JPS60104808A

JPS60104808A - フアスナ−の取付方法

Info

Publication number: JPS60104808A
Application number: JP21308283A
Authority: JP
Inventors: 信正中曽
Original assignee: Molten Corp
Current assignee: Molten Corp
Priority date: 1983-11-11
Filing date: 1983-11-11
Publication date: 1985-06-10

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、基板に他の基板或いは各種部品を固定するフ
ァスナーに関する。

従来技術第１図は、従来例に係るファスナー（１）の使用状態を
示し、２枚の基板（２χ３）を重ねて固定した例である
。この種ファスナー（１）は、通常柱状部（４）、内部
（５）、係合部（６）及び柱状部（４）長手方向に形成
された切欠部（７）を備えてなり、この切欠部（７）に
より柱状部（４）は内側方向へ可撓性を付与されている
。このファスナー（１）の少なくとも柱状部（４）は、
可撓性に富むプラスチックにて形成され、かつその形状
は、円柱状或いは角柱状に構成される。このような構造
をもつファスナー（１）では、図示の如く２枚の基板（
２χ３）に設けた取付孔（８Ｘ９）にその柱状部（４）
が嵌合して、係合部（６）と鍔部（５）との間で２枚の
基板（２Ｘ３）を挟持しｔコ場合、柱状部（４）と取付
孔（８Ｘ９）の形状の相違１寸法誤差等により、基板（
２Ｘ３）との間にガタッキ或いは振動を生じることが多
い。

発明の目的本発明は、ファスナーとその取付部品との間隙に弾性材
を介在させてガタッキ、振動を阻止し、かつファスナー
の固定を強固とすることをその目的とする。

発明の構成本発明に係るファスナーの取付方法は、？ｌｉＪ撓性を
有すべく中央に切欠部を備え、かつ一端側から該切欠部
に連通する孔を有するファスナーの他端側であって上記
切欠部が開放されている端を覆ってゴム等弾性材よりな
る略帽子形状のキャップを弾性的に被せ、この状態で被
取付体の取付孔に嵌め込み、その後上記孔及び切欠部を
介して針を通し、上記キャップを破って該キャップの弾
性収縮により塊状部分を生ぜしめ、該塊状部分を抵抗と
してファスナーの固定を強化するものである。

実施例第２図において、図（イ）はファスナー（１）の取付前
回（ロ）は取付途中９図ｆ１）は取付後１図に））は、
キャップ（ト）を破って、取付を完了した状態をそれぞ
れ示す。ファスナー（１）は、前述の例と同様、柱状部
（４）鍔部（５）、係合部（６）及び切欠部（７）を有
し、少なくとも柱状部（４）は可撓性をもつプラスチッ
クにて形成される。本発明に係るファスナー（１）は、
さらに鍔部（５）を貫通して、切欠部に通じる小孔（２
）が形成されている。柱状部（４）は、切欠部（７）に
より２分されそれぞれ鍔部（５）に固定され、切欠部（
７）下端［株］中）は、開放状態である。（至）は、こ
のファスナー（１）の柱状部（４）及び係合部（６）を
被覆する略帽子形状の弾性キャップで、ゴム或いは合成
樹脂等の弾性材料よりなる。図（イ）に示すようにファ
スナー（１）へキャップ（ト）を被せた状態では、ファ
スナー鍔部（５）と。

キャップ鍔部（６）との間に僅かな間隔ｄが形成される
よう、キャップ（ト）の高さを、柱状部（４）の長さよ
り小さく設定されている。また固定される２枚の基板（
２χ３）に設けられた取付孔（８Ｘ９）の径は、キャッ
プ（イ）の外径より僅か小さくなる如く設計されている
。

ファスナー（１）は、図（ロ）に示すようにキャップα
０）を被せた状態で、取付孔（８Ｘ９）に図中上方から
押し込まれる。かくするとキャップ叫の鍔部（ロ）は、
ファスナー（１）が、取付孔（８χ９）に完全に押し込
まれる以前に基板（２）表面に当接する。したがって、
図ｒ％）に示すようにファスナー（１）の取付けが終了
した状態では、キャップ（ト）は、間隔ｄだけ伸びた状
態に保持される。この状態で、小孔（２）及び切欠部（
７）を介して針（至）を通し、キャップ（ト）の底部（
図中）を突き破る。かくすると、図に）に示すように、
伸ばされた状態にあったキャップ（ト）底部は、弾性収
縮して、塊状部分（ロ）を形成する。この塊状部分α→
はファスナー（１）を、上方に引張ったとき、これを阻
止する抵抗としてはたらく。

発明の効果本発明によれば、ファスナーの取付時弾性キャップは、
僅か伸ばされた状態即ち径方向に短縮された状態で取付
孔に嵌め込まれるから、嵌め込み作業は容易である。ま
た弾性キャップによりファスナーと基板の間隙が密封さ
れるから、両者間のガタッキ或いは振動が吸収される。

さらにファスナー取付後１弾性キャップは破られ、塊状
部分が形成されるから、これが抵抗となってファスナー
はより強固に基板等に固定される。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来例一部断面図、第２図（イ）（口ＩＧ’
に＝）は、本発明取付方法を順に説明するための一部断
面図である。（１）・・・ファスナー　（２χ３）・・・基板（４）
・・・柱状部　（５刈軒・鍔部（６）・・・係合部　（７）・・・切欠部（８χ９）・
・・取付孔　（１０）・・・弾性キャップ（２）・・・
小孔　（至）・・・針　α→・・・塊状部分株式会社　
モルテン一−ｌ民秋史也社＝＝＝＝織代表者

Claims

【特許請求の範囲】

（１）可撓性を有すべく中央に切欠部を備え、かつ一端
側から該切欠部に連通する孔を有するファスナーの他端
側であって上記切欠部が開放されている端を覆ってゴム
等弾性材よりなる略帽子形状のキャップを弾性的に被せ
、この状態で被取付体の取付孔に嵌め込み、その後上記
孔及び切欠部を介して針を通して上記キャップを破り、
該キャップの弾性収縮により塊状部分を生ぜしめ、該塊
状部分を抵抗としてファスナーの固定を強化することを
特徴とするファスナーの取付方法