JPS60102972A - 円筒体の外周面の塗装方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、円筒体の外周面の塗装方法及び装置、更に詳
細ｔζは、円筒体をその長手方向中心軸線の回りに同転
しつつ、この中心軸線に沿って移動させながら、この円
筒体の外周面を塗布ローラで塗布剤全塗布する塗装方法
及び装置に関する。

従来、塗布剤を円筒体、例えば鋼管の外周面に塗布する
方法として、一般には、スプレー法が採用されているが
、このスプレー法は、ミスト飛散によって、塗装効率が
悪かったシ、環境衛生の点で問題を有Ｌ７ている。

本発明は上記の通りの状況を鑑みてなされたものであり
、その目的は、ミスト飛散のない、円筒体の外周面の塗
装方法及び装置を提供することである。

本発明の他の目的は、円筒体の外周面を迅速に且つ均一
に塗装することができる塗装方法及び装置を提供するこ
とである。

本発明に従うと、」二記した］−」的及び他の目的が、
被塗円筒体をその長手方向中心１１ｉ１！Ｉ＋！ｊの回
りに回転しつつ、上記中心軸線に沿って移動せしめるこ
とと、下面の一部が塗布剤に浸っている回転自在な塗布
ローラを上記円筒体の下部に圧接せしめることとを含む
ことを特徴とする円筒体の外周面の塗装方法を提供する
ことによって達成される。

更に、本発明に従うと、上記した目的及び他の目的が被
塗円筒体をその長手方向中心軸線の回りに回転せしめ且
つ上６中１１心軸線に沿って移動せしめるスキユーロー
ラコ／ベヤ；塗布剤を収容する塗布剤種と、該塗布剤種
に収容された塗布剤にその下面の一部が浸シ且つ回転自
在に支持されている塗布ローラとを備えている塗装部；
及び、該塗布ローラを上記被塗円筒体の下部に圧接せし
める圧接装置１１を其備することを特徴とする円筒体の
外周面の塗装装置を提供することによって構成される。

次に部付図面を参照して不発明の円筒体の外周面の塗装
方法及び装置の好適具体例を説明する。

−まず第１図を参照して本発明の詳細な説明する。

円筒体、例えば鋼管１０がスキューローラコンベヤ１２
によって支持されている。スキューローラコンベヤ１２
は４つのスキューローラ１４．１６．１８及び２０を含
む。スキューローラ１４．１６．１８及び２０の回転軸
線は鋼管１０の長手方向中心軸線と所定の角度をなして
配置され、図示しない駆動装ｆｉ１７によって少なくと
もその１つが回転せしめられる。これによって、鋼管ｌ
Ｏはその長手方向中心軸線の回りに回転せしめられると
共に、この軸線に沿って移動せしめられることになる。

鋼管１０の下側にヲ」゛塗装部２２が配置されている。

この塗装部２２は、砧、布剤を収容する塗布剤種２４と
、塗布ローラ２Ｇと、絞りローラ２８と、ならしローラ
３０とをイｒｉｉ、えている。

塗布ローラ２６は、圧接装置（第１図に図示せず）によ
って鋼管ｌＯの下部に圧接せしめられている。塗布ロー
ラ２６は、峰の下面の一部が塗布剤種２４に収容された
塗布剤に浸っている。スキューローラコンベヤ１２によ
って、銅管１０が回転すると、これに接している回転自
在な塗布ローラ２６もこれに応じて回転する。絞りロー
ラ２８は塗布ローラ２６に圧接していて、塗布ローラ２
６の外周面に含まれている塗布剤を押し絞シこれによっ
て、塗布剤の付着ｈ１゛を一定にして、塗布ローラ２６
が鋼管１０の外周面を均一に塗布するようにする。なら
しロー２３０は、塗布ローラ２６によって塗布剤が塗布
されｆｃ鋼管１０の外周面に対接するように、回転可能
に支持されている。

これによって、一層鋼管ｌＯの外周面を均一に塗布する
ようにする。

鋼管ｌＯは、スキューロー、ラコンベヤ１２によって、
その軸線方向にも移動せしめられ、これによって、鋼管
１０は順次塗布剤が塗布されることになる。

尚、鋼管１０を回転し且つ移動するスキューローラコン
ベヤ１２の代りに、他の周知の種々の装置も用いること
ができる。

次に、第２図乃至第４図を参照して、本発明の一具体例
に従う塗装装置の塗装部１２２及び圧接装置１３２を詳
細に説明する。

塗装部１２２は、支持板１２３と、この支持板１２３の
上面に固定された塗布剤器１２４と、塗布ロー２１２６
と、絞りローラ１２８と、ならしローラ（第１図）とを
備えている。

塗布剤器１２４に収容される塗布剤１３４として、所望
の塗布作業に応じて、前処理液、防錆油、塗料、接着剤
などを使用する。

塗布ロー２１２６は、塗布剤器１２４の側壁１３６に軸
受された（ｌＩ＋　１３８を備えており、これによって
、塗布ローラ１２６は塗布剤Ｉｌｌ　１２４に回転可能
に支持されている。塗布ローラ１２６としては、各柚素
材（例えば、ウール、合成繊維人工ウール）のローラ刷
毛、ウレタンフオームなどよりなるスポンジローラ等を
用いることができる。

塗布剤ｆｆ１１１２４には、塗布ロー２１２６の下面の
一部が浸るように塗布剤１３４が収容される。

絞ジロー２１２８は、２つの支持アーム１４ｏ１１４１
に回転可能に支持されており、支持アーム１４０．１４
１の下端部ｔ１支持板１２３に旋回可能に連結されてい
る。支持アーム１４０，１４１の上端部と支持板１２３
との間に、引張力を加えるコイルばね１４２．１４３が
配置されている。

これによって、絞シローラ１２８は塗布ローラ１２６に
圧接して、塗布ローラ１２６に一定量の塗布剤を含ませ
るようにする。絞りローラ１２８の本体部分は、ゴム、
塩ビ、ステンレスなどで構成できる。尚、塗布剤によっ
ては、絞シローラ１２８を設けなくてもよい。

ならしローラは、塗布ローラ１２６によって塗布剤を塗
布した円管体例えば、鋼管１１０の外周面に対接するよ
うに配置される。ならしローラは絞りローラ１２８と同
様な形状を有し、図示しない支持体によって、回転可能
に且つ鋼管１１０の外周面に弾性的に対接するように支
持されている。

ならしローラとしては、各種素材（例えば、ウール、合
成繊維人工ウール）のローラ刷毛、スポンジローラ、ゴ
ムローラなどを使用できる。尚、ならしローラは塗面の
仕上がり状態によっては必ずしも設ける必要はない。

圧接装置１３２は、基板１４４と、基板１４４連結棒１
５２．１５４と、上ｉ己した塗装部１２２の支掲板１２
３の下面に固定されそれぞれの旋回アーム１４８．１５
０の上端部に旋回可能に連結されたラグ１５４．１５６
と、旋回アーム１４８と固定フレーム１４６との間に配
置、された引張力を加えるコイルばね１５８とを備えて
いる。

旋回アーム１４８．１５０は、コイルばね１５８によっ
て常に反時訂方向（第４図）に旋回するように力が加え
られている。旋回アーム１４８．１５０等が構成するリ
ンク伎４１；；とこのコイルばね１５８とによって、塗
装［Ｊローラ１２６は平行に上方向に移動せしめられる
ように、強制されている。

これによって、鋼管１１０の振動に順応でき、且つ均一
な塗布量で塗布することができる。

次に、上記具体例に従う塗装装置の作動を説明する。

まず、鋼管１１０を第１図に示した通シのスキューロー
ラコンベヤ上に配置する。第１図のスキューローラコン
ベヤは２対のスキューロー　ラヲ［えているが、多数対
のスキューローラを備えたスキューローラコンベヤを用
いることもできる。

次いで、スキューローラコンベヤを動作せしめると、銅
管１１０はその長手方向中心軸線の回シに回転しつつ、
上記中心軸線に沿って移動する。

塗布ローラ１２６は鋼管１１０に圧接しているので、ｍ
管ｚｏの回転に応じて回転する。塗布ローラ１２６の回
転によって、塗布ロー２１２６の、塗布剤に浸っていた
下面の一部が、絞シローラ１２８によって絞られた後、
鋼管１１０の下部に圧接することになる。これによって
、塗布ロー２１２６が銅管１１０に塗布剤を塗布する。

更に、。

鋼管１１０に塗布された塗布剤は、ならしローラによっ
て、一層均一にせしめられる。

スキューピッチ、即ち、鋼メ１９が１回転したときに中
心軸線に沿って移動する距離は、塗布ローラの長さの０
．１）〜１倍ＶＣするのが好ましい。これは、０．５倍
以下であると、作業能率が悪くなり、１倍以上であると
、塗布されない部分が生ずることによる。

実施例 前処理剤アコメートＣ（関西ペイント社製品）の１０％
水浴液を塗布剤とし、塗布ローラー１２６にはローラ内
径５８朋、長さ１３１ｎｃｈ　（約３３．０ｃｒｎ）の
短毛ローラー（大塚刷毛社製）、ならしローラーにはロ
ーラ内径３８鮎、長さ９１ｎｃｈ　（約２２．９ｃｒｎ
）の９毛ローラー（大塚刷毛社製）、絞りローラー１２
８には外径２７．２　ｃｌｌ＋）長さ３５ｃｔｎ材質Ｓ
ＵＳ　３０４のローラー、コイルばね１４２及び１６８
には材ＭＳ　Ｗ　ｐ　Ｂのものを使用して、外径５５１
ｎｃｈ　（約１４２．２ｃｌｕ）の鋼管に１０ｑ６アコ
メツトＣ水溶液］　０９　／　ｎ／塗布する設定条件で
且つ塗装条件としては、搬送スピード１．３４　ｒｎ／
　ＭＬ　Ｚ　ｎ　、スキューピッチ３００工／回転、周
速２６ｍ／ｑｎｉｎの条件下で塗装を行なった。

その結呆としては、塗り重ね部分の塗布量も他の部分と
ほぼ同じ１２り／η？程度で鋼管全体の外周面を均一に
塗装することが出来た。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の塗装方法及び装置の概要を示す斜視
図。 第２図は、本発明の一具体例に従う塗装装置の平面図。 第３図は、第２図の塗装装置ａの側面図。 第４図は、第２図の塗装装置の一部を切欠いた正面図。 １０、ｌｌＯ・・・−Ｈ筒体 １２・・・・・・スキューローラコンベヤ１４．１６．
１８．２０・・・・・・スキューローラ２２．１２２・
・・・・・塗装部 ２４．１２４・・・・・・塗布剤皿 ２６．１２６・山・・塗布ローラ ２８．１２８・・・川絞りローラ ３０・・・・・・ならしローラ ３２．１３２・・・用圧接装置 １４８．１５０・・・・・・旋回アーム１５８・・・・
・・コイルばね 特ｒ［出願人　川崎製鉄株式会社 同　関西ペイント株式会社 第１図 １０ 第２図 ２２ 茅３図 第４図 ■

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、被塗円筒体をその長手方向中心軸線の回りに回転し
   つつ、上記中心軸線に沿って移動せしめることと、 下面の一部が塗布剤に浸っている回転自在な塗布ローラ
   を上記円筒体の下部に圧接せしめることとを含むことを
   特徴とする円筒体の外周面の塗装方法。 ２　上記円筒体が１回転したときに上記中心軸線に沿っ
   て移動する距離が、該塗布ローラの長さの０．５〜１倍
   である特許請求の範囲第１項記載の塗装方法。 ３、被塗円筒体をその長手方向中心軸線の回りｒＣ回転
   せしめ且つ上記中心軸線に沿って移動せしにその下面の
   一部が浸り且つ回転自在に支持されている塗布ローラと
   を備えている塗装部；及び該塗布ローラを上記被塗円筒
   体の下部に圧接せしめる圧接装置を具備することを特徴
   とする円筒体の外周面の塗装装置。 ４、該塗装部が、該塗布ローラに圧接せしめられ且つ回
   転自在に支持されている絞りローラを備えている特許請
   求の範囲第３項記載の塗装装置。 ５、該塗装部が、該塗布ローラによって塗布剤が塗布さ
   れた上記円筒体の外周面に対接する回転自在なならしロ
   ーラを備えている特許請求の範囲第３項又は第４項記載
   の塗装装置。 ６、該圧接装置が、該塗布ローラを平行に移動せしめる
   リンク機構と、該塗布ローラを上記円筒体の方に強制す
   るばねとを備えている特許請求の範囲第３項乃至第５項
   のいずれかに記載０塗装装置。