JPS5998480A - 多重層光電極および光電池 - Google Patents

多重層光電極および光電池

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JPS5998480A
JPS5998480A JP58192269A JP19226983A JPS5998480A JP S5998480 A JPS5998480 A JP S5998480A JP 58192269 A JP58192269 A JP 58192269A JP 19226983 A JP19226983 A JP 19226983A JP S5998480 A JPS5998480 A JP S5998480A
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photoelectrode
semiconductor
photoelectrochemical cell
insulating material
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JP58192269A
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ア−サ−・トレヴオ−・ハウエ
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Standard Oil Co
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    • H01G9/20Light-sensitive devices
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    • C25BELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES FOR THE PRODUCTION OF COMPOUNDS OR NON-METALS; APPARATUS THEREFOR
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は光電池としてかあるいは電解液中に浸すときの
光電極としてのいずれかで使用するのに適する安定化さ
れた多層構造体に関するものである。さらに具体的にい
えば、本発明は基底半導体、この半導体上の絶縁体物質
の有効層、およびこの絶縁体物質上の伝導性物質の有効
層から成る構造体に関するものである。さらに具体的に
は、本発明はシリコンの基底層、このシリコン上の酸化
物の有効層、およびこの酸化物層上の伝導性物質の有効
層から成る構造体に関するものである。
光電気化学的セルは電力を発生させることができると同
時に太陽エネルギー貯蔵手段を提供することができる。
基本的な光電気化学的セルは光電極、対向電極、および
電解液中の一つの酸化−還元すなわちレドックスカップ
ルから成る。基本的セル中の最簡単な光電極は前面が太
陽輻射線によって照射されレドックスカップルを含むレ
ドックス電解質と直接接触している半導体から成る。こ
の半導体の背面は絶縁電線へ接続され、電圧がこの背面
接続と対抗電極との間で発生し、電子はこの二つの電極
の間の電線によって形成される外部回路中を移動し、イ
オンは両電極間の電解液中を通過して電気回路を完成す
る。レドックス電解質溶液と半導体光電極との間の接点
は固体状態太陽電池中のp −n接合と全く同じに作用
するダイオードゞ接合であるが、しかし、電解液と半導
体の間の接合は界面の一つの性質であるので、その形成
は固体状態デバイスにおいて通常重要である半導体中へ
のP−プ剤物質の精密拡散を必要としない。
それゆえ、光電気化学的セルは慣用の固体状態光電池と
実質的な相違をもっている。これらの相違は、効率的な
セル作動に対して広い範囲の物質を使用し得る能力;は
とんどすべての固体状態光電池にとって必要である、隣
接物質層間の格子定数整合の制限を回避する能力、およ
び、太陽光転換効率を実質的に下げることなく小粒径半
導体物質を使用し得る能力、のような、慣用的固体状態
光電池にまさる重要な利点に通ずる。
光電気化学的セルのすべてのこれらの利点はエネルギー
の製造と貯蔵についてのより低いコストに通ずる潜在能
力をもつが、しかし不幸にして、光電気化学的セルはい
くつかの困難をもっている:(a)セル寿命は光電極と
電解質溶液の接点においておこる望ましくない腐蝕効果
によるセルの性能低下のために極端に短かく、そして(
b)電圧と電流は、代表的には所望方向の逆(暗電流)
の大電流の流れから、あるいはセルの出方および効率を
減らす再結合電流からおこる望ましくない効果のために
、予想よりもしばしば小さい。
多数の刊行物が光電気化学的セル中の半導体光電極の腐
蝕を妨げる各種の試みを開示してきた。
一つの試みは基底半導体の上に薄い保護用金属皮膜、特
に金と白金を用いることである( T、スコテイム、■
、ルント9ストロム、およびJ、プレイザのJ。
Elec、 Soc、 :Accel、 Comm、、
 1−625 (1981)を見よ)が、しかし、これ
らの皮膜は半導体へ光を通過させるために薄くなければ
ならず、そして均一で不透過性で薄い金属層をつくるこ
とが困難であり、腐蝕がやはりおこる。腐蝕防止問題が
金属薄膜によって解決されたとしても、電圧出力、従っ
てセル効率、は逆暗電流が半導体−金属皮膜の接点の通
り易いために実質的に減少する。
光電極を安定化するための第二の試みは基底半導体の上
に広域バンドギャップ酸化物、代表的にはT10z i
たはSHO2の超薄層を使用することに関するものであ
る(A、J、ノジックの英国ケンブリッジの1978年
8月8日の5econd International
は透明であるがしかしまた絶縁性であり、腐蝕を防止す
るのに十分な厚さで沈着させると光発生荷電キャリヤは
絶縁層を貫通できず、従って絶縁層はセル作動を妨げる
。5n02層もまた光に対して透明であり、TlO2よ
りも耐蝕性であり、ド−ピングによって伝導性にするこ
とができる、しかし、Sn○2は事実上、電気触媒的活
性(伝導層中の電子間の動力学的交換および電解質溶液
中のレドックス反応を強める能力)を持たない。電気触
媒的活性は電解質溶液中で所望のレドックスカップル反
応を駆動する際に全く重要である。それゆえ、電気触媒
的活性層が5nOz上に沈着されない場合には、SnO
2単独を腐蝕妨止層として用いる光電気化学的セルは極
端に低いセル出力をもっ。
光電極の腐蝕を防止する第三の試みは有機伝導体層によ
る基底半導体のコーティングに関するものである(R,
ノウフィ、O,テンチ、およびLF。
ワレンのJ、 Elec、 Soc、 2310 (1
980)を見よ)が、しかし水性電解質溶液中において
きびしい問題に遭遇し、有機層が良好な接着を示さず、
せいぜい僅かに数日間だけの保護を提供するにすぎない
第四の腐蝕防止計画は基底半導体の表面層と共有結合さ
れている基底半導体上の派生層の形成に関するものであ
るが、光電極の安定性は僅か数日間しか保たれない(、
J、 M、ボルノ、A、 B、ボカースキー、N、 C
,パラジット、E、 J、ウオルトン、N、 S、ルイ
ス、およびN、 S、 5イトンのJ、 Am、 Ch
em、 Soc、 101.1378(1979)を見
よ) 従って、これらの文献はいずれも、数日をこえる期間の
間安定であり、かつ良好な効率で以て高いセル出力を出
す光電極を開示していない。従って、長い寿命をもち改
善された光電池出力と電磁輻射の電力への転換効率を示
す改善された耐蝕性光電極を求める必要性が存在してい
る。
二酸化珪素の第一層とインジウム錫酸化物の第二層を担
持するシリコンベースから成る光電極はラジエシュワー
ルらにより、Report SER工/CP −211
−1434、Abstracts of Presen
tation FourthElectrochemi
cal Photovoltaic Ce1l Con
tractor’ 5Ftevietv Meetin
g (アメリカ合衆国エネルギー局主催、1981年1
0月16−17日、コロラド8州デンバー)135−1
39頁において開示されている。同様に、約15オング
ストロームの厚さのシリコン酸化物の第一層、約400
オングストロームの厚さのインジウム錫酸化物の第二層
、および白金上のルテニウム酸化物の最終層、を担持す
るシリコンベースから成る一つの光電極形態はトムプソ
ンらの玉二狂!二二9江二互匹ユ■ヱ1964(198
2)  によって開示されている。しかし、これらの文
献はいずれもシリコンベース上の絶縁層の厚さの臨界的
性質を認識していない。特に、これらの文献は絶縁体厚
みの適切な調節が所望方向に電流を流させながら逆トン
ネル化現象を軽減するのに役立つことを暗示できなかっ
た。
スコテイムラハJ、 E遅ユ?立二担ユ」二りユ乙ム1
737(1982)において、白金とポリピロールの皮
膜を上に沈着させた8−10オングストロームの非化学
量論的酸化物層を担持する単結晶n−型シリコンをベー
スとするフォトアノード8の調製を開示している。しか
し、この文献は半導体上の絶縁性層の存在とこの層の厚
さの適切な調節が臨界的であることを教示あるいは暗示
し得なかった。
特に、この文献はまた絶縁体厚みの適切な調節は所望方
向に電流を流させながら逆トンネル化現象を軽減するの
に役立ち得ることも暗示していない。
本発明の一般的目的は光電気化学的セルにおける改善さ
れた効率、高出力、耐蝕性の光電極を提供することであ
る。
本発明の一つのより特定的な目的は効果的な絶縁体と伝
導性層を基底半導体上にもつ、光電気化学的セルにおけ
る改善された効率、高出力、耐蝕性のシリコンベースの
光電極を提供することである。
本発明のさらに一つの目的は空気中の光電池としてかあ
るいは適当な電解液に浸漬したときの光電極としてかの
いずれかの用途に適する多層構造体を提供することであ
る。
本発明のその他の目的は特許請求の範囲から当業者には
明らかである。
発明の記述 本発明の目的は、半導体、この半導体↓の絶縁体物質の
有効層、およびこの絶縁体層上の伝導性物質の有効層か
ら成る多層光電極から成り立つ光電気化学的セルによっ
て達せられることを本発明者は発見したのである。本発
明の一つの好ましい説明は、シリコン、このシリコン上
のシリコン酸化物または固有でない酸化物の有効層、お
よびこの酸化物層上の有効伝導性層から成り立ち、この
酸化物層と伝導性層とが実質的に連続質のものでかつピ
ンホールをもたないものであるもの、から成る光電気化
学的セルから成り立っている。
本発明の一つの具体化は光電池としてかあるいは光電気
化学的セル中の光電極としてのいずれかの用途に好適で
ある多層構造体であり;これはn−型半導体層、この半
導体層と直接接している絶縁体物質の層、およびこの絶
縁体物質層と直接接している伝導性物質の層から成り立
ち、この場合、上記絶縁体物質はアリオバンン) (’
aliovalent )ド−プ剤イオンが存在するこ
との結果として負に帯電しかつ上記半導体層と伝導性物
質層との間で電子のトンネル化(tunneling 
)を許すのに有効である厚さをもっている。
本発明のもう一つの具体化はシト9ツクス電解質溶液、
このレドックス電解質溶液中に浸した多層光電極、およ
び上記レドックス電解質溶液の中に浸した対向電極、か
ら成り立つ光電気化学的セルから成り;その際、多層光
電極は基底半導体層、この半導体層と直接接している絶
縁体物質の層、およびこの絶縁体物質層と直接接してい
る伝導性物質の層から成り立ち、かつ、上記絶縁体物質
は上記半導体層と伝導性物質層との間で電子のトンネル
化を許すのに有効である厚さをもっている。
要するに、本発明は光電気化学的セル中に存在するレド
ックス電解質溶液による腐蝕に耐える多層光電極から成
る光電気化学的セルから成る。最も代表的な従来法のレ
ドックス電解液/光電極の接合は半導体単独かあるいは
半導体と金属層との光電極から成り、この光電極は、レ
ドックス電解質浴液と直接に接継している。このよく知
られた接合の場合には、腐蝕反応が急速に進行する。し
かし、本発明においては、光電極は基底半導体、この半
導体上に絶縁層、およびレドックス電解質溶液と接して
いる伝導性上層から成る。
最も簡単な光電気化学的セルにおいては、セルのダイオ
ード特性と電圧出力はレドックス電解質溶液中のレドッ
クスカップルの化学ポテンシャルの差と半導体光電極の
化学ポテンシャルによって決定される。本発明において
は、ダイオード9接合の性質と電圧出力は、単純な光電
気化学的セルにおけるようなレドックス電解質溶液対半
導体だけの寄与によるのではなくて、基底半導体に対す
る絶縁層、伝導性層およびシト9ツクス電解質からの寄
与によって決定される。このように、本発明におけるダ
イオード9接合の性質は半導体ポテンシャルとレドック
ス電解質溶液中のVト9ツクスカップルを含めた他の多
重層のポテンシャルの合計との差から由来する。本発明
においては、基底半導体によって経験するような正味化
学ポテンシャルを決定する際の光電極各部分の寄与は次
の、(a)絶縁体の静電荷および恐らくは有効仕事函数
、(b)伝導性層の仕事函数、および(C)シト9ツク
スポテンシヤルによって測定されるような溶液中のレド
ックスカップルの化学ポテンシャル(M、 A、パトラ
−おヨヒD、S、キンレイノJ、Mat1.Soc、 
15.1 (1980)を見よ)、から生ずる。これら
の効果は組合さって化学ポテンシャルの増加をもたらし
、これら成分の合計と基底半導体との間の化学ポテンシ
ャルの差が大きいほどセルによって発生される光起電力
が太きい。このポテンシャルエネルギ合計中のレドック
ス電解質の支配的役割は、光電気化学的セルが空気中に
おいてレドックス電解質の存在なしで機能する適切な仕
事函数性質を伝導性が持たない特別の場合、すなわち化
学ポテンシャルが作動を可能にする適切な信号をもたな
い場合において示される。セルを正しいレドックスポテ
ンシャルのレドックス電解質中に浸すときには、電解質
と光電極との間のエネルギー障壁はレドックス電解質中
のレドックスカップルによって決定され、伝導性層によ
って決定されるのではなく、そしてここでセルが機能す
る。
光電気化学的セルにおいて、基底半導体はそれがそれぞ
れn−型であるかp−型であるかに応じて感光性の陽極
としてかちるいは陰極として機能する。異なる正味の化
学ポテンシャルの系と接してn−型またはp−型の半導
体が存在するという事実は半導体表面において多数キャ
リヤ(n−型においては電子、p−型においてはホール
)が欠如したダイオードタイプの領域の形成をもたらす
この効果は、伝導帯へ光照射によって光学的に励起され
る電子を価電子帯中にとり残されるホールから空間的に
分離し得る電場がこの空乏層内に存在するのでおこる。
このように、半導体を基底半導体のバンドギャップより
大きいエネルギーの光子で以て照射するとき、電子は伝
導帯中へ励起される。空乏層中につくり出されるそれら
の電子−ホール対はホールと電子が再結合し得る前に空
乏層中の電場によって分離される。多数キャリヤは・次
に基底半導体中を貫通して背面のオーミック接続へ通り
、そして絶縁された電線によって電流としてとり出され
る。多層光電極においては、多数キャリヤは基底半導体
に隣接する絶縁層を横切って絶縁体層中のトンネル化に
よって引き出され、そして外側の伝導性層を貫いてレド
ックス電解質との界面へ通過しレドックス電解質中のレ
ドックス成分と反応する。
本発明は一つの面においては、再生性の光電気化学的・
セルとして作動可能であり、その場合には、ただ一つの
レドックスカップルがシト9ツクス電解質中に存在し、
従って、例えば、還元が光電極におこり逆の酸化は対向
電極においておこる。従って、可逆的な沃素/沃化物系
においては、反応■2+2e−→2I−1が陰極におい
ておこり、反対の反応21−→工2 + 2e−+は陽
極においておこり、e−は外部回路中に流れニーは電極
間のレドックス電解質中を流れる。それゆえ、このよう
な系においては、正味の化学変化は存在せず、そして光
電極によって生成される電力は外部電気的負荷を経てと
り出される。
光電池中のレドックス電解質の存在は、すぐ上にのべた
再生的セルの場合と同じく便利なダイオード接合を形成
するよう作用するだけでなく電力の貯蔵を容易に可能と
する。慣用的光電池を用いると、エネルギーを貯えるた
めに外部蓄電池を用いることが必要である。再生性光電
気化学的セルの場合においても同様に、外部貯蔵蓄電池
がエネルギー貯蔵に必要である。しかし、エネルギーは
少くとも二つのンドツクスカツプルをもつ光電気化学的
セルの特別変種において内部的に貯えることができる。
それゆえ、本発明のもう一つの面においては、貯蔵型セ
ルは、第一のレドックスカップル(例えば沃素−沃化物
)を含む第一レドックス解質溶液の中に浸した光電極と
、第二のレドックスカップル(例えば臭素−臭化物)を
含む第ニレドックス電解質(これは第一ンドックス電解
質と同じものであることができる)の中に浸した対向電
極、代表的には白金、を含む。これら二つのレドックス
カップルは互いに一つのイオン伝導性膜によって隔てら
れ、この膜はシト9ツクス電解質中に存在する不活性種
(例えば、H”、 Na”、 K雪(J−)の流れによ
って二つの室の間で電荷の平衡を維持させる。貯蔵セル
に対する駆動力は二つの異なるレドックスカップルの間
の、相対対濃度を考慮に入れた反応の自由エネルギー差
であり、エネルギーは光電極の照射から生ずる光エネル
ギーで以てレドツク反応を駆動させることにより、各レ
ドックスカップルによって貯えられる。また、還元−酸
化反応をおこさせるよりはむしろ、電荷キャリヤが金属
的接続によって電極表面において集められ、電荷が直接
に有用な仕事を果たすよう除かれる。
本発明について、酸化−還元反応によって電力を貯蔵す
る貯蔵型セルは次の動作をもつ。すなわち、(a)電磁
輻射のある量が半導体に入りホール−電子対が形成され
、(b)電子が絶縁体層中を貫通(tunn、el) 
L、(c)電子またはホールがシト9ツクス電解質と伝
導性層の間の界面における迅速化学反応中に捕捉されて
化学的還元または酸化反応が行なわれる。この酸化−還
元反応によって貯えられるエネルギーは次に、代表的に
は電流を捕集する光電極の伝導層、あるいは対向電極と
結合させた別の集電電極を用いることによって逆方向に
反応を行なわせることにより、外部負荷へ電力をとり出
す。
商業的に可能性をもつ光電気化学的セルのすべてについ
ての基本的要請事項は長い作動寿命をもつ光電極である
。光電極の寿命の制約的因子は通常は光電極、特に陽極
の腐蝕である。光電極の腐蝕は光電極の腐蝕よりも迅速
であり、それは、光電極が基底半導体/レドックス電解
液界面に到達する電子の光発生(photogener
ation )によって酸化的腐蝕に対して保護される
からである。本発明は多層光電極構成によって陽極腐蝕
および陰極腐蝕の困難をいずれも克服する。好ましい光
電極構成は適切な基底半導体、この基底半導体上の絶縁
層、およびこの絶縁層上の伝導性層から成り、その際、
絶縁体層および伝導性層がともに実質的に連続質のもの
でピンホールを含まない層である。
基底半導体はホール−電子対を発生させる光を吸収する
。絶縁体層は一つの絶縁体として作用して光電極を横断
して流れる逆暗電流を減らし、一方ではなおも順方向で
のキャリヤのトンネル化を許容し、そしてまた好ましく
は、半導体の表面欠陥を変えて太陽電池効率に悪影響を
及ぼす電子的状態を減らすことができる。この光電極の
外側伝導層は光発生の電気的キャリヤを効率的に伝導し
、好ましくはまた電気触媒的性質も示す。
基底半導体 基底半導体は好ましくは、光電極半導体上に入射する電
磁スペクトルの大部分が価電子帯から伝導帯への電子の
光励起によってホール−電子対の創造をもたらすような
価電子帯伝導帯間光学的ギャップエネルギーをもつ。太
陽からの電磁スはクトルの場合には、半導体の望ましい
エネルギーギャップは約0.8から2.OeV、好まし
くは約1.ろeVである。太陽スペクトル転換に適す′
る代表的な半導体およびバンドギャップ(括弧内)は、
シリコン(1,2から1.7eV)、Ga55(1,ろ
6V)、 Ge(0,78eV)、84G(−0,5e
V)、InP(1,25eV)、Al5b(1,6eV
)、In5e(1,[]eV)、Zn5e(2,6eV
)。
Ca25i(0,9eV)、 Ca25n(0,9eV
)、Ca5b(0,78eV)、GaP(1,8eV)
、 Cdge(1,74eV)、CdTe(1,45e
V)、Cu20(2,1eV)、 CuIn52(’1
.4eV)。
Ca5nP2(1,2eV)、 Cu20(’2.1e
V)、 CuIn52(1,4eV)。
Ca5nP2(1,2eV)、 CuAl5e2(27
eV)、 Cd5nAS2(03eV)。
有機半導体例えばフタロシアニン銅(〜2 eV )、
無定形炭素(0,9−2,1eV)、およびそれらの混
合物、の単結晶、多結晶、およびアモルファスの形を含
み、ただしこれらに限定されることはない。
少くとも二つの半導体層をもって入射電磁スペクトルエ
ネルギーのより多くを利用するよう相互に補う光電極を
つくることも可能である。例えば、Siの・第一層は約
1.2 eVの光学的ギャップをもち。
そして0.7eVのギャップをもつGeの第二層は適当
な厚さのシリコン層を通過したより長波長の輻射を吸収
する。この二つの半導体は一緒になって、そこでただ−
個のシリコン層あるいはゲルマニウム層単独よりも大き
い部分の入射太陽スはクトルを転換する。二つ、あるい
は二つより多くの、半導体層はまた半導体間の格子不整
合に基づく構造欠陥の形成を軽減するある分離構造(5
eparat、ingstructure )をもつべ
きである。当業においてよく知られているように、この
介在構造は化学的勾配層でちるかあるいは引用されてい
るブレークスリーの米国特許第4,278,474号に
開示されているタイプの超格子層構造であり得る。また
、レドックス電解質溶液を基底半導体の間に置いた二つ
または二つより多い基底半導体領域を持ち、それによっ
て格子整合に関する困難を回避することも可能である。
さらに、このようなシト9ツクス電解質溶液は電解質溶
液中のレドックスカップル反応用の媒体としてのみなら
ず、光電気化学的セルによって熱エネルギーへ転換され
るエネルギーの利用のための熱交換流体として有用であ
る。
半導体は好ましくは絶縁体層、伝導性層、およびレドッ
クス電解液中のシト9ツクスカツプルに相対的な一つの
エネルギーバンド構造をもち、これが光電気化学的セル
から最大電力を得る結果をもたらす。一つのn−型半導
体において、そのフェルミ−準位は伝導帯に近く、半導
体と絶縁体層の間の接合点において大きいポテンシャル
エネルギー障壁をつくり出す一つの方法は、(a)基底
半導体の仕事函数よりも高い仕事函数をもつ一つの外側
電導層、および/または(b)基底半導体の仕事函数よ
りも低い化学ポテンシャルをもっレドックス電解液中の
レドックスカップル、を持つことでアリ、そして代表的
には酸化性タイプのレドックス電解質がこの要請を満足
する・本明細書において「仕事函数」という用語は当業
熟練者にとってはよく知られた定義であり、すなわち、
単離状態にあると定義される特定物質に関して一つの電
子をそのフェルミ−準位から真空へとり出すのに必要と
するエネルギーである。
レドックス電解質溶液の容積はきわめて薄い外側伝導性
層の容積よりはるかに大きいので、ポテンシャルエネル
ギー障壁の高さに及ぼす支配的影響は通常は、伝導性層
とレドックス電解質とが光電極表面における迅速なレト
ゝツクス反応によって効果的に結合されているかぎり、
半導体仕事函数とシト9ツクス電解質ポテンシャルとの
間の差である。効果的結合とは伝導性層のフェルミ−準
位が溶液の化学ポテンシャルに等しいか匹敵することを
意味し、伝導性層と溶液化学種における電子の間の迅速
な運動論的交換によって助けられるーっの状態である。
電解質と伝導性層のこの効果的結合は代表的には、伝導
性層中の電気触媒的性質の存在により、あるいはこの伝
導性層上への少t の電気触媒的物質の添加によって達
成される。効果的な電気触媒的性質が存在しない場合に
は、その光電極のポテンシャルエネルギー障壁の高さは
伝導性層と基底半導体の仕事函数における差によって支
配される。
基底半導体/絶縁体層の界面における追加的相互作用も
光起電力性の出力電圧に影響する。絶縁体層中の化学的
欠陥から生ずる固定された電荷の存在下では、追加的な
一つのエネルギー障壁が光電極中に誘起される。例えば
、n−型基底半導体において、もし絶縁体層中の欠陥が
負の実質的電荷をもつならば、基底半導体中に正の電荷
が誘起されてこれが基底半導体/絶縁体の界面において
一つのポテンシャルエネルギー障壁をもたらす。
このような障壁を誘起し得る代表的な化学的欠陥はアニ
オンまたはカチオン下部格子上の介在物および/または
空位、およ、び低原子価(aliovalent )イ
オンの存在から生ずる置換的欠陥、のような絶縁体中の
非化学量論的欠陥を含む。
絶縁体層 本発明において、光電極中の基底半導体の前面の上の層
は有効な絶縁体層である。効果的な層であるためには、
その絶縁体層は、電磁輻射の透過もこの層を貫く所望方
向の電荷キャリヤの輸送も著しく減少されることがない
充分な薄さをもつものであるべきである。n−型基底半
導体から成る光電極を照射する際に、電子はレドックス
電解液から光電極の中へ輸送され、レドックス電解液中
の化学種の酸化反応が伴なう。電子は外側伝導性層と絶
縁体層の両者をn−型基底半導体の価電子帯の中へ通過
する。基底半導体からの光励起電子は外部回路へのオー
ミック接続による背面接続を通り、対向電極を通り、そ
して、レドックス電解質中へ通って回路を完成する。
有効絶縁体層の構造と性質はそれゆえ、レドックス電解
質と接している光電極の面から基底半導体の反対面上の
オーミック接続への、電子の通過を許すものであるべき
である。正味の電流出力は逆方向に流れるすべての暗電
流によって減らされる。代表的には、約10から25オ
ングストロームの厚さ酸化物型絶縁体層は、前面伝導性
層から絶縁体層を横断して、伝導帯への電子の光励起に
よって空位のままで残されている基底半導体価電子帯の
中へ、電子のトンネル化を許す。基底半導体の伝導帯か
ら伝導性層の中への電子の逆暗電流の流れは、n−型基
底半導体中の電子が絶縁体/半導体界面から電荷空乏層
の厚さだけ、代表的には数百オングストロームだけずら
される。従って、電子はこの追加的な空乏層の厚みを突
き抜けねばならず、そしてトンネル化の確率はトンネル
化の距離とともに急速に低下1−;それゆえ、逆電流の
流れは絶縁体層の存在によって低下される。このことは
観察されるセルの電圧と電流の両者を増す効果をもつ。
有効的絶縁層についての上記の好ましい作動特性を満た
すためには、層の厚さは十分に制御されねばならず、そ
して層は最も有効であるために実質的に一体的でありあ
るいはピンホールを含まないものであることが好ましい
。このことは代表的には、少くとも5オングストローム
の厚さの絶縁体層をもつことによって達成される。しか
し約25から50オングストロームより厚い層は阻止抵
抗として作用し、セル電流は低下する。各種の変数が有
効的な絶縁体性質を生ずる精密な厚さを与えられた形態
と物質について特性づける。効果的な厚さはここに引用
されている次の研究から誘導することができる: A、
 G、ミルネスおよびり、L。
フオイヒトのHe t e roj unction 
and Metal−+5w1eonductorJu
nctions 、 (アカデミツクプレスN、Y、 
(1970));レナムプレス、N、Y、(1980)
)。より総体的な意味においては、有効絶縁体層につい
ての制約の充足は、光電気化学的セル中の光電極の部品
としてであっても、あるいは例えば、本発明の目的に対
して空気中の光電極として定義し得るM工S (金属/
絶縁体/半導体)固体状態デバイスの部品としても、多
層デバイス構造の改善を示す(実施例9.10,13お
よび21を児よ)。
基底半導体上のそれ自体発生の酸化物の特殊ケースの場
合については、有効な絶縁体層への自体発生酸化物の成
長はおそく空気中で半時間も要しく9n−型シリコン上
のシリコン酸化物)あるいは周辺温度における空気中で
決して達成し得ないかもしれない(p−型シリコン上の
シリコン酸化物)。
実施例7は空気中の時間がn−型シリコンベース半導体
についての光電気化学的セル電流出力に及ぼす実質的な
効果を解説している。約2分間の空気への露出は約21
 ma/m2のセル電流をもたらす。
最適の空気露出時間は約28 ma/m2のセル出力の
場合に約12から25分であり、50分の空気露出時間
後には8 ma/m2のセル出カベ急速に低下した。さ
らに、GaAsのような物質については、自体発生酸化
物は光電極にとって有効な絶縁体性質を提供するには不
適切である物理的性質をもつ(T、 ハリウらのApp
L phy、 Letter、 32 252 (19
78)を見よ)。それゆえ、最適の厚さの有効絶縁体層
をもつ光電極の調製は不確定の厚みと未知の有効性をも
つ自体発生酸化物層の形成以上のもの以上のものを実質
的に要求している。その上、自体発生性でないタイプの
絶縁体は、これは基底半導体上で計画的につくられるも
のであるが、絶縁体を構成することができそして自然的
酸化物に比べて改善されたセル性能を提供し得る。それ
らの例は、S 11a 205. G e /AJ!’
 203t CaS/S 13N 4の各組合せである
。S1上の5i02の代りにSi上のTa 205を使
用すると、セル電圧の増加がもたらされる(実施例18
を見よ)。この薄い絶縁体層は、例えば、゛化学的蒸着
、電子ビーム沈着、あるいはスパッタリング法を用いて
基底半導体上に沈着される。自体発生絶縁体と人工的絶
縁体との組合せも可能である。
第二のタイプの自体発生でない種類の絶縁体はト9−プ
した絶縁体であり、この場合には、不純物化学種の計画
的導入を用いて固定された絶縁体電荷を変成しそして/
°または表面状態を変成する。
一つの例はアルミニウムによる自体発生シリコン酸化物
のト9−ピンクによる変成であり、酸化前において少量
のアルミニウム塩で以てシリコンベース半導体の表面を
被覆することによって達成される(実施例5)。もう一
つの例は、基底半導体としてのn−型シリコンの場合の
、絶縁体層として沈着させたイソトリアート9−プのジ
ルコニアである(実施例21)。さらに、このタイプの
絶縁体層は前述のM工S構造のようなデバイス中でのよ
り総体的応用の場合に改善を示す。
この多層光電極(基底半導体/絶縁体/伝導性層/Vド
ックス電解質)は介在する一体的絶縁体層が存在しない
ショットキー障壁デバイスと対照してもよい。一般的に
、ショットキーデバイスにおいては、逆暗電流と順電流
とははるかにほとんど同等であり、これはショットキー
構造について望ましくない小さい正味電圧出力を生ずる
出願人らの目的に対して、絶縁体とは、基底半導体と伝
導性上層へ接続する際にその絶縁体物質のバンドギャッ
プを持ち、逆暗電流が流れるエネルギーウィンドウ(w
indow)を包み、すべての物質を含むものと定義さ
れる。例えばAl2O3,SiO2゜MgO,MgAl
2O41Ta205.B2O5,ZrO2,TlO2,
Y2O3のような稀土類酸化物、および、CeO2とL
a2O3のようなランタナイト8、のような古典的酸化
物絶縁体はこの定義に容易に適合する広いバンドギャッ
プを持つ。その他の絶縁体は、S:L3N4 iたはB
Nのような窒化物、SiCのような炭化部、およびNa
FあるいはPbCl2  のようなハロゲン化物、を含
む。上記のものはすべて、所望の通りに機能するように
、ドープしてもよく、トゝ−プしなくてもよい。また、
バンドギャップの適当な幅をもつ選択的に整合させた半
導体も含み、そしてp−型ベース半導体と一緒のN+、
n−型ベース半導体と一緒のp+、を含む適切な縮退的
にドープした半導体さえも含む。また、これらの条件は
n−型と一緒のn+、およびp−型と一緒のp+につい
てもぞの縮退電子状態またはパント9が逆暗電流のエネ
ルギーウィンドウの中にないかぎり、満たされ得る。M
nPのようなある適切な狭いバンドの金属もまた上記要
請を満たし、すなわち部分的に充満したバンドが充分に
狭くて暗電流エネルギーウィンドゝつを包む十分な幅の
バントゝギャップであるようなものである( J、 B
、クッドイナフ、D、 H,リッジレイ、およびW、ニ
ューマンのProc、 Intl、 Conf・Mag
ne t ium 、ノツチンガム、■nt、Phys
、、and Phys。
Soc、、 1964、を見よ)。またポリエチレンの
ような絶縁性有機物質も含まれる。
絶縁体層はまた基底半導体/絶縁体、接合における有害
な界面電子状態の数が絶縁体の存在によって減らされる
ような電子的および構造的性質も示すことが好ましい。
例えば、一つの代表的半導体の表面は不完全共有結合す
なわちダングリングボンドをもついくつかの原子を示す
。これらのダングリングボンドは基底半導体の価電子帯
と伝導帯との間に確立されるエネルギーギャップ内の一
つのエネルギー準血にある特性的電子軌道をもっている
。これらのギヤツブ内篭子状態はしばしば光励過程によ
って創造される電子とホ、−ルの再結合を助け、電荷キ
ャリヤの損失をもたらしそして総括的フォトセル効率の
減少をもたらす。それゆえ、絶縁体層は表面原子の不完
全結合またはダングリンメ結合の結合要請を補償しある
いは満たすよう作用することが好ましい。これらの結合
の補償はエネルギーバンドギャップ領域からそれらを除
き、さもなければ電子とホールとの再結合を助ける電子
状態を除去する。その正味の結果はキャリヤの流れとキ
ャリヤ寿命の両者の増加である。
エネルギーギャップ中のダンプリングボンド型表面電子
状態のほかに、その他の代表的表面状態は(a)多結晶
性基底半導体中の粒界電子状態、(b)転位線欠陥に関
する電子状態、および(c)基底半導体と別の元素また
化合物との間のより弱い結合であって従ってバントゝギ
ャップの中になおも存在する結合によって形成される電
子状態、から成る。
代表的には、ギヤツブ内状態を軽減するよう作用する絶
縁体は基底半導体層の酸化物層または窒化物層の形をと
り、それは、これらの結合は通常は基底半導体共有自己
結合エネルギーと少くとも同じ強さにあるからである。
例は下層シリコン層上のシリコン酸化物またはシリコン
窒化物、あるいはInP基底半導体上のIn2O3を含
む。基底半導体と一つの共通元素をもたない補償層は上
述のように有利であり得る。これらの補償層は窒化硼素
、酸化アツベニウム、酸化タンタル、酸化錫、および二
酸化チタンを含むが、ただしこれらに限定されるもので
はない。界面性の状態もまたダンクリングボンドのよう
な欠陥を補償するよう作用する水素ガスおよび/または
弗素ガスの雰囲気での焼鈍によって軽減される(実施例
9を見よ)。
ギヤツノ内電子トンネル化状態もまた粒界、転位、不純
物、およびその他の自由表面のような各種欠陥によって
つくり出されることが可能である。
トンネル化状態は空乏層の中または近傍に位置しかつエ
ネルギーギャップを規定する価電子帯準位と伝導帯準位
の位置に近くエネルギー的に位置するギヤツブ内状態で
ある。これらのトンネル化状態のあるものは空乏層を横
切る多数キャリヤの輸送を増強に通ずる。空乏層を横切
る。多数光ヤリャの流れは価電子帯または伝導帯の近く
のエネルギ準位からおこる漏れ電流、を最少化すること
を求めている場合には望ましくないものであり;例えば
、そのデバイスはダイオードとして機能することを考え
ていて、(一方向にのみの電流を許容し)そして逆暗電
流または漏れ電流は意図する電流方向と反対であり、従
ってトンネル化状態は電流および電圧の出力に悪い影響
をもたらすからである。
より高いセル電圧は半導体内において相補的反対電荷を
誘起し従って電圧障壁を増強するよう絶縁体をトゝ−プ
することによって達成される。p−型ベース半導体につ
いては絶縁体中のこのような補償されていない実質的正
電荷は絶縁体へ隣接する基底半導体の層の中で補償され
てバンドベンディング(band bending)の
増大とより大きい障壁の高さをもった顕著なバンドベン
ディングは界面近くで縮退n+領領域形成する一つの極
性反転(invers 1on)を生ずる。第一の種類
の例においては、実質的正電荷はSiO2中の介在的N
a+のような外因性ドープ剤イオンであり、あるいはZ
rO2中のNbS+、MgO中のAAB+、NaCJ中
のMg2+、A1203+4=D7)F−、あるいは5
13N4中の○ 、のような外因性の置換性アリオバレ
ント(aliovalent) )” −プ剤である。
第二の種類の例においては、実質的3+ 正電荷は酸化ニッケル中のNi  、あるいki二酸化
珪素中の過剰珪素、のような真性欠陥である。
n−型ベース半導体については、絶縁体中の補償されて
いない実質的負電荷は基底半導体の隣接層の中で補償さ
れて上記と反対方向でバンドベンディングをもたらす。
より大きい障壁の高さが界面近傍で縮退P十層をつくり
出す極性反転(invers 1on)がもたらされる
。第一の種類の例においては、実質的負電荷は5102
中のAA””(実施例5を見よ)、ZrO2中のY3+
イオン(実施例21を見よ)、Al2O3中のMg2+
イオン、MgO中のLi++Ta205中のT14+、
5i02中のN3−イオン、NaCl中の02−イオン
、ちるいは5iaO4中の炭化物イオンのような外因的
置換性アリオバレントドープ剤である。
第二の種類の例においては、実質的負電荷はTa205
中のTaA+イオン(実施例18を見よ)、T10z中
のT13+イオン、F6203中のFe2+イオン、I
n2O3中の工、士、ZnO中のzn+、あるいはCa
F2+x中のF−’!、 タHUO2−hc中の02−
のような過剰の介在イオン、のような真性置換的アリオ
バレント欠陥である。
n−型基底半導体と一緒に使用するための好ましい絶縁
体物質は少くとも一つ低い原価の金属ので以てド−プし
た少くとも一つの絶縁性金属酸化物から成る。例として
、アルカリ土類金属酸化物、Zn○およびCuOのよう
な+2酸化状態にある金属の酸化物はアルカリ金属、銀
およびタリウムのような金属のm個カチオンで以てドー
プすることがテキル。ソノ上、Al2O3,La2o3
オヨヒGd2o3ノような+6酸化状態にある金属の酸
化物はアルカリ土類、銅および鉄のような金属の2価カ
チオンで以てド−プすることができる。さらにTlO2
゜ZrO2,HfO2、PrO2,Th0z 、UO3
,GeO2、SnO2,PbO2゜およびMnO2のよ
うな+4酸化状態にある金属の酸化物はアルミニウム、
イツトリウム、ガリウム、インジウムおよびランタンの
ような金属の6価カチオンで以てドープすることができ
る。さらに、v205.NbzOsおよびTa205の
ような+5酸化状態にある金属の酸化物はチタン、ハフ
ニウム、セリウム、錫および鉛のような金属の4価カチ
オンで以てト9−プすることができる。
n−型基底半導体と一緒に使用するための特に好ましい
絶縁体物質は少くとも一つのアルカリ金属のカチオンで
以てド−プした酸化マグネシウムおよび少くとも一つの
アルカリ土類金属のカチオンで以てト9−プした酸化ア
ルミニウムから成る群から選ばれる一つの物質から成る
障壁の高さを増し従ってセル電圧を増すことのほかに、
ドープされた絶縁体を通る少数キャリヤ電流が増強され
、従ってセル電流および電流は少数キャリヤトンネル化
のだめのエネルギーウィンドつ内にある絶縁体中のト9
−プ剤エネルギー準位の存在によって改善され、従って
、より厚い絶縁体を使用することを可能とする。自体発
生性でない酸化物の場合においては、自体発生酸化物の
いくつかの原子的層が基底半導体と自体発生性でない絶
縁体との間に存在して表面状態密度を減らすようにして
もよく、そしてまた隣接層の格子整合化を助けてもよい
。本発明の一つの具体化は基底半導体の酸化物以外の絶
縁体の主体部分と基底半導体の酸化物の小部分とから成
る絶縁体層の使用を含む。ド−プされた絶縁体を組み入
れているこのような改善された多層ダイオード9は二つ
の電気的接続が前面と後面になされるときには空気中で
のフォトセルとして適応させ得る。
本発明の実際においての使用に好適であるド−プされた
絶縁体は約0.001から約10重量%の範囲にある量
のド−プ剤物質を一般的に含む。より大量のド−プ剤物
質はしかし、絶縁体中への欠陥の導入する結果、一般的
には好ましくない。
伝導性層 光電気化学的セルにおいて、レドックス電解質溶液に隣
接する光電極層は一つの有効伝導層である。有効な伝導
性層であるためには、その層は電気的キャリヤの良好な
伝導体であり、効果的な腐蝕保護を与える構造体であり
、好ましくは適切な速度でレドツク反応を駆動させる十
分な電気触媒的性質を示すべきであり、そして電磁輻射
の十分量を通過させて光電気化学的セルを十分に作動さ
せるのに十分な薄さであるべきである。しかし、もし特
別の形態として、基底半導体を反対面あるいは背面から
照射する場合には、前面上の伝導体層の厚さはその透過
性によって制限されることがなく、厚い層を使用し得る
。この層が適切な厚さのものでかつ実質的に一体層であ
るよう十分に均質であるかぎり、その層は光電極の腐蝕
を防止するように働き、通常は基底半導体中への光の通
過を許し、光誘起電荷キャリヤが何ら著しいキャリヤ損
失なしにこの層を通過するのに十分な電気伝導性をもち
、そして、実質的な電気触媒的特性をもつものである(
 Moder Aspects ofElectroc
hemistry。
Nn12.J、○’ M、 Bockris and 
B、 F、 Conway、  プ′ナム、1977.
P2S5−266を見よ)。この伝導性層のための代表
的な好ましい物質は、・ξラジウム、白金(絶縁体層の
上に白金層を沈着中または沈着後のいずれかにおいて光
電極構造体を焼鈍することが好ましい)、イリジウム、
ルテニウム。
あるいはタンタルのよう・な貴金属、珪化白金。
LaB6.および伝導性無定形炭素;MoS i 2 
、WS12 yおよびCrB2のような半金属;それぞ
れMoS2  およびTiNのような半導体性カルコゲ
ナイド″′または金属pnicttde ;縮退的にド
ープした半導体例えばインジウムでト9−プしたSnO
□;WO3、M oO3またはTlO2のようなト9−
プした酸化物;およびポリピロールのような伝導性有機
物を含み、たタシコれらに限定されるものではない。
伝導性層がセルの合理的出力をつくり出すのに十分なレ
ドックス反応駆動のための電気触媒的活性をもたない特
別の場合においては(実施例14を見よ)、電気触媒的
に有効な物質(例えば貴金属、  Ni、 RuO2,
Mo、 Ta、タンクル化イリジウム、ニッケルーモリ
ブデン合金、黒鉛、あるいは無定形炭素、およびそれら
の混合物)を低電気触媒活性の一般的伝導性層のいずれ
の上にも沈着させることができる。それゆえ、これらの
特別の場合においては、この開示の目的のための有効伝
導性層は貴金属のような電気触媒的活性物質の薄層によ
って蔽われた一般的伝導性層となる。好ましくは、この
伝導性層は白金の約10がら200オングストロームの
薄層であり、あるいは不活性伝導性層上に白金の数十オ
ングストロームをもつ非化学量論的SnO3またはド−
プ5no2(約60から数百オングストロームの厚さの
)のような電気触媒的不活性の伝導性層である。最も好
ましい伝導性層は10から50オングストロームの白金
である。
(実施例1において説明する通り、蒸発装置中で沈着モ
ニターによって測定した厚さはすべて大約のものであり
2の誤差があり得るが相互に関して補正されている。
電解質溶液 電解液は好ましくは水性であるが、イオン電流を伝導し
多層光電極のバンド構造に適切に整合するシト9ツクス
ポテンシヤルを有するその他のレドックス電解液も適当
なレドックス電解液である。
適当である非水性電解質はエタノールおよびメタノール
のような極性溶媒を含み、溶媒中で適切なイオン伝導体
をもつ。光がレドックス電解液中を光電極へ通る光電気
化学的セルの代表的構造においては、シト8ツクス電解
液はまた実質的に透明であることが好ましい。水性のレ
ドックス電解液において、好ましいレドックカップルは
工2/I−およびB r 2/’B r−であり基底半
導体の仕事函数がレドックス電解質のレドックスポテン
シャルと整合している。このことはしかし、絶縁体層の
固定電荷が光電極の障壁ポテンシャルエネルギーを決定
する場合においては必要ではない。別の好適なレドック
ス電解質はn−ブチルピリジニウムクロライドと一緒の
塩化アルミニウムのような溶融塩である。このシト9ツ
クス電解質はn−型GaAsが基底半導体であるときに
特に好ましい。この場合における好ましいシト9ツクス
カツプルは鉄ジシクロペンタジェニルー鉄ジシクロはン
タジェニルクロライドである。有機レビック電解質の場
合には、例はアセトニトリルと好適レトゝツクスカップ
ルとしての法度/沃化物である。一つの特別なタイプの
光電気化学的セルにおいては、レドックス成分の一つま
たは全部が、例えば光電解セルにおけるような液状では
なく、ガス状であることができる。
レドックス電解液を使用してこの多層光電極と一席に一
つのダイオード接合を形成し得る能力はまた光電気化学
的セルの調整を可能とし、このセルは空気中においてレ
ドックス電解液なしでは作動し得ない。この場合には、
接続電線が伝導性層へ結合され、電圧と電流はこの線と
正規の裏面接点との間で記録されて光電極が空気中で試
験されることを可能にする。例えば、基底半導体として
n−型シリコンを使用するときには、光電極が空気中で
機能性である適切なポテンシャルエネルギー障壁関係を
もつために、低仕事函数の伝導性層を基底半導体上にも
つことが必要である。しかし、Or、Cu、AJ!およ
びMgのような適切な低仕事函数伝導体はすべてレビツ
ク電解質溶液中に置くときに急速に腐蝕し、従って光電
極を作動不能にする。
本発明におけるレドツク電解質の存在のために、Piの
ような高仕事函数の伝導性層を基底半導体装置くことが
でき、低仕事函数のレドックス電解質溶液(v3+/■
2+またはB2−/5n2−(重合型)の還元性溶液の
ような)5を使用してp−型シ1jコンを用いる作動可
能光電極をつくることカーできる(実施例14を見よ)
。この低仕事函数レドックス電解質なしでは、この光電
極(′!、作動不能であり、なぜならば、高仕事函数の
伝導性層力″−p−型基1M半導体の上にあり、ボテン
シャルエネルギ−が電流の流れを許さないからである。
オーミック接続 光電気化学的セルの電気回路の完成(ま光電極の基底半
導体の後面ヘオーミツク接続によって対向電極へ連結し
た少くとも一本の電線を必要とする。
基底半導体へのオーミック接続しま当業の通常の熟練者
にとって既知の各種の方法によって形成してよい。しか
し、本発明においては、n−型シ1)コンへの新しい改
善された接続は、基底半導体の後面上に次の各層、すな
わち、燐化物,砒イし物,あるいはアンチモン化物の第
一層、続いて第二の金属層、および、最後の伝導性層、
を沈着させることによって形成させるのが好ましい。燐
化物、砒化物,あるいはアンチモン化物の層(ま、おる
下層酸化物化合物(自体発生酸化物のような)をもった
伝導性金属酸化物化合物を形成し得る金属カチオンをも
つ化合物でおる。カチオン候補の例はTi,Zr,If
,V,Nb,Ta,およびここに引用サレテイるA. 
T. 7’tつおよびP.’ J.フェンジャムのQu
ar t。
Rev. 、21, 507(1967)による刊行物
中で挙げられているその他の金属を含む。より総体的意
味においては、第二の金属層は燐化物,砒化物,または
アンチモン化物が下層の自体発生性酸化物または沈着酸
化物の層から酸素をすべて取上げるのに十分な厚さであ
る場合には、必要としない。最後の伝導性層は空気中で
安定な一つの伝導性物質であり、下層に存在する層例え
ばPt,Pd,Au+W+Ta 、MoSi2 、  
ドープした錫,WO3のようなド=プした酸化物;ある
いはポリピロールのような伝導性有機物と反応しないも
のである。最も好ましい具体化は基底半導体の後面上の
燐化バナジウム。
チタンおよび白金の層から成る。燐化物,砒化物。
あるいはアンチモン化物の層の上の金属層は酸素をとり
上げて一つの伝導性酸化物を形成するので、オーミック
接続は基底半導体表面から酸化物層を取除く必要なしに
形成される。半導体へのオーミック接続をつくる際の主
要困難の一つは、酸化雰囲気へ露出された半導体の上に
自体発生性酸化物あるいは他の望ましくない酸化物層が
たえず存在することである。基底半導体としてのn−型
シリコンの特別の場合の本発明においては、シリコンは
約1Dオングストロームの自体発生性酸化物を蓄積し、
燐化バナジウム、チタン、および白金の層の沈着は数オ
ームの抵抗の好適なオーミック接触の形成をもたらす。
本発明におけるオーミック接続の生成において、燐化バ
ナジウム層は二つの重要な機能を果たす:(1)それは
一つの燐源を提供してシリコンのn+縮退的ドープ層を
形成し、(2)バナジウム源を提供して表面酸化物を還
元しかつ伝導性バナジウム酸化物層を形成する。過剰の
燐化/バナジウムはすべて、その物質が金属伝導体であ
るので、また伝導性であり、そして前記の通り、過剰の
酸素はすべて燐化バナジウムと保護的外側金属層との間
の還元性金属層との反応によって収容される。
本発明において、n−型半導体へのオーミック接続をつ
くるための他の適当な物質は半導体上の木棚化金属とと
の木棚化物上の任意の空気安定性伝導層とである。好ま
しくは、基底半導体上の層は硼化ランクニドの一つであ
り、最も好ましくは木棚化ランタンである。+6酸化状
態をもちあるものは+1酸化状態である木棚化金属は金
属的伝導性を示す。木棚化金属は一般的にn−型半導体
への低仕事函数のオーミック接続を提供し、そしてまた
p−型半導体から構成される光起電性ショットキー障壁
デバイスへのオーミック接続として用いることもできる
。さらに、たいていの有機質半導体はp−型であり従っ
てショットキー障壁光起電力デバイスのために低仕事函
数金属を必要とする。光電気化学的セルにおいては、木
棚化ランタンは可視光お正び紫外光に透明な物質を提供
し、適当な伝導性を有し、基底半導体へのオーミック接
続を形成し、そして光電極としてn−既基体半導体をも
つ光電気化学的セルにおける長寿命に肝要である良好な
耐蝕性を示す。オーミック接続は次にn−型基底半導体
上に木根化物を沈着させ、次いでとの木棚化物上へ白金
のような金属層を沈着させることによって形成され、そ
シー七銅線がこの金属層へとりつけられる。本発明にお
ける好ましい一つの形態は少くとも20オングストロー
ムのLaB6 と数百オングストロームの白金との一体
層である(実施例17を見よ)。
追加の具体化 総体的意味におけるこの多層構造体は内部電圧障壁が一
つの方向においてもう一つの方向におけるよりも多く電
流を流させる一つのダイオードを構成し、そしてこのよ
うなダイオードはこの光電極内に組み入れられている。
このようなダイオード形態を組み入れたその他のデバイ
スは、(a)電気的接続がダイオード構造の後面と前面
へ直接になされているフォトセル;(b)ダイオードゝ
性質が入射光スRクトルの特性に依存するフォトダイオ
ード;(c)電気的整流器として働くダーク(dark
)ダイオ−)’ ; (a)フォトキャパシターデバイ
ス; (e)ダークキャパシターデバイス;および(f
)ダイオード障壁高さがダイオードをとりかこむ媒体の
レドックスポテンシャルに依存し、かつポテンシャルエ
ネルギー障壁高さが直接的に(あるいは電界効果デバイ
スの場合のように間接的に測定されてとりかこむ流体の
レドックスポテンシャルを示す、電極;である。
さらに特定的にいえば、上述の光電気化学的セルと同じ
基本的作動原理を用いて本発明が統合するいくつかの他
の特定具体が存在する。これらの各種の具体化の一つは
、輻射線がレドツク電解質溶液中を通過し光電極前面に
当るのではなくて、光電極が乾燥後面の方向から照射を
受ける一つの光電気化学的セルから成る。このような構
成は、入射輻射線がレト9ツクス電解質溶液中を通過し
てはならないという利点をもっている。それゆえ、より
厚い前面伝i性層を光電極に使用することができ、そし
て、レト9ツクス電解質溶液は入射輻射線に対して不透
明であることができ そわによって、レドツク電解質溶
液のより広い選択を可能にする。さらに、光電気化学的
セル構成部品は前面上で拡大させることができ、それは
、これらの構成部品が輻射線に対して透明である必要が
ないからである。例えば、対向電極は適切な絶縁で以て
前方面へとりつけられ、膜をとりつけることができ、そ
して、各種の電流捕集電極とモニターをとりつけること
ができる。しかし、乾燥背面オーミック接続と基底半導
体とは十分に透明であって基底半導体による入射輻射線
の大部分の吸収・を可能にするべきである。これらの要
請を満たす適当な手段は不透明金属の精細グリッドによ
る電流捕集を用いること、あるいは電流捕集体としてド
−プしたSnO2のような一つの透明伝導体を用いるこ
とを含む。基底半導体の厚さが太きすぎる場合には、電
流捕集効率は、キャリヤが基底半導体中をホールと電子
が分離される前面ダイオード領域へ拡散する前にホール
と電子が再結合することに基づいて低下する。例えば、
ドープされたSnO2電流捕集体は保護ガラス板上に沈
着させこのトゝ−プSn○2上に基底半導体を沈着させ
、続いて絶縁体層、そして次にレドックス電解質溶液と
隣接する伝導性層を沈着させることができる。実際の使
用中は、このような構成は建物屋根の外側にとりつけて
光がガラス板によって蔽った後面に当るようとりつける
ことができる。
本発明の別の具体化においては、光はまた光電極の背面
上に入射する。この背面物質は実質的に透明であること
が必要であり、光が次に基底半導体中を通過しいくらか
の光は吸収されいくらかは伝導性層の上へ通る。伝導性
層は一つの反射表面を提供しそれによって光は基底半導
体の中へ反射して戻り、それゆえ光のいくらかは基底半
導体中を逆戻りに通過し光が吸収さ・れるのに2倍の長
さの通路が利用される。この構成は伝導性層の反射性質
を利用しており、基底半導体の厚さを減らすことができ
る。
本発明のもう一つの面においては、電極の一つ、対向電
極または光電極は他のタイプの電極によって置換えられ
る状況がおこる。例えば、対〜画電極を一つの光電極に
よって置き換えて二つの得られる光電極のバンドギャッ
プが異なるようにすることができる。この二つの光電極
は一つのレドックス電解液、あるいは間に膜が介在する
二つのレドックス電解液によって分離される。高エネル
ギーの光成分はこの第一の光電極によって吸収され、残
りの低エネルギーの光は第二光電極中で吸収されるよう
通る。異なるレドックス組合せの二つの溶液を隔てるた
めにイオン伝導性膜を使用して、この二つの光電極はレ
ドックス組合せを充電するのに使用することができる。
この多層構成の伝導体層は電流捕集体として働き同時に
光電極の一つの肝要部品としても機能する。各々の光電
極のこの伝導体層への電気的連結は次のために用いられ
る: (a)  照射が適切であるときの電池充電ではなくて
セルからの電気的出力、の直接的捕集、(b)電池を一
十分に充電されるときの電気的出力の直接的捕集、およ
び (c)  電池放電中の電力の捕集、そして、追加の対
向電極は必要でない。
本発明の追加的な一つ面は光電解セル(これは光電気化
学的セルの一つの特別なタイプである)であり、イオン
伝導がセルの二つの電極間でなおも達成されるかぎり、
光電気化学的セルの溶液レドックス成分を置換える一つ
または一つより多くのガス相レドックス成分から成る。
一つの構成においては、水、HBr、または町が反応剤
を含む電解液中に浸した一つの光電極と一つの対向電極
との間で電解され、水素ガスとそのほかに他の分解生成
物が生成する。別の構成においては、水の光電解が異な
る光学的バンドギャップをもち光成分を順次に吸収する
よう配列した二つの板状光電極を用いて行なわれる。こ
の基本的構成は二つの光電極がプロトンを一つの電極か
ら他の電極へ導く一つの多孔質物質シートによって連結
されること以外は、別の例においても保持される。水の
蒸気はこの多孔質分離材中を通過し各々の光電極面上に
おいて水素または酸素のいずれかに転化される。
もう一つの光電解構成は一つのプロトン似、導性媒体に
よって連結された異なるバンドギャップの二つの光電極
から成り、水、の蒸気は各の光電極の外側面の上を通り
プロトンが光電極の外側面に光電極中の孔またはホール
を通して到達する。光電解が進行し水素ガスと酸素ガス
を生ずる。
実施例 1 以下の実施例において、基底半導体の出発物質はシリコ
ン単結晶、(100)配向、約1インチ直径のウェファ
−でアトマージツクケミカルコーポレーションから供給
されるものである。これらのウエツブは光電極製造のた
めにより少ない寸法へ切断される。本実施例における結
晶はn−型、燐トゞ−プ、のもので10オームセンチメ
ートルの抵抗率をもっている。この結晶の研磨面を下に
向けて置き、非研磨面上に一滴のエツチング剤を置き、
この面を2回、毎回2分間づつ、濃HF(約50%)7
66重量%NH4Fの10容積%水溶液で以てエツチン
グを行ない蒸溜水で以て60分間次に洗滌した。結晶を
次に周辺条件下で窒素ガス流を流しながら乾燥した。
基底半導体上に背面のオーミック面接続を次のようにし
てつくった:白金小塊、チタン小塊、およヒ燐化バナジ
ウムペレットを別々の炭素坩堝の中に入れ、6個の坩堝
をすべてバルザース電子ビーム蒸発器の中に置く。この
蒸発容器を10.ルバールの圧力へ脱気した。シリコン
結晶をとりつけたアルミニウム基板ホルダーを真空室の
頂部に置いた抵抗加熱器によって加熱した。温度は半時
間にわたって465℃へ上げ基板ホルダーは連続的に回
転させた。沈着中の温度は蒸発器装置のアルミニウム基
板ホルダーの上側と接して置かれたクロメル−アルメル
熱電対で以て追跡した。坩堝中の物質の電子ビーム蒸発
は次の順序で進行した:約150オングストロームの燐
化バナジウムを基底半導体の背面上に沈着させ、次に約
’10007i−ングストロームのチタンを燐化バナジ
ウム上に沈着させ、約500オングストロームの白金を
チタン上に沈着させた。これらの層の厚さはオーガー(
Auger)イオンビーム深さ測定実験から層の沈着と
層厚みの測定によって検定しである振動石英結晶モニタ
ー(vibrating’quar勧crystal 
monitor )によって測定した。それゆえ、実施
例中の厚さのすべての数字は実際の厚さの約半分である
。沈着後、加熱を止め、シリコン結晶を蒸発器装置中で
10=4ミリバールの真空下で冷却させた。沈着諸層を
上にもった結晶を蒸発器装置からとり出し、研磨面を前
述のHF−弗化アンモニウムエツチング溶液で以て4分
間エツチングした。結晶を次に脱イオン水で以て両面と
も60秒間洗滌1−窒素ガス流を流しながら周辺温度に
おいて乾燥した。次に結晶を約25秒間空気中に放置し
て蒸発器装置の中へ再び入れる前に一つの酸化物層を形
成させた。
沈着は結晶をアルミニウム基板ホルダー上に、背面を下
にして置くことによって結晶前面上に実施され、蒸発器
装置は10”−5ミlバールの圧力へ脱気した。アルミ
ナ坩堝がSnO2の圧縮ベレットを含み、炭素坩堝中の
物質からのSnO2の電子ビーム蒸発は基底半導体結晶
の前面上に約100オングストロームの厚さのSnO2
を与えた。蒸発後、結晶を蒸発装置からとり出し、酸化
アルミニウムボートの中に置き、この集合体を石英管中
に置いた。石英管をリンドバーグ管状炉の中に押込み、
その中で温度を空気雰囲気中で15分間のうちに638
℃へ上げ、試料を1%時間焼鈍させた。炉の電源を切り
、炉の100℃になったときに、石英管と試料を炉から
とり上げ、室温へ冷却させた。ガラススライド上の対照
標準沈着Sn○2も結晶と一緒に焼鈍し、この焼鈍後に
おいて、抵抗値は顕著に低下し、フィルムは実質上透明
となった。結晶を次に蒸発装置へ戻し、装置を10”−
”ミIJバールの圧力へ脱気した。
蒸発器中のアルミニウムホルダーを15分間にわたって
100℃の温度へ加熱し、白金を炭素坩堝中に保持され
た白金層から試片上へ電子ビーム蒸発を行なわせた。白
金を基底半導体上にあるSn○2層上に0.2オングス
トロ一ム/秒の速度で約8オングストロームの厚さへ沈
着させた。白金はまた対照標準のガラススライド上にも
沈着させ、1880マイクロオ一ムセンチメートルの抵
抗率がインジウム細長片接続を用いる二点プローブ法に
よって白金層について画定された。光の透過もこのガラ
ススライド上の白金について測定され、87.8%ノ透
過率が検出デバイスとして用いる標準化シリコン太陽電
池上に入射する弱められていない光の既知量を比較する
ことによって測定された。
結晶上への白金蒸発後に、このシリコン結晶の縁を結晶
表面に向けて置いた一つの直線縁を使用しその直線縁を
ハンマーで打つことによって削りとった。結晶の繊物質
のこの除去は前面と背面との間の短絡を回避させた。2
8ゲージの銀塗布銅線を次にこの光電極の背面へ、この
面上に高純度銀は−ストを置きこの線を銀ペーストへと
りつけることによってとりつけた。得られる光電極はガ
ラススライド上にシリコン結晶の研磨面を上に向けて置
き、そして、ダウコーニングの1007ξ−セントの黒
シリコ、−ンゴムをこのセルをガラススライド9ヘシー
ルするために用いた。結晶の縁はシーラントで蔽いレド
ックス電解液の侵入を妨げる。
セルを0.02モル(5!−/l )のI2.Q、4モ
ル(60Vl ’)のNaI、0.5モルのKcl(3
7!ilZ/A)の水溶液の中に置き、1サンの照射に
おいて試験した。1サンの照射の標準は、アライドケミ
カルコーポレーションから得られる太陽電池を検量する
ことによって決定した。このセルを既知の太陽電池感度
ヲモつンーラレツクスコーポレーションから得られるセ
ルに対して検量した。EXEプロジェクタ−ランプをイ
ーリン゛グのファイバーオプティックス光源装置の中に
置き、%インチ(ろ、2M)オプティカルファイバー出
口が1インチ焦点レンズへつくられた。この系は光が光
電極へ通過する石英窓を含むビーカー中の主題光電極の
上に入射光の平行ビームを与える。ビーカー中の溶液を
機械的に攪拌し、セルをビー力の側面へ固定し光が通過
する石英窓から0.5CrrLの位置に置いた。白金対
向電極を使用した。
短絡電流を1オーム以下の内部抵抗をもつアンメーター
によって回路中の最小抵抗で以て測定した。開路電圧は
107オームの内部抵抗をもつボルトメーターで以て測
定した。シャント抵抗は○と一〇、6ボルトの間の逆バ
イアス条件下で適当な直線範囲がある場合に測定した。
直列抵抗は電流電圧曲線の直線部におけ5順方向バイア
スにおいて測定され、そのバイアスは代表的には0.6
ボルトであり、あるいは開路電圧にほぼ近かった。効率
は開路電圧と短絡電流とを結びつける(Join)線に
平行な切線で電圧値および電流値をとることによって計
算した。フィルファクター(fill factar)
は開路電圧と短絡電流とを結びつける( join)線
に平行な切線における電圧と電流の積を開路電圧と短絡
電流との積によって割ったものである。
1サンの照射において各種の特定的定数が測定された。
セルの面積は0.32 CrIL2であった。短絡電流
は4.8ミリアンペアであり、開路電圧は0.62ボル
トであった。6.5キロオームのシャント抵抗が逆方向
バイアス特性から測定された。得られた効率は1.6%
であり、フィルファクターは0.24であった。このセ
ルは1サンイルミネーシヨン下で法度/沃化物溶液中に
おいて全日で51日間以上作動した。
実施例 2 実施例10手順を繰返して8から25オーム・儂のウェ
ファ−上にオーミック接続をつくったが、ただし層の沈
着中の温度は435℃であった。前面を実施例1の場合
と同様にエツチングを行ない、次いで0.01モルの錫
塩化物溶液(パードロニックコーポレーションからの錫
塩化物)で以て20秒間洗滌し、脱イオン水で以て洗滌
し、窒素ガス流で以て乾燥した。試片を次に空気中で2
5分間酸化し、バルザース蒸発装置の中に置き、1o−
5ミIJ バールの圧へ脱気し、半時間にわたって11
2℃へ加熱した。約8オングストロームの厚さの白金層
を光電極の前面上に30秒間にわたって沈着させた。ガ
ラススライド9上に蒸発された付随の白金皮膜の抵抗率
は3,500マイクロオーム・αであり光透過率は76
.5%であった。照射下の試片面積ハ0.2 cut2
”tJ+つた。短絡電流は21.7ミIJアンペア/c
rrL2であり、開路電圧は0.66ボルトであり、効
率は2.6%であり、フィルファクター&! 0.30
であった。このセルは1サンの照射において法度/沃化
物溶液中で合計約6日間続き、その後は急速に劣化した
実施例 、3 実施例3は実施例2と同様に調製したが、ただし、半導
体の前面はエツチング処理後空気中で3分間酸化した。
試片を蒸発装置中に置き、1o−5ミリバールの圧力へ
脱気し、試片を92℃の温度に保持し一方ptは約10
オングストロームの厚さまで前面上に5分間の間で電子
ビーム蒸発を行なわせ、その後、試片を真空中で室温へ
冷却した。
付随のガラススライドは白金で以て被覆し、1,300
   ’マイクロオーム・儂の抵抗率と68.5%の透
過%が測定された。1サンの照射および0.12Crn
2の照射試片表面積において、短絡電流は2.8ミlJ
アンにアであり、開路電圧は0.64ボルトであった。
時々検査をした溶液中で1%月後において、短絡電流は
土Oミリアン投了に減り、開路電圧は0.65ボルトで
あった。
実施例 4 本実施例においては、n−型シリコン単結晶は6から1
2オーム・αの抵抗率をもち、燐をドープした。この単
結晶の背面非研磨面は濃HF/36重量%NH4Fの1
0容積%溶液で以て60分間エツチングを行ない脱イオ
ン水で以て洗滌した。結晶を蒸発装置内に背面を露出さ
せて置き、装置を1o−4ミ’)パールの圧力へ脱気し
た。木棚化ランタンを標的ペレットから電子ビーム蒸海
を行なわせ、約1,000オングストロームの厚さのL
aB6が沈着した。基板ホルダーは沈着中回転させなか
った。次に約5,000オングストロームの白金の層を
木理化ランタン層上に電子ビーム蒸発を行なわせた。試
片をとり出し、前面の研磨面を1分間、濃HF/36重
量%NH4Fの10容積%溶液で以てエツチングを行な
い、脱イオン水で以て洗滌し、窒素ガス流中で乾燥し、
空気中に20分間放置した。
結晶の前縁を次にテープで以て遮蔽し、このシリコン結
晶を前面を露出させて蒸発器中に置いた。
蒸発装置を1o−4ミルバールの圧力へ脱気し、約20
0オングストロームの白金を結晶の前面上に沈着させた
。15分後、試片をとり出し、縁を削り、銀啄−ストと
銅線をもつ背面接続が実施例1と同様にしてつくられる
。このセルの前面はデジ3フ5分エポキシで以て、ガラ
ススライドゝヘシールされた。このセルは、1y4イン
チ(31,6M)のオプチカルファイバーとイーリング
ファイバーオプチツクライト系を用いて光電極の前面を
照射して、ガラスビーカー中で照射と試験を行った。実
施例1で使用した法度溶液中においてがっ1.5サンの
照射において35連続日の後に、エポキシが劣化しその
ため試片を溶液からとり出し、蒸溜水で以て洗滌し、そ
して古いエポキシが亀裂を生じた縁の周りに再びエポキ
を付与した。照射面積ははじめは0.5 cvt2であ
ったが、再エポキシ化後は0.25CrrL”であった
。59日後にエポキシに再び亀裂を生じた。この試片を
ダウコーニングの100%シリコーンゴムコーキンク剤
ヲ用いて再シールし、同じ照射条件下で再試験した。セ
ル寿命の初めにおいては、照射面積が0.5 cIrL
2であり、セルは447ミ+)アンペアの出力電流とり
、62ボルトの開路電圧をもっていた。短絡電流は0.
5 C11L2の照射面積で以て46日後において6.
0ミ+Jアンはアであった。61日後においてセルは0
.2.5crIL2照射面積で以て1.7ミリアンにア
と0.61ボルトの出力をもっていた。278日後にお
いて、電流は1.1 ミlアンにアであり、616日後
においてはそれは0.60ミリアンペアへ減少し、64
6日後において出力は0.03ミリナンRアとo、64
ボルトであった。効率は最初の276日間の作動中を通
じてこのセルについて約1%であることが測定された。
実施例 5 この試片には実施例1と同じ背面処理を施こした。背面
オーミック接合の沈着後、前面を2回、HF/3<5重
量%NH4Fの10容積%溶液で以て2分間エツチング
を行ない、次の通りにつくったアルミニウム含有溶液で
以て洗滌した。すなわち、10IILlのエタノールと
一滴の1−8−プトキサイ)”(95%)との溶液を攪
拌し、遠心分離にがけ、上澄液を傾瀉し、これへ追加の
10m1のエタノールを添加した。この溶液の約1Mを
別の1Qmlのエタノールへ添加し結晶を約60秒間洗
滌するために使用し、そしてこの溶液を窒素ガスの流れ
で以て蒸発させた。試片な、空気中に25分間放置して
一つのド−プされた酸化物層を形成し、次いでデバイス
の前面を露出させて蒸発装置上に置いた。蒸発装置を1
0−5ミリバールの圧力へ脱気し加熱を開始した。10
0℃において約半分装置いたときに白金を実施例1の同
じく電子ビーム沈着を行なわせた。合計で約8オングス
トロームの白金を60秒にわたって沈着させ、加熱を止
め、試片を半時間にわたって室温へ冷却させた。白金を
その上に沈着させた付随のガラススライド9はろ、19
0マイクロオーム・鋼の白金皮膜抵抗率と84.4%の
光透過率を示した。試片を次に、実施例1の場合と同様
に銀ペーストと銅線をとりつけることによって光電極に
つくられる。試片をリンドバーダ管状炉内に置き、それ
は試片に隣接するクロメル−アルメル熱電対によって測
定して200℃の温度へ加熱された試片上で水素雰囲気
が通過する。温度を200℃に保ち、水素ガス雰囲気を
16時時間性上で保ち、その後、試験を浴中で室温へ冷
却させた。
試片を実施例1と同じ組成の電解質溶液をもつ光電気化
学的セル溶液の中に置いた。1サンの照射において、0
.35 an2の面積に対して出力は8.6ミリアン4
アと0.42ボルトであった。次いで、試片を溶液中に
最大量の天変をもつ濃厚工2/ニー溶液中で試験した。
%サイの照射において、0.24ボルト電圧と4.4ミ
リアンはアの電流出力が0.65cIrL2の照射面積
について測定された。効率は6.6%であると測定され
、直列抵抗は約26オームであり、シャント抵抗は10
キロオームより大きかった。
実施例 6 基底シリコン半導体は8から25オーム・αのような高
い値までの抵抗率をもっていた。オーミック接続を実施
例1と同じようにしてつくった。
この試片の前面は乾燥Q−チップでぬぐって塵埃粒子を
除き、次いで、実施例1の同じエツチング操作を実施し
たのちに空気中で10分間にわたって酸化させた。11
0℃および10”−6ミリバールの圧力において数オン
グストロームの白金を0.02オングストロ一ム/秒の
速度で前面上に電子ビーム沈着させた。対照標準スライ
ドは580マイクロオームのPt抵抗と6.9%の透過
率を示した。
この試片を酸化アルミニウムボートの中に置き、リント
9バーク管状炉の中に入れ、1%H2/フルゴンの雰囲
気で以て15分間パージした。試片は半時間の間300
℃へ加熱し、16時間の間300℃に放置し、2時間に
わたって銀源へ冷却させ、H2/Arガス雰囲気で以て
連続的にパージした。試片を実施例4の場合と同様にダ
ウコーニングのシリコーンイムで以てシールし、得られ
る光電極を、溶液pHが1になるような塩酸中の1モル
の沃化ナトリウム、0.1モルの工2、および0.2モ
ルのKclの溶液の中に浸した。試片を次に前記各実施
例と同じく平行光線ビームによって照射し、短絡電流は
0.18ミリアンイアであり、開路電圧は0,4oボル
トであった。
実施例 7 実施例7の調製は実施例6と同じであったが、ただし、
エツチング後の前面の空気酸化時間の四種類が用いられ
、2分、10分、25分、および50分であった。これ
らの試片を蒸発装置中に入れ、10−5ミリバールの圧
力へ脱気し、半時間110℃へ加熱した。これらの四つ
の試片の各々は0.02オングストロ一ム/秒の速度で
沈着させた約10オングストロームの白金をもっていた
。白金を上に沈着させた付随のガラススライド9は58
0マイクロオーム・儂の抵抗率と60.9%の光透過率
を示した。これらの試料を実施例6において使用した同
じ法度−沃化物溶液中で1サンの照射において試験した
。異なる時間の酸化にさらした四つの試片は次の短絡電
流と開路電圧を示した:2分間酸化については短絡電流
は22ミリアン4アcrrL2であり0.12cnL2
の照射面積について0.36ボルトの開路電圧であった
。10分間酸化を受けさせた試片については0.21 
(In20面積で以て、短絡電流は27ミリアン深ア/
cIrL2であり、開路電圧は0.66ボルトであった
。25分の酸化にかけた試片については、0.16cI
rL2の面積でついて、短絡電流は27.5 ミIJア
ンペア/cIrL2であり開路電圧は0166ボルトで
あった。50分間酸化した試片は0.18crIL2の
面積で以て、7ミリアンペア/cm 2の短絡電流と0
.65ボルト、の開路電圧を示した。
25分間酸化した試片の効率は約6%であった。
実施例 8 本実施例の背面接続の調製は実施例1の場合と同じであ
り、前面の調製は実施例7と同じであったが、ただし、
三つの試片を2分、5分および10分の酸化継続で以て
調製した。これらの三つの試片を次に蒸発装置へ移し、
10−5ミリバールの圧力へ脱気し、100℃へ半時間
にわたって加熱し、10オングストロームの白金を約0
.25オングストロ一ム/秒の速度で各試片上に沈着さ
せた。
付随する白金皮膜をもったガラススライドは440マイ
クロオーム・儒の抵抗率と66.1%の光透過率を示し
た。これらの三つの試片を光電極につくり、実施例7で
使用した法度−沃化物溶液の中に浸し、1サンの照射で
試験した。2分間酸化した試片は0.08CIIL2の
面積について20.0ミリアンペア/cIrL2の短絡
電流と0.67ボルトの開路電圧を示した。10分間酸
化の試片は開路電圧0.67ボルトおよび面積0.12
cIrL2の場合に24.2ミリアンペァ/cm2の短
絡電流を示した。25分間酸化ノ試片は0.20 cm
20面積の場合に、26,5ミリアン又ア/cIIL2
の短絡電流と0.67ボルトの開路電圧を示した。
実施例 9 との試片は実施例5と同じにしてつくったが、ただし、
水素ガスを0.1気圧の圧力でバルザース蒸発装置の中
へ入れた。試片はろ85Cへ半時間焼鈍し、加熱装置を
止め、試片を100℃へ1時間にわたって冷却させた。
試片室を次に10”−”ミIJバールの圧力へ沈着させ
、8オングストロームの白金を半導体の前面上に沈着さ
せた。白金皮膜を上に沈着させた付随のガラススライド
は3,500 マイクロオーム・園の抵抗率と78.1
%の光透過率を示した。セルの縁は実施例1と同じく削
り、接続を細い電線と銀深−ストを用いて前面へつくっ
たが、しかし照射のだゆに大面積を被覆しないままで残
した。この接続をシーラントで蔽い、試片を実施例1に
おいて使用した法度−沃化物溶液、Ω中に浸した。0.
25 cIrL2の面積の場合に、この光電極前面を1
サンの照射で以て・照射した。5.9ミリアン又アの短
絡電流、0.34ボルトの開路電圧、および6%の効率
が測定された。直列抵抗は51オームであり、シャント
抵抗は約2キロオームであった。セルを次に溶液からと
り出し、空気中で照射し、同じ定数を測定した。セル前
面へ直面する0、07crn2の面積の、オプチックフ
ァイバーからの1サンの照射で以て、0.17 ミlア
ンペアの短絡電流と0.18ボルトの開路電圧が測定さ
れた直列抵抗は20オームであり、シャント抵抗は2キ
ロオームであった。
実施例 10 8から25ホーム・侭の抵抗のn−型シリコンウェファ
−を本実施例において使用した。背面オーミック接続を
エマルジトーンホスホロシリカ皮膜を用いる周知の方法
によってつくった。エマルレジトーンホスホロシリカ皮
膜を結晶の背面の中央上に軽く刷毛塗りし、空気中で乾
燥させ、次いでセラミックボートの中に置く。この試片
を大きなリンドバーグ型管状炉の中でパージガスとじて
A r /N 2混合物を使用して加熱する。試片は徐
々に押し込み、5分間で100℃に、次いで1分間で8
00℃になるようにし、次に1075℃で15分間保持
した。試片を半時間にわたって炉からとり出し、背面を
濃HF/36重量%NH4Fの10容積%水溶液の中で
5分間エツチングを行なった。溶液をその5分間の間に
6回変えた。試片を水抵抗率が8から12メグオーム・
儂であるシブロール/バルンステッドにより供給される
ナノ純度の脱イオン水中で洗滌した。結晶を合計45分
間空気中に置き、結晶は背面上で60分間HF−NH4
F溶液で以て再エツチングを行ない、ナノ純度の水で以
て試片の表面伝導性が安定化されるまで洗滌した。
試片を窒素ガスで以て乾燥し、蒸発装置中に置き、10
−5ミリバールの圧力へ脱気した。約i、o o oオ
ングストロームのチタンを試片上に沈着させ、続いて約
i、o o oオンダストロームの白金を沈着させた。
試片をとり出して空気に15分間さらし、HF −NH
4F溶液で以て60秒間エツチングな行ない、脱イオン
水で以て45秒間洗滌し、続いてナノ純度の水の洗滌を
行ない1.窒素ガスで以て乾燥した。
この洗滌操作後、試片は直ちに蒸発装置内に置き、約1
7オングストロームのS i O2を二酸化珪ルットか
ら電子ビーム蒸発によって沈着させた。
10分間にわたって100オングストロームの白金をこ
のシリコン酸化物層上へ試片を150℃に保ちながら沈
着させた。光電極をつくり上げて空気中で実施例9と同
様に試験した。0.07CwL2の活性面積−ヒの1サ
ンの照射の場合に、短絡電流は0.46ミリアンにアで
あり、開路電圧は021ボルトであった。直列抵抗はる
。6オームであり、シャント抵抗は840オームであっ
た。面積0.5cIrL2の試片を実施例1で使用した
法度−沃化物溶液中に浸し、1サンの強度で照射した。
短絡電流は5,1ミリアンはアであり、開路電圧は0,
42ボルトであった。直列抵抗は26オームであり、シ
ャント抵抗は2キロオームであった。
実施例 11 本、実施例においては異なる基底半導体抵抗値をもつ三
つの試片を試験し、そして調製と試験は実施例2と同じ
であった。第一の試片は1.0オーム・薗の抵抗率をも
ち、第二は0.1オーム、mであり、第三は8から25
オーム・儂であった。第一の光電極試片は0.45cr
rt2の照射面積をもっていた。
91ミリアンペアの短絡電流とり、 34 ホルトの開
路電圧が測定された。0.36cr/L2の面積をもつ
第二の試片は71ミリアンペアの短絡電流と0.65ボ
ルトの開路電圧をもっていた。短絡電流密度は19、7
 ミIJアンペア/cIrL2であり、飽和電流密度は
22.8ミリアンRア/cIrL2であった。8から2
5オーム・唐の抵抗率をもつ第三の試片は、0.24c
IrL2 の面積について、5.2ミリアンペアの短絡
電流と6.6ボルトの開路電圧をもっていた。
実施例 12 実施例2において使用したのと同じシリコン結晶を本実
施例において使用した。背面接続は実施例1についてつ
くった同じタイプの接続から成り、約150オングスト
ロームの燐化バナジウムを半導体の背面上に沈着させ、
続いて約1.OQ (mlオングストロームのチタンを
、そして次に約500オンダストロームの白金の4・6
5℃で実施した最終層をもっている。この試片の前面は
実施例1と同様にHF−NI(4F溶液で以て4分間エ
ツチングを行ない、脱イオン水で以て60秒間洗滌し、
窒素ガスで以て乾燥し、直ちに、前面上に保護のために
置いたブランクのシリコンウェファ−と−緒に蒸発器中
に入れた。試片な465℃へ10−4ミリバールの圧力
において60分間加熱して、オーミック接続が別のウェ
ッブ−上に沈着されろと同時に前面を酸化させた。試片
を蒸発装置中に再び入れ、10  、リバールの圧力へ
脱気し、112℃へ半時間にわたって加熱した。約8オ
ングストロームの白金を40秒間で沈着させた。セルを
つくり実施例1と同じく試験した。このデバイスをビー
カーに対向して置いたyインチのファイバーオプチツク
で以て1サンの照射にかけ、セルは0.45CrrL2
の照射面積をもっていた。8.6ミリアンペアの短絡電
流と0.35ボルトの開路電圧が測定された。
実施例 13 本実施例においては、試片はp−型で1.0オーム・い
の抵抗の単結晶シリコンウェファ−からつくられた。背
面オーミック接続は炭素坩堝中の物質から電子ビーム蒸
発によって順次に約1.[100オングストロームのア
ルミニウムおよび約1,000オングストロームの金を
沈着させることによって調製した。沈着したアルミニウ
ムはシリコン層をド−プしてP+ ドープ層をつくるよ
う作用した。試片をとり出し、前面は60秒間HF−N
H4F溶液中でエツチングを施こし、脱イオン水で以て
60秒間洗滌し、窒素ガス流を流して乾燥した。試片を
セラミックボートの中に入れ、その集合体全体を576
℃で保持した管状炉中の石英管の中に入れた。シリコン
試片を入れたセラミックボートを管状炉の中に6分間に
わたって動かし、酸素ガスを試片上に3時間の間576
℃の温度で炉の中に通過させ、そして窒素ガスを酸素ガ
スを停止すると同時に切替えた。温度は1時間の間に2
00℃へ低下させ、炉を開き、セラミックボートと試片
を炉からとりだして室温へ冷却させた。この試料の一部
なオーガー分光分析計によって分析し、約6オンダスト
ロームのシリコン酸化物が576℃での酸素処理の結果
として測定された。この試片を蒸発装置中にfl、10
−3 ミリバールの圧力へ脱気し、酸素ガスを約1気圧
の圧力まで蒸発装置中に導き、次いで装置を10−5ミ
リバールの圧力まで脱気した。
その時点において60オングストロームのクロムを試片
の前面上へ電子ビーム沈着させ、そして8オングストロ
ームの白金をこのクロム層の上へ電子ビーム沈着させた
。白金の沈着中は、試片は112℃の温度で保持し、白
金沈着後、試片を室温へ冷却させた。この処理試片を光
電極につくり実施例9と同様に、0.12m2の照射面
積で以て試験した。短絡電流は0.60ミリアンはアあ
るいは2.5ミリアンはア/cm2であり、開路電圧は
0.34ボルトでおった。空気中で同じ面積について測
定を行ない、0.70ミlアンペアの短絡電流が測定さ
れ、あるいは5.8ミリアンはア/crrt2の電流密
度が0.60ボルトの開路電圧と一緒に測定された。
実施例 14 本実施例において使用した結晶はp(でり、1オ−ム・
儂の抵抗のものであった。オーミック接続を行ない、前
面をエツチングし、実施例1と同様に酸化させた。試片
を次に前面を上にして蒸発装置中に置き、蒸発装置は1
0−5ミリバールの圧力へ脱気し、200オングストロ
ームのSnO2を1オングストロ一ム/秒の速度で電子
ビーム沈着させた。試片を蒸発装置からとり出してセラ
ミックボート中に置いた。ボート中の試片はリンドバー
グ管状炉中で空気中において656℃の温度へ加熱して
5n02を部分的に酸化する。試片を356℃の温度に
おいて空気雰囲気中で1%時間保持し、炉から直接にと
り出して室温へ冷却させた。試片を実施例9と同じくフ
ォトセル中にシールし、0.35crfL2の照射面積
で以て1サンの照射において測定を実施した。空気中に
おいて、短絡電流は3.6 ミ17アン纜アであり、開
路電圧は0.12ボルトであった。
測定はまたS 2−.1Sn2−(重合状)溶液におい
て1サンの照射で0.35cIrL2の面積について行
なった。
実質上0ミリアンにアの短絡電流と0.28ボルトの開
路電圧が存在した。稀薄な法度/沃化物溶液においては
、開路電圧は0.11ボルトであり短絡電流はOミリア
ンはアであった。ガラススライドもまたSnO3で以て
沈着され、リントノにグ管状炉中で656℃の空気中で
焼鈍する前において、抵抗率は8 X 10−2オーム
・のであり85.1%の光透過率をもっていた。空気中
で焼鈍後において、抵抗率は4. /l X To  
オーム・αであり光透過率は87、3%であった。
実施例 15 8から25オーム・儂の抵抗率のn−型シリコンウェフ
ァ−をその前面に10秒間10%HF。
66%NH4F溶液で以てエツチングを施こし、脱イオ
ン水で以て水洗し、窒素気流下で乾燥した。その背面を
次に上記溶液で以て1分間エツチングを行ない、上記の
ように洗滌および乾燥し、エタノールで6倍に稀めたホ
スホロシリカ溶液(実施例10に使用したのと同じ)で
以て刷毛、塗りした。
ウェファ−を空気中で100℃において2分間乾燥し、
水で飽和した窒素流の中で450℃において60分間加
熱し、5分間にわたって管状炉からとり出した。試片の
前面を次に60秒間HF−NH4F溶液で以てエツチン
グし、脱イオン水で以て洗滌し、窒素ガス気流で以て乾
燥した。試片を蒸発装置の中に置き、10−5 ミリバ
ールの圧力へ脱気シ、150℃の温度へ加熱した。10
分間にわたって100オングストロームの白金をこの前
面上に沈着させた。背面を7分間HF−NH4F溶液で
以てエツチングし、脱イオン水で以て洗滌し、窒素中で
乾燥した。蒸発器中に置いたのち、i、o o oオン
グストロームの白金をこの背面上に沈着させた。実施例
9の場合と同様にして調製および試験を行なったのち、
短絡電流は0.64ミリアンイアであることが測定され
、そして開路電圧は空気中で0.21ボルトであった。
直列抵抗は11.5オームであり、シャント抵抗は16
キロオームであった。1サンの照射で以て試験を行ない
、そして%インチのファイバーオプチックデバイスを電
解液とセルを入れたビーカーに対向させて置いた。短絡
電流は0.27cm2の照射面積で以て2.4ミlJア
ンペア宅あり、開路電圧は0.3ボルトであった。直列
抵抗は95オームでありシャン・ト抵抗は10キロオー
ムより大きかった。
実施例 16 オーミック接続をn−型の燐をドープした8−25オー
ム・儂の抵抗率をもつ単結晶の前面と背面の両方の上に
つくった。未研磨の背面に2分間。
濃HF/36重量%NH4Fの10容積%溶液で以てエ
ツチングを行ない、試片を脱イオン水で以て洗滌し、窒
素気流中で乾燥し、電子ビーム蒸発器の中に、前面の汚
染を防止するよう前面に6.7から12オーム・αのn
−型シリコンウェファ−を対向させて、とりつけた。試
料を蒸発室の中に置き10−5ミリバールの圧力へ脱気
した。基板を440℃へ30分にわたって加熱し、44
0℃において20分間保った。150オングストローム
の厚さの燐化バナジウムを5分間にわたって電子ビーム
沈着を行なわせた。アルミニウム基板ホルダーは蒸発中
は回転させた。燐化バナジウム標的は蒸発用に炭素坩堝
中に入れた大きい圧縮はレットであった。
実験と実験の間はこの燐化バナジウムは窒素下で貯蔵し
た。次に、1.000オングストロームのチタンを王5
分間にわたって沈着させた。加熱を次に止め、基板ホル
ダーを127℃へ約1時間にわたって冷却した。窒素を
室中に導入し、試料を約1時間後にとり出した。
研磨した前面上の接続は次のようにしてつくった。この
前面にHF/NH4F溶液中で4分間エツチングを行な
い、脱イオン水中で十分に洗滌し、窒素ガス気流中で乾
燥した。150オングストロームの燐化バナジウム、1
,000オングストロームのT1.および500オング
ストロームのPt、を上記条件下で沈着させた。
ウェファ−〇縁はトリムを施こし、電気的連結をこの前
面と後面へ、平らにしたジグザグ部分の20ゲージの銀
塗布銅線を銀ペース) (SPI#5001 )を使用
して連結することによって、つくった。これらの連結を
デブコンエポキシで以て次に被覆した。DC抵抗は背面
を正として2.3オーム、前面を正として2.2オーム
であった。電流対電圧のプロットは±40mVの電圧範
囲にわたってほとんど直線的応答を示した。前面を負と
するとき、その応答は少くとも0.65ボルトまでほと
んど直線的であり、2.6オームの抵抗を与えた。
実施例16の場合と同様に、シリコンn−型結晶にその
前面上で約2o分間、濃HF/36重量%NH4Fの1
0容積%溶液中でエツチングを施こし、脱イオン水で以
て約60秒間洗滌し、空気中で乾燥した。次に、約1,
000オングストロームの大破化ランタン(99%アル
ファーケミカル)と約5000オングストロームの白金
(マルッ級、l&)全1圧力4ミリバール圧カの蒸発器
中で電子ビーム沈着させた。基板ホルダーは回転させず
あるいは加熱しなかった。
研磨前面に1分間、1o容積%濃度のHF/36重量%
のNH4Fの溶液で以てエツチングを施こし、脱イオン
水で以て約60秒間洗滌し、空気中で乾燥した。直ちに
ウェファ−を蒸発器中に入れ室を10−4  ミリバー
ルへ脱気したのち、20オングストロームのS iO2
を炭素坩堝中の粉砕石英管がら電子ビーム沈着させ続い
て200オングストロームのptを沈着させ、ともに加
熱しないアルミニウム基板ホルダーで以て沈着させた。
電気的連結を実施例9と同じく前後面の両方へつくり、
セル全体は、前面の一部を除いて、デブコン5分エポキ
シで以てシールした。この光電極は次の三つの構成にお
いて試験した。1)光電極が空気中にあり、光電極前後
面の二つの接続を同一レドックス溶液中にともに浸した
白金を付した二つの白金電極へ連いだ。電圧は光電極の
後面接続と白金電極の一つとの間で測定した。2)光電
極全体をレドックス溶液中に浸し、電圧を光電極の前面
と光面の間で測定した。3)光電極全体をレドックス溶
液中に浸したが後面接続だけを用いた。これをボルトメ
ーターを経て同じレドックス溶液中に置いた白金を付し
た白金対向電極へ連いだ。三つの異なるシト9ツクス溶
液を用いた:1)0、04モルBr2.0.4 モz+
zNaBr、 3.4 モルKcl ;2)0.02モ
ルI2.0.4 モルNaI、 0.5 モルK(にお
よび3)1モルFe(ED、TA)O12,1モ#F。
(EDTA)Cl、であり1.いずれも脱イオン水で以
てつくった。溶液のシト9ツクス電位(ボルトで)を標
準カロメル電極で以てケイスリー電位計を用いて測定し
た。次表は上記三つの構成について得られた開路電圧を
示している。
I2/I−+0.31  0.30 0.32 0.3
0Fe3”/Fe2+−0,200,330,270,
28実施17と同じのn−型シリコン結晶が実施例1と
同様にし゛て調製したオーミック接続をもっていた。前
面をQ−チップで以てぬぐい、濃HF/36重量%NH
4Fの10容積%溶液で以てエツチングを行ない、脱イ
オン水中で洗滌し、窒素ガス気流中で乾燥し、直ちに1
0−4 ミ、Jパールの圧力へ脱気した蒸発装置中に置
いた。試料を110’Cへ60分間にわたって加熱し、
約8オングストロームのタンタルを0.08オングスト
ロ一ム/秒の速度で沈着させ、次いで10オングストロ
ームの白金を約0.17オングストロ一ム/秒において
沈着させた。基板を60℃へ冷却し、窒素ガスを空中に
導き、温度が周辺温度になったときに試料をとり出した
。悪い真空中できわめて遅い沈着速度を用いる蒸発条件
の下では、タンタルは酸化タンタルの皮膜へ酸化した。
背面および後面の両方の接続を実施例1と9の場合と同
様に、ただしデブコ5分エポキシを使用してつくり、照
射用に露出させた前面の0.45cnL2を残した。空
気中で1サンの照射において、開路電圧は0.41ボル
トであり、短絡電流は2.9ミl了ンRアであった。1
サンの照射において実施例1サンの照射において実施例
1の稀薄な法度−沃化物溶液中で、開路電圧は0.45
ボルトであり、短絡電流は5.4ミIJアンはアであっ
た。0.77ボルトの対標準カロメル起電力をもつ臭化
物−臭素稀薄溶液において、かつ1サンの照射において
、開路電圧は0.52ボルト、短絡電流は1.7ミリア
ンペアであった。−〇971ボルトの対標準カロメル起
電力をもつ硫化物/多硫化物溶液において、1サンの照
射において、開路電圧は0.06ボルト、短絡電流は0
.OIミIIアンはアであった。0.69サンの照射下
で、0.66ボルトの対標準カロメル起電力をもつ工i
/I−濃厚溶液を用いて゛、開路電圧は0,67ボルト
、短絡電流は4.Qミリアンペアであった。0.69サ
ン照射下で、0.79ボルトの対標準カロメル起電力の
B r 2 /B r−濃厚溶液を使用して、開路電圧
は0.50ボルト、短絡電流は4.0ミリアンペアであ
り、効率は約5%であった。
上記測定のすべてについて、短絡電流および開路電圧は
暗時においてOであった。
実施例 19 結晶は実施例1と同じものであり、オーミック接続は実
施例と同様にしてつくった。三つの結晶の前面を24%
旧溶液中で毎回5分間づつ2回エツチングし、脱イオン
水中で洗滌し、窒素ガス気流中で乾燥した。試料A、B
、およびCは空気中で1時間、25分間、および2分間
、それぞれ放置して酸化させた。これらの試料を次に2
 X 10”−6ミリバールの圧力へ脱気した蒸発装置
中に置き、約20オングストロームの白金を0.13オ
ングストロ一ム/秒の速度で(試料加熱なしで)沈着さ
せた。沈着後、各試料を330℃へ真空中で約60分に
わたって加熱し、660℃において5分間放置し、20
0℃へ15分間冷却し、窒素ガスを室の中へ導入し、試
料を室温へ冷却させた。セルをつくり、実施例1と同じ
法度−沃化物溶液中で1サン照射において試験した。照
射面積、短絡電流、および開路電圧は次の通りであった
:セルA。
0.20鑞2,3.1ミリアンペア、0.32ボルト;
セルB、  0.21 cm2.3.0ミリアンペア、
0.30ボルト;セルC,0,32CrrL2.6.2
ミリアンペア、および0.66ボルト。セルAとBは1
サン照射において法度−沃化物溶液中で25連続日作動
させたのちにおいて、はぼ上記出力で以て機能しつづけ
た。
セルCは同じ条件下において200時間後に機能を停止
した。
実施例 20 1オーム・儂の抵抗率のp−型シリコン結晶の背面を濃
HF/36重量%NH4Fの10容積%溶液中で3分間
エツチングし、脱イオン水中で洗滌した。5,000オ
ングストロームのアルミニウムを蒸発器中で10−’ミ
lバールの圧力へ脱気後にこの試料上に沈着させた。前
面は10容積%の濃HF/36重量%NH4Fで以て6
0分間エツチングを施こし、脱イオン水で以て洗滌し、
窒素ガス気流中で乾燥し、アルミニウムポート中でリン
ドバーダ管状炉の中に置き、580℃へ8.5時間加熱
し、炉中で室温へ冷却した。結晶の縁を蒸発器中に置き
かつ10−’  ミリバールの圧力へ脱気する前に、マ
スキングテーゾによってマスクした。試料を回転する基
板ホルダー上で620℃へ加熱し、100オングストロ
ームの白金を沈着させた。
この結晶の前面を、オーガー電子分光分析によリアルボ
ンイオンエツチング中に検査した。白金。
酸素、珪素、および炭素からのピークを表面からの深さ
の函数として追跡した。その主要な特長は、深さの函数
として、事実上酸素を含まない白金層、次いで二酸化珪
素層(これは+4価状態でのシリコンの存在によって確
められた)、続いてシリコン基底半導体、と一致した。
表面のすぐそばでの小特長は白金層上の小部分の二酸化
珪素の存在を示す。
実施例 21 0、1オーム・αの抵抗率のn−型シリコン結晶を実施
例18と同様に調製した。エツチングと水洗ののちに、
結晶を直ちに蒸発器中に入れ10−4ミリバールの圧力
へ脱気した。試料をioo℃へ加熱し、8オングストロ
ームのイツトリウムでドープしたZrO2を、酸化アル
ミニウム坩堝の中に入れた8%のY2O3で以てド−プ
したZrO2粉末から圧縮したベレットから、電子ビー
ム蒸発によって沈着させた。沈着は5×10−3ミリバ
ールの圧力において約0.08オンゲス・トローム/秒
で実施した。このシリコン結晶を200℃へ、0.09
オングストロ一ム/秒の速度で10オングストロームの
白金を沈着させる間、加熱した。−夜室温へ冷却後、試
片を実施例9と同様に、セル照射面積0.18C1rL
2の光電極につくった。空気中での1サン照射において
開路電圧は0.27ボルト、短絡電流は0.17 ミ1
1アン又アであった。実施例1の溶液中における1サン
照射において、開路電圧は0.50ボルト、短絡電流は
3.8 ミlボルト、効率は約4%であった。臭化物−
臭素の稀薄溶液においては、開路電圧は0.56ボルト
、短絡電流は6.6ミリ了ンはアであった。開路電圧と
短絡電流はともに照射なしの場合、ゼロであった。
」町Δ匹−ム呈 本実施例においては、出発結晶の種類と背面オーミック
接続の調製は実施例1の場合と同じである。試片な4分
間、HF/NH4F溶液中でエツチングし、脱イオン水
で以て洗滌し、窒素ガス気流中で乾燥し、空気へ25分
間周辺条件下で露出した。
試片を蒸発装置中に置き、室を10−3  ミリバール
の脱気し酸素で以て1気圧へ充填し直した。室を次に5
 X 10−5ミIJバールの圧力へ脱気し、インジウ
ムでド−プした酸化錫の500オングストロームをアル
ミナ坩堝中に保持したインジウム−錫酸化物ベレットか
ら電子ビーム沈着させた。このインジウム−酸化錫物質
はEMケミカルコーポレーションから得られた。ド−プ
した酸化物の沈着後、結晶をアルミナボート中に入れ、
管状炉の熱帯中に211℃で60分間空気雰囲気中で置
いた。
この焼鈍工程ののちにおいて、ガラススライド・上に電
子ビーム沈着させたインジウムド−プの酸化錫皮膜の抵
抗率は4.5 X 10−2がら7.5 X 10−’
オーム・αへ減少し、光透過率は21.6がら666%
へ増加した。
結晶をこの蒸発装置中に再び置き10−’ ミ17バー
ルの圧力へ脱気し、8オングストロームの白金を約11
0℃の結晶温度においてかつ0.18オングストロ一ム
/秒の沈着速度で以て沈着させた。光電極を調製し実施
例1と同様に試験した。1サン照射においてかつ実施例
1の場合と同じの天変/沃化物しト9ツクスカップルを
使用して、0.21crfL2ノセル面積で以て、短絡
電流は3.9ミリアンペア、開路電圧は0.27ボルト
であった。このセルは連続作動下で6日間続いた。
1.0オーム・はの抵抗率のn−型の燐でド−プしたシ
リコン単結晶の背面上にオーミック接続を、実施例1に
おいて示した手順に従いただし沈着を加熱前に実施して
、つくった。結晶の研磨した前面に次に2回、毎回2分
間づつ、40PのNH4Fと10ミリリツトルの濃HF
とを60ミリリツトルの水の中に溶解することによって
つくった水溶液で以てエツチングを施こした。得られた
エツチング表面は脱イオン水で以て1分間洗滌し、周辺
条件下で窒素ガス気流で以て乾燥した。得られた結晶を
次にチタンの基板ホールグーおよびヒーター上に置き、
この結晶前面上に沈着させるためにバルザース電子ビー
ム蒸発器中に挿入した。
4D岬ノrlの水の中の125y−の硝酸マグネシウム
の溶液へ水酸化リチウムの水中飽和溶液100dを添加
した。得られるゼラチン状沈澱を遠心分離によって集め
沈澱の容積とほぼ等しい容積の水で以て一度洗滌し、再
び遠心分離によって集め、150℃で2時間乾燥し、8
00℃において約16殻焼した。得られるリチウムで以
てト9−プした酸化マグネシウムを粉砕し、分析によっ
て7重量%のリチウムを含むことが見出された。Rレッ
トは蒸発に使用するためこの固体から圧縮成型した。
リチウムをト9−プした酸化マグネシウムの投レットと
白金小塊とを別々の炭素坩堝に入れ、両相場を基板結晶
から18インチ(45,7crrL)の距離において電
子ビーム蒸発器中に憶いた。蒸発器中の圧力を約10−
6ミリバールへ次に下げ、基板を100℃において1分
間加熱し、次いで約40℃へ冷却させた。十分な酸素を
この系の中へ漏洩させて約10−4ミリバールへ圧を増
し、10オングストロームの厚い層のリチウムトゝ−プ
酸化マグネシウムをそのベレットの電子ビーム蒸発によ
って基板結晶の前面上に沈着させた。この系を次にアル
ゴンで以てパージして圧力を2×10−6  ミリバー
ルへ下げ、これをもう一度実施した。基板を次に500
℃において、6分間加熱し、次いで、100℃へ冷却さ
せた。10オングストロームの厚さの白金層を次に白金
小塊の電子ビーム蒸発によってリチウムドープの酸化マ
グネシウムの上へ沈着させた。
今後、この変性シリマン結晶を蒸発器からとり出し、約
0.3 cm20表面積をもつ一片をもとの縁が全く残
っていないようにして切り出した。3゜ゲージの銀塗布
@綜をジグザグ模様で高純度銀は一ストで以てこの変性
結晶の背面上のオーミック接続へとりつけた。この背面
表面を次にダウコーニングの100%ブラックシリコン
ゴムで以てガラススライド9ヘシールして縁もtたこの
シーラントで蔽い、この複合電極の前面上へ゛シーラン
トが約1朋重なって電極の縁による電解液との接触をす
べて防ぐ。得られた電極は0.276crrL2 の有
効な前面積をもっていた。
この電極を、■2が0.07モル、NaIが1,6モノ
ペKC1が0.1モルでありかつまた溶液のpHを○に
する十分なHClも含む水溶液の中に置いた。
得られたセルは実施例1において示した手順に従って試
験し、1サン照射において、短絡電流が8.1ミリアン
ペア(30,0ミリアンペア/cIrL2)、開路電圧
が0.67ボルトであることが見出された。
同じ電極をまた1サンの照射において実施例1の手順に
従って、60−の濃HBr、(水中で9モル)、25m
1の水、および2TLlの臭素を混合することによって
つくった水溶液の中で試験した。はじめは、短絡電流は
91ミリアンはア(33,0ミリアンはア/cIrL2
)であることが見出され、開路電圧は0.52ボルト、
効率は16.2%、フィルファクターは0.71であっ
た。この溶液中で1時間後において、効率は12.1%
に落ち、2時間後にはさらに11.6%へ低下した。
実施例 24 電極を実施例26に記載したのと同じようにつくったが
、ただし、0.1オーム・αの抵抗率をもつニー型の燐
でP−プしたシリコン結晶を使用し、リチウムドープフ
の酸化マク゛ネシウム層は18オングストロームの厚さ
であり、変性基板はドープされた酸化マグネシウム層め
沈着とアルゴンによる装置パージののちにおいて600
℃で3分間加熱された。得られた電極は0.21crI
L2の有効な前面積をもっていた。電極を1サンの照射
において実施例23において述べた法度−沃化物溶液中
で試験し、0、18 j7リアンにア(0,86ミリア
ンペア/crrL2の短絡電流および0.15ボルトの
開路電圧をもたらすことが見出された。この電極をまた
1サンの照射において実施例1の手順に従い臭素−臭酸
溶液(2rrLlの臭素を9セルHB1水溶液の60m
1と混合することによってつくられる)の中で試験して
、069ミリアンペア(4,6ミリアン投ア/crrL
2 )の短絡電流と0.30ボルトの開路電圧をもたら
すことが見出された。
実施例 25 電極を実施例23に記載したようにつくったが、ただし
、基板は酸化物層沈着前に100℃で5分間加熱し、純
粋な酸化マグネシウム(約10 ppm以下の不純物金
属を含む)をリチウムでト8−プした酸化マグネシウム
の代りに使用し、この酸化マグネシウム層は厚さが6オ
ングストロームであり、60ゲージの銀塗布電線の片を
構造体の前面上の白金層へとりつけて電気的接点として
役立たせた。
得られた構造体は0.35crIL2の有効前面積をも
ち、空気中において1サンの照射において試験するとき
、1.6ミリアンペア(4,6ミリアンペア/cIrL
2)の前後面接点間の短絡電流と0.22ボルトの開路
電圧をもたらした。この構造体はまた光電極として1サ
ンの照射において実施例23に述べた法度−沃化物溶液
中で試験し、4.8ミリアン深ア(16,6ミリアンペ
ア/CrfL2)と0.35ボルトの開路電圧を背面オ
ーミック接点と白金対向電極との間に生ずることが見出
された。
実施例 26 電極を実施例26に述べたのと同じにつくったが、ただ
し、結晶の前面のエツチング、洗滌、および乾燥後にお
いて、リチウムでド−プした酸化マグネシウムの層を沈
着させるために電子ビーム蒸発器の中へ入れる前と入れ
ている間、窒素雰囲下に置いた。その上、リチウムド−
プ酸化マグネシウム層は厚さが6オングストロームであ
り、基板は酸化物層沈着に続いて500℃ではなく21
0℃でろ分間加熱し、白金層は厚さが5オングストロー
ムであり、60ゲージの銀塗布電線片はこの構造体の前
面上の白金層へとりつけた。得られた構造体は0.35
m2の有効部面積をもち、空気中で1サンの照射におい
て試験するとき、0.21ミリアンはア(0,59ミリ
アンはア/cIrL2の前後面接点間の短絡電流と0.
66ボルトの開路電圧とを生じた。この構造体をまた光
電極として1サン照射において実施例26に記載の法度
−沃化物溶液中において試験し、5.1ミリアンはア(
14,7ミリアンペア/cIrL2)の短絡電流を背面
オーミック接点と白金対向電極との間に生じ、開路電圧
は0.51ボルト、効率は4.5%、フィルファクター
は0.56であった。
実施例 27 電極を実施例26において記載のようにつくったが、た
だし、10オーム・αの抵抗率のn−型の燐でト8−プ
したシリコン単結晶を用い、この結晶のエツチング、洗
滌、および乾燥の後においては、リチウムド−プ酸化マ
グネシウム層を沈着させるために電子ビーム蒸発器中に
入れておく前および入れている間中、望素雰囲下に置い
た。さらに、リチウムドープ酸化マグネシウム層は厚さ
が250オングストロームであり、基板は酸化物層沈着
についで500℃ではなく290℃において加熱し、白
金層は厚さが5オングストロームであり、そして、60
ゲージの銀塗布電線をこの構造体の前面上の白金層へと
りつけて電気的接続おして役立たせた。得られた構造体
は0.21cx2の有効部面積をもち、空気中で1サン
の照射において試験するとき、0.01ミリ゛アンはア
(0,5ミリアンにア/crIL2 )の前後面接点間
の短絡電流と0.12ボルトの開路電圧を生じた。この
構造体は捷だ光電極として1サンの照射において実施例
26において記載の法度−沃化物溶液中で試験し、背面
オーミック接続と白金対向電極との間に0.02ミリア
ンペア(0,10ミリアンにア/cIn2)の短絡電流
と0.65ボルトの開路電圧を生ずることが見出された
実施例 28 水酸化す) IJウムの飽和水溶液を5007nlの水
の中の50g−の硝酸マグネシウムの溶液へ沈澱の形成
が止むまで添加した。得られたゼラチン状沈澱を遠心分
離によって集め、その沈澱の容積とほぼ等しい容積の水
で以て一回洗滌し、再び遠心分離によって集め、乾燥お
よび煤焼した。得られたナトリウムをドープした酸化マ
グネシウムを粉砕し、この物質からベレットを圧縮成形
してバルザース電子ビーム蒸発器中で使用した。
電極を実施例26に記載のように調製したが、ただし、
上述のにレットを蒸発器中で使用して、リチウムド−プ
酸化マグネシウムの代りにナトリウムド−プ酸化マグネ
シウムの8オングストロームの厚さの層を生成させ、白
金層は15オングストロームの厚さであり、60ゲージ
の銀塗布電線片をこの構造体の前面上の白金層へとりつ
けて電気的接続として役立たせた。得られた構造物は0
.36CTL2の有効部面積をもち、そして、空気中で
1サンの照射で試験するときに、1.4ミリポル)(3
,9ミIJアンにア/ cm2 )の前後面の接点の間
の短絡電流と0.60ボルトの開路電圧を生じた。
この構造体はまた光電極として1サン照射において実施
例26に記載の法度−沃化物溶液中で試験し、背面第一
オーミック接続と白金対向電極との間K 2.7ミリア
ンペア(7,5ミリアンペア/α2)の短絡電流と0.
46ボルトの開路電圧を生ずることが見出された。
電極を実施例28に記載のようにつくったが、ただし、
ナトリウムド−プの酸化マグネシウムの層を約0.1重
量%のナトリウムを含む酸化マグネシウム試料の使用に
よって沈着させた。得られた構造体は0.16cIrL
2の有効前面積をもち、空気中において1サン照射にお
いて、0.0 ミ11アンペアの前後両面の接点の間の
短絡電流と0.02ボルトの開路電圧を生じた。この構
造体をまた光電極として1サン照射において実施例26
に記載の法度−沃化物溶液中で試験し、背面オーミック
接続と白金対向電極との間に0.88ミリアンにア(5
,5ミリアンペア/cnL2 )の短絡電流と0.46
ボルトの開路電圧を生ずることが見出された。
実施例 30 重量で1%のマグネシアで以てト9−プしたアルミナの
試料を試薬級マグネシアからつくり、これを約10 p
l)m以下の金属不純物を含む純粋(puratron
ic )級アルミナで以でボールミルにかけた。このマ
グネシアドープのアルミナをバルザース電子ビーム蒸発
器中で使用するためにはレットに圧縮成型した。
電極を実施例23に記載のようにつくったが、ただし、
上記はレットを蒸発器中で使用して、リチウムトゝ−プ
の酸化マグネシウムの代りにマグネシアドープのアルミ
ナの10オングストロームの厚さの層をつくった。得ら
れた構造体は0.30(X2の有効前面積をもち、光電
極として1サン照射において実施例26の手順に従って
臭素−臭化物溶液中で試験した。短絡電流は8.4ミリ
アンRア(28,0ミリアンはア/ cx2 )である
ことが見出され、開路電圧は0.55ボルトであり、効
率は98%であり、フィルファクターは0.58であっ
た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、  n−型半導体層、この半導体層と直接接する絶
    縁体物質層、およびこの絶縁体物質層と直接接する伝導
    性物質層から成り、その際、上記絶縁体物質がアリオバ
    レントのド−プ剤イオンノ存在の結果として負に荷電し
    、かつこの絶縁体物質は上記手伝導体層と伝導性物質層
    との間で電子のトンネル化を許容′するのに有効である
    厚さをもっ;光電池あるいは光電気化学的セル中の光電
    極としてのいずれかとして使用するのに好適な多層構造
    体。 2、レドックス電解質溶液、とのシト8ツクス電解質溶
    液中に浸漬された多層光電極、およびこのレドックス電
    解質溶液中に浸漬された対向電極から成り、その際、上
    記多層光電極が基底半導体層、この半導体層と直接接す
    る絶縁体物質層、およびこの絶縁体層物質層と直接接す
    る伝導性物質層から成り、そして上記絶縁性物質は上記
    半導体層と伝導性物質層の間で電子のトンネル化を許容
    するのに有効である厚さをもつ;光電気化学的セル。 3、上記の絶縁体物質層が5から約25オングストロー
    ムの厚さをもつ、特許請求の範囲第2項に記載の光電気
    化学的セル。 4、上記基底半導体がn−型半導体であり、上記絶縁性
    物質がアリオバレントドープ剤イオン存在の結果として
    負に帯電している、特許請求の範囲第2項に記載の光電
    気化学的セル。 5、上記絶縁体物質が少くとも一つのより低原子価の金
    属のカチオンで以てド−プされた少くとも一つの絶縁性
    金属酸化物から成る、特許請求の範囲第4項に記載の光
    電気化学的セル。 6、上記絶縁体物質が、少くとも一つのアルカリ金属の
    カチオンで以てドープされた酸化マグネシウムと少くと
    も一つのアルカリ土類金属で以てド−プされた酸化アル
    ミニウムとから成る群から選ばれる、特許請求の範囲第
    5項に記載の光電気化学的セル。 7、上記半導体がシリコンであり上記伝導性物質が白金
    である、特許請求の範囲第6項に記載の光電気化学的セ
    ル。 8、上記レドックス電解質溶液が沃素/沃化物、臭素/
    臭化物、および硫化物/多硫化物から成る群から選ばれ
    る少くとも一つのレドックスカップルをもつ水溶液から
    成る、特許請求の範囲第2項に記載の光電気化学的セル
    。 9、上記基底半導体が81とGaAsから成る群から選
    ばれる少くとも一員であり、上記絶縁体物質が酸化物、
    炭化物、および窒化物から成る群から選ばれる少くとも
    一員であり、上記伝導性物質が貴金属、伝導性酸化物、
    およびLaB6から成る群から選ばれる少くとも一員で
    ある、特許請求の範囲第2項に記載の光電気化学的セル
    。 10、上記基底半導体がn−W半導体でありそしてオー
    ミック接続が上記基底半導体の背面へとりつけられてお
    り;このオーミック接続が燐、砒素、およびアンチモン
    から成る群から選ばれるアニオン状形態にある少くとも
    一つの第一元素とバナジウム、チタン、ジルコニウム、
    ハフニウム、ニオブ、およびタンタルから成る群から選
    ばれるカチオン状形態にある少くとも一つの第二元素と
    を含む化合物の第一層から成り;そして、上記オーミッ
    ク接続がまた伝導性物質の第二層から成る;特許請求の
    範囲第2項に記載の光電気化学的セル。 11、上記基底半導体が一つのn−型半導体であり、オ
    ーミック接続が上記基底半導体の背面へとりつけられて
    おり;該オーミック接続が基底半導体上のランクニド臭
    化物の層とこの臭化物層上の空気安定性伝導層とから成
    る;特許請求の範囲第2項に記載の光電気化学的セル。 12、 、(a)  電磁輻射で以てレドックス電解溶
    液の中に浸漬した多層光電極を照射し、および(b) 
     光電気化学的セ、ルヘ外部的に連結した抵抗性負荷を
    経て電力をとり出す、 各工程から成る、再生的方式で特許請求の範囲第2項に
    記載の上記光電気化学的セルから電力を製造する方法。 13、特許請求の範囲第2項に記載の光電気化学セルに
    よって発生する電力を貯蔵する方法であって、上記光電
    気化学的セルが、多層光電極を浸した第一のレドックス
    電解質を対向電極を浸した第二のレドックス電解質と隔
    てるイオン伝導性膜を含み、この方法は以下の工程: (a)  電磁輻射で以て上記第一レドックス電解溶液
    に浸漬した上記多層光電極を照射し、(b)上記多層光
    電極と上記対向電極との間で外部回路中に電流を発生さ
    せ、そして上記多層光電極と上記対向電極との間で上記
    第一および上記第二電解質の中でイオン流を発生させ、
    (c)上記第一レドックス電解質中の第一レドックスカ
    ップルと上記第ニレトリクス電解質中の第ニレドックス
    カップルとの反応を駆動させ電力として後で放電させる
    ために化学的エネルギーを貯蔵する、 各工程から成る;方法。 14、(a)  絶縁体物質の屑を基底半導体上に形成
    し、その際、この絶縁体物質層がその中を貫通する電子
    トンネル化を許容するのに有効である厚さをもち、 (b)  伝導性物質の層を上記絶縁体物質層の上で形
    成し、 (Q)  得られる構造体を焼なましする、ことから成
    る、光電池または光電気化学的セルにおける光電極のい
    ずれかとして使用するの忙適する多層構造体の製造方法
JP58192269A 1982-10-15 1983-10-14 多重層光電極および光電池 Pending JPS5998480A (ja)

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