JPS61234922A - 球状無機物質粒子の製造法 - Google Patents

球状無機物質粒子の製造法

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JPS61234922A
JPS61234922A JP7377685A JP7377685A JPS61234922A JP S61234922 A JPS61234922 A JP S61234922A JP 7377685 A JP7377685 A JP 7377685A JP 7377685 A JP7377685 A JP 7377685A JP S61234922 A JPS61234922 A JP S61234922A
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Japan
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furnace
inorganic substance
flame
particles
cooled
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JP7377685A
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Akira Kobayashi
晃 小林
Kazuo Nakamura
一生 中村
Kenji Otaguro
大田黒 健次
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Denka Co Ltd
Original Assignee
Denki Kagaku Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は球状無機物貴粒子の製造法、特に原料無機物質
微粉や生成した球状無機物質が横型回転式溶融炉の内壁
面に付着したり、堆積したりするのン防止した効率のよ
い球状無接物質粒子の製造法に関する。
〔従来技術と問題点〕
従来から球状無機物置粒子の製造法についてはいみいみ
提案されている。
例えは竪型溶融炉の火炎中にシリカ微粉7適過させて球
状シリカ粒子ケ得る方法がある。しかし、これは供給さ
れた原料や生成した球状体の一部が上昇気流とそのもの
自体の重量とのバランスにより、溶融又は半溶融の状態
で炉内壁面付近を浮遊して内壁面に溶着又は付着し、こ
れらが次第に堆積してガスの流れン乱したり、閉塞現象
を起したりするために連続操業ができないこと、又この
堆積物を剥離すると溶融炉内壁の内張材の破損など消耗
が激しく、さらKその剥離したものが不純物として球状
体の製品中に混入したりするため、その不純物を除去し
、製品を回収するいわゆる製品の口状率(回収製品l量
/供給無機負粉末原料1景)が悪いという欠点があった
。(%開昭58−145613号公報) 又、固定の横型炉ン用いた例として特開昭57−958
77号公報があるが、竪型炉同様微粉の球状シリカは炉
壁に付着成長し、操業を不安定とする上、品備不安定で
、かつ製品の収率が似いという欠点があった。
〔問題点を解決するだめの手段〕
本発明は、無機物質微粉と燃料がスとを横型回転式溶融
炉入口に設けたバーナーより供給し、無機物質微粉を火
炎中で熱処理して得られた無機物質粒子を転動冷却させ
ながら取り出丁ことt%徴とする球状無機物置粒子の製
造法である。
以下さらに本発明の詳細な説明する◎ 1ず本発明に用いられる溶融炉は通常使用されている回
転炉覧・わゆるロータリーキルン型式の円形の炉であり
、炉の一端に原料と可燃ガスとン供給するバーナーが設
けられ、火炎の先端から炉の他端筐でか冷却部となり、
得られた精品は排気フう)とは温度2800℃以下の融
点ン持つ無機物置である。その具体例としてはシリコン
、アルミニウム、ジルコニウム、チタニウム、及びそわ
らの酸化物、又これらの化合物があげられる。
使用できる原料の粒度は燃料がスの供給量により異なる
が、完全に溶融できる程度が必要で、通常最大粒径が5
00μ、以下であり、特に600μ−以下で平均粒径が
1〜60μが好ましい。粒度が500μンこえると完全
に溶融せず、かつ球状にもなりにくいので好ましくない
この原料粉末′%:識素又は空気等の支燃がスに吸引さ
せてバーナーへ供給する。バーナーは十分高温の長炎が
得られる構造のものが好ましい。例えはプロパン、′r
IR素ン内部混合させて燃焼することによって高温で安
定な長炎が得られる。又水素−酸素炎も使用可能である
。原料の供給量は原料の種類及び粒度、ガス流量、冷却
器、精品捕集系の大きさによって異なるが、1〜100
#/Hr好筐しくは5〜30#/Hr 程度である。供
給量が少ないと生産性が劣り、多いと火炎中に均一に分
散せず充分溶融しない。
物 燃料ガスとしては原料を溶融し、無気薄球状体(以下球
状体という)を生成するがスで可燃性ガスと酸素含有ガ
スからなるものが通常使用される。
可燃性がスの具体例としては、水素、−酸化炭素、メタ
ン、エタン、プロパン、アセチレン、エチレン、ゾロビ
ンン等の気体燃料があげられるが、必ずしもこれに限ら
れるものではなく、他の炭化水素系のガスであってもよ
い。
又灯油及び重油などの液体燃料も使用することが可能で
あり、さらにこれらン併用しても差支えはない。
酸素含有ガスとは酸素がスの他、空気等酸素がスを含有
するがスがあげられる。
燃料ガスは、バーナーより噴射して供給する。
、供給方法は例えはエゼクタ−フィーダーにより、高圧
の空・気又は酸素χ用いて粉体ン吸引し、バーナー中へ
供給する方法が有効である。又その供給量は発生する高
温炎の中に原料を充分に分散させ、一定時間滞留させる
ことによって溶融し球状体とするに充分な蛍であれはよ
い。
原料粒子の滞留時間は可燃がスの爺、噴出速度により火
炎の長さ及び高温火炎中での噴出粒子の速度ン調節する
ことができ、長い程よいが、実際的には0.005〜0
.18eCが好ましい。
原料の溶融温度は燃料ガスの供給量で調節でき、温度2
800°C程度まですることができるが、炉材の消耗な
どン考慮して使用原料に応じて溶融温度ン決定されるが
、通常温度1000〜2300’0が好ましい。
横型回転式溶融炉の入口に設けたバーナーから火炎とと
もに噴出された原料は回転式浴融炉内で大部分は落下し
、回転とともに転動しながら、冷却部で冷却されて排気
フードに捕集され回収される。一部、微粉は燃焼排ガス
とともに輸送され、サイクロンやバックフィルターで回
収される。本発明に用いる回転式溶融炉は金属の円筒の
ものからなるが、放熱ンよくするため外側に放熱フイン
ン設置することが好1しく、その冷却は空冷又は水冷い
ずれでもよい。
又火炎温度が冒り、回転体内壁温度が高くなる場合はカ
ーボランダム、溶融シリカ、アルミナなどの耐火材料で
内張り丁t1はよい。
従来の昏定式炉体の場合は溶融された球状体及び蒸発生
成された微粉が炉壁に付着生成してゆくが、本発明に用
いる回転式溶融炉では炉壁に付着した粉体は落下転動し
ている粉体により直ちにかきおとされ、かつ炉壁に接つ
しつつ転動されるため、効率よく冷却され、精品を円滑
に回収するこ−とが可能である。
なお回転式溶融炉内のがス流速は特に制限はないが、溶
融炉内の冷却部での粉体の収率をあげるためKは、極力
遅い方が好ましく、具体的には0.05〜1.Q rt
h / seaである。又溶融炉の回転速度は原料その
他条件にもよるが1〜2 Or、p、m好ましくは2〜
10 r、p、mである。
以上のように本発明の方法によって炉内壁面への付着や
堆積を防止し、かつ効果的に製品を冷却し回収でき、安
定連続操業が可能となり、良品鵞の球状無機物質1f!
:製造することが可能である。
実施例 直径2m、長さ8rnのEIUa製回転大回転式溶融炉
に設置したプロパン−酸素バーナーに酸素ゴス吸引フィ
ーダーにより、100メツシユ下の砕石微粉末’t 5
0 kg / Hrの速度で供給した。なおバーナーに
はプロパン2014m3/Hr%酸素ガス1100N”
/Hrの割合で供給し、温度約2100℃の火炎温度と
した。プロパンガス、酸素ガスは混合して噴射している
が、その噴射速度は66m7’aeaであり、このとき
1800°C以上の高温火炎部は約80cWLあった。
回転式溶融炉は4 r、p、mで回転させた。
なお、火炎より先の回転式溶融炉内の雰囲気温度は10
00〜1200℃であった。又、回転式溶融炉の鉄皮温
度は200〜400°0であった。
原料珪石微粉tバーナーより火炎中に15 yrc /
secの速度で供給した。高温火炎中の砂石微粉内定滞
留時間は0.005〜Q、Q 2secであった。珪石
微粉は回転式溶融炉内Z転動しつつ、その出口に移動し
てゆき、排がスフードに排出された。その滞留時間は5
0〜70分であった。精品はフード下部のダンパーを開
放して抜き出したが、その温度は約90℃であった。
一部微粉はフード上部の排ガスとともに、フード上部の
輸送管を通って、バッグフィルターまで輸送され捕集さ
れた。
10時間操業し、原料500Icg供給したのに対し、
フードより350#、バッグフィルターより130kl
?の球状のシリカ製品を得た。
回転式溶融炉の内fllKはほとんど付着粉体はなく、
精品の回収率は96憾と良好であった。一部は煙道その
他への付着であると思われる。フード及びバッグフィル
ターより回収された精品はX線回折の結果、いずれも結
晶のピークは認められずいずれも溶融率は100憾であ
った。
得られた球状シリカ粒子は溶融合着がなく、炉壁溶融成
長のないきれいな球状のものであった。
その物件を表に示す。
〔発明の効果〕
本発明の球状セラミック粒子の製造方法は粒子合着のな
い、きれいな球状のセラミック粒子χ容易に効率的に製
造することができ、セラミック原料や封止用樹脂のフィ
ラーとして使用できる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)無機物質微粉と燃料ガスとを横型回転式溶融炉入
    口に設けたバーナーより供給し、無機物質微粉を火炎中
    で熱処理して得られた無機物質粒子を転動冷却させなが
    ら取り出すことを特徴とする球状無機物質粒子の製造法
JP7377685A 1985-04-08 1985-04-08 球状無機物質粒子の製造法 Granted JPS61234922A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7377685A JPS61234922A (ja) 1985-04-08 1985-04-08 球状無機物質粒子の製造法

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JP7377685A JPS61234922A (ja) 1985-04-08 1985-04-08 球状無機物質粒子の製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61234922A true JPS61234922A (ja) 1986-10-20
JPH0587292B2 JPH0587292B2 (ja) 1993-12-16

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ID=13527940

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7377685A Granted JPS61234922A (ja) 1985-04-08 1985-04-08 球状無機物質粒子の製造法

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JP (1) JPS61234922A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012206077A (ja) * 2011-03-30 2012-10-25 Taiyo Nippon Sanso Corp 無機質球状化粒子の製造方法、無機質球状化粒子製造用バーナ及び無機質球状化粒子製造装置
WO2022210139A1 (ja) 2021-03-31 2022-10-06 デンカ株式会社 無機酸化物粉末

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012206077A (ja) * 2011-03-30 2012-10-25 Taiyo Nippon Sanso Corp 無機質球状化粒子の製造方法、無機質球状化粒子製造用バーナ及び無機質球状化粒子製造装置
WO2022210139A1 (ja) 2021-03-31 2022-10-06 デンカ株式会社 無機酸化物粉末

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JPH0587292B2 (ja) 1993-12-16

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