の一つに対応して形
   成されている、特許請求の範囲第１０項から第１８項ま
   でのうちのいずれか一つに記載の装置。