JPS5998026A - プロスタグランジン生合成阻害物質 - Google Patents

プロスタグランジン生合成阻害物質

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JPS5998026A
JPS5998026A JP20728582A JP20728582A JPS5998026A JP S5998026 A JPS5998026 A JP S5998026A JP 20728582 A JP20728582 A JP 20728582A JP 20728582 A JP20728582 A JP 20728582A JP S5998026 A JPS5998026 A JP S5998026A
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JP
Japan
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action
prostaglandin
soluble fraction
biosynthesis
fractionated
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JP20728582A
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JPH0239494B2 (ja
Inventor
Ushio Mikawa
潮 三川
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RIKEN Institute of Physical and Chemical Research
Original Assignee
RIKEN Institute of Physical and Chemical Research
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  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 有する新規物質、特にコウリョウキョウから得られる物
質に関する。
生体における生理作用の発」に関与している局所ホルモ
ンは、強力でかつ多彩な生理作用を有しており、その医
薬品としての利用が注目されている。中でも特に、不可
欠脂肪酸の/釉でメシ、かつプロスタグランジン生合成
における出発物質の1つとされているアラキドン酸の代
謝、すなわちアラキドン酸カスケードによって生成する
プロスタグランジン、プロスタサイクリン、トロンボキ
サン、ロイコトリエンなどの一連の化合物は、通常の生
理イ残能の発現に深くかかわっている他、炎症、アレル
ギー、血栓形成などの病態発現においても重要な役割を
果しでいることが知られている。
従って、これらのアラキドン酸代謝生成物の合成を阻害
することによp1種々の病態発現を抑制し得ることが予
想できる。従来がら、特にプロスタグランジン生合成阻
害物質、例えばアスピリン、インドメタシンなどの化付
物が抗炎症、解熱、鎮痛、抗アレルギー、抗血栓形成、
月経不順解消などに対する医薬品として応用されている
しかしながら、これらは不可逆的な阻害によってプロス
タグランジンの生@′成を阻害しているにすぎず、副作
用等各種の問題があった。
このような理由から、アスピリン、インドメタシンなど
の化合物に代る、安全性の高い医薬品に対する大きな要
求があり、このような物質を得ることは学術的にも医療
上においても大きな意味をもつものと思わnる。
本発明者等は、従来から伝統的に使用され、かつ生体に
対する安全性が羅認されている。生薬中において使用さ
れている薬用植物から生理活性を有する有用な物質を得
ようとする一連の研究を行ってきている。
その中で、プロスタグランジン生合成阻害を指標として
、Zingiber officinale Rosc
oe  中の有効成分の探索を行った結果、数禅のプロ
スタグランジン生合成阻害物質が見出され、これについ
ては既vcw告した[: Chem、 Pharm、 
Bull、 、  30.7Sグ (19g:l)J。
本発明者等は、更にAlpinia officina
rumHanceから別の新規なプロスタグランジン生
合成阻害物質を児出し、このものが従来のアスピリン等
とは異るプロスタグランジン生合成阻害作用を発現する
ことを知り、本発明を完成した。
そこで、本発明の目的は新規なプロスタグランジン生合
成阻害作用を有する物質を提供することである。
本発明の他の目的は前記新規なプロスタグランジン生合
成阻害物質の単離N製方法を提供することにある。
本発明の更に別の目的は前記新規物質を含む医薬品を提
供することにある。
即チ、本発明による新規なプロスタグランジン生合成阻
害物質は一般式: ただし、該一般式においてRoは水素原子またはQC)
(、基を表わ踵R2はOHまたはQCH,基であシ、R
5は水素原子またはR2と共’に一〇を表わし、R4は
水素原子であり、R5は水素原子またはR4と共に=O
f:表わし、またR4はグー位の炭素と二重結合を形成
することができる、 で示される。
これらの本発明による化合□物は従来公知のアスピリン
、インドメタシン等とはプロスタグランジン生合成阻害
機構において異っており、その結果アラキドン酸カスケ
ードの調節物質として抗炎症、解熱、鎮痛、抗アレルギ
ー、抗血栓形成、血管老化防止(動脈硬化防止)、月経
不順解消、抗水性下痢等、多方面における医薬品として
の応用が期待される。
本発明による前記化合物はコウリョウキヨウ(Alpi
nia officinarum Hance )と呼
ばれるショウガ科(Zingiberaceae ) 
IFI物から得ることができる。このコウリョウキヨウ
の根茎はリョウキヨウと呼ばれ、芳香性健胃薬、歯痛の
鎮静などにおいて使用されている。
これら化合物のプロスタグランジン生合成阻害活性は以
下のような生物検定法に従って実施することができる。
(i)10Oμg/1ube  と外るようにウサギ腎
臓髄液ミクロンームを調製する。更に、最終浜度がそれ
ぞれl1mM(グルタチオン)、/ □ mM (トリ
プトファン)、0./M(リン酸カリウム緩衝液、pi
t 7、S)およびIOμM(牛ヘモグロビン)となる
ようにコファクター・バッファーを調製し、あらかじめ
これらの溶液を混合しておく。
(11)  スピッツ試験管にlInmol、3 X 
/ 0’ dpmの[/−14C,]アラキドン咳のエ
タノール溶液1OttLk入れ、プロスタグランジン生
合成阻害物質(/−Onfl〜/μg)を/Sμtの2
3係アセトン−水(V / V )に浴水して加え、更
にコファクター・バッファー混合溶液/’75μtを添
加して、全容量λθOμtとして反応させる。
(rrD 37 CKで30分間インキュベートした後
、/へ塩酸汐0μLを加えて反応を停止させ、エーテル
で/ +n12づつd回(計2−)抽出する。
aψ 37°Cでエーテルを除去した後、数滴のアセト
ンに溶かし、TLCプレートにスポットする。
その際、標品としてプロスタグランジンE2およびプロ
スタグランジンF2ctを同時にスポットしておく。
(V)  展開溶媒クロロホルム:メタノール:酢酸(
1g:/:/)で展開し、ヨード蒸気で発色させ、プロ
スタグランジンE2Vc相当する部分をかき取り、液体
シンチレーションカウンターで放射能を副定する。
また、本発明の新規化合物はリョウキヨウから以下のよ
うにして得ることができる。
すなわち、リョウキヨウをメタノールにより抽出し、次
いで得られる抽出液を常法に従ってn −ヘキサン可溶
画分とクロロホルム可溶画分とに分画する。グロスタグ
ランジン合成酵素に対する阻害作用を指標としてクロマ
トグラフィーによ9精製した後、前記クロロホルム可溶
画分を分割して、得ることができる。
以下、実施例により本発明を更に具体的に説明する。
実施例 リョウキヨウ(市販品)3に41をメタノールStと共
に還流し、この操作を3回繰返した。(計/左tで抽出
ン。次いで、メタノール抽出液をl10℃にて3tとな
るまで減圧濃縮した後、水300Tnlを加え、得られ
る水性メタノール溶液をn−ヘキサン/、、1Lづつ3
回、計ll−,りtで抽出した。残った水−メタノール
層?:/、、itとなるまでl10°Cにて減圧誤紬し
た。この/、2tの水−メタノール層をクロロホルムi
、stで3回、計グ、3 tで佃出し、クロロホルム抽
出液を得た。得られたクロロホルム層をl!θ℃にて減
圧濃縮して/4’5gの乾固物を得た。
得られた乾固物のうち/ 3 ji ’cとり、以下の
ようにしてカラムクロマトグラフィーにかけた。使用し
たカラムはシリカグルダ0θIを充填した径’1cm1
長さ20口のものである。ます、乾固物をベンゼン10
0m1VC浴解しこれを上記カラムに流して吸着させ、
ベンゼン:アセトン=/:0</l)、9g:2C/、
3t)、9.t:5(,2t)、9:/Cat)を流し
て溶出し、得られた各画分を70℃で減圧濃縮し乾固物
を得た。次いで、この乾固物をベンゼン70m1に溶か
し、これを再度前記カラムに流して吸着させ、ベンゼン
:酢酸エチル−=79:/〜9:/の範囲の溶離液を流
し、各物質の相性に応じて分画した。その結果、クー(
り−ヒドロキシ−3“−メトキシフェニル)−/−フェ
ニル−3,’S−一へブタジオン(化合物I )5 m
9.5−メトキシ−7−(グ〃−ヒドロキシ−3“−メ
)キシフェニル)−/−フェニル−3−へブタ/7C化
合物TJ )34■、k−ヒドロキシ−7−(4t”−
ヒドロキシフェニル)−/−フェニル−3−ヘプタノン
(化合物l)/4tj1n?および5−・ヒドロキシ−
7−(4“−ヒドロキシ−3“−メトキシフェニル)−
/−フェニル−3−ヘプタノン(化合物IV)/、/、
9を得た。その他に/、7−ジフェニル−3−ヒドロキ
シ−3−ヘプタノン(化合物V)および7−(グ“−ヒ
ドロキシ−3〃−メトキシフェニル)−/−フェニルヘ
ア’)−4−エン−3−オン(化8物■)も微労で得ら
れた。
これら化合物■〜■の C−NMRスペクトル(CDC
l3/TMS’、δppm )は以下の’zM I)で
あった。
、 0 い 。 っ シ −φ ’oD’0− −  
ψ  −v  4−J  −φ  D   D   D
D’Oψ  ℃  ψ  φ  D’Oσt)T)  
 φ℃’ot)t)1) ℃  で  ψ  ℃  ψ  φ  ′0  つ  
σ’o’o  L/I v  L/l  tn’o  
℃ σ σ        L:   j 襖 (’)JQ 3.3 S (/ l−1、brs  、 −CH(O
f−1) −)、ii、o 5(−CO−)。
化合物■ 無色針状晶  mp、 5乙−37゜ 020日240−41 M−W、  3.2g 、元累
分析:計算値:C、73,/  づt;H,7,37。
 実名(1] イ直 :  C、q 3.os:H、7
,、グ /。
’H−NMR(CDQ!3/TMS)δppm : i
、s −i、g(,2H、m 、 −CH(0)−1)
CH2−CH2−)、コ、グー2.9 (g H、m 
 。
(3)−1,S、−IJv’+e)、3.9gC1H,
ms/乙90 (−Co−)。
上記生物検足法に従って測定したIc5o(5(1:)
係阻害濃度)は以下の通9であった。
第2表 化合物    11[1[IVV■

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式: ただし、よ一般式においてR工は水素原子またはOCH
    、基てあ郵、R2はOHまたはOCH3基であ広R3は
    水素原子またはR2と共に=Oを表わ踵R4は水素原子
    であり、R5は水素原子またはR4と共に−Qを表わし
    、またR4はダー位の炭素と二重結合を形成することが
    できる、 で示される化合物。
JP20728582A 1982-11-25 1982-11-25 プロスタグランジン生合成阻害物質 Granted JPS5998026A (ja)

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EP0241043A2 (en) * 1986-04-11 1987-10-14 Warner-Lambert Company Novel diarylalkanoids having activity as lipoxygenase inhibitors
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CN106045960A (zh) * 2016-05-27 2016-10-26 中国热带农业科学院农产品加工研究所 一种从高良姜中提取二苯基庚烷类物质的方法

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