JPS59984Y2 - 自転車用灯器の駆動装置 - Google Patents

自転車用灯器の駆動装置

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JPS59984Y2
JPS59984Y2 JP1979164722U JP16472279U JPS59984Y2 JP S59984 Y2 JPS59984 Y2 JP S59984Y2 JP 1979164722 U JP1979164722 U JP 1979164722U JP 16472279 U JP16472279 U JP 16472279U JP S59984 Y2 JPS59984 Y2 JP S59984Y2
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JP
Japan
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fixed
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terminal
movable contact
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JP1979164722U
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JPS56101803U (ja
Inventor
耕輔 五反田
圭一 高井
重彦 藤田
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
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【考案の詳細な説明】 本考案は、自転車の前部に取り付けられ、かつ前照灯ケ
ースの開口部から前照灯部を出没させる自転車用灯器の
駆動装置に関するものである。
従来のこの種の駆動装置は、第5図に示すように、外装
体21の内部に、モータ22と、このモータ22の軸2
2′に固定されたウオーム歯車23と、このウオーム歯
車23の噛合する第1の平歯車24と、この第1の平歯
車24と噛合する第2の平歯車25を配置しているが、
リンク26が固定された最終段の平歯車25には、平歯
車25の回動角度を決めるストッパーとしての切欠段部
27.28を設け、この切欠段部27.28を前記外装
体21の内部に設けた受部29.30と衝突させること
によりその回動を停止させるようにしていた。
すなわち、最終段の平歯車25が例えば、H方向に回動
する場合において、モータ22の回路が遮断された後、
平歯車25が慣性で回動するのを切欠段部27と受部2
9が当接して停止させるようにしていた。
しかしながら、この構造においては、一方の切欠段部2
7と受部29が衝突、あるいは最終段の平歯車25がH
′方向に回動する際に他方の切欠段部2Bと受部30が
衝突した際の反動により、平歯車25.24およびウオ
ーム歯車23の噛み合いに不具合を生じ、その結果、次
に作動させようとしたときに起動しないという問題点を
有していた。
本考案は上記従来の問題点を解決するためになされたも
ので、以下、本考案をその実施例を示す図面にもとづい
て説明する。
第1図において、1゜1′は自転車用灯器で、この灯器
1,1′は2個で一組となっており、自転車2の前部の
左右両側に取り付けられる。
3は前記灯器1,1′の間に挾まれるように自転車2の
前部に取り付けた電動式の駆動部、4は駆動部3の動作
を操作するスイッチで、このスイッチ4は自転車2のハ
ンドル5に取り付けている。
また前記自転車用灯器1,1′は第2図に示すように、
前壁に信号灯用着色透光部6を有し、かつ上面に開口部
7を設けた前照灯ケース8と、この前照灯ケース8の開
口部7から出没自在となした前照灯部9を備えており、
また駆動部3は第5図に示した従来と同様の構造をなし
ているもので、最終段の平歯車25に連結されたリンク
26には第2図に示すようにワイヤー等の連結杆10の
一端を取り付け、かつ連結杆10の他端は前照灯部9の
回動軸11に設けた折り曲げ部11 aに取り付けられ
ている。
したがって最終段の平歯車25がHあるいはH′方向へ
回動すると、リンク26は第3図に示すYとZの範囲内
で回動し、そして連結杆10、回動軸11を介して前照
灯部9を前照灯ケース8の開口部7から出没させる。
第4図は電気回路を示したもので、12は前記最終段の
平歯車25の回動に連動する1個の可動接点、13 a
、 13 b、 13 Cは可動接点12が前記最終段
の歯車25の回動に伴って随時接触する位置に設けられ
、かつ最終段の平歯車25の回動角度を位置決めする固
定接点、14は電池、22はモータである。
また前記スイッチ4はこの第4図に示すように、共通端
子c、c’と、一方の固定端子a、a′と、他方の固定
端子す、b’と、前記共通端子c、c’に設けられて前
記一方の固定端子a、a’と他方の固定端子す、b’に
任意に切換えられる可動接点板d、dとを有し、かつ前
記一方の固定端子a′と他方の固定端子すとを接続して
いる。
また前記3個の固定接点は、前記モータ22の一端に接
続された第1の固定接点13Cと、前記スイッチ4にお
ける一方の固定端子aに接続された第2の固定接点13
bと、前記スイッチ4における他方の固定端子b′に接
続された第3の固定接点13aとよりなっている。
15a、15bは前記3個の固定接点13a、 13b
、 13Cとは別個に、第1および第2の固定接点13
a。
13bの最終端よりある間隔16a、16bをおいて設
けた2個の接点で、この2個の接点15 a、 15
bのうち、一方の接点15 aは前記スイッチ4におけ
る一方の共通端子Cに接続されるとともに、電池14の
マイナス側に接続され、かつ他方の接点15bは前記ス
イッチ4における他方の共通端子C′に接続されるとと
もに、電池14のプラス側に接続されている。
上記回路構成において、最終段の平歯車25の回動に連
動する可動接点12の動きを第4図a −dにもとづい
て説明する。
まず第4図aは第3図に示すリンク26がYの位置にあ
る状態を示したもので、この状態から、スイッチ4の可
動接点板d。
d′を第4図すに示すように他方の固定端子す、 t5
に切り換えると、モータ22が最終段の平歯車25を回
動させ、そして最終段の平歯車25の回動により第3図
に示すリンク26はYの位置からZの位置へ向って回動
し、かつ可動接点12は矢印A方向に回動する。
この回動により可動接点12が第4図Cの間隔16 a
位置にくると、モータ22の回路は切れるが、モータ2
2の慣性回転により最終段の平歯車25も慣性回動して
可動接点12は接点15 aまで達し、モータ22の電
機子を短絡させる。
これによりモータ22は発電制動をかけられた形となっ
て急停止する。
この第4図Cは第3図に示すリンク26がZの位置にあ
る状態を示す。
また第4図Cの状態からスイッチ4の可動接点板d、d
’を第4図dに示すように一方の固定端子a、a’に切
り換えると、モータ22は最終段の平歯車25を前記と
は反対方向に回動させ、そして最終段の平歯車25の反
対方向への回動により第3図に示すリンク26はZの位
置からYの位置へ向って回動し、かつ可動接点12は矢
印8方向に回動する。
この回動により可動接点12が第4図aの間隔16b位
置にくると、モータ22の回路は切れるが、モータ22
の慣性回転により最終段の平歯車25も慣性回動して可
動接点12は接点15 bまで達し、モータ22の電機
子を短絡させる。
これによりモータ22は発電制動をかけられた形となっ
て急停止する。
以上のように本考案によれば、最終段歯車の回動に連動
する1個の可動接点と、この可動接点が前記最終段歯車
の回動に伴って随時接触する位置に設けられ、かつ最終
段歯車の回動角度を位置決めする3個の固定接点と、共
通端子、一方の固定端子、他方の固定端子を有するとと
もに、前記共通端子に設けられて前記一方の固定端子と
他方の固定端子に任意に切換えられる可動接点板を有す
るスイッチとを有し、前記3個の固定接点は前記モータ
ーの一端に接続された第1の固定接点と、前記スイッチ
における一方の固定端子に接続された第2の固定接点と
、前記スイッチにおける他方の固定端子に接続された第
3の固定接点とよりなり、かつ前記3個の固定接点とは
別個に、第1および第2の固定接点の最終端よりある間
隔をおいて2個の接点を設け、この2個の接点は前記ス
イッチにおける可動接点板を設けた共通端子に接続し、
前記2個の接点に前記最終段歯車の慣性回動により可動
接点を接続させてモータの電機子を短絡させる如く構成
しているため、モータの回路が遮断されると即座にモー
タを停止させることができ、その結果、従来のように最
終段歯車の切欠段部を外装体の受部に衝突させることに
よりその回動を停止させるようにしたもののように、歯
車の噛み合いに不具合を生ずるということはなく、常に
スムーズな回転伝導が得られるものである。
またこれにより、前照灯ケースの開口部からの前照灯部
の出没動作も的確に行なわせることができる。
しかもその構成は、最終段歯車の回動に連動する1個の
可動接点と3個の固定接点およびこれらの固定接点とは
別個に設けた2個の接点と前記固定接点および別個の接
点に接続されるスイッチの組み合わせとしているため、
1個の円盤と4個の導電セグメントと4個の触子と2接
点型操作スイッチと3個の刷子を有する直流電動機を組
み合わせたものに比べ、その構造の簡略化がはかれ、そ
の結果、コスト的にも安価に提供することができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における駆動装置を取り付け
た自転車の上面図、第2図は同駆動装置と灯器の関係を
示す斜視図、第3図は同駆動装置の側面図、第4図a、
b、C5dは同駆動装置の動作を示す電気回路図、第5
図は従来の駆動装置の側断面図である。 3・・・・・・駆動部、4・・・・・・スイッチ、7・
・・・・・開口部、8・・・・・・前照灯ケース、9・
・・・・・前照灯部、10・・・・・・連結杆、12・
・・・・・可動接点、13 a、 13 b、 13
C・・・・・・3個の固定接点、15a、15b・・・
・・・2個の接点、16a。 16 b・・・・・・間隔、22・・・・・・モータ、
25・・・・・・最終段歯車、26・・・・・・リンク

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面に開口部を設けた前照灯ケースと、この前照灯ケー
    スの開口部から出没自在となした前照灯部と、モータお
    よび減速機構部を内蔵した駆動部と、前記モータの正転
    、逆転により回動する減速機構部の最終段歯車の回動に
    連動して前記前照灯部を連結杆を介して前照灯ケースの
    開口部から出没させるリンクと、前記最終段歯車の回動
    に連動する1個の可動接点と、この可動接点が前記最終
    段歯車の回動に伴って随時接触する位置に設けられ、か
    つ最終段歯車の回動角度を位置決めする3個の固定接点
    と、共通端子、一方の固定端子、他方の固定端子を有す
    るとともに、前記共通端子に設けられて前記一方の固定
    端子と他方の固定端子に任意に切換えられる可動接点板
    を有するスイッチとを有し、前記3個の固定接点は前記
    モータに接続された第1の固定接点と、前記スイッチに
    おける一方の固定端子に接続された第2の固定接点と、
    前記スイッチにおける他方の固定端子に接続された第3
    の固定接点とよりなり、かつ前記3個の固定接点とは別
    個に、第1および第2の固定接点の最終端よりある間隔
    をおいて2個の接点を設け、この2個の接点は前記スイ
    ッチにおける可動接点板を設けた共通端子に接続し、前
    記2個の接点に前記最終段歯車の慣性回動により可動接
    点を接続させてモータの電機子を短絡させる如く構成し
    たことを特徴とする自転車用灯器の駆動装置。
JP1979164722U 1979-11-27 1979-11-27 自転車用灯器の駆動装置 Expired JPS59984Y2 (ja)

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JPS56101803U JPS56101803U (ja) 1981-08-10
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5418090B2 (ja) * 1972-02-24 1979-07-05

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5630517Y2 (ja) * 1977-07-08 1981-07-21

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JPS5418090B2 (ja) * 1972-02-24 1979-07-05

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