JPS60102827A - 電動機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は積層コアを有した固定子とその固定子の中心部
に設けた回転子とを具備した電動機に関し、特に比熱の
大きな冷却ｇを用いて固定子を直冷するようにした電動
機に関する。

従来技術 一般に電磁網板から打抜き形成された固定子コアを多数
枚積層し、その積層コア内に励磁巻線を挿設して固定子
を形成し、その固定子の中心部に出力軸を有した回転子
全配設した構造のモータにおいては、銅損、鉄損に伴う
熱が固定子内に発生することから適宜の冷却手段が飾さ
れており、従来は固定子周辺又は固定子内部に空気を流
動させることによって奪熱冷却を行う構成が採られてい
た。然しなから、空気冷却手段に依ると、空気自体の比
熱が小さいために奪熱量も少く、これを補うべく通風量
を増加すると、音が発生し、騒音の原因となる問題点が
ある。このような問題解決に水、油等の冷却液体を用い
て冷却ケ行えば、液体は比熱が大きく比較的少ない流量
にて冷却が可能になる。しかし、′Ｕ、体によってモー
タからの発生熱？奪うには、液体の漏洩全考慮して必然
的に適切な密封構造による液通路を設け、この液通路内
に冷却液を流動させることが必要となる。この場合に液
通路の形成のためにモータの固定子周囲に冷却液通路用
のジャケットｌ設ける手段が最も直接的な方法であるが
、かかる方法に依ると、ジャケットとモータ固定子との
間に接合壁が存在し、この接合壁を通して固定子から冷
′）：ｌＩＸに伝熱するために冷却効率が十分でないと
いつ不都合−や、ジャケットの配置によりモーフ外形の
寸法が大きくなる、ジャケットの製作に要する別コスト
がモータの製造コストの増加につながるという不都合が
ある。

発明の概要 依って１本発明の目的は上述したジャケットのような別
要素を使わずにしかも奪熱効率の大きい冷却液による直
冷手段ｒＡ備した電動機を提供せんとするものである。

すなわち、本発明によれば、薄層コア？有した固定子と
、該固定子の中心部に設けられた回転子とを具備した電
動機において、前記固定子積層コアの）■縁域に打抜き
形成した穿設孔？軸方向に累積してなる固定子貫通孔の
内周に漏液防止膜を設けて液通路に形成し、その液通路
に流した冷却液によって前記固定子を直冷すること紫特
徴とした′微動機が提供され、このとき、好ましくは前
記固定子積層コアの穿設孔の孔寸法はコア１枚毎に大小
と予め形成して前記固定子貫１山孔ｒ凹凸孔に形成し、
その凹凸孔中に樹脂材料から形成した漏液防止膜を設け
ることによって該漏液防止膜の形成全容易化すると共に
漏液防止効果を確実にするのである。以下１本発明を添
付図面に示す実施例に基いて詳細に説明する。

第１図は本発明の電動機の一実施例？一部破断して示す
正面図であ、す、同図に卦いて、電動機は固定子１０を
有し、この固定子１０は多数枚の固定子コアを積層した
コア部１２と、そのコア部１２の内側に内挿された励磁
巻線１４とを具備し、この固定子１０の前後ｖｃＩ′ｉ
フロントハウジング１６゜リアハウジング１８が固設さ
れ、この両ハウジング１６．、１８内に回転軸受２０．
２２が相互に同軸に保持されている。そしてこの両回転
軸受２０゜２２に支持てれた出力軸２４に回転子２６が
取付けられ、このとき回転子２６は固定子１０の中心部
に位置し、両者が電磁気的に相互作用して回転子２６に
回転出力が得られ、その回転出力が出力軸２４からとり
出される構造を有している。また、リアハウジング１Ｂ
内には雷、動機の回転制御用の諸要素が組み込まれてい
る。

さて、本発明によると、フロントハウジング１６の一部
に形成をれた冷却流体入口ｚ８から固定子１０の周縁部
に軸方向に延設形成芒ｆｔだ液通８６３０を通過し、リ
アハウジング１８の一部に形成された冷却流体出口３２
より排出される冷却液の流通路が形成さ力ている。この
冷却液のＩＩＩＩＬ通は電動機と切り離して設けられた
液体ポンプ手段によって冷却液に流動力ｒ付与すればよ
い。また、上述した固定子１０のコア部１２の周縁に形
成された液通路３０は一つでは無く、コア部１２の周囲
に俵数本金設け、またフロントノ・ウジンダ１乙の冷却
流体入口２８から流入した冷却＃は該フロントハウジン
グ１６の内部に上記冷却流体スロ２８と直結して設けた
冷却流体室を経由して上記複数本の液通路３０に流入し
、また、それらの複数本の液通路３０から流出した冷却
ｇはリアハウジング１８の冷却流体出口３２に直結して
設けた冷却液室内に集まり、次いで該冷却流体出口３２
より流出される構成が採られる。上述のような冷却液の
流動構成が採られると、電動機の作動中に励磁巻紳１４
゜コア部１２に発生した熱は、コア部１２の液通路３０
勿流れる冷却液によって直接的に奪熱作用を受ける。従
って効率の良い直冷、液冷電動機が構成される。なお、
コア部１２の液通路３０の内周には予め電動機の固定子
１０の製造段階で、各積層コア間の積層細隙全通して液
の漏出が生じないように漏出防止皮膜３４が施すｉｔで
いる。この液の漏出防止皮膜３４ｉ設ける最も簡単な方
法は樹脂コーティングによって液通路３０の内壁全周に
樹脂皮膜を形成すればよい。また熱伝導性のよいパイプ
部材を液通路３０内に挿入固定する方法でもよい。

第２図は、液通路３０の一部を拡大した断面図であり、
同図は液通路３０の内部が軸方向に凹凸路に形成され、
その各凹溝部に漏出防止皮膜３４を形成する′樹脂が充
填された構造にあることを図示している。このような構
造を設けると上記の各凹溝中に充填てれた樹脂層が漏出
防止皮膜６４を強固に保持するから耐用寿命の延長に極
めて有利である。

第３図は第１図の電動機の固定子１０におけるコア部１
２を形成している各固定子コアの平面形状を示すために
第１図のＩＩＩ　−ＩＩＩ紳に沿って断面した図である
。同時に示すように、固定子コア１２ａには中心部には
励磁巻線１４が挿入される深溝形の孔が円周上に等間隔
で列設され、周縁部には多数かつ適宜形の異る孔３６が
穿設されている。これらの励磁巻線１４の挿入孔及び穿
設孔５６け全て帯状又は細板状の電磁鋼板から型を用い
て打ち抜き形成されるものである。さて、上述の穿設孔
３６が固定子コアを多数枚積層したときに萌述したＩｌ
、通路３０を形成する孔であり、励磁巻線１４の挿入溝
？囲む四つの隅部の面＠を有効に利用して穿設されてい
る。つまり、電磁鋼板材料において、本来は切り捨てら
れる部分を有効に利用して冷却液通路を形成しているの
である。また上述した凹凸形状の液通路３０を形成する
には、各固定子コア１２ａに穿設孔３６を打ち抜きによ
って形成する段階で孔形状が略相似形で孔寸法が大小異
る２種類の固定孔コア１２ａｖｉ−予め形成し、積層し
てコア部１２？＋１−形成する際にその２種類の固定子
コアを交互に重ね合せる構造とすｄ”Ｌば自ずから凹凸
形状の液通路３０？形成することができる。

発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、冷却
液を用いて電動機の発熱部？形成する固定子全直接冷却
するので、冷却効率が極めて良好な電動機を得ることが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による電動機の１実施例の構造？一部破
断して示した正面図、第２１ＱＩ：を第１図のＡ　９Ｂ
の拡大１所面図、第３図は第１シ１のＯｒ　−ＩＩＩ　
＋ｔ４に沿う断面図。 １０・・・・・・固定子、　１２・・・・・・コア部、
　１４・・・・・・励磁巻線、１６・・・・・・フロン
トノ−ウジング、１Ｂ・・・・・・ジアハウジング、２
４・・・・・・出力軸、２６・・・・・・回転子、　３
０・・・・・・沼通路、　６６・・・・・・穿設孔。 特許出頓人 ファナック株式会社 特許１ｂ願代理人 弁理±　１１　木　朗 弁理士　西　舘　牙Ｕ　之 弁理士　中　山　恭　介 弁理士　山　口　昭　之 弁理士　西　山　雅　也 ｆイｚ　１　図 一■ ―。 第２図 第３図 ３日

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　積層コアを有した固定子と、該固定子の中心部に
   設けられた回転子とを具備した電動機において、前記固
   定子積層コアの周縁域に打抜き形成した穿設孔を軸方向
   に累積してなる固定子貫通孔の内周に漏液防市膜を設け
   て液通路に形成し、前記跨通路に流した冷却液によって
   前記固定子を直冷すること？特徴とする電動機。 ２、特許請求の範囲第１項に記−あの電動機において、
   前記固定子積層コアの穿設孔の孔寸法はコア１枚毎に大
   小？予め形成１．て前記固定子貫通孔を凹凸孔に形成し
   、その凹凸孔中に前記漏腋防市膜葡設けて前記液通ｆｌ
   ？ｆＪを形成した構成を具備してなる電動機。 ３、％許請求の範囲第１項又は第２項に記載の電動機に
   おいて、前記固定子積層コアは角形形状を有し、その各
   隅角部に前記穿設孔葡有した構成を具備してなる電動機
   。