JPS6010004Y2 - 車両用前照燈 - Google Patents

車両用前照燈

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Publication number
JPS6010004Y2
JPS6010004Y2 JP1983081U JP1983081U JPS6010004Y2 JP S6010004 Y2 JPS6010004 Y2 JP S6010004Y2 JP 1983081 U JP1983081 U JP 1983081U JP 1983081 U JP1983081 U JP 1983081U JP S6010004 Y2 JPS6010004 Y2 JP S6010004Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
filament
reflecting mirror
light emitted
shielding plate
Prior art date
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Expired
Application number
JP1983081U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57132305U (ja
Inventor
俊宣 黒山
正美 西部
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by トヨタ自動車株式会社 filed Critical トヨタ自動車株式会社
Priority to JP1983081U priority Critical patent/JPS6010004Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は車両用前照燈に関する。
前照燈におけるレンズの前側の部分を縦断面でくの字状
に折曲すると、意匠美の向上や空気抵抗の軽減などを図
るために有効である反面、この前照燈のすれ違いフィラ
メントの点燈時において、同フィラメントから発せられ
反射鏡によって反射される光の一部が、第4図に示すよ
うに、レンズ9′の折曲部9a’で複雑な屈折をし、散
乱光となって出射される不都合を生じる。
すなわち、レンズ9′の折曲部9a’から出射される散
乱光によって対向車の運転者に対し眩惑感を与えるとと
もに、車両前方の霧や雨に散乱光が反射して視界を低下
させ、安全運転を妨げる問題点が生じる。
この考案の目的は、上記の理由に鑑み、レンズの前側の
部分が縦断面くの字状に折曲されたものにおいて、その
折曲部から照射される散乱光の発生を防止することがで
きる車両用前照燈を提供することである。
そして、上記の目的を遠戚すべくこの考案は、レンズの
折曲部を、すれ違いフィラメントに対して設けられた遮
光板によって反射鏡の一部に生ずる4部に相対するレン
ズの位置に設けることを特徴とするものである。
以下、この考案の一実施例を図面にしたがって説明する
図中、1は車両用前照燈を示し、そのランプハウジング
2は車体の所定位置に取りつけられる。
ランプハウジング2内には反射鏡3が取りつけられてお
り、この反射鏡3の光軸上にはバルブ4が設けられてい
る。
バルブ4内には走行フィラメント5、すれ違いフィラメ
ント6及び遮光板7が内設されている。
走行フィラメント5は反射鏡3の焦点付近にあり、この
走行フィラメント5から発せられる光は反射鏡3の凹鏡
面3aによって反射され、はぼ平行光線となって前方へ
進む。
また、すれ違いフィラメント6は反射鏡3の焦点の外側
にあり、このすれ違いフィラメント6から発せられる光
のうち、反射鏡3の凹鏡面3a上半部によって反射され
る光は下向きに進み、凹鏡面3aの下半部によって反射
される光は上向きに進む。
さらに、遮光板7はすれ違いフィラメント6の下方にあ
り、すれ違いフィラメント6から凹鏡面3aの下半部に
向って発せられる光を遮ぎるものである。
ランプハウジング2の前端開口部にはガスケット8を介
してレンズ9が取りつけられている。
このレンズ9の前側の部分は意匠美の向上や空気抵抗の
軽減を図るために、縦断面でくの字状に形成されており
、その折曲部9aは、前記すれ違いフィラメント6から
発せられる光が遮光板7によって遮られ、反射鏡3の凹
鏡面3a下半部に生ずる4部Sに相対するレンズの位置
に設けられている。
すなわち、第3図に示すように、反射鏡3の凹鏡面3a
のうち、図示4つの点S1〜S4によって囲まれる4部
Sは、レンズ9の4つの点S1′〜S4’によって囲ま
れる部分に投影される。
そしてレンズ9の折曲部9aはこの4つの点S1′〜5
4’によって囲まれる部分の範囲内において設けられて
いる。
上記の構成において、すれ違いフィラメント6が点燈し
ているときに、このフィラメント6から発せられる光の
うち、反射鏡3の凹鏡面3a下半部に向って発せられる
光は遮光板7によって遮られ、凹鏡面3aの下半部には
4部Sが生じる。
一方、レンズ9の折曲部9aは、前記4部Sに相対する
レンズ9の位置に設けられているため、すれ違いフィラ
メント6から発せられ反射鏡3の凹鏡面3aより反射さ
れる光がレンズ9の折曲部9aに進むことを防止するこ
とができる。
以上例示したように、この考案は、すれ違いフィラメン
トの点燈時において、反射鏡によって前方へ反射される
光がレンズの折曲部へ進むことを防止して、レンズの折
曲部から散乱光が照射される不具合を解消することがで
きる。
このため、レンズの前側の部分を縦断面でくの字状に折
曲して意床美の向上や空気抵抗の軽減を良好に図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1図は車体
の所定位置に前照燈を取りつけた状態を示す斜視図、第
2図は前照燈の縦断面図、第3図は反射鏡の4部をレン
ズに投影した状態を示す説明図で、第4図は従来のもの
を示すレンズの折曲部の縦断面図である。 1・・・・・・車両用前照燈、3・・・・・・反射鏡、
6・・・・・・すれ違いフィラメント、7・・・・・・
遮光板、9・・・・・・レンズ、9a・・・・・・折曲
部、S・・・・・・4部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. すれ違いフィラメントと、このフィラメントに対して設
    けられる遮光板と、前記フィラメントから発せられる光
    を前方へ反射する反射鏡と、この反射鏡の前方に設けら
    れる折曲部付きのレンズとを主体として構成される車両
    用前照燈であって、前記レンズの折曲部を、前記フィラ
    メントから発せられる光が前記遮光板によって遮られ反
    射鏡の一部に生じる4部に相対するレンズの位置に設け
    たことを特徴とする車両用前照燈。
JP1983081U 1981-02-12 1981-02-12 車両用前照燈 Expired JPS6010004Y2 (ja)

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JP1983081U JPS6010004Y2 (ja) 1981-02-12 1981-02-12 車両用前照燈

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JP1983081U JPS6010004Y2 (ja) 1981-02-12 1981-02-12 車両用前照燈

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JPS57132305U JPS57132305U (ja) 1982-08-18
JPS6010004Y2 true JPS6010004Y2 (ja) 1985-04-06

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ID=29817754

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JP1983081U Expired JPS6010004Y2 (ja) 1981-02-12 1981-02-12 車両用前照燈

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JP4573632B2 (ja) * 2004-11-22 2010-11-04 ソーラム株式会社 自動車用ヘッドライト用ランプ装置

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JPS57132305U (ja) 1982-08-18

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