JPS60108411A - スチレン系樹脂の製造方法 - Google Patents
スチレン系樹脂の製造方法Info
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- JPS60108411A JPS60108411A JP21604983A JP21604983A JPS60108411A JP S60108411 A JPS60108411 A JP S60108411A JP 21604983 A JP21604983 A JP 21604983A JP 21604983 A JP21604983 A JP 21604983A JP S60108411 A JPS60108411 A JP S60108411A
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- polymerization
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- alkyl
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は耐衝撃性、成形加工性及び成形品表面外観がバ
ランス良く改良されたスチレン系樹脂をr 1 ) 製造する方法に関する。
ランス良く改良されたスチレン系樹脂をr 1 ) 製造する方法に関する。
ポリスチレン等スチレン系ホモポリマー樹脂は、一般に
耐衝撃性が劣るという欠点を有しているため、スチレン
系樹脂にゴム質重合体を機械的に混合分散する方法、あ
るいはゴム質重合体にスチレン系単量体をグラフト重合
させる方法によシ樹脂中にゴム粒子を分散させて耐衝撃
性を付与することが行なわれている。このうち、前者の
機械的混合方法では耐衝撃性、機械的特性が充分には改
良されないため、工業的規模の製造には後者のグラフト
重合法が広く採用されている。グラフト重合にあたって
はゴム質重合体をスチレン系単量体に溶解させた溶液を
110℃〜160℃に加熱しスチレン系単量体を熱重合
しても良いが、一般的にはゴム質重合体の架橋度及び、
ゴム質重合体に対するスチレン系単量体のグラフト率を
向上させることを目的として、有機過酸化物等の種々の
重合開始剤を用いて、グラフト重合がおこなわれている
。ところが、この重合開始剤の種類によっても、ゴム質
重合体の架橋度、スチレン系単量体のグラ/Q) スト率など分散ゴム相の特性、すなわち耐衝撃性、スチ
レン系樹脂の緒特性が変化し、また、成□形加工性、成
形品表面光沢の点でも重合開始剤の選択が重要な技術的
課題となっている。
耐衝撃性が劣るという欠点を有しているため、スチレン
系樹脂にゴム質重合体を機械的に混合分散する方法、あ
るいはゴム質重合体にスチレン系単量体をグラフト重合
させる方法によシ樹脂中にゴム粒子を分散させて耐衝撃
性を付与することが行なわれている。このうち、前者の
機械的混合方法では耐衝撃性、機械的特性が充分には改
良されないため、工業的規模の製造には後者のグラフト
重合法が広く採用されている。グラフト重合にあたって
はゴム質重合体をスチレン系単量体に溶解させた溶液を
110℃〜160℃に加熱しスチレン系単量体を熱重合
しても良いが、一般的にはゴム質重合体の架橋度及び、
ゴム質重合体に対するスチレン系単量体のグラフト率を
向上させることを目的として、有機過酸化物等の種々の
重合開始剤を用いて、グラフト重合がおこなわれている
。ところが、この重合開始剤の種類によっても、ゴム質
重合体の架橋度、スチレン系単量体のグラ/Q) スト率など分散ゴム相の特性、すなわち耐衝撃性、スチ
レン系樹脂の緒特性が変化し、また、成□形加工性、成
形品表面光沢の点でも重合開始剤の選択が重要な技術的
課題となっている。
即ち、従来使われている重合開始剤としては、ジ−t−
ブチルパーオキサイドやベンゾイルツク−オキサイrな
どが代表的であるが、耐衝撃性、成形品表面外観などの
点で満足のいく特性が得られにくい。
ブチルパーオキサイドやベンゾイルツク−オキサイrな
どが代表的であるが、耐衝撃性、成形品表面外観などの
点で満足のいく特性が得られにくい。
また特開昭57−164106号には、塊状−懸濁重合
法を用い、それぞれの重合段階で特定の有機過酸化物に
よりスチレン系単量体の重合を開始する耐衝撃性スチレ
ン系樹脂の製造法が開示されている。しかしながら、こ
の方法によって得られる耐衝撃性ポリスチレンはアイゾ
ツト衝撃強度が10kg・〜へ未満と充分な耐衝撃性を
有するまでには至っておらず、また、成形加工法、成形
品表面外観においても満足のいくものとはならない。
法を用い、それぞれの重合段階で特定の有機過酸化物に
よりスチレン系単量体の重合を開始する耐衝撃性スチレ
ン系樹脂の製造法が開示されている。しかしながら、こ
の方法によって得られる耐衝撃性ポリスチレンはアイゾ
ツト衝撃強度が10kg・〜へ未満と充分な耐衝撃性を
有するまでには至っておらず、また、成形加工法、成形
品表面外観においても満足のいくものとはならない。
本発明の目的は、従来の耐衝撃性スチレン系樹脂の衝撃
強度を更に高めたスチレン系樹脂の製造方法を提供する
ことにある。
強度を更に高めたスチレン系樹脂の製造方法を提供する
ことにある。
本発明の他の目的は、耐衝撃性、成形加工性及び成形品
表面外観の何れの点においてもバランス良く改良がなさ
れたスチレン系樹脂の製造方法を提供することにある。
表面外観の何れの点においてもバランス良く改良がなさ
れたスチレン系樹脂の製造方法を提供することにある。
即ち本発明のスチレン系樹脂の製造方法は、Iリプタジ
エン部分のシス−1,4結合金量が80モル係以上であ
るブタジェン系重合体(A) 3〜20重量%及びスチ
レン系単量体(B) 97〜80重量%からなる混合溶
液を塊状重合法、溶液重合法又はこれら重合法の組合せ
にょ多重合させるにあたシ、該重合系に下式: %式% (式中、Rは炭素数1〜6のアルキル基を表わす。)で
示されるアルキル・9−オキシラウレートを前記混合溶
液100重量部に対して0.05〜2、0重量部の量比
で重合のはじめから存在させることを特徴とするもので
ある。
エン部分のシス−1,4結合金量が80モル係以上であ
るブタジェン系重合体(A) 3〜20重量%及びスチ
レン系単量体(B) 97〜80重量%からなる混合溶
液を塊状重合法、溶液重合法又はこれら重合法の組合せ
にょ多重合させるにあたシ、該重合系に下式: %式% (式中、Rは炭素数1〜6のアルキル基を表わす。)で
示されるアルキル・9−オキシラウレートを前記混合溶
液100重量部に対して0.05〜2、0重量部の量比
で重合のはじめから存在させることを特徴とするもので
ある。
本発明で使用するブタジェン系重合体(A)は、lリプ
タヅエン部分のミクロ構造がシス−1,4結合金量80
モル係以上のブタジェン系重合体であυ、具1にはポリ
ブタツエン又はブタジェン結合金量が600重量部上、
好ましくは700重量部上のブタジェン共重合体である
。このブタジェン共重合体としては、ブタジェンと芳香
族ビニル化合物(好ましくはスチレン)及び/又はシア
ン化ビニル化合物(好ましくはアクリロニトリル)との
共重合体が好ましい。ブタジェン系重合体(4)の最も
好ましいものはポリブタジェンであシ、更にこのポリブ
タジェンとしては、高シス含量ポリブタジェン、特にシ
ス−1,4結合が90モル係以上の立体規則性ポリブタ
ジェンが好ましい。またブタジェン系重合体(4)が高
シス含量ポリブタジェンと、例えば低シス含量ポリブタ
ジェン等他のブタジェン系重合体との混合物として用い
られる場合、この高シス金蓋ポリブタツエンの含i1カ
50重量係以上、更には700重量部上の混合物である
ことが好ましい。
タヅエン部分のミクロ構造がシス−1,4結合金量80
モル係以上のブタジェン系重合体であυ、具1にはポリ
ブタツエン又はブタジェン結合金量が600重量部上、
好ましくは700重量部上のブタジェン共重合体である
。このブタジェン共重合体としては、ブタジェンと芳香
族ビニル化合物(好ましくはスチレン)及び/又はシア
ン化ビニル化合物(好ましくはアクリロニトリル)との
共重合体が好ましい。ブタジェン系重合体(4)の最も
好ましいものはポリブタジェンであシ、更にこのポリブ
タジェンとしては、高シス含量ポリブタジェン、特にシ
ス−1,4結合が90モル係以上の立体規則性ポリブタ
ジェンが好ましい。またブタジェン系重合体(4)が高
シス含量ポリブタジェンと、例えば低シス含量ポリブタ
ジェン等他のブタジェン系重合体との混合物として用い
られる場合、この高シス金蓋ポリブタツエンの含i1カ
50重量係以上、更には700重量部上の混合物である
ことが好ましい。
本発明で使用する前記混合溶液におけるブタジェン系重
合体(A)の含量は3〜20重量%、好ましくは3〜1
0重量%である。3重量係未満であると、耐衝撃性の発
現が十分ではなく、200重量部超えると混合溶液の粘
度が高くなシすぎ、溶液の移送、攪拌などに困難をきた
す。
合体(A)の含量は3〜20重量%、好ましくは3〜1
0重量%である。3重量係未満であると、耐衝撃性の発
現が十分ではなく、200重量部超えると混合溶液の粘
度が高くなシすぎ、溶液の移送、攪拌などに困難をきた
す。
本発明で使用するスチレン系単量体(B)としては、ス
チレンが最も好オしいが、このほが、p−メチルスチレ
ン、m−メチルスチレン、0−メチルスチレン、α−メ
チルスチレンなどがあシ、これらの単量体は1種使用し
ても2種以上併用してもよい。また、これらのスチレン
系単量体と共重合可能な他の単量体、例えば、アクリロ
ニトリル等のシアン化ビニル化合物、メチルメタクリレ
ート、ブチルアクリレート等のメタクリル酸又はアクリ
ル酸のアルキルエステルなどを併用することができる。
チレンが最も好オしいが、このほが、p−メチルスチレ
ン、m−メチルスチレン、0−メチルスチレン、α−メ
チルスチレンなどがあシ、これらの単量体は1種使用し
ても2種以上併用してもよい。また、これらのスチレン
系単量体と共重合可能な他の単量体、例えば、アクリロ
ニトリル等のシアン化ビニル化合物、メチルメタクリレ
ート、ブチルアクリレート等のメタクリル酸又はアクリ
ル酸のアルキルエステルなどを併用することができる。
本発明で使用するアルキルパーオキシラウレートは前記
式で示されるものであるが、この式において、Rは炭素
数1〜6、好ましくは炭素数2〜4、更に好ましくは炭
素数4の直鎖又は分岐のアルキル基であシ、特に好まし
くはt−ブチル基である。アルキルパーオキシラウレー
トの使用量比は前記混合溶液100重量部に対して00
5〜2、0重量部、好ましくは005〜1.0重量部の
範囲で、使用する溶剤の量、重合温度、重合速度等を考
慮して適宜選択される。使用量が0.05重量部未満で
あると十分なグラフト重合体が得られず、そのため耐衝
撃性、成形品表面外観も優れたものとはならない。2.
0重量部を超えると、ゴム状重合体のダル化が進行し、
これによ)耐衝撃性、成形品表面外観も満足できるもの
とはならない。
式で示されるものであるが、この式において、Rは炭素
数1〜6、好ましくは炭素数2〜4、更に好ましくは炭
素数4の直鎖又は分岐のアルキル基であシ、特に好まし
くはt−ブチル基である。アルキルパーオキシラウレー
トの使用量比は前記混合溶液100重量部に対して00
5〜2、0重量部、好ましくは005〜1.0重量部の
範囲で、使用する溶剤の量、重合温度、重合速度等を考
慮して適宜選択される。使用量が0.05重量部未満で
あると十分なグラフト重合体が得られず、そのため耐衝
撃性、成形品表面外観も優れたものとはならない。2.
0重量部を超えると、ゴム状重合体のダル化が進行し、
これによ)耐衝撃性、成形品表面外観も満足できるもの
とはならない。
更に、本発明で使用するアルキル・千−オキシラウレー
トは前記混合溶液が重合し始めるときから存在させるこ
とが必須条件であり、また重合系の反応物中のゴム分子
が連続相から不連続相のゴム粒子に相転換するまで重合
系に存在させることが好ましく、相転換後はアルキルパ
ーオキシラウレートを存在させ続けるか、又は他の公知
の開始剤を併用し、ないしは他の公知の開始剤を単独で
使用することができる。相転換の判断は反応物をメチル
エチルケトンに分散させ分散状態を観察して行なう。乳
たく状に分散しない状態は相転換前と判断し、乳たく状
に分散すれば相転換後と判断する。
トは前記混合溶液が重合し始めるときから存在させるこ
とが必須条件であり、また重合系の反応物中のゴム分子
が連続相から不連続相のゴム粒子に相転換するまで重合
系に存在させることが好ましく、相転換後はアルキルパ
ーオキシラウレートを存在させ続けるか、又は他の公知
の開始剤を併用し、ないしは他の公知の開始剤を単独で
使用することができる。相転換の判断は反応物をメチル
エチルケトンに分散させ分散状態を観察して行なう。乳
たく状に分散しない状態は相転換前と判断し、乳たく状
に分散すれば相転換後と判断する。
次に重合操作について説明する。本発明で使用する重合
法は塊状重合法、溶液重合法又はこれら重合法の組み合
せといった既知の方法である。即ち塊状重合法では、ブ
タジェン系重合体(A)をスチレン系単量体(B)に所
定量、混合溶解させる。次に重合に先だち必要に応じて
分子量調節剤を添加する。分子量調節剤としては、例え
ば、α−メチルスチレンダイマー、n−ドデシルメルカ
プタン、t−ドデシルカプタン、1−フェニルプテンー
2−フルオレン、並ヒにジペンテン、クロロホルムなど
のメルカプタン類、テルペン類、ハロダン化合物などが
用いられる。更に必要に応じて樹脂の成形加工性を向上
させるだめに滑剤が添加される。
法は塊状重合法、溶液重合法又はこれら重合法の組み合
せといった既知の方法である。即ち塊状重合法では、ブ
タジェン系重合体(A)をスチレン系単量体(B)に所
定量、混合溶解させる。次に重合に先だち必要に応じて
分子量調節剤を添加する。分子量調節剤としては、例え
ば、α−メチルスチレンダイマー、n−ドデシルメルカ
プタン、t−ドデシルカプタン、1−フェニルプテンー
2−フルオレン、並ヒにジペンテン、クロロホルムなど
のメルカプタン類、テルペン類、ハロダン化合物などが
用いられる。更に必要に応じて樹脂の成形加工性を向上
させるだめに滑剤が添加される。
滑剤としては、例えばステアリン酸ブチルなどのエステ
ル系滑剤、ミネラルオイル、・母ラフインワックスが一
般的に使用される。この様に、ブタジェン系重合体(A
)、分子量調節剤、滑剤などをスチレン単量体(B)に
溶解した混合溶液を調整したのち、溶液を攪拌しながら
重合開始剤として本発明で使用するアルキルパ−オキシ
ラウレートを所定量添加して90°〜110°に外部よ
シ加熱して重合を開始する。重合中の攪拌は必須であシ
攪拌の強弱によって、形成されるゴム粒子の大きさが決
定される。スチレン系単量体(B)が所定の割合でポリ
マーに転換されたのち重合を終了する。
ル系滑剤、ミネラルオイル、・母ラフインワックスが一
般的に使用される。この様に、ブタジェン系重合体(A
)、分子量調節剤、滑剤などをスチレン単量体(B)に
溶解した混合溶液を調整したのち、溶液を攪拌しながら
重合開始剤として本発明で使用するアルキルパ−オキシ
ラウレートを所定量添加して90°〜110°に外部よ
シ加熱して重合を開始する。重合中の攪拌は必須であシ
攪拌の強弱によって、形成されるゴム粒子の大きさが決
定される。スチレン系単量体(B)が所定の割合でポリ
マーに転換されたのち重合を終了する。
溶液重合法では塊状重合法と同様な手順で操作されるが
、重合系の粘度を低下させる目的でベンゼン、トルエン
、エチルベンゼンなどの溶剤ヲ加えて重合が行なわれる
。塊状重合−溶液重合の組み合せにおいては、まずスチ
レン系単量体の10〜45係が重合体に転化するまで塊
状重合を行ない、次いでトルエン、エチルベンゼンなど
の溶剤を添加し、重合系の粘度を低下させて重合を継続
する。
、重合系の粘度を低下させる目的でベンゼン、トルエン
、エチルベンゼンなどの溶剤ヲ加えて重合が行なわれる
。塊状重合−溶液重合の組み合せにおいては、まずスチ
レン系単量体の10〜45係が重合体に転化するまで塊
状重合を行ない、次いでトルエン、エチルベンゼンなど
の溶剤を添加し、重合系の粘度を低下させて重合を継続
する。
重合終了後の重合液はベント式押出機、スチームストリ
ッピング装置等の脱モノマー・脱溶剤工程に導入されて
、未反応のスチレン系単量体及び溶剤が回収される。
ッピング装置等の脱モノマー・脱溶剤工程に導入されて
、未反応のスチレン系単量体及び溶剤が回収される。
前記各重合法で得られたゴム変性スチレン系樹脂には例
えば、2,6−ジー第3ブチル−4−メチルフェノール
、’2−(1−メチルシクロヘキシル)−4+6ジメチ
ルフエノール、2.2’−メチレンビス−(4−エチル
−6−第3プチルフエトル)ナトの酸化防止剤、1)−
j−プチルフェニルサリシレート、2.2’−ジヒドロ
キシ−4−メトキシベンゾフェノン、2− (2’−ヒ
ドロキシ−4′−n−オクトキシフェニル)ベンゾトリ
アゾールなどの紫外線吸収剤、パラフィンワックス、ス
テアリン酸、メチレンビスステアロアミr1オクチルア
ルコール、ラウリルアルコール、ヒドロキシステアリン
酸トリグリセリドなどの滑剤酸化アンチモン、水酸化ア
ルミニウム、塩素化ノ量ラフイン、テトラブロモブタン
、ヘキサブロモベンゼンなどの離燃剤、例えばステアロ
アミドゾロビルジメチル−β−ヒドロキシエチルアンモ
ニウムニトレートナトの帯電防止剤、酸化チタン、カー
がンブラックその他無機糸、有機系顔料などの着色剤炭
酸カルシウム、クレー、シリカ、ガラス繊維、ガラス球
、カーrン繊維などの充てん剤などを必要に応じて任意
の段階で添加することができる。
えば、2,6−ジー第3ブチル−4−メチルフェノール
、’2−(1−メチルシクロヘキシル)−4+6ジメチ
ルフエノール、2.2’−メチレンビス−(4−エチル
−6−第3プチルフエトル)ナトの酸化防止剤、1)−
j−プチルフェニルサリシレート、2.2’−ジヒドロ
キシ−4−メトキシベンゾフェノン、2− (2’−ヒ
ドロキシ−4′−n−オクトキシフェニル)ベンゾトリ
アゾールなどの紫外線吸収剤、パラフィンワックス、ス
テアリン酸、メチレンビスステアロアミr1オクチルア
ルコール、ラウリルアルコール、ヒドロキシステアリン
酸トリグリセリドなどの滑剤酸化アンチモン、水酸化ア
ルミニウム、塩素化ノ量ラフイン、テトラブロモブタン
、ヘキサブロモベンゼンなどの離燃剤、例えばステアロ
アミドゾロビルジメチル−β−ヒドロキシエチルアンモ
ニウムニトレートナトの帯電防止剤、酸化チタン、カー
がンブラックその他無機糸、有機系顔料などの着色剤炭
酸カルシウム、クレー、シリカ、ガラス繊維、ガラス球
、カーrン繊維などの充てん剤などを必要に応じて任意
の段階で添加することができる。
さらに、本発明によって得られるゴム変性耐衝撃性スチ
レン系樹脂は他の熱可塑性樹脂と適宜ブレンドして用い
てもよい。
レン系樹脂は他の熱可塑性樹脂と適宜ブレンドして用い
てもよい。
次に実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明する。
本発明の方法で得られたゴム変性耐衝撃性スチレン系樹
脂は耐衝撃性、成形加工性及び成形品表面外観がバラン
ス良く改良されたものが得られる。
脂は耐衝撃性、成形加工性及び成形品表面外観がバラン
ス良く改良されたものが得られる。
例えば耐衝撃性(ASTM D25623℃)は5 k
g以上、好ましくは7 kg以上で、かつ表面光沢(A
STMD52345°)が45qb以上、好ましくは5
0係以上のものが好適に得ることができる。
g以上、好ましくは7 kg以上で、かつ表面光沢(A
STMD52345°)が45qb以上、好ましくは5
0係以上のものが好適に得ることができる。
実施例1〜5
らせん型攪拌翼を備えたIOAステンレス、反応器に下
記表に示す割合で高シス含量ポリブタノエンゴムスチレ
ン単量体、重合溶媒であるトルエンを仕込み50℃で3
時間攪拌しゴム成分を完全に溶解した。溶解後分子量調
節剤として、t−ドデシルメルカプタン、次いで本発明
の重合開始剤であるt−ブチルパーオキシラウレートを
添加し昇温し表に示す温度で200 rpmの攪拌速度
で攪拌しながら重合を継続した。スチレン単量体の転換
率が70係に達した時点で反応器よシ重合体を取シ出し
、スチームストリッピングによシ未反応スチレン単量体
、及びトルエンを除去し、クラッシャーで粉砕した後、
酸化防止剤として2,2′−メチレンビス−(4−エチ
ル−t−ブチルフェノール)を重合体に対して01部加
え、40φベント式押出機でペレット化した。次に型締
め圧力90トンのインライン式射出成形機にてテストピ
ースを成形し物性測定に供した。得られた物性値を表に
示す。
記表に示す割合で高シス含量ポリブタノエンゴムスチレ
ン単量体、重合溶媒であるトルエンを仕込み50℃で3
時間攪拌しゴム成分を完全に溶解した。溶解後分子量調
節剤として、t−ドデシルメルカプタン、次いで本発明
の重合開始剤であるt−ブチルパーオキシラウレートを
添加し昇温し表に示す温度で200 rpmの攪拌速度
で攪拌しながら重合を継続した。スチレン単量体の転換
率が70係に達した時点で反応器よシ重合体を取シ出し
、スチームストリッピングによシ未反応スチレン単量体
、及びトルエンを除去し、クラッシャーで粉砕した後、
酸化防止剤として2,2′−メチレンビス−(4−エチ
ル−t−ブチルフェノール)を重合体に対して01部加
え、40φベント式押出機でペレット化した。次に型締
め圧力90トンのインライン式射出成形機にてテストピ
ースを成形し物性測定に供した。得られた物性値を表に
示す。
比較例1〜2
ゴム質重合体として、低シス含量プリブタジェンゴムを
用いた以外は、実施例1〜5と全く同様な手順で重合、
及び物性評価を実施した。各成分の割合、及び物性評価
結果は表に示す。
用いた以外は、実施例1〜5と全く同様な手順で重合、
及び物性評価を実施した。各成分の割合、及び物性評価
結果は表に示す。
比較例3〜7
重合開始剤として本発明に関するアルキル・母−オキシ
ラウレート以外のものを表の割合で用いた以外は、実施
例1〜5と全く同様な手順で重合、及び物性評価を実施
した。物性評価結果は表に示す。
ラウレート以外のものを表の割合で用いた以外は、実施
例1〜5と全く同様な手順で重合、及び物性評価を実施
した。物性評価結果は表に示す。
比較例8
実施例1の開始剤t−ブチルパーオキシラウレートに代
えてノーt−ブチルノ4−オキシイソフタレート0.1
2重量部を加え、重合を開始し単量体転化率23重量係
に於いてt−ブチルパーオキシラウレート0104重量
部を加え、実施例1と同様に行なった。評価結果を表に
示す。
えてノーt−ブチルノ4−オキシイソフタレート0.1
2重量部を加え、重合を開始し単量体転化率23重量係
に於いてt−ブチルパーオキシラウレート0104重量
部を加え、実施例1と同様に行なった。評価結果を表に
示す。
*1 高シス含量ポリブタジェンゴム、日本合成−fム
社製 JSRBRO2L、 ML、+4100 : 3
5 、シス含量95チ 。
社製 JSRBRO2L、 ML、+4100 : 3
5 、シス含量95チ 。
*2 低シス含量ポリブタジェンゴム、旭化成工業社製
ジエンNF35 、ML、+4100 ;35 、シス
含量35係。
ジエンNF35 、ML、+4100 ;35 、シス
含量35係。
*3 高化式フローテスターによシ30ゆの荷重をかけ
て200℃で直径1fi、長さ2蝙のノズルより1秒間
に流出する樹脂量を示す。
て200℃で直径1fi、長さ2蝙のノズルより1秒間
に流出する樹脂量を示す。
*4 ASTM D256に準じて23℃で測定。
* 5 ASTM D785 、Rスケール。
* 6 ASTM D523 、入射角45度。
*7 次の基準で目視評価
08表面が平滑で光沢ムラがない
△;やや肌荒れた表面状態
×;肌荒れだ表面状態
××;激しく肌荒れた表面状態 。
(15)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ポリプタンゾエン部分のシス−1,4結合金量が80モ
ル係以上でおるブタジェン系重合体(A)3〜20重量
%及びスチレン系単量体(B) 97〜80重量%から
なる混合溶液を塊状重合法、溶液重合法又はこれら重合
法の組合せによ多重合させるにあたり、該重合系に下式
; %式% (式中、Rは炭素数1〜6のアルキル基を表わす。)で
示されるアルキルパーオキシラウレートを前記混合溶液
100重量部に対して0.05〜2.0重量部の量比で
重合のはじめから存在させることを特徴とするスチレン
系樹脂の製造方法。 −
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21604983A JPS60108411A (ja) | 1983-11-18 | 1983-11-18 | スチレン系樹脂の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21604983A JPS60108411A (ja) | 1983-11-18 | 1983-11-18 | スチレン系樹脂の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60108411A true JPS60108411A (ja) | 1985-06-13 |
Family
ID=16682476
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21604983A Pending JPS60108411A (ja) | 1983-11-18 | 1983-11-18 | スチレン系樹脂の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60108411A (ja) |
-
1983
- 1983-11-18 JP JP21604983A patent/JPS60108411A/ja active Pending
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