JPS599486A - 単板の乾燥方法 - Google Patents
単板の乾燥方法Info
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- JPS599486A JPS599486A JP11934582A JP11934582A JPS599486A JP S599486 A JPS599486 A JP S599486A JP 11934582 A JP11934582 A JP 11934582A JP 11934582 A JP11934582 A JP 11934582A JP S599486 A JPS599486 A JP S599486A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は単板の乾燥方法に係り、ローラー、金網又は
ウィケットコンベア等を単板の搬送体とした熱風循環式
ドライヤーにおいて、単板の側木口部に波打ちが全く発
生しない単板の乾燥方法を提供するものである。
ウィケットコンベア等を単板の搬送体とした熱風循環式
ドライヤーにおいて、単板の側木口部に波打ちが全く発
生しない単板の乾燥方法を提供するものである。
熱風循環式ドライヤーによって単板の乾燥を行うと、単
板の側木口部は中央部より早く乾燥して中央部の収縮が
起らないうちに収縮を始める。このため自由な収縮が妨
げられて通常より少ない収縮率で永久変形し、これが側
木口部の波打ちの原因となっている。従来はこの木口部
の波打ちを防止する方法として側木口部の乾燥を遅らせ
る方法が試みられ、その手段として側木口部を重ねて乾
燥する方法或は側木口部に巾広のガムテープを貼って乾
燥する方法等が用いられた。これらの方法は波打ちを少
なくする効果はあるが、前者は正確に木口部を重ねて送
り込むことがむつかしく、またローラードライヤーに限
られる欠点があり、後者はコスト的にまた作業性に難点
があり、実用に供されていないのが現情である。そして
雨水[」部の波打ちは以後の工程のトラブルの原因とな
り、また製品の品質低下の一因ともなっていて、実用性
のある波打ちを起さない乾燥手段の開発が渇望され、さ
らに近時、ウィケットドライヤーによる単板乾燥が、敷
地面積が少なく、多曲の単板乾燥が可能で、省エネにも
寄与する等の有効性のために脚光をあびるに到ったが、
ライケラ1へドライヤ−による中板乾燥Iは腕体の支持
ににる搬送であるから、あばれ、特に山水[1部の波打
ちを紡口:することが難しい欠点があり、これを解消J
る手段が特に望まれるJ、うになった。
板の側木口部は中央部より早く乾燥して中央部の収縮が
起らないうちに収縮を始める。このため自由な収縮が妨
げられて通常より少ない収縮率で永久変形し、これが側
木口部の波打ちの原因となっている。従来はこの木口部
の波打ちを防止する方法として側木口部の乾燥を遅らせ
る方法が試みられ、その手段として側木口部を重ねて乾
燥する方法或は側木口部に巾広のガムテープを貼って乾
燥する方法等が用いられた。これらの方法は波打ちを少
なくする効果はあるが、前者は正確に木口部を重ねて送
り込むことがむつかしく、またローラードライヤーに限
られる欠点があり、後者はコスト的にまた作業性に難点
があり、実用に供されていないのが現情である。そして
雨水[」部の波打ちは以後の工程のトラブルの原因とな
り、また製品の品質低下の一因ともなっていて、実用性
のある波打ちを起さない乾燥手段の開発が渇望され、さ
らに近時、ウィケットドライヤーによる単板乾燥が、敷
地面積が少なく、多曲の単板乾燥が可能で、省エネにも
寄与する等の有効性のために脚光をあびるに到ったが、
ライケラ1へドライヤ−による中板乾燥Iは腕体の支持
ににる搬送であるから、あばれ、特に山水[1部の波打
ちを紡口:することが難しい欠点があり、これを解消J
る手段が特に望まれるJ、うになった。
この発明はこれらの点に鑑み開発したもので、単板の中
央部を予め加熱して中央部の乾燥を早めるという全く新
しい発想のもどになされ、単板の中央部のみを熱板加熱
器又はドラム加熱器によって予め加熱し、これを熱風循
環式ドライヤーにJ、りその全面に熱風を作用させ、単
板の中央部と雨水口部の乾燥を平等化し、両者の収縮差
をなくして木口部に波打ちの全く起らないまたあばれも
生じない単板の乾燥方法を完成したものであり、さらに
、この発明は熱板により単板の中央部を予備加熱する場
合に、熱板への単板の挿入、取り出し及び前後工程との
自動化が簡素化され、またウィケットドライヤーの欠点
を解消できて、ウィケットドライヤーによる完全な単板
乾燥が可能化されたのである。
央部を予め加熱して中央部の乾燥を早めるという全く新
しい発想のもどになされ、単板の中央部のみを熱板加熱
器又はドラム加熱器によって予め加熱し、これを熱風循
環式ドライヤーにJ、りその全面に熱風を作用させ、単
板の中央部と雨水口部の乾燥を平等化し、両者の収縮差
をなくして木口部に波打ちの全く起らないまたあばれも
生じない単板の乾燥方法を完成したものであり、さらに
、この発明は熱板により単板の中央部を予備加熱する場
合に、熱板への単板の挿入、取り出し及び前後工程との
自動化が簡素化され、またウィケットドライヤーの欠点
を解消できて、ウィケットドライヤーによる完全な単板
乾燥が可能化されたのである。
この発明を図面に示す実施例により説明すれば、第1図
において、熱板加熱器1は蒸気、ヒーター等の適宜の熱
源により加熱され、その加熱面により単板Aの雨水口部
Bを繊維と直交する方向に帯状に除いた中央部Cのみの
板面を加熱できるように形成したもので、熱板加熱器1
は通常複数枚の熱板によって構成し、複数枚の熱板間に
中板Aを挿入して、その加熱面により単板Aの中央部C
の画板面を加圧加熱し、中央部Cの材温を上昇させると
ともに多少の水分蒸発を伴う予備加熱を行うのである。
において、熱板加熱器1は蒸気、ヒーター等の適宜の熱
源により加熱され、その加熱面により単板Aの雨水口部
Bを繊維と直交する方向に帯状に除いた中央部Cのみの
板面を加熱できるように形成したもので、熱板加熱器1
は通常複数枚の熱板によって構成し、複数枚の熱板間に
中板Aを挿入して、その加熱面により単板Aの中央部C
の画板面を加圧加熱し、中央部Cの材温を上昇させると
ともに多少の水分蒸発を伴う予備加熱を行うのである。
そしてこの中央部Cのみを加熱した単板Aを、例えばロ
ーラー、金網又はウィケットコンベアを搬送体とし、こ
れらの搬送体により移送される単板Aに熱風を作用させ
る熱風循環式ドライヤー2へ挿入して、単板Aの表裏の
全面に熱風を作用させ、単板Aの仕−L乾燥を行うので
ある。
ーラー、金網又はウィケットコンベアを搬送体とし、こ
れらの搬送体により移送される単板Aに熱風を作用させ
る熱風循環式ドライヤー2へ挿入して、単板Aの表裏の
全面に熱風を作用させ、単板Aの仕−L乾燥を行うので
ある。
この場合、熱板加熱器1により単板Aはその中央部Cの
みが予め加熱されているから、熱風循環式ドライヤー2
内において、単板Aの全面に熱風が作用したとき、一般
には乾燥の早い雨水口部Bと乾燥の遅い中央部Cとの乾
燥が平等化されて、両3− 者のlIi維と直交する方向の収縮差は殆どなく、雨水
口部Bが早く乾燥して永久変形することがないから、雨
水口部Bに波打ちのない乾燥を施すことができるのであ
る。また熱板による加熱であるから効率のよい予備加熱
を行うことができ、If渇の上昇した単板の乾燥である
から熱風循環式ドライヤーは効率化され、ざらに単板の
中央部を圧締加熱づるから中央部のあばれも解消するこ
とができるのである。
みが予め加熱されているから、熱風循環式ドライヤー2
内において、単板Aの全面に熱風が作用したとき、一般
には乾燥の早い雨水口部Bと乾燥の遅い中央部Cとの乾
燥が平等化されて、両3− 者のlIi維と直交する方向の収縮差は殆どなく、雨水
口部Bが早く乾燥して永久変形することがないから、雨
水口部Bに波打ちのない乾燥を施すことができるのであ
る。また熱板による加熱であるから効率のよい予備加熱
を行うことができ、If渇の上昇した単板の乾燥である
から熱風循環式ドライヤーは効率化され、ざらに単板の
中央部を圧締加熱づるから中央部のあばれも解消するこ
とができるのである。
)Jl板Aの中央部Cのみの予備加熱を、熱板加熱器1
に代えて蒸気等を熱源として加熱されるドラム加熱器を
使用しても同様に実施できるものであり、ドラム加熱器
による場合は、ドラムの外周面に単板Aを圧接走行させ
るように構成し、ドラムの有効長さく軸方向の長さ)を
単板Aの中央部Cの中とほぼ一致させ、単板Aの雨水口
部Bを繊維と直交する方向に帯状に除いた中央部Cのみ
の予備加熱を行うJ:うにするのである。なお、ドラム
加熱器による場合には、1個のドラムで単板Aの片面加
熱となるが偶数個を用いれば両面の加熱を=4− 行うことができ、熱板による場合でも単板Aの片面のみ
加熱しても同様に実施できるものであり、また予備加熱
の温度、加熱時間等は、単板の初期含水率、単板厚さ等
によって、木口部と中央部が平等乾燥されるように設定
し、帯状に残す木1」部の巾も単板厚さ等によって適宜
に設定する。
に代えて蒸気等を熱源として加熱されるドラム加熱器を
使用しても同様に実施できるものであり、ドラム加熱器
による場合は、ドラムの外周面に単板Aを圧接走行させ
るように構成し、ドラムの有効長さく軸方向の長さ)を
単板Aの中央部Cの中とほぼ一致させ、単板Aの雨水口
部Bを繊維と直交する方向に帯状に除いた中央部Cのみ
の予備加熱を行うJ:うにするのである。なお、ドラム
加熱器による場合には、1個のドラムで単板Aの片面加
熱となるが偶数個を用いれば両面の加熱を=4− 行うことができ、熱板による場合でも単板Aの片面のみ
加熱しても同様に実施できるものであり、また予備加熱
の温度、加熱時間等は、単板の初期含水率、単板厚さ等
によって、木口部と中央部が平等乾燥されるように設定
し、帯状に残す木1」部の巾も単板厚さ等によって適宜
に設定する。
第2図に示す実施例は、熱板加熱器によって単板中央部
の予備加熱を行い、続いてウィケットドライヤーによっ
て単板全面の仕上乾燥を行って雨水口部に波打ちを生じ
ない乾燥を施すものであって、図中1″は熱板加熱器、
3はライケラ1〜ドライヤーである。熱板加熱器イは複
数枚(実施例は5枚)の熱板4と熱板4を開閉する作動
機構5等からなり、各熱板4は図に示すように熱板間に
挿入される単板Aの中央部Cのみを加圧加熱し、雨水口
部Bは繊維と直交する方向に帯状にはみ出して加圧加熱
されないように構成する。熱板加熱器1′への単板への
挿入は、熱板加熱器1゛の段数と同じ段数の多数のロー
ラー6からなる臼−ダ−7によって単板Aをその繊維方
向に送り出し、ビンチロ8を介して単板Aはその繊維方
向に熱板4間へ挿入される。熱板4の出側には図の実線
と点線で示す位置を上下に進退できるようにストッパー
9が設(プてあり、ストッパー9によって各単板Aを熱
板4の所定の位w(雨水口部Bが熱板4からほぼ平等に
はみ出す位置)に載置させるのである。単板△の載置と
ともに作動機構5の作動により各熱板4を閉じて、単板
Aの中央部Cのみを加圧加熱して予備加熱を行う。予備
加熱が終ると作動m構5の作動により各熱板4を開き、
熱板4の入側に図の実線と点線で示1位圃を上下に進退
しまた前後進できるように設(Jたプツシl7−10に
より各単板へを押し出し、ピンブl’l−ル11を介し
てウィケットドライ′X7−3へ送り込むのである。
の予備加熱を行い、続いてウィケットドライヤーによっ
て単板全面の仕上乾燥を行って雨水口部に波打ちを生じ
ない乾燥を施すものであって、図中1″は熱板加熱器、
3はライケラ1〜ドライヤーである。熱板加熱器イは複
数枚(実施例は5枚)の熱板4と熱板4を開閉する作動
機構5等からなり、各熱板4は図に示すように熱板間に
挿入される単板Aの中央部Cのみを加圧加熱し、雨水口
部Bは繊維と直交する方向に帯状にはみ出して加圧加熱
されないように構成する。熱板加熱器1′への単板への
挿入は、熱板加熱器1゛の段数と同じ段数の多数のロー
ラー6からなる臼−ダ−7によって単板Aをその繊維方
向に送り出し、ビンチロ8を介して単板Aはその繊維方
向に熱板4間へ挿入される。熱板4の出側には図の実線
と点線で示す位置を上下に進退できるようにストッパー
9が設(プてあり、ストッパー9によって各単板Aを熱
板4の所定の位w(雨水口部Bが熱板4からほぼ平等に
はみ出す位置)に載置させるのである。単板△の載置と
ともに作動機構5の作動により各熱板4を閉じて、単板
Aの中央部Cのみを加圧加熱して予備加熱を行う。予備
加熱が終ると作動m構5の作動により各熱板4を開き、
熱板4の入側に図の実線と点線で示1位圃を上下に進退
しまた前後進できるように設(Jたプツシl7−10に
より各単板へを押し出し、ピンブl’l−ル11を介し
てウィケットドライ′X7−3へ送り込むのである。
ライケラ1〜ドライ17−3は3個の回転車12.12
’。
’。
12′′に張設置)た無端帯13に多数の腕体14をほ
ぼ等しいピッチで付設して形成したウイケットコンベ1
5と回転車12を駆動してウィケットコンベア15を間
欠的に走行さlる駆動機構16及び炉壁17内において
ライケラ1−コンベア15の上昇走路P及び下降走路Q
に熱風を循環させて腕体14により支持搬送される各単
板Aの全面に熱風を作用させる熱源18等から構成した
ものである。各単板Aがピンチロール11によりウィケ
ットコンベア15の各腕体14へ送り込まれるとき、単
板Aの通路に設(プた検知器19による単板Aの検知信
号によって駆動機構16を作動し、ウィケットコンベア
15を腕体14の1ピッチ分又は挿入される単板′Aの
枚数に応じた腕体14のピッチ分だけ走行ざゼる。各腕
体14に支持された単板Aはこのウィケットコンベア1
5の間欠走行により上昇走路P及び下降走路Qを移動し
、この間に熱源18による熱風がその全面に作用して仕
上乾燥が行われる。この場合、各単板Aはその雨水口部
Bを除いた中央部Cが熱板4により予め加熱されている
から、雨水口部Bと中央部の乾燥は平等化され、両者の
繊維と直交する方向の収縮はほぼ等しくなり、雨水口部
Bが少ない収縮率で永久変形することがないから、雨水
口部に波打ちは全く起らず、また中央部Cも熱板4によ
る予備加熱で圧縮加熱されているからあばれは殆ど起ら
ず、従7− って、ウィケットドライA7−3のように腕体14によ
る支持搬送でありながら、単板Aの安定した搬送が行わ
れてi−ラブルが全く起らず、また単板Aも平らに仕上
る良好な乾燥が施されるのである。
ぼ等しいピッチで付設して形成したウイケットコンベ1
5と回転車12を駆動してウィケットコンベア15を間
欠的に走行さlる駆動機構16及び炉壁17内において
ライケラ1−コンベア15の上昇走路P及び下降走路Q
に熱風を循環させて腕体14により支持搬送される各単
板Aの全面に熱風を作用させる熱源18等から構成した
ものである。各単板Aがピンチロール11によりウィケ
ットコンベア15の各腕体14へ送り込まれるとき、単
板Aの通路に設(プた検知器19による単板Aの検知信
号によって駆動機構16を作動し、ウィケットコンベア
15を腕体14の1ピッチ分又は挿入される単板′Aの
枚数に応じた腕体14のピッチ分だけ走行ざゼる。各腕
体14に支持された単板Aはこのウィケットコンベア1
5の間欠走行により上昇走路P及び下降走路Qを移動し
、この間に熱源18による熱風がその全面に作用して仕
上乾燥が行われる。この場合、各単板Aはその雨水口部
Bを除いた中央部Cが熱板4により予め加熱されている
から、雨水口部Bと中央部の乾燥は平等化され、両者の
繊維と直交する方向の収縮はほぼ等しくなり、雨水口部
Bが少ない収縮率で永久変形することがないから、雨水
口部に波打ちは全く起らず、また中央部Cも熱板4によ
る予備加熱で圧縮加熱されているからあばれは殆ど起ら
ず、従7− って、ウィケットドライA7−3のように腕体14によ
る支持搬送でありながら、単板Aの安定した搬送が行わ
れてi−ラブルが全く起らず、また単板Aも平らに仕上
る良好な乾燥が施されるのである。
乾燥の終了した各単板Aは下降走路Qの下端付近に設け
た搬出コンベア20によって堆積等の次工程へ送り出さ
れる。
た搬出コンベア20によって堆積等の次工程へ送り出さ
れる。
第3図に示す実施例は、第2図に示す実施例と同じく熱
板加熱器とウィケットドライヤーの組み合わせであるが
、第2図のものが熱板加熱器イへの単板Aの挿入、取り
出しを単板Aの繊維方向に行うのに対して、第3図のも
の【よ単板Aをその繊維と直交する方向に搬送しながら
行うものである。
板加熱器とウィケットドライヤーの組み合わせであるが
、第2図のものが熱板加熱器イへの単板Aの挿入、取り
出しを単板Aの繊維方向に行うのに対して、第3図のも
の【よ単板Aをその繊維と直交する方向に搬送しながら
行うものである。
図において、単板Aはその[を方向に堆積山バから送り
出されてコンベア21を介してクロスコンベア22に入
り、クロスコンベア22により単板へ【よその繊維と直
交する方向に送り出されてコンベア23を介して複数枚
の熱板41からなる熱板加熱器1°゛へ送り込まれ、単
板Aはその中央部Cのみの予備加熱が行われる。この場
合、単板△の雨水口部B【よ−8= 送り方向の左右に位置し、この雨水口部Bをチェンコン
ベア等の無端搬送体24によって挟持又は載置送りでき
るから、単板Aのコンベア23から熱板4’1lllへ
の送り込み及び熱板4′からの取り出しは簡単な装置で
実施し得るとともに、単板Aの熱板間への正確な挿入と
熱板からの確実な取り出しを行うことができるのである
。熱板加熱器1°゛による単板Aの中央部Cのみの予備
加熱が終った単板Aは、無端搬送体24により熱板4゛
から送り出されでコンベア25を介してクロスコンベア
26へ入り、クロスコンベア26によって単板Aは方向
転換してその繊維方向に送り出され、コンベア27を介
しCウィケットドライヤー31へ送り込まれる。ウィケ
ットドライヤー3はウィケットドライヤー3と同じ構造
であるから詳細な説明は省略するが、回転車に張設した
無端帯13′に多数の腕体14’!はぼ等ピッチで付設
したウィケットコンベアを駆動機構により間欠駆動し、
炉壁17においてウィケットコンベアの上昇及び下降走
路に熱風を循環させる熱源を備えて、腕体14により支
持搬送される単板Aの全面に熱風を作用させて単板Aの
仕上乾燥を行うものである。この実施例においても、熱
板加熱器1゛″によって単板Aの中火部Cのみの予備加
熱が行われ、ウィケットドライヤー3“によって甲板A
の全面に熱風を作用させて仕上乾燥を行うから、単板へ
(よ雨水口部Bに波打ちがなくまたあばれも少ない乾燥
が施されるのである。乾燥の終った単板へはコンベア2
8を介して堆積山ハ区積み込まれる。
出されてコンベア21を介してクロスコンベア22に入
り、クロスコンベア22により単板へ【よその繊維と直
交する方向に送り出されてコンベア23を介して複数枚
の熱板41からなる熱板加熱器1°゛へ送り込まれ、単
板Aはその中央部Cのみの予備加熱が行われる。この場
合、単板△の雨水口部B【よ−8= 送り方向の左右に位置し、この雨水口部Bをチェンコン
ベア等の無端搬送体24によって挟持又は載置送りでき
るから、単板Aのコンベア23から熱板4’1lllへ
の送り込み及び熱板4′からの取り出しは簡単な装置で
実施し得るとともに、単板Aの熱板間への正確な挿入と
熱板からの確実な取り出しを行うことができるのである
。熱板加熱器1°゛による単板Aの中央部Cのみの予備
加熱が終った単板Aは、無端搬送体24により熱板4゛
から送り出されでコンベア25を介してクロスコンベア
26へ入り、クロスコンベア26によって単板Aは方向
転換してその繊維方向に送り出され、コンベア27を介
しCウィケットドライヤー31へ送り込まれる。ウィケ
ットドライヤー3はウィケットドライヤー3と同じ構造
であるから詳細な説明は省略するが、回転車に張設した
無端帯13′に多数の腕体14’!はぼ等ピッチで付設
したウィケットコンベアを駆動機構により間欠駆動し、
炉壁17においてウィケットコンベアの上昇及び下降走
路に熱風を循環させる熱源を備えて、腕体14により支
持搬送される単板Aの全面に熱風を作用させて単板Aの
仕上乾燥を行うものである。この実施例においても、熱
板加熱器1゛″によって単板Aの中火部Cのみの予備加
熱が行われ、ウィケットドライヤー3“によって甲板A
の全面に熱風を作用させて仕上乾燥を行うから、単板へ
(よ雨水口部Bに波打ちがなくまたあばれも少ない乾燥
が施されるのである。乾燥の終った単板へはコンベア2
8を介して堆積山ハ区積み込まれる。
第2図及び第3図に示す実施例は、熱板加熱器と熱風循
環式のウィケットドライヤーを組み合わせて、雨水口部
に波打ちを生じない乾燥を行うものであるが、これを熱
板加熱器とローラー又【よ金網を搬送体とした熱風循環
式ドライヤーとの組み合わせとしても、またドラム加熱
器とライケラ1〜コンベア、ローラー又は金網を搬送体
とした熱風循環式ドライヤーの組み合わせによっても同
様に実施できるものである。
環式のウィケットドライヤーを組み合わせて、雨水口部
に波打ちを生じない乾燥を行うものであるが、これを熱
板加熱器とローラー又【よ金網を搬送体とした熱風循環
式ドライヤーとの組み合わせとしても、またドラム加熱
器とライケラ1〜コンベア、ローラー又は金網を搬送体
とした熱風循環式ドライヤーの組み合わせによっても同
様に実施できるものである。
以上のようにこの発明は、熱板加熱器又はドラム加熱器
によって、Ill板の雨水口部を繊維と直交する方向に
帯状に除いた中央部のみを予備加熱し、これをライケラ
1−コンベア、ローラー又は金網等を搬送体とした熱風
循環式ドライヤーによって、中板の全面に熱風を作用さ
せて仕上乾燥を行うので、雨水口部が早く乾燥すること
によって生ずる雨水口部の永久変形を防iL L得て、
木[1部に全く波打ちのない平らな単板を得ることがで
き、以後の工程の搬送、糊付は等のトラブルが解消され
るとともに製品品質の向上に寄与し、また熱板加熱器に
より予備加熱を行う場合には、熱板からはみ出した雨水
口部を利用して、単板の熱板間への挿入と取り出しを行
うことができて、装置が簡素化されるとともに正確で確
実な処理が可能化され、さらに熱風循環式ドライヤーI
〜どしてウィケットドライヤーを用いる場合には、この
欠点を補い利点を最大限に利用することがでる等の諸効
果を有し、合板産業に多大の貢献をなすものである。
によって、Ill板の雨水口部を繊維と直交する方向に
帯状に除いた中央部のみを予備加熱し、これをライケラ
1−コンベア、ローラー又は金網等を搬送体とした熱風
循環式ドライヤーによって、中板の全面に熱風を作用さ
せて仕上乾燥を行うので、雨水口部が早く乾燥すること
によって生ずる雨水口部の永久変形を防iL L得て、
木[1部に全く波打ちのない平らな単板を得ることがで
き、以後の工程の搬送、糊付は等のトラブルが解消され
るとともに製品品質の向上に寄与し、また熱板加熱器に
より予備加熱を行う場合には、熱板からはみ出した雨水
口部を利用して、単板の熱板間への挿入と取り出しを行
うことができて、装置が簡素化されるとともに正確で確
実な処理が可能化され、さらに熱風循環式ドライヤーI
〜どしてウィケットドライヤーを用いる場合には、この
欠点を補い利点を最大限に利用することがでる等の諸効
果を有し、合板産業に多大の貢献をなすものである。
図面は本発明の実施例を示し、第1図は本発明の乾燥方
法の概略を示す説明図、第2図は熱板加熱器とウィケッ
トドライヤーを組み合わせた乾燥11一 方法で、熱板加熱器への単板の挿入、取り出しを単板の
繊維方向に行う実施例を示す側面図、第3図は同じく熱
板加熱器とライケラ1へドライヤーを組み合わせた乾燥
方法で、熱板加熱器への単板の挿入、取り出しを単板の
1AIi、Mと直交する方向に行う実施例を示す平面図
である。 i、i’、i”′・・・熱板加熱器、2・・・熱風循環
式ドライ17−13.31・・・ウィケットドライヤー
、4.イ・・・熱板、9・・・ス1〜ツバ−110・・
・プッシャー、13 、13’・・・無端帯、14.1
4’・・・腕体、15・・・ウィケットコンベア、18
・・・熱源、24・・・無端搬送体、A・・・単板、B
・・・木口部、C・・・中火部。 特許出願人 太田1之 12− 第1児 算2図 白、−IG
法の概略を示す説明図、第2図は熱板加熱器とウィケッ
トドライヤーを組み合わせた乾燥11一 方法で、熱板加熱器への単板の挿入、取り出しを単板の
繊維方向に行う実施例を示す側面図、第3図は同じく熱
板加熱器とライケラ1へドライヤーを組み合わせた乾燥
方法で、熱板加熱器への単板の挿入、取り出しを単板の
1AIi、Mと直交する方向に行う実施例を示す平面図
である。 i、i’、i”′・・・熱板加熱器、2・・・熱風循環
式ドライ17−13.31・・・ウィケットドライヤー
、4.イ・・・熱板、9・・・ス1〜ツバ−110・・
・プッシャー、13 、13’・・・無端帯、14.1
4’・・・腕体、15・・・ウィケットコンベア、18
・・・熱源、24・・・無端搬送体、A・・・単板、B
・・・木口部、C・・・中火部。 特許出願人 太田1之 12− 第1児 算2図 白、−IG
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)熱板加熱器又はドラム加熱器により単板の側木口部
を帯状に除いた中央部を予備加熱し、該中央部が予備加
熱された単板を熱風循環式ドライヤーによりその全面に
熱風を作用させて仕上乾燥することを特徴とする単板の
乾燥方法。 2)熱風循環式ドライヤーがライケラ]・ドライヤーで
ある特許請求の範囲第1)項記載の単板の乾燥方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11934582A JPS599486A (ja) | 1982-07-09 | 1982-07-09 | 単板の乾燥方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11934582A JPS599486A (ja) | 1982-07-09 | 1982-07-09 | 単板の乾燥方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS599486A true JPS599486A (ja) | 1984-01-18 |
JPS6112192B2 JPS6112192B2 (ja) | 1986-04-07 |
Family
ID=14759182
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11934582A Granted JPS599486A (ja) | 1982-07-09 | 1982-07-09 | 単板の乾燥方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS599486A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115751844A (zh) * | 2022-12-13 | 2023-03-07 | 普拉思工业技术(江苏)有限公司 | 一种旋转式工程塑料生产用干燥设备 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6348294U (ja) * | 1986-09-09 | 1988-04-01 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5687786A (en) * | 1979-12-17 | 1981-07-16 | Meinan Machinery Works | Method of dehydrating veneer |
JPS6112192A (ja) * | 1984-06-27 | 1986-01-20 | Victor Co Of Japan Ltd | 色差信号の雑音低減回路 |
-
1982
- 1982-07-09 JP JP11934582A patent/JPS599486A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5687786A (en) * | 1979-12-17 | 1981-07-16 | Meinan Machinery Works | Method of dehydrating veneer |
JPS6112192A (ja) * | 1984-06-27 | 1986-01-20 | Victor Co Of Japan Ltd | 色差信号の雑音低減回路 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115751844A (zh) * | 2022-12-13 | 2023-03-07 | 普拉思工业技术(江苏)有限公司 | 一种旋转式工程塑料生产用干燥设备 |
CN115751844B (zh) * | 2022-12-13 | 2023-11-03 | 徐州鑫三岑科技有限公司 | 一种旋转式工程塑料生产用干燥设备 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6112192B2 (ja) | 1986-04-07 |
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