JPS60106524A - 無機質球状体の製造方法 - Google Patents
無機質球状体の製造方法Info
- Publication number
- JPS60106524A JPS60106524A JP21335483A JP21335483A JPS60106524A JP S60106524 A JPS60106524 A JP S60106524A JP 21335483 A JP21335483 A JP 21335483A JP 21335483 A JP21335483 A JP 21335483A JP S60106524 A JPS60106524 A JP S60106524A
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- JP
- Japan
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- gas
- wall surface
- inorg
- melting furnace
- inside wall
- Prior art date
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- Pending
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- Glanulating (AREA)
- Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)
- Silicon Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
機質粉末原料及び/又は無機質球状体の浮遊粉体が溶融
炉の内壁面に溶着し、堆積する事を防止する無機質球状
体の製造方法に関する。
炉の内壁面に溶着し、堆積する事を防止する無機質球状
体の製造方法に関する。
従来球状体の製造方法としては、iylえば炉内の高温
炎中に無機質粉末原料を通過させて球状体を得る方法が
知られている(%開昭5’8ー145613号)。しか
しながら従来の製造方法では供給された原料や生成した
球状体の一部が上昇気流とそのもの自体の重量とのバラ
ンスによって炉内を溶融又は半溶融の状態で内壁面付近
を浮遊して、内壁面に溶着又は付着し、それがどんどん
堆積してガスの流れを乱したり、閉塞現象を起したシす
るために連続操業ができないこと、又この堆積物の剥離
によって溶融炉内壁の内張材の消耗が激しく、またその
剥離したも■が不純物として球状体の製品中に混入した
りするため、その不純物を除去し製品を回収するいわゆ
る回収率(=回収製品重量/供給無機質粉末原料重量)
が悪いこと等の欠点があった。
炎中に無機質粉末原料を通過させて球状体を得る方法が
知られている(%開昭5’8ー145613号)。しか
しながら従来の製造方法では供給された原料や生成した
球状体の一部が上昇気流とそのもの自体の重量とのバラ
ンスによって炉内を溶融又は半溶融の状態で内壁面付近
を浮遊して、内壁面に溶着又は付着し、それがどんどん
堆積してガスの流れを乱したり、閉塞現象を起したシす
るために連続操業ができないこと、又この堆積物の剥離
によって溶融炉内壁の内張材の消耗が激しく、またその
剥離したも■が不純物として球状体の製品中に混入した
りするため、その不純物を除去し製品を回収するいわゆ
る回収率(=回収製品重量/供給無機質粉末原料重量)
が悪いこと等の欠点があった。
また連続操業が可能なように浮遊粉体が堆積しやすい場
所に冷却板(内部は冷却溶媒使用)を直接内張材として
使用したり、外部から冷却装置で内張材を冷却したりす
ると、内壁面が低温のため生成した球状体が溶着しにく
く良好であり、又かシに溶着しても内壁面との結合が弱
く、ある程度堆積すると自重で落下するか又はガス流に
よって剥離するため連続操業は可能となるが、冷却装置
が必要であること、熱ロスがあること、さらに堆積物が
球状体でなく不良品として製品中に混入するた、怜回収
率が悪いこと等の欠点があった。
所に冷却板(内部は冷却溶媒使用)を直接内張材として
使用したり、外部から冷却装置で内張材を冷却したりす
ると、内壁面が低温のため生成した球状体が溶着しにく
く良好であり、又かシに溶着しても内壁面との結合が弱
く、ある程度堆積すると自重で落下するか又はガス流に
よって剥離するため連続操業は可能となるが、冷却装置
が必要であること、熱ロスがあること、さらに堆積物が
球状体でなく不良品として製品中に混入するた、怜回収
率が悪いこと等の欠点があった。
本発明誓らは堆積物藤作らない製造方法を゛見いだすこ
とを目的として種々検討した結果本発明を完成するに到
った。
とを目的として種々検討した結果本発明を完成するに到
った。
即ち、本発明は無機質粉末原料及び燃料ガスを溶融炉に
供給し、無機質球状体を製造するにあたり、溶融炉の内
壁面に沿って遮断用ガスを供給−することを特徴とする
無機質球状体の製造方法である。
供給し、無機質球状体を製造するにあたり、溶融炉の内
壁面に沿って遮断用ガスを供給−することを特徴とする
無機質球状体の製造方法である。
以下本発明ケさらに詳しく説明する。
本発明で使用する一磯質粉末原料(以下原料という)は
2800℃以下の融点を持つ無機物質であれば1吏用で
きる。例えばシリコン1アルミニウム、ジルコニウム、
チタニウム及びそれらの酸化物等が通常使用される。
2800℃以下の融点を持つ無機物質であれば1吏用で
きる。例えばシリコン1アルミニウム、ジルコニウム、
チタニウム及びそれらの酸化物等が通常使用される。
使用できる原料の粒度は燃料ガスの供給量により異なる
が、完全に浴融できる程度が必要で通常最大粒径が50
0μ以下であり、特に300μ以下で平均粒径が1〜1
0μが好ましい。粒度が500μよシ大きいと完全に溶
融せずかつ球状にもなりにくい。
が、完全に浴融できる程度が必要で通常最大粒径が50
0μ以下であり、特に300μ以下で平均粒径が1〜1
0μが好ましい。粒度が500μよシ大きいと完全に溶
融せずかつ球状にもなりにくい。
−溶融炉−への原料供給量は原料の種類及び粒度、ガス
流量、炉体等装置の大きさによって異なるが、1〜10
0 Kg/Hr好ましくは5〜30 Kg/Hr程度で
ある。供絽蓋が少ないと生理性が劣り、多いと火炎中に
均一に分散せず充分溶融しない。又原料の供給は自然流
下又は加圧供給のいずれの方法で行ってもよいが、自然
流下が好ましい。
流量、炉体等装置の大きさによって異なるが、1〜10
0 Kg/Hr好ましくは5〜30 Kg/Hr程度で
ある。供絽蓋が少ないと生理性が劣り、多いと火炎中に
均一に分散せず充分溶融しない。又原料の供給は自然流
下又は加圧供給のいずれの方法で行ってもよいが、自然
流下が好ましい。
燃料カスとしては原料を溶融し、無機質球状体(以下球
状体という)を生成するガスで、可燃性°ガスと酸素金
石ガスからなるものが通常使用される。
状体という)を生成するガスで、可燃性°ガスと酸素金
石ガスからなるものが通常使用される。
可燃性ガスとしては、水素、−酸化炭素、メタン、エタ
ン、プロパン、アセチレン、エチレン、プロピレン等の
気体燃料が挙げられるが、必ずしもこれに限られるもの
ではなく、他の炭花水素系のガスも用いられる。又、灯
油及び重油などの数体燃料も使用することが可能である
。
ン、プロパン、アセチレン、エチレン、プロピレン等の
気体燃料が挙げられるが、必ずしもこれに限られるもの
ではなく、他の炭花水素系のガスも用いられる。又、灯
油及び重油などの数体燃料も使用することが可能である
。
酸素含有ガスとしては酸素ガスの他、空気等酸素ガスを
含肩しているカスが挙げられる。
含肩しているカスが挙げられる。
燃料ガスは、バーナーより噴射して供給する。供給方法
は駆足されるものではないが、通常上部又は斜め上より
供給する。又その供給量は発生する高温炎の中に原料を
充分に分散させ、一定時間滞留させることによって溶融
し球状体とするに充分な量であればよい。
は駆足されるものではないが、通常上部又は斜め上より
供給する。又その供給量は発生する高温炎の中に原料を
充分に分散させ、一定時間滞留させることによって溶融
し球状体とするに充分な量であればよい。
例えば酸素含有ガスは1.5nx/see以上、可燃性
ガスは酸素含有ガスの流速の1〜20倍とすることが好
ましい。。
ガスは酸素含有ガスの流速の1〜20倍とすることが好
ましい。。
原料の溶融温度は燃料ガスの供給量で調節でき、280
0℃程度まですることができるが、炉材の消耗などを考
慮して使用原料に応じて溶融温度を決定する。通常10
00〜2000℃が用いられる。
0℃程度まですることができるが、炉材の消耗などを考
慮して使用原料に応じて溶融温度を決定する。通常10
00〜2000℃が用いられる。
遮断用ガスは、溶融又は半溶融の状態で内壁面付近を浮
遊している原料及び/又は球状体からなる浮遊粉体と内
壁面とを遮断するためのガスで、これによって浮遊粉体
が内壁面に浴着したシ、堆積したりする事を防止できる
ものである。
遊している原料及び/又は球状体からなる浮遊粉体と内
壁面とを遮断するためのガスで、これによって浮遊粉体
が内壁面に浴着したシ、堆積したりする事を防止できる
ものである。
遮断用ガスとしては炉内温度を下けない低比熱、高黒度
、高熱伝導率のガス、例えば空気や不活性ガス等が使用
できる。
、高熱伝導率のガス、例えば空気や不活性ガス等が使用
できる。
遮断用ガスの供給量は浮遊粉体の内壁面への溶着や堆積
がないように充分遮断できる量が必要で、轡に流−速と
して3nv/sec以上が好ましい。本発明の温度範囲
(2800℃以下)では、対流伝熱よシ輻射伝熱の方が
圧倒的に太きいため、遮断用ガスの供給による内壁面の
温度降下は小さく、原料の溶融状態及び球状体の生成に
はほとんど影響を及ぼさない。
がないように充分遮断できる量が必要で、轡に流−速と
して3nv/sec以上が好ましい。本発明の温度範囲
(2800℃以下)では、対流伝熱よシ輻射伝熱の方が
圧倒的に太きいため、遮断用ガスの供給による内壁面の
温度降下は小さく、原料の溶融状態及び球状体の生成に
はほとんど影響を及ぼさない。
遮断用ガスの供給は浮遊粉体が溶着しやすい内壁面に必
要で、特に原料の融点に相当する温度になっている内壁
面付近は必要である。
要で、特に原料の融点に相当する温度になっている内壁
面付近は必要である。
又遮断用ガスの供給方法は上方又は斜めから内壁面に沿
って供給すること等が考えられるが、必要最低限の倉で
最大の効果を得るためには、斜め方向からの供給が好ま
しい。即ち、斜め方向から内壁面に沿って接線方向に遮
断用ガスを供給することによって、内壁面にはいわゆる
渦巻き状の下降気流のカーテンができ、内壁面付近の浮
遊粉体を吹き飛ばし、内壁面への浴着及びそれに絖く浴
着物の堆積を防ぐことができる。
って供給すること等が考えられるが、必要最低限の倉で
最大の効果を得るためには、斜め方向からの供給が好ま
しい。即ち、斜め方向から内壁面に沿って接線方向に遮
断用ガスを供給することによって、内壁面にはいわゆる
渦巻き状の下降気流のカーテンができ、内壁面付近の浮
遊粉体を吹き飛ばし、内壁面への浴着及びそれに絖く浴
着物の堆積を防ぐことができる。
以上のように本発明の方法によって浮遊粉体の内壁面へ
の溶着や堆積が防止でき、連続操業が可能となり、内壁
の消耗を減少させ、回収率を増大させる効果が得られた
。
の溶着や堆積が防止でき、連続操業が可能となり、内壁
の消耗を減少させ、回収率を増大させる効果が得られた
。
実施例
竪型炉において、水素−酸素を上方よシ供給し、平均粒
径が25〜50μの珪石粉末を酸水素炎中に初速1fi
1’ OrV′secとなるように供給し球状体を製
造する。溶融炉の温度を測定し、珪石の融点(1420
〜1723℃)に相当する温度の内壁面付近に、3.5
cJの楕円形の遮断用ガス供給孔を上下3ケ所、円周方
向4ケ所、計12ケ所取シ付け、内壁面に沿って接線方
向斜下向に各々供給速度10m/s e cで空気を供
給した。
径が25〜50μの珪石粉末を酸水素炎中に初速1fi
1’ OrV′secとなるように供給し球状体を製
造する。溶融炉の温度を測定し、珪石の融点(1420
〜1723℃)に相当する温度の内壁面付近に、3.5
cJの楕円形の遮断用ガス供給孔を上下3ケ所、円周方
向4ケ所、計12ケ所取シ付け、内壁面に沿って接線方
向斜下向に各々供給速度10m/s e cで空気を供
給した。
その結果浮遊粉体の内壁面への溶着が防止でき、空気を
供給しない従来方法と本発明による方法を回収率で比較
すると、前者は40〜50チであるのに対し、本発明方
法はほぼ100%であシ、遮断用ガスの効果が明らかで
あった。
供給しない従来方法と本発明による方法を回収率で比較
すると、前者は40〜50チであるのに対し、本発明方
法はほぼ100%であシ、遮断用ガスの効果が明らかで
あった。
特許出願人 電気化学工業株式会社
Claims (1)
- 無機質粉末原料及び燃料ガスを溶融炉に供給し、無機質
球状体を製造するにあたり、溶融炉の内壁面に沿って遮
断用ガスを供絽することを特徴とする無機質球状体の製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21335483A JPS60106524A (ja) | 1983-11-15 | 1983-11-15 | 無機質球状体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21335483A JPS60106524A (ja) | 1983-11-15 | 1983-11-15 | 無機質球状体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60106524A true JPS60106524A (ja) | 1985-06-12 |
Family
ID=16637774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21335483A Pending JPS60106524A (ja) | 1983-11-15 | 1983-11-15 | 無機質球状体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60106524A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63252909A (ja) * | 1987-04-09 | 1988-10-20 | Tokuyama Soda Co Ltd | 球状複合金属酸化物の製造方法 |
US5743930A (en) * | 1996-09-18 | 1998-04-28 | Nippon Sanso Corporation | Apparatus for producing inorganic spherical particles |
-
1983
- 1983-11-15 JP JP21335483A patent/JPS60106524A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63252909A (ja) * | 1987-04-09 | 1988-10-20 | Tokuyama Soda Co Ltd | 球状複合金属酸化物の製造方法 |
JPH0575686B2 (ja) * | 1987-04-09 | 1993-10-21 | Tokuyama Soda Kk | |
US5743930A (en) * | 1996-09-18 | 1998-04-28 | Nippon Sanso Corporation | Apparatus for producing inorganic spherical particles |
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