JPS60108031A - 血圧測定装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明は血圧測定装置の改良に関するものである。

〈従来技術〉 血圧測定装置は上腕部を腕帯（カフ）で圧迫し、コロト
コフ音の発生と消滅により最高血圧値と最低血圧値を測
定する装置であるが、圧力センサーを設けて腕帯内圧力
を電気信号に変換する様にしたものはその圧力センサー
設置分だけ高価となってしまう。

そこで、従来よシ圧力センサーを装備しない安価な血圧
測定装置即ちメータ式血圧測定装置が開発されてきた。

これは、送気球により腕帯内に空気を送り込み、最高血
圧より高い圧力゛まで腕帯内圧力を上昇させ、血管中の
血液の流れを一時的に停止させ、その後後々に減圧を行
って、コロトコフ音の発生をマイクロホンで検出し、最
初に該コロトコフ音発生報知手段であるＬ’ＥＤ（発光
ダイオード）若しくはブザーが発光若しくは鳴動した時
の圧力メーターの指示圧力値を最高血圧とし、最後に該
コロトコフ音発生報知手段が前述の如く作動した時の圧
力メーターの指示圧力値を最低血圧とするものであった
。

ところで、かようなメータ式血圧測定装置においては、
コロトコフ音の識別がマイクロホンで検出した信号をフ
ィルター回路を通してそのレベルの高低をしきい値によ
り重刷することによシ行なわれているが、コロトコフ音
に限らず他の雑音等が該マイクロホンに入力すると、そ
れをコロトコフ音と認識してしまい、実際にはコロトコ
フ音が発生していないにも拘らずコロトコフ音検知手段
であるＬＥＤの発光、ブザーの鳴動が発生するという事
態となる。

これは’％に加圧の際にめだって起きることで、゛送気
球から腕帯へ空気が流入すること及びそれに伴って前記
腕帯が該腕帯の巻回された腕に接触することにより信号
か発生し該信号がマイクロポンを通ってし１い、しかも
それはコロトコフ音を弁別するだめのフィルターによっ
ても除去できずに、ＬＥＤやブザーを断続的が駆動され
てしまう結果となって、血圧測定者に不信感を与えてし
まっていた。

上記の事態を回避するには加圧を終えてはじめて血圧測
定装置に電源を投入するようにすれば良いか、それでは
血圧測定が極めて不便なものになってしまう。

〈発明の目的〉 そこで本発明においては、血圧測定装置に、送気球Ｇで
よる加圧発生信号により加圧状態であることを検知する
手段を設定して、加圧状態ではコロトコフ音その他の雑
音によりコロトコフ音発生報知手段が作動しないように
制御することを目的とする。

〈実施例〉 以下、図面により本発明の詳細な説明する。

第１図に本発明の実施例に係る血圧測定装置のブロック
図を載せた。

同図において、１は血管から発生する音（コロトコフ音
も含む）や振動を検出するセンサー即ちマイクロホンで
ある。このマイクロホン１によって前記音や振動は電圧
に変換される。

その検出された電圧信号は、該マイクロホン１に接続さ
れたバンドパスフィルター２に入力される。該バンドパ
スフィルター２はコロトコフ音の構成周波数（１５〜４
０Ｈｚ）のみ追加させる周波数特性を有する。又、前記
バンドパスフィルター２を通過した波形はコンパレータ
３に伝播され、該コンパレータ３は所定の設定値（基準
電圧）■１以上のレベルがあるか否かにより、コロトコ
フ音と雑音とを弁別する。なお、このコンパレータ３は
入力が前記設定値７３以上のレベルであると出力が高レ
ベルとなる。

又、ｆｉｔｔ＝ａマイクロホン１にはローパスフィルタ
４も電気的に接続されである。このローパスフィルタ４
は前記マイクロホン１によシ検出された借りから送気球
の操作の際発生する低い周波数（５Ｈｚ以下）を通過さ
せるためのものである。

さらに、同図におけるトランジスタＱ、及びＱ２１抵抗
Ｒ８及びＲ２並びにコンデンサＣ３はチャージ・ポンプ
回路を形成している。該チャージ・ポンプ回路の動作は
後述する。

次いで、図中、５はコンパレータで前記チャージ・ポン
プ回路の出力電圧を所定の設定値（基準電圧）Ｖ２と比
較して、該チャージ・ポンプ回路の出力電圧よりも該設
定値ｖ２の方が大きい場合に出力を高レベルとする。又
、６は前述した２つのコンパレータ３，５の出力端と接
続され剋ＮＤ回路であり、該ＡＮＤ回路６の高レベル出
力により駆動回路７はコロトコフ音発生報知手段である
ＬＥＤ８及びブザー９を動作させる。

引き続き、本実施例の血圧測定装置の具体的動作を第２
図にて説明する。

同図における各波形ａ　Ｊ　ｂ　ｐ　ｅ　ｓ　ｄ　ｐ　
ｅ　ｊｆは前記第１図の相当記号箇所の出力電圧波形を
示す。

ａは前記マイクロホン１によシ検出された信号波形で、
加圧時には送気球の動作に対応した正弦波状の信号に加
圧の際のノイズやコロトコフ音が重畳されている。

ｂは前記検出信号ａを前記ローパスフィルター４に通過
させたもので、ノイズやコロトコフ音成分が除去されて
いる。

この信号すは前記トランジスタ（ｈ−Ｑ２のベースに入
力される。ところで、該信号すか正レベルにある場合は
該トランジスタＱ、はＯＮに、該トランジスタＱ２はＯ
ＦＦになり、前記コンデンサＣＬは前記抵抗Ｒ１を通じ
てチャージ（充電）される。それとは逆に該信号すが負
レベルにある場合は該トランジスタＱ、はＯＦＦに、該
トランジスタＱ２はＯＮになシ、充電されたコンデンサ
Ｃ□は前記抵抗Ｒ３を通してＧＮＤにディスチャ−ジ（
放電）される。

そして、 Ｒ，（Ｒ２ として、チャージがディスチャージに比較して急速に行
なわれる様にして、前記コンデンサＣ１の両端の電圧を
電源電圧Ｖまで上昇させる。これは信号波形Ｃで示され
る通りである。即ち、送気球を操作している間は前記コ
ンデンサＣＩの電位は上昇し、前記コンパレータ５の非
反転入力に加えられた設定電圧ｖ２より高いレベルにな
る。なお、前記コンデンサＣ１の電位は前記コンパレー
タ５の反転入力に加えられているため、該コンパレータ
５の出力は、信ち波形ｆで示す通り、低レベルとなる。

この間（前記コンパレータ５の出力が低レベルの間）、
前記フィルタ２を通過した信号のレベルが設定値Ｖ、を
越えて（信号ｄ）、前記コンパレータ３の出力が高レベ
ルになっても（信号ｅ）、前記ＡＮＤ回路６の出力は低
レベルのままである（信号波形ｇのＸ時間間隔部分）。

従って、送気球を操作している加圧時に哄、コロトコフ
音や雑音が検出されても前記ＬＥＤ８及びブザー９は動
作しない。

そうして、加圧か所定の圧力まで達すると、送気球の操
作を止めて加圧を中止する。すると、前記コンデンサＣ
８の電位は徐々に低下して設定電圧ｖ２以下になる（信
号波形ＣのＴ点）。こうして、前記コンパレータ５の出
力は高レベルとなり（信号波形ｆで示される）、コロト
コフ音は弁別されて、前記コンパレータ３の出力が高レ
ベルとなった際に、前記ＡＮＤ回路６の出力も高レベル
となり（信号波形ｇで示される）、前記ＬＥＤ　８及び
ブザー９が動作し、測定者はコロトコフ音の発生を知る
。

く効果〉 以上の様に本発明の血圧測定装置によれば、マイクロホ
ンを介して送気球による送気を検出し加圧状態にあるこ
とを認識すれば、コロトコフ音そ確な血圧測定が実行で
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の血圧測定装置のブロック図、第２図は
その信号波形図である。 １・・・マイクロホン、　２・・・バンドパスフィルタ
ー、３・・・コンパレータ、４・・・ローパスフィルタ
、５・・・コンパレータ、６　・Ａ　Ｎ　Ｄ　回路、７
・・・駆動回路、　８・ＬＥＤ、９・・・ブザー。 代理人　弁理士　福　士　愛　彦（他２名）第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、送気球による加圧発生信号により加圧状態であるこ
   とを検知する手段を具備し、加圧状態におけるコロトコ
   フ音その他の雑音の検出報知を禁止するようにしたこと
   を特徴とする血圧測定装置。