JPS5995361A - 空冷形内蔵シヨ−ケ−ス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は建物の床下外周の相反する位置に床Ｔ通風口と
その中間位置に床下区画材を配設する床下空間と、床下
区画材を挾んで両側に床面通気口を貫設する床面上、前
面端と背面端に開放によって床面を閉じるように開閉の
できるダンパーを配設してなる冷却ユニット機械室と。

その内に凝縮器を設置し、また冷却ユニット機械室上に
凝縮器の排気側に背面を向けて冷却器を内蔵するショー
ケース本体を立設してなる空冷形内蔵ショークースであ
る。

一般に食料品関係の店舗において冷凍食品や生鮮食品な
どの陳列販売に、内部に冷却用機械類を内蔵したショー
ケースが用いられている。

これらのショーケースの冷却用機械類は冷却器をショー
ケース内の陳列部分に設置し、ショーケース内の食品類
を冷却している。従来、冷却用機械類の冷凍サイクルの
中で熱を放出する凝縮器および放熱ファンなどは第１図
の例のようにショーケース本体１の下部の冷却ユニット
機械室２内に収納されている。この凝縮器で放出される
熱はショーケースの背面の空間を通して矢印に示すよう
に店内に排出されているだけでなく１店内の暖い空気も
また冷却ユニット機械室２を経て凝縮器に吸込まれる。

したがって店内を常時適温とするために空調機３を設け
なければならず、特υて夏期には大容量の空調機６が心
安となる。さらに凝縮器からの排熱を店内に排出しない
ため第２図の例のようにショーケースの背面の隙間から
の熱を、その上部に設けた排気用の換気扇４によって店
外に放出させる。

しかしこの排気用の換気扇のみでは店内が負圧となり、
送風量が減少するので、外気を導入のため、吸気用の換
気扇５を設けて空気量の釣合を保たせる。特に夏期にお
いては外気と排熱はほぼ同量の熱量となるので、第１図
の場合と同様に大容量の空調機３を設けて店内の冷房も
計れなければならない。

以上のいずれの例においても、ショーケースの凝縮器で
発生する排熱による冷房負荷の増大となり、常に空調機
６を作動させ、多くの費用を要する欠点がある。

本発明は従来のかかる欠点を除き、冷却ユニット機械室
内の凝縮器への空気の吸気側と排気側の床面に床面通風
口と冷却ユニット機械室の前面端と背面端にダンパーを
設け、夏期は床下空間を通じて排熱し、冬期は床上ダン
パーを通じて店内に排熱するようにする空冷形内蔵のシ
ョーケースであって、夏期は冷房負荷を減らし。

冬期は暖房に寄与さす、経費の軽減をはかるにある。

本発明の実施例は第３図および第４図に示すように、シ
ョーケース本体１は従来と同様に背面に空隙を設けるが
、冷却ユニット機械室２内の床面６に床面通風口１ｏと
、床下空間８に床下通風ロアを設け２両通風口間の床下
空間８内を床下区画材９にて遮ぎるものである。なお第
４図の冷却ユニット機械室２の部分を拡大した図面に示
すように１本発明のショーケースは冷却ユニット機械室
２の前面端と背面端に開閉できるダンパー１１を設け１
両側面は区画材で覆われた箱形に形成されている。−ま
た冷却ユニット機械室２内に凝縮器１２を置くが、その
凝縮器１２の吸気側と排気１１＋１１に対応する床面６
の位置に床下空間８を貫いて、それぞれ床面１通風口１
０を設ける。また床下空間８の外気に通ずる所に床下通
風ロアと、床面通風口１ｏの間を遮断する床下区画材９
を配設しであるので風の戻りを防止することができる。

いま夏期凝縮器１２からの排熱を店内に排出させないと
き、冷却ユニット機械室２の前、背端面のダンパー１１
を閉じ１図中実線矢印のように床下の外気温より低い空
気は吸気側の床面通風口１０から凝縮器１２を通シ、排
気側の放熱は１Ｊト気側の床面通風口１０ヲ経て床下通
風ロアより外気に排出される。したがって凝縮器１２の
排熱は店内に放散されることなく、床下区画材９によっ
て吸気側にも戻らず、吸気側では外気より低温の空気を
吸気することができる。店内の温度上昇をさけ、特に大
容量の空調器も必要なく、熱の交換効率がよくなる。

−また冬期においては冷却ユニット機械室２のダンパー
１１を開けるとともに、このダンパー１１は破線で示す
ように床面通風口１ｏを閉じる。

室内の涼しい空気は図中破線矢印のように前面端のダン
パー１１凝縮器１２を通り、その放熱は背面端のダンパ
ー１１からショーケース本体１の背面の隙間を通り店内
に排出される。したがって店内では排熱を利用し店内暖
房も可能となる。

以上に述べたように冷却ユニット機械室２に配設されて
いるダンパー１１の開閉操作をするだけで、夏期は凝縮
器の排熱を店外に、冬期は店内に放熱させるので、特に
大容量の空調機や暖房機を要しない。しかし床工事費や
ショーケースにダンパー１１の取付けなどの費用を要す
るが、夏期空調負荷が軽減され、冷却に床下空気を利用
するので熱交換効率がよく２店舗などの外観を損なわな
い。なお床工事が終っている店舗ではンヨーケースを設
置するだけでよい。

また設置場所は背面を壁面と接近させず、壁から離して
設置できるなど利点は多い。

以下余日

【図面の簡単な説明】 第１図、第２図は従来の店舗内に設置される空冷形内蔵
／ヨーケースの断面見取り図、第６図は本発明の実施例
の店舗内に設置される空冷形内蔵／ヨーケースの断面見
取図、第４図は第６図における冷却ユニット機械室と床
面の付近の拡大断面図である。 なお図面において １ニジヨ一ケース本体、２：冷却ユニット機械室、６：
床面、７：床下通気口、８：床下空間。 ？＝床下区画材、１０：床面通気口、１１：ダンパー、
１２：凝縮器。 第１図 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、建物床下外周の相反する位置に床下通風口。 および中間部分に床下区画材とを配設する床下空間と、
   前記床下区画材を挾んで両側に床面通気口を貫設する床
   面上、前面端と背面端に、開放により前記床面通気口を
   閉じる開閉可能のダンパーを配設してなる冷却ユニット
   機械室内に凝縮器を設置し、前記冷却ユニット機砿室上
   に前記凝縮器の排気側を背面として、冷却器を内蔵する
   ショーケース本体を立設してなる空冷形内蔵ショーケー
   ス。