JPS599551A - 探傷装置 - Google Patents

探傷装置

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JPS599551A
JPS599551A JP57119421A JP11942182A JPS599551A JP S599551 A JPS599551 A JP S599551A JP 57119421 A JP57119421 A JP 57119421A JP 11942182 A JP11942182 A JP 11942182A JP S599551 A JPS599551 A JP S599551A
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Application number
JP57119421A
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English (en)
Inventor
Takahide Sakamoto
隆秀 坂本
Tatsuo Hiroshima
廣嶋 龍夫
Noriyuki Matsubara
紀之 松原
Kenichi Miyata
謙一 宮田
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N27/00Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
    • G01N27/72Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating magnetic variables
    • G01N27/82Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating magnetic variables for investigating the presence of flaws
    • G01N27/90Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating magnetic variables for investigating the presence of flaws using eddy currents
    • G01N27/9013Arrangements for scanning
    • G01N27/902Arrangements for scanning by moving the sensors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B38/00Methods or devices for measuring, detecting or monitoring specially adapted for metal-rolling mills, e.g. position detection, inspection of the product

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は熱間圧延加工によって製造される断面円形の棒
鋼、線材、鋼管等の周囲の欠陥を渦流式等の非接触で捉
える回転プローブを備えた探傷装置に関する。
一般に、50暖φ以下の丸棒鋼、線材等は圧延された後
、直ちにコイル状に巻き取られるため、冷間で探傷を行
う場合は−Hコイルを延ばして探傷を行った後に巻戻す
必要が生じる。このため丸棒鋼等をコイル状に巻き取る
前、即ち圧延終了直後の熱間において検査することが能
率的で望ましいO 棒鋼等を圧延中に熱間状態で検査を行う方法としては既
に貫通コイル型渦流探傷法が実用化されているが、この
方法は自己比較法であるため、ヘゲ、ロールマーク等長
さの短い独立欠陥を検出することはできるが、長手方向
に存する有害疵の検出は不可能であった。
一方、棒鋼等の長尺材の長手方向欠陥を検出するために
、冷間においてはプローブコイルを棒鋼等の周囲で高速
に回転させ、該棒鋼等の表面疵を検出する回転プローブ
型の渦流探傷装置が実用化されている。この装置はグロ
ーブコイルのインピーダンス変化を捉えて被検材の表面
疵を検出するものであるが、該インピーダンスの変化は
被検拐の表面疵のみならず、その材質1寸法、リフトオ
フ(被検材表面とプローブコイルとの距III)等の変
化によっても生ずるため、被検材の寸法、材質が異なれ
ばプローブコイルの感度調節の必要が生じ、またリフト
オフを一定に保って走査することが重要となる0 従来の冷間圧延中における回転グローブ型の渦流探傷装
置において、リフトオフを一定に保つためには、 (1)  ピンチロールにより被検材を固定し、該被検
材の軸心とプローブの回転中心を一致させる0(2)被
検拐表面にプローブを接触させて追従させる0 (3)  リフトオフを測定し、感度補正を行う。
のいずれか又はそれらの組合せにより行われていた0 第8図は従来の冷間における回転プローブ型の渦流探傷
装置の一例を模式的に示したものであり、被検材10の
搬送域に、回転ドラム52を配し、該回転ドラム52の
内面の対向する位置に2つのプローブコイル21.21
を取付け、また回転ドラム52の入側、出側夫々に被検
材径より0.1〜0.2鰭程度大きい径の超硬のスリー
ブ41.41を回転ドラム52の中心と一致させて配し
、さらにこの探傷装置の入側、出側夫々に被検材1oを
保持するピンチロール6.6を各エアシリンダ61.6
1にて被検材10への接離可能に設け、モータ54の駆
動により回転ドラム52を回転させるものである。従っ
て被検材10はピンチロール6.6にて強固に保持され
ておシ、またスリーブ41 、41にて誘導されている
ため、被検材1oの振動及び回転ドラム52に対する被
検材1oの偏心を極力抑制することが可能となっている
〇 しかしながら、このような回転プローブ型の探傷装置を
熱間圧延中の被検材に適用せんとしても、特に棒鋼線材
の仕上げ圧延までの中間工程や仕上圧延直後に適用せん
としてもそれには種々の困難がある。即ち、熱間圧延中
の被検材の剛性は小さく柔かい状態にあるため、ピンチ
ロールによる強固な保持は、被検材表面に疵を生じせし
め、被検材が変形する虞れがあって不可能であり、また
被検材の振動を完全に抑制することができないために被
検材にプローブ等があたり、疵が発生する虞れがある。
さらに、同様の理由によりスリーブにて誘導することが
不可能であるため、ドラムの回転中心と被検材の断面中
心(軸心)を一致させることが困難である。特に被検材
の断面形状は真円でないために被検材の軸心を求めるこ
とは困難であり、また棒鋼、線材等においては、製品寸
法が異なる場合は勿論、同一寸法であっても圧延回数の
相異によりパスラインが漸次変化し、従ってその都度、
被検材の軸心とプローブの回転中心を一致させる操作が
必要となる。さらに前述した(2)の被検材表面にプロ
ーブを接触させて追従させる場。
合も疵がつく虞れが大である〇 さらに、熱間圧延中の被検材においては圧延ロールスタ
ンドの振動、巻き取り機構の振動等の被検材に振動を誘
起させる要因が多く、また被検材自身が熱間であり剛性
が小さいためK、ピンチロール間でたわむ虞れが犬であ
って、回転プローブ型の渦流探傷の熱間における実用化
が困難であったO 本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、棒鋼
、線材等を熱間圧延ラインにおいて高精度に探傷し得る
ようKした回転グローブ型の探傷装置の提供を目的とす
る〇 以下本発明をその実施例を示す図面に基いて詳述する。
第1図は本発明に係る探傷装置の幅木平面図である0図
においてPLは最終圧延機から送出される被検材のパス
ラインであり、白抜矢符の方向に被検材が搬送される。
1は探傷装置等を装備した台車であシ、レールla、l
a上をパスラインPLと直交する水平方向に移動可能と
なっており、図示の状態では探傷装置の中心がパスライ
ンより外れた退避位置となっていて、台車1上の搬送方
向下流側に回って左側に位置する町−ラ111.Ib・
・・上を被検材は搬送される。一方探傷を行う場合は図
示しない駆動装置にて搬送方向下流側に向って左方(第
1図矢印の方向)に台車1全体が移動され、被検材が探
傷装置の中心を通過するようになっている。
台車1上にl/′i被検材搬送方向上流側から誘導管2
、ピンチロール3,4、プローブ回転装置5、ピンチロ
ール6.7が配設されている。
誘導管2は上流側部が拡径したラッパ状をなし、その軸
線がパスラインと平行となるように台車1の上流側部に
設けられていて、その中心が後述するプローブ回転装置
5の回転中心と略同高となっている。
誘導管2の下流側には上流側から水平ピンチロール3.
垂直ピンチロール4.プローブ回転装置5の順に配設さ
れ、さらにその下流側には垂直ピンチロール6、水平ビ
・ンチロール7が配設されている。
第2図は水平ピンチロール3の平面図、第3図はその上
流側から見た一部破砕断面図である。水平ピンチロール
3は基台31上面のパスラインPLと直交する方向の両
側端部に、相対向するように支持板32.32を夫々立
設し、各支持板32(32)の対向する面の上、下部に
夫々ブラケット33.33(33,33)を設け、各支
持板32(32)の上、下部ブラケット33.33(3
3,33)間に支持軸34(34)が回転自在に支持さ
れている。支持軸34(34)の上、下のブラケット3
3.33(33,33)間の部分にはローラ35(35
)を鉛直に枢支したホルダ39(39)が取付けられて
いる。両口−234,34は被検材10の径より若干大
径となったカリバを有し、両ローラ34,34のこの部
分にて被検材10の振動を抑制している。また各支持軸
34(34)の上端部には扇形歯車36(36)が敗付
けられており、各扇形歯車36(36)のギヤ部36a
(36a)Vi両支持板32.32間の中央にて噛合し
ており、一方の扇形歯車360回転に伴って他の扇形歯
車36は回転し、該扇形歯車36の回転により支持軸3
4が回転してローラ35が回動する。−万の支持軸(搬
送方向下流側に向って左側方の支持軸)34にはアーム
40の一端が喉付けられており、該アームの他端はエア
シリンダ38のピスト/ロッド37に枢支されていて、
ピストンロッド37の進出により支持軸34は回転して
、該支持軸34に取付けられたローラ35は搬送方向下
流側に回動する。このとき支持軸34の回転により一方
の扇形歯車36が回転して他方の扇形歯車36が回転し
、他方の支持軸34を回転させて他方のローラ35が同
じ方向、即ち搬送方向下流側方に回動させられる。従っ
てエアシリンダ38のピストンロッド37の進出により
、両ローラ35 、35 Fi被検材搬送方向下流側方
に回動する。一方、エアシリンダ38のピスト/ロッド
37が退入すると支持軸34は反対方向(搬送方向上流
側方向)に回転して一方のローラ35は搬送方向きは反
対方向(上流側方向)に回動し、また他方のローラ35
も扇形歯車36.36により、搬送方向とは反対方向に
回動する。そして第2図に実線で示したピストンロッド
37が退入した状態では両ローラ35゜35は接触した
状態となり、エアシリンダ38の気圧と釣合った状態と
なってカリバーにて被検材10を保持する。しかしなが
ら、被検材10がローラ35,35に接触する等してロ
ーラ35に力が働き、エアシリンダ38の気圧より高く
なると、該気圧に抗してロー235は下流側方に回動し
てピストンロッド37は進出し、ロー235,35H第
2図二点鎖線で示した状態にまで回動して被検材10の
保持を解除する〇 プローブ回転装置5の下流側にある水平ピンチロール7
も該ピンチロール3と同様の構造をしているが、垂直ピ
ンチロール4.6は、夫々の2つのローラ35,35.
35.35が鉛直方向となるように配されている。各ピ
ンチローA/3 、4 、6 。
7のローラ35,35・・・は、台車1の上、下流側に
設けられた熱片検出器8,9の信号により被検材10の
解放、保持を行うようになっている。また熱片検出器8
,9の信号は後述するプローブ回転装置5のプローブ2
1の進出、退避を行わせるようになっている。
第4図はプローブ回転装置5の一部破砕断面図である。
プローブ回転装置5は支持台53上に取付けられており
、支持台53は昇降可能に基台50上に設けられていて
、該基台50は被検材搬送方向と直交する方向への移動
可能に台車1に設けられている。
支持台53の上面には円筒状のハウジング51が固着さ
れており、その上面にモータ54が、その出力軸を搬送
方向下流側に向けて暇付けられていて、出力軸先端にプ
ーリ60を取付け、該プーリ60と、ハウジング51の
搬送方向下流側に回転自在に暇付けられた回転ドラム5
2のハウジング側外周とに捌は回されたVベルト61(
第6図参照)Kよりモータ54の回転が回転ドラム52
に伝達されるようになっている。回転ドラム52け短寸
の円筒状をなし、その上流側端面は、中央が開口した側
板にて覆われていて、その側板内側に後述する探傷用の
グローブ21.プローブ21の進退用のエアシリンダ2
2.22等(いずれも第5図参照)を取付けて、ハウジ
ング51の搬送方向下流側に、ハウジング51とは同心
状に回転自在に敗付けられている。
ハウジング51には軸受55,55を介して二重管構造
となった通流管56が内嵌されている。通流管56は外
側に位置する外管部56aと、外管部56aとは同心状
に内嵌され、図示しないスペーサにて連結された内管部
56bとからなり、外管部56a上流側端面と内管部5
6b上流側端面との間を閉塞して外管部56a内局面と
内管部56b外固而とで通流部56dを形成し、この通
流部56(lの下流側端を回転ドラム52内まで位置せ
しめて、外管部56aの下流側端部に回転ドラム52の
側板を固着して、回転ドラム52の回転により通流管5
6が一体となって回転するようになっている。通流管5
6の外管部56aの上流側端寄りの位置には通流孔56
cが周設してあり、また該通流孔56cと対向するハウ
ジング51の上部には通流口51aが開口している。通
流管56の外管@ 56aに形成された通流孔560の
上、下流の各側部にはシール57.57が夫々外嵌され
、外管部56aの外周面に固着されていて、ハウジング
51内8Iflと外管部56a外間而との間を密閉して
いる0そして通流口51aから圧縮空気が導入され、通
流孔56cから通流部56(lを通って通流部56d下
流側端部から回転ドラム52内のエアシリンダ22.2
2にその駆動用圧気として送給されると共に、プローブ
21を冷却するようになっている〇 通流管56には案内管58が内嵌されている。
案内管5Bは外側に位置するアウタースリーブ58aと
該アウタースリーブ58aに同心状に内嵌されたインナ
ースリーブ58bとからなり、アウタースリーブ58a
の上流側端部にはフランジ部58cが形成されていて、
該フランジ部58cをハウジング51の上流側端面に固
着している。インナースリーブ581)の上流側端部に
も7ランク部58dが形成され、該フランジ部58cl
をアウタースリーブ58aのフランジ部58Cに取付け
ている0アウタースリーブ58aとインナースリーブ5
8bとの間には通水部58θが形成されておシ、アウタ
ースリーブ58aのフランジ部58cに形成された導水
部58fから導入される冷却水が通水部58θを通流し
て案内管58全体を冷却するようになっていて、図示し
ない排出口から排出されるようになっている。そして案
内管58内を被検材が上流側から下流側に向って貫通す
る0前記通流管56は不動の該案内管58の外向を回る
。その他59は回転トランスであって、通流管56の外
周面とハウジング内周面とに対設されており、回転ドラ
ム52内のプローブ21に対する信号の送受を行わせる
回転ドラム52内にはプローブ21、プローブ21退避
用のエアシリンダ22,22、エアシリンダ22.22
とグローブを連結する連結材24等が装着されている。
第3図は回転ドラム52を被検材搬送方向下流側からみ
た一部破砕幅木断面図である。図において、21はグロ
ーブであり、支持軸27の回転ドラム52中心側先端に
設けられている。また該プローブ21にハ、該プローブ
21と被検材lO同向との距離を検出する渦流式の距離
センサ11が収付けられている。支持軸27け回転じラ
ム52の径方向に延びており、基端部は円筒状のケース
25に摺動自在に内嵌されている。
ケース25t/′i円筒状をなし、その軸方向を回転ド
ラム52の径方向としている。クー1250回転ドラム
52中心よシ遠方側には調整筒26が内嵌螺合されてお
り、支持軸27はこの調整筒26内を挿通していて、支
持軸27には調整筒26の上奥部と支持軸27に形成さ
れたバネ座間に押バネ29が外嵌されており、支持軸2
7、従ってブ。
−プ21を回転ドラム52の中心方向に付勢している。
そして調整筒26の回転操作によりプローブ21を回転
ドラム52の径方向へ移動させ、被検拐lOの径寸法の
変更に伴うプローブ21の位INN整を行うようになっ
ている0ケース25の回転ドラム52中心側面にはスラ
イドベアリング28が支持軸27に外嵌して取付けられ
ており、支持軸27(従ってプローブ21)の軸方向へ
の移動を容易にし、かつ横方向へのプレをなくしている
ケース25の回転ドラム52の径方向と直交する方向大
々にはエアシリンダ22.22が回転ドラム52に取付
けられており、両エアシリンダ22゜22は共動し、両
エアシリンダ22.22のピストンロッド23,23H
支持軸27と平行になっており、回転ドラム52の中心
側に進出するようになっていて、その先端部にはケース
25の各側面に他端を固着した連結材24.24の一端
が夫々取付けられており、回転ドラム52内に被検材1
0の先端、後端の通過時等に被検材10とプローブ21
との衝突を防止するため、エアシリンダ22.22のピ
ストンロッド23.23を退入させて、ケース25、支
持軸27等全体を被検材10から離反退避させるように
なっている。
第6図はプローブ回転装置5をその制御系と共に示す模
式的ブロック図である。台車l上の搬送方向と直交する
左右方向へ移動可能となった基台50上傾、昇降可能に
支持台53が取付けられている0支持台53の昇降用の
モータ19は基台50上に設けられており、また基台5
0移動用モータ18は台車l上に設けられている。
プローブ21(又は距離センサ11)と被検材10の周
面との距離を検出する渦流式の距離センサ11の検出信
号は、プローブ回転中心と被検材10の断面中心との偏
心量演算装置13に入力されており、また回転ドラム5
2の回転位置を検出する回転位置検出センサ62の検出
信号も偏心量演算装置13に入力されている訂偏心量演
算装置13は面入力からプローブの1回転についてのプ
ローブ21と被検材10箇面との距離を複数回転分捉え
て平均化処理することにより被検材10の振動に起因す
るランダムな信号を′除去し、被検材10の軸心とグロ
ーブ21の回転中心との偏心に起因する信号を抽出して
偏心量を算出するものである。これは、被検材10の軸
心とプローブ210回転中心との偏心に起因する信号は
、プローブ21の1回転に相当する時間を1周期とした
一足間波数の曲線を描くが、距離センサ11の検出信号
には被検材10の振動に起因するランダムな信号も重畳
されており、このランダムに発生する信号を、距離セン
サ11の検出信号を平均化処理することにより、除去し
て偏心に起因する信号のみを抽出するものである。この
特徴については本願出願人は特願昭57−    号と
して既に提案した〇 偏心量演算装置13の演算結果は回転ドラム制御量演算
装置14に入力されておシ、回転ドラム52の中心と被
検材10の軸心との偏心量の鉛直方向量、被検材搬送方
向と直交する水平方向量を夫々算出し、各算出量だけ回
転ドラム52を移動すべく所定信号をモータ190制御
回路16、モータ18の制御回路17に夫々出力して各
モータ19.18を止転若しくは逆転駆動し、支持台5
3゜基台50を鉛直方向、左右方向に夫々移動させて回
転ドラム52の位置を変更し、プローブ210回転中心
と被検材10の軸心とを一致させるようになっている。
プローブ21/r12つのコイルを標準比較方式の配置
としている。標準比較方式のコイルの配置とは第7図に
示すように一万のコイル21aを被検材10に近い位置
に、他方のコイル211)を被検材10とは電磁的結合
のない遠い位置に配置したものであり、各コイル21a
、21bKH探傷器本体15内の、異なる周波数を発振
する2つの発信器の出力を混合器にて混合してなる混合
周波数信号を平衡器を介して印加されていて、そのイン
ピーダンス変化を表わす信号が各コイル21a 、 2
1bから出力される。
プローブコイル21の出力は探傷器本体15に入力され
ており、所定の信号処理が行われる0これは振動に起因
したリフトオフ変動による信号が大きい場合には欠陥信
号のSN比を極端に低下させることがあるので、このよ
うな場合にはまず多周波法を用いてリフトオフ変動に起
因する信号を抑制した後の欠陥信号をリフトオフ変動信
号にて補正するようにしたものである。
探傷器本体150内芥を具体的に説明すると、異なる周
波数が印加された標準比較方式のコイル21a 、 2
1bのインピーダンス変化を表わす信号が、夫々同調増
幅された後、発振器からの位相基準信号を基準として夫
々位相検波し、一方からはリフトオフ変動信号を抑制し
て実質的に欠陥信号を取り出すとともに、他方からはリ
フトオフ変動信号を取出し、この取出した欠陥信号にリ
フトオフ変動信号によって定まる補償係数を乗算処理し
ている0これは、欠陥信号はリフトオフの増加に伴い急
激に減少するため、リフトオフが増加すると欠陥信号出
力を増加するように補償すべく乗算処理し、リフトオフ
変動に依存しない欠陥信号を得るようにしたものである
0この特徴については本願出願人は特願昭57−   
号として既に提案したO 叙上の如く構成された本発明装置の作用は医のとおυで
ある。まず被検材10の探傷前に、台車1を退避位置と
して試験片によるプローブ210回転中心(回転ドラム
52の中心)と被検材10の軸心とのノL>ずれ調整を
予め行い、また感度設定を行っておく。そして各ピンチ
ローラ3,4,6.7を解放状態とし、回転ドラム52
内のエアシリンダ22.22のピストンロッド23.2
3を退入させてプローブ21を退避位置としておく。斯
かる状態にて台車1全体を移動させてパスラインP L
に誘導管2等を臨ませ、モータ54を駆動させて回転ド
ラム52を回転させた状態にて、被検材10を搬送させ
ると、被検材10は誘導管2に誘導され、ピンチロール
3,4、プローブ回転装置5、ピンチロール6.7を通
過し、下流側に設けられた熱片検出器9が被検材10の
搬送を捉えると、該検出器9は所定信号をピンチロール
3,4,6.7のエアシリンダ38.38・・・に出力
してローラ35゜35・・・を動作させ、′被検材10
を保持するとともにエアシリンダ22.22に所定信号
を出力してピストンロッド23.23を進出せしめ、プ
ローブ21を検出位置として探傷を行う。
この場合プローブ回転装置5のガイド管58の通水部5
8θには冷却水が通流しており、被検材10の熱にてガ
イド管58が熱せられるのを防止して、回転トランス5
9が熱により破損するのを防止している0また回転ドラ
ム52内のプローブ21の冷却は通流管56の通流部5
6eを通流する圧縮空気によって行われる。このとき回
転ドラム52円Km付けられたエアシリンダ21.21
への圧縮空気の送給を通流管56の通流部56θにて行
われるが、通流管56は回転ドラム52と一体となって
回転するため何ら支障はない。さらにピンチロール3,
4,6,7のローラ35,35・・・に被検材10から
力が加わると、ローラ35,35・・・け搬送方向に回
動して、被検羽10の保持を解除するため、被検材10
表面に疵がつく屓れがない。
回転ドラムに敗付けられた距離センサ11と回転位置検
出センサ62の検出結果は偏心量演算装置13に入力、
されて偏心量を演算し、回転ドラム制御量演算装置14
にて偏心の鉛直力同量、水平方向量を算出し、夫々の量
だけ回転ドラム52を移動させるべく制御回路16.1
7に所定信号を出力してモータ19,18を回転駆動し
、支持台53゜基台50を夫々移動させて、回転ドラム
52の回転中心と被検材10の軸心とを一致させる。
探傷は斯かる状態にて行われ、プローブ21の検出信号
を探傷器本体15に入力して補償された欠陥信号を得る
〇 被検材10の終端が上流側の熱片検出器8にて検出され
ると、該検出器8はピンチロール3.4゜6.7及びエ
アシリンダ22.22に所定信号を出力してピンチロー
ル3,4,6.7を解放するとともにエアシリンダ22
.22のピストンロッド23j23を退入させてプロー
ブ21を退避位置として被検材10の終端にてグローブ
21が傷つけられるのを防止し、被検材10の搬送に伴
って探傷は終了する〇 通常被検拐1()と回転ドラム52が偏心している状態
及び被検、i’ 10が振動している状態(即ちリフト
オフ変動が大きい状態)では距離センサ11の出力(リ
フトオフ)を用いて探傷器本体15の出力を補正するこ
とができない。これはリフトオフ変動があまりにも大き
な状態ではリフトオフが大きいときにプローブが欠陥を
捉えだとしても。
■欠陥そのものの指示か得られない(雑音の中に埋もれ
てしまう)、■欠陥の指示があっても信号雑音比が悪い
、ためであり、そのためリフトオフ変動をできる限り小
さくしておく必要がある。しかしなから本発明装置にあ
っては被検材をプローブの回転中心にまで導き、また被
検材の振動をピンチロールにて被検材に疵をつけること
なく極力抑制し、さらにプローブの回転中心と被検材断
面゛  中心を一致させて両者の偏心に起因するリフト
オフ変動を除去しているため、リフトオフ変動に伴う上
述の■、■の欠点は解消され、距離センサによる補正が
可能となっている。
以上詳述したように本発明は断面円形の熱間被検材の同
面に沿ってプローブを回転する探傷装置において、プロ
ーブが暇付けられて回転する回転体と、被検材を回転体
の中心部に向けて誘導する誘導管と、回転体の前後に配
されたピンチロールと、被検材に対する回転体の相対位
置変更手段とプローブと被検材周面との距離検出手段と
、その検出結果に基き前記相対位置変更手段を制御する
手段を備えたものであるので、熱間工程における回転プ
ローブによる探傷が高精度に行える〇
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであり、第1図は本発
明装置の幅木平面図、第2図はピンチロールの平面図、
第3図はその上流側からみた一部破砕断面図、第4図は
プローブ回転装置の一部破砕幅木側断面図、第5図は回
転ドラムの被検材搬送方向下流側から見た一部破砕幅木
断面図、第6図は本発明装置の模式的ブロック図、第7
図は標準比較方式のプローブの説明図、第8図は冷間工
程における従来装置の概略図である。 1・・・台車 2・・・誘導管 3,4,6,7−・・
ピンチロール 5・・・プローブ回転装置 8,9・・
・熱片検出器 10・・・被検材 11・・・距離セン
サ 13・・・偏心量演算装置 14・・・回転ドラム
制御量演算装置15・・・探傷器本体 16.17・・
・制御回路 18゜19.54・・・モータ 21・・
・プローブ 22.38・・・エアシリンダ 23・・
・ピストンロッド 24・・・連結材 34・・・支持
軸 35・・・ローラ 36・・・扇形歯車 50・・
・基台 51・・・ノ・ウジンク 52・・・回転ドラ
ム 53・・・支持台 56・・・通流管 58・・・
案内管 特 許 出 願 人   住友金属工業株式会社代理人
 弁理士  河 野 登 夫 第6図 −263− も 8 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. L 断面円形の熱間被検材の周囲に沿ってプローープを
    回転する探傷装置において、プローブが取付けられて回
    転する回転体と、被検材を回転体の中心部に向けて誘導
    する誘導管と、回転体の前後に配されたピンチロールと
    、被検材に対する回転体の相対位置変更手段と、プロー
    ブと被検材局面との距離検出手段と、その検出結果に基
    き前記相対位置変更手段を制御する手段とを具備するこ
    とを特徴とする回転プローブ型の探傷装置。
JP57119421A 1982-07-08 1982-07-08 探傷装置 Pending JPS599551A (ja)

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JP57119421A JPS599551A (ja) 1982-07-08 1982-07-08 探傷装置
US06/510,972 US4641092A (en) 1982-07-08 1983-07-05 Rotary probe apparatus for detecting flaws in a test object
SE8303874A SE452914B (sv) 1982-07-08 1983-07-07 Sprickdetekteringsapparat med roterande sond
DE3324444A DE3324444C2 (de) 1982-07-08 1983-07-07 Fehlstellenerkennungsvorrichtung mit rotierendem Meßkopf

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