JPS6010862Y2 - サーマルプリンタ - Google Patents

サーマルプリンタ

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Publication number
JPS6010862Y2
JPS6010862Y2 JP1894784U JP1894784U JPS6010862Y2 JP S6010862 Y2 JPS6010862 Y2 JP S6010862Y2 JP 1894784 U JP1894784 U JP 1894784U JP 1894784 U JP1894784 U JP 1894784U JP S6010862 Y2 JPS6010862 Y2 JP S6010862Y2
Authority
JP
Japan
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ink
needle
electrode
heat
hole
Prior art date
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Expired
Application number
JP1894784U
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JPS59146136U (ja
Inventor
章夫 大渡
Original Assignee
エプソン株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 く技術分野〉 本考案は、感熱インクリボンを用いたサーマルプリンタ
ーに関するものである。
〈従来技術〉 従来のサーマルプリンターは第1図に示すように、ヘッ
ド11に発熱体12を用いてそれが入力信号に応答して
発熱し、感熱紙13を発色させるものであった。
感熱紙13は、普通紙に比べてコストが高く、保存性に
も問題があった。
また印字品質についても、印刷時の熱の拡散により、き
れいな点または線を印刷できない、等の欠点を有してい
た。
〈目 的〉 本考案は従来の欠点を除去するものであり、その目的は
ランニングコストの安い普通紙が使用でき、均一の文字
を転写できるサーマルプリンターを提供するものである
〈実施例〉 本考案になる一実施例を第2図、第3図、第4図に示し
、以下に詳述する。
第2図に於いて、21は針状の電極、22は感熱インク
で常温時は固体で熱により溶ける。
23は導電体粒子でインク22中に分散しており、感熱
インク22は導電性を有している。
24は磁性体の導電薄膜で、マトリクス的に孔26がお
いており、感熱インク22は導電薄膜24に密着してい
る。
25は感熱インク22と導電薄膜24より戊り、印加電
流により発熱し得る比抵抗を持ち、溶けたインク22を
導電薄膜24の孔26より放出する感熱インクリボンで
ある。
27は、導電薄膜24にマトリクス的にならんでいる孔
26を検知する装置である。
孔検知装置27は磁気で検知するものであり、28が発
振コイル、29が受振コイルである。
30は基紙で普通紙である。このような構造に於いて、
針状電極21とインクリホン25の導電薄膜24の孔2
6の位置関係は、第3図a1第4図aのようになり、そ
のA−A′断面図が第3図す、B−B’断面図が第4図
すである。
針状電極21と感熱インクリボン25の両者もしくはど
ちらか一方が一方向に移動し第3図の状態になる時、即
ち孔検知装置27の発振コイル28の磁気が磁性のある
導電薄膜24に遮蔽され受振コイル29に検知されない
時、入力信号は送らず、第4図の状態の時、即ち孔検知
装置27の発振コイル28の磁気が孔26を通過して受
振コイル29に検知される時、入力信号を送る状態にす
れば、第3図の状態の時、電流は流れず熱が発生しない
のでインクがとけず紙には転写されない。
第4図の状態の時、入力信号が送れる状態である為、入
力信号を送れば針状電極21と導電薄膜24間に電流が
流れ、針状電極21の近傍XY間のインク22がジュー
ル熱により溶解し、第4図のように孔26から溶解した
インクが基紙30に孔26と同じ形状・大きさに転写さ
れる。
転写後、針状電極21もしくは感熱インクリボン25の
両者又は一方がたえず一方向に移動している為、再び第
3図の状態になって転写不可能となり、続いて第4図の
状態になって転写可能となる。
前述の繰り返しにより文字を構成することができる訳で
あるが、感熱インクリボン25に設けられた孔26上に
通電することにより、目的である、均一の文字の転写が
可能で、しかも普通紙が使用できるサーマルプリンタの
提供が可能となる。
以上は本考案の一具体例であり、電極の形状および導電
薄膜にあけた孔の形状に関して限定するものではない。
〈効 果〉 このように、本考案のサーマルプリンタの感熱インクリ
ボンは被転写体と反対側の片面には導電性を有する熱溶
融インク層、他面にはインク転写用孔を設けた磁性体と
いう簡単な構成であるにもかかわらず、インクを被転写
体に転写印刷するに際し、針状電極と磁気検出手段を針
状電極の感熱リボンへの接触部と磁気検出部の両者が孔
内(非磁性部)に入るように密接配置して、針状電極と
磁気検出手段を一体として被転写体に対して相対移動さ
せ、印刷をおこなうので、印刷精度が高い転写印刷が可
能となる。
このように、本考案のサーマルプリンタは、構成を簡単
にしながら、転写型印刷で問題となる高解像度の印刷を
おこなうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のサーマルプリンターの構成図、第2図
は本考案のサーマルプリンターの構成図、第3図、第4
図はともに印字状態を表わす図で、aは平面図、bは断
面図である。 12・・・・・・発熱体、13・・・・・・感熱紙、2
1・・・・・・針状電極、25・・・・・・感熱インク
、27・・・・・・孔検知装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 感熱インクリボンを被転写体に対向配置してインクを溶
    融転写するサーマルプリンタにおいて、前記感熱インク
    リボンを、前記被転写体と反対側の片面に導電性を有す
    る熱溶融インク層を、他面に前記インク転写用孔を設け
    ると共に該孔以外は磁性体薄膜を形威し、前記インクリ
    ボンの片面に前記インク層に電流を流し前記インクを溶
    融させる針状電極を接触させると共に、前記磁性体薄膜
    により前記孔を検知する磁気検出手段を前記孔内に前記
    針状電極の接触部と磁気検出手段の検出部の両者が入る
    ように前記針状電極に密接配置し、前記針状電極と前記
    磁気検出手段を一体として前記被転写体に対して相対移
    動させ印刷をおこなうことを特徴とするサーマルプリン
    タ。
JP1894784U 1984-02-13 1984-02-13 サーマルプリンタ Expired JPS6010862Y2 (ja)

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JP1894784U JPS6010862Y2 (ja) 1984-02-13 1984-02-13 サーマルプリンタ

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Publication Number Publication Date
JPS59146136U JPS59146136U (ja) 1984-09-29
JPS6010862Y2 true JPS6010862Y2 (ja) 1985-04-12

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ID=30150107

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JP1894784U Expired JPS6010862Y2 (ja) 1984-02-13 1984-02-13 サーマルプリンタ

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